JPH10182352A - メイクアップ化粧料 - Google Patents
メイクアップ化粧料Info
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- JPH10182352A JPH10182352A JP28918097A JP28918097A JPH10182352A JP H10182352 A JPH10182352 A JP H10182352A JP 28918097 A JP28918097 A JP 28918097A JP 28918097 A JP28918097 A JP 28918097A JP H10182352 A JPH10182352 A JP H10182352A
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Abstract
かつ製品に顔料等の浮きや凝集が生じず、耐衝撃性の良
好なメイクアップ化粧料に関する。 【解決手段】フッ素化合物で表面処理した撥水・撥油性
粉体と特定の環状シリコーン油とを必須成分として配合
することにより得られる、耐水性、耐汗性に良好で化粧
崩れがしにくく、化粧持続性が良好であるとともに、製
品安定性に優れたメイクアップ化粧料を提供するもので
ある。
Description
料、更に詳しくは耐水性、耐汗性が良好で化粧崩れがし
にくく、化粧持続性が良好であるとともに、製品安定性
に優れたメイクアップ化粧料を提供するものである。
剤を主成分として構成されており、その性能としての化
粧持続性は極めて重要である。従来、化粧崩れの原因と
して汗や水等が注目され、かかる化粧崩れを防止するた
めに、粉体表面を金属石鹸、脂肪酸、シリコーン油等で
処理したものを配合している。しかし、これらの表面処
理粉体を配合したメイクアップ化粧料は、撥水性はある
ものの撥油性がないため、皮脂等の油性成分による化粧
崩れを防止することができなかった。かかる観点より、
撥水性および撥油性の両者を有する粉体として、パーフ
ルオロアルキルリン酸エステルアミン塩類で表面を被覆
した粉体が開発された。(特開昭62−250074号
公報)
水・撥油性粉体と通常の油剤を配合してメイクアップ化
粧料を調製した場合、種々の欠点が生じる事が判明し
た。すなわち、撥水・撥油性粉体は、通常の油剤との濡
れ性が悪いため、プレス成型品の場合は落下等の耐衝撃
性が低下する、油性製品の場合は顔料等の浮きや凝集が
生じる等の問題点があった。従って、水性成分及び油性
成分によって化粧崩れせず、かつ製品に顔料等の浮きや
凝集が生じず、耐衝撃性の良好なメイクアップ化粧料が
望まれていた。
者らは鋭意研究の結果、フッ素化合物で表面処理した撥
水・撥油性粉体と特定の環状シリコーン油とを必須成分
として配合することにより、耐水性、耐汗性が良好で化
粧崩れがしにくく、化粧持続性が良好であるとともに、
製品安定性に優れたメイクアップ化粧料が得られる事を
見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は次の
(a)成分及び(b)成分 (a)フッ素化合物処理粉体 (b)下記一般式(1)
のアルキル基又はフェニル基、R2は炭素原子数1〜1
0のフッ素置換アルキル基、mは0〜3の整数、nは1
〜6の整数であり、(m+n)は3〜6の整数であ
る。)で表わされる環状シリコーンを含有することを特
徴とするメイクアップ化粧料を提供するものである。以
下に本発明の構成について述べる。
いられる(a)成分の、フッ素化合物処理粉体に用いら
れるフッ素化合物は、粉体を処理して撥水性及び撥油性
が得られるものであれば特に限定されないが、特にパー
フルオロアルキル基含有エステル、パーフルオロアルキ
ルシラン、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロア
ルキル基を有する重合体が好適に用いられる。パーフル
オロアルキル基含有エステルとしては、下記一般式 (RfCmH2mO)yPO(OM)3-y (但し、式中Rfは炭素数3〜21のパーフルオロアル
キル基又はパーフルオロオキシアルキル基を示し、直鎖
状あるいは分岐状であって、単一鎖長のものであって
も、混合鎖長のものであってもよい。mは1〜12の整
数を示し、yは1〜3の数を示す。Mは同一又は異なっ
ても良く、水素、アルカリ金属、アンモニウム又は置換
アンモニウム等を示す。)で表されるパーフルオロアル
キル基含有リン酸エステルが挙げられ、例えば、ジトリ
デカフルオロオクチルリン酸、ヘプタデカフルオロデシ
ルリン酸、ジヘプタデカフルオロデシルリン酸等、及び
これらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、置換アンモ
ニウム塩(例えば、アサヒガードAG−530(旭硝子
(株)製))が挙げられる。
記一般式 CaF2a+1(CH2)bSiX3 (但し、式中、aは1〜12の整数を示し、bは1〜5
の整数を示し、Xは同一又は異なっても良く、アルコキ
シ基、ハロゲン原子又はアルキル基を示す。ただし、す
べてのXがアルキル基の場合を除く)で表わされるパー
フルオロアルキルシラン(例えば、LS−160、LS
−360、LS−912、LS−1080、LS−10
90、LS−1465(以上、信越化学工業(株)
製)、XC95−418、XC95−466、XC95
−467、XC95−468、XC95−469、XC
95−470、XC95−471、XC95−472
(以上、東芝シリコーン(株)製))が挙げられる。
一般式 R3(CF2CF(R5)CF2O)p(CF(R6)CF2O)q
(CF(R7)O)rR4 (式中、R3、R4、R5、R6およびR7は同一又は異な
っても良く、それぞれフッ素原子、パーフルオロアルキ
ル基又はオキシパーフルオロアルキル基を示し、p、
q、及びrは分子量500〜100,000を与える0
以上の整数を示す。ただし、p=q=r=0となること
はない)で表されるパーフルオロポリエーテル(例え
ば、FOMBLIN HC−04,同HC−25、同H
C−R(以上、モンテフルオス社製)、デムナムS−2
0、同S−65、同S−100、同S−200(以上、
ダイキン工業(株)製))等が挙げられる。
しては、例えばパーフルオロアルキル基を有するアクリ
レート又はメタアクリレートの単独重合体;パーフルオ
ロアルキル基を有するアクリレート又はメタアクリレー
トとアクリル酸エステル、無水マレイン酸、クロロプレ
ン、ブタジエン、メチルビニルケトン等の重合し得る化
合物との共重合体;下記化学式 CF2ClCF(CF3)(CF2)7CONHCOOCH
=CH2 H(CF2)10CH2OCOCH=CH2 CF2Cl(CF2)10CH2OCOC(CH3)=CH2 で表されるパーフルオロアルキル基を有する重合可能な
化合物の重合体又は共重合体、又はこれら重合体と塩化
ビニル、酢酸ビニル、フッ化ビニル、エチレン、ハロゲ
ン化ビニリデン、アクリロニトリル、スチレン、α−メ
チルスチレン、P−メチルスチレン、アクリルアミド、
メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、メチロ
ール化ジアセトンアクリルアミド、N−メチロールアク
リルアミド、ビニルアルキルエーテル、ハロゲン化アル
キルビニルエーテル、イソプレン、グリシジルアクリレ
ートなどのポリフルオロアルキル基を有さない重合可能
な化合物の1種又は2種以上との共重合体などが挙げら
れる。
られるものでれば形状も球状、板状、針状等特に限定さ
れないが、例えば無機粉体としては、タルク、カオリ
ン、マイカ、合成マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグ
ネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、無水ケイ
酸、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタ
イト、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化
アルミニウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、一酸化
チタン、チッ化硼素、酸化クロム、コンジョウ、群青、
酸化鉄雲母、酸化鉄雲母チタン、雲母チタン、オキシ塩
化ビスマス等が挙げられ、有機粉体としては、ナイロン
粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、シリコー
ン粉末、メチルメタアクリレート、ポリテトラフルオロ
エチレンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、
結晶セルロース、タール系色素及びそのレーキ色素等、
又、これらの粉体を複合化したものが挙げられる。
は、特に制限されないが、例えば、フッ素化合物をアセ
トン、トルエン等の有機溶媒に加熱溶解せしめ、その中
に粉体を加え、攪拌後溶媒を留去して粉体上にフッ素化
合物をコーティングし、場合によっては更に焼き付け処
理をする方法や、フッ素化合物にアルキルリン酸エステ
ル・ジエタノールアミン塩を用いる場合は、粉体の1種
又は2種以上の混合物に水を加えてスラリー状態とし、
一方アルキルリン酸エステル・ジエタノールアミン塩を
水に加え攪拌して0.1〜5重量%(以下、単に「%」
で示す)のエマルジョン状態としたものを、前記スラリ
ーに徐々に注加・混合した後酸性とし、常温又は高温静
置などによってエマルジョンを破壊して洗浄、濾過、乾
燥すればよい。また本発明の効果を損なわない範囲で、
フッ素化合物以外のシリコーン、高級脂肪酸、高級アル
コール、エステル、ワックスなどの他のコーティング剤
で前処理又は同時に処理してもよい。なお、フッ素化合
物の処理量は、その種類によっても異なるが、撥水性又
は使用感において粉体の0.1〜50%、特に0.5〜
20%が好ましい。本発明において、(a)成分のフッ
素化合物処理粉体は1種又は2種以上を用いることがで
き、全組成中に好ましくは、0.1〜95%配合され
る。
コーンとしては、前記一般式(1)で表される環状シリ
コーンで、具体的には下記の化学式(2)〜(9)が挙
げられる。
メイクアップ化粧料中により好ましくは1〜40%、更
に好ましくは、5〜30%の範囲で配合される。配合量
がこの範囲であれば化粧持続性、製品安定性において特
に良好なものが得られる。また、これらの環状シリコー
ンは必要に応じて1種又は2種以上を用いることができ
る。
た必須成分の他に通常の化粧料に使用される成分、例え
ば炭化水素、高級脂肪酸エステル、動植物油脂、シリコ
ーン油、フッ素系油等の油性成分や、水溶性高分子、ア
ルコール類、水等の水性成分、界面活性剤、紫外線吸収
剤、保湿剤、酸化防止剤、美容成分、防腐剤、香料など
を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することが
できる。また、本発明の効果を損なわない範囲であれ
ば、前記粉体を未処理であるいは前記フッ素化合物以外
の処理剤、例えば、シリコーン系油剤、金属石鹸、ロ
ウ、油脂、炭化水素等の1種又は2種以上を用いて表面
処理を施したものを適宜配合することができる。
粧品一般に使用される固形油、半固形油、液体油、揮発
性油等が使用できる。動物油、植物油、鉱物油、合成油
を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エ
ステル類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油
類、フッ素系油類、親油性界面活性剤等が挙げられる。
具体的には、固体パラフィンワックス、セレシンワック
ス、マイクロクリスタリンワックス、カルナウバワック
ス、キャンデリラワックス、ミツロウ、モクロウ、ゲイ
ロウ、ポリエチレンワックス、流動パラフィン、スクワ
ラン、ポリブテン、ワセリン、オリーブ油、ヒマシ油、
ホホバ油、マカデミアンナッツ油、ロジン酸ペンタエリ
トリットエステル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステ
ル、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−
L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチ
ルドデシル)、液状ラノリン、ミリスチン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸
セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン
酸グリセリル、ポリイソステアリン酸ジグリセリル、ス
テアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベへニン酸、
イソステアリン酸、オレイン酸、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、ラウリルアルコール、イソステア
リルアルコール、オレイルアルコール、ジメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイ
ドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサ
ン、架橋型メチルポリシロキサン、架橋型メチルフェニ
ルポリシロキサン、パーフルオロオクタン、パーフルオ
ロデカン、パーフルオロポリエーテル、フッ素変性シリ
コーン等のフッ素系油剤、グリセリンモノステアレー
ト、ソルビタントリステアレート等が挙げられる。
ば何れでもよく、例えば、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソ
ルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラク
チトール等の糖類、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナ
トリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、ア
ルギン酸ナトリウム、カラギーナン、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、アルキル化カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性
高分子、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナト
リウム等の塩類、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマ
メリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植
物抽出液等及び水が挙げられる。
面活性剤としては、グリセリン脂肪酸エステル及びその
アルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコ
ール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキ
レングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル
及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレン
グリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、グ
リセリンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンの
アルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレン変
性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げら
れる。アニオン界面活性剤としては、ステアリン酸、ラ
ウリン酸のような脂肪酸及びそれらの無機及び有機塩、
アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−
オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸
塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン
塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシル
アミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο
−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩
等が挙げられる。両性界面活性剤としては、アミノ酸タ
イプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル
型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人
体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、
N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメ
チルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノ
アルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N
−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−
ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)
アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシ
エチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイ
ン等が挙げられる。
ェノン系としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,2’
−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベ
ンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テト
ラヒドロキシベンゾフェノン等が挙げられ、PABA系
としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エ
チル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルア
ミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸−2
−エチルヘキシル、パラジヒドロキシプロピル安息香酸
エチル等が挙げられ、ケイ皮酸系としては、p−メトキ
シケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮
酸−2−エトキシエチル等が挙げられ、サリチル酸系と
しては、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸
フェニル、サリチル酸ホモメンチル等が挙げられ、その
他、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキ
シジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられ
る。
多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられ
る。酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、
アスコルビン酸等が挙げられる。美容成分としては、例
えばビタミン類、消炎剤、生薬等が挙げられる。防腐剤
としては、例えばパラオキシ安息香酸アルキル、フェノ
キシエタノール等が挙げらる。
は、スティック状、皿状、打粉状等が挙げられ、ファン
デーション、口紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライ
ナー、下地クリーム等に用いることができる。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
ック状口紅 表1に示す処方の、スティック状口紅を調製し、化粧持
ち、製品安定性(顔料ムラ、成型性)について下記の方
法により評価した。その結果も併せて表1に示す。
%処理 *5:FOMBLIN HC−04(モンテフルオス社
製)5%処理 (製造方法) A、成分(1)〜(12)を均一に加熱溶解する。 B、Aに成分(13)〜(25)を加えて均一混合し、
その後、成分(26)を添加し均一混合する。 C、口紅容器に充填して口紅を得る。
ルとする使用テストを行ない、化粧持ちについて良いと
した人数により、以下の基準に従い評価した。
顔料ムラ及び成型性を評価した。顔料ムラについては
(1)絶対評価基準を用いて5段階に評価し、(2)各
試料の平均点を4段階評価基準を用いて評価した。
きないものまでの良品の数を、以下の基準に従い評価し
た。
施例1〜6のスティック状口紅は、比較例1〜2のステ
ィック状口紅に比べて、化粧持ち、成型性に優れ、顔料
ムラもなく、また、使用感も良好であった。
レス成型する。 以上のようにして得られた本発明品は、化粧持ち、顔料
分散性、プレス成型性に優れていると共に、使用感も良
好なパウダーファンデーションであった。
5%) *9:メチルポリシロキサン・メチルハイドロジェンポ
リシロキサン処理(2%) *10:KP 541(信越化学工業(株)製) (製法) A.成分(8)〜(14)を均一に加熱溶解する。 B.Aに成分(1)〜(7)を加えて均一混合する。 C.Bに成分(15)〜(18)を加えて、所定の容器
に充填する。 以上のようにして得られた本発明品は、化粧持ち、顔料
分散性に優れていると共に、使用感も良好な油性ファン
デーションであった。
に充填する。 以上のようにして得られた本発明品は、化粧持ち、顔料
分散性に優れていると共に、使用感も良好なアイライナ
ーであった。
レス成型する。 以上のようにして得られた本発明品は、化粧持ち、顔料
分散性、プレス成型性に優れていると共に、使用感も良
好なアイシャドウであった。
化合物で表面処理した撥水・撥油性粉体と特定の環状シ
リコーン油とを必須成分として配合することにより、耐
水性、耐汗性が良好で化粧崩れがしにくく、化粧持続性
が良好である等の化粧持ち及び製品安定性に優れている
と共に使用感も良好な化粧料である。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の(a)成分及び(b)成分; (a)フッ素化合物処理粉体 (b)一般式(1) 【化1】 (但し、式中のR1は炭素原子数1〜10のアルキル基
又はフェニル基、R2は炭素原子数1〜10のフッ素置
換アルキル基、mは0〜3の整数、nは1〜6の整数で
あり、(m+n)は3〜6の整数である。)で表わされ
る環状シリコーンを含有することを特徴とするメイクア
ップ化粧料。 - 【請求項2】 (a)成分を0.1〜95重量%、
(b)成分を1〜40重量%含有することを特徴とする
請求項1記載のメイクアップ化粧料。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP8-308716 | 1996-11-05 | ||
JP28918097A JP3555004B2 (ja) | 1996-11-05 | 1997-10-06 | メイクアップ化粧料 |
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Family Applications (1)
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JP28918097A Expired - Fee Related JP3555004B2 (ja) | 1996-11-05 | 1997-10-06 | メイクアップ化粧料 |
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Cited By (6)
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JPH10291913A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Noevir Co Ltd | 水中油型乳化化粧料 |
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JP2002087929A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Kose Corp | ゲル状組成物およびそれを含有してなる化粧料 |
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1997
- 1997-10-06 JP JP28918097A patent/JP3555004B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10291913A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Noevir Co Ltd | 水中油型乳化化粧料 |
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JP2002087929A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Kose Corp | ゲル状組成物およびそれを含有してなる化粧料 |
JP2002338427A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-27 | Kose Corp | 油性化粧料 |
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