JPH1018339A - 建設機械のアーム位置制御方法及びその制御装置 - Google Patents

建設機械のアーム位置制御方法及びその制御装置

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JPH1018339A
JPH1018339A JP19573796A JP19573796A JPH1018339A JP H1018339 A JPH1018339 A JP H1018339A JP 19573796 A JP19573796 A JP 19573796A JP 19573796 A JP19573796 A JP 19573796A JP H1018339 A JPH1018339 A JP H1018339A
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JP
Japan
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arm
angle
boom
actuator
work
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JP19573796A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Imai
寛 今井
Yasuyuki Satake
保之 佐竹
Yoshiharu Nakamura
喜治 中村
Kazunori Nishimura
和則 西村
Toshihiko Miyake
利彦 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械のアーム位置決め操作を自動的に行
うようにして、未熟練のオペレータでも運転操作が容易
となるようにする。 【解決手段】 設定器32により前記アームの目標対地
角γt及び回転中心ポイントLt を設定し、自動切換ス
イッチ31をオン操作した後に、第1ブーム角θ1 ,第
2ブーム角θ2 ,オフセットブームのオフセット角θ3
,アーム角θ4 を検出する第1〜第4検出手段16,
17,18,19からの信号を受けて作業機部材5,
7,9,11,12の長さ L1 〜L5により算出されるア
ーム実対地角γa と、アーム目標対地角γtとの偏差Δ
γ(=γa-γt )を演算し、その演算結果に基づいて各
アクチュエータ6,8,13を駆動して、自動的にアー
ム12を所定角度に位置決めするように前記各方向切換
弁23,24,26を所定の開口量するように指令出力
する制御装置30を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の建
設機械に装着する作業機部材の関節部の角度を演算し
て、アームの位置決めを自動的に行う位置制御方法及び
その制御装置に係り、特にオフセットブーム式作業機を
備えた建設機械のアーム位置制御方法及びその制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧ショベルの作業機は、車体か
ら順次連結されるブーム、アーム及びバケットの3つの
関節形となっている。このバケットの先端を作業対象物
に位置決めするときは、ブームを上げ方向または下げ方
向、アームの掘削方向またはダンプ方向及びバケットの
掘削方向またはダンプ方向を複合操作を行う必要があ
り、その操作には熟練を要する。現在の都市土木作業に
おいては、各種のアタッチメントを備えた油圧ショベル
が用いられている。この都市土木作業には、道路を作る
ための掘削作業、掘削した土砂のダンプトラックへの積
込み作業、転石やコンクリートを破砕するブレーカ作
業、道路に側溝を作るための側溝堀り作業等の多くの作
業がある。最近、これらの多くの作業が1台の油圧ショ
ベルで行えるようにした、オフセットブーム式作業機が
用いられている。このオフセットブーム式作業機は前述
のブーム、アーム及びバケットの3つの関節形に加え
て、ブームを横方向へオフセットする機能が追加となっ
ている。
【0003】ところで、都市土木作業で用いられるオフ
セットブーム式作業機を備えた油圧ショベルは、作業現
場が市街地であるため通行人や電柱、建物の壁等の障害
物に接触しないようにするために作業機を車幅内に折り
畳めるようにしているので、作業機を車幅内に折り畳む
ときに車体や運転室に干渉しないようにするための、作
業機の軌跡制御、減速制御や危険領域に入ったときの警
告灯(音)等に関する先行特許(実公平3−72767
号、実開平3−5751号、特開平4−254625
号)が多数出願されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オフセットブーム式作業機を備えた油圧ショベルにおい
ては、ブームの上げ方向または下げ方向、アームの掘削
方向またはダンプ方向及びバケットの掘削方向またはダ
ンプ方向の操作に加えてブームを横方向にオフセットす
る4方向の複合操作が必要となり、さらに操作が難しく
なり熟練オペレータでないと運転ができないとの問題が
ある。特に、オフセットブーム式作業機においては、作
業機を最大リーチ付近まで伸ばして側溝掘り作業や転石
等を小割りするブレーカ作業を行うと、作業機先端の位
置決め操作が難しいとの問題があり、オフセットブーム
式作業機を未熟練のオペレータでも簡単に操作できるよ
うにする必要がある。また、前述のようにオフセットブ
ーム式作業機に関する先行特許が多数出願されている
が、本発明のオフセットブーム式作業機の位置制御を自
動的に行えるようにしたものは出願されていない。
【0005】本発明は上記従来の問題点に着目し、建設
機械のアーム位置決め操作を自動的に行うようにして、
未熟練のオペレータでも運転操作が容易となるようにし
た建設機械のアーム位置制御方法及びその制御装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、本発明に係る油圧ショベルの作業機位
置制御方法の第1発明は、車体より順次連結されるブー
ム、アーム、及びアームに取着されたバケットあるいは
ブレーカ等からなる作業機部材と、この作業機部材を揺
動させる各アクチュエータへ圧油を供給する各方向切換
弁とを備え、前記ブームに取着されたアームの支点を回
動し作業機部材の先端を作業対象物に位置決めする建設
機械のアーム位置制御方法であって、アームの回転中心
ポイントLt の固定及びアーム目標対地角γt を設定
し、このアーム目標対地角γt と、複数の作業機部材の
長さL1 〜L5 と作業機部材の各連結部の角度θ1 〜θ
4 により算出されるアーム実対地角γa との偏差Δγ
(=γa −γt )を演算し、その演算結果に基づいて前
記各方向切換弁を所定の開口量とし各アクチュエータを
駆動して、自動的にアームを所定角度に位置決め制御す
ることを特徴とする。上記制御方法によれば、アーム目
標対地角γt と、車体より順次連結される作業機部材の
長さL1 〜L5 と作業機部材の各連結部の角度θ1 〜θ
4 から演算されるアーム実対地角γaとの偏差Δγを演
算し、その演算結果に基づいて作業対象物に対してアー
ムを所定角度に制御するようにしたので、建設機械のア
ーム位置決め制御が自動的に行われ、未熟練のオペレー
タでも容易に運転操作が可能となり作業性が向上する。
【0007】第2発明は、第1発明の制御方法におい
て、前記アーム目標対地角γtを可変に設定可能にした
ことを特徴とする。この制御方法によれば、アーム目標
対地角γtを可変に設定できるので、車体に対してアー
ムはオペレータの所望する所定角度に制御することがで
きる。したがって、作業現場の土地条件(凹凸路、傾斜
地等)と作業条件(掘削、転石の小割り等)によって、
オペレータは任意にアーム目標対地角γtを変更するこ
とができるので、アームの位置決め制御が容易となり作
業性が向上する。
【0008】第3発明は、第1発明の制御方法におい
て、車体傾斜角δ1 が車体の設定値δA より異なるとき
は補正値δa を演算し、その補正値δa に応じて前記各
方向切換弁を補正された開口量とし各アクチュエータを
駆動して、自動的にアームを所定角度に位置決め制御す
ることを特徴とする。この制御方法によれば、車体の傾
斜に対応して、各方向切換弁の開口量を補正するように
したので、車体が傾斜してもアームはオペレータの所望
する所定角度に制御することができる。したがって、作
業現場の土地条件(凹凸路、傾斜地等)と作業条件(掘
削、転石の小割り等)によって、車体が傾斜してもアー
ムの位置決め制御が容易となり作業性が向上する。
【0009】第4発明は、第1発明の制御方法におい
て、前記アーム目標対地角γtと、変更となった作業機
部材長さLA と作業機部材の各連結部の角度θ1a〜θ4a
により算出されるアーム実対地角γaとの偏差Δγ(=
γa −γt )を演算し、その演算結果に基づいて前記各
方向切換弁を所定の開口量とし各アクチュエータを駆動
して、自動的にアームを所定角度に位置決め制御するこ
とを特徴とする。この制御方法によれば、各種の作業に
応じて、作業機部材の長さが変更となっても、各方向切
換弁の開口量を補正するようにしたので、車体が傾斜し
てもアームはオペレータの所望する所定角度に制御する
ことができる。したがって、各種のアタッチメント(シ
ョートアームやロングブームを用いたバケット、破砕
機、把持装置等)に応じた掘削作業、ブレーカ作業等の
アーム位置決め制御が容易となり作業性が向上する。
【0010】第5発明は、本発明に係る油圧ショベルの
作業機位置制御方法の第1発明は、車体より順次連結さ
れるブーム、アーム、及びアームに取着されたバケット
あるいはブレーカ等からなる作業機部材と、この作業機
部材を揺動させる各アクチュエータへ圧油を供給する各
方向切換弁とを備え、前記ブームに取着されたアームの
支点を回動し作業機部材の先端を作業対象物に位置決め
する建設機械のアーム位置制御方法であって、アームの
回転中心ポイントLt の固定及びアーム目標対地角γt
を設定し、このアーム目標対地角γt と、複数の作業機
部材の長さL1〜L5 と作業機部材の各連結部の角度θ1
〜θ4 により求められるアーム実対地角γa との偏差
Δγ(=γa −γt )を算出し、この偏差値Δγと、限
界誤差Δγe とが|Δγ|>γe のときに求められるア
ームの目標対地角速度dγ/dtに対応して前記各方向
切換弁を所定の開口量とし各アクチュエータを駆動し
て、自動的にアームを所定角度に位置決め制御すること
を特徴とする。上記構成によれば、図4に示す設定器3
2に入力されるアームの目標対地角γtと、車体より順
次連結される作業機部材の長さと L1 〜L5と作業機部材
連結部の角度θ1 〜θ4 により求められるアーム実対地
角γaとの偏差Δγが|Δγ|>γe のときに求められ
るアームの目標対地角速度dγ/dtから演算し、車体
に対してアームを所定角度に制御するようにしたので、
アームはオペレータの所望する所定角度に位置決め制御
が正確に行うことができる。したがって、建設機械のア
ーム位置決め制御が自動的に行われるので、未熟練のオ
ペレータでも容易に運転操作が可能となり作業性が向上
する。
【0011】第6発明は、本発明に係る油圧ショベルの
作業機位置制御方法の第1発明は、車体より順次連結さ
れるブーム、アーム、及びアームに取着されたバケット
あるいはブレーカ等からなる作業機部材と、この作業機
部材を揺動させる各アクチュエータへ圧油を供給する各
方向切換弁とを備え、前記ブームに取着されたアームの
支点を回動し作業機部材の先端を作業対象物に位置決め
する建設機械のアーム位置制御装置において、アーム目
標対地角γt及び回転中心ポイントLtを設定する設定
器(32)と、前記作業機部材を自動制御に切換える自動切
換スイッチ(31)と、前記第1ブーム角θ1 を検出する第
1検出手段(17)と、前記第2ブーム角θ2 を検出する第
2検出手段(18)と、オフセットブームのオフセット角θ
3 を検知する第3検出手段(16)と、前記アーム角θ4 を
検出する第4検出手段(19)とを有し、前記設定器(32)に
より前記アームの目標対地角γt及び作業対象物の掘削
または破砕を開始する起点となるアーム回転中心ポイン
トLt を設定し、前記自動切換スイッチ(31)をオン操作
した後に、前記第1〜第4検出手段(16,17,18,19)から
の信号を受けて複数の作業機部材(5,7,9,11,12) の長さ
L1 〜L5 により算出されるアーム実対地角γa とアー
ム目標対地角γtとの偏差Δγ(=γa −γt )を演算
し、その演算結果に基づいて各アクチュエータ(6,8,13)
を駆動して、自動的にアーム(12)を所定角度に位置決め
するために前記各方向切換弁(23,24,26)を所定の開口量
とするように指令出力する制御装置(30)を備えた構成と
したものである。上記構成によれば、図4に示す設定器
32に入力されるアームの目標対地角γtと、車体より
順次連結される作業機部材の長さと L1 〜L5と作業機部
材連結部の角度θ1 〜θ4 により求められるアーム実対
地角γaとの偏差Δγから演算して、その演算結果に基
づいて各アクチュエータ6,8,13を駆動して、自動
的にアーム12を所定角度に位置決めするように前記各
方向切換弁23,24,26を所定の開口量するように
したので、アームはオペレータの所望する所定角度に位
置決め制御が行うことができる。したがって、建設機械
のアーム位置決め制御が自動的に行われるので、未熟練
のオペレータでも容易に運転操作が可能となり作業性が
向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る油圧ショベ
ルの作業機位置制御方法及びその位置制御装置の一実施
例を図面を参照して説明する。先ず、油圧ショベルのオ
フセットブーム式作業機について図1乃至図3により説
明する。図1に示す油圧ショベル1の下部走行体2は図
示しない走行モータにより走行自在となっている。この
下部走行体2の上部にはスイングサークル4を介して図
示しない旋回モータにより旋回可能な上部旋回体3(以
下、車体3と言う。)を装着している。次に、オフセッ
トブーム式作業機について説明する。第1ブーム5の一
端は車体3に取着されている。この第1ブーム5を駆動
する第1ブームシリンダ6(以下、第1アクチュエータ
6と言う。)のボトム側は車体3に取着し、ロッド側は
第1ブーム5の上端部に取着している。第1ブーム5は
第1アクチュエータ6の伸縮駆動により上下揺動自在と
なっている。第1ブーム5は第2ブーム7と連結してい
る。この第2ブーム7を駆動する第2ブームシリンダ8
(以下、第2アクチュエータ8と言う。)のボトム側は
第1ブーム5に取着し、ロッド側は第2ブーム7の端部
に取着している。第2ブーム7は第2アクチュエータ8
の伸縮駆動により上下揺動自在となっている。
【0013】図1のZ視図を図3により説明する。オフ
セットブーム11の一端は第2ブーム7と連結し、他端
はブラケット9と連結している。このオフセットブーム
11を駆動するオフセットシリンダ10(以下、オフセ
ット用アクチュエータ10と言う。)のボトム側は第2
ブームに取着し、ロッド側はブラケット9に取着してい
る。オフセットブーム11はオフセット用アクチュエー
タ10の伸縮駆動により横方向に揺動自在となってい
る。ロッド11aの一端は第2ブーム7に取着し、他端
はブラケット9に取着している。このロッド11aは第
2ブーム7に対してブラケット9が回転、揺動させない
ために配設しているものである。ブラケット9はアーム
12と連結している。このアーム12を駆動するアーム
シリンダ13(以下、アーム用アクチュエータ13と言
う。)はブラケット9に支承され、ロッドはアーム12
に取着している。図1に示すアーム12はアーム用アク
チュエータ13の伸縮駆動により掘削・ダンプ方向に揺
動自在となっている。前記オフセットブーム11がオフ
セットしないとき、あるいは、横方向に揺動してオフセ
ット角(θ3 )が0°以上となっても、前記ロッド11
aによりブラケット9に連結されるアーム12の作業姿
勢は変わらないようにしてある。これにより、オフセッ
トブーム11がオフセットしたとき、あるいは、オフセ
ットしないときでもアーム12は掘削・ダンプ方向に揺
動自在となっている。このアーム12はバケット14と
連結している。バケット14を駆動するバケットシリン
ダ15(以下、バケット用アクチュエータ15と言
う。)のボトム側はアーム12に取着し、ロッド側はリ
ンク15a,リンク15bを介してバケット14と連結
している。バケット14はバケット用アクチュエータ1
5の伸縮駆動により掘削・ダンプ方向に揺動自在となっ
ている。図1に示す17は第1ブーム角センサ、18は
第2ブーム角センサ、19はアーム角センサ、図3に示
す16はオフセット角センサである。
【0014】図2は、図1に示すバケット14に換えて
ブレーカ14Aを装着したものである。ブレーカ14A
に内蔵される図示しないインパクタによりチゼル14a
を打撃して転石等を小割りするものである。油圧ショベ
ルは作業現場の作業条件により各種のアタッチメント
(バケット、ブレーカ、破砕機、切断機や把持装置等)
が準備されている。この各種アタッチメントを装着した
オフセットブーム式作業機先端の位置決め操作に熟練が
要するものであり、本発明はその位置決め操作を容易に
して未熟練のオペレータでも運転操作できるようにした
ものである。
【0015】次に、本発明に係るアームの位置決め制御
回路の第1実施例について、図4,図5により説明す
る。先ず、図4に示すエンジン20により駆動される可
変容量型油圧ポンプ21(以下、油圧ポンプ21と言
う。)を備えている。この油圧ポンプ21は管路22か
ら分岐する管路22aを介して第1方向切換弁23と接
続している。この油圧ポンプ21は管路22から分岐す
る管路22bを介して第2方向切換弁24と接続してい
る。また、油圧ポンプ21は管路22から分岐する管路
22cを介して第3方向切換弁25と接続している。さ
らに油圧ポンプ21は管路22から分岐する管路22d
を介して第4方向切換弁26と接続している。そして、
油圧ポンプ21は管路22を介して第5方向切換弁27
と接続している。前記第1方向切換弁23は管路23
c,23dを介して第1アクチュエータ6と接続してい
る。前記第2方向切換弁24は管路24c,24dを介
して第2アクチュエータ8と接続している。前記第3方
向切換弁25は管路25c,25dを介してオフセット
用アクチュエータ10と接続している。前記第4方向切
換弁26は管路26c,26dを介してアーム用アクチ
ュエータ13と接続している。前記第5方向切換弁27
は管路27c,27dを介してバケット(ブレーカ)用
アクチュエータ15と接続している。
【0016】前述の第1ブーム5の揺動角を検出する第
1ブーム角センサ17(以下、第1検出手段17と言
う。),第2ブーム7の揺動角を検出する第2ブーム角
センサ18(以下、第2検出手段18と言う。),アー
ム12の揺動角を検出するアーム角センサ19(以下、
第3検出手段19と言う。),図3に示すオフセット角
センサ16(以下、第4検出手段と言う。)で検出され
た信号は制御装置30に入力している。前記オフセット
ブーム式作業機先端の位置決め操作を自動に切換える自
動切換スイッチ31は制御装置30と接続している。図
1,図2に示す回転中心ポイントLt ,後述するアーム
目標対地角γt を設定する設定器32は制御装置30と
接続している。このアーム目標対地角γt は設定器32
により可変に設定可能となっている。次に、手動による
操作手段について説明する。ポテンショメータ36は電
気式操作手段35の操作変位に対応する電圧信号V1 を
発生し、この電圧信号V1 は制御装置30に出力する。
この制御装置30はポテンショメータ36から入力され
る信号V1 に基づき第1〜第5方向切換弁23,24,
25,26,27のうちのいずれかを作動するための指
令信号i01〜i10を演算し、これらの信号i01〜i10は
制御装置30内の増幅器によって増幅された後、指令信
号i01〜i10が第1〜第5方向切換弁23,24,2
5,26,27の各操作部23a,23b,24a,2
4b,25a,25b,26a,26b,27a,27
bに入力される。
【0017】前記制御装置30から出力される指令信号
について説明する。指令信号i01は第1方向切換弁23
の操作部23aに入力し、指令信号i02は同弁23の操
作部23bに入力している。指令信号i03は第2方向切
換弁24の操作部24aに入力し、指令信号i04は同弁
24の操作部24bに入力している。指令信号i05は第
3方向切換弁25の操作部25aに入力し、指令信号i
06は同弁25の操作部25bに入力している。指令信号
i07は第4方向切換弁26の操作部26aに入力し、指
令信号i08は同弁26の操作部26bに入力している。
指令信号i09は第5方向切換弁27の操作部27aに入
力し、指令信号i10は同弁27の操作部27bに入力し
ている。
【0018】次に、図1,図3に示すオフセットブーム
式作業機の各軸X,Y,Z方向の座標図について図5に
より説明する。第1ブーム5は原点0を中心としてX−
Y方向に揺動する。その揺動角はθ1であり、原点0と
a点を結ぶ距離L1 が第1ブーム5の長さである。第2
ブーム7はa点を中心としてX−Y方向に揺動する。こ
の第2ブーム7は距離L22, L21によりa点とb点を結
んでおり、a点から延長するa1 点との線分a,a1 と
線分a1 ,bとのなす角θ2 が揺動角である。オフセッ
トブーム11はb点を中心としてZ方向に揺動する。そ
の揺動角はθ3 であり、b点とc点を結ぶ距離L3 がオ
フセットブーム11の長さである。ブラケット9はc点
とd点を結ぶ距離L4 を有する。アーム12はブラケッ
ト9を介してc点を中心としてX−Y方向に揺動する。
その揺動角はθ4(角cde)であり、d点とe点を結
ぶ距離L5 がアーム12の長さである。このd点から垂直
におろした線fと線分deとのなす角γ(以下、アーム
対地角γと言う。)がアーム12の作業姿勢である。こ
のように3軸に揺動するオフセットブーム式作業機は原
点0から第1ブーム5,第2ブーム7,オフセットブー
ム11及びアーム12を順次作動させて、アーム12の
先端e点を位置決めするものである。この座標図にはバ
ケットは固定状態にあるものとして表していない。この
e点の位置決めをすることは、即ち、図1,図2に示す
バケット14またはブレーカ14Aの回転中心ポイント
Lt を決めることである。そして、アーム対地角γによ
り図1,図2に示すバケット14またはブレーカ14A
の作業姿勢となる。
【0019】図5のオフセットブーム式作業機の各軸
X,Y,Z方向の各ポイントの座標、アーム対地角γの
関数式について、図5,図6により説明する。第1ブー
ム5フート(原点0)はX0 =0,Y0 =0,Z0 =0
である。(1) 第1ブーム5のトップ(a点)の各軸X,
Y,Z方向の座標は、 X1 =L1 ×cosθ1 ……(1) Y1 =L1 ×sinθ1 ……(2) Z1 =0 (2) 第2ブーム7のトップ(b点)の各軸X,Y,Z方
向の座標は、 X2 =X1 +L22×(θ1 −θ2 )−L21×cos(θ1 +θ2 )……(3) Y2 =Y1 −L22×(θ1 +θ2 )−L21×cos(θ1 +θ2 )……(4) Z2 =0 (3) オフセットブーム11のトップ(c点)各軸X,
Y,Z方向の座標は、 X3 =X2 −L3 cosθ3 ×cos(θ1 +θ2 )……(5) Y3 =Y2 −L3 cosθ3 ×sin(θ1 +θ2 )……(6) Z3 =L3 ×sinθ3 ……(7) (4) ブラケット9のトップ(d点)各軸X,Y,Z方向
の座標は、 X4 =X3 −L4 ×cos(θ1 +θ2 ) ……(8) Y4 =Y3 −L4 ×sin(θ1 +θ2 ) ……(9) Z4 =Z3 (5) アーム12のトップ(e点)各軸X,Y,Z方向の
座標は、 X5 =X4 +L5 ×cos(θ1 +θ2 +θ4 ) ……(10) Y5 =Y4 +L5 ×sin(θ1 +θ2 +θ4 ) ……(11) Z5 =Z3 (6) アーム対地角γは、 γ=θ1 +θ2 +θ4 −270° ……(12) 上記の(1)〜(12)式によりオフセットブーム式作
業機の各軸X,Y,Z方向の各ポイントの座標、アーム
対地角γが求められる。前記各軸X,Y,Z方向の各ポ
イントの座標及びアーム対地角γの関数式は図4に示す
制御装置30に記憶されている。この制御装置30に
は、オフセットブーム式作業機の第1ブーム5の長さL
1,第2ブーム7の長さL21, L22, オフセットブーム
11の長さL3 ,ブラケット9の長さL4 ,アーム12
の長さL5 が記憶されている。これらのL1 〜L5 と、
図4に示す第1,第2ブーム角センサ17,18,アー
ム角センサ19,オフセット角センサ16で検出される
角度θ1,θ2,θ3,θ4とから各軸X,Y,Z方向の各ポ
イントの座標が演算されると共に、アーム目標対地角速
度dγ/dtが演算されるようになっている。これによ
り第1ブーム5,第2ブーム7及びアーム12の目標角
速度dθ1 /dt,dθ2 /dt,dθ4 /dt が設定され
る。
【0020】次に、図1乃至図5の作動について説明す
る。先ず、設定器32によりアームの目標対地角γt 及
び回転中心ポイントLt を設定する。次に、自動切換ス
イッチ31をオン操作してオフセットブーム式作業機を
自動制御に切換える。次に、第1〜第4検出手段16,
17,18,19から信号により第1ブーム角θ1,第2
ブーム角θ2,オフセット角θ3,アーム角θ4 が制御装置
30に入力される。これにより、制御装置30は以下の
演算が行われる。アームの実対地角γa(=θ1+θ2+θ
4 −270°)を演算し、前記アームの目標対地角γt
とアームの実対地角γaとの偏差Δγを算出する。この
偏差値Δγと、アームの目標対地角γt に対してアーム
の実対地角γaがどこまで近づけるか判定するための限
界誤差Δγeとが、|Δγ|≦Δγeのときはアームの
位置決め自動制御は行わず、|Δγ|>Δγeのときは
アームの位置決め自動制御を開始する。これにより、ア
ーム目標対地角速度dγ/dtを算出し、次いで第1ブ
ーム5,第2ブーム7及びアーム12の目標角速度dθ
1 /dt,dθ2 /dt,dθ4 /dt が設定される。これ
らの各目標角速度dθ1 /dt,dθ2 /dt,dθ4 /d
t を所定の関数により演算し、その演算結果により第
1,第2,第4方向切換弁23,24,26の開口量を
求め、同弁23,24,26を所定の開口量となるよう
に制御装置30から指令信号i01, i02, i03, i04,
i07, i08が出力される。
【0021】指令信号i01が第1方向切換弁23の操作
部23aに入力されたときは、同弁23がa位置に切換
わり、油圧ポンプ21から吐出される圧油は管路22か
ら分岐管路22aを介して管路23dを通って第1アク
チュエータ6のヘッド室6aに流入する。これにより、
同アクチュエータ6は短縮駆動する。指令信号i02が第
1方向切換弁23の操作部23bに入力されたときは、
同弁23がb位置に切換わり、油圧ポンプ21から吐出
される圧油は管路22から分岐管路22aを介して管路
23cを通って第1アクチュエータ6のボトム室6bに
流入する。これにより、同アクチュエータ6は伸長駆動
する。指令信号i03が第2方向切換弁24の操作部24
aに入力されたときは、同弁24がa位置に切換わり、
油圧ポンプ21から吐出される圧油は管路22から分岐
管路22bを介して管路24dを通って第2アクチュエ
ータ8のヘッド室8aに流入する。これにより、同アク
チュエータ8は短縮駆動する。指令信号i04が第2方向
切換弁24の操作部24bに入力されたときは、同弁2
4がb位置に切換わり、油圧ポンプ21から吐出される
圧油は管路22から分岐管路22bを介して管路24c
を通って第2アクチュエータ8のボトム室8bに流入す
る。これにより、同アクチュエータ8は伸長駆動する。
指令信号i07が第4方向切換弁26の操作部26aに入
力されたときは、同弁26がa位置に切換わり、油圧ポ
ンプ21から吐出される圧油は管路22から分岐管路2
2dを介して管路26dを通って第4アクチュエータ1
3のヘッド室13aに流入する。これにより、同アクチ
ュエータ13は短縮駆動する。指令信号i08が第4方向
切換弁26の操作部26bに入力されたときは、同弁2
6がb位置に切換わり、油圧ポンプ21から吐出される
圧油は管路22から分岐管路22dを介して管路26c
を通って第4アクチュエータ13のボトム室13bに流
入する。これにより、同アクチュエータ13は伸長駆動
する。このように、第1,第2及び第4アクチュエータ
を短縮または伸長駆動して、アームの自動位置決め制御
が行われる。これにより、車体に対してアームを所定角
度に制御するようにしたので、自動的にオペレータが所
望するアームの位置決めが行うことができる。したがっ
て、油圧ショベルのアームの位置決め制御が自動的に行
われるので、未熟練のオペレータでも容易に運転操作が
可能となる。
【0022】前記自動切換スイッチ31がオフのとき
は、手動による電気式操作手段35の操作により各方向
切換弁23,24,25,26,27の切換えが可能と
なっている。ポテンショメータ36は電気式操作手段3
5の操作変位に対応する電圧信号V1 を発生し、この電
圧信号V1 は制御装置30に出力する。この制御装置3
0はポテンショメータ36から入力される信号V1 に基
づき第1〜第5方向切換弁23,24,25,26,2
7のうちのいずれかを作動するための指令信号i01〜i
10を演算し、これらの信号i01〜i10は制御装置30内
の増幅器によって増幅された後、指令信号i01〜i10が
第1〜第5方向切換弁23,24,25,26,27の
各操作部23a,23b,24a,24b,25a,2
5b,26a,26b,27a,27bに入力される。
指令信号i01, i02, i03, i04, i07, i08による第
1,第2及び第4方向切換弁23,24,26,第1,
第2及び第4アクチュエータ6,8,13の作動は上記
アームの自動位置決め制御で説明したものと同一であ
り、ここでは説明を省略する。
【0023】指令信号i05が第3方向切換弁25の操作
部25aに入力されたときは、同弁25がa位置に切換
わり、油圧ポンプ21から吐出される圧油は管路22か
ら分岐管路22cを介して管路25dを通ってオフセッ
ト用アクチュエータ10のヘッド室10aに流入する。
これにより、同アクチュエータ10は短縮駆動する。指
令信号i06が第3方向切換弁25の操作部25bに入力
されたときは、同弁25がb位置に切換わり、油圧ポン
プ21から吐出される圧油は管路22から分岐管路22
cを介して管路25cを通ってオフセット用アクチュエ
ータ10のボトム室10bに流入する。これにより、同
アクチュエータ10は伸長駆動する。指令信号i09が第
5方向切換弁27の操作部27aに入力されたときは、
同弁27がa位置に切換わり、油圧ポンプ21から吐出
される圧油は管路22から管路27dを通ってバケット
用アクチュエータ15のヘッド室15aに流入する。こ
れにより、同アクチュエータ15は短縮駆動する。指令
信号i10が第5方向切換弁27の操作部27bに入力さ
れたときは、同弁27がb位置に切換わり、油圧ポンプ
21から吐出される圧油は管路22から管路27cを通
ってバケット用アクチュエータ15のボトム室15bに
流入する。これにより、同アクチュエータ15は伸長駆
動する。このように、自動切換スイッチ31をオフのと
きは電気式操作手段35の手動操作により各アクチュエ
ータ6,8,10,13,15の短縮または伸長駆動が
可能となっている。
【0024】本発明に係る第1の制御フローチャートを
図9に基づいて説明する。S1にてアーム目標対地角γ
t,回転中心ポイントLt を図4に示す設定器32により
入力する。S2にて図4に示す自動切換スイッチ31の
オンかを判定しており、NOのときはS1に戻り、YE
Sのときは、S3にて第1ブーム角θ1,第2ブーム角θ
2,オフセット角θ3,アーム角θ4 を検出する。S4にて
アーム実対地角γa,各回転中心ポイントのXa,Ya,Za
座標を測定する。S5にてアーム目標対地角γt とアー
ム実対地角γa の偏差Δγ(=γa-γt)を算出する。S6
にて偏差値Δγは限界誤差Δγe に対して|Δγ|≦Δ
γe か判定しており、このΔγがΔγe より大きいとき
はS3に戻り、ΔγがΔγe より小さいか又は同一のと
きはS7に移り、S7にてアーム目標対地角速度dγ/
dtを算出する。この場合、dXa /dt=dYa /d
t=dZa /dt=0として回転中心ポイントの座標は
固定としている。S8にて第1ブーム,第2ブーム及び
アームの目標角速度dθ1 /dt,dθ2 /dt,dθ
4 /dtが設定される。この場合、オフセットのdθ3
/dt=0としている。S9にて第1ブーム用方向切換
弁23の開口量C1 ,第2ブーム用方向切換弁24の開
口量C2 ,アーム用方向切換弁26の開口量C3 は、各
目標角速度dθ1 /dt,dθ2 /dt,dθ4 /d
t, 制御装置30に記憶されている所定関数f1 によ
り、 C1 =f1 (dθ1 /dt) C2 =f1 (dθ2 /dt) C3 =f1 (dθ4 /dt) を求める。次に、S10にて第1ブーム用方向切換弁2
3,第2ブーム用方向切換弁24及びアーム用方向切換
弁26の制御電流値i1 ,i2 ,i3 は、制御装置30
に記憶されている所定関数fA により、 i1 =fA (C1 ) i2 =fA (C2 ) i3 =fA (C3 ) を求める。制御電流値i1 は図4に示す制御装置30か
ら第1ブーム用方向切換弁23の操作部23a及び操作
部23bへの指令信号i01,i02に相当する。制御電流
値i2 は図4に示す制御装置30から第2ブーム用方向
切換弁24の操作部24a及び操作部24bへの指令信
号i03,i04に相当する。制御電流値i3 は図4に示す
制御装置30からアーム用方向切換弁26の操作部26
a及び操作部26bへの指令信号i07,i08に相当す
る。この演算された制御電流値i1 〜i3 により、S1
1にて第1ブーム用方向切換弁23,第2ブーム用方向
切換弁24及びアーム用方向切換弁26に指令出力す
る。S12にて自動切換スイッチ31のオンかを判定し
ており、YESのときはS3に戻り、NOのときはエン
ドとなる。
【0025】本発明に係る第2の制御フローチャートを
図10に基づいて説明する。S21にてアーム目標対地
角γt,回転中心ポイントLt を図4に示す設定器32に
より入力する。S22にて図4に示す自動切換スイッチ
31のオンかを判定しており、NOのときはS21に戻
り、YESのときは、S23にて第1ブーム角θ1,第2
ブーム角θ2,オフセット角θ3,アーム角θ4 を検出す
る。S24にてアーム実対地角γa,各回転中心ポイント
のXa,Ya,Za 座標を測定する。S25にてアーム目標
対地角γt とアーム実対地角γa の偏差Δγ(=γa-γt)
を算出する。S26にて偏差値Δγは限界誤差Δγe に
対して|Δγ|≦Δγe か判定しており、このΔγがΔ
γe より大きいときはS23に戻り、ΔγがΔγe より
小さいか又は同一のときはS27に移り、S27にて第
1ブーム用方向切換弁23の開口量C1 ,第2ブーム用
方向切換弁24の開口量C2 ,アーム用方向切換弁26
の開口量C3 は、第1ブーム角θ1,第2ブーム角θ2,ア
ーム角θ4 と制御装置30に記憶されている所定関数f
1により、 C1 =f1 (θ1 ) C2 =f1 (θ2 ) C3 =f1 (θ4 ) を求める。次に、S28にて第1ブーム用方向切換弁2
3,第2ブーム用方向切換弁24及びアーム用方向切換
弁26の制御電流値i1 ,i2 ,i3 は、制御装置30
に記憶されている所定関数fA により、 i1 =fA (C1 ) i2 =fA (C2 ) i3 =fA (C3 ) を求める。制御電流値i1 は図4に示す制御装置30か
ら第1ブーム用方向切換弁23の操作部23a及び操作
部23bへの指令信号i01,i02に相当する。制御電流
値i2 は図4に示す制御装置30から第2ブーム用方向
切換弁24の操作部24a及び操作部24bへの指令信
号i03,i04に相当する。制御電流値i3 は図4に示す
制御装置30からアーム用方向切換弁26の操作部26
a及び操作部26bへの指令信号i07,i08に相当す
る。この演算された制御電流値i1 〜i3 により、S2
9にて第1ブーム用方向切換弁23,第2ブーム用方向
切換弁24及びアーム用方向切換弁26に指令出力す
る。S30にて自動切換スイッチ31のオンかを判定し
ており、YESのときはS23に戻り、NOのときはエ
ンドとなる。
【0026】次に、本発明に係るアームの位置決め制御
回路の第2実施例について、図7により説明する。尚、
第1実施例の図1乃至図6と基本構成は同一となってお
り詳細の説明は省略する。車体角傾斜センサ33が追加
された本構成によれば、設定器32によりアームの目標
対地角γt 及び回転中心ポイントLt を設定する。この
ときアームの目標対地角γtは車体の傾斜角δ1 により
補正するようにしたものである。これにより、作業現場
が傾斜地で車体が傾斜しても、予め設定されたアームの
目標対地角γtを補正するようにしたので、アーム12
はオペレータの所望する所定角度に位置決め制御するこ
とができる。したがって、油圧ショベルのアームの位置
決め制御が自動的に行われるので、未熟練のオペレータ
でも容易に運転操作が可能となる。
【0027】本発明に係る第3の制御フローチャートを
図11に基づいて説明する。S41にてアーム目標対地
角γt,回転中心ポイントLt を図4に示す設定器32に
より入力する。また図7に示す車体角傾斜センサ33か
ら車体傾斜角δ1 を入力する。S42にて図4に示す自
動切換スイッチ31のオンかを判定しており、NOのと
きはS41に戻り、YESのときは、S43にて第1ブ
ーム角θ1,第2ブーム角θ2,オフセット角θ3,アーム角
θ4 を検出する。S44にてアーム実対地角γa,各回転
中心ポイントのXa,Ya,Za 座標を測定する。S45に
てアーム目標対地角γt とアーム実対地角γa の偏差Δ
γ(=γa-γt)を算出する。S46にて偏差値Δγは限界
誤差Δγe に対して|Δγ|≦Δγe か判定しており、
このΔγがΔγe より大きいときはS43に戻り、Δγ
がΔγe より小さいか又は同一のときはS47に移り、
S47にて車体傾斜角δ1 は設定値δAに対してδ1 =
δAか判定しており、δ1 とδAが同一のときはS50
に移り、S50にて第1ブーム用方向切換弁23の開口
量C1 ,第2ブーム用方向切換弁24の開口量C2 ,ア
ーム用方向切換弁26の開口量C3 は、第1ブーム角θ
1,第2ブーム角θ2,アーム角θ4 と制御装置30に記憶
されている所定関数f2により、 C1 =f2 (θ1 ) C2 =f2 (θ2 ) C3 =f2 (θ4 ) を求める。S47にてδ1 がδAより小さいか又は大き
いときはS48に移り、S48にて車体傾斜角δ1 に対
する補正値δa を算出する。S49にて第1ブーム用方
向切換弁23の開口量C1 ,第2ブーム用方向切換弁2
4の開口量C2 ,アーム用方向切換弁26の開口量C3
は、第1ブーム角θ1,第2ブーム角θ2,アーム角θ4 ,
補正値δa ,制御装置30に記憶されている所定関数f
2 により、 C1 =f2 (θ1 ・δa )C2 =f2 (θ2 ・δa ) C3 =f2 (θ4 ・δa ) を求める。次に、S49またはS50からS51に移
り、S51にて第1ブーム用方向切換弁23,第2ブー
ム用方向切換弁24及びアーム用方向切換弁26の制御
電流値i1 ,i2 ,i3 は、制御装置30に記憶されて
いる所定関数fB により、 i1 =fB (C1 ) i2 =fB (C2 ) i3 =fB (C3 ) を求める。制御電流値i1 は図4に示す制御装置30か
ら第1ブーム用方向切換弁23の操作部23a及び操作
部23bへの指令信号i01,i02に相当する。制御電流
値i2 は図4に示す制御装置30から第2ブーム用方向
切換弁24の操作部24a及び操作部24bへの指令信
号i03,i04に相当する。制御電流値i3 は図4に示す
制御装置30からアーム用方向切換弁26の操作部26
a及び操作部26bへの指令信号i07,i08に相当す
る。この演算された制御電流値i1 〜i3 により、S5
2にて第1ブーム用方向切換弁23,第2ブーム用方向
切換弁24及びアーム用方向切換弁26に指令出力す
る。S53にて自動切換スイッチ31のオンかを判定し
ており、YESのときはS43に戻り、NOのときはエ
ンドとなる。
【0028】次に、本発明に係るアームの位置決め制御
回路の第3実施例について、図8により説明する。尚、
第1実施例の図1乃至図6と同一構成となっており詳細
の説明は省略する。作業機長さ設定器34が追加された
本構成によれば、図5に示す第1ブーム5の長さL1,第
2ブーム7の長さL22, L21, オフセットブーム11の
長さL3,ブラケット9の長さL4,アーム12の長さL5,
のうちのいずれかを変更するときは、設定器34により
作業機長さの変更が可能となっている。本構成によれ
ば、アーム目標対地角γtと、車体より順次連結される
作業機部材の長さが変わったときは、変更となった作業
機部材の各連結部の角度から演算されるアーム実対地角
γaとの偏差Δγに基づいて演算し、車体に対してアー
ムを所定角度に制御するようにしたものである。したが
って、各種のアタッチメント(ショートアームやロング
ブームを用いたバケット、破砕機、把持装置等)に応じ
た掘削作業、ブレーカ作業等のアームの位置決め制御が
自動的に行われ、未熟練のオペレータでも容易に運転操
作が可能となる。
【0029】本発明に係る第4の制御フローチャートを
図12に基づいて説明する。S51にてアーム目標対地
角γt,回転中心ポイントLt を図4に示す設定器32に
より入力する。また図8に示す作業機長さ設定器34に
より変更となる作業機長さLA を入力する。S52にて
図4に示す自動切換スイッチ31のオンかを判定してお
り、NOのときはS51に戻り、YESのときは、S5
3にて第1ブーム角θ1,第2ブーム角θ2,オフセット角
θ3,アーム角θ4 を検出する。S54にて変更となる作
業機長さLA に対して作業機連結部の角度θ1,θ2,θ3,
θ4 を補正し、θ1a, θ2a, θ3a, θ4aを算出する。S
55にてアーム実対地角γa,各回転中心ポイントのXa,
Ya,Za 座標を測定する。S56にてアーム目標対地角
γt とアーム実対地角γa の偏差Δγ(=γa-γt)を算出
する。S57にて偏差値Δγは限界誤差Δγe に対して
|Δγ|≦Δγe か判定しており、このΔγがΔγe よ
り小さいか又は同一のときはS53に戻り、ΔγがΔγ
e より大きいときはS58に移り、S58にて第1ブー
ム用方向切換弁23の開口量C1 ,第2ブーム用方向切
換弁24の開口量C2 ,アーム用方向切換弁26の開口
量C3 は、補正された第1ブーム角θ1a, 第2ブーム角
θ2a, アーム角θ4aと制御装置30に記憶されている所
定関数f2 により、 C1 =f2 (θ1a) C2 =f2 (θ2a) C3 =f2 (θ4a) を求める。次に、S59にて第1ブーム用方向切換弁2
3,第2ブーム用方向切換弁24及びアーム用方向切換
弁26の制御電流値i1 ,i2 ,i3 は、制御装置30
に記憶されている所定関数fB により、 i1 =fB (C1 ) i2 =fB (C2 ) i3 =fB (C3 ) を求める。制御電流値i1 は図4に示す制御装置30か
ら第1ブーム用方向切換弁23の操作部23a及び操作
部23bへの指令信号i01,i02に相当する。制御電流
値i2 は図4に示す制御装置30から第2ブーム用方向
切換弁24の操作部24a及び操作部24bへの指令信
号i03,i04に相当する。制御電流値i3 は図4に示す
制御装置30からアーム用方向切換弁26の操作部26
a及び操作部26bへの指令信号i07,i08に相当す
る。この演算された制御電流値i1 〜i3 により、S6
0にて第1ブーム用方向切換弁23,第2ブーム用方向
切換弁24及びアーム用方向切換弁26に指令出力す
る。S61にて自動切換スイッチ31のオンかを判定し
ており、YESのときはS53に戻り、NOのときはエ
ンドとなる。
【0030】本願発明の一実施例としてオフセットブー
ム式作業機について説明したが、オフセットブーム以外
の2ピースブームとアームを組合わせた作業機、あるい
は、標準仕様のブームとアームを組合わせた作業機にも
適用できることは言うまでもない。本願発明はアームの
位置決めが自動的に制御されることにより運転操作が容
易となり、建設機械として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの側面図である。
【図2】作業機アタッチメントにブレーカを装着した図
である。
【図3】図1のZ視図である。
【図4】本発明に係る油圧ショベルの作業機位置制御回
路図である。
【図5】同、作業機の各軸X,Y,Z方向の座標図であ
る。
【図6】同、作業機の各ポイントの座標、アームの対地
角γの関数式の説明図である。
【図7】同、第2実施例の車体傾斜角センサ用いたとき
の説明図である。
【図8】同、第3実施例の作業機長さ設定器を用いたと
きの説明図である。
【図9】同、第1の作業機位置制御フローチャートであ
る。
【図10】同、第2の作業機位置制御フローチャートで
ある。
【図11】同、第3の作業機位置制御フローチャートで
ある。
【図12】同、第4の作業機位置制御フローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 油圧ショベル 3 上部旋回体(車体) 5 第1ブーム 6 第1アクチュエータ 7 第2ブーム 8 第2アクチュエータ 9 ブラケット 10 オフセット用アクチュエータ 11 オフセットブーム 12 アーム 13 アーム用アクチュエータ 14 バケット 14A ブレーカ 17 第1検出手段 18 第2検出手段 16 第3検出手段 19 第4検出手段 23 第1方向切換弁 24 第2方向切換弁 25 第3方向切換弁 26 第4方向切換弁 27 第5方向切換弁 30 制御装置 31 自動切換スイッチ 32 設定器 33 車体傾斜角センサ 34 作業機長さ設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 和則 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内 (72)発明者 三宅 利彦 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小松 製作所本社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体より順次連結されるブーム、アー
    ム、及びアームに取着されたバケットあるいはブレーカ
    等からなる作業機部材と、この作業機部材を揺動させる
    各アクチュエータへ圧油を供給する各方向切換弁とを備
    え、前記ブームに取着されたアームの支点を回動し作業
    機部材の先端を作業対象物に位置決めする建設機械のア
    ーム位置制御方法であって、アームの回転中心ポイント
    Lt の固定及びアーム目標対地角γt を設定し、このア
    ーム目標対地角γt と、複数の作業機部材の長さL1 〜
    L5 と作業機部材の各連結部の角度θ1 〜θ4 により算
    出されるアーム実対地角γa との偏差Δγ(=γa −γ
    t )を演算し、その演算結果に基づいて前記各方向切換
    弁を所定の開口量とし各アクチュエータを駆動して、自
    動的にアームを所定角度に位置決め制御することを特徴
    とする建設機械のアーム位置制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設機械のアーム位置制
    御方法において、前記アーム目標対地角γtを可変に設
    定可能にしたことを特徴とする建設機械のアーム位置制
    御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建設機械のアーム位置制
    御方法において、車体傾斜角δ1 が車体の設定値δA よ
    り異なるときは補正値δa を演算し、その補正値δa に
    応じて前記各方向切換弁を補正された開口量とし各アク
    チュエータを駆動して、自動的にアームを所定角度に位
    置決め制御することを特徴とする建設機械のアーム位置
    制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の建設機械のアーム位置制
    御方法において、前記アーム目標対地角γtと、変更と
    なった作業機部材長さLA と作業機部材の各連結部の角
    度θ1a〜θ4aにより算出されるアーム実対地角γaとの
    偏差Δγ(=γa −γt )を演算し、その演算結果に基
    づいて前記各方向切換弁を所定の開口量とし各アクチュ
    エータを駆動して、自動的にアームを所定角度に位置決
    め制御することを特徴とする建設機械のアーム位置制御
    方法。
  5. 【請求項5】 車体より順次連結されるブーム、アー
    ム、及びアームに取着されたバケットあるいはブレーカ
    等からなる作業機部材と、この作業機部材を揺動させる
    各アクチュエータへ圧油を供給する各方向切換弁とを備
    え、前記ブームに取着されたアームの支点を回動し作業
    機部材の先端を作業対象物に位置決めする建設機械のア
    ーム位置制御方法であって、アームの回転中心ポイント
    Lt の固定及びアーム目標対地角γt を設定し、このア
    ーム目標対地角γt と、複数の作業機部材の長さL1 〜
    L5 と作業機部材の各連結部の角度θ1 〜θ4 により求
    められるアーム実対地角γa との偏差Δγ(=γa −γ
    t )を算出し、この偏差値Δγと、限界誤差Δγe とが
    |Δγ|>γe のときに求められるアームの目標対地角
    速度dγ/dtに対応して前記各方向切換弁を所定の開
    口量とし各アクチュエータを駆動して、自動的にアーム
    を所定角度に位置決め制御することを特徴とする建設機
    械のアーム位置制御方法。
  6. 【請求項6】 車体より順次連結されるブーム、アー
    ム、及びアームに取着されたバケットあるいはブレーカ
    等からなる作業機部材と、この作業機部材を揺動させる
    各アクチュエータへ圧油を供給する各方向切換弁とを備
    え、前記ブームに取着されたアームの支点を回動し作業
    機部材の先端を作業対象物に位置決めする建設機械のア
    ーム位置制御装置において、アーム目標対地角γt及び
    回転中心ポイントLtを設定する設定器(32)と、前記作
    業機部材を自動制御に切換える自動切換スイッチ(31)
    と、前記第1ブーム角θ1 を検出する第1検出手段(17)
    と、前記第2ブーム角θ2 を検出する第2検出手段(18)
    と、オフセットブームのオフセット角θ3 を検知する第
    3検出手段(16)と、前記アーム角θ4 を検出する第4検
    出手段(19)とを有し、前記設定器(32)により前記アーム
    の目標対地角γt及び作業対象物の掘削または破砕を開
    始する起点となるアーム回転中心ポイントLtを設定
    し、前記自動切換スイッチ(31)をオン操作した後に、前
    記第1〜第4検出手段(16,17,18,19) からの信号を受け
    て複数の作業機部材(5,7,9,11,12) の長さL1 〜L5 に
    より算出されるアーム実対地角γa とアーム目標対地角
    γtとの偏差Δγ(=γa −γt )を演算し、その演算
    結果に基づいて各アクチュエータ(6,8,13)を駆動して、
    自動的にアーム(12)を所定角度に位置決めするために前
    記各方向切換弁(23,24,26)を所定の開口量とするように
    指令出力する制御装置(30)を備えたことを特徴とする建
    設機械のアーム位置制御装置。
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