JPH10179602A - 内視鏡用処置具における処置部の構造 - Google Patents

内視鏡用処置具における処置部の構造

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JPH10179602A
JPH10179602A JP8345645A JP34564596A JPH10179602A JP H10179602 A JPH10179602 A JP H10179602A JP 8345645 A JP8345645 A JP 8345645A JP 34564596 A JP34564596 A JP 34564596A JP H10179602 A JPH10179602 A JP H10179602A
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JP
Japan
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treatment
opening
blade
endoscope
blades
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JP8345645A
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Inventor
Masahiro Endo
昌宏 遠藤
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】内視鏡用処置具は、内視鏡を介して体内に
挿入される連動部材1の先端部に設けた鋏状処置部2を
操作部により遠隔操作して作動させるものである。鋏状
処置部2にあっては、支持腕11に対し固定中心軸部1
2により回動可能に支持した第一刀身13及び第二刀身
14と、第一刀身13及び第二刀身14から一体的に延
設したレバー19、並びに、連動部材1内を通る連動棒
5にそれぞれ連動させた開閉機構20とを備えている。
操作部で遠隔操作される連動棒5により開閉機構20を
開閉動させて第一刀身13と第二刀身14とを開閉動可
能にした。第一刀身13と第二刀身14との間の開度を
規制するようにそれらの最大開度位置Pで互いに当接す
る開度規制ストッパ27,30を、固定中心軸部12の
付近で第一刀身13のレバー19と第二刀身14のレバ
ー19とにそれぞれ設けた。 【効果】開度規制構造の部品点数を減らすとともに開度
規制構造を小形化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手術や医療検査
等に用いられる内視鏡用処置具において、内視鏡を介し
て体内に挿入される連動部材の先端部に設けた処置部の
構造に係り、特に、鋏状処置部の両刀身間の開き角度を
規制する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の内視鏡用処置具としては、例え
ば、鋏状の処置部を備えたものがある。この鋏状処置部
においては、第一刀身及び第二刀身が支持腕に対し固定
中心軸部により回動可能に支持され、この第一刀身及び
第二刀身から一体的に延設されたレバー、並びに、連動
部材内を通る連動棒にそれぞれ開閉リンク機構が連動し
ている。そして、操作部で遠隔操作される連動棒により
開閉リンク機構を開閉動させて第一刀身と第二刀身とを
開閉動可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記鋏状処置部におい
ては、両刀身間の開度(両刀身を互いに開いた場合に両
刀身の刃先のなす交差角度)が大き過ぎると、両刀身の
刃先が体内に当たって傷付けるおそれがある。そのた
め、両刀身間の開度を規制する必要がある。この鋏状処
置部はかなり小さいスペースに設けられているので、開
度規制構造のための部品点数をできる限り減らすととも
に、開度規制構造を小形化する必要がある。
【0004】本発明は、かかる点に鑑み、内視鏡用処置
具の処置部において、両処置体(例えば両刀身)の開度
規制構造の部品点数を減らすとともに開度規制構造を小
形化することを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜4)の符号を援用して本発明を説明する。請求項1
及び請求項2の発明は、下記の共通構成を有している。
【0006】内視鏡用処置具は、内視鏡を介して体内に
挿入される連動部材(1)の先端部に設けた処置部
(2)を操作部(3)により遠隔操作して作動させるも
のである。前記処置部(2)にあっては、支持腕(1
1)に対し固定中心軸部(12)により回動可能に支持
した第一処置体(13)及び第二処置体(14)と、こ
の第一処置体(13)及び第二処置体(14)から一体
的に延設したレバー(19)、並びに、前記連動部材
(1)内を通る連動棒(5)にそれぞれ連動させた開閉
機構(20)とを備えている。前記操作部(3)で遠隔
操作される前記連動棒(5)により前記開閉機構(2
0)を開閉動させて前記第一処置体(13)と第二処置
体(14)とを開閉動可能にしている。
【0007】さらに、請求項1の発明においては、前記
第一処置体(13)と第二処置体(14)との間の開度
を規制するようにそれらの最大開度位置(P)で互いに
当接する開度規制ストッパ(27,30)を、前記固定
中心軸部(12)の付近で第一処置体(13)と第二処
置体(14)とにそれぞれ設けている。
【0008】さらに、請求項2の発明においては、前記
第一処置体(13)と第二処置体(14)との間の開度
を規制するようにそれらの最大開度位置(P)で互いに
当接する開度規制ストッパ(27,30)を、前記第一
処置体(13)のレバー(19)と第二処置体(14)
のレバー(19)とにそれぞれ設けている。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態にかかる
内視鏡用処置具を図1〜4を参照して説明する。
【0010】内視鏡用処置具は、大別して、内視鏡を介
して体内に挿入される連動部材1と、この連動部材1の
先端部に設けられた鋏状処置部2と、この鋏状処置部2
を遠隔操作して作動させる操作部3とを備えている。
【0011】(前記連動部材1の概略について)図1及
び図2に示す連動部材1においては、細長い円筒状プラ
スチック管からなる外筒4内に連動棒5(そのほかにワ
イヤなども含む意味で使用する。)が挿通され、この外
筒4の基端部に係止部4aが形成されているとともに、
この外筒4の基端部から突出する連動棒5の基端部に係
止部5aが形成されている。
【0012】(前記操作部3の概略について)図1及び
図2に示す操作部3にあっては、第一指掛け体6と第二
指掛け体7とが開閉中心軸部8により回動可能に支持さ
れている。第一指掛け体6において開閉中心軸部8より
も上側部分には連結部9が形成されている。第二指掛け
体7において開閉中心軸部8よりも上側部分には連結部
10が形成されている。この両指掛け体6,7を開閉動
させると、この第一指掛け体6の連結部9に対し第二指
掛け体7の連結部10が接近または離間する。
【0013】(前記操作部3に対する前記連動部材1の
連結状態の概略について)図1及び図2に示すように、
前記連動部材1において外筒4の基端部及び連動棒5の
基端部が前記第一指掛け体6の連結部9内に挿嵌され、
この外筒4の係止部4aがこの連結部9に対し着脱可能
に連結されるとともに、この連動棒5の係止部5aが第
二指掛け体7の連結部10に対し着脱可能に連結され
る。
【0014】(図1及び図2に示す前記鋏状処置部2の
詳細について)図3及び図4(a)(b)により詳細に
図示した鋏状処置部2にあっては、二股状の支持腕11
が前記連動部材1の外筒4の先端部で一体に形成され、
この両支持腕11間に挿着された固定中心軸部12に対
し、第一刀身13(第一処置体)及び第二刀身14(第
二処置体)がこの両支持腕11間に挿入されて回動可能
に支持されている。この第一刀身13及び第二刀身14
は、固定中心軸部12の周りで互いに交差し、それぞ
れ、この回動に伴い互いに摺接する刃裏面15と、固定
中心軸部12の周りで刃表面側に突設された軸支部16
(ボス部)とを有している。さらに、この両刀身13,
14は、それぞれ、この固定中心軸部12よりも先端側
に設けられた刃先17を有する刃体18(この軸支部1
6の一部を含む。)と、この固定中心軸部12よりも基
端側に設けられたレバー19(この軸支部16の一部を
含む。)とを有している。
【0015】開閉機構20(開閉リンク機構)は、前記
両レバー19、並びに、前記連動部材1内を通る連動棒
5に、それぞれ連動している。この開閉機構20におい
ては、第一刀身13のレバー19に対し連動リンク21
が永久中心軸部22により回動可能に支持されていると
ともに、第二刀身14のレバー19に対し連動リンク2
3が永久中心軸部24により回動可能に支持され、この
両連動リンク21,23に対し連動棒5の先端部5aが
永久中心軸部25により回動可能に支持されている。
【0016】* 前記両刀身13,14の開度規制構造
及び閉度規制構造 両刀身13,14は同一形状をなす。固定中心軸部12
の付近である両刀身13,14の軸支部16の外周にお
いて、それぞれ、切欠き凹部26が固定中心軸部12を
中心とする円弧状に形成されている。この切欠き凹部2
6内の円周方向両端部のうち、刃体18に近い側の端部
に開度規制ストッパ27が段差状に形成されているとと
もに、レバー19に近い側の端部に閉度規制ストッパ2
8が段差状に形成されている。一方、両刀身13,14
のレバー19の刃裏面15側の片側縁部において、それ
ぞれ、凸部29が前記切欠き凹部26に隣接して形成さ
れ、この凸部29のうち刃体18に近い側の端部に開度
規制ストッパ30(閉度規制ストッパ30を兼用)が形
成されて切欠き凹部26内に係入されている。
【0017】(前記両刀身13,14の開度規制作用及
び閉度規制作用について)図3に示すように、前記操作
部3で遠隔操作される前記連動棒5の先端部5aによ
り、開閉機構20で永久中心軸部25が固定中心軸部1
2側へ向けて接近する方向へ押されて移動すると、両連
動リンク21,23が互いに開いて両刀身13,14の
レバー19も互いに開く。そして、両刀身13,14に
おいて、それぞれ、前記開度規制ストッパ30が切欠き
凹部26内を移動して前記開度規制ストッパ27に当接
すると、両レバー19とともに開く両刃体18の開度
(両刀身13,14を互いに開いた場合に両刀身13,
14の刃先17のなす交差角度)を規制して両刀身1
3,14が最大開度位置Pとなる。
【0018】一方、図4(a)に示すように、前記操作
部3で遠隔操作される前記連動棒5の先端部5aによ
り、開閉機構20で永久中心軸部25が固定中心軸部1
2から離間する方向へ引かれて移動すると、両連動リン
ク21,23が互いに閉じて両刀身13,14のレバー
19も互いに閉じる。そして、両刀身13,14におい
て、それぞれ、前記閉度規制ストッパ30が切欠き凹部
26内を移動して前記閉度規制ストッパ28に当接する
と、両レバー19とともに閉じる両刃体18の閉度を規
制して両刀身13,14が最大閉度位置Q(両刀身1
3,14を最も閉じた状態)となる。
【0019】(本実施形態の特徴)本実施形態は下記の
特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。 ○ 第一刀身13と第二刀身14とが互いに交差してい
る既存の固定中心軸部12の付近で第一刀身13と第二
刀身14とにそれぞれ開度規制ストッパ27,30及び
閉度規制ストッパ28,30を設けた。この交差部分で
は、固定中心軸部12に対する開度規制ストッパ27,
30及び閉度規制ストッパ28,30の距離、すなわち
固定中心軸部12を中心とするそれらの半径が小さくな
り、開度規制ストッパ27及び閉度規制ストッパ28と
開度規制ストッパ30(閉度規制ストッパ30)との相
対移動距離が少なくなる。従って、開度規制構造及び閉
度規制構造の部品点数を減らすとともに開度規制構造及
び閉度規制構造を小形化することができる。
【0020】○ 第一刀身13及び第二刀身14の刃体
18には刃先17が形成されているので、この刃体18
に開度規制ストッパ及び閉度規制ストッパを設けること
は、切断機能に支障があって難しい。そのため、第一刀
身13及び第二刀身14にあって既存のレバー19にそ
れぞれ開度規制ストッパ27,30及び閉度規制ストッ
パ28,30を設けた。従って、開度規制構造及び閉度
規制構造の部品点数を減らすとともに開度規制構造及び
閉度規制構造を小形化することができる。
【0021】○ 開度規制構造及び閉度規制構造を開閉
機構20や連動棒5の先端部5aに設ける場合と比較し
て、開度や閉度が規制される第一刀身13及び第二刀身
14に直接設けている。従って、既存の部品を有効に利
用して部品点数を増やすことなく簡単な構造で、開度規
制ストッパ27,30及び閉度規制ストッパ28,30
を形成することができる。
【0022】〔他の実施形態〕前記実施形態以外にも下
記のように構成してもよい。 ○ 図示しないが、第一処置体及び第二処置体として
は、前記実施形態のような鋏の刀身13,14に代え
て、例えば、カップ状採取刃に変更する。このカップ状
採取刃は、カップ刃体とレバー(本実施形態のレバー1
9に該当)とからなる。
【0023】○ 前記実施形態においては、開度規制ス
トッパ27及び閉度規制ストッパ28と開度規制ストッ
パ30(閉度規制ストッパ30を兼用)とからなる両刀
身13,14の開度規制構造及び閉度規制構造が、同一
構造で二組設けられている。この開度規制構造及び閉度
規制構造を一組のみ設ける。
【0024】○ 上記両刀身13,14の閉度規制構造
を省略して、上記両刀身13,14の開度規制構造のみ
を設ける。この場合、他の閉度規制構造に変更する。 〔他の技術的思想〕各実施形態から把握できる技術的思
想(請求項以外)を効果と共に記載する。
【0025】(イ) 請求項1において、第一処置体及
び第二処置体は、それぞれ鋏の刀身13,14であっ
て、この両刀身13,14を支持腕11に対し回動可能
に支持する固定中心軸部12の周りに設けた軸支部16
と、この回動に伴い互いに摺接する刃裏面15とを有
し、この両刀身13,14は、それぞれ、この固定中心
軸部12よりも先端側に設けた刃先17を有する刃体1
8と、この固定中心軸部12よりも基端側に設けたレバ
ー19とを有し、開度規制ストッパ27,30は、固定
中心軸部12の付近で、両刀身13,14のうち一方の
刀身13または14の一部である軸支部16の外周と、
両刀身13,14のうち一方の刀身14または13の刃
裏面15側とにそれぞれ設けられている。
【0026】従って、開度規制構造の部品点数を減らす
とともに開度規制構造を小形化することができる。 (ロ) 請求項2において、第一処置体及び第二処置体
は、それぞれ鋏の刀身13,14であって、この両刀身
13,14を支持腕11に対し回動可能に支持する固定
中心軸部12の周りに設けた軸支部16と、この回動に
伴い互いに摺接する刃裏面15とを有し、この両刀身1
3,14は、それぞれ、この固定中心軸部12よりも先
端側に設けた刃先17を有する刃体18と、この固定中
心軸部12よりも基端側に設けたレバー19とを有し、
開度規制ストッパ27,30は、両刀身13,14のう
ち一方の刀身13または14のレバー19の一部である
軸支部16の外周と、両刀身13,14のうち一方の刀
身14または13のレバー19の刃裏面15側とにそれ
ぞれ設けられている。
【0027】従って、開度規制構造の部品点数を減らす
とともに開度規制構造を小形化することができる。 (ハ) 請求項1において、さらに、第一処置体(刀身
13)と第二処置体(刀身14)との間の閉度を規制す
るようにそれらの最大閉度位置Qで互いに当接する閉度
規制ストッパ28,30を、固定中心軸部12の付近で
第一処置体(刀身13)と第二処置体(刀身14)とに
それぞれ設けた。従って、開度規制構造及び閉度規制構
造の部品点数を減らすとともに開度規制構造及び閉度規
制構造を小形化することができる。
【0028】(ニ) 請求項2において、さらに、第一
処置体(刀身13)と第二処置体(刀身14)との間の
閉度を規制するようにそれらの最大閉度位置Qで互いに
当接する閉度規制ストッパ28,30を、第一処置体
(刀身13)のレバー19と第二処置体(刀身14)の
レバー19とにそれぞれ設けた。従って、開度規制構造
及び閉度規制構造の部品点数を減らすとともに開度規制
構造及び閉度規制構造を小形化することができる。
【0029】(ホ) 上記(ハ)において、第一処置体
及び第二処置体は、それぞれ鋏の刀身13,14であっ
て、この両刀身13,14を支持腕11に対し回動可能
に支持する固定中心軸部12の周りに設けた軸支部16
と、この回動に伴い互いに摺接する刃裏面15とを有
し、この両刀身13,14は、それぞれ、この固定中心
軸部12よりも先端側に設けた刃先17を有する刃体1
8と、この固定中心軸部12よりも基端側に設けたレバ
ー19とを有し、開度規制ストッパ27,30は、固定
中心軸部12の付近で、両刀身13,14のうち一方の
刀身13または14の一部である軸支部16の外周と、
両刀身13,14のうち一方の刀身14または13の刃
裏面15側とにそれぞれ設けら、閉度規制ストッパ2
8,30は、固定中心軸部12の付近で、両刀身13,
14のうち一方の刀身13または14の一部である軸支
部16の外周と、両刀身13,14のうち一方の刀身1
4または13の刃裏面15側とにそれぞれ設けられてい
る。
【0030】従って、開度規制構造及び閉度規制構造の
部品点数を減らすとともに開度規制構造及び閉度規制構
造を小形化することができる。 (ヘ) 上記(ニ)において、第一処置体及び第二処置
体は、それぞれ鋏の刀身13,14であって、この両刀
身13,14を支持腕11に対し回動可能に支持する固
定中心軸部12の周りに設けた軸支部16と、この回動
に伴い互いに摺接する刃裏面15とを有し、この両刀身
13,14は、それぞれ、この固定中心軸部12よりも
先端側に設けた刃先17を有する刃体18と、この固定
中心軸部12よりも基端側に設けたレバー19とを有
し、開度規制ストッパ27,30は、両刀身13,14
のうち一方の刀身13または14のレバー19の一部で
ある軸支部16の外周と、両刀身13,14のうち一方
の刀身14または13のレバー19の刃裏面15側とに
それぞれ設けられ、閉度規制ストッパ28,30は、両
刀身13,14のうち一方の刀身13または14のレバ
ー19の一部である軸支部16の外周と、両刀身13,
14のうち一方の刀身14または13のレバー19の刃
裏面15側とにそれぞれ設けられている。
【0031】従って、開度規制構造及び閉度規制構造の
部品点数を減らすとともに開度規制構造及び閉度規制構
造を小形化することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明にかかる内視鏡用処置具によれ
ば、開度規制構造の部品点数を減らすとともに開度規制
構造を小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかる内視鏡用処置具において
鋏状処置部を有する連動部材を操作部に連結した状態を
示す組付け斜視図である。
【図2】 本実施形態にかかる内視鏡用処置具において
鋏状処置部を有する連動部材を操作部から分離した状態
を示す分解斜視図である。
【図3】 上記鋏状処置部において最大開度状態を示す
部分断面図である。
【図4】 (a)は上記鋏状処置部において最大閉度状
態を示す部分断面図であり、(b)はこの鋏状処置部の
両刀身を示す側面図である。
【符号の説明】
1…連動部材、2…鋏状処置部、3…操作部、5…連動
棒、11…支持腕、12…固定中心軸部、13…第一処
置体としての刀身、14…第二処置体としての刀身、1
9…レバー、20…開閉機構、27…開度規制ストッ
パ、28…閉度規制ストッパ、30…開度規制ストッパ
(閉度規制ストッパ)、P…最大開度位置、Q…最大閉
度位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材(1)の先端部に設けた処置部(2)を操作部(3)
    により遠隔操作して作動させる内視鏡用処置具におい
    て、 前記処置部(2)にあっては、支持腕(11)に対し固
    定中心軸部(12)により回動可能に支持した第一処置
    体(13)及び第二処置体(14)と、この第一処置体
    (13)及び第二処置体(14)から一体的に延設した
    レバー(19)、並びに、前記連動部材(1)内を通る
    連動棒(5)にそれぞれ連動させた開閉機構(20)と
    を備え、前記操作部(3)で遠隔操作される前記連動棒
    (5)により前記開閉機構(20)を開閉動させて前記
    第一処置体(13)と第二処置体(14)とを開閉動可
    能にし、 前記第一処置体(13)と第二処置体(14)との間の
    開度を規制するようにそれらの最大開度位置(P)で互
    いに当接する開度規制ストッパ(27,30)を、前記
    固定中心軸部(12)の付近で第一処置体(13)と第
    二処置体(14)とにそれぞれ設けたことを特徴とする
    内視鏡用処置具における処置部の構造。
  2. 【請求項2】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材(1)の先端部に設けた処置部(2)を操作部(3)
    により遠隔操作して作動させる内視鏡用処置具におい
    て、 前記処置部(2)にあっては、支持腕(11)に対し固
    定中心軸部(12)により回動可能に支持した第一処置
    体(13)及び第二処置体(14)と、この第一処置体
    (13)及び第二処置体(14)から一体的に延設した
    レバー(19)、並びに、前記連動部材(1)内を通る
    連動棒(5)にそれぞれ連動させた開閉機構(20)と
    を備え、前記操作部(3)で遠隔操作される前記連動棒
    (5)により前記開閉機構(20)を開閉動させて前記
    第一処置体(13)と第二処置体(14)とを開閉動可
    能にし、 前記第一処置体(13)と第二処置体(14)との間の
    開度を規制するようにそれらの最大開度位置(P)で互
    いに当接する開度規制ストッパ(27,30)を、前記
    第一処置体(13)のレバー(19)と第二処置体(1
    4)のレバー(19)とにそれぞれ設けたことを特徴と
    する内視鏡用処置具における処置部の構造。
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