JPH10179308A - リラックスチェアの操作装置 - Google Patents

リラックスチェアの操作装置

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Publication number
JPH10179308A
JPH10179308A JP8357145A JP35714596A JPH10179308A JP H10179308 A JPH10179308 A JP H10179308A JP 8357145 A JP8357145 A JP 8357145A JP 35714596 A JP35714596 A JP 35714596A JP H10179308 A JPH10179308 A JP H10179308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
lock cylinder
support frame
mounting
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8357145A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Masutani
英二 増谷
Naoto Sayama
直人 佐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TS Tech Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical TS Tech Co Ltd
Priority to JP8357145A priority Critical patent/JPH10179308A/ja
Publication of JPH10179308A publication Critical patent/JPH10179308A/ja
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  • Special Chairs (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造、組立、取付の容易化、コストの削減。 【解決手段】 ローラが上下する等のマッサージ機構1
3を設けた背凭シート3と、該背凭シート3に取付けた
座席シート2と、前記座席シート2および背凭シート3
を支持する支持フレーム23と、該支持フレーム23と
前記座席シート2または背凭シート3との間に設けたロ
ックシリンダ40と、前記座席シート2または背凭シー
ト3の側部に設けたアームレスト44と、前記ロックシ
リンダ40の操作レバー45とを有するリラックスチェ
アにおいて、前記ロックシリンダ40の操作部と前記操
作レバー45とを操作用ワイヤー43により連結すると
共に、前記ロックシリンダ40の操作部側に前記操作用
ワイヤー43を常時牽引する操作バネ54を設けたリラ
ックスチェアの操作装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リラックスチェアの操
作装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知公報の存在は不知であるが、ロー
ラが上下する等のマッサージ機構を設けた背凭シート
と、該背凭シートに取付けた座席シートと、前記座席シ
ートおよび背凭シートを支持する支持フレームと、該支
持フレームと前記座席シートまたは背凭シートとの間に
設けたロックシリンダと、前記座席シートまたは背凭シ
ートの側部に設けたアームレストとを有するリラックス
チェアは、公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、ロック
シリンダの取付およびその操作部の構成が複雑で、製
造、組立、取付が面倒であり、コストが高いという課題
がある。
【0004】
【発明の目的】製造、組立、取付の容易化、コストの削
減。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローラが上下
する等のマッサージ機構13を設けた背凭シート3と、
該背凭シート3に取付けた座席シート2と、前記座席シ
ート2および背凭シート3を支持する支持フレーム23
と、該支持フレーム23と前記座席シート2または背凭
シート3との間に設けたロックシリンダ40と、前記座
席シート2または背凭シート3の側部に設けたアームレ
スト44と、前記ロックシリンダ40の操作レバー45
とを有するリラックスチェアにおいて、前記ロックシリ
ンダ40の操作部と前記操作レバー45とを操作用ワイ
ヤー43により連結すると共に、前記ロックシリンダ4
0の操作部側に前記操作用ワイヤー43を常時牽引する
操作バネ54を設けたリラックスチェアの操作装置、お
よび、前記装置において、前記ロックシリンダ40のロ
ックシリンダロッド42は軸筒部材に形成し、ロックシ
リンダロッド42には前記ロックシリンダ40をフリー
状態にする操作ロッド46を出入り自在に嵌合させて二
重軸構成とし、該二重軸構成により前記ロックシリンダ
40の操作部を構成し、前記ロックシリンダロッド42
の先端にはブラケット47を取付け、該ブラケット47
には前記操作ロッド46に接離する操作アーム53を移
動自在に取付けると共に、前記操作ロッド46の外周に
操作アーム53を戻す方向に付勢する操作バネ54を設
け、前記操作アーム53には前記操作レバー45に一端
を接続した操作用ワイヤー43の他端を係止したリラッ
クスチェアの操作装置、および、前記装置において、前
記操作バネ54はコイルバネにより形成したリラックス
チェアの操作装置、および、前記装置において、前記ア
ームレスト44は基部を前記支持フレーム23に固定し
中空状に形成したアームレスト支持フレーム59の先端
に設け、前記アームレスト44を設けた部分のアームレ
スト支持フレーム59には前記操作レバー45を設け、
該操作レバー45に一端を接続した操作用ワイヤー43
は、前記アームレスト支持フレーム59内を通してその
インナー55の他端を前記ロックシリンダ40側に接続
したリラックスチェアの操作装置、および、前記装置に
おいて、前記ロックシリンダ40は、基部を前記支持フ
レーム23またはシート側のいずれか一方に取付け、前
記ブラケット47を前記支持フレーム23またはシート
側のいずれか他方に取付けたリラックスチェアの操作装
置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
はリラックスチェアであり、座席シート2と背凭シート
3を有する。前記座席シート2は左右一対の前後方向の
座席側部フレーム4の前端を左右方向の座席側連結フレ
ーム5により連結し、各座席側部フレーム4の間には詳
細は省略するがバネ体6を前後に所定間隔を置いて複数
並設し、少なくとも、前記座席側部フレーム4および座
席側連結フレーム5により座席骨格フレーム7を構成す
る。8は各座席側部フレーム4の先端に基部を取付けた
U型フレーム、9はU型フレーム8に取付けた横杆であ
る。前記背凭シート3は、左右一対の側部縦フレーム1
0を設け、側部縦フレーム10の上部は左右方向の上部
連結フレーム11により連結し、左右の側部縦フレーム
10の下部は左右方向の下部連結フレーム12により連
結し、前記側部縦フレーム10の上下中間位置にはロー
ラーやモーター(図示省略)等からなるマッサージ機構
13を取付けるマッサージ用ブラケット14を設け、前
記側部縦フレーム10および上部連結フレーム11およ
び下部連結フレーム12により背凭骨格フレーム15を
構成する。
【0007】前記座席骨格フレーム7の各座席側部フレ
ーム4の基部には取付孔16およびストッパー用孔17
を形成し、前記背凭骨格フレーム15の側部縦フレーム
10には前記取付孔16およびストッパー用孔17に対
応する背凭取付用ブラケット18を設ける。背凭取付用
ブラケット18には前記ストッパー用孔17に対応する
位置に背凭側ストッパー用孔19を形成し、前記取付孔
16に対応する位置が溝底となり、かつ、背凭側ストッ
パー用孔19を中心とする円弧形状の取付軸係合溝20
を形成する。しかして、23はリラックスチェア1の支
持フレームであり、支持フレーム23には左右一対の支
持ブラケット24を設ける。支持ブラケット24には前
記取付孔16に対応する支持側取付孔25および該支持
側取付孔25を中心とする円弧形状のストッパー用係合
孔26を形成する。
【0008】前記支持側取付孔25には座席骨格フレー
ム7の取付孔16を合わせて取付軸27により取付け
る。取付軸27は段部28を有する段付き軸により形成
する。即ち、支持ブラケット24の内側に座席骨格フレ
ーム7の取付孔16位置させ、支持ブラケット24の外
側から取付軸27を螺合させると、支持ブラケット24
の内面と座席骨格フレーム7との間に段部28により隙
間ができ、段部28に背凭骨格フレーム15の取付軸係
合溝20を係合させる。この状態では、背凭骨格フレー
ム15は取付軸27中心に回動自在であるので、次に、
座席骨格フレーム7のストッパー用孔17と背凭骨格フ
レーム15の背凭側ストッパー用孔19と、支持ブラケ
ット24のストッパー用係合孔26とを一致させ、スト
ッパー軸29により止着し、ストッパー軸29は前記ス
トッパー用係合孔26内のみ移動可能に構成する。30
は取付軸27およびストッパー軸29の夫々に螺合させ
るナットである。
【0009】前記支持フレーム23は、左右一対の脚部
31を有し、脚部31は側面視中央が高い円弧形状(ア
ーチ形状)に形成し、該脚部31の中央上部に前記支持
ブラケット24の下部を溶接固定する。支持ブラケット
24は、その上部位置に前記支持側取付孔25を形成す
る。支持側取付孔25は、前記取付軸27を挿通するも
のであり、前記取付軸27が座席シート2と背凭シート
3のリラックスチェア1の重量およびリラックスチェア
1に着座した着座者の体重からなる荷重の掛かる位置G
の前側であって可及的近傍位置に位置するように設定す
る。即ち、取付軸27が前記荷重位置Gに対して離れる
と、梃の原理によりそれだけ、取付軸27に掛かる荷重
は大きくなるので、取付軸27の近傍に前記荷重位置G
を設定して取付軸27に掛かる荷重を減少させる。前記
支持側取付孔25の後側下方の支持ブラケット24には
前記ストッパー用係合孔26を形成し、前記支持側取付
孔25の下方には補強用横杆32の両端を固定する。補
強用横杆32は取付軸27に対する左右方向の荷重を支
持して支持フレーム23の捻じれを防止する。33は取
付用孔である。
【0010】前記脚部31は断面が所謂小判形状に形成
し、脚部31の前後側には補強フレーム34の両端を固
定する。補強フレーム34は中空の長尺ものの軸筒部材
により形成し、両端には切り離しの開口部35を形成す
る。また、前記脚部31には内側に突き出る突出嵌合部
材36の基部を固定する。突出嵌合部材36は上側を開
放した断面コ字形状に形成し、突出嵌合部材36の基部
は前記脚部31の側面形状に合わせた当接面37に形成
し、当接面37の下部および前後両側を前記脚部31の
内側面に溶接固定する。左右の突出嵌合部材36には前
記補強フレーム34の開口部35を嵌合させて両者をボ
ルト38により固定する。この場合、前記突出嵌合部材
36は脚部31の上下中間より下方に位置させ、補強フ
レーム34の上端内側が脚部31に当接するようにす
る。しかして、前側の前記補強フレーム34にはロック
シリンダ(油圧式無段階ロックシリンダ)40の基部を
軸着し、前記背凭骨格フレーム15の下部連結フレーム
12に設けたブラケット41にピストンロッド42の先
端を軸着し、ピストンロッド42の伸縮方向を前記荷重
位置G方向に対して交差方向になるように配置する。即
ち、図12の一点鎖線のように前記荷重位置G方向とピ
ストンロッド42の伸縮方向を一致させると、ロックシ
リンダ40は荷重のすべてを支持することになるが、荷
重位置G方向に対して交差方向に配置すると、実際の荷
重のすべてを支持する必要はなくなり、ロックシリンダ
40の容量の小型軽量のものを使用できる。
【0011】前記ロックシリンダ40のピストンロッド
42は軸筒部材に形成し、ピストンロッド42には前記
ロックシリンダ40をフリー状態にする操作プッシュロ
ッド46が出入り自在に嵌合させて二重軸構成にし、ロ
ックシリンダ40内のオリフィス回路を制御するスプー
ルバルブを操作することにより複数のシリンダ室内の油
を相互に移動させてロックシリンダ40内のガス圧を変
更して、ピストンロッド42の伸縮および任意位置にて
のロックを行う。ピストンロッド42の先端外周には螺
子溝42aを形成し、平面視U型形状のブラケット47
の基部に設けた挿通孔51より突出させてボルト42b
を螺合させて、ブラケット47をピストンロッド42の
先端に取付け固定する。前記ブラケット47は、左右一
対の腕部48を有し、腕部48の先端には取付孔49を
形成し、取付孔49を前記背凭骨格フレーム15の下部
連結フレーム12に設けたブラケット41に軸50によ
り軸着する。
【0012】前記ブラケット47の前記腕部48の基部
には夫々窓孔52を形成し、左右いずれか一方の窓孔5
2にはブラケット47の基部側(ロックシリンダ40
側)に突き出る係合兼案内突起52aを設ける。前記左
右の窓孔52には、左右方向の操作アーム53を挿入す
る。操作アーム53は断面コ型形状に形成し、操作アー
ム53には前記係合兼案内突起52aが突き出る係合孔
53aを形成し、該係合孔53aの左右反対側に前記操
作アーム53の一端には操作用ワイヤー43のインナー
55の一端の係合部材56を係止する。57は操作用ワ
イヤー43のアウター58を係止する係止部材であり、
前記ブラケット47に固定する。
【0013】前記操作プッシュロッド46の先端はピス
トンロッド42を螺合させたボルト42bより突出さ
せ、操作アーム53とブラケット47の間の操作プッシ
ュロッド46の外周にコイルバネ(圧縮コイルバネ、荷
重が掛かる方向が圧縮方向のコイルバネをいう)により
形成した操作バネ54を挿入する。操作バネ54は操作
アーム53を常時押すように作用する。なお、実施例で
は、ピストンロッド42の先端をボルト42bより突出
させているが、ピストンロッド42または操作プッシュ
ロッド46の外周に、外れないように設ければよい。ま
た、操作プッシュロッド46は操作アーム53により押
されると、ピストンロッド42の出入りをフリーにし、
操作アーム53が離れると、自力により突き出て、ピス
トンロッド42の出入りをロックする。しかして、操作
用ワイヤー43の他端は前記支持フレーム23に設けた
アームレスト44のアームレスト支持フレーム59内に
挿入する。アームレスト支持フレーム59は中空部材に
より形成し、その基部を前記支持フレーム23の脚部3
1に溶接固定し、操作用ワイヤー43の他端は前記脚部
31またはアームレスト支持フレーム59の任意箇所に
設けた開口部よりアームレスト支持フレーム59内に挿
入する。
【0014】アームレスト支持フレーム59の上部に所
定長さを有して上面を開放した上面開口部61を形成
し、上面開口部61にカバー62を取付ける。カバー6
2は所定の剛性を有する合成樹脂製アームレストフレー
ム63の上面側に質感が柔軟な肌触りの良い表皮部材6
4をインジェクション成形により形成する。カバー62
は断面逆U型形状に形成し、左右の脚部65は前記アー
ムレスト支持フレーム59の左右幅より狭く形成し、脚
部65がアームレスト支持フレーム59の側面に弾接す
るように形成する。前記樹脂製アームレストフレーム6
3の内面所定位置には下方に突き出す取付用突出部66
を形成し、該取付用突出部66に前記アームレスト支持
フレーム59の下面側より取付螺子67を螺合させて、
カバー62をアームレスト支持フレーム59に固定す
る。前記カバー62の下方のアームレスト支持フレーム
59の所望位置には、下側開口部68を設ける。下側開
口部68にはレバー取付部材69を取付ける。レバー取
付部材69は前記下側開口部68に対応する窓孔70を
形成し、窓孔70は前側がその左右幅を広くし、後側を
狭く幅を相違させている。窓孔70の左右両側には上方
に起立する支持腕71を設け、支持腕71の上端面に係
合溝72を形成する。
【0015】しかして、前記操作レバー45は、平板状
のレバー部73の上面に直立する前後方向の縦板部74
を設け、縦板部74の前後中間部には前記支持腕71の
係合溝72に両端が係合する左右方向の取付軸75を設
ける。取付軸75は縦板部74の所定位置に上側に突き
出る細首部76の上端に設ける。縦板部74の後側は、
後方に至に従いレバー部73より上方に離れるように突
出させてストッパー突起77を設ける。ストッパー突起
77は、取付軸75を中心に操作レバー45を回転させ
たとき、前記アームレスト支持フレーム59またはレバ
ー取付部材69に当接する。前記縦板部74の前側には
左右方向の挿通孔78を形成し、挿通孔78には縦の左
右縦溝79の下部を連通させる。左右縦溝79の前後幅
は挿通孔78より狭く形成し、左右縦溝79の内側には
縦の前後溝80の後端を連通させる。
【0016】前記窓孔70の前側は取付軸75および縦
板部74より幅を大きく形成し、窓孔70の後側は縦板
部74と略同じにし、縦板部74を窓孔70に合わせて
下方から挿入し、縦板部74がアームレスト支持フレー
ム59内に位置したとき、90度レバー部73を回転さ
せて縦板部74を窓孔70に合わせ上方に持ち上げ、レ
バー部73を後側に移動させて縦板部74を支持腕71
の係合溝72に係合させ、次に、前記挿通孔78に操作
用ワイヤー43のインナー55を左右縦溝79の側部に
位置させた状態でインナー55の他端係合部材81を挿
通孔78に挿入し、これにより左右縦溝79に侵入した
インナー55を他端係合部材81中心に前方に倒すと、
インナー55は前後溝80内に嵌合する。
【0017】前記操作レバー45の縦板部74の前方位
置のレバー取付部材69には上方に起立するアウター係
止部83を設け、アウター係止部83に操作用ワイヤー
43のアウター58の他端を係止する。アウター係止部
83はレバー取付部材69を切起こし加工により形成し
ている。また、カバー62の下面には、下方に突き出る
レバー押え突出部84を設け、レバー押え突出部84は
前記レバー取付部材69の左右の支持腕71の間の操作
レバー45の取付軸75の上方部分に対応する位置に設
け、カバー62をアームレスト支持フレーム59に取付
けると取付軸75を上方より押える。
【0018】
【作用】次に作用を述べる。本発明は前記構成のため、
支持フレーム23を組み立て、座席骨格フレーム7に表
皮およびクッション材を取付けて座席シート2とし、背
凭骨格フレーム15のマッサージ用ブラケット14にマ
ッサージ機構13を取付け、その外周に表皮およびクッ
ション材を取付けて背凭シート3とし、支持側取付孔2
5に座席骨格フレーム7の取付孔16を合わせて取付軸
27により取付け、取付軸27の段部28に背凭骨格フ
レーム15の背凭取付用ブラケット18の取付軸係合溝
20を係合させる。したがって、座席骨格フレーム7の
ストッパー用孔17と背凭骨格フレーム15の背凭側ス
トッパー用孔19は夫々取付軸27中心に回動自在状態
になるので、座席シート2の先端を上下および背凭シー
ト3の先端を前後させると、ストッパー用孔17および
背凭側ストッパー用孔19と、支持ブラケット24のス
トッパー用係合孔26との三者を簡単に一致させること
ができ、この状態でストッパー軸29により止着する。
【0019】次に、ロックシリンダ40を取付けると、
リラックスチェア1の組み立ては完了する。この場合、
取付軸27は段部28を形成し、段部28に背凭骨格フ
レーム15の背凭取付用ブラケット18の取付軸係合溝
20を係合させるから、背凭シート3はストッパー軸2
9による取付けだけですみ、作業が容易になる。また、
取付軸27の段部28に背凭骨格フレーム15の背凭取
付用ブラケット18の取付軸係合溝20を係合させ、座
席骨格フレーム7のストッパー用孔17と背凭骨格フレ
ーム15の背凭側ストッパー用孔19はストッパー軸2
9により止着するから、背凭シート3は、取付軸27と
ストッパー軸29の2軸で座席シート2に固定されるこ
とになり、この固定状態のまま取付軸27中心に回動す
る。しかして、レバー45を操作して操作用ワイヤー4
3を牽引するとロックシリンダ40はフリー状態になる
から、背凭シート3に荷重を掛けると、リラックスチェ
ア1は取付軸27中心に座席シート2側を上動させ、反
対に、座席シート2に荷重を掛けると、背凭シート3が
取付軸27中心に起き上がる。
【0020】この場合、ストッパー軸29は支持ブラケ
ット24のストッパー用係合孔26に係合しているか
ら、リラックスチェア1を取付軸27中心に回動させる
と、ストッパー軸29がストッパー用係合孔26の終端
に当接し、リラックスチェア1の過剰回動を防止する。
したがって、リラックスチェア1の過剰回動を防止する
ので、ロックシリンダ40のピストンロッド42の過剰
伸縮を防止でき、耐久性を向上させる。また、特別な部
品を使用することなく、座席シート2の座席骨格フレー
ム7と背凭シート3の背凭骨格フレーム15を固定する
ストッパー軸29と、リラックスチェア1を取付ける支
持フレーム23に形成したストッパー用係合孔26によ
り過剰回動防止機構を構成できる。
【0021】しかして、支持ブラケット24の上部位置
に、取付軸27を挿通する支持側取付孔25を形成して
おり、支持側取付孔25は前記取付軸27が座席シート
2と背凭シート3のリラックスチェア1の重量およびリ
ラックスチェア1に着座した着座者の体重からなる荷重
の最も掛かる位置Gの前側であって可及的近傍位置に位
置するように設定しているから、取付軸27と荷重位置
Gとの間の間隔Lを小さく(狭く)し、梃の原理により
それだけ、取付軸27に掛かる荷重を小さくする。した
がって、支持フレーム23をそれだけ軽量に形成でき
る。即ち、間隔L’だけ取付軸27より離れた位置G’
に掛かる荷重に対して間隔Lと狭くした位置Gでは梃の
原理により同じ荷重であっても取付軸27に掛かる荷重
は小さくなるので、取付軸27と前記荷重位置Gと相対
的に接近させて配置設定して取付軸27に掛かる荷重を
減少させるのである。また、ピストンロッド42の伸縮
方向を前記荷重が掛かる方向に対して交差方向になるよ
うに配置しているから、荷重方向に対して該荷重のすべ
てを支持する必要はなくなり、ロックシリンダ40の容
量の小型軽量のものを使用できる。
【0022】また、前記したように、リラックスチェア
1の支持構造である前記取付軸27の配置を工夫して支
持荷重を極力低減させているので、ロックシリンダ40
の支持する回転荷重も減少させることができ、前記取付
軸27の配置およびロックシリンダ40の配置とが相俟
って、効果的に作用する。しかして、前記左右の支持ブ
ラケット24には、その上部前側位置に支持側取付孔2
5を形成し、支持側取付孔25に対して後側下方にスト
ッパー用係合孔26を形成し、前記支持側取付孔25の
下方の支持フレーム23には補強用横杆32の左右両端
を軸着固定しているから、リラックスチェア1に係る左
右方向の荷重を強固に支持する。即ち、リラックスチェ
ア1に係る左右方向の荷重は、正面視、取付軸27を上
下中心として、上下側が夫々左右反対に振れるように作
用するが、取付軸27の近傍下方位置を補強用横杆32
により左右連結するから、前記荷重に対して非常に有効
に支持し、支持ブラケット24および支持フレーム23
あるいは背凭取付用ブラケット18の捻じれ変形を防止
する。
【0023】また、脚部31には内側に突き出る突出嵌
合部材36を脚部31の上下中間より下方位置に溶接固
定しているから、補強フレーム34を挿入固定したと
き、補強フレーム34の上端縁が脚部31の端面に当接
して、隙間を発生させない。即ち、補強フレーム34は
長尺ものを所定長さに切断加工して形成しているため、
脚部31の上方位置に固定すると、補強フレーム34の
上端は脚部31の側面に当接しないことになるが、これ
を防止する。また、突出嵌合部材36の当接面37は、
脚部31の内側面に合わせて円弧面に形成しているの
で、荷重強度を向上させる。また、突出嵌合部材36
は、上側を開放した断面コ字形状に形成しているから、
底部および左右側部の三か所を溶接し、溶接面積を大き
くして溶接強度を向上させる。しかして、アームレスト
44は、そのアームレスト支持フレーム59の基部を支
持フレーム23の脚部31に固定し、アームレスト支持
フレーム59の上部に上面開口部61を開口し、上面開
口部61にカバー62を取付けて形成しているから、取
付けが頗る容易である。
【0024】即ち、カバー62は断面逆U型形状に形成
し、左右の脚部65は前記アームレスト支持フレーム5
9の左右幅より狭く形成し、脚部65がアームレスト支
持フレーム59の側面に弾接するように形成しているか
ら、上方から被せると、カバー62はアームレスト支持
フレーム59に対して不動状態になる。そして、樹脂製
アームレストフレーム63の内面所定位置の下方に突き
出す取付用突出部66が不動状態になるから、取付用突
出部66にアームレスト支持フレーム59の下面側より
取付螺子67を螺合固定させるのは容易にでき、これに
より取付作業が完了する。また、カバー62は、所定の
剛性を有する合成樹脂製アームレストフレーム63の上
面側に肌触りの良い表皮部材64をインジェクション成
形により形成しているから、簡単な一度の成形で、肌触
りが良いという質感と、肘を載せた荷重を支持するとい
う剛性とを得られる。
【0025】しかして、前記したように、アームレスト
44はアームレスト支持フレーム59の上部に上面開口
部61を開口し、上面開口部61にカバー62を取付け
て形成しているから、カバー62を外して、アームレス
ト支持フレーム59内に前記ロックシリンダ40の操作
レバー45を取付けられ、操作レバー45と操作用ワイ
ヤー43との接続部を露出させない。即ち、上面開口部
61の下方のアームレスト支持フレーム59の所望位置
には下側開口部68を設け、下側開口部68にレバー取
付部材69の窓孔70を合わせて溶接固定し、操作レバ
ー45の取付軸75を下から下側開口部68と窓孔70
を通し、次に取付軸75を回転させて、操作レバー45
の縦板部74を下側開口部68と窓孔70の向きに合わ
せ、この状態で、窓孔70の後側の幅狭部に移動させ、
操作レバー45の取付軸75をレバー取付部材69の支
持腕71の係合溝72に載せて係合させると、操作レバ
ー45の取付が完了する。次に、操作レバー45は、平
板状のレバー部73に対して直立する前後方向の縦板部
74をその中央に設け、縦板部74の前側には左右方向
の挿通孔78を形成し、挿通孔78のうち左右半分には
縦の左右縦溝79の下部を連通させ、左右縦溝79の内
側には縦の前後溝80の後端を連通させているから、操
作用ワイヤー43のインナー55を左右縦溝79の側部
に位置させ、この状態でインナー55の他端係合部材8
1を係合部材56に挿入する。
【0026】すると、左右縦溝79に侵入したインナー
55は、奥側で前後溝80の後端に位置し、この状態で
他端係合部材81中心に前方に倒すと、インナー55は
前後溝80内に嵌合する。したがって、特別な部品、道
具を使用しなくても、操作用ワイヤー43のインナー5
5を操作レバー45に係止できる。次に、レバー取付部
材69のアウター係止部83に操作用ワイヤー43のア
ウター58の他端を係止すると、操作用ワイヤー43の
他端の接続が完了する。この操作レバー45の取付にお
いて、取付軸75は細首部76の上部に形成しているの
で、窓孔70内で操作レバー45を回転可能にし、取付
を容易にしている。また、窓孔70の後側部分の左右幅
と縦板部74とは略同じ幅なので、操作レバー45の操
作の案内作用を期待できる。また、操作用ワイヤー43
の係止部より取付軸75を上方位置で支持させているの
で、操作用ワイヤー43の牽引荷重が取付軸75を係合
溝72に係合するように作用して、操作レバー45の外
れを防止する。また、縦板部74の後側にはアームレス
ト支持フレーム59の下面側に当接するストッパー突起
77を設け、操作用ワイヤー43の他端係合部材81と
ストッパー突起77は取付軸75を中心としてシーソー
のように配置しているから、操作用ワイヤー43の牽引
荷重がストッパー突起77を取付軸75中心に回動させ
てアームレスト支持フレーム59の下面側に当接させ
る。したがって、縦板状の縦板部74の後端を後方に伸
ばすという加工だけで、操作レバー45の回動ストッパ
ー機構を構成する。
【0027】また、カバー62の下面には、下方に突き
出るレバー押え突出部84を設け、レバー押え突出部8
4は前記レバー取付部材69の左右の支持腕71の間の
操作レバー45の取付軸75の上方部分に対応する位置
に設けているから、カバー62をアームレスト支持フレ
ーム59に取付けると取付軸75を上方より押える。し
たがって、取付軸75は下側の支持腕71と上側のレバ
ー押え突出部84により上下に挟持されるので、一層、
操作レバー45は取付軸75中心に円滑かつ確実に回動
操作することができる。また、操作レバー45を取付け
るのに、アームレスト支持フレーム59に下側開口部6
8を形成すればよいので、左右のアームレスト44の部
品はすべて共用可能である。しかして、アームレスト支
持フレーム59内に設けた操作用ワイヤー43は、アー
ムレスト支持フレーム59内を通して中空状の前記支持
フレーム23の脚部31またはアームレスト支持フレー
ム59の任意箇所に設けた開口部より取出してロックシ
リンダ40に接続するから、前記操作レバー45の接続
部のみならず、その途中部分も露出させない。
【0028】しかして、前記ロックシリンダ40は、そ
のピストンロッド42を軸筒部材に形成し、ピストンロ
ッド42には前記ロックシリンダ40をフリー状態にす
る操作プッシュロッド46を出入り自在に嵌合させて二
重軸構成にしており、ピストンロッド42の先端にはブ
ラケット47を取付け、ブラケット47の挿通孔51よ
り操作プッシュロッド46を突出させ、ブラケット47
の左右の窓孔52に挿入した操作アーム53を前記操作
プッシュロッド46の先端に当接させ、操作アーム53
とブラケット47の間の操作プッシュロッド46の外周
に操作バネ54を挿入し、前記操作アーム53に操作用
ワイヤー43のインナー55の一端係合部材56を係止
しているから、操作レバー45によりインナー55を牽
引すると、インナー55は操作アーム53の一端を牽引
して、操作アーム53は操作アーム53の他端が窓孔5
2の内周に当接してここを支点にして一端が回動し、こ
れにより操作プッシュロッド46を押すから、ロックシ
リンダ40はフリー状態になる。
【0029】即ち、前記ロックシリンダ40は、そのピ
ストンロッド42を軸筒部材に形成し、ピストンロッド
42には前記ロックシリンダ40をフリー状態にする操
作プッシュロッド46を出入り自在に嵌合させて二重軸
構成にしているから、ブラケット47にロックシリンダ
40を作動操作する操作アーム53等を取付けてロック
シリンダアッシーにすることができ、装着が頗る容易に
なる。この場合、ピストンロッド42の先端外周の螺子
溝42aをブラケット47の基部に設けた挿通孔51よ
り突出させてボルト42bを螺合させて、ブラケット4
7をピストンロッド42の先端に取付け固定するから、
ブラケット47をボルト42bだけでピストンロッド4
2に固定でき、簡単、軽量、コスト削減に貢献する。操
作アーム53は断面コ型形状に形成すると共に係合孔5
3aを形成し、係合孔53aにブラケット47の窓孔5
2に設けた係合兼案内突起52aを係合しているから、
操作用ワイヤー43のインナー55の一端により操作ア
ーム53を牽引すると、操作アーム53の起立部が係合
兼案内突起52aに摺接しながら係合兼案内突起52a
との当接部を支点に回動する。また、係合兼案内突起5
2aが係合孔53aに係合しているので、左右方向にず
れることなく、ブラケット47から外れるのも防止す
る。
【0030】しかして、操作プッシュロッド46の外周
には操作バネ54を設けているから、リラックスチェア
1を任意の位置にて、操作レバー45を離すと、操作バ
ネ54が伸長して操作アーム53は操作プッシュロッド
46より離れ、操作プッシュロッド46は伸びて、ロッ
クシリンダ40は作動状態になって、荷重を支持する。
この場合、操作バネ54はコイルバネで形成しているか
ら、操作プッシュロッド46(ピストンロッド42の場
合もある)の外周に挿入するだけで、取付が完了し、組
立が非常に容易であるだけでなく、板バネと相違して、
固定部品も不要で、アッシーを小型軽量にする。また、
操作用ワイヤー43を操作バネ54により引き戻すので
なく、直接、操作アーム53に作用するから、作動が確
実である。したがって、操作レバー45を取付けたアー
ムレスト支持フレーム59内に、操作レバー45を復帰
させるバネを設けなくてすむので、一層、アームレスト
44のデザイン上の自由度を高める。
【0031】また、ロックシリンダ40は、平面視、座
席シート2の左右中央下方位置に配置しているから、リ
ラックスチェア1の左右側に掛かる偏荷重の影響が少な
く、耐久性を向上させる。即ち、左右のいずれかに配置
すると、左右側に偏って掛かる大なる荷重が直接作用す
るので、耐久性に悪影響を与えるが、中央位置に配置す
ると、左右側に掛かる偏荷重を分散して支持できる。ま
た、ロックシリンダ40は、基部を補強フレーム34に
取付け、ピストンロッド42に取付けたブラケット47
を背凭骨格フレーム15の下部連結フレーム12に設け
たブラケット41に取付けているから、側面視、基部が
低く先端が高い斜めに配置され、リラックスチェア1に
主に掛かる縦方向の荷重と、ピストンロッド42の伸縮
方向を相違させることができ、この点でも、確実に支持
し、耐久性を向上させ、必要以上に容量の大きなものを
使用しなくてすむ。
【0032】
【効果】本発明は、ローラが上下する等のマッサージ機
構13を設けた背凭シート3と、該背凭シート3に取付
けた座席シート2と、前記座席シート2および背凭シー
ト3を支持する支持フレーム23と、該支持フレーム2
3と前記座席シート2または背凭シート3との間に設け
たロックシリンダ40と、前記座席シート2または背凭
シート3の側部に設けたアームレスト44と、前記ロッ
クシリンダ40の操作レバー45とを有するリラックス
チェアにおいて、前記ロックシリンダ40の操作部と前
記操作レバー45とを操作用ワイヤー43により連結す
ると共に、前記ロックシリンダ40の操作部側に前記操
作用ワイヤー43を常時牽引する操作バネ54を設けた
リラックスチェアの操作装置としたものであるから、操
作バネ54は常時ロックシリンダ40をロック状態にす
るので、操作用ワイヤー43の緩み等によって操作レバ
ー45を離してもアンロック状態が続くのを未然に防止
できる効果を奏する。本発明は、前記ロックシリンダ4
0のロックシリンダロッド42は軸筒部材に形成し、ロ
ックシリンダロッド42には前記ロックシリンダ40を
フリー状態にする操作ロッド46を出入り自在に嵌合さ
せて二重軸構成とし、該二重軸構成により前記ロックシ
リンダ40の操作部を構成し、前記ロックシリンダロッ
ド42の先端にはブラケット47を取付け、該ブラケッ
ト47には前記操作ロッド46に接離する操作アーム5
3を移動自在に取付けると共に、前記操作ロッド46の
外周に操作アーム53を戻す方向に付勢する操作バネ5
4を設け、前記操作アーム53には前記操作レバー45
に一端を接続した操作用ワイヤー43の他端を係止した
リラックスチェアの操作装置としたものであるから、ロ
ックシリンダロッド42と操作ロッド46を二重軸構成
にしているので、ブラケット47にロックシリンダ40
を作動操作する操作アーム53等を取付けてロックシリ
ンダアッシーにすることができ、装着が頗る容易にでき
る効果を奏し、操作ロッド46の外周に操作アーム53
を戻す方向に付勢する操作バネ54を設けているので、
操作バネ54を取付ける部品を不要にして操作バネ54
取付構成を簡単、軽量、コスト削減できる効果を奏す
る。本発明は、前記操作バネ54はコイルバネにより形
成したリラックスチェアの操作装置としたものであるか
ら、操作ロッド46の外周に挿入するだけで、取付が完
了し、組立が非常に容易であるだけでなく、板バネと相
違して、固定部品も不要で、アッシーを小型軽量にでき
る効果を奏し、操作ロッド46が操作バネ54の伸縮の
ガイドを兼用し、ブラケット47と操作アーム53とが
操作バネ54のストッパーを構成するという合理的な構
成にでき、この点でも、簡単、小型軽量、コスト削減で
きる効果を奏する。本発明は、前記アームレスト44は
基部を前記支持フレーム23に固定し中空状に形成した
アームレスト支持フレーム59の先端に設け、前記アー
ムレスト44を設けた部分のアームレスト支持フレーム
59には前記操作レバー45を設け、該操作レバー45
に一端を接続した操作用ワイヤー43は、前記アームレ
スト支持フレーム59内を通してそのインナー55の他
端を前記ロックシリンダ40側に接続したリラックスチ
ェアの操作装置としたものであるから、アームレスト4
4に操作レバー45を設けたので、操作性を向上させる
ことができ、操作用ワイヤー43をアームレスト支持フ
レーム59内を通しているので、外観上の見栄えを向上
させ、ワイヤー43の緩み等の故障の原因を未然に除去
でき、ワイヤー43の耐久性を向上させるという効果を
奏する。本発明は、前記ロックシリンダ40は、基部を
前記支持フレーム23またはシート側のいずれか一方に
取付け、前記ブラケット47を前記支持フレーム23ま
たはシート側のいずれか他方に取付けたリラックスチェ
アの操作装置としたものであるから、取付が容易にでき
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リラックスチェアの側面図。
【図2】 フレームの全体斜視図。
【図3】 支持フレームの分解斜視図。
【図4】 同組立斜視図。
【図5】 補強フレームの取付状態斜視図。
【図6】 同正面図。
【図7】 補強フレームの取付状態正面図。
【図8】 リラックスチェアの回動状態側面図。
【図9】 補強用横杆の作用状態正面略図。
【図10】 操作レバーとロックシリンダの接続状態斜
視図。
【図11】 リラックスチェアの荷重支持位置を示す側
面図。
【図12】 同説明図。
【図13】 ロックシリンダのピストンロッド先端部の
斜視図。
【図14】 同分解状態斜視図。
【図15】 同断面図。
【図16】 同作用状態断面図。
【図17】 操作レバーおよびアームレストの分解斜視
図。
【図18】 アームレストの断面図。
【図19】 アームレストの断面図。
【図20】 操作レバーのレバー取付部材の斜視図。
【図21】 操作レバーの斜視図。
【図22】 操作レバーの装着状態断面図。
【符号の説明】
1…リラックスチェア、2…座席シート、3…背凭シー
ト、4…座席側部フレーム、5…座席側連結フレーム、
6…バネ体、7…座席骨格フレーム、8…U型フレー
ム、9…横杆、10…側部縦フレーム、11…上部連結
フレーム、12…下部連結フレーム、13…マッサージ
機構、14…マッサージ用ブラケット、15…背凭骨格
フレーム、16…取付孔、17…ストッパー用孔、18
…背凭取付用ブラケット、19…背凭側ストッパー用
孔、20…取付軸係合溝、23…支持フレーム、24…
支持ブラケット、25…支持側取付孔、26…ストッパ
ー用係合孔、27…取付軸、28…段部、29…ストッ
パー軸、31…脚部、32…補強用横杆、34…補強フ
レーム、35…開口部、36…突出嵌合部材、38…ボ
ルト、37…当接面、40…ロックシリンダ、41…ブ
ラケット、42…ピストンロッド、42a…螺子溝、4
2b…ボルト、43…操作用ワイヤー、44…アームレ
スト、45…レバー、48…腕部、49…取付孔、50
…軸、51…挿通孔、52…窓孔、52a…係合兼案内
突起、53…操作アーム、53a…係合孔、54…操作
バネ、55…インナー、56…係合部材、58…アウタ
ー、59…アームレスト支持フレーム、61…上面開口
部、62…カバー、63…樹脂製アームレストフレー
ム、64…表皮部材、65…脚部、66…取付用突出
部、67…取付螺子、68…下側開口部、69…レバー
取付部材、70…窓孔、71…支持腕、72…係合溝、
73…レバー部、74…縦板部、75…取付軸、76…
細首部、77…ストッパー突起、78…挿通孔、79…
左右縦溝、80…前後溝、81…他端係合部材、83…
アウター係止部、84…レバー押え突出部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【図1】
【図2】
【図5】
【図7】
【図18】
【図3】
【図4】
【図9】
【図10】
【図8】
【図11】
【図15】
【図16】
【図19】
【図21】
【図12】
【図13】
【図20】
【図14】
【図17】
【図22】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐山 直人 栃木県塩谷郡高根沢町大字太田字治部沢 118の1 東京シート株式会社技術センタ ー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラが上下する等のマッサージ機構1
    3を設けた背凭シート3と、該背凭シート3に取付けた
    座席シート2と、前記座席シート2および背凭シート3
    を支持する支持フレーム23と、該支持フレーム23と
    前記座席シート2または背凭シート3との間に設けたロ
    ックシリンダ40と、前記座席シート2または背凭シー
    ト3の側部に設けたアームレスト44と、前記ロックシ
    リンダ40の操作レバー45とを有するリラックスチェ
    アにおいて、前記ロックシリンダ40の操作部と前記操
    作レバー45とを操作用ワイヤー43により連結すると
    共に、前記ロックシリンダ40の操作部側に前記操作用
    ワイヤー43を常時牽引する操作バネ54を設けたリラ
    ックスチェアの操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ロックシリンダ
    40のロックシリンダロッド42は軸筒部材に形成し、
    ロックシリンダロッド42には前記ロックシリンダ40
    をフリー状態にする操作ロッド46を出入り自在に嵌合
    させて二重軸構成とし、該二重軸構成により前記ロック
    シリンダ40の操作部を構成し、前記ロックシリンダロ
    ッド42の先端にはブラケット47を取付け、該ブラケ
    ット47には前記操作ロッド46に接離する操作アーム
    53を移動自在に取付けると共に、前記操作ロッド46
    の外周に操作アーム53を戻す方向に付勢する操作バネ
    54を設け、前記操作アーム53には前記操作レバー4
    5に一端を接続した操作用ワイヤー43の他端を係止し
    たリラックスチェアの操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    操作バネ54はコイルバネにより形成したリラックスチ
    ェアの操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    において、前記アームレスト44は基部を前記支持フレ
    ーム23に固定し中空状に形成したアームレスト支持フ
    レーム59の先端に設け、前記アームレスト44を設け
    た部分のアームレスト支持フレーム59には前記操作レ
    バー45を設け、該操作レバー45に一端を接続した操
    作用ワイヤー43は、前記アームレスト支持フレーム5
    9内を通してそのインナー55の他端を前記ロックシリ
    ンダ40側に接続したリラックスチェアの操作装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記ロックシリンダ
    40は、基部を前記支持フレーム23またはシート側の
    いずれか一方に取付け、前記ブラケット47を前記支持
    フレーム23またはシート側のいずれか他方に取付けた
    リラックスチェアの操作装置。
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