JPH10182642A - 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤 - Google Patents
置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤Info
- Publication number
- JPH10182642A JPH10182642A JP9301813A JP30181397A JPH10182642A JP H10182642 A JPH10182642 A JP H10182642A JP 9301813 A JP9301813 A JP 9301813A JP 30181397 A JP30181397 A JP 30181397A JP H10182642 A JPH10182642 A JP H10182642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- compound
- thiophene derivative
- carbon atoms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
ラムを有し、耐性菌問題を解決する新しいチオフェン誘
導体及び該誘導体を含有する植物病害防除剤を提供す
る。 【解決手段】 一般式(1) [式中、Rはアルキル基、ハロゲノアルキル基、アルケ
ニル基、ハロゲノアルケニルまたはアルキル基で置換さ
れていてもよいシクロアルキルであり、Rと−NHCO
Arは互いに隣り合っており、Arは各種の複素環基で
ある]で表される置換チオフェン誘導体。 【効果】 本発明の誘導体は各種作物の灰色かび病、う
どんこ病、赤さび病等の種々の病害に対し優れた防除効
果を示す。
Description
ェン誘導体、これを有効成分として含有する植物病害防
除剤に関する。
は、それまで使用されてきた非選択的な殺菌剤と異なり
低薬量で安定した効果を示すが、繰り返し使用した場合
に薬剤耐性が出現し、効力の低下を来すという問題があ
る。例えば、ベンズイミダゾール系の殺菌剤は広い殺菌
スペクトラムを有し、灰色かび病に対しても優れた効果
を示すが、1970年代に入って耐性菌が出現し、大幅
な効力低下を引き起こした。これに替わるものとしてジ
カルボキシイミド系の殺菌剤が注目を浴びたが、198
0年代に入って該薬剤に対しても耐性菌が出現し、灰色
かび病耐性菌の防除対策はわが国のみならず世界的にも
大きな問題となっている。一方、アゾール系の殺菌剤は
殺菌スペクトラムが広く、特に各種作物のうどんこ病、
さび病、リンゴ・ナシの黒星病などにこれまでにない低
薬量で効果を示す優れた薬剤であるが、最近になって耐
性菌の出現による該殺菌剤の大幅な効力の低下が問題に
なっており、使用回数も制限される方向にある。このよ
うな薬剤耐性菌の出現は選択的作用を示す殺菌剤にとっ
て避けては通れない問題となっており、新しい薬剤の開
発が急務となっている。
リド誘導体には殺菌活性を示すものが多く知られてお
り、最近では例えば、特開平5−221994号公報
(欧州特許公開第545099号公報)および特開平6
−199803号公報(欧州特許公開第589301号
公報)に種々のカルボン酸アニリド誘導体が灰色かび病
に効果を有することが記載されている。
には、以下の(化3)
基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メ
トキシ基、メチルチオ基、メチルスルホキシ基、メチル
スルホニル基、シアノ基、アセチル基、ニトロ基、アル
コキシカルボニル基またはアミノ基を示し、Rは炭素数
1〜12の直鎖または分岐のアルキル基、炭素数1〜1
2の直鎖または分岐のハロゲノアルキル基、炭素数2〜
10の直鎖または分岐のアルケニル基、炭素数2〜10
の直鎖または分岐のハロゲノアルケニル基、炭素数2〜
10のアルキルチオアルキル基、炭素数2〜10のアル
キルオキシアルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキ
ル基、炭素数3〜10のハロゲノ置換シクロアルキル
基、または1〜3個の置換基により置換されていてもよ
いフェニル基であり、該フェニル基の置換基は水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜4のアルケ
ニル基、炭素数2〜4のアルキニル基、炭素数3〜6の
シクロアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素
数1〜4のハロゲノアルコキシ基、炭素数1〜4のアル
キルチオ基、炭素数1〜4のアルキルスルホキシ基、炭
素数1〜4のアルキルスルホニル基、ハロゲン原子、シ
アノ基、炭素数2〜4のアシル基、炭素数2〜4のアル
コキシカルボニル基、アミノ基、または炭素数1〜3の
アルキル基で置換されたアミノ基であり、Rと−NHC
OArは互いに隣り合っており、Arは以下の(B1)
から(B8)(化4)
ル基、メチル基、エチル基、塩素原子、臭素原子または
ヨウ素原子であり、R2は水素原子、メチル基、トリフ
ルオロメチル基またはアミノ基であり、nは0〜2の整
数である)で表される基である]で表される置換チオフ
ェン誘導体が殺菌作用を有することが記載されている。
効性を有する薬剤の開発ができれば、環境への負荷も小
さく、適用場面が広がると考えた。
殺菌スペクトラムと高い防除効果、及び長期残効性を有
する植物病害防除剤を提供することにより省力化、環境
への安全性を高めることを課題とする。
ロ環アミン誘導体の有する生理活性に興味を持って研究
を行う中で、ある種のアミノチオフェンを有する誘導体
が種々の病害に対し従来より高い防除効果と長期残効性
を示し、作物に対する安全性が高く、従って前記課題に
かなうものであることを見出し、本発明を完成した。
ル基、炭素数3〜12の直鎖または分岐のハロゲノアル
キル基、炭素数3〜10の直鎖または分岐のアルケニル
基、炭素数3〜10の直鎖または分岐のハロゲノアルケ
ニル基、または炭素数1〜4のアルキル基で置換してい
てもよい炭素数3〜10のシクロアルキル基であり、R
と−NHCOArは互いに隣り合っており、Arは以下
の(A1)から(A5)(化6)
ル基、メチル基、エチル基、またはハロゲン原子であ
り、R2はメチル基、エチル基、トリフルオロメチル
基、またはジフルオロメチル基であり、R3はハロゲン
原子、メチル基またはメトキシ基であり、mは0〜1の
整数、nは0〜2の整数である)で表される複素環式基
である]で表される置換チオフェン誘導体、該誘導体を
有効成分として含有する植物病害防除剤に関する。
チオフェン誘導体の置換基Rは、具体的には、イソプロ
ピル、sec−ブチル、tert−ブチル、1−メチル
ブチル、1−メチルヘキシル、1−エチルプロピル、
1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、1
−エチル−3−メチルブチル、1,2−ジメチルヘキシ
ル、1,3−ジメチルオクチル、 3−メチルブチル、
3−メチルペンチル、4−メチルオクチル、1,2,
2,3−テトラメチルブチル、1,3,3−トリメチル
ブチル、 1,2,3−トリメチルブチル、1,3−ジ
メチルペンチル、1,3−ジメチルヘキシル、5−メチ
ル−3−ヘキシル、2−メチル−4−ヘプチル、2,6
−ジメチル−4−ヘプチル、1−メチル−2−シクロプ
ロピルエチル、n−ブチル、n−ヘキシル基等の炭素数
3〜12、好ましくは炭素数5〜7の直鎖または分岐ア
ルキル基;3−クロロ−1−メチルブチル、2−クロロ
−1−メチルブチル、1−クロロブチル、3,3−ジク
ロロ−1−メチルブチル、1−メチル−3−トリフルオ
ロメチルブチル、3−メチル−1−トリフルオロメチル
ブチル基等の炭素数3〜12の直鎖または分岐ハロゲノ
アルキル基;プロペニル、1−メチル−1−プロペニ
ル、1−エチル−1−ブテニル、2,4−ジメチル−1
−ペンテニル、2,4−ジメチル−2−ペンテニル基等
の炭素数3〜10の直鎖または分岐アルケニル基;2−
クロロ−1−メチル−1−ブテニル等の炭素数3〜10
の直鎖または分岐ハロゲノアルケニル基;シクロプロピ
ル、シクロヘキシル、3−メチルシクロペンチル、3−
メチルシクロヘキシル、2−エチルシクロオクチル、2
−イソプロピルシクロデシル基等の炭素数1〜4のアル
キル基で置換していてもよい炭素数3〜10のシクロア
ルキル基等が挙げられ、特に好ましくは1,3−ジメチ
ルブチルまたは3−メチルブチル基である。
ロメチル基、ジフルオロメチル基、メチル基、エチル基
またはハロゲン原子が置換し、5位にハロゲン、メチル
基またはメトキシ基が置換した1−メチル−4−ピラゾ
リル基、例えば5−クロロ−1、3−ジメチル−4−ピ
ラゾリル基、1,5−ジメチル−3−ジフルオロメチル
−4−ピラゾリル基、5−フルオロ−1−メチル−3−
ヨード−4−ピラゾリル基等;6位にトリフルオロメチ
ル基、ジフルオロメチル基、メチル基またはエチル基が
置換し、2,3または4位にメチル基が置換してもよい
3、4−ジヒドロ−2H−ピラン−5−イル基、例え
ば、6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−5
−イル基;6位にトリフルオロメチル基、ジフルオロメ
チル基、メチル基またはエチル基が置換した2,3−ジ
ヒドロ−1,4−オキサチイン−5−イル基、例えば、
6−メチル−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサチイン
−5−イル基;6位にトリフルオロメチル基、ジフルオ
ロメチル基、メチル基またはエチル基が置換した2,3
−ジヒドロ−1,4−オキサチイン−4−オキシド−5
−イル基、例えば、6−メチル−2,3−ジヒドロ−
1,4−オキサチイン−4−オキシド−5−イル基;6
位にトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、メチ
ル基またはエチル基が置換した2,3−ジヒドロ−1,
4−オキサチイン−4,4−ジオキシド−5−イル基、
例えば、6−メチル−2,3−ジヒドロ−1,4−オキ
サチイン−4,4−ジオキシド−5−イル基;5位にト
リフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、メチル基ま
たはエチル基が置換した2,3−ジヒドロフラン−4−
イル基、例えば、5−メチル−2,3−ジヒドロフラン
−4−イル基;3位にトリフルオロメチル基、ジフルオ
ロメチル基、メチル基、エチル基またはハロゲン原子が
置換したイソチアゾール−4−イル基、例えば、3−メ
チルイソチアゾール−4−イル基、3−トリフルオロメ
チルイソチアゾール−4−イル基等が挙げられる。
置換チオフェン誘導体としては、Arが(A1)であ
り、R1がメチル基、R3がハロゲン原子である化合物、
Arが(A2)であり、R2 がメチル基またはエチル基
(特にメチル基が好ましい)であり、mが0である化合
物、Arが(A3)であり、R2 がメチル基、nが0で
ある化合物、Arが(A4)であり、R2 がメチル基で
ある化合物が例示される。
フェン誘導体は新規な化合物であり、以下の反応式1,
2(化7)に示した公知の方法と類似の方法により、一
般式(2)で表される置換アミノチオフェンと一般式
(3)で表されるカルボン酸ハライドとを溶融状態また
は溶媒中で反応させるか(反応式1)、または一般式
(2)で表される置換アミノチオフェンと一般式(4)
で表されるカルボン酸エステルとをトリメチルアルミニ
ウムの存在下、溶媒中で反応させる(反応式2)ことに
より製造できる。
子、臭素原子、またはヨウ素原子を表す。) 反応式1について説明する。本反応に使用される溶媒と
しては反応に不活性なものであればよく、例えば、ヘキ
サン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、ト
ルエン、クロロベンゼン、アニソール等の芳香族炭化水
素類;ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエー
テル等のエーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリ
ルのようなニトリル類;酢酸エチル等のエステル類;ジ
クロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン
等のハロゲン化炭化水素;ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド等の非プロトン性溶媒があげられ、こ
れらの混合溶媒も使用される。
く、塩基として例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属およびアルカ
リ土類金属の水酸化物;酸化カルシウム、酸化マグネシ
ウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の酸化物;水
素化ナトリウム、水素化カルシウム等のアルカリ金属お
よびアルカリ土類金属の水素化物;リチウムアミド、ナ
トリウムアミド等のアルカリ金属のアミド;炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム等のアルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩;
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金
属およびアルカリ土類金属の炭酸水素塩;メチルリチウ
ム、ブチルリチウム、フェニルリチウム、メチルマグネ
シウムクロライド等のアルカリ金属アルキルまたはアル
キルマグネシウムハライド;ナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシド、ジメ
トキシマグネシウム等のアルカリ金属およびアルカリ土
類金属のアルコキシド;トリエチルアミン、ピリジン、
N,N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン、ル
チジン、4−ジメチルアミノピリジン等の種々の有機塩
基類があげられ、特に好ましくはトリエチルアミン、ピ
リジンである。これらの塩基の使用量は特に制限される
ものではないが、好ましくは一般式(3)で表されるカ
ルボン酸ハライド類に対して5モル%から20モル%過
剰に使用される。
オフェン類と一般式(3)で表されるカルボン酸ハライ
ド類は一般的には等モル量使用されるが、収率改善のた
め一方を他方に対して1モル%から20モル%過剰に使
用することもある。反応温度は通常−20〜150℃で
あり、好ましくは0〜40℃である。反応時間は特に制
限はないが、通常30分〜5時間である。
に使用される溶媒としては反応に不活性なものであれば
よく、例えば、ヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化
水素;ベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、アニソー
ル等の芳香族炭化水素類;ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル等のエーテル類;アセトニトリ
ル、プロピオニトリルのようなニトリル類;ジクロロメ
タン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロ
ゲン化炭化水素等;ジメチルスルホキシド等の非プロト
ン性溶媒等があげられ、これらの混合溶媒も使用され
る。
として例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化カルシウム等のアルカリ金属およびアルカリ土類金
属の水酸化物;酸化カルシウム、酸化マグネシウム等の
アルカリ金属、アルカリ土類金属の酸化物;水素化ナト
リウム、水素化カルシウム等のアルカリ金属およびアル
カリ土類金属の水素化物;リチウムアミド、ナトリウム
アミド等のアルカリ金属のアミド;炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等のア
ルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩;炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属および
アルカリ土類金属の炭酸水素塩;トリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム等のトリアルキルアルミニ
ウム;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
カリウム−t−ブトキシド、ジメトキシマグネシウム等
のアルカリ金属およびアルカリ土類金属のアルコキシ
ド;トリエチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルア
ニリン、N−メチルピペリジン、ルチジン、4−ジメチ
ルアミノピリジン等の種々の有機塩基類があげられる
が、特に好ましくはトリメチルアルミニウムである。こ
れらの塩基の使用量は特に制限されるものではないが、
好ましくは一般式(2)で表される置換アミノチオフェ
ン類に対して5モル%から200モル%過剰に使用され
る。
オフェン類と一般式(4)で表されるカルボン酸エステ
ル類は一般的には等モル量使用されるが、収率改善のた
め一方を他方に対して1モル%から100モル%過剰に
使用することもある。反応温度は通常−20〜150℃
であり、好ましくは0〜80℃である。反応時間は特に
制限はないが、通常30分〜24時間である。
表される化合物の合成法について述べる。 1)2−置換−3−アミノチオフェンの合成 これらの化合物は例えば以下の反応式(化8)に示した
ような方法で合成できるが、これらの方法に限定される
ものではない。
ドロチオフェンをエタノール中、水酸化バリウムの存在
下にヒドロキシルアミン塩酸塩でオキシム化したのち、
エチルエーテル中、塩化水素で処理することによりアミ
ンを得る方法(米国特許第4317915号公報;J.
Org.Chem.,46,431(1981))
セトン類とα−クロロアクリロニトリルとの縮合(B−
1法、Synth.Commun.,9,731(19
79))、または3−アセチルアミノチオフェンを無水
塩化アルミニウムの存在下にアシルクロリドでアシル化
した後、加水分解(B−2法、Bull.soc.ch
im.Fr.,151,(1976))して得られる2
−アシル−3−アミノチオフェンをトリエチルアミン存
在下、ジ−t−ブチルジカーボネートを用いてt−ブチ
ルオキシカルボニル基で保護し、グリニャール試薬など
のアルキル化剤でアルキル化した後、トリフルオロ酢酸
中、トリエチルシランで還元してアミンを得る方法
2−カルボン酸エステルをトリエチルアミン存在下、ジ
−t−ブチルジカーボネートを用いてt−ブチルオキシ
カルボニル基で保護し、グリニャール試薬などのアルキ
ル化剤でアルキル化した後、トリフルオロ酢酸中、トリ
エチルシランで還元してアミンを得る方法等により合成
できる。
ンから(化7)に前記した方法により一般式(1)で表
される本発明の化合物を合成出来る。また、D法のよう
に3−アシルアミノ−2−アルケニル置換チオフェンを
直接還元して3−アシルアミノ−2−アルキルチオフェ
ンを合成することも出来る。 2)4−アルキル−3−アミノチオフェンの合成
(化9)に示したように、3−オキソテトラヒドロチオ
フェン−4−カルボン酸エステル(米国特許第4317
915号公報、J.Chem.Soc.Perkin,
Trans.I,2501(1984)およびJ.Or
g.Chem.,46,431(1981))を炭酸カ
リウム存在下にアルキルハライドでアルキル化した後、
加水分解・脱炭酸して得られる3−オキソテトラヒドロ
チオフェンをエタノール中、水酸化バリウムの存在下に
ヒドロキシルアミン塩酸塩でオキシム化したのち、エチ
ルエーテル中、塩化水素で処理することにより4−アル
キル−3−アミノチオフェンを得ることが出来る。
フェンから(化7)に前記した方法により一般式(1)
で表される本発明の化合物を合成出来る。しかし、これ
らの方法に限定されるものではない。
及びそれを有効成分として含有する植物病害防除剤は、
イネのいもち病(Pyricularia oryzae)、紋枯病(Rhizoct
onia solani)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、
馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi);ムギ類のうどんこ病
(Erysiphe graminis f.sp.hordei; f.sp.tritici)、さ
び病(Puccinia striiformis; P. graminis; P.recondit
a; P.hordei)、斑葉病(Pyrenophora graminea)、網斑病
(Pyrenophora teres)、赤かび病(Gibberella zeae)、雪
腐病(Typhula sp.; Micronectriella nivalis)、裸黒穂
病(Ustilago tritici; U.nuda)、眼紋病(Pseudocercosp
orella herpotrichoides)、雲形病(Rhynchosporium sec
alis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ枯病(Leptosphae
ria nodorum);インゲン、キュウリ、トマト、イチゴ、
ブドウ、ジャガイモ、ダイズ、キャベツ、ナス、レタス
等の灰色かび病(Botrytis cinerea);ブドウのさび病(P
hakopsora ampelopsidis)、うどんこ病(Uncinula necat
or)、黒とう病(Elsinoe ampelina)、晩腐病(Glomerella
cingulata);リンゴのうどんこ病(Podosphaera leucot
richa)、黒星病(Venturia inaequalis)、斑点落葉病(Al
ternaria mali)、赤星病(Gymnosporangium yamadae)、
モニリア病(Sclerotinia mali)、腐らん病(Valsa mal
i);ナシの黒斑病(Alternaria kikuchiana)、黒星病(Ve
nturia nashicola)、赤星病(Gymnosporangium haraeanu
m)、輪紋病(Physalospora piricola);モモの灰星病(Sc
lerotinia cinerea)、黒星病(Cladosporium carpophilu
m)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.);カキの炭そ
病(Gloeosporium kaki)、落葉病(Cercospora kaki; Myc
osphaerella nawae)、うどんこ病(Phyllactinia kakiko
ra);ウリ類のうどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、
炭そ病(Colletotrichum lagenarium)、つる枯病(Mycosp
haerella melonis);トマトの輪紋病(Alternaria solan
i)、葉かび病(Cladosporium fulvam);ナスのうどんこ
病(Erysiphe cichoracearum)、すすかび病(Mycovellosi
ella nattrassii); アブラナ科野菜の黒斑病(Alternar
ia japonica)、白斑病(Cercosporella brassicae);ネ
ギのさび病(Puccinia allii)、黒斑病(Alternaria porr
i); ダイズの紫斑病(Cercospora kikukuchii)、黒とう
病(Elsinoe glycinnes)、黒点病(Diaporthe phaseololu
m);インゲンの炭そ病(Colletotrichum lindemuthianu
m);ラッカセイの黒渋病(Mycosphaerella personatu
m)、褐斑病(Cercospora arachidicola);エンドウのう
どんこ病(Erysiphe pisi);ジャガイモの夏疫病(Altern
aria solani)、黒あざ病(Rhizoctonia solani);チャの
網もち病(Exobasidium reticulatum)、白星病(Elsinoe
leucospila)、炭そ病(Colletotrichum theae-sinensi
s);タバコの赤星病(Alternaria longipes);うどんこ
病(Erysiphe cichoracearum)、 炭そ病(Colletotrichum
tabacum);テンサイの褐斑病(Cercospora beticola);
バラの黒星病(Diplocarpon rosae)、うどんこ病(Sphae
rotheca pannosa); キクの褐斑病(Septoria chrysanth
emi-indici)、白さび病(Puccinia horiana);イチゴの
うどんこ病(Sphaerotheca humuli);インゲン、キュウ
リ、トマト、イチゴ、ブドウ、ジャガイモ、ダイズ、キ
ャベツ、ナス、レタス等の菌核病(Sclerotinia sclerot
iorum);カンキツの黒点病(Diaporthe citri)、 ニンジ
ンの黒葉枯病(Alternaria dauci)等の病害に対して効果
を示すが、特に灰色かび病(Botrytis cinerea)、ウリ類
のうどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、ムギ類のさび
病(Puccinia striiformis;P.graminis; P.recondita;
P.hordei) に対する効果に優れ、なかでも、灰色かび病
に対する残効性およびさび病に対する効果に特に優れた
ものを含む。
びそれを有効成分とする殺菌剤は、Trichophyton metag
rophytes、T.rubrum、T.violaceum等の白せん菌属(Tri
cophyton)微生物、Microsparum gypseum、M.canis等の
ミクロスポラム属微生物、Candida albicans、C.tropic
alis、C.kefyr、C.parapsilosis、C.krusei、C.guilier
mondii、C.globrata等のカンジダ属微生物、Cryptococc
us neoformas等のクリプトコッカス属微生物、Spororia
schenckii等の胞子菌類(Sporotrichum)、またはEpid
ermophyton floccosumに対しても有効である可能性があ
る。
植物病害防除剤として使用する場合は、処理する植物に
対して原体をそのまま使用してもよいが、一般には不活
性な液体担体または固体担体と混合し、通常用いられる
製剤形態である粉剤、水和剤、フロワブル剤、乳剤、粒
剤およびその他の一般に慣用される形態の製剤として使
用される。更に製剤上必要ならば補助剤を添加すること
もできる。
有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸
送、取扱いを容易にするために配合される合成または天
然の無機または有機物質を意味する。担体としては、通
常農園芸用薬剤に使用されるものであるならば固体また
は液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定される
ものではない。
イト、カオリナイト等の粘土類;珪藻土、白土、タル
ク、バ−ミュキュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリ
カゲル、硫安等の無機物質;大豆粉、鋸屑、小麦粉等の
植物性有機物質および尿素等が挙げられる。
クメン等の芳香族炭化水素類;ケロシン、鉱油などのパ
ラフィン系炭化水素類;アセトン、メチルエチルケトン
などのケトン類;ジオキサン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテルなどのエーテル類;メタノール、エタノ
ール、プロパノール、エチレングリコールなどのアルコ
ール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
などの非プロトン性溶媒および水等が挙げられる。
合物の効力を増強するために、製剤の剤型、適用場面等
を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に、または組み合
わせて次の様な補助剤を添加することができる。補助剤
としては、通常植物病害防除剤に使用される界面活性
剤、結合剤(例えば、リグニンスルホン酸、アルギン
酸、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、CMCナト
リウム等)、安定剤(例えば、酸化防止用としてフェノ
ール系化合物、チオール系化合物または高級脂肪酸エス
テル等、pH調整剤として燐酸塩を用いたり、時に光安
定剤も用いる)等を必要に応じて単独または組み合わせ
て使用できる。更に場合によっては防菌防黴のために工
業用殺菌剤、防菌防黴剤などを添加することもできる。
としては乳化、分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目
的ではリグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレ
ンアルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン
酸エステル塩等のアニオン性界面活性剤;ポリオキシア
ルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアル
キルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキル
アミン、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、ポリオ
キシアルキレンアルキルチオエーテル、ポリオキシアル
キレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレンポリオキシ
エチレンブロックコポリマー等の非イオン性界面活性
剤;ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤;イソ
プロピルヒドロジエンホスフェート等の安定剤、その他
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カゼ
イン、アラビアゴム等が挙げられる。しかし、これらの
成分は以上のものに限定されるものではない。
般式(1)で表される化合物の含有量は、製剤形態によ
っても異なるが、通常粉剤では0.05〜20重量%、
水和剤では0.1〜80重量%、粒剤では0.1〜20
重量%、乳剤では1〜50重量%、フロワブル製剤では
1〜50重量%、ドライフロワブル製剤では1〜80重
量%であり、好ましくは、粉剤では0.5〜5重量%、
水和剤では5〜80重量%、粒剤では0.5〜8重量
%、乳剤では5〜20重量%、フロワブル製剤では5〜
50重量%およびドライフロワブル製剤では5〜50重
量%である。
担体の含有量は100重量%から有効成分化合物および
補助剤の含有量を差し引いた量である。
は種子消毒、茎葉散布等が挙げられるが、通常当業者が
利用するどの様な施用方法にても十分な効力を発揮す
る。施用量および施用濃度は対象作物、対象病害、病害
の発生程度、化合物の剤型、施用方法および各種環境条
件等によって変動するが、散布する場合には有効成分量
としてヘクタール当たり50〜1000gが適当であ
り、望ましくはヘクタール当り100〜500gであ
る。また水和剤、フロワブル剤または乳剤を水で希釈し
て散布する場合、その希釈倍率は200〜20000倍
が適当であり、望ましくは1000〜5000倍であ
る。
虫剤、除草剤および植物成長調節剤等の農薬、土壌改良
剤または肥効物質との混合使用は勿論のこと、これらと
の混合製剤も可能である。殺菌剤としては例えば、トリ
アジメホン、ヘキサコナゾール、プロクロラズ、トリフ
ルミゾール、ミクロブタニル、エポキシコナゾール、フ
ルシラゾール、プロピコナゾール、テブコナゾール等の
アゾール系殺菌剤;メタラキシル、オキサディキシル等
のアシルアラニン系殺菌剤;チオファネートメチル、ベ
ノミル等のベンズイミダゾール系殺菌剤;マンゼブ等の
ジチオカーバメート系殺菌剤、プロシミドン、イプロジ
オン等のジカルボキシイミド系殺菌剤;トリデモルフ等
のモルホリン系殺菌剤;フルトラニル、ペンシクロン等
の酸アミド系殺菌剤;ホセチル、トルクロホスメチル、
DIBP,EDDP等の有機リン系殺菌剤;キャプタ
ン、TPN,PCNB等の有機塩素系殺菌剤;硫黄等の
無機系殺菌剤;クレソキシムメチル、アゾキシストロビ
ン等のアクリレート系殺菌剤;メパニピリム等のアニリ
ノピリミジン系殺菌剤;トリシクラゾール、プロベナゾ
ール、フルアジナム、ヒメキサゾール、キノメチオネー
ト、フルスルファミド、フェリムゾン、ピロキロン、イ
ミノクタジン酢酸塩またはアルベシル酸塩等のその他の
殺菌剤が挙げられ、殺虫剤としては例えば、フェニトロ
チオン、ダイアジノン、ピリダフェンチオン、クロルピ
リホス、マラソン、フェントエート、ジメトエート、メ
チルチオメトン、プロチオホス、DDVP、アセフェー
ト、サリチオン、EPN等の有機リン系殺虫剤;NA
C、MTMC、BPMC、ピリミカーブ、ベンフラカル
ブ、カルボスルファン、メソミル等のカーバメート系殺
虫剤およびエトフェンプロックス、シクロプロトリン、
ペルメトリン、フェンバレレート等のピレスロイド系殺
虫剤;カルタップ等のネライストキシン系殺虫剤;イミ
ダクロプリド等のニトロメチレン系殺虫剤等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。
体的に説明する。 実施例1 N−{2−(1,3−ジメチルブチル)−3
−チエニル}−5−クロロ−1、3−ジメチルピラゾー
ル−4−カルボン酸アミドの合成(化合物No.1.1
1) 氷浴中、3−アミノ−2−(1,3−ジメチルブチル)
チオフェン 0.4gをピリジン3.0gに溶解し、攪
拌下、5−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−4−
カルボン酸クロリド0.42gを塩化メチレン3mlに
溶解した溶液を滴下した。3℃で1時間攪拌後、反応液
を1N塩酸にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目的物を
0.41gの褐色オイルとして得た(収率:55%)。
ブチル)−3−チエニル}−5−クロロ−3−トリフル
オロメチル−1−メチルピラゾール−4−カルボン酸ア
ミドの合成(化合物No.1.10) 氷浴中、3−アミノ−2−(1,3−ジメチルブチル)
チオフェン 0.50gをピリジン3.0gに溶解し、
攪拌下、5−クロロ−3−トリフルオロメチル−1−メ
チルピラゾール−4−カルボン酸クロリド0.67gを
塩化メチレン3mlに溶解した溶液を滴下した。 3℃
で2時間攪拌後、反応液を1N塩酸にあけ、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム、飽和食塩
水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、目的物を0.15gの褐色オイルとして
得た(収率:14%)。
ブチル)−3−チエニル}−5−クロロ−3−エチル−
1−メチルピラゾール−4−カルボン酸アミドの合成
(化合物No.1.42) 氷浴中、3−アミノ−2−(1,3−ジメチルブチル)
チオフェン 1.50gをピリジン7.0gに溶解し、
攪拌下、5−クロロ−3−エチル−1−メチルピラゾー
ル−4−カルボン酸クロリド1.70gを塩化メチレン
10mlに溶解した溶液を滴下した。3℃で1時間攪拌
後、反応液を1N塩酸にあけ、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、目的物を1.61gの淡褐色結晶として得た(収
率:56%)。
ブチル)−3−チエニル}−6−メチル−3、4−ジヒ
ドロ−2H−ピラン−5−カルボン酸アミドの合成(化
合物No.1.7) 窒素気流下、3−アミノ−2−(1,3−ジメチルブチ
ル)チオフェン 0.5gを塩化メチレン5mlに溶解
し、攪拌下、トリメチルアルミニウムの15%トルエン
溶液 2mlを滴下した。10分間攪拌後、6−メチル
−3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−5−カルボン酸エ
チルエステル 0.5gを塩化メチレン3mlに溶解し
た溶液を滴下した。 室温で12時間攪拌後、反応液を
5%塩酸にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層を5%
塩酸、飽和炭酸ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目
的物を0.1gの淡褐色結晶として得た(収率:13
%)。
ブチル)−3−チエニル}−6−エチル−3,4−ジヒ
ドロ−2H−ピラン−5−カルボン酸アミドの合成(化
合物No.1.8) 窒素気流下、3−アミノ−2−(1,3−ジメチルブチ
ル)チオフェン 1.0gを塩化メチレン10mlに溶
解し、攪拌下、トリメチルアルミニウムの15%トルエ
ン溶液 5mlを滴下した。10分間攪拌後、6−エチ
ル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−5−カルボン酸
メチルエステル 1.0gを塩化メチレン5mlに溶解
した溶液を滴下した。 室温で12時間攪拌後、反応液
を5%塩酸にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層を5
%塩酸、飽和炭酸ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、目的物を0.3gの褐色オイルとして得た(収率:
17%)。
ブチル)−3−チエニル}−6−メチル−2,3−ジヒ
ドロ−1,4−オキサチイン−5−カルボン酸アミドの
合成(化合物No.1.14) 窒素気流下、3−アミノ−2−(1,3−ジメチルブチ
ル)チオフェン 0.45gを塩化メチレン5mlに溶
解し、攪拌下、トリメチルアルミニウムの15%トルエ
ン溶液 2.86mlを滴下した。10分間攪拌後、6
−メチル−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサチイン−
5−カルボン酸エチルエステル 0.46gを塩化メチ
レン3mlに溶解した溶液を滴下した。 室温で4時間
攪拌後、反応液を1N塩酸にあけ、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水で順
次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、目的物を0.44gの褐色オイルとして得た
(収率:55%)。
メチルブチル)チオフェンの合成 1)2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)
−3−t−ブトキシカルボニルアミノチオフェン 2−メチルプロピルマグネシウムブロミドのテトラヒド
ロフラン溶液(2−メチルプロピルブロミド2.9g、
マグネシウム0.47g、テトラヒドロフラン20ml
より調製)を10℃に冷却し、1gの2−アセチル−3
−t−ブチルオキシカルボニルアミノチオフェンを含む
10mlテトラヒドロフラン溶液を15℃以下で滴下
し、室温で2時間攪拌後、冷却下に飽和塩化アンモニウ
ム水溶液を滴下した。酢酸エチルで抽出、飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去して目的物1.2gを得た(収率:98%)。
ブチル)チオフェン 2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)−3
−t−ブトキシカルボニルアミノチオフェン1.2gを
10mlの塩化メチレンに溶解し、0.44gのトリエ
チルシランと4.3gトリフルオロ酢酸を加え、室温で
20時間攪拌後、飽和炭酸水素ナトリウムで中和し、酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水洗浄した後、無水硫酸マ
グネシウムを用いて乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目的
物0.43gを結晶として得た。 1H−NMR(270MHz,CDCl3,δppm,J:Hz):0.89(3H,
d,J=6.6),0.90(3H,d,J=6.6),1.23(3H,d,J=6.6),1.35〜
1.65(3H,m),2.95(1H,sext,J=6.6),3.35(2H,brs), 6.55
(1H,d,J=5.1),6.95(1H,d,J=5.1)
チオフェンの合成 1)3−(t−ブトキシカルボニルアミノ)チオフェン
−2−カルボン酸メチルエステル 3−アミノチオフェン−2−カルボン酸メチルエステル
10g、トリエチルアミン7.72gを塩化メチレン5
0mlに溶解した溶液にジ−t−ブチルジカーボネート
13.9gの塩化メチレン20ml溶液を滴下した後、
4−ジメチルアミノピリジンを触媒量加えた。室温で5
時間攪拌後、二層分離、水洗し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去した後、析出する結晶をろ別
し、ろ液をシリカゲルクロマトグラフィーで精製して、
目的物4.2gを無色結晶として得た(収率:75
%)。 1H−NMR(270MHz,CDCl3,δppm,J:Hz):1.52(s,9
H),3.88(s,3H),7.43(d,J=5.1,1H),7.88(d,J=5.1,1H),9.
35(brs,1H)
エチル−3−(t−ブトキシカルボニルアミノ)チオフ
ェン 窒素雰囲気下、MeMgBrの3M−エーテル溶液6.
5mlをTHF 5mlで希釈、10℃に冷却し、3−
(t−ブトキシカルボニルアミノ)チオフェン−2−カ
ルボン酸メチルエステル1gのTHF5ml溶液を滴下
した。室温で3時間攪拌後、塩化アンモニウム水溶液に
排出した後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し
た後、目的物を黄色オイルとして得た(収率:定量
的)。 1H−NMR(270MHz,CDCl3,δppm,J:Hz):1.50(s,9
H),1.65(s,6H),7.02(d,J=5.1,1H),7.27(d,J=5.1,1H),8.
09(brs,1H)
ェン 2−(1−ヒドロキシ−1−メチル)エチル−3−t−
ブトキシカルボニルアミノチオフェン(0.9g)を塩
化メチレン(10ml)に溶解し、トリエチルシラン
(0.41g),トリフルオロ酢酸(4g)を加え、室
温で20時間攪拌後、飽和炭酸水素ナトリウムで中和、
酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目的物0.
29gを結晶として得た(収率:62%)。 1H−NMR(270MHz,CDCl3,δppm,J:Hz):1.28(6H,
d,J=7.3),3.04(1H,sept,J=7.3),3.07(2H,brs),6.56(1H,
d,J=5.9),6.93(1H,d,J=5.9)
式(1)の化合物(化10)の例を以下の第1表〜第1
1表(表1〜表11)にまとめ、化合物(化11)の例
を以下の第12表(表12)にまとめた。
例および試験例を示す。尚、製剤例中の部は重量部を表
す。 [製剤例] 製剤例 1(粉剤) 化合物番号1.11の化合物2部およびクレー98部を
均一に混合粉砕し、有効成分2%を含有する粉剤を得
た。
ワイトカーボン18部およびアルキルベンゼンスルホン
酸カルシウム2部を均一に混合粉砕して均一組成の微粉
末状の、有効成分10%を含有した水和剤を得た。
ルホン酸カルシウム3部、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル5部および白土72部を均一に混合粉砕
して、均一組成の微粉末状の、有効成分20%を含有し
た水和剤を得た。
酸ナトリウム1部、ホワイトカーボン5部および珪藻土
44部を混合粉砕して、有効成分50%を含有する水和
剤を得た。
7部、リグニンスルホン酸ナトリウム4部、ジオクチル
スルホサクシネートナトリウム塩2部、および水82部
をサンドグラインダーで湿式粉砕し有効成分5%を含有
するフロワブル剤を得た。
ール7部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオク
チルスルホサクシネートナトリウム塩2部、および水7
9部をサンドグラインダーで湿式粉砕し、有効成分10
%を含有するフロワブル剤を得た。
ール5部、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル5
部、ポリオキシエチレンジアリルエーテルスルフェート
5部、シリコン系消泡剤0.2部、および水59.8部
をサンドグラインダーで湿式粉砕し、有効成分25%の
フロワブル剤を得た。
の効力を試験例によって説明する。 [試験例] 試験例1 インゲン灰色かび病防除試験 温室内で直径7.5cmのプラスチックポットに子葉の
展開まで2本ずつ生育させたインゲン(品種:つるなし
トップクロップ)に、製剤例3に準じて調製した水和剤
を所定濃度(有効成分濃度200、100ppm)に希
釈して、4ポット当たり50mlずつ散布した。薬液が
乾いた後PDA培地上で培養した灰色かび菌(MBC耐
性、RS菌)から調製した分生胞子懸濁液(1×106
個/ml)を子葉上に噴霧接種し、温度20〜23℃、
湿度95%以上の温室に7日間保った。接種7日後、イ
ンゲン1葉当たりに灰色かび病の病斑が占める面積を次
の指標に従って調査して発病度を求め、下記の式に従っ
て防除価を算出した。結果を第13表(表13)に示
す。 発病度 0:発病なし 1:病斑の面積が5%以下 2:病斑の面積が5〜25% 3:病斑の面積が25〜50% 4:病斑の面積が50%以上 各処理区および無処理区の平均値を発病度とした。 防除価(%)=(1−処理区の発病度/無処理区の発病
度)×100
欧州特許公開第737682号公報に記載の化合物であ
る。 対照化合物1:N−(1,3−ジメチルブチル)−3−
チエニル−2−クロロニコチン酸アミド 対照化合物2:N−(1,3−ジメチルブチル)−3−
チエニル−o−トルイル酸アミド
葉期まで2本ずつ生育させたキュウリ(品種:相模半
白)に、製剤例3に準じて調製した水和剤を所定濃度
(有効成分濃度200、100ppm)に希釈して、3
ポット当たり50mlずつ散布した。薬液が乾いた後、
少量の展着剤を加えた水にキュウリうどんこ病分生胞子
を懸濁して調製した分生胞子懸濁液(1×106個/m
l)を噴霧接種し温室内に7日間保った。接種7日後、
キュウリ1葉当たりにうどんこ病の病斑が占める面積を
試験例1に記載の指標に従って調査して発病度を求め、
下記の式に従って防除価を算出した。結果を第14表
(表14)に示す。 防除価(%)=(1−処理区の発病度/無処理区の発病
度)×100
たイネ(品種:マンゲツモチ)に、製剤例3に準じて調
製した水和剤を所定濃度(有効成分濃度200、100
ppm)に希釈して、3ポット当たり50mlずつ散布
した。薬液が乾いた後、オートミール培地上で培養した
イネいもち病菌から調製した分生胞子懸濁液(4×10
5個/ml)をイネ全体に噴霧接種し、温度25℃、湿
度95%以上の人工気象室に8日間保った。接種8日
後、イネ5本当たりのイネいもち病の病斑数を次の指標
に従って調査し、下記の式に従って防除価を求めた。結
果を第15表(表15)に示す。 発病度 0:発病なし 1:病斑数1〜2個 2:病斑数3〜5個 3:病斑数6〜10個 4:病斑数11個以上 各処理区および無処理区の平均値を発病度とした。 防除価(%)=(1−処理区の発病度/無処理区の発病
度)×100
す。
まで15〜20本ずつ生育させたコムギ(品種:農林6
1号)に、本発明化合物及び対照化合物を製剤例3に準
じて調製した水和剤を所定濃度に希釈して、3ポット当
たり50mlずつ散布した。薬液が乾いた後、コムギ赤
さび病の夏胞子を散布し加湿状態に2日間置いた後、温
度18℃の部屋に移した。接種10日後、コムギ1葉目
に赤さび病の病斑が占める面積を調査し、最小阻止濃度
を求めた。尚、発病度の判定及び防除価の算出方法は試
験例1と同様に行った。
展開まで2本ずつ生育させたインゲン(品種:つるなし
トップクロップ)に、製剤例3に準じて調製した水和剤
を所定濃度(有効成分濃度200ppm)に希釈して、
3ポット当たり80mlずつ散布した。所定日数後に各
ポットから1葉ずつ子葉を切り取った。PDA培地上で
培養した灰色かび菌(MBC耐性、RS菌)から調製し
た分生胞子懸濁液(1×106個/ml)をφ8mmの
ペーパーディスクに吸収させて先の子葉上に置き接種し
た。温度20℃、湿度95%以上の温室に4日間保ち、
灰色かび病の病斑の直径を測定した。得られた結果を基
に下記の式に従って防除価を算出した。結果を第17表
(表17)に示す。 防除価(%)=(1−処理区の病斑直径/無処理区の病
斑直径)×100
チオフェン誘導体は、灰色かび病、うどんこ病、いもち
病、赤さび病等の種々の病害に対して優れた防除効果を
示し、しかも灰色かび病に対する残効性、赤さび病に対
して優れた効果を示すことから、植物病害防除剤として
有用である。
Claims (9)
- 【請求項1】 一般式(1)(化1) 【化1】 [式中、Rは炭素数3〜12の直鎖または分岐のアルキ
ル基、炭素数3〜12の直鎖または分岐のハロゲノアル
キル基、炭素数3〜10の直鎖または分岐のアルケニル
基、炭素数3〜10の直鎖または分岐のハロゲノアルケ
ニル基、または炭素数1〜4のアルキル基で置換してい
てもよい炭素数3〜10のシクロアルキル基であり、R
と−NHCOArは互いに隣り合っており,Arは以下
の(A1)から(A5)(化2) 【化2】 (式中、R1はトリフルオロメチル基、ジフルオロメチ
ル基、メチル基、エチル基、またはハロゲン原子であ
り、R2 はメチル基、エチル基、トリフルオロメチル
基、またはジフルオロメチル基であり、R3はハロゲン
原子、メチル基またはメトキシ基であり、mは0〜1の
整数、nは0〜2の整数である)で表される基である]
で表される置換チオフェン誘導体。 - 【請求項2】 Rが炭素数5〜7の直鎖または分岐のア
ルキル基である請求項1記載の置換チオフェン誘導体。 - 【請求項3】 Rが1,3−ジメチルブチルまたは3−
メチルブチル基である請求項1記載の置換チオフェン誘
導体。 - 【請求項4】 Arが(A1)であり、R1がメチル
基、R3がハロゲン原子である請求項3記載の置換チオ
フェン誘導体。 - 【請求項5】 Arが(A2)であり、R2 がメチル基
またはエチル基であり、mが0である請求項3記載の置
換チオフェン誘導体。 - 【請求項6】 R2 がメチル基である請求項5記載の置
換チオフェン誘導体。 - 【請求項7】 Arが(A3)であり、R2 がメチル
基、nが0である請求項3記載の置換チオフェン誘導
体。 - 【請求項8】 Arが(A4)であり、R2 がメチル基
である請求項3記載の置換チオフェン誘導体。 - 【請求項9】 請求項1〜8記載の置換チオフェン誘導
体を有効成分とする植物病害防除剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30181397A JP3982886B2 (ja) | 1996-11-06 | 1997-11-04 | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-293684 | 1996-06-11 | ||
JP29368496 | 1996-11-06 | ||
JP30181397A JP3982886B2 (ja) | 1996-11-06 | 1997-11-04 | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10182642A true JPH10182642A (ja) | 1998-07-07 |
JP3982886B2 JP3982886B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
ID=26559523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30181397A Expired - Lifetime JP3982886B2 (ja) | 1996-11-06 | 1997-11-04 | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3982886B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002524557A (ja) * | 1998-09-16 | 2002-08-06 | バイエル アクチェンゲゼルシャフト | イソチアゾールカルボン酸アミド類 |
JP2007509089A (ja) * | 2003-10-23 | 2007-04-12 | バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 望ましくない微生物の防除のためのイソペンチルカルボキシアニリド |
JP2007509087A (ja) * | 2003-10-23 | 2007-04-12 | バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト | ヘキシルカルボキシアニリド及び望ましくない微生物の抑制のためのそれらの使用 |
WO2007122806A1 (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Mitsui Chemicals, Inc. | 2-アルケニル-3-アミノチオフェン誘導体及びその製造方法 |
JP2008523010A (ja) * | 2004-12-11 | 2008-07-03 | バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 2−アルキルシクロアルキル(又はアルケニル)カルボキサミド |
JP2008540654A (ja) * | 2005-05-26 | 2008-11-20 | 日本曹達株式会社 | 懸濁状農薬組成物の製造方法 |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP30181397A patent/JP3982886B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002524557A (ja) * | 1998-09-16 | 2002-08-06 | バイエル アクチェンゲゼルシャフト | イソチアゾールカルボン酸アミド類 |
JP4856312B2 (ja) * | 1998-09-16 | 2012-01-18 | バイエル アクチェンゲゼルシャフト | イソチアゾールカルボン酸アミド類 |
JP2007509089A (ja) * | 2003-10-23 | 2007-04-12 | バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 望ましくない微生物の防除のためのイソペンチルカルボキシアニリド |
JP2007509087A (ja) * | 2003-10-23 | 2007-04-12 | バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト | ヘキシルカルボキシアニリド及び望ましくない微生物の抑制のためのそれらの使用 |
JP4783734B2 (ja) * | 2003-10-23 | 2011-09-28 | バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 望ましくない微生物の防除のためのイソペンチルカルボキシアニリド |
JP2008523010A (ja) * | 2004-12-11 | 2008-07-03 | バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 2−アルキルシクロアルキル(又はアルケニル)カルボキサミド |
JP2008540654A (ja) * | 2005-05-26 | 2008-11-20 | 日本曹達株式会社 | 懸濁状農薬組成物の製造方法 |
JP4659094B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-03-30 | 日本曹達株式会社 | 懸濁状農薬組成物の製造方法 |
WO2007122806A1 (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Mitsui Chemicals, Inc. | 2-アルケニル-3-アミノチオフェン誘導体及びその製造方法 |
US8153823B2 (en) | 2006-04-17 | 2012-04-10 | Mitsui Chemicals, Inc. | 2-alkenyl-3-aminothiophene derivative and process for producing thereof |
JP4975738B2 (ja) * | 2006-04-17 | 2012-07-11 | 三井化学アグロ株式会社 | 2−アルケニル−3−アミノチオフェン誘導体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3982886B2 (ja) | 2007-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3982879B2 (ja) | 置換カルボン酸アニリド誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤 | |
KR100201426B1 (ko) | 치환티오펜유도체 및 이것을 유효성분으로 하는 농원예용살균제 | |
JP3164762B2 (ja) | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 | |
JP2002316902A (ja) | 植物病害防除剤組成物 | |
JPH10130268A (ja) | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 | |
JPWO2009028280A1 (ja) | ピラゾールカルボン酸誘導体及びその製造方法、並びに殺菌剤 | |
JP2000226374A (ja) | ピラゾリノン誘導体 | |
JP2009078991A (ja) | チオフェンカルボン酸誘導体およびその製造方法、並びに殺菌剤 | |
JP2009073818A (ja) | イソキサゾールカルボン酸誘導体及びその製造方法、並びに殺菌剤。 | |
KR100269420B1 (ko) | 치환티오펜유도체및이것을유효성분으로하는식물병해방제제 | |
JP3982886B2 (ja) | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤 | |
US5763475A (en) | Method of control plant disease | |
WO2001042227A1 (fr) | Composes de difluoromethyltriazolone, utilisation de ces composes et intermediaires pour leur fabrication | |
JP3596032B2 (ja) | セミカルバゾン誘導体 | |
JP3780541B2 (ja) | 植物病害防除剤 | |
JP3385264B2 (ja) | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 | |
JPH09301974A (ja) | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 | |
EP0945437A1 (en) | Pyrazolyl acrylic acid- and pyrazolyl oximino-acetic acid derivatives, their preparation and their use as fungicides | |
JPH11335364A (ja) | 新規な酸アニリド誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤 | |
JP3498372B2 (ja) | セミカルバゾン化合物 | |
JPH11228567A (ja) | 置換チオフェン誘導体およびこれを有効成分とする植物病害防除剤 | |
JPH08301867A (ja) | ピラゾリン誘導体、その用途およびその製造中間体 | |
JP2001011053A (ja) | 3−ピラゾリン−5−オン化合物及びその用途 | |
JPH0812653A (ja) | カルボン酸オキシムエステル誘導体および農園芸用殺菌剤 | |
JP2000198785A (ja) | ピラゾロピリミジン誘導体及びその用途 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070209 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070511 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070703 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |