JPH07204861A - ロボット用c型溶接ガン - Google Patents

ロボット用c型溶接ガン

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JPH07204861A
JPH07204861A JP6015735A JP1573594A JPH07204861A JP H07204861 A JPH07204861 A JP H07204861A JP 6015735 A JP6015735 A JP 6015735A JP 1573594 A JP1573594 A JP 1573594A JP H07204861 A JPH07204861 A JP H07204861A
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Yuzo Kono
勇造 河野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イコライジングユニットに溶接ガン本体の重
量とバランスさせる機能を持たせたシリンダを付加する
ことによって、溶接ガンの如何なる溶接姿勢においても
溶接ガン本体の重量がワ―クに対して影響を与えずワ―
クの変形が確実に防止されるロボット用C型溶接ガンを
提供する。 【構成】 イコライジングユニット11が2個のシリン
ダ12,13により構成され、空気源19と一方のシリ
ンダ12との間に第1電磁切替弁17が配置され、この
第1電磁切替弁の切替により溶接ガン本体のイコライジ
ングが制御され、前記空気源と他方のシリンダ13との
間に調圧装置26と第2電磁切替弁18が配置され、こ
のシリンダ13と調圧装置26とにより溶接ガン本体の
重量がバランスされ、また、溶接ガン本体の姿勢により
第2電磁切替弁が切替えられるようにしたロボット用C
型溶接ガン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧装置により前後進
する可動ア―ムと、前記加圧装置に固定されたC型ア―
ムとに、相対向する一対の電極を取付け、溶接ガン本体
とロボット側の操作ア―ムとの間にイコライジングユニ
ットを介在させたロボット用C型溶接ガンに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】加圧装置により前後進する可動ア―ム
と、前記加圧装置に固定されたC型ア―ムとに、相対向
する一対の電極を取付け、溶接ガン本体とロボット側の
操作ア―ムとの間にイコライジングユニットを介在させ
たロボット用C型溶接ガンは図2に示すように周知であ
る。即ち、31はC型溶接ガンであり、該溶接ガン31
は加圧シリンダ32によって駆動される可動ア―ム33
と加圧シリンダ32に固定されたC型固定ア―ム34と
を有しており、ロボット側の操作ア―ム35にスプリン
グ36,37を介して移動可能に保持されている。
【0003】そして、ワ―ク38に対して操作ア―ム3
5により溶接ガン31を図示の状態に位置させた後、加
圧シリンダ32によって可動ア―ム33をワ―ク38に
近付けて電極39をワ―ク38の一側に当接させる。更
に加圧シリンダ32による可動ア―ム33を前進させよ
うとすると、前記ワ―ク38と電極39との当接による
ワ―ク38からの反力によって溶接ガン31全体がスプ
リング36の付勢力に抗して後退し電極40を前記ワ―
ク38の他側に当接させるようになっている。そして、
両電極39,40がワ―ク38を挟持した状態で溶接が
行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の場合には、イコライジングユニットを動作させるため
に、ワ―クに溶接ガンの重量と可動ア―ムの進出速度に
比例した加圧が加わることになり、可動ア―ムを素速く
進出させた場合、この加圧によってワ―クに歪みを与
え、強度の弱いワ―クでは変形をおこすという問題があ
る。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、イコライジングユニットに溶接ガン本体の重量
とバランスさせる機能を持たせたシリンダを付加するこ
とによって、溶接ガンの如何なる溶接姿勢においても溶
接ガン本体の重量がワ―クに対して影響を与えずワ―ク
の変形が確実に防止されるロボット用C型溶接ガンを提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるロボット用C型溶接ガンは、イコラ
イジングユニットを2個のシリンダにより構成し、空気
源と一方のシリンダとの間に第1電磁切替弁を配置した
第1電磁切替弁の切替による溶接ガン本体のイコライジ
ング制御手段と、前記空気源と他方のシリンダとの間に
調圧装置と第2電磁切替弁を配置した第2電磁切替弁の
切替による溶接ガン本体のバランシング制御手段とを前
記イコライジングユニットが備えたことを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】上記のように構成されたロボット用C型溶接ガ
ンであるので、ガン開放時には操作ア―ムに対して溶接
ガンが固定化されることから、溶接ガンの移動時等にガ
ンの姿勢が安定する。また、加圧操作時にはバランシン
グシリンダ内の空気圧によってガンをバランス状態と
し、その状態で溶接動作を行わせることから、溶接ガン
の如何なる姿勢に対しても簡単なガンのバランス状態で
溶接動作に対処でき、また電極チップがワ―クに当接す
る時のショックも充分にやわらげられる。
【0008】
【実施例】図1を参照してこの発明の一実施例について
説明をする。図において、1はロボットの手首に取付け
られた操作ア―ムであり、該操作ア―ム1には支持部材
2が取付けられており、該支持部材2にはピストンロッ
ド3,4の一端及びセンサ―5がそれぞれ固定されてい
る。
【0009】6はガン本体の一部をなす電動又は流体に
よる加圧装置であり、該加圧装置6により可動ア―ム7
は前進あるいは後退するようになっている。また、該加
圧装置6にはC型ア―ム8が固定されており、該C型ア
―ム8及び前記可動ア―ム7のそれぞれの先端には相対
向する一対の電極9,10が取付けられている。
【0010】11はイコライジングユニットであり、該
イコライジングユニット11の構成部品である2個のシ
リンダ12,13は前記加圧装置6に固定されており、
一方のシリンダ12には前記センサ―5に当接可能な当
接片14が取付けられていると共に、該シリンダ12内
のピストン15と一体化された前記ピストンロッド3の
一端は前記操作ア―ム1側の支持部材2に固定されてい
る。また他方のシリンダ13内のピストン16と一体化
された前記ピストンロッド4の一端も前記操作ア―ム1
側の支持部材2に固定されている。
【0011】17は第1電磁切替弁,18は第2電磁切
替弁であり、一定圧(溶接ガンの総合重量に耐え得る例
えば5気圧)の加圧空気供給源19からの導管20は前
記第1電磁切替弁17に接続され該第1電磁切替弁17
は導管21,22により前記シリンダ12の室23,2
4にそれぞれ接続されている。また、前記加圧空気供給
源19からの導管25は調圧装置26を介して前記第2
電磁切替弁18に接続され該第2電磁切替弁18は導管
27,28により前記シリンダ13の室29,30にそ
れぞれ接続されている。
【0012】図1の状態で、ガンを完全な開放状態にす
るには、第1電磁切替弁17をaポ―トに切替える。こ
れにより、空気源19から一定圧の空気が供給される
と、該空気は第1電磁切替弁17から導管21を経てシ
リンダ12の室24に供給されシリンダ12,13を下
降させてガンを実質的に下方に移行させ、室23内の空
気は導管22から第1電磁切替弁17を経て排出され、
同時にシリンダ13の室29の圧力が増加されるように
なるが、該室29内の空気は導管27,第2電磁切替弁
18を介して調圧装置26により溶接ガン本体の重量と
バランスするように調圧されるので該室29内の空気圧
は所定の圧力に維持される。この動作により溶接ガン本
体は、シリンダ12の室24内の空気によってロボット
側の操作ア―ム1に固定された状態となる。この状態に
おいては、ロボットにより溶接ガンを移動させる際等に
ガンががたつくことなく安定した姿勢で移動できる。
【0013】また、溶接動作を行わせるために可動ア―
ム7をワ―クに対して前進させるワ―ク加圧初期におい
ては、第1電磁切替弁17をcポ―トに切替える。これ
により、空気源19から一定圧の空気が供給されると、
該空気は第1電磁切替弁17から導管22を経てシリン
ダ12の室23に供給されシリンダ12,13を上昇さ
せてガンを実質的に上方に移行させ、室24内の空気は
導管21から第1電磁切替弁17を経て排出され、同時
にシリンダ13の室29の圧力が減少するので、該室2
9内へ空気源19から調圧装置26,第2電磁切替弁1
8を介して調圧された空気が供給されて、室29内の圧
力は所定の圧力で常時溶接ガン本体の重量とバランス状
態にある。
【0014】この動作によって、溶接ガン本体は徐々に
持ち上げられるが、この上昇中もシリンダ13の室29
内の空気圧が溶接ガン本体の重量とバランスしている。
そして、シリンダ12,13の上昇に伴いシリンダ12
に固定された当接片14がセンサ―5を押し上げ、この
信号によって前記第1電磁切替弁17をbポ―トに切替
える。この状態ではシリンダ12の室23と24内の圧
力がバランスしているので、シリンダ12はそれ以後は
溶接ガン本体のイコライジング制御動作を行うのであ
る。
【0015】そして、上記シリンダ12の室23に空気
を供給している間に加圧装置6による可動ア―ム7のワ
―クへの前進動作を行わせていると、シリンダ12の室
23への空気の供給による電極10のワ―クへの接近と
同時に可動ア―ム7による電極9のワ―クへの接近がな
され、両電極9,10は同時にワ―クに当接することも
あり、またはいずれか一方の電極が先にワ―クに当接す
ることもあるが、この当接時には室29の空気圧によっ
て溶接ガン本体の重量は略バランスされているので、該
当接時のワ―クへの溶接ガン本体の重量による影響はほ
ぼ存在しない。なお、調圧装置26における調圧量は溶
接ガンの溶接姿勢に対応する圧力を予めテイテングして
おくことによって極めて正確にすることができる。
【0016】以上は、図1に示すように可動ア―ム7が
下向きのようなガン姿勢の場合の説明であるが、可動ア
―ム7が上向きのようなガン姿勢の場合には、第2電磁
切替弁18をeポ―トに切替えて溶接ガン本体の重量を
シリンダ13の室30内の空気圧でバランスさせるので
ある。
【0017】なお、上記実施例では、イコライジングユ
ニット11の構成部品である2個のシリンダ12,13
を加圧装置6側に固着したものについて説明をしたが、
該シリンダ12,13を操作ア―ム1側の支持部材2に
固着し、加圧装置6側にピストンロッド3,4及びセン
サ―5を取付けてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明においては、ガン開放時には操作
ア―ムに対して溶接ガンが固定化されるので、溶接ガン
の移動時等にガンの姿勢が安定して、ロボットによる溶
接ガンの移動が正確で容易にできる。
【0019】また、加圧初期のガンの重量とバランスさ
せるのにイコライジングユニットに設けたバランシング
制御手段が適用され、溶接ガンの溶接姿勢に最適の状態
で溶接ガンを保持するので、加圧動作時における衝撃・
振動も少なく、電極やワ―クを傷めることも少ない安全
なガンとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロボット用C型溶接ガンの要部の
側面図である。
【図2】従来例のロボット用C型溶接ガンの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 操作ア―ム 6 加圧装置 7 可動ア―ム 8 C型ア―ム 9,10 電極 11 イコライジングユニット 12,13 シリンダ 17 第1電磁切替弁 18 第2電磁切替弁 19 空気源 26 調圧装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧装置により前後進する可動ア―ム
    と、前記加圧装置に固定されたC型ア―ムとに、相対向
    する一対の電極を取付け、溶接ガン本体とロボット側の
    操作ア―ムとの間にイコライジングユニットを介在させ
    たロボット用C型溶接ガンにおいて、前記イコライジン
    グユニットを2個のシリンダにより構成し、空気源と一
    方のシリンダとの間に第1電磁切替弁を配置した第1電
    磁切替弁の切替による溶接ガン本体のイコライジング制
    御手段と、前記空気源と他方のシリンダとの間に調圧装
    置と第2電磁切替弁を配置した第2電磁切替弁の切替に
    よる溶接ガン本体のバランシング制御手段とを前記イコ
    ライジングユニットが備えたことを特徴とするロボット
    用C型溶接ガン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002219577A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Honda Motor Co Ltd 抵抗溶接装置および抵抗溶接方法

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