JPH10181231A - 色素受容体要素 - Google Patents

色素受容体要素

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JPH10181231A
JPH10181231A JP34636397A JP34636397A JPH10181231A JP H10181231 A JPH10181231 A JP H10181231A JP 34636397 A JP34636397 A JP 34636397A JP 34636397 A JP34636397 A JP 34636397A JP H10181231 A JPH10181231 A JP H10181231A
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protective sheet
image
polyester
adhesive
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JP34636397A
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William Henry Simpson
ヘンリー シンプソン ウィリアム
John Eric Benson
エリック ベンソン ジョン
Mary-Irene Elizabeth Condo
エリザベス コンド メリー−アイレーン
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱色素転写像のための透明保護シートであ
って、優れた接着性並びに耐離層性及び耐磨耗性を示す
と共に、通常の溶剤との接触に対して化学的に安定であ
る透明保護シートを提供すること。 【解決手段】 感熱転写された色素像を含む色素受容性
層を支持体上に有する色素受容体要素であって、前記色
素受容性層の上に、紫外線吸収剤を含有するポリエステ
ル樹脂を含む透明保護シートを有する色素受容体要素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明保護シートを
最上部に配した感熱色素転写型受容体要素に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、カラービデオカメラから電子的に
発生させた画像からプリントを得るための感熱転写装置
が開発されている。このようなプリントを得る方法の一
つによると、まず電子像をカラーフィルターによって色
分解する。次いで、それぞれの色分解画像を電気信号に
変換する。その後、これらの信号を操作して、シアン、
マゼンタ及びイエローの電気信号を発生させ、これらの
信号を感熱プリンターへ伝送する。プリントを得るた
め、シアン、マゼンタまたはイエローの色素供与体要素
を色素受容体要素と向い合わせて配置する。次いで、そ
れら二つの要素を感熱プリントヘッドと定盤ローラーと
の間に挿入する。ライン型感熱プリントヘッドを使用し
て、色素供与体シートの裏側から熱をかける。感熱プリ
ントヘッドは数多くの加熱要素を有し、シアン、マゼン
タ及びイエローの信号に応じて逐次加熱される。その
後、この処理を他の2色について繰り返す。こうして、
スクリーンで見た元の画像に対応するカラーハードコピ
ーが得られる。この方法とそれを実施するための装置に
ついての詳細が、米国特許第4,621,271号明細
書に記載されている。
【0003】感熱プリントは、色素が隣接表面へ再転写
し易く、また指紋による変色も起こり易い。さらに、画
像色素が表面に位置しているため、指紋跡から褪色が起
こる場合もある。これらの色素は、高温ローラー又は感
熱ヘッドを用いてプリントを熱融解させることにより、
色素受容性層のさらに内部へ追い込むこともできる。こ
れにより、色素の再転写や指紋感受性を抑えることはで
きるが、こうした問題を完全に排除するものではない。
しかしながら、保護オーバーコートを適用することによ
り、これらの問題は事実上排除される。
【0004】印刷された像の褪色の程度は、色素が吸収
する光の波長に依存する。イエロー色素は、その構造に
応じて、青光及び290〜400nmの領域にある紫外
光の一部を吸収する。マゼンタ色素及びシアン色素は緑
光及び赤光と共に紫外(UV)光を吸収する。像の色
は、可視光の波長の一部の反射と、人の目が感受性を有
する400〜700nmの間の他の吸収とによって、認
識することができる。可視光が画像色素から遮られて露
光による褪色を防止することができないのは、このため
である。
【0005】UV光(スペクトルの400nm未満の部
分)は、色素が蛍光を発し、その蛍光が色相特性に加わ
る場合を除き、画像の色に影響を与えるものではない。
従って、UV光は、これをオーバーレイで吸収すること
により画像色素から遮ることができる。UV光は、エネ
ルギーが高い光でもあり、これを吸収するいずれの色素
もその分解が著しく増大する。
【0006】Reiterらの同時係属米国特許出願第08/
688,975号は、感熱色素転写型IDカード複合素
材に関する。この特許出願明細書には、加熱加圧型ラミ
ネーターを用いてカードに透明な保護シートを適用でき
ることが記載されている。しかしながら、保護シートの
材料については具体的な記載が全くない。
【0007】特開平8−39946号公報に、太陽光や
蛍光による褪色から写真像や感熱プリントにおける色素
を保護するため、感熱プリント用のオーバーレイ又はオ
ーバーラミネートとして290〜400nmの範囲のU
V光を吸収する物質を含有する接着剤を使用することが
記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】接着剤の中にUV吸収
剤を配することには問題がある。画像色素を褪色に対し
て増感しない接着剤を選ぶように注意しなければならな
い。UV吸収剤は一般に接着剤中に溶解させるため、ポ
リマーバインダーの選定が一層重要となる。また、接着
剤は、オーバーラミネートをプリントに結合させる機能
を有すると同時に、UV吸収剤の溶剤としても作用する
必要がある。接着剤層に添加されたUV吸収物質は、ポ
リエステル支持体が光を吸収しない300〜400nm
の領域において色素を保護する。UV吸収剤により付与
される保護の度合いは、その接着剤層における吸光係数
(ε)及び濃度に直接関係してくる。
【0009】塗布層にUV吸収剤を添加することの欠点
は、光を散乱させて曇った外観を呈することになる第二
の相が形成されるため、材料の保存性が低下する恐れが
あることにある。さらに別の欠点として、UV吸収剤と
画像色素との間に暗所環境で色素の劣化をもたらす不利
な化学反応があるため、UV吸収剤と画像色素が適合し
ない恐れがあることが挙げられる。また、UV吸収剤を
ポリエステル支持体上に独立した層として塗布すること
の別の欠点として、UV吸収剤がコーティング溶剤に可
溶性でなければならないこと、又は固体として分散され
ることができる場合にはその粒子の直径が光を散乱させ
ない程度に小さくなければならないこと、が挙げられ
る。この後者の基準により、無色であってε値の高い不
溶性UV吸収剤の一部は、その使用が除外されてしま
う。
【0010】本発明の目的は、感熱色素転写像のための
透明保護シートであって、優れた接着性並びに耐離層性
及び耐磨耗性を示すと共に、通常の溶剤との接触に対し
て化学的に安定である透明保護シートを提供することに
ある。本発明の別の目的は、感熱色素転写像のための保
護ラミネートであって、画像の安定性及び一体性が向上
される保護ラミネートを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】これら及びその他の目的
は、感熱転写された色素像を含む色素受容性層を支持体
上に有する色素受容体要素であって、前記色素受容性層
の上に、紫外線吸収剤を含有するポリエステル樹脂を含
む透明保護シートを有する色素受容体要素に関する本発
明により達成される。
【0012】本発明の好ましい実施態様では、該透明保
護シートは接着剤によって受容体要素にラミネートされ
ている。別の好ましい実施態様では、該ポリエステルシ
ートは二軸延伸されている。
【0013】本発明の別の実施態様は、感熱色素転写像
の上に透明保護シートをラミネートする方法であって、
(1)画像色素をバインダー中に含む色素層を支持体上
に有する色素供与体要素を像様加熱するに際し、該色素
供与体に色素受容体要素を接触せしめ、よって色素像を
該色素受容体要素へ転写して色素転写像を形成させる工
程、及び(2)前記色素転写像の上に接着剤によって透
明保護シートを熱的にラミネートする工程を含んで成
り、該透明保護シートが紫外線吸収剤を含有するポリエ
ステル樹脂を含んで成る方法に関する。
【0014】通常、ポリエステル樹脂の重合後、該樹脂
に紫外線吸収剤を溶融配合することにより紫外線吸収剤
を内蔵させる。紫外線吸収剤をポリエステルに内蔵させ
る別の方法として、米国特許第5,480,926号明
細書に記載されているように、紫外線吸収剤をポリエス
テル樹脂の骨格内に重合させる方法がある。
【0015】接着剤を使用する本発明の実施態様では、
所望の結果が得られるものであればいずれの接着剤でも
使用することができる。本発明には、当業者が知ってい
るいずれのフェノキシ樹脂でも使用することができる。
例えば、ポリエステルイオノマーのような接着剤〔例、
Bostik(商標)7963 (Bostik Co.) 〕、又はフェノキシ
樹脂 PKHC(商標) 、 PKHH(商標) 及び PKHJ(商標) のよ
うな Paphen(商標) 樹脂(Phenoxy Associates)のよう
なフェノキシ樹脂; 並びに数平均分子量が約10,000より
も高い045A樹脂及び045B樹脂(Scientific Polymer Pro
ducts )のような接着剤を使用することができる。本発
明の好適な実施態様では、下記の構造式で示されるフェ
ノキシ樹脂 PKHC(商標) 、 PKHH(商標) 又は PKHJ(商
標) のようなフェノキシ樹脂を使用する。
【0016】
【化1】
【0017】本発明においてフェノキシ樹脂のような接
着剤を使用する場合、保護シート表面に塗布されるに際
し、約0.5g/m2 以上の量で使用することができ
る。
【0018】本発明に用いられる透明保護シートは、ポ
リ(エチレンテレフタレート)、ポリ(エチレンナフタ
レート)及びこれらのコポリエステルのようなポリエス
テル;ポリカーボネート、ポリ(塩化ビニル)、ポリオ
レフィン、ポリスチレン、アクリル樹脂、フルオロポリ
マー、ポリ(塩化ビニリデン)、セルロース樹脂、ナイ
ロン(商標)、等であることができる。
【0019】該保護シートは、所望であれば、チタンア
ルコキシドのような下塗層と共に塗布することができ
る。透明保護シートの厚みは、例えば、約2μm〜約2
50μmであることができる。
【0020】本発明は、Kodak Readyprint Photo Lamin
ator (Eastman Kodak Co., Rochester, NY) のようなラ
ミネーター又は加熱加圧可能な装置を用いて熱を均一に
かけることにより、感熱プリントに保護オーバーコート
シートを適用する。
【0021】本発明において又は写真プリント用その他
画像化材料用の保護シートにおいて用いられるUV吸収
剤は、無色であり且つ、290〜400nmの領域で高
い吸光係数(ε)を示すことが必要である。該剤は、塗
布溶剤に溶解しうること、さらに該塗布溶剤を蒸発させ
た場合にバインダーから相分離しない又は結晶化しない
ことが必要である。好ましい実施態様では、本発明に用
いられるUV吸収剤は、例えば、下記構造式を有する C
yasorb(商標)UV3638 (Cytec Industries) のようなベ
ンゾオキサジノンであること、或いはベンゾフェノン
類、ベンゾトリアゾール類、オキサルアニリド類、ベン
ゾエート類、ヒンダードアミン系光安定剤、ニッケルジ
ブチルジチオカルバメートのような含ニッケル光安定
剤、又はBa,Na,Zn若しくはPを含有する錯体;
或いは熱転写に際し安定である290〜400nmの間
のピーク波長において20L/g−cmよりも高いεを
示すすべての物質であることができる。
【0022】Cyasorb(商標)UV 3638
【化2】
【0023】本発明によるシート状ポリエステルに導入
されるUV吸収性物質は、約0.01〜約5.0重量
%、好ましくは約0.5〜1重量%の量で使用すること
ができる。これにより、290〜400nmの範囲の入
射輻射線を吸収するポリエステルの性能が高められる。
上記分光領域内の輻射線が吸収されるため、該ポリエス
テルシートを画像のオーバーレイ又はオーバーラミネー
トとして使用した場合に色素の光褪色性が改良される。
【0024】上記の Cyasorb(商標)UV3638は、ジクロ
ロメタン中、349nmにおけるεが124L/g−c
mを示す白色固体である。その色及び非常に高い吸光係
数のため、該吸収剤は塗布層におけるUV遮蔽剤として
魅力的な材料である。これは高温のジメチルホルムアミ
ドにしか高い可溶性を示さず、このためコーティング用
としては実用的ではないが、溶融ポリエステルには可溶
であり、これを延伸し幅出し(tender)した場合に無色透
明フィルムとなる。
【0025】UV3638を含有するポリエステルシートは、
UV3638をポリエステル溶融体に溶かし、そのポリエステ
ルを押出してシート又はロール状にし、所望であればこ
れをその後延伸することによって製造することができ
る。このシート又はフィルムは、受容体の上にラミネー
トせずに配置して入射紫外光を吸収することもできる
し、また接着剤と共に被覆することでプリントにラミネ
ートすることもできる。UV吸収剤をポリエステル内に
配したことにより、その塗布溶剤における不溶性の問題
が解決され、そしてその無色であること及び吸光係数が
高いことの利点を活かすことができる。
【0026】色素供与体要素からイエロー、マゼンタ及
びシアンの各色素を感熱転写することにより色素受容性
シートの表面に多色画像を形成させることができる。本
発明に用いられる色素供与体要素の色素層には、熱によ
って色素受容性層へ転写されうるものであればいずれの
色素でも使用することができる。このような色素の具体
例として、下記構造式で示されるものや、米国特許第
4,541,830号に記載されている色素が挙げられ
る。
【0027】
【化3】
【0028】
【化4】
【0029】
【化5】
【0030】
【化6】
【0031】
【化7】
【0032】
【化8】
【0033】上記色素は、単独で使用しても、また組み
合わせて使用しても、モノクロを得ることができる。こ
れらの色素は約0.05〜約1g/m2 の被覆量で使用
することができ、また疎水性であることが好ましい。
【0034】本発明の色素受容体要素のための支持体
は、ポリ(エーテルスルホン)、ポリイミド、酢酸セル
ロースのようなセルロースエステル、ポリ(ビニルアル
コール−コ−アセタール)又はポリ(エチレンテレフタ
レート)のような透明フィルムであることができる。色
素受容体要素のための支持体は、バライタ塗被紙、ポリ
エチレン塗被紙、白色ポリエステル(白色顔料を内蔵し
たポリエステル)、アイボリー紙、コンデンサー紙、合
成紙(例、DuPont Tyvek (商標) )又は米国特許第5,
244,861号に記載されているラミネートされたミ
クロボイドを有する包装用複合フィルム支持体、のよう
な反射性の支持体であってもよい。
【0035】上記色素像受容性層は、例えば、ポリカー
ボネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ(塩化ビ
ニル)、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル)、ポ
リカプロラクトン又はこれらの混合物を含むことができ
る。該色素像受容性層は、所期の目的に有効である限
り、いかなる量で存在させてもよい。一般には、約1〜
約5g/m2 とした場合に良好な結果が得られる。
【0036】
【実施例】本発明を説明するため、以下に実施例を提供
する。厚み6μmのポリ(エチレンテレフタレート)支
持体の上に下記を塗布することによって色素供与体要素
を製作した。 (1)n−プロピルアセテートとn−ブチルアルコール
の溶剤混合物から塗布したチタンブトキシド(DuPont T
yzor TBT (商標) 、0.12g/m2 )の下塗層;及び
(2)後述の組成物を含有するイエロー、マゼンタ及び
シアンの各色素パッチを繰り返し塗布したもの
【0037】上記要素の裏側には順に下記の層を塗布し
た。 (1)n−プロピルアセテートとn−ブチルアルコール
の溶剤混合物から塗布したチタンブトキシド(DuPont T
yzor TBT (商標) 、0.12g/m2 )の下塗層;及び
(2)ジエチルケトンから塗布したアミノプロピル−ジ
メチル−末端を有するポリジメチルシロキサン、PS-513
(商標)(United Chemical Technologies, Bristol, P
A 、0.01g/m2 )、ポリ(ビニルアセタール)バ
インダー(0.38g/m2 、KS-1, Sekisui Chemical
Co.) 、p-トルエンスルホン酸(0.0003g/
2 )、カンデリラ蝋(0.02g/m2 )を含有する
スリップ層
【0038】イエロー組成物は、0.27g/m2 の上
記イエロー色素1、0.07g/m 2 のCAP 482-0.5(酢
酸プロピオン酸セルロース、粘度0.5 s 、Eastman Chem
icalCo.) 、0.287g/m2 のCAP 482-20 (酢酸プ
ロピオン酸セルロース、粘度20 s、Eastman Chemical C
o.) 、0.002g/m2 のFC-430(商標)フルオロカ
ーボン界面活性剤(3M社)をトルエン、メタノール及び
シクロペンタノンの溶剤混合物(66.5/28.5/5)に含むも
のとした。
【0039】マゼンタ組成物は、0.18g/m2 の上
記マゼンタ色素2、0.17g/m 2 の上記マゼンタ色
素3、0.17g/m2 のCAP 482-0.5 、0.31g/
2のCAP 482-20、0.07g/m2 のフェニルインダ
ン二酸の2,4,6−トリメチルアニリド、0.002
g/m2 のFC-430(商標)フルオロカーボン界面活性剤
(3M社)をトルエン、メタノール及びシクロペンタノン
の溶剤混合物(66.5/28.5/5)に含むものとした。
【0040】シアン組成物は、0.127g/m2 の上
記シアン色素4、0.115g/m 2 の上記シアン色素
5、0.275g/m2 の上記シアン色素6、0.30
g/m2 のCAP 482-20、及び0.002g/m2 のFluo
rad FC-430(商標)フルオロカーボン界面活性剤(3M
社)をトルエン、メタノール及びシクロペンタノンの溶
剤混合物(66.5/28.5/5)に含むものとした。
【0041】B.受容体要素A:受容体要素Aは、厚さ
195μmのポリ(エチレンテレフタレート)支持体 E
star(商標)(Eastman Kodak Co.) の上に塗布した四つ
の層からなるものとした。第一層は、支持体上に直接塗
布され、8.07g/m2 のブチルアクリレート及びア
クリル酸(50/50重量%)のコポリマー、0.57g/
2 の1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル(E
astman Kodak Co.) 、0.32g/m2 のトリブチルア
ミン及び0.016g/m2 のFluorad FC-431(商標)
界面活性剤(3M社)からなるものとした。
【0042】第二層は、0.54g/m2 の14モル%
のアクリロニトリル、79モル%の塩化ビニリデン及び
7モル%のアクリル酸のコポリマー並びに0.016g
/m 2 のDC-1248 シリコーン流体(Dow Corning)からな
るものとした。第三層は、Makrolon(商標)KL3-1013ポ
リカーボネート(Bayer AG 、1.78g/m2 )、Lexa
n (商標)141-112 ポリカーボネート(General Electri
c Co.、1.44g/m2 )、ジブチルフタレート(East
man Kodak Co.、0.32g/m2 )、ジフェニルフタ
レート(Eastman Kodak Co.、0.32g/m2 )及びFl
uorad FC-431(商標)(0.012g/m2 )からなる
ものとした。第四層は、該要素の最上層であるが、50
モル%のビスフェノールA、49モル%のジエチレング
リコール及び1モル%のポリジメチルシロキサンブロッ
クのコポリマー(0.65g/m2 )、Fluorad FC-431
(商標)(0.054g/m 2 )及びDC-510(Dow Corn
ing Co.)(0.054g/m2 )からなるものとした。
【0043】感熱色素受容体要素B:受容体要素Bは、
米国特許第5,244,861号明細書に記載されてい
るベース材料にProsil(商標)2210 (PCR 社製アミノ官
能性エポキシシラン) を下塗りしたものからなるものと
した。その下塗層の上に、Makrolon(商標)KL3-1013ポ
リカーボネート(Bayer AG 、1.775g/m2 )、Le
xan (商標)141-112ポリカーボネート(GE 、1.45
3g/m2 )、Fluorad FC-431(商標)(0.011g
/m2 )、ジブチルフタレート(0.323g/m2
及びジフェニルフタレート(0.32g/m2 )からな
る受容性層を直接塗布した。次いで、この受容性層の上
に、50モル%のビスフェノールA、49モル%のジエ
チレングリコール及び1モル%のポリジメチルシロキサ
ンブロックのコポリマー(0.646g/m2 )、Fluo
rad FC-431(商標)(0.054g/m2 )及びDC-510
(0.054g/m2 )からなるポリマー層を塗布し
た。
【0044】C. Cyasorb(商標)UV3638とポリエステ
ルの配合 UV吸収剤を5重量%含有する樹脂を以下のように調製
した。PET 7352ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂
(Eastman Chemical社)を Novatecドライヤーの中、1
57℃で6時間乾燥させた。この樹脂に、Welding Engi
neers 社の二軸スクリュー配合機でUV3638を配合した。
K-Tron社の粉末ホッパー供給装置を使用して上記配合機
内へUV3638粉末を重量で供給した。K-Tron社の装置によ
り、粉末を樹脂流へ均一な5%の装填率で供給すること
ができる。得られた材料は、PET 7352と5%UV3638とが
均質に配合された混合物をペレット状にしたものとな
り、その後、後述の押出工程で希釈されるものである。
【0045】D.ポリエステルシートの押出 5%UV3638と95%PET 7352とのペレット化濃縮体を、乾
燥のための高温空気炉において結晶化させた。この結晶
化は、濃縮体樹脂を満載したトレイを炉の中に配置し、
その後炉の温度をゆっくりと数時間かけて93.3℃〜
149℃に上昇させることにより行った。その結晶化さ
れた濃縮体に結晶化PET 7352を配合することによりUV36
38光安定剤の装填率が1%及び0.5%となるものを調
製した。その後、これらの配合物を、乾燥剤入り乾燥器
(露点−3℃)の中で149℃で10時間乾燥した。
【0046】乾燥後の樹脂を、直径3.2cmのスクリ
ュー、幅17.8cmのダイ及び溶融温度277℃で押
出成形した。3本ロール式流延用スタックの上部ローラ
ーと中間ローラーとの間からフィルムをキャストした。
ローラーの直径はいずれも12.7cmとし、内部循環
水によって温度制御した。ロール温度は、上部ローラー
を43.3℃、中間ローラーを48.9℃、そして下部
ローラーを45.5℃とした。押出は56回転/分で行
い、線速度は3.57m/分とした。得られたフィルム
は、幅が15cmで厚さが313μmであった。100
%PET 7352からなる対照用樹脂(0%UV3638)について
も乾燥を行い、同一条件下で押出した。
【0047】次いで、岩本製フィルム延伸機で延伸する
ため、押出フィルムを110mm平方に切り出した。各
フィルム試料を岩本製延伸機に配置し、四辺のすべてを
小さなクランプで掴み、予備加熱工程、延伸工程及びヒ
ートセット工程のため試料を固定した。試料を、温度9
5℃の高温空気で1分間予備加熱してから、各方向にお
いて100mm/秒の延伸速度で同時に延伸した。各方
向における最終延伸比は3.5:1とした。次いで、延
伸後の各シートをフィルム温度118℃で1.5分間ヒ
ートセットした。得られたシートは、厚さが約25μm
であり、透明性、外観共に非常に良好であった。視覚検
査でイエロー色はまったく知覚されなかった。UV3638を
それぞれ0.0、0.5及び1.0重量%含有する3種
類の試料(シート1、2及び3)について、下記の褪色
試験を実施した。
【0048】E.接着剤ラミネートの調製 Bostik(商標)接着剤ラミネート 上記のように調製したポリエステルシート試料の上に、
Bostik(商標)7962接着剤(Bostik社)を2.15g/
2 の量になるように3.19重量%ジクロロメタン溶
液から塗布した。フェノキシ接着剤ラミネート 上記のように調製したポリエステルシート試料の上に、
Paphen(商標)PKHJフェノキシ樹脂(Phenoxy Associate
s)を1.08g/m2 の量になるように5.00重量%
トルエン/n−プロパノール/シクロペンタノン(65
/30/5)系溶液から塗布した。
【0049】F.感熱像の印刷 感熱受容体A 上記色素供与体要素の色素面を上記受容体要素の最上層
と接触させて配置した。この組立体をモーター駆動式定
盤(直径35mm)と京セラ製KBE−57−12MG
L2感熱プリントヘッドとの間に配置し、該ヘッドを色
素供与体要素のスリップ層側に対して31.2Nの力で
押し当てた。この京セラ製プリントヘッドが有する67
2個のヒーターは、独立にアドレス可能であり、解像度
11.81ドット/mm、平均抵抗1968Ωの性能を
有する。画像形成電子回路を作動させ、上記組立体をプ
リントヘッドとローラーの間を26.67mm/秒で引
き抜いた。同時に、感熱プリントヘッドの抵抗素子に9
1μ秒毎に87.5μ秒のパルスを与えた。最高濃度の
印刷には3.175ミリ秒の印刷線1本当たり32パル
スの「オン」時間を要した。供給電圧は14.0ボルト
とし、最高ステータスA濃度2.2〜2.3をプリント
するため4.4J/cm2 のエネルギーを得た。画像は
1:1のアスペクト比で印刷された。
【0050】感熱受容体B 色素供与体要素を受容体要素のポリマー受容性層側と接
触するように配置することにより、画像化プリントを製
作した。組立体を、直径53mmのモーター駆動式ゴム
製ローラーの上に固定し、そのゴム製ローラーに対し
て、ヘッド荷重2Kgの24℃で温度制御されたTDK
製感熱ヘッドL−231を押し当てた。(このTDK
L−231感熱ヘッドが有する512個のヒーターは、
独立にアドレス可能であり、解像度5.4ドット/m
m、有効印刷幅95mm、平均ヒーター抵抗512Ωの
性能を有する。)画像形成電子回路を作動させ、上記組
立体をプリントヘッドとローラーの間を20.6mm/
秒で引き抜いた。同時に、感熱プリントヘッドの抵抗素
子に130μ秒毎に127μ秒のパルスを与えた。最高
濃度の印刷には4.6ミリ秒の印刷線1本当たり32パ
ルスの「オン」時間を要した。画像は1:1のアスペク
ト比で印刷された。最大印刷エネルギーは5.1J/c
2 であった。
【0051】G.光褪色試験のための試料調製 実施例1 印刷された画像を含む受容体Aの三つの試料の上に、シ
ート1、2及び3をそれぞれラミネートせずに被覆し
た。これらの試料を、その初期ステータスA濃度を記録
した後に、光褪色試験(50Klux、太陽光、7日
間)に供した。7日後、これら試料を光源から取り出
し、オーバーレイを除去し、そして最終ステータスA濃
度を測定した。光褪色の度合いを、下記表に、濃度減少
量として示した。表中、値が高いほど褪色の度合いも高
いことを示している。
【0052】実施例2 シート1、2及び3に、上記のフェノキシ接着剤の層を
被覆した。受容体Aの三つの印刷試料に、Kodak Readyp
rint(商標) Photo Laminatorを使用して、350℃で
シート試料をラミネートした。これらの試料を光褪色試
験に供し、実施例1に記載の手順で分析した。実施例3 受容体Bを使用して画像を印刷したことを除き、実施例
1と同様に試料を製作した。
【0053】実施例4 シート1、2及び3に、上記のBostik(商標)7962接着
剤の層を被覆した。該試料に受容体Bをラミネートし、
実施例3に記載した条件下で光褪色試験を行った。実施例5 実施例4に記載したように試料を製作し、ラミネート
し、そして試験したが、但し、ポリエステルシートの被
覆に用いた接着剤はフェノキシ樹脂のPaphen(商標)PK
HJとした。以下の結果が得られた。
【0054】
【表1】
【0055】上記結果は、UV3638を0.5重量%又は
1.0重量%含有する試料は、UV3638をまったく含まな
い対照試料と比べ、シアン、マゼンタ及びイエローの各
色素について光褪色量が減少することを示している。
【0056】
【発明の効果】本発明により、ラミネートされた保護シ
ートは、露光、グリースや指紋の油分、ポリ(塩化ビニ
ル)製のアルバムのページやスリーブからの可塑剤、等
の一般的化学種が原因となる画像の劣化に対し、感熱像
を非常に良好に保護する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メリー−アイレーン エリザベス コンド アメリカ合衆国,ニューヨーク 14607, ロチェスター,イースト アベニュ 820

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱転写された色素像を含む色素受容性
    層を支持体上に有する色素受容体要素であって、前記色
    素受容性層の上に、紫外線吸収剤を含有するポリエステ
    ル樹脂を含む透明保護シートを有する色素受容体要素。
JP34636397A 1996-12-17 1997-12-16 色素受容体要素 Pending JPH10181231A (ja)

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US08/767,757 US5891824A (en) 1996-12-17 1996-12-17 Transparent protective sheet for thermal dye transfer print

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