JPH10179981A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JPH10179981A JPH10179981A JP8347041A JP34704196A JPH10179981A JP H10179981 A JPH10179981 A JP H10179981A JP 8347041 A JP8347041 A JP 8347041A JP 34704196 A JP34704196 A JP 34704196A JP H10179981 A JPH10179981 A JP H10179981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- water
- washing machine
- abnormal
- level sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005406 washing Methods 0.000 title claims abstract description 75
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 248
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims abstract description 28
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 25
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 26
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 2
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 1
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者が異常水位に気付くまでに時間がかか
り多大な水を浪費していた。また、排水ダクトの異物詰
まりによる水位検知不能時には効果が得られず、水槽内
の水が充満し、機外に水漏れを起こす可能性があった。 【解決手段】 水槽2内の水位を検知する水位センサー
12を備えたドラム式乾燥洗濯機において、給水弁17
の故障などにより任意に設定した異常水位を検知した場
合に、通電状態であればいかなる状態であっても排水バ
ルブ16を動作させ、強制排水を行う。
り多大な水を浪費していた。また、排水ダクトの異物詰
まりによる水位検知不能時には効果が得られず、水槽内
の水が充満し、機外に水漏れを起こす可能性があった。 【解決手段】 水槽2内の水位を検知する水位センサー
12を備えたドラム式乾燥洗濯機において、給水弁17
の故障などにより任意に設定した異常水位を検知した場
合に、通電状態であればいかなる状態であっても排水バ
ルブ16を動作させ、強制排水を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯から乾燥までを
1つのドラムで行うドラム式乾燥洗濯機、洗濯のみを行
うドラム式洗濯機等の洗濯機に関し、さらに詳しくは水
位センサーにて水槽内の異常水位を検知した場合、水位
センサーの検知不能時等の制御を改良した洗濯機に関す
るものである。
1つのドラムで行うドラム式乾燥洗濯機、洗濯のみを行
うドラム式洗濯機等の洗濯機に関し、さらに詳しくは水
位センサーにて水槽内の異常水位を検知した場合、水位
センサーの検知不能時等の制御を改良した洗濯機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機、例えばドラム式乾燥洗濯
機は、ドラムが水槽内で水平軸を中心に回転する構造と
なっており、洗濯から乾燥までを同一のドラムで行える
ため洗濯・脱水から乾燥までの機能を兼ね備えた乾燥洗
濯機の代表的なものとなっている。
機は、ドラムが水槽内で水平軸を中心に回転する構造と
なっており、洗濯から乾燥までを同一のドラムで行える
ため洗濯・脱水から乾燥までの機能を兼ね備えた乾燥洗
濯機の代表的なものとなっている。
【0003】従来のドラム式乾燥洗濯機の基本的な構成
を、図11及び図12に従って構造・動作の概略を説明
する。
を、図11及び図12に従って構造・動作の概略を説明
する。
【0004】このドラム式洗濯乾燥機は図11及び図1
2に示すように、外箱1の内側にバネで吊り下げられた
水槽2と、この水槽2の内側で水平軸を中心に回転する
ように配されたドラム3との二重構造となっている。図
11の20は操作・表示部分であり、この裏側に制御回
路21が取り付けられている。水槽2は運転中の振動を
吸収するためバネで吊り下げられており、洗濯液や脱水
液を貯えかつ排出する機能を有している。ドラム3はそ
の周壁全体に洗濯時の給水、脱水時の排水および乾燥時
の温風を通過させるために多数の小孔4が設けられてい
る。
2に示すように、外箱1の内側にバネで吊り下げられた
水槽2と、この水槽2の内側で水平軸を中心に回転する
ように配されたドラム3との二重構造となっている。図
11の20は操作・表示部分であり、この裏側に制御回
路21が取り付けられている。水槽2は運転中の振動を
吸収するためバネで吊り下げられており、洗濯液や脱水
液を貯えかつ排出する機能を有している。ドラム3はそ
の周壁全体に洗濯時の給水、脱水時の排水および乾燥時
の温風を通過させるために多数の小孔4が設けられてい
る。
【0005】水槽2の上部には乾燥用ヒータ5が取り付
けられている。また、乾燥時に温風を循環させるための
送風機6および循環用ダクト7が設けられている。
けられている。また、乾燥時に温風を循環させるための
送風機6および循環用ダクト7が設けられている。
【0006】本体の正面には洗濯物を出し入れするため
のドア8が設けられており、このドア8は水槽2との間
のパッキン9により密閉する構造となっている。10は
ドラム3を回転させるための駆動モータであり、11は
洗濯液等を機外に排出するための排水ポンプである。1
3は水槽2と排水ポンプ11の間の配管経路に設けられ
た糸屑フィルタである。糸屑フィルタ13は水槽2から
排水ダクト41により接続されている。
のドア8が設けられており、このドア8は水槽2との間
のパッキン9により密閉する構造となっている。10は
ドラム3を回転させるための駆動モータであり、11は
洗濯液等を機外に排出するための排水ポンプである。1
3は水槽2と排水ポンプ11の間の配管経路に設けられ
た糸屑フィルタである。糸屑フィルタ13は水槽2から
排水ダクト41により接続されている。
【0007】洗い行程はドラム3内に洗濯物を入れ、洗
剤を溶かした洗濯液を上方から流し込んで洗濯物に含ま
せ、ドラム3を低速回転させることにより行われる。ド
ラム3内の洗濯物はドラム3の回転による遠心力とバッ
フル(図示せず)とでドラム3内の頂上付近まで持ち上
げられた後、自重により落下する(タンブリングとい
う)。このタンブリングを繰り返すことにより、洗濯物
は落下時の衝撃力でタタキ洗いされる。また洗濯液は循
環ポンプ38により洗濯物の上にふきつけられる。すす
ぎも同様にして行われる。洗濯液の水位は糸屑フィルタ
13の上部に設けられたエアートラップ39の圧力変化
として捕え、その圧力変化をエアートラップ39と水位
センサー12間に接続されている導圧パイプ40により
水位センサー12に伝達し検知される。
剤を溶かした洗濯液を上方から流し込んで洗濯物に含ま
せ、ドラム3を低速回転させることにより行われる。ド
ラム3内の洗濯物はドラム3の回転による遠心力とバッ
フル(図示せず)とでドラム3内の頂上付近まで持ち上
げられた後、自重により落下する(タンブリングとい
う)。このタンブリングを繰り返すことにより、洗濯物
は落下時の衝撃力でタタキ洗いされる。また洗濯液は循
環ポンプ38により洗濯物の上にふきつけられる。すす
ぎも同様にして行われる。洗濯液の水位は糸屑フィルタ
13の上部に設けられたエアートラップ39の圧力変化
として捕え、その圧力変化をエアートラップ39と水位
センサー12間に接続されている導圧パイプ40により
水位センサー12に伝達し検知される。
【0008】脱水行程はドラム3を高速回転させ、その
遠心力を利用して洗濯物をドラム3の周壁内面に押し付
けるような形で行う。この時、水はドラム3の小孔4か
ら飛ばされ、水槽2の内面を伝ってその下部に導かれ、
排水ダクトを経由して排水ポンプ11により機外に排出
される。
遠心力を利用して洗濯物をドラム3の周壁内面に押し付
けるような形で行う。この時、水はドラム3の小孔4か
ら飛ばされ、水槽2の内面を伝ってその下部に導かれ、
排水ダクトを経由して排水ポンプ11により機外に排出
される。
【0009】乾燥行程は乾燥用ヒータ5により加熱され
高温となった空気を送風機6でドラム3内に吹き込みな
がら、ドラム3を低速回転させて実行される。
高温となった空気を送風機6でドラム3内に吹き込みな
がら、ドラム3を低速回転させて実行される。
【0010】乾燥用ヒータ5により加熱され高温となっ
た水槽2内の空気は、ドラム3の回転により撹拌され、
洗濯物を含む水槽2内部全体の温度を上昇させて、洗濯
物に含まれる水分を蒸発させる。この高温多湿状態の空
気は水槽2に接続された温風循環用ダクト7の水槽2側
の出口から乾燥用ヒータ5までの距離を通過する間に冷
却水と直接接触して水分が凝縮され、その水分を機外に
排出することで除湿が行われる。除湿後の空気は再び乾
燥用ヒータ5により加熱されるというサイクルを繰り返
すことにより洗濯物は乾燥される。
た水槽2内の空気は、ドラム3の回転により撹拌され、
洗濯物を含む水槽2内部全体の温度を上昇させて、洗濯
物に含まれる水分を蒸発させる。この高温多湿状態の空
気は水槽2に接続された温風循環用ダクト7の水槽2側
の出口から乾燥用ヒータ5までの距離を通過する間に冷
却水と直接接触して水分が凝縮され、その水分を機外に
排出することで除湿が行われる。除湿後の空気は再び乾
燥用ヒータ5により加熱されるというサイクルを繰り返
すことにより洗濯物は乾燥される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成して
なる従来のドラム式乾燥洗濯機ではメカ的な水位スイッ
チにより異常水位の水圧によりスイッチがONし、排水
ポンプを強制的に動作させ強制排水を行っているものが
ある。但しこの場合、異常報知が全くないため使用者が
異常に気付くまでに時間がかかり多大な水を浪費してい
た。またメカ的な水位スイッチであるため導圧パイプの
外れや詰まり、また排水ダクトの異物詰まりによる水位
検知不能時には効果が得られず、水槽内の水が充満し機
外に水漏れを起こす可能性があった。
なる従来のドラム式乾燥洗濯機ではメカ的な水位スイッ
チにより異常水位の水圧によりスイッチがONし、排水
ポンプを強制的に動作させ強制排水を行っているものが
ある。但しこの場合、異常報知が全くないため使用者が
異常に気付くまでに時間がかかり多大な水を浪費してい
た。またメカ的な水位スイッチであるため導圧パイプの
外れや詰まり、また排水ダクトの異物詰まりによる水位
検知不能時には効果が得られず、水槽内の水が充満し機
外に水漏れを起こす可能性があった。
【0012】また、実開平1−128776号公報に記
載のものでは、水槽後部に溢水口を設ける構造改善の提
案がなされているが構造が複雑であるため、大幅なコス
トアップになる問題がある。また、異常報知が無いため
使用者が異常に気付くまでに時間がかかり多大な水を浪
費する問題は解決されない。
載のものでは、水槽後部に溢水口を設ける構造改善の提
案がなされているが構造が複雑であるため、大幅なコス
トアップになる問題がある。また、異常報知が無いため
使用者が異常に気付くまでに時間がかかり多大な水を浪
費する問題は解決されない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は上記の
ような問題を解決したもので、請求項1記載の発明は、
水槽内の水位を検知する水位センサーを備えた洗濯機に
おいて、水位センサーにて給水弁の故障などにより任意
に設定した異常水位を検知した場合に、通電状態であれ
ばいかなる状態であっても排水手段を動作させて、強制
排水を行う制御手段を備えてなるものである。
ような問題を解決したもので、請求項1記載の発明は、
水槽内の水位を検知する水位センサーを備えた洗濯機に
おいて、水位センサーにて給水弁の故障などにより任意
に設定した異常水位を検知した場合に、通電状態であれ
ばいかなる状態であっても排水手段を動作させて、強制
排水を行う制御手段を備えてなるものである。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、制御手段は、動作中であれば排水手
段以外の全ての負荷を停止する制御を行うものである。
そして、請求項3記載の発明は、請求項1記載若しくは
請求項2記載の発明において、異常水位を検知した場合
にいかなる状態であっても、水位異常の異常報知を優先
的に行う制御を行うものである。
載の発明において、制御手段は、動作中であれば排水手
段以外の全ての負荷を停止する制御を行うものである。
そして、請求項3記載の発明は、請求項1記載若しくは
請求項2記載の発明において、異常水位を検知した場合
にいかなる状態であっても、水位異常の異常報知を優先
的に行う制御を行うものである。
【0015】そしてまた、請求項4記載の発明は、請求
項1若しくは請求項2または請求項3記載の発明におい
て、異常水位を検知した場合に、一定時間のブザーによ
る異常報知を行うと共に、表示による異常報知は継続し
て行うものである。
項1若しくは請求項2または請求項3記載の発明におい
て、異常水位を検知した場合に、一定時間のブザーによ
る異常報知を行うと共に、表示による異常報知は継続し
て行うものである。
【0016】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
乃至請求項4の何れか一つに記載の発明において、異常
報知を正常水位に戻ったあとでも継続しつつ、排水手段
のみ停止し、再度異常水位を検知した場合は排水手段を
再び動作させ、強制排水を行う動作を繰り返すものであ
る。
乃至請求項4の何れか一つに記載の発明において、異常
報知を正常水位に戻ったあとでも継続しつつ、排水手段
のみ停止し、再度異常水位を検知した場合は排水手段を
再び動作させ、強制排水を行う動作を繰り返すものであ
る。
【0017】さらにまた、請求項6記載の発明は、水槽
内の水位を検知する水位センサーを備えたドラム式乾燥
洗濯機において、導圧パイプのはずれや詰まりなどの水
位検知経路の故障により水位センサーが正しい水位を検
知出来なくなった場合に、全ての負荷を停止し異常報知
を行う制御手段を備えてなるものである。
内の水位を検知する水位センサーを備えたドラム式乾燥
洗濯機において、導圧パイプのはずれや詰まりなどの水
位検知経路の故障により水位センサーが正しい水位を検
知出来なくなった場合に、全ての負荷を停止し異常報知
を行う制御手段を備えてなるものである。
【0018】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の発明において、水位センサーの水位検知不良の検知
方法として給水中に給水開始から一定時間経過後の水位
変化率を繰り返し測定し判定するものである。
載の発明において、水位センサーの水位検知不良の検知
方法として給水中に給水開始から一定時間経過後の水位
変化率を繰り返し測定し判定するものである。
【0019】そして、請求項8記載の発明は、請求項6
記載の発明において、水位センサーの水位検知不良の検
知方法として給水中に給水開始から一定時間経過以降
に、予め任意に設定した水槽内に水がない状態の水位レ
ベル以下を検知するかどうかを測定し判定するものであ
る。
記載の発明において、水位センサーの水位検知不良の検
知方法として給水中に給水開始から一定時間経過以降
に、予め任意に設定した水槽内に水がない状態の水位レ
ベル以下を検知するかどうかを測定し判定するものであ
る。
【0020】そしてまた、請求項9記載の発明は、請求
項6記載の発明において、水槽内に水がある状態でのド
ラム回転中に任意に設定したリセット水位レベル以下を
検知するかどうかを測定し判定するものである。
項6記載の発明において、水槽内に水がある状態でのド
ラム回転中に任意に設定したリセット水位レベル以下を
検知するかどうかを測定し判定するものである。
【0021】さらに、請求項10記載の発明は、請求項
1乃至請求項9の何れか一つに記載の発明において、水
位センサーで水槽内の水位を検知するためのエアートラ
ップを複数個、異なる場所に設けたものである。
1乃至請求項9の何れか一つに記載の発明において、水
位センサーで水槽内の水位を検知するためのエアートラ
ップを複数個、異なる場所に設けたものである。
【0022】本発明の洗濯機は上記構成にて、請求項1
記載の発明は、給水弁の故障などで給水の制御が不可能
になった場合に水槽内に多量の水が給水された場合、水
位が異常水位に達すると排水ポンプを動作させ強制排水
を行い、機外への水漏れを防止する。
記載の発明は、給水弁の故障などで給水の制御が不可能
になった場合に水槽内に多量の水が給水された場合、水
位が異常水位に達すると排水ポンプを動作させ強制排水
を行い、機外への水漏れを防止する。
【0023】また、請求項2記載の発明は、排水手段以
外の全ての負荷を停止することにより、多量の水により
影響される部品の過負荷による故障を防止する。そし
て、請求項3記載の発明は、異常報知を行うことで、使
用者に異常を素早く知らせることができる。
外の全ての負荷を停止することにより、多量の水により
影響される部品の過負荷による故障を防止する。そし
て、請求項3記載の発明は、異常報知を行うことで、使
用者に異常を素早く知らせることができる。
【0024】そしてまた、請求項4記載の発明は、ブザ
ー報知を一定時間だけ行い停止させているため、サービ
スマンの到着まで故障の状態を維持することができる。
さらに、請求項5記載の発明は、正常状態に戻っても異
常報知は継続しているため故障の履歴が残る。また、異
常水位のときのみ排水手段を動作させるため、無駄な動
作を行う事なく、またカラ運転による部品の劣化も防止
できる。
ー報知を一定時間だけ行い停止させているため、サービ
スマンの到着まで故障の状態を維持することができる。
さらに、請求項5記載の発明は、正常状態に戻っても異
常報知は継続しているため故障の履歴が残る。また、異
常水位のときのみ排水手段を動作させるため、無駄な動
作を行う事なく、またカラ運転による部品の劣化も防止
できる。
【0025】さらにまた、請求項6記載の発明は、水位
検知不能時に全ての負荷を停止し異常報知を行うため、
運転を継続した場合に発生する機外への水漏れを事前に
防止できる。また、請求項7記載の発明は、導圧パイプ
のはずれや詰まり、また排水ダクトのつまりによる水位
検知不能時には時間経過とともに水位は変化しないた
め、その変化率を測定することにより水位検知不能を判
定できる。
検知不能時に全ての負荷を停止し異常報知を行うため、
運転を継続した場合に発生する機外への水漏れを事前に
防止できる。また、請求項7記載の発明は、導圧パイプ
のはずれや詰まり、また排水ダクトのつまりによる水位
検知不能時には時間経過とともに水位は変化しないた
め、その変化率を測定することにより水位検知不能を判
定できる。
【0026】そして、請求項8及び9記載の発明は、導
圧パイプがはずれたり、循環ポンプが動作している時に
排水ダクトが詰まった場合は水位センサーはリセット水
位以下を検知するため、水位検知不能を判定できる。そ
してまた、請求項10記載の発明は、水位検知経路の故
障が同時に複数発生する可能性は極めて少ない。よって
水位検知不能による水漏れを防止するのに有効である。
圧パイプがはずれたり、循環ポンプが動作している時に
排水ダクトが詰まった場合は水位センサーはリセット水
位以下を検知するため、水位検知不能を判定できる。そ
してまた、請求項10記載の発明は、水位検知経路の故
障が同時に複数発生する可能性は極めて少ない。よって
水位検知不能による水漏れを防止するのに有効である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の洗濯機の実施の形
態をドラム式洗濯機に実施した場合について、図1乃至
図10と共に説明する。本発明の実施の形態によるドラ
ム式乾燥洗濯機の基本構成は図2に示すように従来のド
ラム式洗濯乾燥機とほぼ類似したものとなっている。以
下、主要な部分および本発明にかかる部分を中心に説明
を行う。
態をドラム式洗濯機に実施した場合について、図1乃至
図10と共に説明する。本発明の実施の形態によるドラ
ム式乾燥洗濯機の基本構成は図2に示すように従来のド
ラム式洗濯乾燥機とほぼ類似したものとなっている。以
下、主要な部分および本発明にかかる部分を中心に説明
を行う。
【0028】図1は本発明によるドラム式乾燥洗濯機の
外観を示す斜視図で、1が外箱、8がドア、20が表示
・操作部となっている。図2は図1の内部を示す概略断
面図である。まず、図2に基づき、その構造を説明す
る。水槽2は外箱1からバネで吊り下げられており、洗
い・すすぎ・脱水・乾燥時に発生する振動が吸収出来る
構造となっている。水槽2の内部には、ドラム3が水平
軸を中心に回転するように配されている。このドラム3
の周壁には洗濯水を供給あるいは排出するための小孔4
が多数設けられている。
外観を示す斜視図で、1が外箱、8がドア、20が表示
・操作部となっている。図2は図1の内部を示す概略断
面図である。まず、図2に基づき、その構造を説明す
る。水槽2は外箱1からバネで吊り下げられており、洗
い・すすぎ・脱水・乾燥時に発生する振動が吸収出来る
構造となっている。水槽2の内部には、ドラム3が水平
軸を中心に回転するように配されている。このドラム3
の周壁には洗濯水を供給あるいは排出するための小孔4
が多数設けられている。
【0029】水槽2の上方には乾燥用ヒータ5、および
温風循環用の送風機6、循環用ダクト7が設けられてい
る。本体の正面には洗濯物を出し入れするためのドア8
が設けられており、このドア8は水槽2との間のドアパ
ッキン9により密閉され洗濯水や乾燥中の温風が機外に
漏れない構造となっている。10はドラム3を回転させ
るためのモータであり、11は洗濯液等を機外に排出す
るための排水ポンプである。13は水槽2の下部から排
水ダクト41を介して接続されている糸屑フィルタであ
り、その後排水ポンプ11に接続されている。
温風循環用の送風機6、循環用ダクト7が設けられてい
る。本体の正面には洗濯物を出し入れするためのドア8
が設けられており、このドア8は水槽2との間のドアパ
ッキン9により密閉され洗濯水や乾燥中の温風が機外に
漏れない構造となっている。10はドラム3を回転させ
るためのモータであり、11は洗濯液等を機外に排出す
るための排水ポンプである。13は水槽2の下部から排
水ダクト41を介して接続されている糸屑フィルタであ
り、その後排水ポンプ11に接続されている。
【0030】糸屑フィルタは外箱1の全面下部から取り
外しが可能な構成となっている。洗濯液の水位は糸屑フ
ィルタ13の上部に設けられたエアートラップ39内の
圧力変化として検出し、その圧力変化をエアートラップ
39と水位センサー12間に接続されている導圧パイプ
40により水位センサー12に伝達する。
外しが可能な構成となっている。洗濯液の水位は糸屑フ
ィルタ13の上部に設けられたエアートラップ39内の
圧力変化として検出し、その圧力変化をエアートラップ
39と水位センサー12間に接続されている導圧パイプ
40により水位センサー12に伝達する。
【0031】水位センサー12ではその圧力に応じて磁
性体をコイル内で移動させ、その結果生じるコイルのイ
ンダクタンス変化を発信周波数の変化として検出し水位
を検知する。14は洗い時の洗濯液や、すすぎ時の水を
ドラム内に再供給する循環水給水口であり、循環水は循
環ポンプ38にて一旦糸屑フィルタ13を通過した水を
ドラム内に再供給している。
性体をコイル内で移動させ、その結果生じるコイルのイ
ンダクタンス変化を発信周波数の変化として検出し水位
を検知する。14は洗い時の洗濯液や、すすぎ時の水を
ドラム内に再供給する循環水給水口であり、循環水は循
環ポンプ38にて一旦糸屑フィルタ13を通過した水を
ドラム内に再供給している。
【0032】図3は本発明の実施の形態に係るドラム式
乾燥洗濯機のブロック図である。制御回路21の中心と
なるのはマイクロコンピュータ22であり、これはCP
U23,RAM24,ROM25,タイマー26、シス
テムバス27、及び複数のI/Oポート28から構成さ
れる。また、このマイクロコンピュータ22は、電源回
路31から電圧端子VDD,VSSに定電圧を供給されるこ
とにより動作し、リセット回路32からRESET端子
に信号を入力できるようになっている。
乾燥洗濯機のブロック図である。制御回路21の中心と
なるのはマイクロコンピュータ22であり、これはCP
U23,RAM24,ROM25,タイマー26、シス
テムバス27、及び複数のI/Oポート28から構成さ
れる。また、このマイクロコンピュータ22は、電源回
路31から電圧端子VDD,VSSに定電圧を供給されるこ
とにより動作し、リセット回路32からRESET端子
に信号を入力できるようになっている。
【0033】ここで、CPU23は、制御部29と演算
部30から構成されている。この制御部29はROM2
5に記憶されている命令を取り出すとともにそれを実行
し、一方、演算部30は、命令の実行段階で、制御部2
9から与えられる制御信号に基づいて、各種入力機器や
RAM24から入力されるデータに対し、二進加算、論
理演算、増減、比較等の演算を行う。そのため、ROM
25は各種機器を動作させるための手段、各種判断のた
めに設定された条件、各種情報を処理するためのルール
等を予め記憶しておくようになっている。
部30から構成されている。この制御部29はROM2
5に記憶されている命令を取り出すとともにそれを実行
し、一方、演算部30は、命令の実行段階で、制御部2
9から与えられる制御信号に基づいて、各種入力機器や
RAM24から入力されるデータに対し、二進加算、論
理演算、増減、比較等の演算を行う。そのため、ROM
25は各種機器を動作させるための手段、各種判断のた
めに設定された条件、各種情報を処理するためのルール
等を予め記憶しておくようになっている。
【0034】また、マイクロコンピュータ22は、複数
のI/Oポート28を介して、各種操作スイッチに接続
された入力キー回路33、及び水位センサー12等に接
続された状態検知回路34から信号が入力され、これに
基づいて演算を行い、表示装置駆動回路35、ブザー駆
動回路36、負荷駆動回路37を出力制御する。
のI/Oポート28を介して、各種操作スイッチに接続
された入力キー回路33、及び水位センサー12等に接
続された状態検知回路34から信号が入力され、これに
基づいて演算を行い、表示装置駆動回路35、ブザー駆
動回路36、負荷駆動回路37を出力制御する。
【0035】ここで、表示装置駆動回路35は、操作・
表示部20に設けられた液晶表示装置を駆動するもので
あり、ブザー駆動回路36は、キー入力完了時、運転終
了時及び異常時に、ブザー(図示せず)を鳴らして使用
者にその旨を伝えるためのものである。なお、負荷駆動
回路37には、排水ポンプ11、送風機6、駆動モータ
10、給水弁17、乾燥用ヒータ5、循環ポンプ38が
接続されている。
表示部20に設けられた液晶表示装置を駆動するもので
あり、ブザー駆動回路36は、キー入力完了時、運転終
了時及び異常時に、ブザー(図示せず)を鳴らして使用
者にその旨を伝えるためのものである。なお、負荷駆動
回路37には、排水ポンプ11、送風機6、駆動モータ
10、給水弁17、乾燥用ヒータ5、循環ポンプ38が
接続されている。
【0036】以下、本発明のドラム式乾燥洗濯機の動作
をフローチャートを参照しながら説明する。
をフローチャートを参照しながら説明する。
【0037】まず、実験により、これ以上水槽2内に水
が入ると危険であると考えられる異常水位レベルを設定
し、マイクロコンピュータ22内のROM25に記憶さ
せておく。電源プラグ投入以降、水位センサーにより既
に設定した異常水位レベルかどうかを常時検知する。
が入ると危険であると考えられる異常水位レベルを設定
し、マイクロコンピュータ22内のROM25に記憶さ
せておく。電源プラグ投入以降、水位センサーにより既
に設定した異常水位レベルかどうかを常時検知する。
【0038】給水弁の故障は通電時にオープンになるた
め、機器の状態に係わらず検知する必要がある。この
時、異常水位レベル以上を検知した場合は排水手段(本
発明の実施の形態では排水ポンプ11を使用しているた
め、以下排水ポンプ11で説明するが手段は特に規定し
ない。)を動作させ、強制排水を実施すると共にブザー
と表示にて異常報知を行う。図5に表示例を示す。
め、機器の状態に係わらず検知する必要がある。この
時、異常水位レベル以上を検知した場合は排水手段(本
発明の実施の形態では排水ポンプ11を使用しているた
め、以下排水ポンプ11で説明するが手段は特に規定し
ない。)を動作させ、強制排水を実施すると共にブザー
と表示にて異常報知を行う。図5に表示例を示す。
【0039】この時動作中であれば、他の全ての負荷を
停止し異常水量による部品の過負荷による故障を防止す
る。この時ブザーの異常報知(例えば0.5秒ON/
0.5秒OFFの繰り返し)は一定時間(例えば10秒
間)とし表示の異常報知は継続する。強制排水により正
常水位に達した場合は排水ポンプ11を停止する。その
後再び異常水位を検知した場合は再び排水ポンプ11を
動作させる。排水ポンプ上記制御を繰り返し、カラ運転
による部品の劣化を防止する。
停止し異常水量による部品の過負荷による故障を防止す
る。この時ブザーの異常報知(例えば0.5秒ON/
0.5秒OFFの繰り返し)は一定時間(例えば10秒
間)とし表示の異常報知は継続する。強制排水により正
常水位に達した場合は排水ポンプ11を停止する。その
後再び異常水位を検知した場合は再び排水ポンプ11を
動作させる。排水ポンプ上記制御を繰り返し、カラ運転
による部品の劣化を防止する。
【0040】また、導圧パイプ40がはずれたり詰まっ
た場合や、水槽2とドラム3の隙間(図2(A)部参
照)からカードケース等の異物が水槽2内に侵入し排水
ダクト41部が詰まった場合にエアートラップ39内に
正しく圧力がかからず、水位センサー12が水位検知不
能となった場合に全負荷を停止し、ブザー及び表示によ
り異常報知を行う。図6に表示の実施の形態を示す。
た場合や、水槽2とドラム3の隙間(図2(A)部参
照)からカードケース等の異物が水槽2内に侵入し排水
ダクト41部が詰まった場合にエアートラップ39内に
正しく圧力がかからず、水位センサー12が水位検知不
能となった場合に全負荷を停止し、ブザー及び表示によ
り異常報知を行う。図6に表示の実施の形態を示す。
【0041】次に、給水中の水位センサー12の水位検
知不能の検知動作を図7のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
知不能の検知動作を図7のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0042】まず実験により基準水位変化量を設定す
る。この基準水位変化量とは、本発明の実施の形態では
規定している最小の水圧条件での4分間での最小水位変
化量を基準水位変化量とする。まず給水がスタートして
から4分後の水位変化量を基準水位変化量と比較し、小
さければ水道栓が閉まっていると判断し給水エラー報知
を行う。その後4分毎の水位の変化量を基準水位変化量
と比較し、基準水位変化量より小さい場合は水位検知不
能と判定し、全負荷を停止し異常報知をブザーと表示で
行う。
る。この基準水位変化量とは、本発明の実施の形態では
規定している最小の水圧条件での4分間での最小水位変
化量を基準水位変化量とする。まず給水がスタートして
から4分後の水位変化量を基準水位変化量と比較し、小
さければ水道栓が閉まっていると判断し給水エラー報知
を行う。その後4分毎の水位の変化量を基準水位変化量
と比較し、基準水位変化量より小さい場合は水位検知不
能と判定し、全負荷を停止し異常報知をブザーと表示で
行う。
【0043】次に、給水中の水位センサー12の水位検
知不能の検知動作を図8のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
知不能の検知動作を図8のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0044】まず実験により水槽2内に水が残っていな
い状態での水位レベル(以下リセット水位レベルと呼
ぶ)を設定する。一定時間経過後(本発明の実施の形態
では4分後)の水位レベルとリセット水位レベルを周期
的に比較し、リセット水位レベルより小さい場合は水位
検知不能と判定し全負荷を停止し異常報知をブザーと表
示で行う。一定時間経過してから測定する理由は給水直
後は検知のバラツキによりリセット水位以下を検知する
場合があるためである。
い状態での水位レベル(以下リセット水位レベルと呼
ぶ)を設定する。一定時間経過後(本発明の実施の形態
では4分後)の水位レベルとリセット水位レベルを周期
的に比較し、リセット水位レベルより小さい場合は水位
検知不能と判定し全負荷を停止し異常報知をブザーと表
示で行う。一定時間経過してから測定する理由は給水直
後は検知のバラツキによりリセット水位以下を検知する
場合があるためである。
【0045】次に、水槽2内に水がある状態でのドラム
回転中の水位センサー12の水位検知不能の検知方法を
図9のフローチャートと共に説明する。基本的な検知動
作は上記給水中の水位センサー12の水位検知不能の動
作と同じであるため説明は省略する。
回転中の水位センサー12の水位検知不能の検知方法を
図9のフローチャートと共に説明する。基本的な検知動
作は上記給水中の水位センサー12の水位検知不能の動
作と同じであるため説明は省略する。
【0046】ドラム回転中は循環ポンプ38が動作して
おり、異物により排水ダクト41が詰まった場合は、水
位センサーの検知レベルが負圧になりリセット水位レベ
ル以下になるため、本発明で水位検知不能を検知でき
る。
おり、異物により排水ダクト41が詰まった場合は、水
位センサーの検知レベルが負圧になりリセット水位レベ
ル以下になるため、本発明で水位検知不能を検知でき
る。
【0047】最後に、水位センサーで水槽内の水位をす
るためのエアートラップを複数個異なる場所に設けた場
合について、を図10を参照しながら説明する。既に存
在するエアートラップ39とは別に水槽の下部にエアー
トラップ39′を設定する。別の導圧パイプ40′で水
位スイッチ12′と接続する。水位スイッチ12′は異
常水位レベルの圧力が加わると排水ポンプのスイッチが
入り強制排水を実施する仕組みとする。この水位スイッ
チは水位センサーに置き換えられる事は言うまでもな
い。この構造により万一排水ダクト41に異物がつまり
水位センサー12が水位検知不能状態に陥っても、水位
スイッチが働き、機外への水漏れを防止することができ
る。
るためのエアートラップを複数個異なる場所に設けた場
合について、を図10を参照しながら説明する。既に存
在するエアートラップ39とは別に水槽の下部にエアー
トラップ39′を設定する。別の導圧パイプ40′で水
位スイッチ12′と接続する。水位スイッチ12′は異
常水位レベルの圧力が加わると排水ポンプのスイッチが
入り強制排水を実施する仕組みとする。この水位スイッ
チは水位センサーに置き換えられる事は言うまでもな
い。この構造により万一排水ダクト41に異物がつまり
水位センサー12が水位検知不能状態に陥っても、水位
スイッチが働き、機外への水漏れを防止することができ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明の洗濯機は、上記のような構成で
あるから、請求項1記載の発明は、他に水位スイッチな
ど溢水対策用の特別な部品を付けることなく、水位セン
サーのみで機外への水漏れを防止でき、コストメリット
が得られる。また、請求項2記載の発明は、多量の水に
より影響される駆動用モーターなどの部品の故障を未然
に防ぎ二次弊害の防止ができる。
あるから、請求項1記載の発明は、他に水位スイッチな
ど溢水対策用の特別な部品を付けることなく、水位セン
サーのみで機外への水漏れを防止でき、コストメリット
が得られる。また、請求項2記載の発明は、多量の水に
より影響される駆動用モーターなどの部品の故障を未然
に防ぎ二次弊害の防止ができる。
【0049】そして、請求項3記載の発明は、異常報知
を行うことで使用者に異常を素早く知らせることがで
き、むだな水の機内への流入を最小限に止め、経済的無
駄を防止できる。
を行うことで使用者に異常を素早く知らせることがで
き、むだな水の機内への流入を最小限に止め、経済的無
駄を防止できる。
【0050】そしてまた、請求項4記載の発明は、ブザ
ー報知を一定時間だけ行い停止させいるため、サービス
マンの到着まで故障の状態を維持でき、不良原因が特定
できるため、修理に要する時間の短縮が図れる。
ー報知を一定時間だけ行い停止させいるため、サービス
マンの到着まで故障の状態を維持でき、不良原因が特定
できるため、修理に要する時間の短縮が図れる。
【0051】さらに、請求項5記載の発明は、正常水位
に戻っても異常報知は継続されるため、運転継続による
事故の再発が防止でき、また異常時のみ排水手段を動作
させるため排水手段の継続によるカラ運転時の部品劣化
を防止できる。
に戻っても異常報知は継続されるため、運転継続による
事故の再発が防止でき、また異常時のみ排水手段を動作
させるため排水手段の継続によるカラ運転時の部品劣化
を防止できる。
【0052】さらにまた、請求項6乃至9記載の発明
は、水位センサーの検知不能を判定し異常報知を行うと
ともに全ての負荷を停止するため、運転継続により発生
する機外への水漏れを事前に防止できる。
は、水位センサーの検知不能を判定し異常報知を行うと
ともに全ての負荷を停止するため、運転継続により発生
する機外への水漏れを事前に防止できる。
【0053】また、請求項10記載の発明は、万一、ひ
とつの水位センサーが検知不能状態に陥っても機外への
水漏れを防止することができる。
とつの水位センサーが検知不能状態に陥っても機外への
水漏れを防止することができる。
【図1】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の外観斜視図である。
燥洗濯機の外観斜視図である。
【図2】図1のドラム式乾燥洗濯機の概略断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の制御回路のブロック図である。
燥洗濯機の制御回路のブロック図である。
【図4】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の異常水位報知時の制御フローチャートであ
る。
燥洗濯機の異常水位報知時の制御フローチャートであ
る。
【図5】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の異常水位報知時の表示例を示す説明図であ
る。
燥洗濯機の異常水位報知時の表示例を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の水位検知不能を検知した場合の表示例を示す
説明図である。
燥洗濯機の水位検知不能を検知した場合の表示例を示す
説明図である。
【図7】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の給水中の水位センサーの水位検知不能の検知
動作を示すフローチャートである。
燥洗濯機の給水中の水位センサーの水位検知不能の検知
動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の給水中の水位センサーの水位検知不能の検知
動作を示すフローチャートである。
燥洗濯機の給水中の水位センサーの水位検知不能の検知
動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の水槽内に水がある状態でのドラム回転中の水
位センサーの水位検知不能の検知動作のフローチャート
である。
燥洗濯機の水槽内に水がある状態でのドラム回転中の水
位センサーの水位検知不能の検知動作のフローチャート
である。
【図10】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式
乾燥洗濯機のエアートラップを複数個異なる場所に設け
た概略断面図である。
乾燥洗濯機のエアートラップを複数個異なる場所に設け
た概略断面図である。
【図11】従来の洗濯機の実施の形態を示すドラム式乾
燥洗濯機の外観斜視図である。
燥洗濯機の外観斜視図である。
【図12】図11のドラム式乾燥洗濯機の概略断面図で
ある。
ある。
1 外箱 2 水槽 3 ドラム 4 小孔 5 乾燥用ヒータ 6 送風機 7 循環用ダクト 8 ドア 9 パッキン 10 駆動用モータ 11 排水ポンプ 12 水位センサー 13 糸屑フィルター 14 循環水給水口 15 給水口 16 排水バルブ 17 給水弁 18 空気排出口 19 空気吸込口 20 操作・表示部 21 制御回路 22 マイクロコンピュータ 33 入力キー回路 34 状態検知回路 35 表示装置駆動回路 36 ブザー駆動回路 37 負荷駆動回路 38 循環ポンプ 39 エアートラップ 40 導圧パイプ 41 排水ダクト 12′水位スイッチ 39′エアートラップ 40′導圧パイプ
Claims (10)
- 【請求項1】 水槽内の水位を検知する水位センサーを
備えた洗濯機において、水位センサーにて給水弁の故障
などにより任意に設定した異常水位を検知した場合に、
通電状態であればいかなる状態であっても排水手段を動
作させて、強制排水を行う制御手段を備えてなることを
特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 上記制御手段は、動作中であれば排水手
段以外の全ての負荷を停止する制御を行うことを特徴と
する請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項3】 上記異常水位を検知した場合にいかなる
状態であっても、水位異常の異常報知を優先的に行う制
御を行うことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記
載の洗濯機。 - 【請求項4】 上記異常水位を検知した場合に、一定時
間のブザーによる異常報知を行うと共に、表示による異
常報知は継続して行うことを特徴とする請求項1若しく
は請求項2または請求項3記載の洗濯機。 - 【請求項5】 上記異常報知を正常水位に戻ったあとで
も継続しつつ、排水手段のみ停止し、再度異常水位を検
知した場合は排水手段を再び動作させ、強制排水を行う
動作を繰り返すことを特徴とする請求項1乃至請求項4
の何れか一つに記載の洗濯機。 - 【請求項6】 水槽内の水位を検知する水位センサーを
備えた洗濯機において、導圧パイプのはずれや詰まりな
どの水位検知経路の故障により水位センサーが正しい水
位を検知出来なくなった場合に、全ての負荷を停止し異
常報知を行う制御手段を備えてなることを特徴とする洗
濯機。 - 【請求項7】 上記水位センサーの水位検知不良の検知
方法として給水中に給水開始から一定時間経過後の水位
変化率を繰り返し測定し判定することを特徴とする請求
項6記載の洗濯機。 - 【請求項8】 上記水位センサーの水位検知不良の検知
方法として給水中に給水開始から一定時間経過以降に、
予め任意に設定した水槽内に水がない状態の水位レベル
以下を検知するかどうかを測定し判定することを特徴と
する請求項6記載の洗濯機。 - 【請求項9】 上記水槽内に水がある状態でのドラム等
の洗濯槽の回転中に任意に設定したリセット水位レベル
以下を検知するかどうかを測定し判定することを特徴と
する請求項6記載の洗濯機。 - 【請求項10】 上記水位センサーで水槽内の水位を検
知するためのエアートラップを複数個、異なる場所に設
けたことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか一
つに記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8347041A JPH10179981A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8347041A JPH10179981A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10179981A true JPH10179981A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18387529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8347041A Pending JPH10179981A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10179981A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003516837A (ja) * | 1999-12-14 | 2003-05-20 | ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | オーバフロー防止手段を備えた自動的に制御される洗濯機 |
CN104862927A (zh) * | 2014-02-26 | 2015-08-26 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 上排水洗衣机及其水位控制方法 |
CN108755003A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-11-06 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机及溢水检测方法 |
CN109056270A (zh) * | 2018-08-10 | 2018-12-21 | 佛山市顺德海尔电器有限公司 | 一种判断洗衣机导压管折弯的方法及洗衣机 |
EP3539440A1 (en) * | 2018-03-15 | 2019-09-18 | Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. | System for unclogging a drain pipe of a washing apparatus |
WO2022156049A1 (zh) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 衣物处理设备及其控制方法和存储介质 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8347041A patent/JPH10179981A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003516837A (ja) * | 1999-12-14 | 2003-05-20 | ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | オーバフロー防止手段を備えた自動的に制御される洗濯機 |
CN104862927A (zh) * | 2014-02-26 | 2015-08-26 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 上排水洗衣机及其水位控制方法 |
EP3539440A1 (en) * | 2018-03-15 | 2019-09-18 | Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. | System for unclogging a drain pipe of a washing apparatus |
CN108755003A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-11-06 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机及溢水检测方法 |
CN109056270A (zh) * | 2018-08-10 | 2018-12-21 | 佛山市顺德海尔电器有限公司 | 一种判断洗衣机导压管折弯的方法及洗衣机 |
WO2022156049A1 (zh) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 衣物处理设备及其控制方法和存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7984628B2 (en) | Washing machine capable of detecting leakage at water feed unit | |
US20050034491A1 (en) | Washing machine | |
JP2007319184A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2012170694A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3568769B2 (ja) | ドラム式乾燥洗濯機 | |
JPH10179981A (ja) | 洗濯機 | |
JP2004089742A (ja) | ドラム式乾燥洗濯機 | |
JPH1099586A (ja) | 回転ドラム式洗濯機及びその洗浄方法 | |
JP3622074B2 (ja) | ドラム式乾燥洗濯機 | |
JP3295590B2 (ja) | ドラム式全自動洗濯機 | |
JP4794524B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JPH0994370A (ja) | 洗濯機 | |
JPH09108492A (ja) | 洗濯機のフィルター詰まりの検出方法 | |
JP2008054825A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JPH10235087A (ja) | 乾燥機 | |
JPH09276583A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JPH10263264A (ja) | 洗濯機 | |
JP3372427B2 (ja) | ドラム式乾燥洗濯機 | |
KR100873907B1 (ko) | 세탁기의 제어방법 | |
JP3152597B2 (ja) | 洗濯機 | |
KR20000055285A (ko) | 드럼세탁기의 거품제거방법 | |
JP3188059B2 (ja) | ドラム式洗濯乾燥機 | |
JP7232993B2 (ja) | 洗濯機 | |
JPH04285591A (ja) | 脱水兼用洗濯機 | |
JP3059854B2 (ja) | 洗濯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040608 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |