JPH10181850A - 振動パーツフィーダ - Google Patents

振動パーツフィーダ

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JPH10181850A
JPH10181850A JP35612696A JP35612696A JPH10181850A JP H10181850 A JPH10181850 A JP H10181850A JP 35612696 A JP35612696 A JP 35612696A JP 35612696 A JP35612696 A JP 35612696A JP H10181850 A JPH10181850 A JP H10181850A
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notch
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Shuichi Narukawa
修一 成川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積み重なり層を形成してトラックを移送され
てくる部品を崩すための、部品点数や複数種の機械加工
を要せず、加工コストの軽減された層崩し溝を備えた振
動パーツフィーダを提供すること。 【解決手段】 ボウル24の周壁23に近接する位置を
上流側の端部とし、部品Pの厚さより浅い深さでトラッ
ク24と斜交させて内周側へ延び、かつその深さを漸次
あさくして下流端でトラック24と合一する層崩し溝3
3Aを設けると共に、部品Pを層崩し溝33Aの上流側
の単部へ送りこむために外周側にトラック24を残す切
欠き31Aを層崩し溝33のの直上流側に形成する。そ
の下流側に同様な切欠き31Bと層崩し溝33Bおよび
切欠き31Cと層崩し溝満33Cを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動パーツフィーダ
に関するものであり、更に詳しくは、トラックを積み重
なった状態で移送される部品を崩すための機構を簡易化
した振動パーツフィーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】部品を所定の姿勢または向きとして次工
程へ供給する場合、振動パーツフィーダが多用されてい
るが、振動パーツフィーダのボウルの底面から移送され
てくる部品は積み重なってることが普通であり、トラッ
クの途中には2層またはそれ以上に重なって層を形成し
ている部品を崩し、好ましくは単層とさせる機構が取り
付けられる。図16は従来例の振動パーツフィーダのボ
ウル内のトラックに形成されている層崩し部131の斜
視図である。すなわち、部品Pはボウル121の周壁1
23の内周面に沿って形成されているトラック124を
矢印で示す方向に移送されてくる。そして部品Pは振動
パーツフィーダの捩り振動によって受ける移送力の遠心
力成分によって、またトラック124はボウル121の
径外方へ向かって若干下向き傾斜に形成されていること
によって、周壁123の内周面に沿うように移送され
る。
【0003】このトラック124の途中における層崩し
部131は次ぎのように形成されている。周壁123を
所定の長さでトラック124の面まで切り込んだ箇所へ
層崩し板132を嵌込んで、内周面を周壁123に整合
させた抑えブロック133と共にボルト133bでボウ
ル121に固定した構造とされている。 そして、層崩
し板132は部品Pの厚さよりは若干薄い厚さとし、端
面132eを上流側では周壁123の内周面に合わせ、
下流側ではトラック124上へテーパー状に張り出させ
る形状とされている。
【0004】上流側から積み重なって層を形成した状態
で移送されてくる部品Pは層崩し部131に至ると、ト
ラック124の面に接している最下層の部品Pは層崩し
板132の端面132eに沿って内周側へ移行される
が、2層目以上の部品Pは周壁123の内周面に沿って
層崩し板132へ乗り移って移送され、その下流端から
トラック124へ落下する。このようにして部品Pの重
なりが崩される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例の振動パーツフ
ィーダにおける重なった部品Pを崩すための層崩し部1
31は上述したように、層崩し板132、抑えブロック
133、ボルト133b等を必要とするほか、周壁12
3の切り込み加工、ボルト133b用のねじ切り加工を
要し、更には通常は層崩し部131を2か所に設けるこ
とから、振動パーツフィーダの製作コストを上昇させる
要因となっている。
【0006】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、簡易
な加工によって層崩し部が形成された振動パーツフィー
ダ、およびその層崩し部の加工方法を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は請求項1お
よび請求項5の構成によって解決されるが、その解決手
段を実施の形態によって例示すれば、図3は層崩し部の
平面図、図5は図3における[5]−[5]線方向の断
面図であり、部品Pの1個の厚さよりは浅い層崩し溝3
3がトラック24の周壁23に近接した位置からトラッ
ク24と斜交するように内周側へ向かい、かつ層崩し溝
33の深さを漸次浅くして、下流端ではトラック24の
面と合一するように形成されている。従って、単独の部
品P、積み重なった部品Pは全て層崩し溝33に嵌まり
込み、単独の部品Pおよび、積み重なった部品Pのなか
で最下層の部品Pは層崩し溝33に導かれて内周側へ移
送されるが、積み重なって2層目以上にある部品Pは層
崩し溝33に束縛されず、受けている捩り振動の移送力
によって最下層の部品Pから離れ、層崩し溝33の外周
側のトラック24へ移行して周壁23に沿い移送される
ことから、2層以上に重なった部品Pの層崩しが行なわ
れる。
【0008】また、図6のA、B、Cはそれぞれ、図5
における[A]−[A]線方向の断面図、[B]−
[B]線方向の断面図、[C]−[C]線方向の断面図
であるが、層崩し溝33の加工は先ず図6のAを参照し
て、エンドミルEの先端面Eaの円周端を周壁23の内
壁面に接する位置にセットし、エンドミルEを下降させ
て周壁23を削り、エンドミルEの先端面Eaが層崩し
溝33の外周側においてトラック24の面から部品Pの
1個の厚さよりは浅い深さとなるように掘り下げた後、
エンドミルEをトラック24の移送方向と斜交させるよ
うに内周側へ移動させながら漸次その深さを浅くして、
トラック24の面まで切り上げることによって行なわれ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の振動
パーツフィーダについて図面を参照して説明する。
【0010】図1は実施の形態による振動パーツフィー
ダ1の側面図であり、図2はその平面図である。図1を
参照して、振動パーツフィーダ1は部品Pを収容し次工
程へ移送するボウル21と、これに捩り振動を与える駆
動部11とからなっている。なお、移送する部品Pは移
送中に積み重なる形状であれば特に限定されないが、本
実施の形態においては、サイズが幅0.8mm、厚さ
0.8mm、長さ1.6mmである角柱状部品Pとして
説明する。
【0011】駆動部11においては、ボウル21の底板
と一体的な可動ブロック12が等角度間隔に配置した傾
斜板バネ13によって下方の固定ブロック14と連結さ
れている。固定ブロック14内にはコイル15を巻装し
た電磁石16が樹脂16rと共に封入されて埋め込まれ
ており、電磁石16は可動ブロック12の下面に設けら
れた可動コア12cと僅かの間隙をあけ対向されてい
る。また、固定ブロック14は高さ調整リング14hに
よって基盤ブロック17と係合されており、基盤ブロッ
ク17は防振ゴム18を介してベース板19上に設置さ
れている。
【0012】図2を参照して、ボウル21内において
は、部品Pが収容される底面22に起点24sを有する
平板状のトラック24が周壁23に沿ってスパイラル状
に上昇するように形成されており部品Pの移送路とな
る。なお、トラック24はボウル21の径外方へ向かっ
て下向き10度の傾斜角度に形成されている。トラック
24の起点24sの直下流には、トラック24の幅を狭
める切欠き25A、25Bが形成されており、トラック
24の幅一杯に拡がって過剰気味に移送されてくる部品
Pを落下させて底面22へ戻すようになっている。 そ
して、切欠き24Bの下流側には、層崩し部30、早出
しゲート40、整列部50、単列化部60、排出部70
が設けられている。
【0013】層崩し部30においては、切欠き31Aと
層崩し溝33Aとからなるユニットに続いて同様なユニ
ット、すなわち、切欠き31Bと層崩し溝33B、切欠
き31Cと層崩し溝33Cが直列状に形成されている。
従って、これらを代表させて、切欠き31Aと層崩し溝
33Aとについて説明するに、図3はその平面図、図4
はその部分の斜視図、図5は図3における[5]−
[5]線方向の断面図であり、何れにおいても添字を省
略した符号を付している。
【0014】図3、図4を参照して、部品Pは右方から
トラック24を多列になり積み重なったなった状態で移
送されてくるが、切欠き31によってトラック24の幅
が狭められており、内周側にある部品Pは切欠き31へ
転落して排除され、外周側にある部品Pが層崩し溝33
の上流側の端部へ送り込まれるようになっている。すな
わち層崩し溝33は上流端部がトラック24の外周側、
周壁23の内周面に近接して設けられており、下流端部
はトラック24の内周側となるようにトラック24と斜
交させて形成されている。そして、その幅は1個の部品
Pが余裕をもって嵌まり得る幅とされている。図5も参
照し、その深さは上流端部において最も深くその外周側
において0.3mm深さとされており、下流側へかけて
漸次浅くし、下流端ではトラック24と合一するように
消滅されている。この層崩し溝33はボウル21をエン
ドミル加工して形成されるが、周壁23の窪み32はエ
ンドミル加工時に形成されたものである。
【0015】すなわち、図3、図5、および図5におけ
る[A]−[A]線方向の断面を示す図6のA、同じく
[B]−[B]線方向の断面を示す図6のB、[C]−
[C]線方向の断面を示す図6のCを参照して、層崩し
溝33の加工は以下に述べるように行なわれる。先ず、
層崩し溝33の上流側の端部においては、二点鎖線で示
すエンドミルEの先端面Eaの円周端を周壁23の内壁
面に近接する位置にセットして、エンドミルEを下降さ
せて周壁23を削り、形成される層崩し溝33の外周側
において、先端面Eaがトラック24の面から0.3m
mの深さに至るまで掘り下げた後、エンドミルEをトラ
ック24の移送方向と斜交させ内周側へ移動させながら
エンドミルEの深さを漸次浅くし、先端面Eaをトラッ
ク24のレベルまで上昇させることによって溝加工した
ものである。従って、図6のAを参照して、層崩し溝3
3の上流端部の加工時において、周壁23を削り込んだ
箇所が窪み32として形成され、エンドミルEの先端部
の先細り傾斜に対応して窪み32の下端部には斜面32
aが形成され、エンドミルEが周壁23から離れると層
崩し溝33の断面はエンドミルEの先端部の形状によっ
て、外周側から中央部へ向かって下向き傾斜の斜面33
aと内周側から中央部へ向かって下向き傾斜の斜面33
bを有する舟底形状に形成される。
【0016】次いで、エンドミルEの先端面Eaの深さ
を漸次浅くしつつ、トラック24と斜交する方向へ移動
される。図6のBを参照して、エンドミルEは加工の途
中にあり、形成される層崩し溝33はトラック24内周
側へ移行されると共に、その深さは浅くなり幅も狭めら
れるが、なお断面の舟底形状は維持されている。エンド
ミルEは更に内周側へ移行され深さを浅くされるが、ト
ラック24はボウル21の径外方へ向かって若干下向き
傾斜とされていることから、層崩し溝33の外周側から
中央部へ向かう下向き傾斜の斜面33aは次第に消滅
し、かつ全体の幅も一層細くなる。更には、図6のCを
参照して、エンドミルEをトラック24の面から上方へ
離すことによって層崩し溝33の下流端が形成される。
【0017】図7は図2における[7]−[7]線方向
の断面図であり、早出しゲート40を示す。図2も参照
して、周壁23の切り欠き41において下流側の周壁2
3に摘み付きねじ42を付した軸を立て、この軸を中心
にして回動可能に一端を取り付けた回動板43の他端に
円筒形状のゲートブロック44がボルト44bで固定さ
れており、ゲートブロック44の側面の一部はトラック
24上へ張り出している。早出しゲート40は定常時に
は使用されず、部品Pの品種切り替え時、作業終了時な
どに底面22に残る部品Pを外部へ取り出す場合に使用
される。すなわち、摘み付きねじ42を緩めて、回動板
43と共にゲートブロック44を反時計方向に回動させ
ることにより、部品Pはトラック24から切り欠き41
の方へ取り出される。
【0018】図2へ戻り、早出しゲート40の下流側に
は整列部50を構成する何れも外周側へ凸で円弧形状の
整列溝53と整列溝57とが設けられている。整列溝5
3はトラック24の幅を狭めるための切り欠き51Aに
起端を有して形成されており、その断面は図2における
[9]−[9]線方向の断面を示す図9に示されてい
る。整列溝53は外周側に斜面部54、内周側に丸樋部
55を有する上開きに傾斜したJ字形状とされている。
丸樋部55の幅は部品Pの短辺の長さよりは十分に大
に形成されており、上流側のトラック24を移送されて
くる部品Pは段差52を落下して丸樋部55へ移行され
る。
【0019】切欠き51Bに起端を有する整列溝57と
整列溝53との接続部は、図2における[10]−[1
0]線方向の断面図である図10に示されている。整列
溝57は整列溝53の下流端における下方への段差56
を介して接続されており、整列溝53と同様に、外周側
の斜面部58と内周側の丸樋部59とからなっている。
そして、図2を参照して、整列溝53の下流端が整列溝
57の外周側へ狭い角度で斜交して接続されている。整
送溝57の起端となっている切欠き51Bは整送溝53
から溢れたりして整送溝53へ嵌り込めなかった部品P
が落下し底面22へ戻される経路となる。
【0020】図11は図2における[11]−[11]
線方向の断面図であり、整列部50と単列化部60との
接続箇所を示す断面図である。整列溝57の内周側が削
られてボウル21の径外方へ向かって僅か下向き傾斜の
遷移面62が形成され、これより下流側においては整列
溝57の斜面部58が解消されて一点鎖線で示すように
側壁63が形成される。図2における[12]−[1
2]線方向の断面図である図12は図11より若干下流
側の断面を示し、遷移面62の内周側が切り落とされて
部品Pが単列で移送される幅1mmの単列化トラック6
4が形成されると共に、斜面65と平面66とが形成さ
れており、部品Pが多列で移送されてくる場合、内周側
の部品Pは斜面65から平面66へ滑落するが、図2を
参照して、平面66には切欠き67が形成されており、
切欠き67の上流側へ落下した部品Pは切欠き67から
また切欠き67の下流側へ落下した部品Pは平面66の
下流端から、一周下のトラック24へ戻されるようにな
っている。図8は図3における[8]−[8]線方向の
断面図であり、単列化トラック64、斜面65、平面6
6のほか、前述のトラック24における切欠き25Aお
よび底面22が示されている。
【0021】図2に戻り、単列化部60の下流側には、
部品Pを単列、単層で排出させるための直線状の排出部
70が接続されているが、図13は排出部70の平面図
であり、図13における[14]−[14]線方向の断
面図である図14も参照して、単列化部60の下流端に
はトラックブロック71が接続されており、ボウル21
の周縁部にボルト71bで固定されている。そして、そ
のトラックブロック71上には抑えブロック79が後述
の図15に示す摘み付きねじ79bで固定されている。
トラックブロック71には上流側の単列化トラック64
と傾斜角度を整合させて、ボウル21の径外方へ向かっ
て下向き10度の傾斜角度とした遷移面72がそれに垂
直な側壁73と共に形成されているが、遷移面72は直
ちに内周側が斜面で削られて幅1mmの排出トラック7
4とされている。
【0022】排出トラック74の上流部分には図13を
参照してワイパー76が一端部を抑えブロック79の上
流側の端面にボルト76bで取り付けられ、他端部を排
出トラック74の直上方に部品Pを単層でのみ通過させ
る間隙をあけ、かつ排出トラック74と斜交して設けら
れている。更には、ワイパー76の下流側においては、
抑えブロック79に対して抑え板77がそれ自身の上下
方向の切欠き穴77hを挿通するボルト77bによって
上下方向の位置を0.5〜1.5mmの範囲内で調整可
能に取り付けられ、その下端部は排出トラック74を移
送される部品Pの直上方まで垂下されている。そして、
抑え板77の下端面は排出トラック74と平行に10度
傾斜にカットされている。また、排出トラック74はそ
の途中の2か所において、切欠き75A、75Bによっ
て0.7mm幅に狭められた狹幅部74nが形成されて
おり、重心が外れる横向きの部品Pを転落させるように
なっている。
【0023】同じく図13における[15]−[15]
線方向の断面図である図15を参照して、排出トラック
74の面が捻られて水平にされており、その内周側にガ
イドブロック78が載置され、それ自身の側方への切欠
き穴78hを挿通するボルト78bで排出トラック74
の幅を1〜1.5mmの範囲内で調整可能に固定される
が、本実施の形態では幅1mmに設定され、同時に、抑
え板77の下端面は水平とされており、かつ上述したよ
うに排出トラック74の面から高さは0.5〜1.5m
mの範囲内で調整可能であるが、本実施の形態では1m
mとされている。すなわち、部品Pは周囲を幅1mm、
高さ1mmのトンネルに囲われて、移送の向き及び姿勢
を乱すことなく排出トラック74を移送され下流端から
排出されるようになっている。
【0024】本実施の形態の振動パーツフィーダ1は以
上のように構成されるが、次ぎにその作用を説明ずる。
【0025】図1、図2を参照して、振動パーツフィー
ダ1のボウル21の底面22には部品Pが多数に収容さ
れ(図2においては散在的に示している)、駆動部11
のコイル15には交流が通電されてボウル21に対し上
方から見て反時計方向の捩り振動を与えているものとす
る。積み重なった部品Pや単独の部品Pは底面22の周
辺部へ移動されると共に矢印mで示す方向へ移送され、
起点24sからトラック24へ乗り、周壁23に沿って
スパイラル状に上昇される。直ちに部品Pは切欠き25
Aに至り、トラック24の内周側にある部品Pは切欠き
25A内へ落下してボウル21の底面22へ戻される。
また、切欠き25Aの外周側となるトラック24を通過
した部品Pのなかでトラック24の幅方向に拡がるもの
がある場合、その部品Pは続く切欠き25B内へ同様に
落下してボウル21の底面22へ戻される。このように
して部品Pの移送量の調整が行なわれる。
【0026】次いで、部品Pは層崩し部30の切欠き3
1Aに至るが、図3、図4を参照して、トラック24の
内周側にある部品Pは切欠き31A内へ落下してボウル
21の底面22へ戻される。層崩し溝33Aは周壁23
に近接して形成されているのでトラック24の外周側を
移送される部品Pは全て層崩し溝33Aへ嵌まり込む。
層崩し溝33Aの上流端部における深さはその外周側に
おいて0.3mmとされているので、2層ないしは3層
に積み重なっている部品Pの場合、最下層の部品Pは層
崩し溝33Aに導かれて内周側へ移送されるが、層崩し
溝33Aに束縛されない2層目以上の部品Pは受ける捩
り振動によって最下層の部品Pから離れ、層崩し溝33
Aの外周側のトラック24へ乗り移り、周壁23沿って
移送されるようになる。このようにして積み重なった部
品Pの層崩しが行なわれる。層崩し溝33Aに沿って移
送される部品Pは層崩し溝33Aが消滅するに応じてト
ラック24の外周側へ移行して移送されるようになる。
【0027】そして、上記の層崩し溝33Aのみでは層
崩しが不十分な場合に備えて、図2に示すように切欠き
31Bと層崩し溝33Bからなるユニット、切欠き31
Cと層崩し溝33Cからなるユニットが直列に形成され
ている。これらの層崩し溝33Bおよび層崩し溝33C
による層崩しの作用は層崩し溝33Aの場合と同様であ
るのでそれらの説明は省略する。そして部品Pが3層に
重なっている場合を例にとると、層崩し溝33Aで最下
の1層と上層の2層とに崩され、次いで上層の2層の部
品Pは層崩し溝33Bで単層に崩される。なお、切欠き
31B、切欠き31Cは何れも上流側の層崩し溝33
A、または層崩し溝33Bによって内周側へ導かれた
後、外周側への戻りが十分でない部品Pを落下させて底
面22へ戻す。
【0028】層崩し部30を通過した部品Pは図7に示
す早出しゲート40に至るが、早出しゲート40は定常
時には使用されず、部品Pはトラック24側へその一部
を凸状に張り出している円柱状のゲートブロック44の
側面に沿って移送される。非定常時には図2においてゲ
ートブロック44が摘み付きねじ42を付した軸の回り
に回動板43と共に反時計方向に回動されて、部品Pは
切欠き部41のほうへ取り出される。
【0029】早出しゲート40を通過した部品Pは切欠
き51Aによって幅を狭められたトラック24によって
ほぼ単列化された後、図9に示すように、トラック24
上の実線で示す部品Pは段差52を落下して整列部50
の整列溝53の一点鎖線で示すように丸樋部55へ移行
される。この時、長さ方向を整列溝53と斜交ないしは
直交させている部品Pは移送される間に丸樋部55にお
いて重心が最も低くなる向き、すなわち、長さ方向を整
列溝53の方向に向けるようになる。また、図10に示
すように、実線で示す部品Pは整列溝53の下流端か
ら、一点鎖線で示す部品Pのようにこれに斜交する整列
溝57へ段差56を落下して移行されるが、この時、上
流側の整列溝53において移送の向きが未だ十分に揃っ
ていない部品Pがある場合、その移送の向きが整えられ
るつつ整列溝57の下流端まで移送される。
【0030】次いで部品Pは整列部50から単列化部6
0へ移行されるが、図11を参照して、部品Pは整列溝
57の下流端から遷移面62へ移行され、図12を参照
して、遷移面62の内周側を切り欠いて形成された幅1
mmの単列化トラック64をその側壁63に沿って単列
で移送される。この時、単列化トラック64の幅は1m
mであるから横向きの部品Pも含まれている。部品Pが
多列になっている場合、内周側の部品Pは斜面65を経
て、平面66へ落下し、平面66に形成されている切欠
き67から、または平面66の下流端から一周下のトラ
ック24へ戻される。
【0031】更には図13、図14を参照して、部品P
は単列化トラック64の下流端から直線状の排出部70
における10度傾斜の遷移面72に続く幅1mmの排出
トラック74へ移送されが、排出トラック74の直上に
は部品Pが単層でのみ通過し得る間隙をあけてワイパー
76が設けられているので、ワイパー76より下流側の
排出トラック74においては部品Pは単層化され、抑え
板77の10度傾斜の下端面によって重なりを防止され
つつ移送される。更には、排出トラック74には切欠き
75A、75Bによって幅0.7mmに狭めた狭幅部7
4nが形成されていることから、横向きの部分Pは重心
が外れて切欠き75Aまたは75B内へ転落して排除さ
れる。その後、図13、図15を参照して、長さ方向を
移送の向きとする部品Pは垂直な側壁73、下端面を水
平化された抑え板77、および抑えブロック78によっ
てトンネル状とされ水平化された排出トラック74によ
って姿勢を保持されて下流端から排出される。そして、
本実施の形態においては排出トラック74が直線状に形
成されているので、曲線状に形成する場合と比較してコ
スト的に低廉であるほか、部品Pを単層、単列化させて
の排出が、極めて円滑に進行する。
【0032】本実施の形態の振動パーツフィーダ1は以
上のように構成され作用するが、勿論、本発明はこれに
限られることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々
の変形が可能である。
【0033】例えば本実施の形態においては、部品を横
臥した角柱形状の部品Pとして説明したが、立ち姿勢の
角柱形状、角筒形状、円柱形状、円筒形状、または方
形、円形の平板形状である部品であっても同様に積み重
なりを崩し得る。部品の底面が多角形、円板形の場合、
請求項1に言う長さ方向とはその最大径ないしは直径を
指す。勿論これらの場合には整列化、単列化などの機構
がそれらに形状に応じたものを必要とすることは言うま
でもない。
【0034】また本実施の形態においては、層崩し溝3
3A、33B、33Cを備えた振動パーツフィーダ1に
よる幅0.8mm×厚さ0.8mm×長さ1.6mmの
角柱形状の部分Pの整送を説明したが、排出部70のト
ラックブロック71を交換し、抑え板77およびガイド
ブロック78の位置をそれぞれの長穴77h、78hで
調整することにより、幅1.25mm、厚さ0.4〜
1.3mm、長さ2mmの部品について層崩し溝33
A、33B、33Cが兼用される。
【0035】また本実施の形態においては、層崩し溝3
3A、33B、33Cの上流端部をボウル21の周壁2
3に近接して設けたが、周壁23から部品Pの1個の幅
ないしは厚さより小さい幅をあけて設けた場合であって
も、部品Pは全て層崩し溝33A、33B、33Cに嵌
まり込む。
【0036】また本実施の形態においては、切欠き31
Aを層崩し溝33Aからなるようなユニットを3ユニッ
ト設けたが、4ユニット以上としてもよく、また積み重
なった部品の崩しが容易な部品に対しては、1ユニット
または2ユニットとしてもよい。
【0037】また本実施の形態においては、層崩し溝3
3の幅を部品Pが余裕をもって単列で嵌まり得る幅とし
たが、層崩し溝33の幅はこれ以上、例えば部品Pが2
列で嵌まり込むような幅であっても、2層目以上の部品
Pは最下層の部品Pとは十分に分離される。
【0038】また本実施の形態においては、切欠き31
Aと層崩し溝33Aからなるようなユニットを直列状に
設けたが、3ユニットを例えば等角度などに分離して配
置してワイパーを代用させ、かつ、それらの間に整列機
構や選別機構を設置するようにしてもよい。
【0039】また本実施の形態においては、トラック2
4をボウル21の径外方へ向かってやや下向き傾斜とし
たが、トラックは水平面であってもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上に説明したような形態で実
施され、次ぎに記載するような効果を奏する。
【0041】本発明の請求項1による振動パーツフィー
ダによれば、そのトラックに形成させた層崩し溝によっ
て部品の積み重なりを崩すことが可能であり、従来例と
比較して部品点数、加工工数が大幅に削減され、振動パ
ーツフィーダの製作コストを低下させる。
【0042】また、請求項5による層崩し溝の加工方法
によれば、ボウルのトラックをエンドミルで切削するだ
けで層崩し溝が極めて容易に、かつ低コストで形成され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態振動パーツフィーダの側面図であ
る。
【図2】同平面図である。
【図3】層崩し部の平面図である。
【図4】同部の斜視図である。
【図5】図3における[5]−[5]線方向の断面図で
ある。
【図6】Aは図5における[A]−[A]線方向の断面
図、Bは同じく[B]−[B]線方向の断面図、Cは
[C]−[C]線方向の断面図である。
【図7】図2における[7]−[7]線方向の断面図で
ある。
【図8】図2における[8]−[8]線方向の断面図で
ある。
【図9】図2における[9]−[9]線方向の断面図で
ある。
【図10】図2における[10]−[10]線方向の断
面図である。
【図11】図2における[11]−[11]線方向の断
面図である。
【図12】図2における[12]−[12]線方向の断
面図である。
【図13】排出部の平面図である。
【図14】図13における[14]−[14]線方向の
断面図である。
【図15】図13における[15]−[15]線方向の
断面図である。
【図16】従来の層崩し部の斜視図である。
【符号の説明】
1 振動パーツフィーダ 11 駆動部 21 ボウル 22 底面 24 トラック 30 層崩し部 31A 切欠き 31B 切欠き 31C 切欠き 33A 層崩し溝 33B 層崩し溝 33C 層崩し溝 40 早出しゲート 50 整列部 53 整列溝 57 整列溝 60 単列化部 64 単列化トラック 70 排出部 74 排出トラック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボウル内のトラックを積み重なって移送
    されてくる角柱形状、角筒形状、円柱形状、円筒形状、
    または方形、円形等の平板形状である部品を崩すための
    機構を具備する振動パーツフィーダにおいて、前記機構
    が前記トラックの周壁の内周面に近接した位置を上流側
    の端部とし、前記部品の厚さよりは浅い深さで、長さ方
    向をほゞ移送の向きとする前記部品が余裕をもって単列
    で嵌まり得る幅として、前記トラックと斜交し内周側へ
    向けて形成されると共に、前記深さが漸次浅くされて下
    流端では前記トラックと合一された層崩し溝であり、単
    独の部品、および積み重なった部品のうちの最下層の部
    品は前記層崩し溝に導かれて内周側へ移送され、積み重
    なった部品のうちの2層目以上の部品はねじり振動の移
    送力によって前記層崩し溝の外周側の前記トラックへ分
    離されることを特徴とする振動パーツフィーダ。
  2. 【請求項2】 前記層崩し溝が前記トラック上に直列状
    に複数形成されている請求項1に記載の振動パーツフィ
    ーダ。
  3. 【請求項3】 部品を前記層崩し溝の上流側の端部へ送
    り込むように前記層崩し溝の直上流側に前記トラックの
    外周側を残して幅を狭める切欠きが形成されている請求
    項1または請求項2に記載の振動パーツフィーダ。
  4. 【請求項4】 前記層崩し溝が前記トラックをエンドミ
    ルで切削加工して形成されたものである請求項1から請
    求項3までの何れかに記載の振動パーツフィーダ。
  5. 【請求項5】 ボウル内のトラックを積み重なって移送
    されてくる角柱形状、角筒形状、円柱形状、円筒形状、
    または方形、円形等の平板状である部品を崩すための前
    記トラックに形成される層崩し溝の形成がエンドミルを
    その先端面の円周端が前記トラックの周壁の内周面に近
    接する位置にセットして下降させ、前記先端面が前記ト
    ラックの面から部品の厚さよりは浅い深さとなるまで掘
    り下げた後、 前記エンドミルを前記トラックの移送方向とは斜交させ
    て内周側へ移動させつつ、前記先端面の深さを漸次浅く
    して前記トラックの面のレベルまで上昇させることによ
    って行われることを特徴とする層崩し溝の加工方法。
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