JPH10182471A - 医薬組成物及び筋緊張低下によって引き起こされる病気で苦しむ患者の治療方法 - Google Patents

医薬組成物及び筋緊張低下によって引き起こされる病気で苦しむ患者の治療方法

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JPH10182471A
JPH10182471A JP9302310A JP30231097A JPH10182471A JP H10182471 A JPH10182471 A JP H10182471A JP 9302310 A JP9302310 A JP 9302310A JP 30231097 A JP30231097 A JP 30231097A JP H10182471 A JPH10182471 A JP H10182471A
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chromosome
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ブレイウェイス ヘルマン
Eduardo Samuel Bleiweiss
サミュエル ブレイウェイス エデュアルド
Daniel Gustavo Bleiweiss
グスタヴォ ブレイウェイス ダニエル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脆弱X症候群、種々の原因の知能の遅れ、及
びアルツハイマー病等の痴呆の薬学的治療のための組成
物及び治療方法を提供すること。 【解決手段】 薬学的に許容される賦形剤中に、非毒性
量の下記成分を含有する、アルツハイマー型疾病、脳萎
縮、小脳萎縮、脆弱X症候群、未知の原因の知能の遅
れ、染色体における複合異常、1又はそれ以上の染色体
の欠失及びX染色体以外の染色体における脆弱性からな
る群から選択される、症状として筋緊張低下を有する病
気の治療のための医薬組成物。 a.γ−アミノ酪酸(GABA); b.アスコルビン酸、ビタミンE、及びそれらの混合物か
らなる群から選択される抗酸化剤; c.葉酸; d.ニコチンアミド;及び e.リチウム塩

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筋緊張低下の症状
に共通する様々な病気に治療に関する。更に詳細には、
本発明は、神経伝達物質、酸化防止剤、ビタミン及びリ
チウム塩の処方を用いた、上記病気の薬学的治療に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本発明
は、現在のところ完全に満足できる治療のない、一見し
たところ関係のない、いろいろな病気の治療に関する。
これらの一つは、知能の遅れを引き起こす脆弱X症候群
(Fragile X syndrome)、染色体異常である。何人かの子
供、特に少女は、どのような症状も現すことなしに脆弱
X染色体を有しており、このことは脆弱X症候群が外部
の影響を受けやすいかもしれないことを示唆している。
何人かは、遅延が薬学的治療に反応するかもしれないと
いう希望を引き起こすことを示唆した。Genetics of Ne
uropsychiatric diseases, Lennart, Ed., Wetterburg
1988, Macmillan Press, Ltd., p.117.実際に、脆弱X
症候群についてのいくつかの薬物治療が試みられた。例
えば、1982年にLejeune は葉酸の使用を提案した。しか
し、管理化試験は、治療された患者の精神的な程度のど
んな改善をも示さなかった。薬物の刺激は、1985年にGu
stavson 及び彼の同僚によって用いられたが、ケースバ
イケースのベースで考慮するとき、結果が重要なだけで
あった。不幸にも、脆弱X症候群の薬学的治療における
更なる成功に関する報告はない。
【0003】薬物治療の影響を受けやすい他の多くの精
神障害もあるが、満足な治療法は見いだされていない。
例えば、種々の原因で起こる知能の遅れ、アルツハイマ
ー病等の老人性痴呆も、あらゆる種類の薬物を用いて治
療することができる。不幸にも、このような薬物は満足
のいくものではなく、痴呆の治療における薬物の有効性
を提供することはかなり困難である。Handbood of Deme
nting Illnesses, John C. Morris, Ed., Marcel Dekke
r 1994, p. 591. 患者が有する痴呆のタイプをはっきり
と診断するのが困難であるという事実から、この困難さ
の一部が生じる。上記精神障害は、しばしば精神病によ
って生じる遅滞症候及び/又は痴呆を呈する。このよう
な場合には、処方箋により調整された精神安定薬等の強
い向精神薬が役にたつかもしれない。しかし、症状がそ
んなに深刻でない患者もいるが、薬学的治療は、いくつ
かの症候の救援の見込みを提供するかもしれない。この
ような患者は、しばしば多動であるか、又は集中力のな
さに苦しむ。このような理由により、彼らは学習するこ
とを欠き、社会的行動の発達が遅延するかもしれない。
他の場合においては、精神病の初期段階にある患者で
は、症状は深刻でなく、最も著しい問題は記憶及び言語
の軽度の消失である。上記疾病は、全て共通の1つのも
のを有する。即ち、それらは全て筋緊張低下を引き起こ
す傾向にあることである。不幸にも、このように、この
共通の症候学の存在が、別の異なる病気で苦しむ全ての
患者のためになる薬物治療の発展に至らなかった。も
し、このような共通の治療方法があれば、特定の疾患の
診断の困難な仕事において、間違えても不適当な治療方
法には至らないだろう。しかし、しばしばそのようなケ
ースがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の全ての
目的は、脆弱X症候群、種々の原因の知能の遅れ、及び
アルツハイマー病等の痴呆の薬学的治療のための組成物
及び治療方法を提供することである。本発明は、精神異
常の症状を表さない場合、及び処方箋により調製される
神経弛緩薬が指摘されない場合に、最も有用である。重
要には、患者が有する遅滞又は痴呆のタイプが何である
かの診断において出会う困難のために、本発明の更なる
目的は、たとえ、患者の病気が一般的なグループの範囲
内で誤診されたとしても、本発明の治療方法の使用が治
療効果を有するようなこれらの全ての病気に役にたつ単
一の治療方法を提供することである。これは、誤診が不
適当である治療方法、及び患者が実際に有する病気の治
療についての少し又は存在しない治療方法を選択させる
通常のケースに対して更に好ましい。
【0005】本発明の一態様は、薬学的に許容される賦
形剤中に、非毒性量の下記成分を含有する医薬組成物で
ある。 a)γ−アミノ酪酸(GABA); b)アスコルビン酸、ビタミンE及びそれらの混合物から
なる群から選択される抗酸化剤; c)葉酸; d)ニコチンアミド、又はその薬学的に許容される塩;及
び e)リチウム塩 一つの好ましい態様においては、以下の成分の非毒性量
が用いられる。 a)約0.05〜約200mgのγ−アミノ酪酸(GAB
A); b)ビタミンE、アスコルビン酸及びそれらの混合物から
なる群から選択される、約50〜約300mgの抗酸化
剤; c)約100〜約300mgの葉酸; d)約0.05〜約0.5mgのニコチンアミド、又はその薬
学的に許容される塩; e)炭酸リチウム、塩化リチウム、臭化リチウム又は酢酸
リチウムからなる群から選択される、約25〜約100
mgのリチウム塩 他の好ましい態様においては、以下の成分の非毒性量が
用いられる。 a.約0.100mgのγ−アミノ酪酸(GABA); b.アスコルビン酸、ビタミンE及びそれらの混合物から
なる群から選択される、約200mgの抗酸化剤; c.約200mgの葉酸; d.約0.100mgのニコチンアミド;及び e.約50mgの炭酸リチウム
【0006】最も好ましい態様においては、以下の成分
の非毒性量が用いられる。 a.100mgのγ−アミノ酪酸(GABA); b.約150mgのビタミンE及び約0.5mgのアスコル
ビン酸を含有する抗酸化剤; c.約200mgの葉酸; a)約0.1mgのニコチンアミド;及び b)約50mgの炭酸リチウム また、本発明は、上記病気の治療方法に関する。一つの
このような方法は、患者に下記成分の治療的に有効な日
々の投与量を投与することを含む。 a.γ−アミノ酪酸(GABA); b.アスコルビン酸、ビタミンE及びそれらの混合物から
なる群から選択される抗酸化剤; c.葉酸; d.ニコチンアミド; e.リチウム塩
【0007】好ましい方法は、以下の治療的に有効な日
々の投与量の患者への投与である。 a.約0.05〜約200mgのγ−アミノ酪酸(GAB
A); b.ビタミンE、アスコルビン酸及びそれらの混合物から
なる群から選択される約50〜約300mgの抗酸化
剤; c.約100〜約300mgの葉酸; d.ニコチンアミド及びその薬学的に許容される塩からな
る群から選択される約0.05〜約0.5mgのニコチンア
ミド; e.炭酸リチウム、臭化リチウム、塩化リチウム及び酢酸
リチウムからなる群から選択される約25〜約100m
gのリチウム塩 他の好ましい方法は、以下の治療的に有効な日々の投与
量の患者への投与である。 a.約0.100mgのγ−アミノ酪酸(GABA); b.アスコルビン酸、ビタミンE及びそれらの混合物から
なる群から選択される約200mgの抗酸化剤; c.約200mgの葉酸; d.約0.1mgのニコチンアミド; e.約50mgの炭酸リチウム
【0008】更なる他の好ましい方法は、以下の治療的
に有効な日々の投与量の患者への投与である。 a.約0.05mg〜約200mgのγ−アミノ酪酸(GA
BA); b.約50〜300mgの抗酸化剤ビタミンE、及び約0.
25〜2.0mgの抗酸化剤アスコルビン酸; c.約100mg〜約300mgの葉酸; d.約0.05mg〜約0.5mgのニコチンアミド;及び e.約25mg〜約100mgの炭酸リチウム 最も好ましい方法は、1日当たり、投与単位の約半分(1
/2) 〜約4倍の患者への投与であり、そのような投与単
位は、薬学的に許容される賦形剤中に以下の量を含む。 a.100mgのγ−アミノ酪酸(GABA); b.約150mgのビタミンE及び約0.5mgのアスコル
ビン酸を含有する抗酸化剤; c.約200mgの葉酸; c)約0.1mgのニコチンアミド;及び d)約50mgの炭酸リチウム
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の目的である病気は、広範
囲に変化する症状を有するように見える。しかし、アル
ツハイマー病及び他の痴呆、欠失及び脆弱性等の染色体
異常、及び本明細書の他の箇所で言及する他の病状で苦
しむ患者の観察、研究及び治療を通じて、本発明者は、
これらの病気が共通の症状、即ち筋緊張低下を有するこ
とを観察した。これは、しばしば意識状態を減少するこ
とに伴って起こり、これらの症状の両方が時間によって
悪くなる。本発明者は、特定の神経伝達物質の量におい
てこれらの病気が特定の変化を共有することを信じる。
これらの病的状態は獲得されるか、又は遺伝し、これら
の様子及び進行は、年齢、性、及び患者の健康状態によ
って変化する。治療なしで、このタイプの病状は認識、
コミュニケーション及び罹患した患者の社会的能力の連
続的悪化を伴って都合悪く進化する。これらの治療を受
ける患者の観察、研究、及び成功しなかった異なる慣習
的治療との比較の最中に、発明者は、神経伝達物質、ビ
タミン及びリチウム塩として最もよく記載された薬物の
ユニークな混合物で治療された患者においてかなりの改
善を観察することができた。後述する実施例に記載され
る改善は、組み合わせて用いられる薬剤との相乗効果か
ら得られるように思われる。これらの、及び他の実験的
治療は、出願人に本明細書に記載された組成物を配合を
もたらした。本明細書に開示された組成物を製造するた
めに用いられる化合物は、当業界で公知の種々の化学形
態で用いてもよい。最も好ましい形態は、塩基化合物単
独、及びその薬学的に許容される塩である。
【0010】本発明の組成物に含まれる個々の化合物は
当業界で周知であり、従って詳細な説明は不要である。
例えば、γ−アミノ酪酸(GABA)及びその塩は神経
化学の分野において、特にそれらの抗不整脈効果のため
に周知である。抗酸化剤、アスコルビン酸(又はアスコ
ルビン酸塩)及びビタミンEは、酸化鎖反応を終結させ
ることによりO2 の酸化効果を阻害し、老化作用におい
て重要な役割を演じていると信じられている、遊離基除
去剤として周知である。アスコルビン酸は、アスコルビ
ン酸ナトリウムの形態でも用いることができ、又はニコ
チンアミド(成分1)との結合によりアスコルビン酸ニ
コチンアミドの形態で用いることもできる。ニコチンア
ミドは、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド又はN
AD、及びその還元型のNADHの重要な成分であり、
これは酸化的リン酸化反応において完全に重要な補酵素
である。リチウムは、躁状態、特に躁鬱症候群で苦しむ
患者において生じる躁の治療における治療効果を有する
として広く認識されている成分である。葉酸は、細胞代
謝における種々の役割を有し、ヌクレオシドの合成にお
ける補酵素としての役割を含む補酵素である。本発明
は、一般に同時にこれらの薬剤の投与に関し、本出願人
は個々の薬剤単独で投与した場合の効果から予想される
よりも実質的に優れた利益を提供することを見いだし
た。
【0011】本発明は、その広い態様において、γ−ア
ミノ酪酸;アスコルビン酸、ビタミンE及びそれらの混
合物からなる群から選択される抗酸化剤;葉酸、ニコチ
ンアミド又はニコチンアミドの薬学的に許容される塩;
リチウム塩;及び薬学的に許容される賦形剤を含有する
組成物である。また、本発明は、そのような組成物を用
いて患者を治療する方法を含む。当然、本発明の組成物
の調製において、各成分の薬学的に認識される同等物
(例えば、塩)及びそのコンジュゲート(例えば、アス
コルビン酸ニコチンアミド)が代わりに用いられる。更
に、全ての薬剤を単一の投与形態で投与することが好ま
しいが、それは必要ではない。各成分を分離した投与単
位で患者に投与することができ、又は、例えば成分の2
又はそれ以上を含む各々の投与単位を組み合わせること
もできる。更に、全ての成分を同時に服用することが好
ましいが、それは必要ではない。治療の各々の日に全て
を投与することのみが必要である。従って、所望であれ
ば、いくつかの成分の投与は日の全体に渡って分散させ
ることができる。種々の経口投与形態が用いられ、錠
剤、丸剤、粉末、被覆丸剤、水カプセル、エリキシル
剤、懸濁液、乳液、溶液及びシロップが含まれる。本発
明の組成物は、活性成分を賦形剤と共に混合するか、活
性成分を溶解し、次いで賦形剤で希釈するか、又は活性
成分を賦形剤と共に混合し、カプセル又はアンプル等の
担体に入れることにより製造することができる。他の投
与形態及び製造方法は、当業界の通常の熟練者に容易に
明らかであり、それらは本発明の範囲内である。
【0012】本発明の組成物を製造するために用いられ
る賦形剤は、固体、半固体又は液状物質であってもよ
い。賦形剤の主要目的は、活性成分の基剤として働くこ
とである。適当な賦形剤のいくつかの例は、乳糖、デキ
ストロース、ショ糖、ソルビトール、マンニトール、澱
粉、アラビアゴム、リン酸カルシウム、アルギン、トラ
ガント、ゼラチン、珪酸カルシウム、微結晶セルロー
ス、ポリビニルピロリドン、セルロース、水、シロップ
及びメチルセルロースである。組成物は、任意に、滑石
粉、ステアリン酸マグネシウム及び鉱油等の潤滑剤;保
湿剤、乳化剤及び沈殿防止剤;安息香酸メチル及び安息
香酸プロピルヒドロキシ等の防腐剤;甘味料又は調味料
等を含有することができる。もちろん、当業者が理解で
きるように、加えることができる無数の他の成分があ
る。本発明の化合物は、当業界で周知の種々の被覆、マ
トリックス、配達装置、及び他の薬物配達機構を用い
て、活性成分の急速、徐放又は遅延型遊離のために処方
することができる。
【0013】本発明を以下の実施例により更に説明す
る。もちろん、当業者が本発明の範囲内で他の態様を処
方することができるように、これらの実施例は本発明の
範囲を限定するものではない。
【実施例】実施例1 患者は、先ず家族歴、患者の病歴及び症状の徹底的な評
価を通じて、及び全て当業界において周知である種々の
診断テストの使用を通じて研究した。アルツハイマー型
疾病又は中枢神経系における他の萎縮であると思われる
全ての患者は、精神医学面接をも経験し、脳のコンピュ
ーター横断断層撮影(CAT)スキャンを行い、脳の地
図の作成を行った。更に、アドレナリン、ノルアドレナ
リン、ドーパミン、フェニル酢酸、ジメチルトリプタミ
ン及びフェニルエチルアミンの尿中の定量を含む、神経
代謝試験のバッテリーを行った。成熟の遅延が明らかな
場合に染色体評価を行い、各患者の精神の程度を確認す
るため、心理学の研究がされた。この分析の結果に基づ
き、患者は1又はそれ以上の下記のグループに割り当て
られた。 1)アルツハイマー型疾病を有する患者; 2)脳又は小脳に萎縮を有する患者; 3)脆弱X症候群を有する患者; 4)不特定の成熟の遅延を有する患者; 5)染色体中の数的異常を有する患者; 6)1又はそれ以上の染色体において欠失を有する患者;
及び 7)X染色体以外の染色体に脆弱性を有する患者。
【0014】以下の実施例において、上記グループのそ
れぞれにかかっている患者を、下記成分を賦形剤と一緒
に含むカプセル(以下、本明細書において「試験組成
物」という)で治療した。 −GABA, 100mg −ビタミンE, 150mg −アスコルビン酸, 0.5mg −葉酸, 200mg −ニコチンアミド, 0.1mg −炭酸リチウム, 50mg 患者を、以下の実施例に記載したように治療した。治療
は患者の親戚の同意の上でのみ始められ、研究の間を通
じて、それらの親戚に情報を与えた。以下に述べるよう
に、試験組成物による治療は、アルツハイマー型の疾病
を有する患者の約60%、脆弱X症候群を有する患者の
約90%、及び不特定の成熟の遅延を有する患者の約7
2%において肯定的な結果を示した。
【0015】実施例2 グループ1及び2、即ちアルツハイマー型の疾病、又は
脳又は小脳の萎縮にかかっているとして診断された患者
に、試験化合物の投与を10週間にわたって続けた。各
患者を観察し、25日間隔でそれぞれの家族に患者の行
動について質問した。全般的な結果は、アルツハイマー
型の疾病を有する患者が、会話、物及び人を認識する能
力において改善を示した。何人かの患者は、膀胱及び直
腸の括約筋の制御を回復し、従って、彼らは以前の失禁
を克服し、及び身の廻りの世話もかなり容易に行えた。
何人かの患者は、家庭の雑用をすることができるように
もなった。個々の患者の特定の結果を以下に示す。A.E,男性,78歳 1991年11月、彼は記憶の消失を経験し始めた。彼は人の
名前を忘れ、場所の認識に失敗し、彼が行ったことのあ
る外国への旅行をも忘れた。彼は、最初にシアナリシン
(cyanaricine) の治療を受けた。彼の治療の一部として
ジアゼパムが加えられた時、彼は混乱して彼の家を認識
することさえできなくなった。彼の神経代謝のレベルは
以下の通りであった。アドレナリン,25mg(正常範囲,1〜
20mg) ;ノルアドレナリン,10mg(正常範囲,15 〜80mg)
;ドーパミン,42mg(正常範囲,65〜400mg);ジメチルト
リプタミン,0.25mg(正常範囲,<0.05mg) ;フェニルエチ
ルアミン,9mg( 正常範囲,6〜12mg) ;フェニル酢酸,159
mg( 正常範囲,100〜200mg)。CATスキャンは、皮質及
び前頭葉の退縮を示した。試験化合物をA.E.に1日3回
づつ与えた。治療の3ヶ月後、彼の記憶は改善され、彼
はテレビを見始めた。一般に、彼は社会的により関連す
るようになった。2年後、彼の改善は持続している。
【0016】L.C.L., 男性,80歳 L.C.L.は、約8年前に記憶の消失の経験、及び異常な人
格特性を発現し始めた弁護士である。彼のCATスキャ
ンは脳の萎縮があることを示し、1991年12月にとったE
EGは、異常に高い数のシータ波を示した。彼の脳にお
ける循環の改善を期待して、彼は最初に、1日20mgのニ
カルジピン、1日200mg のピリチノール(piritinol) 、
及び1日100mg のカルバマゼピンによる治療を受けた。
彼の治療養生法に試験組成物の1〜1/2カプセルを加
えた時、彼はユーモアのセンス及び記憶を示すほど、彼
の言語を使用する能力がかなり改善された。彼は多くの
言葉を使い、彼の語彙は豊富になり、彼は毎日事実を思
い出し、彼は彼の人生のエピソードを思い出した。F.B.R., 女性, 68歳 F.B.R.は、4年前に記憶の消失を経験し始めたスキーの
インストラクターである。記憶の喪失は、彼女が家族を
認識することができなくなるまで進行した。彼女はアル
ツハイマー病として診断され、彼女の家族は、ローマ、
ウィーン、ブダペスト及び他の場所で治療方法を見つけ
たが、改善しなかった。CATスキャンは、全身性の皮
質萎縮を示した。彼女は、1日4カプセルの試験組成物
で治療を受け、彼女は、会話、語彙、歩く能力、人を認
識する能力、及びオペラを楽しむ能力において実質的に
改善を示した。彼は、俳優及び音楽さえ思い出した。C.D.J.O., 女性,73歳 1989年、この患者はCATスキャンが脳の萎縮があるこ
とを示したので、主として彼女の記憶の消失を基礎とす
る、アルツハイマー病であると診断された。彼女は、最
初、1日25mgのイミプラミン、1日0.5mg のフルフェナ
ジン、ノルトリプチリン10mgを1日2回の治療を受けた
が、この投薬によって何等改善を示さなかった。上述し
たように実施された種々の神経代謝試験は全てのレベル
が正常範囲であることを示した。試験組成物を1日2カ
プセル服用した後、彼女の睡眠パターン及び社会的技能
は両方とも目に見えて改善された。
【0017】実施例3 脆弱X症候群を有するグループ3の患者を、試験組成物
で4ヶ月間治療した。彼らは観察され、彼らの家族は1
ヶ月おきに彼らの行動について質問された。下記に示す
個々のケースによって説明されるように、研究された患
者の90%において改善が見られた。更に、改善は認識
領域において明らかに有意であった。以前はできなかっ
た人が、話し、読み、そして書き始めた。L.M.A., 女性,14歳 この患者は学習に対する困難により苦しんでおり、核型
は染色体の16%が脆弱Xであることを示した。彼女は
注意時間が短く、動きが荒っぽく、子供っぽい方法で表
現していた。彼女の知能指数(IQ)は60であった。
彼女の神経代謝のレベルは以下の通りであった。ノルア
ドレナリン,30.8mg(正常範囲,15 〜80mg) ;アドレナリ
ン,13,7mg(正常範囲1〜20mg) ;ドーパミン,163.1mg(
正常範囲,65 〜400mg);フェニル酢酸,107mg( 正常範
囲,100〜200mg);フェニルエチルアミン,18mg(正常範囲
6〜12mg) 。カルバマゼピンの使用を含む、以前の異な
る治療では、この患者にはどんな変化も見られなかっ
た。しかし、彼女が試験組成物を1日3カプセル服用す
ると、彼女は顕著に改善した。彼女の学習能力は向上
し、彼女の注意時間は増加した。F.I.D., 男性,10 歳 この患者の核型は5%の脆弱X細胞を示した。彼は痙攣
を起こさなかったが、彼のIQはたった54であった。
12を含む異なる治療法では、彼は改善しなかった。し
かし、試験組成物の1日4カプセルの服用後に、彼の学
校の成績は向上し、彼の社会的行動はよくなった。ま
た、彼は、読むこと及び書くことができるようになっ
た。学校、及び家庭の全ての人、及び発明者を含む我々
の医学チームの人が、この改善を立証することができ
た。
【0018】実施例4 以下の患者はグループ4〜8を患っており、彼らは、未
知の原因の知能の遅れ、染色体における複合異常、1又
はそれ以上の染色体における欠失、又はX染色体以外の
染色体における脆弱性を有する。未知の原因の知能の遅
れを有する患者は、彼らが観察されるどのような変化に
関しても、彼らの家族の毎月の観察及び問診をもって2
ヶ月間、試験組成物で治療を受けた。上述した染色体異
常を有する患者は4ヶ月間治療された。彼らの家族は、
毎月彼らの行動について質問され、患者は、毎月出願人
に観察された。概して、治療された患者の約70%に改善
が見られた。
【0019】B.C.G., 女性,16 歳 彼女が最初に就学した時、彼女の両親及び先生は、彼女
が学習することに困難性を有していることに気付いた。
16歳まで、彼女は読み書きを学習しなかった。しかし、
彼女は攻撃的でなく、痙攣で苦しんでいなかった。B.C.
G.のEEGは生体電気の不安定を示し、彼女の核型は、
彼女が46,XX;inv(9)p11q13の構成を有することを示す
が、彼女は脆弱X陰性であった。彼女のIQはたった6
9であった。神経代謝研究は、以下のレベルを示した。
アドレナリン,9mg( 正常範囲,1〜20mg) ;ノルアドレナ
リン,5mg( 正常範囲,15 〜80mg) ;ドーパミン,60mg(正
常範囲,65 〜400mg);ジメチルトリプタミン,0.26mg(正
常範囲,<0.5mg);フェニルエチルアミン,8,3mg( 正常範
囲,6〜12mg) ;及びフェニル酢酸,94mg(正常範囲,100〜
200mg)。この患者は、以前、葉酸、ビタミンB12及びB
1 を含むいくつかの異なる治療を受けたが、改善されな
かった。しかし、1日1錠の試験組成物での2ヶ月の治
療後、彼女は改善し始めた。現在では、学校でよりよく
行動し、より自主的であり、より人とつき合うようにな
った。彼女の語彙は豊富になり、彼女は質問に答え、彼
女は良いユーモアのセンスを有している。I.J.L., 女性12歳 この患者はかなりの発育遅延で苦しんでいる。彼女は生
まれて16ヶ月後まで話さず、3歳までトイレの訓練に成
功していなかった。彼女は異常に活発で集中力に乏しい
ように見えた。彼女は、以前に葉酸及びビタミンB12
よる治療を受けたが、検出できるほどの改善はなかっ
た。1日当たり1カプセルの試験化合物での治療後、彼
女は明らかに改善した。彼女は、以前よりも多くのもの
に興味を示し、以前よりも多くの質問をするように見え
た。しかし、彼女が完全な言葉遣いを用い、はっきりし
た考えを表しているという点で彼女の質問の仕方は最も
重要であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/505 AGZ A61K 31/505 AGZ 33/00 33/00 // A61K 9/48 9/48 C (72)発明者 ダニエル グスタヴォ ブレイウェイス アルゼンティン 1425 ブエノス アイレ ス ラプリーダ 1204 セヴンス フロア ー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬学的に許容される賦形剤中に、非毒性
    量の下記成分を含有する、アルツハイマー型疾病、脳萎
    縮、小脳萎縮、脆弱X症候群、未知の原因の知能の遅
    れ、染色体における複合異常、1又はそれ以上の染色体
    における欠失及びX染色体以外の染色体における脆弱性
    からなる群から選択される、症状として筋緊張低下を有
    する病気の治療のための医薬組成物。 a.γ−アミノ酪酸(GABA); b.アスコルビン酸、ビタミンE、及びそれらの混合物か
    らなる群から選択される抗酸化剤; c.葉酸; d.ニコチンアミド;及び e.リチウム塩
  2. 【請求項2】 上記抗酸化剤及び上記ニコチンアミドが
    アスコルビン酸ニコチンアミドとして存在する、請求項
    1記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】 錠剤、丸剤、粉末、被覆丸剤、水カプセ
    ル、エリキシル剤、懸濁液、乳液、溶液及びシロップか
    らなる群から選択される剤形に加工されている、請求項
    1記載の医薬組成物。
  4. 【請求項4】 上記賦形剤が、乳糖、デキストロース、
    ショ糖、ソルビトール、マンニトール、澱粉、アラビア
    ゴム、リン酸カルシウム、アルギン、トラガント、ゼラ
    チン、珪酸カルシウム、微結晶セルロース、ポリビニル
    ピロリドン、セルロース、水、シロップ、メチルセルロ
    ース、及びそれらの混合物からなる群から選択される、
    請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 潤滑剤、保湿剤、乳化剤及び沈殿防止剤
    からなる群から選択される薬剤を含有する、請求項1記
    載の組成物。
  6. 【請求項6】 滑石粉、ステアリン酸マグネシウム及び
    鉱油からなる群から選択される潤滑剤を含有する、請求
    項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 上記成分の上記非毒性量が下記の量であ
    る、請求項1記載の医薬組成物。 a.約100mgのγ−アミノ酪酸(GABA); b.約150mgのビタミンE及び約0.5mgのアスコル
    ビン酸の混合物を含有する抗酸化剤; c.約200mgの葉酸; d.約0.1mgのニコチンアミド;及び e.約50mgの炭酸リチウム
  8. 【請求項8】 上記成分の上記非毒性量が下記の量であ
    る、請求項1記載の医薬組成物。 a.約0.05〜約200mgのγ−アミノ酪酸(GAB
    A); b.ビタミンE、アスコルビン酸及びそれらの混合物から
    なる群から選択される、約50〜約300mgの抗酸化
    剤; c.約100〜約300mgの葉酸; d.ニコチンアミド及びその薬学的に許容される塩からな
    る群から選択される、約0.05〜約0.5mgのニコチン
    アミド;及び e.炭酸リチウム、臭化リチウム、塩化リチウム及び酢酸
    リチウムからなる群から選択される、約25〜約100
    mgのリチウム塩
  9. 【請求項9】 上記成分の上記非毒性量が下記の量であ
    る、請求項1記載の医薬組成物。 a.約0.100mgのγ−アミノ酪酸; b.アスコルビン酸、ビタミンE及びそれらの混合物から
    なる群から選択される、約200mgの抗酸化剤; c.約200mgの葉酸; d.約0.1mgのニコチンアミド;及び e.約50mgの炭酸リチウム
  10. 【請求項10】 症状として筋緊張低下を有する病気に
    苦しむ患者の治療方法であって、上記病気がアルツハイ
    マー型疾病、脳萎縮、小脳萎縮、脆弱X症候群、未知の
    原因の知能の遅れ、染色体における複合異常、1又はそ
    れ異常の染色体における欠失及びX染色体以外の染色体
    における脆弱性からなる群から選択され、上記方法が、
    下記成分の治療的に有効な日々の投与量を患者に投与す
    ることを特徴とする治療方法。 a.γ−アミノ酪酸(GABA); b.アスコルビン酸、ビタミンE及びそれらの混合物から
    なる群から選択される抗酸化剤; c.葉酸; d.ニコチンアミド;及び e.リチウム塩
  11. 【請求項11】 症状として筋緊張低下を有する病気に
    苦しむ患者の治療方法であって、上記病気がアルツハイ
    マー型疾病、脳萎縮、小脳萎縮、脆弱X症候群、未知の
    原因の知能の遅れ、染色体における複合異常、1又はそ
    れ異常の染色体における欠失及びX染色体以外の染色体
    における脆弱性からなる群から選択され、上記方法が、
    請求項7の医薬組成物の約半分(1/2) 〜約4倍の投与量
    を患者に日々投与することを特徴とする治療方法。
  12. 【請求項12】 上記有効な日々の投与量が下記の量で
    ある、請求項10記載の治療方法。 a.約50mg〜約400mgのγ−アミノ酪酸(GAB
    A); b.約75〜600mgの抗酸化剤ビタミンE、及び約0.
    25〜2.0mgの抗酸化剤アスコルビン酸; c.約100mg〜約800mgの葉酸; d.約0.05mg〜約0.4mgのニコチンアミド;及び e.約25mg〜約200mgの炭酸リチウム
  13. 【請求項13】 上記有効な日々の投与量が下記の量で
    ある、請求項10記載の治療方法。 a.約0.05〜約200mgのγ−アミノ酪酸(GAB
    A); b.ビタミンE、アスコルビン酸及びそれらの混合物から
    なる群から選択される、約50〜約300mgの抗酸化
    剤; c.約100〜約300mgの葉酸; d.ニコチンアミド、及びその薬学的に許容される塩から
    なる群から選択される、約0.05〜約0.5mgのニコチ
    ンアミド;e.炭酸リチウム、臭化リチウム、塩化リチウ
    ム及び酢酸リチウムからなる群から選択される、約25
    〜約100mgのリチウム塩
  14. 【請求項14】 上記有効な日々の投与量が下記の量で
    ある、請求項10記載の治療方法。 a.約0.100mgのγ−アミノ酪酸; b.アスコルビン酸、ビタミンE及びそれらの混合物から
    なる群から選択される、約200mgの抗酸化剤; c.約200mgの葉酸; d.約0.1mgのニコチンアミド; e.約50mgの炭酸リチウム
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