JPH10183170A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH10183170A JPH10183170A JP35730096A JP35730096A JPH10183170A JP H10183170 A JPH10183170 A JP H10183170A JP 35730096 A JP35730096 A JP 35730096A JP 35730096 A JP35730096 A JP 35730096A JP H10183170 A JPH10183170 A JP H10183170A
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- alkyl
- carbon atoms
- ether
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- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/66—Non-ionic compounds
- C11D1/83—Mixtures of non-ionic with anionic compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/02—Anionic compounds
- C11D1/04—Carboxylic acids or salts thereof
- C11D1/10—Amino carboxylic acids; Imino carboxylic acids; Fatty acid condensates thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
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- C11D1/662—Carbohydrates or derivatives
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 起泡力が優れると同時に泡切れ性も良好であ
り、泡質がクリーミィで高い洗浄力を有し、かつ皮膚に
マイルドな洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 下記の(Ａ)成分及び(Ｂ)成分を含有する
ことを特徴とする洗浄剤組成物 (Ａ)：糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性
剤の１種以上。 (Ｂ)：下記の一般式(Ｉ)で表されるアミドエーテルカル
ボン酸又はその塩の１種以上。 【化１】
り、泡質がクリーミィで高い洗浄力を有し、かつ皮膚に
マイルドな洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 下記の(Ａ)成分及び(Ｂ)成分を含有する
ことを特徴とする洗浄剤組成物 (Ａ)：糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性
剤の１種以上。 (Ｂ)：下記の一般式(Ｉ)で表されるアミドエーテルカル
ボン酸又はその塩の１種以上。 【化１】
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、泡立ち性が優れる
と同時に泡切れ性も良好で、さらに泡質がクリーミーで
高い洗浄力を発揮し、且つ皮膚などにマイルドな洗浄剤
組成物に関するものである。
と同時に泡切れ性も良好で、さらに泡質がクリーミーで
高い洗浄力を発揮し、且つ皮膚などにマイルドな洗浄剤
組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】シャンプー、ボディシャンプー、衣類用
洗剤、台所用洗剤、住居用洗剤などの洗浄剤において
は、洗浄時に手などの肌に触れることが避けられないた
め、従来から皮膚にマイルドな洗浄剤組成が検討されて
きた。脂肪酸と単糖類又はオリゴ糖類のモノアルキルエ
ーテルとのエステルからなる糖エステル系界面活性剤
は、皮膚刺激が少なく皮膚にマイルドな界面活性剤とし
て知られている。しかしながら、この糖エステル系界面
活性剤単独系では、起泡力及び洗浄性の点で改良の余地
があり、脂肪酸塩などとの併用によって起泡力などを改
良した皮膚洗浄剤組成物（特開平３−２５５０２１
号）、ノニオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤とを
組み合わせた洗浄剤組成物（特開平４−１１６９８
号）、ＬＥＳやＡＯＳなどのアニオン界面活性剤とアル
キルアミンオキシドあるいは両性界面活性剤との併用に
よって、起泡力及び洗浄性などを改良した洗浄剤組成物
（特開平６−１７２７８７号、特開平６−１７２７９３
号）などが開示されている。
洗剤、台所用洗剤、住居用洗剤などの洗浄剤において
は、洗浄時に手などの肌に触れることが避けられないた
め、従来から皮膚にマイルドな洗浄剤組成が検討されて
きた。脂肪酸と単糖類又はオリゴ糖類のモノアルキルエ
ーテルとのエステルからなる糖エステル系界面活性剤
は、皮膚刺激が少なく皮膚にマイルドな界面活性剤とし
て知られている。しかしながら、この糖エステル系界面
活性剤単独系では、起泡力及び洗浄性の点で改良の余地
があり、脂肪酸塩などとの併用によって起泡力などを改
良した皮膚洗浄剤組成物（特開平３−２５５０２１
号）、ノニオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤とを
組み合わせた洗浄剤組成物（特開平４−１１６９８
号）、ＬＥＳやＡＯＳなどのアニオン界面活性剤とアル
キルアミンオキシドあるいは両性界面活性剤との併用に
よって、起泡力及び洗浄性などを改良した洗浄剤組成物
（特開平６−１７２７８７号、特開平６−１７２７９３
号）などが開示されている。
【０００３】一方、脂肪酸アミドエーテルカルボン酸系
界面活性剤は、皮膚などへの刺激性が少ないことがよく
知られているが、起泡性が不十分である。このため、こ
れまでにアミドエーテルカルボン酸と、ポリオキシエチ
レンアルキル硫酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミ
ド、高級アルコールアルキレンオキシド付加物、アシル
ザルコシネートなどとを組み合わせた洗浄剤（ヨーロッ
パ特許第１０２１１８号）、油脂を出発原料としたアミ
ドエーテルカルボン酸と、ラウリル硫酸エステル、ラウ
リルエーテル硫酸エステル、アルキルエーテルカルボン
酸、ラウリン酸とグリシジルトリメチルアンモニウムク
ロライドを反応させた４級化物などとを組み合わせたフ
ォームバス用洗浄剤、シャンプー用洗浄剤、シャワー用
洗浄剤など（特開昭６３−２９１９９６号）、石鹸を主
成分としてアミドエーテルカルボン酸やアルキルエーテ
ルカルボン酸塩を配合した洗浄剤（米国特許第４８６５
７５７号）、リン酸エステル系界面活性剤と併用した洗
浄剤（特開平７−１３８５９２）、ポリオキシエチレン
脂肪酸アミドエーテル硫酸塩を併用した洗浄剤（特開平
７−３３１２８６）などの各種組成物が開示されてい
る。
界面活性剤は、皮膚などへの刺激性が少ないことがよく
知られているが、起泡性が不十分である。このため、こ
れまでにアミドエーテルカルボン酸と、ポリオキシエチ
レンアルキル硫酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミ
ド、高級アルコールアルキレンオキシド付加物、アシル
ザルコシネートなどとを組み合わせた洗浄剤（ヨーロッ
パ特許第１０２１１８号）、油脂を出発原料としたアミ
ドエーテルカルボン酸と、ラウリル硫酸エステル、ラウ
リルエーテル硫酸エステル、アルキルエーテルカルボン
酸、ラウリン酸とグリシジルトリメチルアンモニウムク
ロライドを反応させた４級化物などとを組み合わせたフ
ォームバス用洗浄剤、シャンプー用洗浄剤、シャワー用
洗浄剤など（特開昭６３−２９１９９６号）、石鹸を主
成分としてアミドエーテルカルボン酸やアルキルエーテ
ルカルボン酸塩を配合した洗浄剤（米国特許第４８６５
７５７号）、リン酸エステル系界面活性剤と併用した洗
浄剤（特開平７−１３８５９２）、ポリオキシエチレン
脂肪酸アミドエーテル硫酸塩を併用した洗浄剤（特開平
７−３３１２８６）などの各種組成物が開示されてい
る。
【０００４】しかしながら、これらの洗浄剤は、いずれ
も起泡性の点で未だ充分満足されるものではなく、皮膚
などに低刺激で、高起泡性の洗浄剤の開発が望まれてい
た。また、望ましくは、同時に泡切れ性が良好ですすぎ
が簡単であることが、使用上極めて重要である。
も起泡性の点で未だ充分満足されるものではなく、皮膚
などに低刺激で、高起泡性の洗浄剤の開発が望まれてい
た。また、望ましくは、同時に泡切れ性が良好ですすぎ
が簡単であることが、使用上極めて重要である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、皮膚等に対
する刺激が少なく、使用時には良く泡立ち且つすすぎ時
には泡切れ性も良好な洗浄剤組成物を提供するものであ
る。
する刺激が少なく、使用時には良く泡立ち且つすすぎ時
には泡切れ性も良好な洗浄剤組成物を提供するものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題について鋭意研
究した結果、マイルド性は良好であるが、起泡性、洗浄
性は不十分であるタイプの糖アルキルエーテルの脂肪酸
エステル系界面活性剤と、マイルド性は良好であるが起
泡性は不十分であるアミドエーテルカルボン酸でも、そ
れらを組み合わせることによって、意外にも泡立ちが相
乗的に著しく向上し、同時に泡切れ性も非常に良好であ
るという新たな知見を見出し、本発明を完成するに至っ
た。
究した結果、マイルド性は良好であるが、起泡性、洗浄
性は不十分であるタイプの糖アルキルエーテルの脂肪酸
エステル系界面活性剤と、マイルド性は良好であるが起
泡性は不十分であるアミドエーテルカルボン酸でも、そ
れらを組み合わせることによって、意外にも泡立ちが相
乗的に著しく向上し、同時に泡切れ性も非常に良好であ
るという新たな知見を見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【０００７】すなわち、本発明によれば、下記の(Ａ)成
分及び(Ｂ)成分を含有することを特徴とする洗浄剤組成
物が提供される。 (Ａ)：糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性
剤の１種以上。 (Ｂ)：下記の一般式(Ｉ)で表されるアミドエーテルカル
ボン酸又はその塩の１種以上。
分及び(Ｂ)成分を含有することを特徴とする洗浄剤組成
物が提供される。 (Ａ)：糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性
剤の１種以上。 (Ｂ)：下記の一般式(Ｉ)で表されるアミドエーテルカル
ボン酸又はその塩の１種以上。
【化１】 （式中、Ｒ1は炭素数５〜２９の直鎖もしくは分岐鎖の
アルキル基またはアルケニル基はこれらアルキル基また
はアルケニル基で置換されたフェニル基を示し、Ｒ2は
水素原子、−(Ｘ−Ｏ)x−(Ｙ−Ｏ)y−Ｚ−ＣＯＯＭ、−
(Ｘ−Ｏ)x−(Ｙ−Ｏ)y−Ｈ又は炭素数１〜３のアルキル
基を示す。また、Ａは炭素数１〜６の直鎖または分岐鎖
のアルキレン基を示し、Ｘ及びＹはそれぞれ炭素数２〜
４の直鎖または分岐鎖のアルキレン基を示し、ｘ及びｙ
はそれぞれ０〜２０の数を示し、Ｚは炭素数１〜３のア
ルキレン基を示す。さらに、Ｍは水素原子、アルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールア
ミンまたは塩基性アミノ酸を示す。）
アルキル基またはアルケニル基はこれらアルキル基また
はアルケニル基で置換されたフェニル基を示し、Ｒ2は
水素原子、−(Ｘ−Ｏ)x−(Ｙ−Ｏ)y−Ｚ−ＣＯＯＭ、−
(Ｘ−Ｏ)x−(Ｙ−Ｏ)y−Ｈ又は炭素数１〜３のアルキル
基を示す。また、Ａは炭素数１〜６の直鎖または分岐鎖
のアルキレン基を示し、Ｘ及びＹはそれぞれ炭素数２〜
４の直鎖または分岐鎖のアルキレン基を示し、ｘ及びｙ
はそれぞれ０〜２０の数を示し、Ｚは炭素数１〜３のア
ルキレン基を示す。さらに、Ｍは水素原子、アルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールア
ミンまたは塩基性アミノ酸を示す。）
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の洗浄剤組成物の各
成分について更に詳述する。本発明に用いられる(Ａ)成
分の糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性剤
は、皮膚刺激性が少なく皮膚にマイルドな界面活性剤で
ある。このものは、モノペントース、モノヘキソース及
びそれらのオリゴ糖の中から選ばれる糖化合物のアルキ
ルエーテルに、脂肪酸残基をエステル結合を介して結合
させたものである。
成分について更に詳述する。本発明に用いられる(Ａ)成
分の糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性剤
は、皮膚刺激性が少なく皮膚にマイルドな界面活性剤で
ある。このものは、モノペントース、モノヘキソース及
びそれらのオリゴ糖の中から選ばれる糖化合物のアルキ
ルエーテルに、脂肪酸残基をエステル結合を介して結合
させたものである。
【０００９】前記脂肪酸残基は、飽和又は不飽和のもの
であってもよく、また直鎖もしくは分岐鎖状のものであ
ってもよく、その炭素数は５〜２１、好ましくは５〜１
７である。このような脂肪酸残基としては、以下の脂肪
酸から誘導されるものなどを挙げることができる。ヘキ
サン酸、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデ
カン酸、オクタデカン酸、２−エチルヘキサン酸、６−
エチルノナン酸、２−メチルデカン酸、６−プロピルノ
ナン酸、７−プロピルデカン酸、２−メチルトリデカン
酸、２−メチルテトラデカン酸、イソステアリン酸、デ
セン酸、ドデセン酸、テトラデセン酸、ヘキサデセン
酸、オクタデセン酸、ヤシ脂肪酸、パーム油脂肪酸な
ど。
であってもよく、また直鎖もしくは分岐鎖状のものであ
ってもよく、その炭素数は５〜２１、好ましくは５〜１
７である。このような脂肪酸残基としては、以下の脂肪
酸から誘導されるものなどを挙げることができる。ヘキ
サン酸、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデ
カン酸、オクタデカン酸、２−エチルヘキサン酸、６−
エチルノナン酸、２−メチルデカン酸、６−プロピルノ
ナン酸、７−プロピルデカン酸、２−メチルトリデカン
酸、２−メチルテトラデカン酸、イソステアリン酸、デ
セン酸、ドデセン酸、テトラデセン酸、ヘキサデセン
酸、オクタデセン酸、ヤシ脂肪酸、パーム油脂肪酸な
ど。
【００１０】モノペントースのアルキルエーテルとして
は、キシロース、アラビノース、リボース、リキソー
ス、ペンツロースなどの、メチル、エチル、ブチルなど
のモノアルキルエーテル化物などが挙げられる。また、
モノヘキソースのアルキルエーテルとしては、グルコー
ス、マンノース、ガラクトース、フラクトース、ソルボ
ース、ダガトース、プシコースなどの、メチル、エチ
ル、ブチルなどのモノアルキルエーテル化物などが挙げ
られる。
は、キシロース、アラビノース、リボース、リキソー
ス、ペンツロースなどの、メチル、エチル、ブチルなど
のモノアルキルエーテル化物などが挙げられる。また、
モノヘキソースのアルキルエーテルとしては、グルコー
ス、マンノース、ガラクトース、フラクトース、ソルボ
ース、ダガトース、プシコースなどの、メチル、エチ
ル、ブチルなどのモノアルキルエーテル化物などが挙げ
られる。
【００１１】オルゴ糖のアルキルエーテルとしては、炭
素数５〜６の単糖単位が２〜６個結合したオルゴ糖、好
ましくは単糖単位が２〜４個結合したオリゴ糖で、例え
ば、麦芽糖、乳糖、トレハロース、セルビオース、イソ
マルトース、ゲンチオビオース、ゲンチアノース、ラフ
ィノース、スタキオース、マルトトリオース、マルトテ
トラオース、マルトペンタオースなどのメチル、エチ
ル、ブチルなどのモノアルキルエーテルなどが挙げられ
る。また、末端を還元したマルチトース及びラクチトー
ルなどのモノアルキルエーテルなどが挙げられる。
素数５〜６の単糖単位が２〜６個結合したオルゴ糖、好
ましくは単糖単位が２〜４個結合したオリゴ糖で、例え
ば、麦芽糖、乳糖、トレハロース、セルビオース、イソ
マルトース、ゲンチオビオース、ゲンチアノース、ラフ
ィノース、スタキオース、マルトトリオース、マルトテ
トラオース、マルトペンタオースなどのメチル、エチ
ル、ブチルなどのモノアルキルエーテルなどが挙げられ
る。また、末端を還元したマルチトース及びラクチトー
ルなどのモノアルキルエーテルなどが挙げられる。
【００１２】本発明の(Ａ)成分の糖アルキルエーテルの
脂肪酸エステル系界面活性剤は、前記糖化合物のアルキ
ルエーテル化物の一つの水酸基に、炭素数５〜２２、好
ましくは５〜１７の直鎖又は分岐鎖の、飽和もしくは不
飽和の脂肪酸残基がエステル結合したモノエステル型の
ものを主成分とすることが好ましく、ジエステル型のも
のの含有量は３０重量％以下、好ましくは２０重量％以
下で、トリエステル以上のポリエステル型のものの含有
量は５重量％以下であることが望ましい。
脂肪酸エステル系界面活性剤は、前記糖化合物のアルキ
ルエーテル化物の一つの水酸基に、炭素数５〜２２、好
ましくは５〜１７の直鎖又は分岐鎖の、飽和もしくは不
飽和の脂肪酸残基がエステル結合したモノエステル型の
ものを主成分とすることが好ましく、ジエステル型のも
のの含有量は３０重量％以下、好ましくは２０重量％以
下で、トリエステル以上のポリエステル型のものの含有
量は５重量％以下であることが望ましい。
【００１３】本発明の(Ｂ)成分である下記一般式(Ｉ)で
表されるアミドエーテルカルボン酸又はそれらの塩は、
起泡力を向上させると共に、泡質を改善し、洗浄性を高
めるなどの機能を有する。
表されるアミドエーテルカルボン酸又はそれらの塩は、
起泡力を向上させると共に、泡質を改善し、洗浄性を高
めるなどの機能を有する。
【化１】 （式中、Ｒ1、Ｒ2、Ａ、Ｘ、Ｙ、ｘ、ｙ、Ｚ、Ｍは前記
のとおり。）
のとおり。）
【００１４】上記一般式(Ｉ)で示されるアミドエーテル
カルボン酸又はそれらの塩において、式中のアシル基Ｒ
1ＣＯは、炭素数６〜３０、好ましくは８〜２８の脂肪
酸残基である。その具体例としては、例えば、オクタン
酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデ
カン酸、オクタデカン酸、エイコサン酸、２−エチルヘ
キサン酸、２−ヘキシルデカン酸、２−オクチルウンデ
カン酸、２−デシルテトラデカン酸、２−ウンデシルヘ
キサデカン酸、イソステアリン酸、ドデセン酸、ヘキサ
デセン酸、オクタデセン酸、ヤシ脂肪酸、パーム油脂肪
酸、牛脂脂肪酸などから誘導される脂肪酸残基を挙げる
ことができる。また、Ｒ2としては、水素原子又は炭素
数１〜３のアルキル基が、Ａは炭素数２〜３のアルキレ
ン基が、Ｘ及びＹは炭素数２〜３の直鎖又は分岐鎖のア
ルキレン基が、ｘ＋ｙは０以上、２０以下の数が、Ｚは
炭素数１〜２のアルキレン基が好ましく、Ｍとしては、
例えば、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
ウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、アルギニン、リジンなどが挙げら
れる。
カルボン酸又はそれらの塩において、式中のアシル基Ｒ
1ＣＯは、炭素数６〜３０、好ましくは８〜２８の脂肪
酸残基である。その具体例としては、例えば、オクタン
酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデ
カン酸、オクタデカン酸、エイコサン酸、２−エチルヘ
キサン酸、２−ヘキシルデカン酸、２−オクチルウンデ
カン酸、２−デシルテトラデカン酸、２−ウンデシルヘ
キサデカン酸、イソステアリン酸、ドデセン酸、ヘキサ
デセン酸、オクタデセン酸、ヤシ脂肪酸、パーム油脂肪
酸、牛脂脂肪酸などから誘導される脂肪酸残基を挙げる
ことができる。また、Ｒ2としては、水素原子又は炭素
数１〜３のアルキル基が、Ａは炭素数２〜３のアルキレ
ン基が、Ｘ及びＹは炭素数２〜３の直鎖又は分岐鎖のア
ルキレン基が、ｘ＋ｙは０以上、２０以下の数が、Ｚは
炭素数１〜２のアルキレン基が好ましく、Ｍとしては、
例えば、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
ウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、アルギニン、リジンなどが挙げら
れる。
【００１５】本発明の洗浄剤組成物の(Ｂ)成分のアミド
エーテルカルボン酸又はその塩の好ましい具体例として
は、例えば、デカン酸モノエタノールアミドポリオキシ
エチレンエーテル酢酸（Ｘ及びＹ：Ｃ2Ｈ4、ｘ＋ｙ＝０
〜１５）、ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシ
エチレンエーテル酢酸（同前述）、テトラデカン酸モノ
エタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸（同
前述）、ヘキサデカン酸モノエタノールアミドポリオキ
シエチレンエーテル酢酸（同前述）、オクタデカン酸モ
ノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸
（同前述）、ドコサン酸モノエタノールアミドポリオキ
シエチレンエーテル酢酸（同前述）、２−ヘキシルデカ
ン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル
酢酸（同前述）、イソステアリン酸モノエタノールアミ
ドポリオキシエチレンエーテル酢酸（同前述）、ヤシ脂
肪酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル
酢酸（同前述）、パーム油脂肪酸モノエタノールアミド
ポリオキシエチレンエーテル酢酸（同前述）、牛脂脂肪
酸ポリオキシエチレンエーテル酢酸（同前述）、オクタ
デセン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエー
テル酢酸（Ｘ及びＹ：Ｃ2Ｈ4、ｘ＋ｙ＝０〜２０）、ド
デカン酸イソプロパノールアミドポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンエーテル酢酸（Ｘ：Ｃ2Ｈ4、Ｙ：Ｃ
3Ｈ6、ｘ＋ｙ＝０〜１５）、テトラデカン酸ｎ−プロパ
ノールポリオキシプロピレンポリオキシエチレンエーテ
ル酢酸（Ｘ：Ｃ3Ｈ6、Ｙ：Ｃ2Ｈ4、ｘ＋ｙ＝０〜１
５）、オクタデカン酸Ｎ−メチルエタノールアミドポリ
オキシエチレンエーテル酢酸（Ｘ及びＹ：Ｃ2Ｈ4、ｘ＋
ｙ＝０〜１５）、イソステアリン酸ジエタノールアミド
ポリオキシエチレンエーテル酢酸（同前述）など、又は
それらの塩が挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
エーテルカルボン酸又はその塩の好ましい具体例として
は、例えば、デカン酸モノエタノールアミドポリオキシ
エチレンエーテル酢酸（Ｘ及びＹ：Ｃ2Ｈ4、ｘ＋ｙ＝０
〜１５）、ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシ
エチレンエーテル酢酸（同前述）、テトラデカン酸モノ
エタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸（同
前述）、ヘキサデカン酸モノエタノールアミドポリオキ
シエチレンエーテル酢酸（同前述）、オクタデカン酸モ
ノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸
（同前述）、ドコサン酸モノエタノールアミドポリオキ
シエチレンエーテル酢酸（同前述）、２−ヘキシルデカ
ン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル
酢酸（同前述）、イソステアリン酸モノエタノールアミ
ドポリオキシエチレンエーテル酢酸（同前述）、ヤシ脂
肪酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル
酢酸（同前述）、パーム油脂肪酸モノエタノールアミド
ポリオキシエチレンエーテル酢酸（同前述）、牛脂脂肪
酸ポリオキシエチレンエーテル酢酸（同前述）、オクタ
デセン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエー
テル酢酸（Ｘ及びＹ：Ｃ2Ｈ4、ｘ＋ｙ＝０〜２０）、ド
デカン酸イソプロパノールアミドポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンエーテル酢酸（Ｘ：Ｃ2Ｈ4、Ｙ：Ｃ
3Ｈ6、ｘ＋ｙ＝０〜１５）、テトラデカン酸ｎ−プロパ
ノールポリオキシプロピレンポリオキシエチレンエーテ
ル酢酸（Ｘ：Ｃ3Ｈ6、Ｙ：Ｃ2Ｈ4、ｘ＋ｙ＝０〜１
５）、オクタデカン酸Ｎ−メチルエタノールアミドポリ
オキシエチレンエーテル酢酸（Ｘ及びＹ：Ｃ2Ｈ4、ｘ＋
ｙ＝０〜１５）、イソステアリン酸ジエタノールアミド
ポリオキシエチレンエーテル酢酸（同前述）など、又は
それらの塩が挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
【００１６】該(Ｂ)成分のアミドエーテルカルボン酸又
はそれらの塩は単独で用いてもよいが、下記一般式（I
I)で表されるアミドエーテルを併用すると、さらに起泡
性が向上するので一層好ましい。一般式(Ｉ）で示され
る化合物と一般式(II)で示される化合物の使用割合は、
好ましくは(Ｉ）：（II）＝９９：１〜１０：９０、更
に好ましくは９９：１〜３０：７０、最も好ましくは９
５：５〜１：２である。
はそれらの塩は単独で用いてもよいが、下記一般式（I
I)で表されるアミドエーテルを併用すると、さらに起泡
性が向上するので一層好ましい。一般式(Ｉ）で示され
る化合物と一般式(II)で示される化合物の使用割合は、
好ましくは(Ｉ）：（II）＝９９：１〜１０：９０、更
に好ましくは９９：１〜３０：７０、最も好ましくは９
５：５〜１：２である。
【化２】 （式中、Ｒ1は炭素数５〜２９の直鎖もしくは分岐鎖の
アルキル基またはアルケニル基或いはこれらアルキル基
またはアルケニル基で置換されたフェニル基を示し、Ｒ
2は水素原子、−(Ｘ−Ｏ)x−(Ｙ−Ｏ)y−Ｈ又は炭素数
１〜３のアルキル基を示す。また、Ａは炭素数１〜６の
直鎖または分岐鎖のアルキレン基を示し、Ｘ及びＹはそ
れぞれ炭素数２〜４の直鎖または分岐鎖のアルキレン基
を示し、ｘ及びｙはそれぞれ０〜２０の数を示す。
アルキル基またはアルケニル基或いはこれらアルキル基
またはアルケニル基で置換されたフェニル基を示し、Ｒ
2は水素原子、−(Ｘ−Ｏ)x−(Ｙ−Ｏ)y−Ｈ又は炭素数
１〜３のアルキル基を示す。また、Ａは炭素数１〜６の
直鎖または分岐鎖のアルキレン基を示し、Ｘ及びＹはそ
れぞれ炭素数２〜４の直鎖または分岐鎖のアルキレン基
を示し、ｘ及びｙはそれぞれ０〜２０の数を示す。
【００１７】(Ｂ)成分であるアミドエーテルカルボン酸
又はそれらの塩の製造方法は特に限定されるものではな
く、色々な方法によってつくることができる。例えば、
脂肪酸メチルエステルなどの脂肪酸低級アルコールエス
テルを出発原料として脂肪酸アミドとした後、直接カル
ボキシメチル化、又はエトキシル化及びカルボキシメチ
ル化し、未精製のまま、又は酸型への変換、精製、又は
その後アルカリ水溶液で中和してつくる方法、油脂を出
発原料としてつくる方法、脂肪酸を出発原料としてつく
る方法などが挙げられる。これらのいずれの方法におい
ても、塩化ナトリウムなどの無機塩が不純物として含ま
れるが、少量ならば性能上何らさしつかえない。
又はそれらの塩の製造方法は特に限定されるものではな
く、色々な方法によってつくることができる。例えば、
脂肪酸メチルエステルなどの脂肪酸低級アルコールエス
テルを出発原料として脂肪酸アミドとした後、直接カル
ボキシメチル化、又はエトキシル化及びカルボキシメチ
ル化し、未精製のまま、又は酸型への変換、精製、又は
その後アルカリ水溶液で中和してつくる方法、油脂を出
発原料としてつくる方法、脂肪酸を出発原料としてつく
る方法などが挙げられる。これらのいずれの方法におい
ても、塩化ナトリウムなどの無機塩が不純物として含ま
れるが、少量ならば性能上何らさしつかえない。
【００１８】また、前述のアミドエーテルカルボン酸又
はそれらの塩とアミドエーテルを併用する場合、その比
率は、アミドエーテルにモノハロ酢酸アルカリ塩などを
反応させる際のモル比や混合方法などの反応条件を選択
することによって調整することができるし、またアミド
エーテルカルボン酸に同一又は異種の１種以上のアミド
エーテルを後添加して調整することもできる。
はそれらの塩とアミドエーテルを併用する場合、その比
率は、アミドエーテルにモノハロ酢酸アルカリ塩などを
反応させる際のモル比や混合方法などの反応条件を選択
することによって調整することができるし、またアミド
エーテルカルボン酸に同一又は異種の１種以上のアミド
エーテルを後添加して調整することもできる。
【００１９】本発明の(Ａ)成分の糖アルキルエーテルの
脂肪酸エステル系界面活性剤と(Ｂ)成分のアミドエーテ
ルカルボン酸又はそれらの塩との合計配合量は、特に限
定されるものではないが、洗浄剤組成物全量に対して、
好ましくは１〜５０重量％、さらに好ましくは５〜３５
重量％である。この配合量が少なすぎると起泡力が十分
に得られない。一方、配合量を多くすると、系の安定性
が劣化する。また、(Ａ)成分及び(Ｂ)成分の重量比率
は、特に限定されるものではないが、９９：１〜１：９
９、好ましくは９７：３〜１０：９０、さらに好ましく
は９５：５〜２０：８０であり、この範囲を逸脱する
と、起泡力に十分な相乗的効果が得られず、好ましくな
い。
脂肪酸エステル系界面活性剤と(Ｂ)成分のアミドエーテ
ルカルボン酸又はそれらの塩との合計配合量は、特に限
定されるものではないが、洗浄剤組成物全量に対して、
好ましくは１〜５０重量％、さらに好ましくは５〜３５
重量％である。この配合量が少なすぎると起泡力が十分
に得られない。一方、配合量を多くすると、系の安定性
が劣化する。また、(Ａ)成分及び(Ｂ)成分の重量比率
は、特に限定されるものではないが、９９：１〜１：９
９、好ましくは９７：３〜１０：９０、さらに好ましく
は９５：５〜２０：８０であり、この範囲を逸脱する
と、起泡力に十分な相乗的効果が得られず、好ましくな
い。
【００２０】本発明の洗浄剤組成物は、前記(Ａ)及び
(Ｂ)成分を必須成分とするものであるが、他の公知の洗
浄剤成分を配合することもできる。このような洗浄剤成
分としては、例えば、(Ｂ)成分以外のアニオン界面活性
剤として、脂肪酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル硫酸エステル塩、アルキル硫酸塩、α−ス
ルホ脂肪酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、ポリオ
キシアルキレン（ヒドロキシ）アルキルエーテル酢酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルアミドエーテル硫酸
エステル塩、グリセライド硫酸塩、スルホコハク酸アル
キルエステル塩、スルホサクシナメート系界面活性剤、
アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアル
キルエーテルリン酸エステル塩、アシル化イセチオン酸
塩、アミノ酸系界面活性剤などのアニオン界面活性剤、
(Ａ)成分以外の非イオン界面活性剤として、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、アルキルグルカミド、ア
ルカノールアミド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂
肪酸多価アルコールエステル、アルキルアミンオキシ
ド、アミドアミンオキシドなどの非イオン界面活性剤、
酢酸ベタイン系、アミド酢酸ベタイン系、スルホベタイ
ン系、アミドスルホベタイン系、イミダゾリニウムベタ
イン系、アミノ酸系、アミドアミノ酸系、ホスホベタイ
ン系などの両性活性剤、モノ及びジ長鎖アルキル第４級
アンモニウム塩、モノ及びジ長鎖アルキル第３級アミン
などのカチオン界面活性剤が挙げられる。
(Ｂ)成分を必須成分とするものであるが、他の公知の洗
浄剤成分を配合することもできる。このような洗浄剤成
分としては、例えば、(Ｂ)成分以外のアニオン界面活性
剤として、脂肪酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル硫酸エステル塩、アルキル硫酸塩、α−ス
ルホ脂肪酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、ポリオ
キシアルキレン（ヒドロキシ）アルキルエーテル酢酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルアミドエーテル硫酸
エステル塩、グリセライド硫酸塩、スルホコハク酸アル
キルエステル塩、スルホサクシナメート系界面活性剤、
アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアル
キルエーテルリン酸エステル塩、アシル化イセチオン酸
塩、アミノ酸系界面活性剤などのアニオン界面活性剤、
(Ａ)成分以外の非イオン界面活性剤として、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、アルキルグルカミド、ア
ルカノールアミド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂
肪酸多価アルコールエステル、アルキルアミンオキシ
ド、アミドアミンオキシドなどの非イオン界面活性剤、
酢酸ベタイン系、アミド酢酸ベタイン系、スルホベタイ
ン系、アミドスルホベタイン系、イミダゾリニウムベタ
イン系、アミノ酸系、アミドアミノ酸系、ホスホベタイ
ン系などの両性活性剤、モノ及びジ長鎖アルキル第４級
アンモニウム塩、モノ及びジ長鎖アルキル第３級アミン
などのカチオン界面活性剤が挙げられる。
【００２１】また、本発明の洗浄剤組成物には、本発明
の目的を損なわない範囲でこの種の洗浄剤に配合される
補助成分を配合することもできる。このような補助成分
としては、例えば、ゼオライト、炭酸ナトリウム(カリ
ウム)、珪酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリア
クリル酸塩などのビルダー類、カチオン化セルロースな
どのコンディショニング剤、(ポリ)グリセリン、ソルビ
トールなどの保湿剤、メチルセルロース、ポリオキシエ
チレングルコールジステアレート、エタノール、(ポリ)
エチレングリコール、(ポリ)プロピレングリコールなど
の粘度調整剤、メチルパラベン、ブチルパラベンなどの
防腐剤、グリチルリチン酸カリウム、酢酸トコフェロー
ルなどの抗炎症剤、その他、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、金属イオン封鎖剤、殺菌剤、水溶性高分子化合物、
水溶性無機塩、ｐＨ調整に用いられる有機及び無機化合
物、パール光沢剤、色素、香料などが挙げられる。
の目的を損なわない範囲でこの種の洗浄剤に配合される
補助成分を配合することもできる。このような補助成分
としては、例えば、ゼオライト、炭酸ナトリウム(カリ
ウム)、珪酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリア
クリル酸塩などのビルダー類、カチオン化セルロースな
どのコンディショニング剤、(ポリ)グリセリン、ソルビ
トールなどの保湿剤、メチルセルロース、ポリオキシエ
チレングルコールジステアレート、エタノール、(ポリ)
エチレングリコール、(ポリ)プロピレングリコールなど
の粘度調整剤、メチルパラベン、ブチルパラベンなどの
防腐剤、グリチルリチン酸カリウム、酢酸トコフェロー
ルなどの抗炎症剤、その他、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、金属イオン封鎖剤、殺菌剤、水溶性高分子化合物、
水溶性無機塩、ｐＨ調整に用いられる有機及び無機化合
物、パール光沢剤、色素、香料などが挙げられる。
【００２２】本発明の洗浄剤組成物は、皮膚用や毛髪用
の洗浄剤のほか、台所用洗浄剤、衣類用洗浄剤、フォー
ムバスなど各種目的の洗浄剤に適用することができる。
の洗浄剤のほか、台所用洗浄剤、衣類用洗浄剤、フォー
ムバスなど各種目的の洗浄剤に適用することができる。
【００２３】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【００２４】実施例１〜２４、比較例１〜８ 下記表１及び表２に示される組成の各種洗浄剤組成物を
調製し、その起泡力及び泡切れ性を下記評価法により判
定した。その結果を表１及び表２に示す。 ［起泡力］ＣａＣｌ2を用いドイツ硬度３°ＤＨに調整
した人工硬水を使用して、洗浄剤組成物濃度０．５重量
％水溶液に、汚れ成分として流動パラフィンを０.３重
量％添加した溶液２０ｍｌを作製し、１００ｍｌ栓付き
エプトン管を用い、温度４０℃で、１０秒間に２０回振
とうさせ、その１分後の泡体積（ｍｌ）を測定した。数
値が大きいものほど、泡立ち性が良好であることを意味
する。 ［泡切れ性］後記の汚垢成分を含む有機汚垢の１０重量
％ベンゼン溶液を、対繊維重量で０．１重量％となるよ
う木綿肌シャツに均一につけ、風乾後次のように評価を
行った。洗濯機（うず巻型、反転式）の中で、洗浄剤組
成物０．１４重量％水道水溶液を調製した。被洗布とし
て、上記の汚垢つき木綿肌シャツを用い、浴比１：３０
で１５℃において通常の操作に従って洗濯し、被洗布を
１分間脱水後、洗浄剤組成物を含まない水で流水すすぎ
（１５Ｌ／分）を行い、１５分後の泡の残り具合から下
記基準で判定した。数値が大きいもの程、泡切れ性が良
好であることを意味する。 ────────────────────────────────── 汚垢成分 汚垢組成（重量％） ────────────────────────────────── オレイン酸 ４０．６ トリオレイン ２２．４ コレステロールオレート １７．５ 流動パラフィン ３．６ スクワレン ３．６ コレステロール ２．３ ゼラチン １０．０ ────────────────────────────────── 評価基準 ５：泡が全然残らない ２：泡がかなり残る ４：泡が僅かに残る １：泡が著しく残る ３：泡が少し残る
調製し、その起泡力及び泡切れ性を下記評価法により判
定した。その結果を表１及び表２に示す。 ［起泡力］ＣａＣｌ2を用いドイツ硬度３°ＤＨに調整
した人工硬水を使用して、洗浄剤組成物濃度０．５重量
％水溶液に、汚れ成分として流動パラフィンを０.３重
量％添加した溶液２０ｍｌを作製し、１００ｍｌ栓付き
エプトン管を用い、温度４０℃で、１０秒間に２０回振
とうさせ、その１分後の泡体積（ｍｌ）を測定した。数
値が大きいものほど、泡立ち性が良好であることを意味
する。 ［泡切れ性］後記の汚垢成分を含む有機汚垢の１０重量
％ベンゼン溶液を、対繊維重量で０．１重量％となるよ
う木綿肌シャツに均一につけ、風乾後次のように評価を
行った。洗濯機（うず巻型、反転式）の中で、洗浄剤組
成物０．１４重量％水道水溶液を調製した。被洗布とし
て、上記の汚垢つき木綿肌シャツを用い、浴比１：３０
で１５℃において通常の操作に従って洗濯し、被洗布を
１分間脱水後、洗浄剤組成物を含まない水で流水すすぎ
（１５Ｌ／分）を行い、１５分後の泡の残り具合から下
記基準で判定した。数値が大きいもの程、泡切れ性が良
好であることを意味する。 ────────────────────────────────── 汚垢成分 汚垢組成（重量％） ────────────────────────────────── オレイン酸 ４０．６ トリオレイン ２２．４ コレステロールオレート １７．５ 流動パラフィン ３．６ スクワレン ３．６ コレステロール ２．３ ゼラチン １０．０ ────────────────────────────────── 評価基準 ５：泡が全然残らない ２：泡がかなり残る ４：泡が僅かに残る １：泡が著しく残る ３：泡が少し残る
【００２５】なお、表１及び表２において、各成分の配
合量は重量％を示し、また符号は次の内容を示す。 〔Ａ成分〕 (１)Ｍ６−Ｏ−ＯＣＴＡＧ メチル ６−Ｏ−オクタノイルグルコシド (２)Ｍ６−Ｏ−ＤＥＣＡＧ メチル ６−Ｏ−デカノイルグルコシド (３)Ｍ６−Ｏ−ＯＣＴＡ／ＤＥＣＡＧ メチル ６−Ｏ−アシルグルコシド［オクタノイル／デ
カノイル＝１／１（重量比）］ (４)Ｍ６−Ｏ−ＥＮＯＮＡＧ メチル ６−Ｏ−６−エチルノナノイルグルコシド (５)Ｍ６−Ｏ−ＰＮＯＮＡＧ メチル ６−Ｏ−６−プロピルノナノイルグルコシド (６)Ｍ６−Ｏ−Ｅ／ＰＮＯＮＡＧ メチル ６−Ｏ−アシルグルコシド［６-エチルノナノ
イル／６-プロピルノナノイル=１／１(重量比)］ (７)Ｅ６−Ｏ−ＤＥＣＡＧ エチル ６−Ｏ−デカノイルグルコシド (８)Ｐ６−Ｏ−ＰＮＯＮＡＧ プロピル ６−Ｏ−６−プロピルノナノイルグルコシド (９)Ｍ６−Ｏ−ＯＣＴＡＭＡ メチル ６−Ｏ−オクタノイルマンノシド (１０)Ｍ６−Ｏ−ＩＳＯＳＴＭＡ メチル ６−Ｏ−イソステアロイルマンノシド (１１)Ｍ４−Ｏ−ＤＯＤＥＵＸＹ メチル ４−Ｏ−ドデセノイルキシロシド (１２)Ｍ３−Ｏ−ＰＤＥＣＡＸＹ メチル ３−Ｏ−７−プロピルデカノイルキシロシド (１３)Ｍ２−Ｏ−ＤＯＤＥＳＸＹ メチル ２−Ｏ−ドデカノイルキシロシド (１４)Ｍ６−Ｏ−ＭＴＲＩＤＥＧＡ メチル ６−Ｏ−２−メチルトリデカノイルガラクトシ
ド (１５)ＭＣＯＣＯＭＡＬ メチルヤシ脂肪酸アシルマルトシド (１６)ＭＭＤＥＣＡＭＡＬ メチル２−メチルデカノイルマルトシド
合量は重量％を示し、また符号は次の内容を示す。 〔Ａ成分〕 (１)Ｍ６−Ｏ−ＯＣＴＡＧ メチル ６−Ｏ−オクタノイルグルコシド (２)Ｍ６−Ｏ−ＤＥＣＡＧ メチル ６−Ｏ−デカノイルグルコシド (３)Ｍ６−Ｏ−ＯＣＴＡ／ＤＥＣＡＧ メチル ６−Ｏ−アシルグルコシド［オクタノイル／デ
カノイル＝１／１（重量比）］ (４)Ｍ６−Ｏ−ＥＮＯＮＡＧ メチル ６−Ｏ−６−エチルノナノイルグルコシド (５)Ｍ６−Ｏ−ＰＮＯＮＡＧ メチル ６−Ｏ−６−プロピルノナノイルグルコシド (６)Ｍ６−Ｏ−Ｅ／ＰＮＯＮＡＧ メチル ６−Ｏ−アシルグルコシド［６-エチルノナノ
イル／６-プロピルノナノイル=１／１(重量比)］ (７)Ｅ６−Ｏ−ＤＥＣＡＧ エチル ６−Ｏ−デカノイルグルコシド (８)Ｐ６−Ｏ−ＰＮＯＮＡＧ プロピル ６−Ｏ−６−プロピルノナノイルグルコシド (９)Ｍ６−Ｏ−ＯＣＴＡＭＡ メチル ６−Ｏ−オクタノイルマンノシド (１０)Ｍ６−Ｏ−ＩＳＯＳＴＭＡ メチル ６−Ｏ−イソステアロイルマンノシド (１１)Ｍ４−Ｏ−ＤＯＤＥＵＸＹ メチル ４−Ｏ−ドデセノイルキシロシド (１２)Ｍ３−Ｏ−ＰＤＥＣＡＸＹ メチル ３−Ｏ−７−プロピルデカノイルキシロシド (１３)Ｍ２−Ｏ−ＤＯＤＥＳＸＹ メチル ２−Ｏ−ドデカノイルキシロシド (１４)Ｍ６−Ｏ−ＭＴＲＩＤＥＧＡ メチル ６−Ｏ−２−メチルトリデカノイルガラクトシ
ド (１５)ＭＣＯＣＯＭＡＬ メチルヤシ脂肪酸アシルマルトシド (１６)ＭＭＤＥＣＡＭＡＬ メチル２−メチルデカノイルマルトシド
【００２６】〔Ｂ成分〕 (１７)ＤＥＣＡＰＯＥ３ デカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン（ｘ
＋ｙ＝３） (１８)ＤＥＣＡＰＯＥ３ＣＮａ (１７)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (１９)ＤＯＤＥＳＰＯＥ２ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン
（ｘ＋ｙ＝２） (２０)ＤＯＤＥＳＰＯＥ２ＣＮａ (１９)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (２１)ＤＯＤＥＳＰＯＥ４ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン
（ｘ＋ｙ＝４） (２２)ＤＯＤＥＳＰＯＥ４ＣＮａ (２１)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (２３)ＤＯＤＥＳＰＯＥ７ＣＮａ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエ
ーテル酢酸ナトリウム（ｘ＋ｙ＝７） (２４)ＴＥＴＲＡＰＯＥ５ テトラデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ン（ｘ＋ｙ＝５） (２５)ＴＥＴＲＡＰＯＥ５ＣＮａ (２４)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (２６)ＨＥＸＡＰＯＥ３ ヘキサデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ン（ｘ＋ｙ＝３） (２７)ＨＥＸＡＰＯＥ７ＣＮａ ヘキサデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ンエーテル酢酸ナトリウム（ｘ＋ｙ＝７） (２８)ＯＣＴＡＤＳＰＯＥ１０ＣＮａ オクタデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ンエーテル酢酸ナトリウム（ｘ＋ｙ＝１０） (２９)ＨＥＤＥＣＡＰＯＥ３ ２−ヘキシルデカン酸モノエタノールアミドポリオキシ
エチレン（ｘ＋ｙ＝３） (３０)ＨＥＤＥＣＡＰＯＥ３ＣＮａ (２９)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (３１)ＩＳＯＳＴＰＯＥ５ イソステアリン酸モノエタノールアミドポリオキシエチ
レン（ｘ＋ｙ＝５） (３２)ＩＳＯＳＴＰＯＥ５ＣＮａ (３１)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (３３)ＣＯＣＯＰＯＥ３ ヤシ脂肪酸アシルモノエタノールアミドポリオキシエチ
レン（ｘ＋ｙ＝３） (３４)ＣＯＣＯＰＯＥ３ＣＮａ (３３)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (３５)ＰＡＬＭＰＯＥ５ パーム油脂肪酸アシルモノエタノールアミドポリオキシ
エチレン（ｘ＋ｙ＝５） (３６)ＰＡＬＭＰＯＥ５ＣＭｇ (３５)のエーテル酢酸マグネシウム塩 (３７)ＯＣＴＡＤＵＰＯＥ３ オクタデセン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ン（ｘ＋ｙ＝３） (３８)ＯＣＴＡＤＵＰＯＥ３ＣＴＥＡ (３７)のエーテル酢酸トリエタノールアミン塩 (３９)ＤＯＤＥＳＩＰＯＥ３ＰＯＰ２ ドデカン酸イソプロパノールアミドポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン（ｘ＝３、ｙ＝２） (４０)ＤＯＤＥＳＩＰＯＥ３ＰＯＰ２ＣＮａ (３９)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (４１)ＴＥＴＲＡＮＰＯＰ２ＰＯＥ５ テトラデカン酸ｎ−プロパノールポリオキシプロピレン
ポリオキシエチレン（ｘ＝２、ｙ＝５） (４２)ＴＥＴＲＡＮＰＯＰ２ＰＯＥ５ＣＮａ (４１)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (４３)ＯＣＴＡＤＳＰＯＥ１０ オクタデカン酸Ｎ−メチルエタノールアミドポリオキシ
エチレン(ｘ＋ｙ＝１０) (４４)ＯＣＴＡＤＳＰＯＥ１０ＣＮａ (４３)のエーテル酢酸ナトリウム塩
＋ｙ＝３） (１８)ＤＥＣＡＰＯＥ３ＣＮａ (１７)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (１９)ＤＯＤＥＳＰＯＥ２ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン
（ｘ＋ｙ＝２） (２０)ＤＯＤＥＳＰＯＥ２ＣＮａ (１９)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (２１)ＤＯＤＥＳＰＯＥ４ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン
（ｘ＋ｙ＝４） (２２)ＤＯＤＥＳＰＯＥ４ＣＮａ (２１)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (２３)ＤＯＤＥＳＰＯＥ７ＣＮａ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエ
ーテル酢酸ナトリウム（ｘ＋ｙ＝７） (２４)ＴＥＴＲＡＰＯＥ５ テトラデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ン（ｘ＋ｙ＝５） (２５)ＴＥＴＲＡＰＯＥ５ＣＮａ (２４)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (２６)ＨＥＸＡＰＯＥ３ ヘキサデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ン（ｘ＋ｙ＝３） (２７)ＨＥＸＡＰＯＥ７ＣＮａ ヘキサデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ンエーテル酢酸ナトリウム（ｘ＋ｙ＝７） (２８)ＯＣＴＡＤＳＰＯＥ１０ＣＮａ オクタデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ンエーテル酢酸ナトリウム（ｘ＋ｙ＝１０） (２９)ＨＥＤＥＣＡＰＯＥ３ ２−ヘキシルデカン酸モノエタノールアミドポリオキシ
エチレン（ｘ＋ｙ＝３） (３０)ＨＥＤＥＣＡＰＯＥ３ＣＮａ (２９)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (３１)ＩＳＯＳＴＰＯＥ５ イソステアリン酸モノエタノールアミドポリオキシエチ
レン（ｘ＋ｙ＝５） (３２)ＩＳＯＳＴＰＯＥ５ＣＮａ (３１)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (３３)ＣＯＣＯＰＯＥ３ ヤシ脂肪酸アシルモノエタノールアミドポリオキシエチ
レン（ｘ＋ｙ＝３） (３４)ＣＯＣＯＰＯＥ３ＣＮａ (３３)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (３５)ＰＡＬＭＰＯＥ５ パーム油脂肪酸アシルモノエタノールアミドポリオキシ
エチレン（ｘ＋ｙ＝５） (３６)ＰＡＬＭＰＯＥ５ＣＭｇ (３５)のエーテル酢酸マグネシウム塩 (３７)ＯＣＴＡＤＵＰＯＥ３ オクタデセン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレ
ン（ｘ＋ｙ＝３） (３８)ＯＣＴＡＤＵＰＯＥ３ＣＴＥＡ (３７)のエーテル酢酸トリエタノールアミン塩 (３９)ＤＯＤＥＳＩＰＯＥ３ＰＯＰ２ ドデカン酸イソプロパノールアミドポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン（ｘ＝３、ｙ＝２） (４０)ＤＯＤＥＳＩＰＯＥ３ＰＯＰ２ＣＮａ (３９)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (４１)ＴＥＴＲＡＮＰＯＰ２ＰＯＥ５ テトラデカン酸ｎ−プロパノールポリオキシプロピレン
ポリオキシエチレン（ｘ＝２、ｙ＝５） (４２)ＴＥＴＲＡＮＰＯＰ２ＰＯＥ５ＣＮａ (４１)のエーテル酢酸ナトリウム塩 (４３)ＯＣＴＡＤＳＰＯＥ１０ オクタデカン酸Ｎ−メチルエタノールアミドポリオキシ
エチレン(ｘ＋ｙ＝１０) (４４)ＯＣＴＡＤＳＰＯＥ１０ＣＮａ (４３)のエーテル酢酸ナトリウム塩
【００２７】
【表１】
【００２８】
【表２】
【００２９】実施例１〜１２の結果から、比較例１〜４
の(Ａ)成分又は(Ｂ)成分をそれぞれ単独で用いた試料に
比べ泡体積は相乗的に大きくなり、起泡性に優れ、同時
に泡切れ性も良好であることが判る。また、実施例１〜
１２において、本発明の洗浄剤組成物は、例えば１３重
量％（実施例１）の低濃度から、３０重量％（実施例１
２）の高濃度まで、幅広い濃度範囲においても起泡力、
泡切性に優れていることが判る。実施例１３〜２４の結
果から、比較例５〜８の(Ａ)成分又は(Ｂ)成分をそれぞ
れ単独で用いた試料に比べ泡体積は相乗的に大きくな
り、起泡性に優れ、同時に泡切れ性も良好であることが
判る。また、実施例１３〜２４において、本発明の洗浄
剤組成物は、例えば１２重量％（実施例１３）の低濃度
から、３０重量％（実施例２４）の高濃度まで、幅広い
濃度範囲においても起泡力、泡切性に優れていることが
判る。
の(Ａ)成分又は(Ｂ)成分をそれぞれ単独で用いた試料に
比べ泡体積は相乗的に大きくなり、起泡性に優れ、同時
に泡切れ性も良好であることが判る。また、実施例１〜
１２において、本発明の洗浄剤組成物は、例えば１３重
量％（実施例１）の低濃度から、３０重量％（実施例１
２）の高濃度まで、幅広い濃度範囲においても起泡力、
泡切性に優れていることが判る。実施例１３〜２４の結
果から、比較例５〜８の(Ａ)成分又は(Ｂ)成分をそれぞ
れ単独で用いた試料に比べ泡体積は相乗的に大きくな
り、起泡性に優れ、同時に泡切れ性も良好であることが
判る。また、実施例１３〜２４において、本発明の洗浄
剤組成物は、例えば１２重量％（実施例１３）の低濃度
から、３０重量％（実施例２４）の高濃度まで、幅広い
濃度範囲においても起泡力、泡切性に優れていることが
判る。
【００３０】〔応用例１〕次に示す組成のｐＨ：６.２
のシャンプーを調製した。このものは、皮膚に対して低
刺激性であり、起泡性、泡切れ性及び泡質に優れるもの
であった。 ［シャンプー組成物］ (重量％) メチル ６−Ｏ−アシルグリコシド [オクタノイル／デカノイル＝１／１（重量比）］ ８.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 ナトリウム(ｘ＋ｙ＝２) ２.５ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン エーテル(ｘ＋ｙ＝２) ０.５ イミダゾリニウムベタイン(アルキル基：ヤシ) ２.０ ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド ２.０ プロピレングリコール ３.０ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 色素 適量 イオン交換水(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
のシャンプーを調製した。このものは、皮膚に対して低
刺激性であり、起泡性、泡切れ性及び泡質に優れるもの
であった。 ［シャンプー組成物］ (重量％) メチル ６−Ｏ−アシルグリコシド [オクタノイル／デカノイル＝１／１（重量比）］ ８.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 ナトリウム(ｘ＋ｙ＝２) ２.５ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン エーテル(ｘ＋ｙ＝２) ０.５ イミダゾリニウムベタイン(アルキル基：ヤシ) ２.０ ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド ２.０ プロピレングリコール ３.０ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 色素 適量 イオン交換水(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
【００３１】〔応用例２〕次に示す組成のｐＨ６.６の
コンディショニングシャンプーを調製した。このもの
は、皮膚に対して低刺激性であり、起泡性、泡切れ性、
泡質、並びに洗浄時及びすすぎ時の毛髪の感触に優れる
ものであった。 ［コンディショニングシャンプー組成物］ (重量％) メチル ６−Ｏ−６−プロピルノナノイルグルコシド １３.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 ナトリウム(ｘ＋ｙ＝３) ４.５ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン エーテル(ｘ＋ｙ＝３) ０.５ ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド ５.０ カチオン化セルロース ０.５ エタノール ２.５ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 イオン交換水(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
コンディショニングシャンプーを調製した。このもの
は、皮膚に対して低刺激性であり、起泡性、泡切れ性、
泡質、並びに洗浄時及びすすぎ時の毛髪の感触に優れる
ものであった。 ［コンディショニングシャンプー組成物］ (重量％) メチル ６−Ｏ−６−プロピルノナノイルグルコシド １３.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 ナトリウム(ｘ＋ｙ＝３) ４.５ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン エーテル(ｘ＋ｙ＝３) ０.５ ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド ５.０ カチオン化セルロース ０.５ エタノール ２.５ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 イオン交換水(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
【００３２】〔応用例３〕次に示す組成のｐＨ５.８の
ボディシャンプーを調製した。このものは、皮膚に対し
て低刺激性であり、起泡性、泡切れ性、泡質、並びに洗
浄時の使用感に優れるものであった。 [ボディシャンプー組成物］ (重量％) エチル ６−Ｏ−６−エチルノナノイルグルコシド ９.０ ヤシ脂肪酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 ナトリウム(ｘ＋ｙ＝５) ５.０ ヤシ脂肪酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン エーテル(ｘ＋ｙ＝５) ３.０ ヒドロキシエチルセルロース ０.５ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 イオン交換水(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
ボディシャンプーを調製した。このものは、皮膚に対し
て低刺激性であり、起泡性、泡切れ性、泡質、並びに洗
浄時の使用感に優れるものであった。 [ボディシャンプー組成物］ (重量％) エチル ６−Ｏ−６−エチルノナノイルグルコシド ９.０ ヤシ脂肪酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 ナトリウム(ｘ＋ｙ＝５) ５.０ ヤシ脂肪酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン エーテル(ｘ＋ｙ＝５) ３.０ ヒドロキシエチルセルロース ０.５ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 イオン交換水(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
【００３３】〔応用例４〕次に示す組成のｐＨ６.９の
台所用洗浄剤を調製した。このものは、皮膚に対して低
刺激であり、起泡性、泡切れ性、泡質、洗浄性並びに洗
浄時の手の感触に優れるものであった。 ［台所用洗浄剤組成物］ (重量％) メチル ６−Ｏ−アシルマンノシド(６−エチルノナノイル／ ６−プロピルノナノイル=１／１重量比) ８.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 ナトリウム(ｘ＋ｙ＝３) ７.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 マグネシウム(ｘ＋ｙ＝３) ７.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン エーテル(ｘ＋ｙ＝３) １.０ エタノール ４.０ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 イオン交換水(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
台所用洗浄剤を調製した。このものは、皮膚に対して低
刺激であり、起泡性、泡切れ性、泡質、洗浄性並びに洗
浄時の手の感触に優れるものであった。 ［台所用洗浄剤組成物］ (重量％) メチル ６−Ｏ−アシルマンノシド(６−エチルノナノイル／ ６−プロピルノナノイル=１／１重量比) ８.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 ナトリウム(ｘ＋ｙ＝３) ７.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢酸 マグネシウム(ｘ＋ｙ＝３) ７.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレン エーテル(ｘ＋ｙ＝３) １.０ エタノール ４.０ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 イオン交換水(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
【００３４】〔応用例５〕次に示すｐＨ：７の住居用洗
浄剤を調製した。このものは、皮膚に対して低刺激性で
あり、起泡性、泡切性、泡質、並びに洗浄性に優れるも
のであった。 ［住居用洗浄剤］ (重量％) メチルオクタノイルマルトシド ２.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンポリオキシ プロピレンエーテル酢酸ナトリウム（ｘ：３、ｙ：２） ３.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンポリオキシ プロピレン(ｘ:３、ｙ:２) １.０ エタノール ２.０ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 色素 適量 香料 適量 イオン交換水（塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む） 残余
浄剤を調製した。このものは、皮膚に対して低刺激性で
あり、起泡性、泡切性、泡質、並びに洗浄性に優れるも
のであった。 ［住居用洗浄剤］ (重量％) メチルオクタノイルマルトシド ２.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンポリオキシ プロピレンエーテル酢酸ナトリウム（ｘ：３、ｙ：２） ３.０ ドデカン酸モノエタノールアミドポリオキシエチレンポリオキシ プロピレン(ｘ:３、ｙ:２) １.０ エタノール ２.０ クエン酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 色素 適量 香料 適量 イオン交換水（塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む） 残余
【００３５】〔応用例６〕次に示す組成のｐＨ１０の衣
類用洗浄剤を調製した。このものは、皮膚に対して低刺
激性であり、起泡性、泡切れ性、並びに洗浄性に優れる
ものであった。 ［衣類用洗浄剤組成物］ (重量％) メチル ６−Ｏ−デカノイルグルコシド ５.０ パーム油脂肪酸アシルモノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢 酸ナトリウム(ｘ＋ｙ＝２) ４.０ パーム油脂肪酸アシルモノエタノールアミドポリオキシ エチレン(ｘ＋ｙ＝２) １.０ α−スルホパーム油脂肪酸硫酸エステルナトリウム １５.０ ゼオライト １５.０ 炭酸ナトリウム １０.０ 珪酸ナトリウム １０.０ 水分 ５.０ 香料 適量 硫酸ナトリウム(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
類用洗浄剤を調製した。このものは、皮膚に対して低刺
激性であり、起泡性、泡切れ性、並びに洗浄性に優れる
ものであった。 ［衣類用洗浄剤組成物］ (重量％) メチル ６−Ｏ−デカノイルグルコシド ５.０ パーム油脂肪酸アシルモノエタノールアミドポリオキシエチレンエーテル酢 酸ナトリウム(ｘ＋ｙ＝２) ４.０ パーム油脂肪酸アシルモノエタノールアミドポリオキシ エチレン(ｘ＋ｙ＝２) １.０ α−スルホパーム油脂肪酸硫酸エステルナトリウム １５.０ ゼオライト １５.０ 炭酸ナトリウム １０.０ 珪酸ナトリウム １０.０ 水分 ５.０ 香料 適量 硫酸ナトリウム(塩化ナトリウムなどの無機塩もごく少量含む) 残余
【００３６】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、マイルド性は
良好であるが、起泡性、洗浄性は不十分であるタイプの
（Ａ）糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性
剤と、マイルド性は良好であるが起泡性は不十分である
（Ｂ）アミドエーテルカルボン酸系界面活性剤とを組み
合わせたことによって、低濃度〜高濃度の幅広い範囲で
意外にも起泡性が著しく優れ、泡切れ性にも優れ、しか
もマイルド性にも優れるという作用効果を有する。
良好であるが、起泡性、洗浄性は不十分であるタイプの
（Ａ）糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性
剤と、マイルド性は良好であるが起泡性は不十分である
（Ｂ）アミドエーテルカルボン酸系界面活性剤とを組み
合わせたことによって、低濃度〜高濃度の幅広い範囲で
意外にも起泡性が著しく優れ、泡切れ性にも優れ、しか
もマイルド性にも優れるという作用効果を有する。
Claims (1)
- 【請求項１】 下記の(Ａ)成分及び(Ｂ)成分を含有する
ことを特徴とする洗浄剤組成物 (Ａ)：糖アルキルエーテルの脂肪酸エステル系界面活性
剤の１種以上。 (Ｂ)：下記の一般式(Ｉ)で表されるアミドエーテルカル
ボン酸又はその塩の１種以上。 【化１】 （式中、Ｒ1は炭素数５〜２９の直鎖もしくは分岐鎖の
アルキル基またはアルケニル基或いはこれらアルキル基
またはアルケニル基で置換されたフェニル基を示し、Ｒ
2は水素原子、−(Ｘ−Ｏ)x−(Ｙ−Ｏ)y−Ｚ−ＣＯＯ
Ｍ、−(Ｘ−Ｏ)x−(Ｙ−Ｏ)y−Ｈ又は炭素数１〜３のア
ルキル基を示す。また、Ａは炭素数１〜６の直鎖または
分岐鎖のアルキレン基を示し、Ｘ及びＹはそれぞれ炭素
数２〜４の直鎖または分岐鎖のアルキレン基を示し、ｘ
及びｙはそれぞれ０〜２０の数を示し、Ｚは炭素数１〜
３のアルキレン基を示す。さらに、Ｍは水素原子、アル
カリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノ
ールアミンまたは塩基性アミノ酸を示す。）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35730096A JPH10183170A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35730096A JPH10183170A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10183170A true JPH10183170A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18453419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35730096A Pending JPH10183170A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10183170A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010275475A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Lion Corp | 液体洗浄剤組成物 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP35730096A patent/JPH10183170A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2010275475A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Lion Corp | 液体洗浄剤組成物 |
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