JPH10183423A - 繊維用ポリプロピレン樹脂組成物およびその用途 - Google Patents
繊維用ポリプロピレン樹脂組成物およびその用途Info
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- JPH10183423A JPH10183423A JP8340177A JP34017796A JPH10183423A JP H10183423 A JPH10183423 A JP H10183423A JP 8340177 A JP8340177 A JP 8340177A JP 34017796 A JP34017796 A JP 34017796A JP H10183423 A JPH10183423 A JP H10183423A
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- polypropylene
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- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】本発明の繊維用ポリプロピレン樹脂組成物
は、MFR(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が0.
1〜2000g/10分であるポリプロピレン樹脂10
0重量部と、1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキ
シ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート0.00
5〜1重量部と、リン系酸化防止剤0.005〜1重量
部とを含有してなる。また、本発明のポリプロピレン繊
維およびポリプロピレン製不織布は、上記ポリプロピレ
ン樹脂組成物で形成されてなる。 【効果】上記組成物は、熱成形加工性が良好で、NOX
ガス等による変色の耐性に優れたポリプロピレン繊維お
よび不織布を、比較的安価なコストで提供することがで
きる。
は、MFR(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が0.
1〜2000g/10分であるポリプロピレン樹脂10
0重量部と、1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキ
シ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート0.00
5〜1重量部と、リン系酸化防止剤0.005〜1重量
部とを含有してなる。また、本発明のポリプロピレン繊
維およびポリプロピレン製不織布は、上記ポリプロピレ
ン樹脂組成物で形成されてなる。 【効果】上記組成物は、熱成形加工性が良好で、NOX
ガス等による変色の耐性に優れたポリプロピレン繊維お
よび不織布を、比較的安価なコストで提供することがで
きる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、繊維用ポリプロピレン樹
脂組成物およびその用途に関し、さらに詳しくは、熱成
形加工性が良好で、NOX ガスによる変色の耐性に優れ
たポリプロピレン繊維または不織布を提供することがで
きる繊維用ポリプロピレン樹脂組成物、及びそれから製
造した繊維、不織布に関する。
脂組成物およびその用途に関し、さらに詳しくは、熱成
形加工性が良好で、NOX ガスによる変色の耐性に優れ
たポリプロピレン繊維または不織布を提供することがで
きる繊維用ポリプロピレン樹脂組成物、及びそれから製
造した繊維、不織布に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来のポリプロピレン繊維グレー
ドには、酸化防止剤としてテトラキス[メチレン-3-
(3',5'-ジ-t- ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]メタン、トリス(3,5-ジ-t- ブチル-4- ヒド
ロキシベンジル)イソシアヌレート、3,9-ビス{2-[3-
(3-t-ブチル-4- ヒドロキシ-5- メチルフェニル)プロ
ピオニルオキシ]-1,1- ジメチルエチル}-2,8,10-テト
ラオキサスピロ[5.5]ウンデカン、n-オクタデシル-3-
(3',5'- ジ-t- ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート、2,6-ジ-t- ブチル-4- メチルフェノール等
のフェノール系酸化防止剤が使用されてきた。
ドには、酸化防止剤としてテトラキス[メチレン-3-
(3',5'-ジ-t- ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]メタン、トリス(3,5-ジ-t- ブチル-4- ヒド
ロキシベンジル)イソシアヌレート、3,9-ビス{2-[3-
(3-t-ブチル-4- ヒドロキシ-5- メチルフェニル)プロ
ピオニルオキシ]-1,1- ジメチルエチル}-2,8,10-テト
ラオキサスピロ[5.5]ウンデカン、n-オクタデシル-3-
(3',5'- ジ-t- ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート、2,6-ジ-t- ブチル-4- メチルフェノール等
のフェノール系酸化防止剤が使用されてきた。
【0003】最近、繊維の低デニール化(約2d)が進
んでおり、繊維表面積が非常に大きくなってきている。
そのため、乾燥工程あるいは在庫中にポリプロピレン繊
維が黄色、ピンク色等に変色するという問題が数多く発
生しており、市場から、この問題を解決するよう、求め
られている。なお、上記変色は主に熱あるいはNOXに
よるものと考えられている。
んでおり、繊維表面積が非常に大きくなってきている。
そのため、乾燥工程あるいは在庫中にポリプロピレン繊
維が黄色、ピンク色等に変色するという問題が数多く発
生しており、市場から、この問題を解決するよう、求め
られている。なお、上記変色は主に熱あるいはNOXに
よるものと考えられている。
【0004】従来、上記のような変色を防止するため、
繊維油剤の変更(たとえばアルキルエステルのようなノ
ニオン界面活性剤から、アルキルホスフェイトのような
アニオン系界面活性剤に変更)、酸化防止剤配合量の低
減、フェノール系酸化防止剤とリン系酸化防止剤との併
用などの対策が採られてきたが、いずれも満足できるも
のではなかった。また、ポリプロピレン繊維の在庫を抱
え込まないように管理を徹底することも行なわれてきた
が、この方法は、根本的な問題解決にはならない。
繊維油剤の変更(たとえばアルキルエステルのようなノ
ニオン界面活性剤から、アルキルホスフェイトのような
アニオン系界面活性剤に変更)、酸化防止剤配合量の低
減、フェノール系酸化防止剤とリン系酸化防止剤との併
用などの対策が採られてきたが、いずれも満足できるも
のではなかった。また、ポリプロピレン繊維の在庫を抱
え込まないように管理を徹底することも行なわれてきた
が、この方法は、根本的な問題解決にはならない。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題を解決しようとするものであって、熱成形加工性が
良好で、NOX ガス等による変色の耐性に優れたポリプ
ロピレン繊維または不織布を製造することができる繊維
用ポリプロピレン樹脂組成物、そのポリプロピレン繊維
およびポリプロピレン製不織布を提供することを目的と
している。
問題を解決しようとするものであって、熱成形加工性が
良好で、NOX ガス等による変色の耐性に優れたポリプ
ロピレン繊維または不織布を製造することができる繊維
用ポリプロピレン樹脂組成物、そのポリプロピレン繊維
およびポリプロピレン製不織布を提供することを目的と
している。
【0006】
【発明の概要】本発明に係る繊維用ポリプロピレン樹脂
組成物は、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、
荷重2.16kg)が0.1〜2000g/10分であるポリ
プロピレン樹脂(A)100重量部と、1,3,5-トリス-
(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6- ジメチルベンジ
ル)イソシアヌレート(B)0.005〜1重量部と、
リン系酸化防止剤(C)0.005〜1重量部とを含有
してなることを特徴としている。
組成物は、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、
荷重2.16kg)が0.1〜2000g/10分であるポリ
プロピレン樹脂(A)100重量部と、1,3,5-トリス-
(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6- ジメチルベンジ
ル)イソシアヌレート(B)0.005〜1重量部と、
リン系酸化防止剤(C)0.005〜1重量部とを含有
してなることを特徴としている。
【0007】また、本発明に係るポリプロピレン繊維お
よび不織布は、上記の本発明に係る繊維用ポリプロピレ
ン樹脂組成物で形成されてなることを特徴としている。
よび不織布は、上記の本発明に係る繊維用ポリプロピレ
ン樹脂組成物で形成されてなることを特徴としている。
【0008】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る繊維用ポリプ
ロピレン樹脂組成物およびその用途について具体的に説
明する。
ロピレン樹脂組成物およびその用途について具体的に説
明する。
【0009】本発明に係る繊維用ポリプロピレン樹脂組
成物は、ポリプロピレン樹脂(A)と、1,3,5-トリス-
(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6- ジメチルベンジ
ル)イソシアヌレート(B)と、リン系酸化防止剤
(C)とを含有している。
成物は、ポリプロピレン樹脂(A)と、1,3,5-トリス-
(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6- ジメチルベンジ
ル)イソシアヌレート(B)と、リン系酸化防止剤
(C)とを含有している。
【0010】ポリプロピレン樹脂(A) 本発明で用いられるポリプロピレン樹脂(A)は、メル
トフローレート(MFR;ASTM D 1238,230℃、荷重2.
16kg)が0.1〜2000g/10分の範囲内にある。
トフローレート(MFR;ASTM D 1238,230℃、荷重2.
16kg)が0.1〜2000g/10分の範囲内にある。
【0011】ポリプロピレン繊維がマルチフィラメント
である場合、ポリプロピレン樹脂(A)のメルトフロー
レートは、好ましくは9〜100g/10分、さらに好
ましくは9〜30g/10分、特に好ましくは15〜3
0g/10分の範囲内にある。メルトフローレートが上
記のような範囲にあるポリプロピレン樹脂(A)を用い
ると、強度、伸度、ヤング率等の機械特性、延伸性、生
産性に優れたマルチフィラメントを提供することができ
るポリプロピレン樹脂組成物が得られる。
である場合、ポリプロピレン樹脂(A)のメルトフロー
レートは、好ましくは9〜100g/10分、さらに好
ましくは9〜30g/10分、特に好ましくは15〜3
0g/10分の範囲内にある。メルトフローレートが上
記のような範囲にあるポリプロピレン樹脂(A)を用い
ると、強度、伸度、ヤング率等の機械特性、延伸性、生
産性に優れたマルチフィラメントを提供することができ
るポリプロピレン樹脂組成物が得られる。
【0012】また、ポリプロピレン繊維がモノフィラメ
ントである場合、ポリプロピレン樹脂(A)のメルトフ
ローレートは、好ましくは0.5〜9g/10分、さら
に好ましくは1〜5g/10分、特に好ましくは1.5
〜3.5g/10分の範囲内にある。メルトフローレー
トが上記のような範囲にあるポリプロピレン樹脂(A)
を用いると、強度、伸度、ヤング率等の機械特性、延伸
性、生産性に優れたモノフィラメントを提供することが
できるポリプロピレン樹脂組成物が得られる。
ントである場合、ポリプロピレン樹脂(A)のメルトフ
ローレートは、好ましくは0.5〜9g/10分、さら
に好ましくは1〜5g/10分、特に好ましくは1.5
〜3.5g/10分の範囲内にある。メルトフローレー
トが上記のような範囲にあるポリプロピレン樹脂(A)
を用いると、強度、伸度、ヤング率等の機械特性、延伸
性、生産性に優れたモノフィラメントを提供することが
できるポリプロピレン樹脂組成物が得られる。
【0013】さらに、ポリプロピレン繊維がスパンボン
ド不織布を形成する繊維である場合、ポリプロピレン樹
脂(A)のメルトフローレートは、好ましくは16〜1
00g/10分、さらに好ましくは25〜80g/10
分、特に好ましくは50〜70g/10分の範囲内にあ
る。メルトフローレートが上記のような範囲にあるポリ
プロピレン樹脂(A)を用いると、強度、伸度、ヤング
率等の機械特性、延伸性に優れた糸を高い生産性でスパ
ンボンド不織布へと製造することができる。
ド不織布を形成する繊維である場合、ポリプロピレン樹
脂(A)のメルトフローレートは、好ましくは16〜1
00g/10分、さらに好ましくは25〜80g/10
分、特に好ましくは50〜70g/10分の範囲内にあ
る。メルトフローレートが上記のような範囲にあるポリ
プロピレン樹脂(A)を用いると、強度、伸度、ヤング
率等の機械特性、延伸性に優れた糸を高い生産性でスパ
ンボンド不織布へと製造することができる。
【0014】さらにまた、ポリプロピレン繊維がメルト
ブローン不織布を形成する繊維である場合、ポリプロピ
レン樹脂(A)のメルトフローレートは、好ましくは5
0〜2000g/10分、さらに好ましくは100〜1
000g/10分、特に好ましくは300〜1000g
/10分の範囲内にある。メルトフローレートが上記の
ような範囲にあるポリプロピレン樹脂(A)を用いる
と、強度、伸度、ヤング率等の機械特性、生産性、紡糸
性、糸切れ(ショット)に優れたメルトブローン不織布
へと高速度で製造することができる。
ブローン不織布を形成する繊維である場合、ポリプロピ
レン樹脂(A)のメルトフローレートは、好ましくは5
0〜2000g/10分、さらに好ましくは100〜1
000g/10分、特に好ましくは300〜1000g
/10分の範囲内にある。メルトフローレートが上記の
ような範囲にあるポリプロピレン樹脂(A)を用いる
と、強度、伸度、ヤング率等の機械特性、生産性、紡糸
性、糸切れ(ショット)に優れたメルトブローン不織布
へと高速度で製造することができる。
【0015】本発明で用いられるポリプロピレン樹脂
(A)としては、具体的には、プロピレン単独重合体;
プロピレンとエチレン、1-ブテン、1-ペンテン、4-メチ
ル-1- ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテン等の炭素原子
数3〜20のα- オレフィンとの結晶性ランダム共重合
体もしくは結晶性ブロック共重合体などが挙げられる。
(A)としては、具体的には、プロピレン単独重合体;
プロピレンとエチレン、1-ブテン、1-ペンテン、4-メチ
ル-1- ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテン等の炭素原子
数3〜20のα- オレフィンとの結晶性ランダム共重合
体もしくは結晶性ブロック共重合体などが挙げられる。
【0016】これらのポリプロピレン樹脂は、単独、あ
るいは2種以上組み合わせて用いることができる。1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6- ジメ
チルベンジル)イソシアヌレート(B) 本発明で用いられる1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒ
ドロキシ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート
(B)は、従来公知のフェノール系酸化防止剤であり、
たとえばサイテック インダストリーズ,INC社より
サイアノックス1790という商品名で市販されてい
る。
るいは2種以上組み合わせて用いることができる。1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6- ジメ
チルベンジル)イソシアヌレート(B) 本発明で用いられる1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒ
ドロキシ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート
(B)は、従来公知のフェノール系酸化防止剤であり、
たとえばサイテック インダストリーズ,INC社より
サイアノックス1790という商品名で市販されてい
る。
【0017】1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキ
シ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート(B)
は、ラジカル連鎖禁止剤として機能し、熱成形加工性お
よび耐変色性の改善に効果がある。熱成形加工性および
耐変色性の改善は、このフェノール系酸化防止剤とリン
系酸化防止剤(C)とを併用することによって、相乗効
果が得られる。
シ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート(B)
は、ラジカル連鎖禁止剤として機能し、熱成形加工性お
よび耐変色性の改善に効果がある。熱成形加工性および
耐変色性の改善は、このフェノール系酸化防止剤とリン
系酸化防止剤(C)とを併用することによって、相乗効
果が得られる。
【0018】1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキ
シ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート(B)
は、ポリプロピレン樹脂(A)100重量部に対して、
0.005〜1重量部、好ましくは0.005〜0.2
重量部、さらに好ましくは0.01〜0.1重量部の割
合で用いられる。1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒド
ロキシ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート
(B)を上記のような割合で用いると、熱成形加工性が
良好で、NOX ガスによる変色の耐性に優れたポリプロ
ピレン繊維または不織布を製造することができる繊維用
ポリプロピレン樹脂組成物を得ることが可能となる。
シ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート(B)
は、ポリプロピレン樹脂(A)100重量部に対して、
0.005〜1重量部、好ましくは0.005〜0.2
重量部、さらに好ましくは0.01〜0.1重量部の割
合で用いられる。1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒド
ロキシ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート
(B)を上記のような割合で用いると、熱成形加工性が
良好で、NOX ガスによる変色の耐性に優れたポリプロ
ピレン繊維または不織布を製造することができる繊維用
ポリプロピレン樹脂組成物を得ることが可能となる。
【0019】リン系酸化防止剤(C) 本発明においては、リン系酸化防止剤(C)として、従
来より市販されているリン系酸化防止剤を用いることが
できるが、具体的には、ジステアリル- ペンタエリスリ
トール- ジフォスファイト、2,2-メチレンビス(4,6-ジ
-t- ブチルフェニル)オクチルフォスファイト、テトラ
キス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)-4,4'-ビフェニレン
- ジ- フォスファイト、ビス(2,4-ジ-t- ブチルフェニ
ル)ペンタエリスリトール- ジフォスファイト、ビス
(2,6-ジ-t- ブチル-4- メチルフェニル)ペンタエリス
リトール- ジ- フォスファイト、ビス(2,6-シ゛-t- ブチ
ル-4-n- オクタデシルオキシカルボニルエチル- フェニ
ル)ペンタエリスリトール-ジフォスファイト、トリス
(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスファイトなどが挙
げられる。中でも、トリス(2,4-ジ-t- ブチルフェニ
ル)フォスファイト、2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t- ブ
チルフェニル)オクチルフォスファイト、ビス(2,6-ジ
-t- ブチル-4- メチルフェニル)ペンタエリスリトール
- ジ- フォスファイト、ビス(2,4-ジ-t- ブチルフェニ
ル)ペンタエリスリトールジホスファイト、テトラキス
(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)-4,4'-ビフェニレン- ジ
- フォスファイトが好ましく用いられる。これらのリン
系酸化防止剤(C)は、加工安定剤として用いられ、変
色防止効果に優れている。リン系酸化防止剤(C)の加
工安定性は、1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキ
シ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート(B)と
併用すると、大きな相乗効果を発揮する。
来より市販されているリン系酸化防止剤を用いることが
できるが、具体的には、ジステアリル- ペンタエリスリ
トール- ジフォスファイト、2,2-メチレンビス(4,6-ジ
-t- ブチルフェニル)オクチルフォスファイト、テトラ
キス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)-4,4'-ビフェニレン
- ジ- フォスファイト、ビス(2,4-ジ-t- ブチルフェニ
ル)ペンタエリスリトール- ジフォスファイト、ビス
(2,6-ジ-t- ブチル-4- メチルフェニル)ペンタエリス
リトール- ジ- フォスファイト、ビス(2,6-シ゛-t- ブチ
ル-4-n- オクタデシルオキシカルボニルエチル- フェニ
ル)ペンタエリスリトール-ジフォスファイト、トリス
(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスファイトなどが挙
げられる。中でも、トリス(2,4-ジ-t- ブチルフェニ
ル)フォスファイト、2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t- ブ
チルフェニル)オクチルフォスファイト、ビス(2,6-ジ
-t- ブチル-4- メチルフェニル)ペンタエリスリトール
- ジ- フォスファイト、ビス(2,4-ジ-t- ブチルフェニ
ル)ペンタエリスリトールジホスファイト、テトラキス
(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)-4,4'-ビフェニレン- ジ
- フォスファイトが好ましく用いられる。これらのリン
系酸化防止剤(C)は、加工安定剤として用いられ、変
色防止効果に優れている。リン系酸化防止剤(C)の加
工安定性は、1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキ
シ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレート(B)と
併用すると、大きな相乗効果を発揮する。
【0020】リン系酸化防止剤(C)は、ポリプロピレ
ン樹脂(A)100重量部に対して、0.005〜1重
量部、好ましくは0.005〜0.2重量部、さらに好
ましくは0.01〜0.1重量部の割合で用いられる。
リン系酸化防止剤(C)を上記割合で用いると、熱成形
加工性が良好で、NOX ガス等による変色の耐性に優れ
たポリプロピレン繊維または不織布を製造することがで
きる繊維用ポリプロピレン樹脂組成物を得ることが可能
となる。
ン樹脂(A)100重量部に対して、0.005〜1重
量部、好ましくは0.005〜0.2重量部、さらに好
ましくは0.01〜0.1重量部の割合で用いられる。
リン系酸化防止剤(C)を上記割合で用いると、熱成形
加工性が良好で、NOX ガス等による変色の耐性に優れ
たポリプロピレン繊維または不織布を製造することがで
きる繊維用ポリプロピレン樹脂組成物を得ることが可能
となる。
【0021】その他の成分 本発明に係る繊維用ポリプロピレン樹脂組成物中に、従
来公知の酸化防止剤、耐候安定剤、結晶核剤、スリップ
剤(たとえばステアリン酸カルシウム等)、艶消し剤
(たとえば酸化チタン、炭酸カルシウム等)、帯電防止
剤、顔料等の配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲
内で含有させることができる。
来公知の酸化防止剤、耐候安定剤、結晶核剤、スリップ
剤(たとえばステアリン酸カルシウム等)、艶消し剤
(たとえば酸化チタン、炭酸カルシウム等)、帯電防止
剤、顔料等の配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲
内で含有させることができる。
【0022】繊維用ポリプロピレン樹脂組成物 本発明に係る繊維用ポリプロピレン樹脂組成物は、ポリ
プロピレン樹脂(A)、1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3
- ヒドロキシ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレー
ト(B)、リン系酸化防止剤(C)および必要に応じス
テアリン酸カルシウム(滑剤)等を、たとえばヘンシェ
ルミキサー、ブレンダー、バンバリーミキサーなどを用
いて、これらの成分が分解しない温度で混合した後、単
軸押出機、二軸押出機などを用いて溶融混練し、ペレッ
ト化することによって得られる。
プロピレン樹脂(A)、1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3
- ヒドロキシ-2,6- ジメチルベンジル)イソシアヌレー
ト(B)、リン系酸化防止剤(C)および必要に応じス
テアリン酸カルシウム(滑剤)等を、たとえばヘンシェ
ルミキサー、ブレンダー、バンバリーミキサーなどを用
いて、これらの成分が分解しない温度で混合した後、単
軸押出機、二軸押出機などを用いて溶融混練し、ペレッ
ト化することによって得られる。
【0023】上記のようにして得られたポリプロピレン
樹脂組成物から従来公知の溶融紡糸法によりポリプロピ
レン繊維が得られ、モノフィラメント、マルチフィラメ
ント等になる。
樹脂組成物から従来公知の溶融紡糸法によりポリプロピ
レン繊維が得られ、モノフィラメント、マルチフィラメ
ント等になる。
【0024】さらに、このようにして得られたポリプロ
ピレン繊維から従来公知の方法を用いて不織布とするこ
とができる。また、上記ポリプロピレン樹脂組成物か
ら、スパンボンド法あるいはメルトブローン法によって
不織布を製造することができる。
ピレン繊維から従来公知の方法を用いて不織布とするこ
とができる。また、上記ポリプロピレン樹脂組成物か
ら、スパンボンド法あるいはメルトブローン法によって
不織布を製造することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る繊維用ポリプロピレン樹脂
組成物は、熱成形加工性が良好で、NOX ガス等による
変色の耐性に優れたポリプロピレン繊維および不織布
を、比較的安価なコストで提供することができる。
組成物は、熱成形加工性が良好で、NOX ガス等による
変色の耐性に優れたポリプロピレン繊維および不織布
を、比較的安価なコストで提供することができる。
【0026】本発明に係るポリプロピレン繊維は、本発
明に係る繊維用ポリプロピレン樹脂組成物からなるの
で、熱成形加工性が良好で、NOX ガス等による変色の
耐性に優れている。本発明に係るポリプロピレン繊維
は、ノニオン系、アニオン系界面活性剤等の繊維油剤に
影響されず、変色し難いので、通常の在庫管理方法で管
理することができる。
明に係る繊維用ポリプロピレン樹脂組成物からなるの
で、熱成形加工性が良好で、NOX ガス等による変色の
耐性に優れている。本発明に係るポリプロピレン繊維
は、ノニオン系、アニオン系界面活性剤等の繊維油剤に
影響されず、変色し難いので、通常の在庫管理方法で管
理することができる。
【0027】本発明に係るポリプロピレン繊維は、従来
ポリプロピレン繊維が使用されている用途全般に利用す
ることができ、たとえば衣料;湿布材、生理用品等の医
療衛生材;各種フィルター類;油吸着材;紙おむつ、ワ
イピングクロス、枕カバー等の家庭・ホテル用の各種使
い捨て製品;衣料用芯地;土木資料等の産業資材などの
用途に利用することができる。
ポリプロピレン繊維が使用されている用途全般に利用す
ることができ、たとえば衣料;湿布材、生理用品等の医
療衛生材;各種フィルター類;油吸着材;紙おむつ、ワ
イピングクロス、枕カバー等の家庭・ホテル用の各種使
い捨て製品;衣料用芯地;土木資料等の産業資材などの
用途に利用することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明は、これら実施例に限定されるものではない。
発明は、これら実施例に限定されるものではない。
【0029】なお、実施例、比較例で用いた成分は、次
の通りである。ポリプロピレン樹脂 (1)プロピレン単独重合体(以下、PP−1) MFR(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg):15g/
10分フェノール系酸化防止剤 (1)1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6
- ジメチルベンジル)イソシアヌレート(以下、サイア
ノックス1790) 商品名 サイアノックス1790;サイテック インダ
ストリーズ,INC製 (2)テトラキス[メチレン-3-(3',5'-ジ-t- ブチル-
4'-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(以
下、イルガノックス1010) 商品名 イルガノックス1010;日本チバガイギー社 (3)トリス(3,5-ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシベンジ
ル)イソシアヌレート(以下、Mark AO−20) 商品名 Mark AO−20;旭電化工業(株)製 (4)2,6-ジ-t- ブチル-4- メチルフェノール(以下、
BHT) 商品名 ヨシノックスBHT;吉富製薬(株)製リン系酸化防止剤 (1)2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t- ブチルフェニル)
オクチルフォスファイト(以下、HP−10) 商品名 アデカスタブHP−10;旭電化工業(株)製 (2)トリス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスファ
イト(以下、イルガフォス168) 商品名 イルガフォス168;日本チバガイギー社 (3)ビス(2,6-ジ-t- ブチル-4- メチルフェニル)ペ
ンタエリスリトール- ジ- フォスファイト(以下、PE
P−36) 商品名 アデカスタブPEP−36;旭電化工業(株)
製 (4)ビス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)ペンタエリス
リトールジホスファイト(以下、PEP−24G) 商品名 アデカスタブPEP−24G;旭電化工業
(株)製 (5)テトラキス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)-4,4'-
ビフェニレン- ジ- フォスファイト(以下、P−EP
Q) 商品名 P−EPQ;クラリアント・ジャパン社製スリップ剤 (1)ステアリン酸カルシウム 商品名 SC;堺化学工業(株)製 また、ポリプロピレン繊維のNOX ガス変色試験は、J
IS L 0855に準じて、日本電色(株)製の色差計
(型式 シグマ300A)を用いて、次の条件で行なっ
た。
の通りである。ポリプロピレン樹脂 (1)プロピレン単独重合体(以下、PP−1) MFR(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg):15g/
10分フェノール系酸化防止剤 (1)1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6
- ジメチルベンジル)イソシアヌレート(以下、サイア
ノックス1790) 商品名 サイアノックス1790;サイテック インダ
ストリーズ,INC製 (2)テトラキス[メチレン-3-(3',5'-ジ-t- ブチル-
4'-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(以
下、イルガノックス1010) 商品名 イルガノックス1010;日本チバガイギー社 (3)トリス(3,5-ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシベンジ
ル)イソシアヌレート(以下、Mark AO−20) 商品名 Mark AO−20;旭電化工業(株)製 (4)2,6-ジ-t- ブチル-4- メチルフェノール(以下、
BHT) 商品名 ヨシノックスBHT;吉富製薬(株)製リン系酸化防止剤 (1)2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t- ブチルフェニル)
オクチルフォスファイト(以下、HP−10) 商品名 アデカスタブHP−10;旭電化工業(株)製 (2)トリス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスファ
イト(以下、イルガフォス168) 商品名 イルガフォス168;日本チバガイギー社 (3)ビス(2,6-ジ-t- ブチル-4- メチルフェニル)ペ
ンタエリスリトール- ジ- フォスファイト(以下、PE
P−36) 商品名 アデカスタブPEP−36;旭電化工業(株)
製 (4)ビス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)ペンタエリス
リトールジホスファイト(以下、PEP−24G) 商品名 アデカスタブPEP−24G;旭電化工業
(株)製 (5)テトラキス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)-4,4'-
ビフェニレン- ジ- フォスファイト(以下、P−EP
Q) 商品名 P−EPQ;クラリアント・ジャパン社製スリップ剤 (1)ステアリン酸カルシウム 商品名 SC;堺化学工業(株)製 また、ポリプロピレン繊維のNOX ガス変色試験は、J
IS L 0855に準じて、日本電色(株)製の色差計
(型式 シグマ300A)を用いて、次の条件で行なっ
た。
【0030】<試験条件> NOX ガス濃度:0.2% 処理温度:室温(23℃) 処理時間:6時間 耐変色性は、下記の4段階で評価した。
【0031】<評価基準> A ・・・ 色差計のbl値が−0.5未満 B ・・・ 色差計のbl値が−0.5〜2.0未満 C ・・・ 色差計のbl値が2.0〜6.0未満 D ・・・ 色差計のbl値が6.0以上
【0032】
【実施例1〜6および比較例1〜18】第1表に示した
ポリプロピレン樹脂、フェノール系酸化防止剤、リン系
酸化防止剤およびステアリン酸カルシウムを第1表に示
す割合で配合し、ヘンシェルミキサーを用いて混合した
後、ペレタイザーを有する単軸押出機を用いて樹脂温度
230℃で溶融混練してポリプロピレン樹脂組成物のペ
レットを得た。
ポリプロピレン樹脂、フェノール系酸化防止剤、リン系
酸化防止剤およびステアリン酸カルシウムを第1表に示
す割合で配合し、ヘンシェルミキサーを用いて混合した
後、ペレタイザーを有する単軸押出機を用いて樹脂温度
230℃で溶融混練してポリプロピレン樹脂組成物のペ
レットを得た。
【0033】次いで、得られたポリプロピレン樹脂組成
物を、紡糸機(30mmφ、(株)島津製作所製)へ供
給し、ノズル(0.45mmφ、30ホール)から押出
し、巻取り速度1000m/分でマルチフィラメントを
引取った。なお、紡糸機中の設定温度は、次の通りであ
った。
物を、紡糸機(30mmφ、(株)島津製作所製)へ供
給し、ノズル(0.45mmφ、30ホール)から押出
し、巻取り速度1000m/分でマルチフィラメントを
引取った。なお、紡糸機中の設定温度は、次の通りであ
った。
【0034】 上記のようにして得られたマルチフィラメントは、6.
8デニールのフィラメントが30本集束されたものであ
った。
8デニールのフィラメントが30本集束されたものであ
った。
【0035】得られたマルチフィラメントについて、N
OX ガス変色試験を上記方法で行なった。その結果を第
1表に示す。
OX ガス変色試験を上記方法で行なった。その結果を第
1表に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D04H 1/42 D04H 1/42 J 1/54 1/54 C
Claims (7)
- 【請求項1】メルトフローレート(ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg)が0.1〜2000g/10分である
ポリプロピレン樹脂(A)100重量部と、 1,3,5-トリス-(4-t- ブチル-3- ヒドロキシ-2,6- ジメ
チルベンジル)イソシアヌレート(B)0.005〜1
重量部と、 リン系酸化防止剤(C)0.005〜1重量部とを含有
してなることを特徴とする繊維用ポリプロピレン樹脂組
成物。 - 【請求項2】マルチフィラメント用ポリプロピレン樹脂
組成物であって、前記ポリプロピレン樹脂(A)のメル
トフローレートが9〜100g/10分であることを特
徴とする請求項1に記載の繊維用ポリプロピレン樹脂組
成物。 - 【請求項3】モノフィラメント用ポリプロピレン樹脂組
成物であって、前記ポリプロピレン樹脂(A)のメルト
フローレートが0.5〜9g/10分であることを特徴
とする請求項1に記載の繊維用ポリプロピレン樹脂組成
物。 - 【請求項4】スパンボンド不織布の形成に用いられる繊
維用ポリプロピレン樹脂組成物であって、前記ポリプロ
ピレン樹脂(A)のメルトフローレートが16〜100
g/10分であることを特徴とする請求項1に記載の繊
維用ポリプロピレン樹脂組成物。 - 【請求項5】メルトブローン不織布の形成に用いられる
繊維用ポリプロピレン樹脂組成物であって、前記ポリプ
ロピレン樹脂(A)のメルトフローレートが50〜20
00g/10分であることを特徴とする請求項1に記載
の繊維用ポリプロピレン樹脂組成物。 - 【請求項6】請求項1に記載の繊維用ポリプロピレン樹
脂組成物で形成されてなることを特徴とするポリプロピ
レン繊維。 - 【請求項7】請求項1に記載の繊維用ポリプロピレン樹
脂組成物で形成されてなることを特徴とするポリプロピ
レン製不織布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340177A JPH10183423A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 繊維用ポリプロピレン樹脂組成物およびその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340177A JPH10183423A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 繊維用ポリプロピレン樹脂組成物およびその用途 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10183423A true JPH10183423A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18334469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8340177A Pending JPH10183423A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 繊維用ポリプロピレン樹脂組成物およびその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10183423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011027793A1 (ja) | 2009-09-04 | 2011-03-10 | 株式会社Adeka | フェノール系酸化防止剤の再生方法、オレフィン重合体の製造方法、ポリオレフィンパウダー、及び繊維 |
JP2011074294A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Adeka Corp | ポリオレフィンパウダー及びそれを用いて得られる繊維 |
JP2018024842A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-15 | Toto株式会社 | 安定化されたポリオレフィン樹脂材料 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP8340177A patent/JPH10183423A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011027793A1 (ja) | 2009-09-04 | 2011-03-10 | 株式会社Adeka | フェノール系酸化防止剤の再生方法、オレフィン重合体の製造方法、ポリオレフィンパウダー、及び繊維 |
US8779015B2 (en) | 2009-09-04 | 2014-07-15 | Adeka Corporation | Method for recycling of phenolic antioxidant agent, process for production of olefin polymer, polyolefin powder, and fibers |
JP2011074294A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Adeka Corp | ポリオレフィンパウダー及びそれを用いて得られる繊維 |
JP2018024842A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-15 | Toto株式会社 | 安定化されたポリオレフィン樹脂材料 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050204 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051102 |