JPH10184056A - 立体駐車設備 - Google Patents
立体駐車設備Info
- Publication number
- JPH10184056A JPH10184056A JP34078596A JP34078596A JPH10184056A JP H10184056 A JPH10184056 A JP H10184056A JP 34078596 A JP34078596 A JP 34078596A JP 34078596 A JP34078596 A JP 34078596A JP H10184056 A JPH10184056 A JP H10184056A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- lower frame
- parking facility
- pin
- positioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両入出庫時の衝撃や本設備の稼働時の衝撃
などにより、パレットが下枠の規定位置からずれてしま
い、入出庫時にトラブルを発生する虞があった。 【解決手段】 下枠３に載せられたパレット４を昇降旋
回装置６で下枠３から上昇させて旋回させた後に下枠３
に再び載せることによりパレット４上の車両の向きを変
更できる立体駐車設備において、下枠３に形成された嵌
合穴３ａに嵌抜できる固定ピン６ａを備えた下枠固定装
置６と、パレット４に形成された嵌合穴４ａに嵌抜でき
る位置決めピン７ａを備えたパレット位置決め装置７と
を設け、前記ピン６ａを前記穴３ａに嵌合して下枠３を
所定の位置に固定したら、昇降旋回装置５を作動してパ
レット４を上昇旋回させる一方、パレット位置決め装置
７の前記ピン７ａを突出した後、前記穴４ａを上記ピン
７ａに嵌合させるようにパレット４を下降して下枠３の
規定位置に載せられるようにしたことで、パレット４の
旋回の度にずれを補正するようにした。
などにより、パレットが下枠の規定位置からずれてしま
い、入出庫時にトラブルを発生する虞があった。 【解決手段】 下枠３に載せられたパレット４を昇降旋
回装置６で下枠３から上昇させて旋回させた後に下枠３
に再び載せることによりパレット４上の車両の向きを変
更できる立体駐車設備において、下枠３に形成された嵌
合穴３ａに嵌抜できる固定ピン６ａを備えた下枠固定装
置６と、パレット４に形成された嵌合穴４ａに嵌抜でき
る位置決めピン７ａを備えたパレット位置決め装置７と
を設け、前記ピン６ａを前記穴３ａに嵌合して下枠３を
所定の位置に固定したら、昇降旋回装置５を作動してパ
レット４を上昇旋回させる一方、パレット位置決め装置
７の前記ピン７ａを突出した後、前記穴４ａを上記ピン
７ａに嵌合させるようにパレット４を下降して下枠３の
規定位置に載せられるようにしたことで、パレット４の
旋回の度にずれを補正するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、下枠に載せられた
パレットを当該下枠から上昇させて旋回させた後に下降
させて当該下枠に再び載せることにより、当該パレット
上の車両の向きを変更できる立体駐車設備に関する。
パレットを当該下枠から上昇させて旋回させた後に下降
させて当該下枠に再び載せることにより、当該パレット
上の車両の向きを変更できる立体駐車設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両を立体的に複数格納する立体駐車設
備の一例を図２に示す。なお、図２は、その全体概略構
造を表す一部省略斜視図である。図２において、１は移
動装置、２はケ−ジ、３は下枠、４はパレット、５は昇
降旋回装置である。
備の一例を図２に示す。なお、図２は、その全体概略構
造を表す一部省略斜視図である。図２において、１は移
動装置、２はケ−ジ、３は下枠、４はパレット、５は昇
降旋回装置である。
【０００３】このような立体駐車設備において、車両を
入庫する場合には、移動装置１を作動して、空いている
パレット４を入出庫位置まで移動し、当該パレット４上
に車両を格納する。一方、車両を出庫する場合には、移
動装置１を作動し、目的とする車両を支承するパレット
４を入出庫位置まで移動した後、昇降旋回装置５を作動
し、上記パレット４を上昇させて下枠３から浮き上がら
せた後、図３に示すように、当該パレット４を水平面に
沿って１８０°旋回させ、当該パレット４を下降して下
枠３に再び載せることにより、当該パレット４上の車両
の先頭向きを反転して当該車両の出庫の容易化を図って
いる。
入庫する場合には、移動装置１を作動して、空いている
パレット４を入出庫位置まで移動し、当該パレット４上
に車両を格納する。一方、車両を出庫する場合には、移
動装置１を作動し、目的とする車両を支承するパレット
４を入出庫位置まで移動した後、昇降旋回装置５を作動
し、上記パレット４を上昇させて下枠３から浮き上がら
せた後、図３に示すように、当該パレット４を水平面に
沿って１８０°旋回させ、当該パレット４を下降して下
枠３に再び載せることにより、当該パレット４上の車両
の先頭向きを反転して当該車両の出庫の容易化を図って
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述したような立体駐
車設備においては、車両入出庫時の衝撃や本設備の稼働
時の衝撃などにより、パレット４が下枠３の規定位置か
ら外れてずれてしまう場合があった。このような状態で
パレット４を前述したように旋回させてしまうと、図４
に示すように、パレット４は、下枠３の規定位置に対し
てずれたまま再度載せられてしまい、車両の入出庫時に
トラブルを発生する虞があった。
車設備においては、車両入出庫時の衝撃や本設備の稼働
時の衝撃などにより、パレット４が下枠３の規定位置か
ら外れてずれてしまう場合があった。このような状態で
パレット４を前述したように旋回させてしまうと、図４
に示すように、パレット４は、下枠３の規定位置に対し
てずれたまま再度載せられてしまい、車両の入出庫時に
トラブルを発生する虞があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による立体駐車設備は、下枠に載せられ
たパレットを当該下枠から上昇させて旋回させた後に下
降させて当該下枠に再び載せることにより、当該パレッ
ト上の車両の向きを変更できる立体駐車設備において、
前記下枠を所定の位置に固定する下枠固定手段と、前記
パレットを前記下枠の規定位置に載せられるように当該
下枠に対して当該パレットを位置決めするパレット位置
決め手段とを備えたことを特徴とする。
ための、本発明による立体駐車設備は、下枠に載せられ
たパレットを当該下枠から上昇させて旋回させた後に下
降させて当該下枠に再び載せることにより、当該パレッ
ト上の車両の向きを変更できる立体駐車設備において、
前記下枠を所定の位置に固定する下枠固定手段と、前記
パレットを前記下枠の規定位置に載せられるように当該
下枠に対して当該パレットを位置決めするパレット位置
決め手段とを備えたことを特徴とする。
【０００６】上述した立体駐車設備においては、前記下
枠固定手段が前記下枠に形成された嵌合穴に嵌抜できる
ように移動可能な固定ピンを備えてなり、前記パレット
位置決め手段が前記パレットに形成された嵌合穴に嵌抜
できるように移動可能な位置決めピンを備えてなること
を特徴とする。
枠固定手段が前記下枠に形成された嵌合穴に嵌抜できる
ように移動可能な固定ピンを備えてなり、前記パレット
位置決め手段が前記パレットに形成された嵌合穴に嵌抜
できるように移動可能な位置決めピンを備えてなること
を特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明による立体駐車設備の実施
の形態を図１を用いて説明する。なお、図１は、その主
要部の概略構造図である。ただし、前述した従来技術で
説明した部分と同一の部分については、前述した従来技
術の説明で用いた符号と同一の符号を用いることなどに
より、その説明を省略することとする。
の形態を図１を用いて説明する。なお、図１は、その主
要部の概略構造図である。ただし、前述した従来技術で
説明した部分と同一の部分については、前述した従来技
術の説明で用いた符号と同一の符号を用いることなどに
より、その説明を省略することとする。
【０００８】図１において、２はケ−ジ、３は下枠、４
はパレット、５は昇降旋回装置、５ａはベース、５ｂは
昇降シリンダ、５ｃは支持フレーム、５ｄは旋回台、５
ｅは支承テーブルである。
はパレット、５は昇降旋回装置、５ａはベース、５ｂは
昇降シリンダ、５ｃは支持フレーム、５ｄは旋回台、５
ｅは支承テーブルである。
【０００９】また、図１において、６は下枠固定手段で
ある下枠固定装置であり、当該下枠固定装置６は、昇降
旋回装置５の近傍に配設され、下枠３に形成された嵌合
穴３ａに嵌抜可能な固定ピン６ａを出没移動させること
ができるようになっている。つまり、下枠固定装置６
は、固定ピン６ａを突出させて下枠３の嵌合穴３ａに嵌
合させることにより、下枠３を昇降旋回装置５に対して
所定の位置に固定することができるようになっているの
である。
ある下枠固定装置であり、当該下枠固定装置６は、昇降
旋回装置５の近傍に配設され、下枠３に形成された嵌合
穴３ａに嵌抜可能な固定ピン６ａを出没移動させること
ができるようになっている。つまり、下枠固定装置６
は、固定ピン６ａを突出させて下枠３の嵌合穴３ａに嵌
合させることにより、下枠３を昇降旋回装置５に対して
所定の位置に固定することができるようになっているの
である。
【００１０】一方、図１において、７はパレット位置決
め手段であるパレット位置決め装置であり、当該パレッ
ト位置決め装置７は、昇降旋回装置５の近傍に配設さ
れ、パレット４に形成された嵌合穴に嵌抜可能な位置決
めピン７ａを出没移動させることができるようになって
いる。つまり、パレット位置決め装置７は、位置決めピ
ン７ａを突出させてパレット４の嵌合穴４ａに嵌合させ
ることにより、下枠固定装置６で固定された下枠３の規
定位置に当該パレット４を載せられるように当該パレッ
ト４を位置決めすることができるようになっているので
ある。
め手段であるパレット位置決め装置であり、当該パレッ
ト位置決め装置７は、昇降旋回装置５の近傍に配設さ
れ、パレット４に形成された嵌合穴に嵌抜可能な位置決
めピン７ａを出没移動させることができるようになって
いる。つまり、パレット位置決め装置７は、位置決めピ
ン７ａを突出させてパレット４の嵌合穴４ａに嵌合させ
ることにより、下枠固定装置６で固定された下枠３の規
定位置に当該パレット４を載せられるように当該パレッ
ト４を位置決めすることができるようになっているので
ある。
【００１１】このような立体駐車設備において、車両を
出庫する場合には、前述した移動装置１を作動して目的
とする車両の載置されたパレット４を入出庫位置まで移
動した後、下枠固定装置６を作動して固定ピン６ａを突
出し、当該ピン６ａを下枠３の嵌合穴３ａに嵌合して当
該下枠３を昇降旋回装置５に対して所定の位置に固定し
たら、昇降旋回装置５の昇降シリンダ５ｂを伸長し、支
承テーブル５ｅを介して上記パレット４を上昇させて下
枠３から浮き上がらせ、昇降旋回装置５の旋回台５ｄを
旋回し、支承テーブル５ｅを介して上記パレット４を水
平面に沿って１８０°旋回させる一方、パレット位置決
め装置７を作動して位置決めピン７ａを突出した後、当
該パレット４の嵌合穴４ａがパレット位置決め装置７の
位置決めピン７ａに嵌合するように前記旋回台５ｃを旋
回微調整しながら前記昇降シリンダ５ａを下降すること
により、当該パレット４を下枠３の規定位置に載せるこ
とができ、当該パレット４上の車両の先頭向きを反転し
て当該車両の出庫の容易化を図ることができる。
出庫する場合には、前述した移動装置１を作動して目的
とする車両の載置されたパレット４を入出庫位置まで移
動した後、下枠固定装置６を作動して固定ピン６ａを突
出し、当該ピン６ａを下枠３の嵌合穴３ａに嵌合して当
該下枠３を昇降旋回装置５に対して所定の位置に固定し
たら、昇降旋回装置５の昇降シリンダ５ｂを伸長し、支
承テーブル５ｅを介して上記パレット４を上昇させて下
枠３から浮き上がらせ、昇降旋回装置５の旋回台５ｄを
旋回し、支承テーブル５ｅを介して上記パレット４を水
平面に沿って１８０°旋回させる一方、パレット位置決
め装置７を作動して位置決めピン７ａを突出した後、当
該パレット４の嵌合穴４ａがパレット位置決め装置７の
位置決めピン７ａに嵌合するように前記旋回台５ｃを旋
回微調整しながら前記昇降シリンダ５ａを下降すること
により、当該パレット４を下枠３の規定位置に載せるこ
とができ、当該パレット４上の車両の先頭向きを反転し
て当該車両の出庫の容易化を図ることができる。
【００１２】したがって、このような立体駐車設備で
は、車両の入出庫時の衝撃や本設備の稼働時の衝撃など
により、パレット４が下枠３から外れてわずかにずれて
しまっても、当該パレット４の昇降旋回装置５での反転
の度に当該パレット４を下枠３の規定位置に載せ直すこ
とができるので、トラブルの発生を未然に防止すること
ができる。
は、車両の入出庫時の衝撃や本設備の稼働時の衝撃など
により、パレット４が下枠３から外れてわずかにずれて
しまっても、当該パレット４の昇降旋回装置５での反転
の度に当該パレット４を下枠３の規定位置に載せ直すこ
とができるので、トラブルの発生を未然に防止すること
ができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明の立体駐車設備によれば、パレッ
トが下枠から外れてわずかにずれてしまっても、パレッ
トの反転の度に当該パレットを下枠の規定位置に載せ直
すことができるので、トラブルの発生を未然に防止する
ことができる。
トが下枠から外れてわずかにずれてしまっても、パレッ
トの反転の度に当該パレットを下枠の規定位置に載せ直
すことができるので、トラブルの発生を未然に防止する
ことができる。
【図１】本発明による立体駐車設備の実施の形態の主要
部の概略構造図である。
部の概略構造図である。
【図２】立体駐車設備の全体概略構造を表す一部省略斜
視図である。
視図である。
【図３】パレットの旋回状態の説明図である。
【図４】パレットと下枠とがずれた状態の説明図であ
る。
る。
１ 移動装置 ２ ケ−ジ ３ 下枠 ３ａ 嵌合穴 ４ パレット ４ａ 嵌合穴 ５ 昇降旋回装置 ５ａ ベース ５ｂ 昇降シリンダ ５ｃ 支持フレーム ５ｄ 旋回台 ５ｅ 支承テーブル ６ 下枠固定装置 ６ａ 固定ピン ７ パレット位置決め装置 ７ａ 位置決めピン
Claims (2)
- 【請求項１】 下枠に載せられたパレットを当該下枠か
ら上昇させて旋回させた後に下降させて当該下枠に再び
載せることにより、当該パレット上の車両の向きを変更
できる立体駐車設備において、 前記下枠を所定の位置に固定する下枠固定手段と、 前記パレットを前記下枠の規定位置に載せられるように
当該下枠に対して当該パレットを位置決めするパレット
位置決め手段とを備えたことを特徴とする立体駐車設
備。 - 【請求項２】 前記下枠固定手段が前記下枠に形成され
た嵌合穴に嵌抜できるように移動可能な固定ピンを備え
てなり、 前記パレット位置決め手段が前記パレットに形成された
嵌合穴に嵌抜できるように移動可能な位置決めピンを備
えてなることを特徴とする請求項１に記載の立体駐車設
備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34078596A JPH10184056A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 立体駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34078596A JPH10184056A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 立体駐車設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10184056A true JPH10184056A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18340279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34078596A Pending JPH10184056A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 立体駐車設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10184056A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030010948A (ko) * | 2001-07-27 | 2003-02-06 | 박광수 | 미니 주차장 |
| KR100664968B1 (ko) | 2005-09-16 | 2007-01-04 | 주식회사 창공주차산업 | 턴테이블을 가진 로터리 주차 장치 |
| KR101030102B1 (ko) | 2008-11-12 | 2011-04-20 | 주식회사 창공주차산업 | 작동의 정확성을 높인 로터리 주차 장치 |
| CN102134924A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-07-27 | 东莞市伟创东洋自动化设备有限公司 | 自动旋转式垂直循环车库 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34078596A patent/JPH10184056A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030010948A (ko) * | 2001-07-27 | 2003-02-06 | 박광수 | 미니 주차장 |
| KR100664968B1 (ko) | 2005-09-16 | 2007-01-04 | 주식회사 창공주차산업 | 턴테이블을 가진 로터리 주차 장치 |
| WO2007055466A1 (en) * | 2005-09-16 | 2007-05-18 | Changgong Parking Industry Co., Ltd. | Rotary parking apparatus having turntable |
| KR101030102B1 (ko) | 2008-11-12 | 2011-04-20 | 주식회사 창공주차산업 | 작동의 정확성을 높인 로터리 주차 장치 |
| CN102134924A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-07-27 | 东莞市伟创东洋自动化设备有限公司 | 自动旋转式垂直循环车库 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010918 |