JPH10184806A - はす歯ベルト - Google Patents
はす歯ベルトInfo
- Publication number
- JPH10184806A JPH10184806A JP33964396A JP33964396A JPH10184806A JP H10184806 A JPH10184806 A JP H10184806A JP 33964396 A JP33964396 A JP 33964396A JP 33964396 A JP33964396 A JP 33964396A JP H10184806 A JPH10184806 A JP H10184806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- urethane
- toothed belt
- polyole
- plasticizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発塵が発生しにくく且つ送り精度の優れたは
す歯ベルトを提供することを課題とする。 【解決手段】 高い抗張性を有する芯線を埋設して成る
はす歯ベルトであって、背面から歯面までの全ての部分
が、ウレタンプレポリマー100重量%、可塑剤10〜
30重量%、硬化剤8〜20重量%を混合して硬化させ
たウレタンエラストマーにより構成されている。
す歯ベルトを提供することを課題とする。 【解決手段】 高い抗張性を有する芯線を埋設して成る
はす歯ベルトであって、背面から歯面までの全ての部分
が、ウレタンプレポリマー100重量%、可塑剤10〜
30重量%、硬化剤8〜20重量%を混合して硬化させ
たウレタンエラストマーにより構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コピー機、プリ
ンタ等のキャリッジの移送に使用されるはす歯ベルトに
関するものである。
ンタ等のキャリッジの移送に使用されるはす歯ベルトに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のはす歯を有したゴムベルトは伸縮
性のある帆布(ナイロン製)によって歯部が被覆されて
いるが、このものは、外周面にはす歯と対応する凹凸を
有した円筒状の型に、伸縮性のある帆布、芯線、シート
状ゴム材の順序で巻き付け、前記型を加熱すると共にシ
ート状ゴム材の外方から加熱加圧するようにして製造さ
れている。
性のある帆布(ナイロン製)によって歯部が被覆されて
いるが、このものは、外周面にはす歯と対応する凹凸を
有した円筒状の型に、伸縮性のある帆布、芯線、シート
状ゴム材の順序で巻き付け、前記型を加熱すると共にシ
ート状ゴム材の外方から加熱加圧するようにして製造さ
れている。
【0003】しかしながら、上記はす歯を有したゴムベ
ルトでは以下の問題を有していた。 ゴムが繊維と繊維の間から歯面の表面にしみだしてい
ると共に帆布にはゴム糊等の処理剤が付着したものとな
っており、このため、ベルトが歯付きプーリに噛み込ん
だときの擦れにより表面の付着物が磨耗して発塵が発生
する。この発塵ははす歯ベルトにおけるスラスト方向に
力が作用するという特性によりプーリとのスリップが発
生しやすく、このため、多量の発塵を招く。 歯面を覆っている帆布は弾性のあるナイロンであるた
め、ベルトがプーリに噛み合ったときに帆布が圧縮され
てその圧縮分だけ送り量の誤差が大きくなるという問題
がある。この帆布の圧縮による誤差ははす歯であるが故
に大きな誤差を招く。
ルトでは以下の問題を有していた。 ゴムが繊維と繊維の間から歯面の表面にしみだしてい
ると共に帆布にはゴム糊等の処理剤が付着したものとな
っており、このため、ベルトが歯付きプーリに噛み込ん
だときの擦れにより表面の付着物が磨耗して発塵が発生
する。この発塵ははす歯ベルトにおけるスラスト方向に
力が作用するという特性によりプーリとのスリップが発
生しやすく、このため、多量の発塵を招く。 歯面を覆っている帆布は弾性のあるナイロンであるた
め、ベルトがプーリに噛み合ったときに帆布が圧縮され
てその圧縮分だけ送り量の誤差が大きくなるという問題
がある。この帆布の圧縮による誤差ははす歯であるが故
に大きな誤差を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、発塵が発生しにくく且つ送り精度の優れたはす歯ベ
ルトを提供することを課題とする。
は、発塵が発生しにくく且つ送り精度の優れたはす歯ベ
ルトを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、高い抗張性
を有する芯線を埋設して成るはす歯ベルトであって、背
面から歯面までの全ての部分が、ウレタンプレポリマー
100重量%、可塑剤10〜30重量%、硬化剤8〜2
0重量%を混合して硬化させたウレタンエラストマーに
より構成されている。
を有する芯線を埋設して成るはす歯ベルトであって、背
面から歯面までの全ての部分が、ウレタンプレポリマー
100重量%、可塑剤10〜30重量%、硬化剤8〜2
0重量%を混合して硬化させたウレタンエラストマーに
より構成されている。
【0006】なお、上記はす歯ベルトに関し、添加材と
して、シリコン又はフタル酸ジオクチルを混入してある
ことが好ましい。
して、シリコン又はフタル酸ジオクチルを混入してある
ことが好ましい。
【0007】このはす歯ベルトは以下の機能を有する。 従来のゴムベルトと異なりベルト歯面に帆布を有して
いないため、ゴムベルトのようなゴム粉の発生はない。
そして、添加材として、シリコン又はフタル酸ジオクチ
ルを混入した場合、ベルトは潤滑性を有することになり
耐摩耗性が向上したものとなる。よって、ベルトからの
発塵は減少する。 従来のゴムベルトと異なり、ベルト歯面に圧縮性を有
するナイロン製の帆布を有していないため、その分だけ
送り精度が優れたものとなる。
いないため、ゴムベルトのようなゴム粉の発生はない。
そして、添加材として、シリコン又はフタル酸ジオクチ
ルを混入した場合、ベルトは潤滑性を有することになり
耐摩耗性が向上したものとなる。よって、ベルトからの
発塵は減少する。 従来のゴムベルトと異なり、ベルト歯面に圧縮性を有
するナイロン製の帆布を有していないため、その分だけ
送り精度が優れたものとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。
面に従って説明する。
【0009】図1や図2に示すはす歯ベルト1は、背面
10から歯面11にかけて全体をウレタンエラストマー
により構成したものであり、ベルト長手方向に延びる複
数本の芯線12を埋設している。
10から歯面11にかけて全体をウレタンエラストマー
により構成したものであり、ベルト長手方向に延びる複
数本の芯線12を埋設している。
【0010】ウレタンエラストマーは、ウレタンプレポ
リマー100重量%、可塑剤20重量%、硬化剤12.
63%重量%(この混合したものを以下ではベルト材料
BMという)して硬化させたものであり、他方、芯線は
ケブラー繊維により構成されている。なお上記可塑剤は
10〜30重量%の範囲、硬化剤は8〜20重量%の範
囲であればよい。
リマー100重量%、可塑剤20重量%、硬化剤12.
63%重量%(この混合したものを以下ではベルト材料
BMという)して硬化させたものであり、他方、芯線は
ケブラー繊維により構成されている。なお上記可塑剤は
10〜30重量%の範囲、硬化剤は8〜20重量%の範
囲であればよい。
【0011】ここで、ウレタンプレポリマー、可塑剤、
硬化剤、芯線12としては以下のものを使用できる。(ウレタンプレポリマー) ヒドロキシル基末端ポリオー
ルから成るプレポリマーであって、ポリエステル系ポリ
オール、ポリエーテル系ポリオール等の1種または2種
から成るものとしている。
硬化剤、芯線12としては以下のものを使用できる。(ウレタンプレポリマー) ヒドロキシル基末端ポリオー
ルから成るプレポリマーであって、ポリエステル系ポリ
オール、ポリエーテル系ポリオール等の1種または2種
から成るものとしている。
【0012】ポリエステル系ポリオールとしては、例え
ば、ポリカルボン酸と低分子ポリオールとの縮合物で、
分子量500〜10000のものである。具体的には、
ポリ(エチレンアジペート)(以下、「PEA」と記
す)、ポリ(ジエチレンアジペート)(以下「PDA」
と記す)、ポリ(プロピレンアジペート)(以下「PP
A」と記す)、ポリ(テトラメチレンアジペート)(以
下「PBA」と記す)、ポリ(ヘキサメチレンアジペー
ト)(以下「PHA」と記す)、ポリ(ネオンペンチレ
ンアジペート(以下「PNA」と記す)、3−メチル−
1,5−ペンタンジオールとアジピン酸からなるポリオ
ール、PEAとPDAのランダム共重合体、PEAとP
PAのランダム共重合体、PEAとPBAのランダム共
重合体、PHAとPNAのランダム共重合体、または、
ε−カプロラクトンを開環重合して得たカプロラクトン
ポリオール、β−メチル−δ−バレロラクトンをエチレ
ングリコールで開環することにより得られたポリオール
など(これらは、いずれも分子量500〜10000で
あることが好ましい)が挙げられ、それぞれ、単独で使
用されたり、または、複数併用されたりする。さらに、
ポリエステル系ポリオールとしては、例えば、下記の酸
の少なくとも1つとグリコールの少なくとも1つとの共
重合体が挙げられる。
ば、ポリカルボン酸と低分子ポリオールとの縮合物で、
分子量500〜10000のものである。具体的には、
ポリ(エチレンアジペート)(以下、「PEA」と記
す)、ポリ(ジエチレンアジペート)(以下「PDA」
と記す)、ポリ(プロピレンアジペート)(以下「PP
A」と記す)、ポリ(テトラメチレンアジペート)(以
下「PBA」と記す)、ポリ(ヘキサメチレンアジペー
ト)(以下「PHA」と記す)、ポリ(ネオンペンチレ
ンアジペート(以下「PNA」と記す)、3−メチル−
1,5−ペンタンジオールとアジピン酸からなるポリオ
ール、PEAとPDAのランダム共重合体、PEAとP
PAのランダム共重合体、PEAとPBAのランダム共
重合体、PHAとPNAのランダム共重合体、または、
ε−カプロラクトンを開環重合して得たカプロラクトン
ポリオール、β−メチル−δ−バレロラクトンをエチレ
ングリコールで開環することにより得られたポリオール
など(これらは、いずれも分子量500〜10000で
あることが好ましい)が挙げられ、それぞれ、単独で使
用されたり、または、複数併用されたりする。さらに、
ポリエステル系ポリオールとしては、例えば、下記の酸
の少なくとも1つとグリコールの少なくとも1つとの共
重合体が挙げられる。
【0013】酸:テレフタル酸、イソフタル酸、無水フ
タル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ドデカン2酸、ダイマー酸(混合物)、パラオキ
シ安息香酸、無水トリメリット酸、ε−カプロラクト
ン、β−メチル−δ−バレロラクトン グリコール:エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオベンチルグリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ペンタ
エリスリトール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル ポリエーテル系ポリオールとしては、例えば、アルキレ
ンオキシド(例えば、エチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド)を活性水素化合物である多価アルコール
(例えば、ジエチレングリコール)を開始剤として開環
付加重合により与えられるもの、具体的にはポリプロピ
レングリコール(PPG)、ポリエチレングリコール
(PEG)、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイ
ドとの共重合体などが挙げられる。また、テトラヒドロ
フランのカチオン重合により与えられ、分子量500〜
5000のものである。具体的には、ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール(PTMG)であり、また、テト
ラヒドロフランは他のアルキレンオキシドとの共重合体
があり、具体的には、テトラヒドロフランとプロピレン
オキサイドとの共重合体、テトラヒドロフランとエチレ
ンオキサイドとの共重合体(これらはいずれも分子量5
00〜10000であることが好ましい)が挙げられ、
それぞれ単独で使用されたり、または、複数併用された
りする。(可塑剤) 可塑剤としては、例えば、フタル酸ジオクチ
ル(DOP)、フタル酸ジブチル(DBP)、アジピン
酸ジオクチル(DOA)、リン酸トリクレジル(TC
P)、塩素系パラフィンなどが利用できる。(硬化剤) 硬化剤としては、例えば、ポリアミン化合物
が挙げられる。ポリアミン化合物としては、ジアミン、
トリアミン、テトラアミン等、特に限定はされず、1級
アミン、2級アミン、3級アミンのいずれも用いること
ができる。具体的には、ヘキサメチレンジアミン等の脂
肪族アミン、3−3’−ジメチル−4,4’−ジアミノ
ジシクロヘキシルメタン等の脂肪族アミン、4,4’−
メチレンビス−2−クロロアニリン、2,2’3,3’
−テトラクロロ−4,4’−ジアミノフェニルメタン、
4,4−ジアミノジフェニル等の芳香族アミン、2,
4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等
が挙げられる。これらの硬化剤は、1種のみを用いても
よいし、あるいは、複数種を併用してもよい。(芯線12) 芯線12は、ケブラー繊維に限られること
なく、高い抗張性を有するものであればよい。(促進剤) 製造の条件に合わせて用いることができる。
タル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ドデカン2酸、ダイマー酸(混合物)、パラオキ
シ安息香酸、無水トリメリット酸、ε−カプロラクト
ン、β−メチル−δ−バレロラクトン グリコール:エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオベンチルグリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ペンタ
エリスリトール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル ポリエーテル系ポリオールとしては、例えば、アルキレ
ンオキシド(例えば、エチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド)を活性水素化合物である多価アルコール
(例えば、ジエチレングリコール)を開始剤として開環
付加重合により与えられるもの、具体的にはポリプロピ
レングリコール(PPG)、ポリエチレングリコール
(PEG)、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイ
ドとの共重合体などが挙げられる。また、テトラヒドロ
フランのカチオン重合により与えられ、分子量500〜
5000のものである。具体的には、ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール(PTMG)であり、また、テト
ラヒドロフランは他のアルキレンオキシドとの共重合体
があり、具体的には、テトラヒドロフランとプロピレン
オキサイドとの共重合体、テトラヒドロフランとエチレ
ンオキサイドとの共重合体(これらはいずれも分子量5
00〜10000であることが好ましい)が挙げられ、
それぞれ単独で使用されたり、または、複数併用された
りする。(可塑剤) 可塑剤としては、例えば、フタル酸ジオクチ
ル(DOP)、フタル酸ジブチル(DBP)、アジピン
酸ジオクチル(DOA)、リン酸トリクレジル(TC
P)、塩素系パラフィンなどが利用できる。(硬化剤) 硬化剤としては、例えば、ポリアミン化合物
が挙げられる。ポリアミン化合物としては、ジアミン、
トリアミン、テトラアミン等、特に限定はされず、1級
アミン、2級アミン、3級アミンのいずれも用いること
ができる。具体的には、ヘキサメチレンジアミン等の脂
肪族アミン、3−3’−ジメチル−4,4’−ジアミノ
ジシクロヘキシルメタン等の脂肪族アミン、4,4’−
メチレンビス−2−クロロアニリン、2,2’3,3’
−テトラクロロ−4,4’−ジアミノフェニルメタン、
4,4−ジアミノジフェニル等の芳香族アミン、2,
4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等
が挙げられる。これらの硬化剤は、1種のみを用いても
よいし、あるいは、複数種を併用してもよい。(芯線12) 芯線12は、ケブラー繊維に限られること
なく、高い抗張性を有するものであればよい。(促進剤) 製造の条件に合わせて用いることができる。
【0014】次に、上記はす歯ベルト1の製造について
説明する。 図3や図4に示すように、円筒状の内型2に芯線12
を螺旋状に巻き付ける。ここで、内型2は図4に示すよ
うに、外周面に歯面11を形成させるための凹凸20,
21を設けてあり、歯底部を形成する部分には芯線12
を位置決めするための突起22を設けてある。 次に、芯線12を巻き付けた状態の内型2を円筒状の
外型3にセットする。なお、この実施形態では、内型2
の底部に設けたテーパ軸23と外型3の底面に設けたテ
ーパ孔33との嵌まり合いで正確にセッティングできる
ようにしてある。 内型2と外型3との隙間にベルト材料BMを流し込
む。 内・外型2,3を加熱しながらベルト材料BMを加熱
・加圧する。 ベルト材料BMが硬化すると、脱型する。 ベルトとしての物性を出すため熱をかけた状態で暫く
おいておく(アフターキュアー)。 アフターキュアー終了後、所望の幅で切断すると、は
す歯ベルト1は完成する。
説明する。 図3や図4に示すように、円筒状の内型2に芯線12
を螺旋状に巻き付ける。ここで、内型2は図4に示すよ
うに、外周面に歯面11を形成させるための凹凸20,
21を設けてあり、歯底部を形成する部分には芯線12
を位置決めするための突起22を設けてある。 次に、芯線12を巻き付けた状態の内型2を円筒状の
外型3にセットする。なお、この実施形態では、内型2
の底部に設けたテーパ軸23と外型3の底面に設けたテ
ーパ孔33との嵌まり合いで正確にセッティングできる
ようにしてある。 内型2と外型3との隙間にベルト材料BMを流し込
む。 内・外型2,3を加熱しながらベルト材料BMを加熱
・加圧する。 ベルト材料BMが硬化すると、脱型する。 ベルトとしての物性を出すため熱をかけた状態で暫く
おいておく(アフターキュアー)。 アフターキュアー終了後、所望の幅で切断すると、は
す歯ベルト1は完成する。
【0015】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
ら、次の効果を有する。
【0016】課題を解決するための手段から明らかなよ
うに、発塵が発生しにくく且つ送り精度の優れたはす歯
ベルトを提供できた。
うに、発塵が発生しにくく且つ送り精度の優れたはす歯
ベルトを提供できた。
【図1】この発明の実施形態のはす歯ベルトの外観斜視
図。
図。
【図2】前記はす歯ベルトの断面図。
【図3】前記はす歯ベルトを製造するための説明図であ
って、芯線が巻き付けられた内型と、これが挿入される
外型とを示す図。
って、芯線が巻き付けられた内型と、これが挿入される
外型とを示す図。
【図4】内型及び外型並びに芯線との関係を示す断面
図。
図。
1 はす歯ベルト 2 内型 3 外型 10 背面 11 歯面 12 芯線
Claims (2)
- 【請求項1】 高い抗張性を有する芯線を埋設して成る
はす歯ベルトであって、背面から歯面までの全ての部分
が、ウレタンプレポリマー100重量%、可塑剤10〜
30重量%、硬化剤8〜20重量%を混合して硬化させ
たウレタンエラストマーにより構成されていることを特
徴とするはす歯ベルト。 - 【請求項2】 添加材として、シリコン又はフタル酸ジ
オクチルを混入していることを特徴とするはす歯ベル
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33964396A JPH10184806A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | はす歯ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33964396A JPH10184806A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | はす歯ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10184806A true JPH10184806A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18329451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33964396A Pending JPH10184806A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | はす歯ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10184806A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001959A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Bando Chem Ind Ltd | 低発塵ベルト |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP33964396A patent/JPH10184806A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001959A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Bando Chem Ind Ltd | 低発塵ベルト |
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