JPH10180459A - スポット溶接装置 - Google Patents

スポット溶接装置

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Publication number
JPH10180459A
JPH10180459A JP8353887A JP35388796A JPH10180459A JP H10180459 A JPH10180459 A JP H10180459A JP 8353887 A JP8353887 A JP 8353887A JP 35388796 A JP35388796 A JP 35388796A JP H10180459 A JPH10180459 A JP H10180459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressurization
pressure
completion
cylinder
spot welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8353887A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kawasaki
剛史 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP8353887A priority Critical patent/JPH10180459A/ja
Publication of JPH10180459A publication Critical patent/JPH10180459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガンアームの加圧完了を確実に検知し、加圧完
了後に電極チップに対する通電開始動作を適正に制御す
るようにしたスポット溶接装置を提供する。 【解決手段】加圧シリンダ4の圧力切換電磁弁6と前記
加圧シリンダ4の加圧作動側の圧力室との間に、前記圧
力切換電磁弁6側と前記加圧シリンダ4の加圧作動側の
圧力室側の圧力差よって歪みゲージによりガンアーム1
の加圧完了を検知する加圧完了検知手段8を設け、前記
加圧完了検知手段8により検知した加圧完了信号を入力
し、トランス5に前記電極チップ3に対し通電開始の指
令信号を出力するタイマー10を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポット溶接装置
に関し、特にガンアームの加圧完了後に電極チップに対
する通電開始動作を適正に制御するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般のスポット溶接装置は図4で
示すように、ピボット2を支点にして開閉する一対のガ
ンアーム1の先端に対向する電極チップ3を有し、後端
に圧力切換電磁弁6によって制御される加圧シリンダ4
を備え、前記電極チップ3に通電制御するトランス5と
から構成されている。
【0003】このスポット溶接装置は、溶接の起動信号
により圧力電磁弁6が作動し、配管7aを介して加圧シ
リンダ4の加圧作動側の圧力室にエアを供給し、他方側
の圧力室のエアを配管7bより排出して加圧力(エア
圧)が設定値に達したところで加圧完了(初期加圧終
了)となり、電極チップに通電が開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
スポット溶接装置においては、加圧完了のタイミングが
明確でないため、経験的に起動信号の入力のときから加
圧完了(設定圧力達成)までの時間をとり、その時間が
経過したことによって加圧が完了したものと判断して電
極チップに対する通電を開始している。
【0005】その結果、適正な初期加圧時間が設定でき
ないため、タクトタイムの短縮化ができないことと、溶
接品質の向上に困難性があった。また、初期加圧時間が
設定できないため、準備工数を低減することができない
等の問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、ガンアームの加圧完了を確実に検知し、加圧完了後
に電極チップに対する通電開始動作を適正に制御するよ
うにしたスポット溶接装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、ピボットを支点にして開閉する一
対のガンアームの先端に対向する電極チップを有し、後
端に加圧シリンダを備えたスポット溶接装置において、
前記加圧シリンダの圧力切換電磁弁と前記加圧シリンダ
の加圧作動側の圧力室との間に、前記圧力切換電磁弁側
と前記加圧シリンダの加圧作動側の圧力室側の圧力差よ
って歪みゲージにより前記ガンアームの加圧完了を検知
する加圧完了検知手段を設け、前記加圧完了検知手段に
より検知した加圧完了信号を入力し、トランスに前記電
極チップに対し通電開始の指令信号を出力するタイマー
を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1及び図2において、1はピボッ
ト2を支点にして開閉する一対のガンアームであり、そ
の先端に対向する電極チップ3を有し、後端に加圧シリ
ンダ4を備えている。
【0009】前記加圧シリンダ4は、溶接の起動信号に
より圧力電磁弁6が作動し、配管7aを介して加圧シリ
ンダ4の加圧作動側の圧力室にエアを供給し、他方側の
圧力室のエアを配管7bより排出するようになってい
る。
【0010】本発明は、上記の構造において、前記加圧
シリンダ4の圧力切換電磁弁6と前記加圧シリンダ4の
加圧作動側の圧力室との間に、前記圧力切換電磁弁6側
と前記加圧シリンダ4の加圧作動側の圧力室側の圧力差
よって歪みゲージ8cにより前記ガンアームの加圧完了
を検知する加圧完了検知手段8を設け、前記加圧完了検
知手段8により検知した加圧完了信号を入力し、トラン
ス5に前記電極チップ3に対し通電開始の指令信号を出
力するタイマー10を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0011】さらに詳しく説明すると、前記加圧完了検
知手段8は図3で示すように、チャンバ8aに前記圧力
切換電磁弁6に接続した弁側配管9aと前記加圧シリン
ダ4の加圧作動側の圧力室にエアを供給する配管7aに
接続された加圧シリンダ側配管9bとを接続し、前記チ
ャンバ8a内をダイヤフラム8bで弁側配管9aからの
圧力室と加圧シリンダ側配管9bからの圧力室との2室
に分割し、前記ダイヤフラム8bに歪みゲージ8c(ロ
ードセル)を取り付けた構造である。
【0012】前記加圧完了検知手段8の歪みゲージ8c
と前記タイマー10とを配線11で接続し、ダイヤフラ
ム8bの変位に基づく歪みゲージ8cの電気信号(加圧
完了信号)をタイマー10に入力し、タイマー10はト
ランス5に前記電極チップ3に対し通電開始の指令信号
を出力するようにしている。
【0013】本発明は上記の通りの構造であるから、溶
接の起動信号により圧力電磁弁6が作動し、配管7aを
介して加圧シリンダ4の加圧作動側の圧力室にエアを供
給し、他方側の圧力室のエアを配管7bより排出してガ
ンアーム1は加圧作動する。
【0014】このとき加圧完了検知手段8のチャンバ8
a内のダイヤフラム8bで分割された2室の弁側配管9
aから圧力室に入る圧力P1と加圧シリンダ側配管9b
からの圧力室に入る圧力P2はP1>P2の圧力差とな
り、この圧力差によってダイヤフラム8bは変位し歪み
ゲージ8cで圧力差を検知する。
【0015】そして、前記ガンアーム1の加圧開始から
設定圧力に到達して加圧が完了(初期加圧終了)する
と、加圧シリンダ4の加圧作動側の圧力室の圧力が昇圧
し、加圧完了検知手段8のチャンバ8a内のダイヤフラ
ム8bで分割された2室の弁側配管9aから圧力室に入
る圧力P1と加圧シリンダ側配管9bからの圧力室に入
る圧力P2は同圧になり、ダイヤフラム8bの歪みが0
になる。このとき加圧完了を検知し加圧完了信号をタイ
マー10に送る。
【0016】前記加圧完了信号を入力したタイマー10
はトランス5に前記電極チップ3に対し通電開始の指令
信号を出力してスポット溶接するのである。
【0017】従って、ガンアーム1の加圧完了(初期加
圧終了)を確実に検知して電極チップ3に対し適正な通
電開始をすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によると、加圧シリ
ンダと圧力切換電磁弁との間の圧力差を歪みゲージで検
知させ、歪みが0になったときを加圧完了とする加圧完
了検知手段を設け、この加圧完了検知手段により検知し
た加圧完了信号を入力し、トランスに電極チップに対し
通電開始の指令信号を出力するタイマーを備えた構造で
あるから、適正な初期加圧時間が設定できるため、タク
トタイムの短縮化及び溶接品質の向上が得られる。ま
た、初期加圧時間の設定がなくなるため、準備工数を低
減することができる。さらに、設定加圧力を変更しても
調整修正を行う必要がなく、そのため作業能率を向上す
ることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造を示す断面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】従来の構造を示す断面図
【図4】従来の構造の不具合を示す断面図
【符号の説明】
1 ガンアーム 2 ピボット 3 電極チップ 4 加圧シリンダ 5 トランス 6 圧力切換電磁弁 7a 配管 7b 配管 8 加圧完了検知手段 8a チャンバ 8b ダイヤフラム 8c 歪みゲージ 9a 配管 9b 配管 10 タイマー 11 配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピボットを支点にして開閉する一対のガ
    ンアームの先端に対向する電極チップを有し、後端に加
    圧シリンダを備えたスポット溶接装置において、 前記加圧シリンダの圧力切換電磁弁と前記加圧シリンダ
    の加圧作動側の圧力室との間に、前記圧力切換電磁弁側
    と前記加圧シリンダの加圧作動側の圧力室側の圧力差よ
    って歪みゲージにより前記ガンアームの加圧完了を検知
    する加圧完了検知手段を設け、 前記加圧完了検知手段により検知した加圧完了信号を入
    力し、トランスに前記電極チップに対し通電開始の指令
    信号を出力するタイマーを備えたことを特徴とするスポ
    ット溶接装置。
JP8353887A 1996-12-19 1996-12-19 スポット溶接装置 Pending JPH10180459A (ja)

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JP8353887A JPH10180459A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 スポット溶接装置

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JP8353887A JPH10180459A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 スポット溶接装置

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JPH10180459A true JPH10180459A (ja) 1998-07-07

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ID=18433898

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JP8353887A Pending JPH10180459A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 スポット溶接装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001298003A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001298003A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP4675451B2 (ja) * 2000-04-14 2011-04-20 株式会社ディスコ 切削装置

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