JPH10178704A - ハイブリッド電気自動車 - Google Patents
ハイブリッド電気自動車Info
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- JPH10178704A JPH10178704A JP33880296A JP33880296A JPH10178704A JP H10178704 A JPH10178704 A JP H10178704A JP 33880296 A JP33880296 A JP 33880296A JP 33880296 A JP33880296 A JP 33880296A JP H10178704 A JPH10178704 A JP H10178704A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
-
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-
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- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハイブリッド電気自動車に関し、車両の走行
する道路が渋滞中である場合に、発電用エンジンからの
排出ガスの低減を図り、発電用エンジンによる騒音等の
低減により運転フィーリングの向上や道路環境の向上を
図ることができるようにする。 【解決手段】 走行用モータ2と、バッテリ1と、発電
機6と、発電用エンジン7と、残存容量検出手段8と、
発電用エンジン7及び発電機6の作動及び停止を制御す
る発電制御手段10とを備え、発電制御手段10に、車
両の停止状態には発電用エンジン7を停止させるエンジ
ン始動・停止制御手段14Aを設けたハイブリッド電気
自動車において、車速検出手段4Aの出力に基づいて道
路が渋滞中であるか否かを判定する渋滞判定手段13を
設け、エンジン始動・停止制御手段14Aを、渋滞判定
手段13で道路が渋滞中であると判定された場合には発
電用エンジン7の作動を停止又は抑制するように構成す
る。
する道路が渋滞中である場合に、発電用エンジンからの
排出ガスの低減を図り、発電用エンジンによる騒音等の
低減により運転フィーリングの向上や道路環境の向上を
図ることができるようにする。 【解決手段】 走行用モータ2と、バッテリ1と、発電
機6と、発電用エンジン7と、残存容量検出手段8と、
発電用エンジン7及び発電機6の作動及び停止を制御す
る発電制御手段10とを備え、発電制御手段10に、車
両の停止状態には発電用エンジン7を停止させるエンジ
ン始動・停止制御手段14Aを設けたハイブリッド電気
自動車において、車速検出手段4Aの出力に基づいて道
路が渋滞中であるか否かを判定する渋滞判定手段13を
設け、エンジン始動・停止制御手段14Aを、渋滞判定
手段13で道路が渋滞中であると判定された場合には発
電用エンジン7の作動を停止又は抑制するように構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自ら電気エネルギ
を発生させながら走行することできるように発電機とこ
の発電機を駆動するエンジン(原動機)とをそなえたハ
イブリッド電気自動車に関し、特に、発電機及びエンジ
ンの始動・停止を制御する、ハイブリッド電気自動車に
関する。
を発生させながら走行することできるように発電機とこ
の発電機を駆動するエンジン(原動機)とをそなえたハ
イブリッド電気自動車に関し、特に、発電機及びエンジ
ンの始動・停止を制御する、ハイブリッド電気自動車に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車において、直接的には排出
ガスを出さない、いわゆる電気自動車が注目されつつあ
るが、電気自動車では、ガソリン自動車におけるガソリ
ン補給に相当するようにエネルギ源であるバッテリの残
存容量が減ったら充電を行なわなくてはならないが、こ
のバッテリの充電はガソリン補給のように手軽には行な
えないのが現状である。このため、バッテリの容量不足
により車両が路上で停止してしまったときには、これに
対する処置が容易ではない。
ガスを出さない、いわゆる電気自動車が注目されつつあ
るが、電気自動車では、ガソリン自動車におけるガソリ
ン補給に相当するようにエネルギ源であるバッテリの残
存容量が減ったら充電を行なわなくてはならないが、こ
のバッテリの充電はガソリン補給のように手軽には行な
えないのが現状である。このため、バッテリの容量不足
により車両が路上で停止してしまったときには、これに
対する処置が容易ではない。
【0003】そこで、電気自動車自体に発電機を搭載し
た、いわゆるシリーズ式ハイブリッド電気自動車(以
下、ハイブリッド電気自動車と省略する)が考えられ、
このようなハイブリッド電気自動車に関しても種々の技
術が提案されている。このように発電機を搭載したハイ
ブリッド電気自動車では、バッテリに蓄えられている電
力でモータを作動させることにより車両を駆動する走行
モード(電池走行モード又はEV走行モード)と、発電
機で発電を行ないながらこの発電電力により車両を駆動
する走行モード(発電走行モード,ハイブリッドモード
又はHEV走行モード)とを選択できる。
た、いわゆるシリーズ式ハイブリッド電気自動車(以
下、ハイブリッド電気自動車と省略する)が考えられ、
このようなハイブリッド電気自動車に関しても種々の技
術が提案されている。このように発電機を搭載したハイ
ブリッド電気自動車では、バッテリに蓄えられている電
力でモータを作動させることにより車両を駆動する走行
モード(電池走行モード又はEV走行モード)と、発電
機で発電を行ないながらこの発電電力により車両を駆動
する走行モード(発電走行モード,ハイブリッドモード
又はHEV走行モード)とを選択できる。
【0004】このようなハイブリッド電気自動車におけ
る発電の制御は、バッテリの残存容量に基づいて行なう
のが一般的である。例えば、図8に示すように、外部充
電により満充電されたバッテリを使い、発電を行なわな
いEV走行モード(図8中、で示す)で走行していく
と、次第にバッテリの残存容量(電池充電率)が減少す
ることになる。このようにして、電池充電率が発電開始
充電率C1まで減少すると発電機を作動させて、発電を
行なうHEV走行モード(図8中、で示す)に切り換
える。なお、図8では、EV走行モードを細線、HEV
走行モードを太線で示している。
る発電の制御は、バッテリの残存容量に基づいて行なう
のが一般的である。例えば、図8に示すように、外部充
電により満充電されたバッテリを使い、発電を行なわな
いEV走行モード(図8中、で示す)で走行していく
と、次第にバッテリの残存容量(電池充電率)が減少す
ることになる。このようにして、電池充電率が発電開始
充電率C1まで減少すると発電機を作動させて、発電を
行なうHEV走行モード(図8中、で示す)に切り換
える。なお、図8では、EV走行モードを細線、HEV
走行モードを太線で示している。
【0005】このHEV走行モード時(図8中、で示
す)には、発電電力が消費電力を上回って、バッテリが
充電されていく。そして、バッテリの残存容量Cが発電
停止充電率C2まで回復すると発電用エンジン及び発電
機を停止させて、で示すEV走行モードに切り換え
る。そして、再びバッテリの放電により車両を走行させ
ると、バッテリの残存容量Cが発電開始充電率C1まで
減少するので、再び発電用エンジン及び発電機を作動さ
せて、HEV走行モードによる走行(図8中、で示
す)を行なう。
す)には、発電電力が消費電力を上回って、バッテリが
充電されていく。そして、バッテリの残存容量Cが発電
停止充電率C2まで回復すると発電用エンジン及び発電
機を停止させて、で示すEV走行モードに切り換え
る。そして、再びバッテリの放電により車両を走行させ
ると、バッテリの残存容量Cが発電開始充電率C1まで
減少するので、再び発電用エンジン及び発電機を作動さ
せて、HEV走行モードによる走行(図8中、で示
す)を行なう。
【0006】このように、ハイブリッド電気自動車にお
ける発電の制御は、発電用エンジン及び発電機の作動と
停止、即ち、図8中、で示すHEV走行モードとで
示すEV走行モードとをバッテリの残存容量に応じて切
り換え、バッテリの充電と放電とを繰り返すようにして
行なわれる。もちろん、残存容量Cが所定値C1まで減
少する前に外部充電により満充電されるとEV走行モー
ド(図8中、で示す)を続行することができる。
ける発電の制御は、発電用エンジン及び発電機の作動と
停止、即ち、図8中、で示すHEV走行モードとで
示すEV走行モードとをバッテリの残存容量に応じて切
り換え、バッテリの充電と放電とを繰り返すようにして
行なわれる。もちろん、残存容量Cが所定値C1まで減
少する前に外部充電により満充電されるとEV走行モー
ド(図8中、で示す)を続行することができる。
【0007】また、HEV走行モード時には、発電用エ
ンジンを作動させて発電機を回転駆動することで発電を
行なうが、一般には発電効率が高く又排出ガスも浄化し
やすいエンジン回転速度及び出力トルク(発電負荷)で
発電機を駆動して一定の発電出力を得るようにしてい
る。このような発電機による発電出力は、通常走行を賄
えるように一定レベル以上に設定されている。
ンジンを作動させて発電機を回転駆動することで発電を
行なうが、一般には発電効率が高く又排出ガスも浄化し
やすいエンジン回転速度及び出力トルク(発電負荷)で
発電機を駆動して一定の発電出力を得るようにしてい
る。このような発電機による発電出力は、通常走行を賄
えるように一定レベル以上に設定されている。
【0008】つまり、HEV走行モード時に、発電機に
より一定の発電電力容量を得るようにする場合、この容
量が少ないと、高速走行時等の電力消費率(単位走行時
間当たりに走行に要する電力消費量)の高い走行時に発
電電力が消費電力を下回って、バッテリの放電が継続し
てバッテリ上がりを生じてしまう。そこで、従来は、こ
の発電機により高電力消費率での電力を賄えるように発
電出力の大きさを十分大きく設定している。
より一定の発電電力容量を得るようにする場合、この容
量が少ないと、高速走行時等の電力消費率(単位走行時
間当たりに走行に要する電力消費量)の高い走行時に発
電電力が消費電力を下回って、バッテリの放電が継続し
てバッテリ上がりを生じてしまう。そこで、従来は、こ
の発電機により高電力消費率での電力を賄えるように発
電出力の大きさを十分大きく設定している。
【0009】また、このような従来のハイブリッド電気
自動車では、発電走行を行なうHEV走行モードの場合
であっても、車両が停止状態にある場合には、発電を停
止するように設定されている。これは、上述のように、
発電用エンジンは発電効率や排出ガスを考慮した所定の
回転数で作動するが、この回転数はガソリン車における
ガソリンエンジン等の通常の走行用エンジンの車両停止
時回転数〔即ち、アイドリング回転数(例えば1000
rpm未満)〕よりも、大幅に高い(例えば3000〜
4000rpm)のが一般的であり、車両停止時に発電
用エンジンを作動させると大きな騒音を発し、また、停
止箇所で継続して排出ガスを放出するので、大気汚染上
も好ましくない。また、車両が停止状態にある場合に
は、消費電力が少なく、早急に充電する必要がない。そ
こで、車両停止時には、発電用エンジンによる騒音等を
防止すべくバッテリの残存容量Cに関係なく発電を停止
させるようにしているのである。
自動車では、発電走行を行なうHEV走行モードの場合
であっても、車両が停止状態にある場合には、発電を停
止するように設定されている。これは、上述のように、
発電用エンジンは発電効率や排出ガスを考慮した所定の
回転数で作動するが、この回転数はガソリン車における
ガソリンエンジン等の通常の走行用エンジンの車両停止
時回転数〔即ち、アイドリング回転数(例えば1000
rpm未満)〕よりも、大幅に高い(例えば3000〜
4000rpm)のが一般的であり、車両停止時に発電
用エンジンを作動させると大きな騒音を発し、また、停
止箇所で継続して排出ガスを放出するので、大気汚染上
も好ましくない。また、車両が停止状態にある場合に
は、消費電力が少なく、早急に充電する必要がない。そ
こで、車両停止時には、発電用エンジンによる騒音等を
防止すべくバッテリの残存容量Cに関係なく発電を停止
させるようにしているのである。
【0010】車両停止時の具体的な発電制御について
は、HEV走行モード時に、例えば図9に示すように、
発電用エンジン及び発電機は、車速Vに応じて作動(又
は停止)させるようにしている。つまり、発電用エンジ
ンのエンジン停止閾値V0として車速0に近い値を設定
し、エンジン始動閾値V1としてエンジン停止閾値V0
よりも高速な値を設定し、発電機の発電停止閾値V2と
して、エンジン停止閾値V0よりも高速な値を設定し、
発電開始閾値V3としては発電停止閾値V2及びエンジ
ン始動閾値V1よりも高速な値を設定して、例えば、図
9に示すように、車両の車速Vが上がり、発電用エンジ
ンのエンジン始動閾値V1以上に高まると発電用エンジ
ンを作動させ、さらに車速Vが上がり、発電機の発電開
始閾値V3以上に高まると発電機を作動させるようにし
ている。
は、HEV走行モード時に、例えば図9に示すように、
発電用エンジン及び発電機は、車速Vに応じて作動(又
は停止)させるようにしている。つまり、発電用エンジ
ンのエンジン停止閾値V0として車速0に近い値を設定
し、エンジン始動閾値V1としてエンジン停止閾値V0
よりも高速な値を設定し、発電機の発電停止閾値V2と
して、エンジン停止閾値V0よりも高速な値を設定し、
発電開始閾値V3としては発電停止閾値V2及びエンジ
ン始動閾値V1よりも高速な値を設定して、例えば、図
9に示すように、車両の車速Vが上がり、発電用エンジ
ンのエンジン始動閾値V1以上に高まると発電用エンジ
ンを作動させ、さらに車速Vが上がり、発電機の発電開
始閾値V3以上に高まると発電機を作動させるようにし
ている。
【0011】逆に、車両の車速Vが下がり、発電機の発
電停止閾値V2以下に低下すると発電機を停止させるよ
うにしており、さらに車速Vが下がり、発電用エンジン
のエンジン停止閾値V0以下に低下すると発電用エンジ
ンを停止させるようにしている。なお、図9では、発電
用エンジン及び発電機が作動していない場合を細線、発
電用エンジンのみが作動している場合を太線、発電用エ
ンジン及び発電機が作動している場合を極太線で示して
いる。
電停止閾値V2以下に低下すると発電機を停止させるよ
うにしており、さらに車速Vが下がり、発電用エンジン
のエンジン停止閾値V0以下に低下すると発電用エンジ
ンを停止させるようにしている。なお、図9では、発電
用エンジン及び発電機が作動していない場合を細線、発
電用エンジンのみが作動している場合を太線、発電用エ
ンジン及び発電機が作動している場合を極太線で示して
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに車速に応じて発電用エンジン及び発電機を制御する
のみでは、例えば、図10に示すように、道路が渋滞中
で車両が低速で発進・停止を繰り返す場合には、発電用
エンジンの作動・停止が繰り返される一方、発電機は作
動されないことになる。
うに車速に応じて発電用エンジン及び発電機を制御する
のみでは、例えば、図10に示すように、道路が渋滞中
で車両が低速で発進・停止を繰り返す場合には、発電用
エンジンの作動・停止が繰り返される一方、発電機は作
動されないことになる。
【0013】つまり、図10に示すように、車両の車速
Vがエンジン始動閾値V1以上になっても発電開始閾値
V3以上に上昇することなく、エンジン停止閾値V0以
下に低下し、さらにエンジン始動閾値V1以上に上昇す
ることがあり、このような場合には発電機による発電を
行なわないにもかかわらず、発電用エンジンの停止・始
動が繰り返されることになる。なお、図10では、発電
用エンジンが作動していない場合を細線、発電用エンジ
ンが作動している場合を太線でそれぞれ示している。
Vがエンジン始動閾値V1以上になっても発電開始閾値
V3以上に上昇することなく、エンジン停止閾値V0以
下に低下し、さらにエンジン始動閾値V1以上に上昇す
ることがあり、このような場合には発電機による発電を
行なわないにもかかわらず、発電用エンジンの停止・始
動が繰り返されることになる。なお、図10では、発電
用エンジンが作動していない場合を細線、発電用エンジ
ンが作動している場合を太線でそれぞれ示している。
【0014】また、図11に示すように、道路が渋滞中
で、車両が停止しないまでも低速で走行している場合に
は、発電用エンジンは作動するが発電機は作動せずに発
電を行なわないこともある。なお、図11では、発電用
エンジンが作動していない場合を細線、発電用エンジン
が作動している場合を太線でそれぞれ示している。この
ような各場合には、バッテリの充電は行なわれないにも
かかわらず、発電用エンジンが無駄に作動することにな
り、不要な排出ガスが増大するとともに、燃費が低下す
ることになる。また、発電用エンジンによる騒音等によ
り運転フィーリングが悪化したり、道路周辺の騒音を増
大させることになる。
で、車両が停止しないまでも低速で走行している場合に
は、発電用エンジンは作動するが発電機は作動せずに発
電を行なわないこともある。なお、図11では、発電用
エンジンが作動していない場合を細線、発電用エンジン
が作動している場合を太線でそれぞれ示している。この
ような各場合には、バッテリの充電は行なわれないにも
かかわらず、発電用エンジンが無駄に作動することにな
り、不要な排出ガスが増大するとともに、燃費が低下す
ることになる。また、発電用エンジンによる騒音等によ
り運転フィーリングが悪化したり、道路周辺の騒音を増
大させることになる。
【0015】これでは、駆動源のモータが排出ガスを出
さないことや内燃機関に比べて静粛性が高いという電気
自動車本来の利点が生かされない。このような車両の低
速走行時を考慮してエンジンの始動停止制御を行なうハ
イブリット電気自動車に関するものとして、例えば特開
平6−141406号公報に開示された技術がある。
さないことや内燃機関に比べて静粛性が高いという電気
自動車本来の利点が生かされない。このような車両の低
速走行時を考慮してエンジンの始動停止制御を行なうハ
イブリット電気自動車に関するものとして、例えば特開
平6−141406号公報に開示された技術がある。
【0016】この技術は、郊外走行の間にバッテリをフ
ル充電もしくはこれに近い状態にしておき、市街地走行
へ移行した後は発電機によるバッテリの充電は基本的に
行なわないようにして、エンジンの運転を抑制するよう
にしている。しかし、この技術では、エンジンの始動停
止制御を、バッテリ充放電状態のみでなく、車両の平均
車速を考慮して行なうようにしているものの、結局はバ
ッテリの充放電状態に応じてエンジンの始動・停止を行
なうようにしているため、バッテリの充電が十分でなけ
れば、渋滞している場合等の低速走行時であっても、エ
ンジンが作動されることになるため、道路が渋滞してい
る場合等の低速走行時の発電用エンジンからの排出ガス
の低減を図ることも、発電用エンジンによる騒音等の低
減により運転フィーリングの向上を図ることもできな
い。
ル充電もしくはこれに近い状態にしておき、市街地走行
へ移行した後は発電機によるバッテリの充電は基本的に
行なわないようにして、エンジンの運転を抑制するよう
にしている。しかし、この技術では、エンジンの始動停
止制御を、バッテリ充放電状態のみでなく、車両の平均
車速を考慮して行なうようにしているものの、結局はバ
ッテリの充放電状態に応じてエンジンの始動・停止を行
なうようにしているため、バッテリの充電が十分でなけ
れば、渋滞している場合等の低速走行時であっても、エ
ンジンが作動されることになるため、道路が渋滞してい
る場合等の低速走行時の発電用エンジンからの排出ガス
の低減を図ることも、発電用エンジンによる騒音等の低
減により運転フィーリングの向上を図ることもできな
い。
【0017】さらに、渋滞している場合等に、車両が発
進・停止を繰り返し、発電用エンジンの作動・停止が繰
り返されるような状況は考慮されていない。本発明は、
このような課題に鑑み創案されたもので、車両の走行す
る道路が渋滞中である場合に、発電用エンジンからの排
出ガスの低減を図るとともに、発電用エンジンによる騒
音等の低減により運転フィーリングの向上や道路環境の
向上を図ることができるようにした、ハイブリッド電気
自動車を提供することを目的とする。
進・停止を繰り返し、発電用エンジンの作動・停止が繰
り返されるような状況は考慮されていない。本発明は、
このような課題に鑑み創案されたもので、車両の走行す
る道路が渋滞中である場合に、発電用エンジンからの排
出ガスの低減を図るとともに、発電用エンジンによる騒
音等の低減により運転フィーリングの向上や道路環境の
向上を図ることができるようにした、ハイブリッド電気
自動車を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のハイブリッド電気自動車は、車両を走行駆動
する走行用モータと、該モータに電力を供給するバッテ
リと、該バッテリを充電するための発電機と、該発電機
を駆動する発電用エンジンと、該バッテリの残存容量を
検出する残存容量検出手段と、該残存容量検出手段から
の検出情報に基づいて、該バッテリの残存容量が予め設
定された設定値まで低下したら該残存容量が該設定値以
上の所定範囲を保持するように該残存容量に応じて該発
電用エンジン及び該発電機の作動及び停止を制御する発
電制御手段とをそなえ、該発電制御手段に、該車両が停
止状態の場合には該残存容量に関係なく該発電用エンジ
ンを停止させるエンジン始動・停止制御手段が設けられ
ているハイブリッド電気自動車において、該車速検出手
段の出力に基づいて該車両の走行中の道路が渋滞中であ
るか否かを判定する渋滞判定手段が設けられ、該エンジ
ン始動・停止制御手段が、該渋滞判定手段で該道路が渋
滞中であると判定された場合には該車両が停止状態でな
くても該発電用エンジンの作動を停止又は抑制するよう
に構成されていることを特徴としている。
の本発明のハイブリッド電気自動車は、車両を走行駆動
する走行用モータと、該モータに電力を供給するバッテ
リと、該バッテリを充電するための発電機と、該発電機
を駆動する発電用エンジンと、該バッテリの残存容量を
検出する残存容量検出手段と、該残存容量検出手段から
の検出情報に基づいて、該バッテリの残存容量が予め設
定された設定値まで低下したら該残存容量が該設定値以
上の所定範囲を保持するように該残存容量に応じて該発
電用エンジン及び該発電機の作動及び停止を制御する発
電制御手段とをそなえ、該発電制御手段に、該車両が停
止状態の場合には該残存容量に関係なく該発電用エンジ
ンを停止させるエンジン始動・停止制御手段が設けられ
ているハイブリッド電気自動車において、該車速検出手
段の出力に基づいて該車両の走行中の道路が渋滞中であ
るか否かを判定する渋滞判定手段が設けられ、該エンジ
ン始動・停止制御手段が、該渋滞判定手段で該道路が渋
滞中であると判定された場合には該車両が停止状態でな
くても該発電用エンジンの作動を停止又は抑制するよう
に構成されていることを特徴としている。
【0019】請求項2記載の本発明のハイブリッド電気
自動車は、請求項1記載の構成において、該エンジン始
動・停止制御手段が、該車両の車速が停止判定閾値以下
に低下したら停止状態であるとして該発電用エンジンを
停止させ、該車両の車速が該停止判定閾値よりも高速の
停止終了判定閾値以上に高まったら停止状態でなくなっ
たとして該発電用エンジンの停止を解除するように構成
され、該停止終了判定閾値が、該渋滞判定手段による判
定結果に基づいて、該道路が渋滞中であると判定された
場合には渋滞中でないと判定された場合よりも高速な値
になるように可変に設定されていることを特徴としてい
る。
自動車は、請求項1記載の構成において、該エンジン始
動・停止制御手段が、該車両の車速が停止判定閾値以下
に低下したら停止状態であるとして該発電用エンジンを
停止させ、該車両の車速が該停止判定閾値よりも高速の
停止終了判定閾値以上に高まったら停止状態でなくなっ
たとして該発電用エンジンの停止を解除するように構成
され、該停止終了判定閾値が、該渋滞判定手段による判
定結果に基づいて、該道路が渋滞中であると判定された
場合には渋滞中でないと判定された場合よりも高速な値
になるように可変に設定されていることを特徴としてい
る。
【0020】請求項3記載の本発明のハイブリッド電気
自動車は、請求項1又は2記載の構成において、該渋滞
判定手段が、該車速検出手段の出力に基づいて、該車両
の走行時間に対する該車速が設定車速以上である時間の
割合に基づいて渋滞を判定することを特徴としている。
自動車は、請求項1又は2記載の構成において、該渋滞
判定手段が、該車速検出手段の出力に基づいて、該車両
の走行時間に対する該車速が設定車速以上である時間の
割合に基づいて渋滞を判定することを特徴としている。
【0021】
【発明の実施形態】以下、図面により、本発明の実施の
形態について説明する。まず、第1実施形態について説
明すると、図1〜図5は本発明の第1実施形態にかかる
ハイブリッド電気自動車を示すものである。図1におい
て、1はバッテリであり、このバッテリ1は後述する車
両に搭載された補助電源装置(Auxiliary Power Unit,
略してAPU)5又は車両に装備されない外部充電器
(図示せず)により繰り返し充電することができるもの
である。
形態について説明する。まず、第1実施形態について説
明すると、図1〜図5は本発明の第1実施形態にかかる
ハイブリッド電気自動車を示すものである。図1におい
て、1はバッテリであり、このバッテリ1は後述する車
両に搭載された補助電源装置(Auxiliary Power Unit,
略してAPU)5又は車両に装備されない外部充電器
(図示せず)により繰り返し充電することができるもの
である。
【0022】2は走行用モータであり、自動車(車両)
の駆動輪3A,3Bを駆動するものであり、この走行用
モータ2は、バッテリ1から電力を供給されるようにな
っている。この走行用モータ2の出力は、モータコント
ローラ4によりドライバの出力要求操作(即ち、図示し
ないアクセルペダルの踏込み操作)の状態や走行用モー
タ2の現作動状態等に基づいて、制御される。
の駆動輪3A,3Bを駆動するものであり、この走行用
モータ2は、バッテリ1から電力を供給されるようにな
っている。この走行用モータ2の出力は、モータコント
ローラ4によりドライバの出力要求操作(即ち、図示し
ないアクセルペダルの踏込み操作)の状態や走行用モー
タ2の現作動状態等に基づいて、制御される。
【0023】また、モータコントローラ4は、図示しな
いブレーキペダルの踏込み等から制動指令を検出する
と、走行用モータ2を発電機に切り換えて、駆動輪3
A,3Bからの回転エネルギで発電を行ないながら制動
力を与える回生制動を行なえるようになっている。さら
に、モータコントローラ4は、走行用モータ2の回転数
から車速を検出する車速検出手段4Aを備え、この車速
検出手段4Aからの出力は後述する走行マネージメント
コントローラ9に送られるようになっている。
いブレーキペダルの踏込み等から制動指令を検出する
と、走行用モータ2を発電機に切り換えて、駆動輪3
A,3Bからの回転エネルギで発電を行ないながら制動
力を与える回生制動を行なえるようになっている。さら
に、モータコントローラ4は、走行用モータ2の回転数
から車速を検出する車速検出手段4Aを備え、この車速
検出手段4Aからの出力は後述する走行マネージメント
コントローラ9に送られるようになっている。
【0024】APU5は、発電機6とこの発電機6を駆
動する原動機である発電用エンジン7とから構成され
る。このAPU5は、発電機6で発電された電力により
バッテリ1を充電しうるようにバッテリ1に接続されて
いる。このAPU5(発電機6及び発電用エンジン7)
の制御は、モータコントローラ4の制御とともに、走行
マネージメントコントローラ9によって行なわれる。
動する原動機である発電用エンジン7とから構成され
る。このAPU5は、発電機6で発電された電力により
バッテリ1を充電しうるようにバッテリ1に接続されて
いる。このAPU5(発電機6及び発電用エンジン7)
の制御は、モータコントローラ4の制御とともに、走行
マネージメントコントローラ9によって行なわれる。
【0025】走行マネージメントコントローラ9には、
その主要部としてCPU(図示せず)を備えるととも
に、固定値データ等を記憶するROM(図示せず)等を
備えており、上述の発電機6及び発電用エンジン7やモ
ータコントローラ4の制御のための演算や制御信号の出
力を行なうようになっている。本ハイブリット電気自動
車では、この走行マネージメントコントローラ9内のA
PUコントローラ(発電制御手段)10を通じて、発電
用エンジン7を作動させて発電機6で発電された電力で
バッテリ1を充電させながら走行用モータ2を作動させ
ることにより車両を走行駆動する発電走行モード(ハイ
ブリッド走行モード又はHEV走行モードともいう)
と、発電用エンジン7を停止させてバッテリ1に蓄えら
れている電力で走行用モータ2を作動させることにより
車両を走行駆動する電池走行モード(EV走行モードと
もいう)とのいずれかに切り替えられるようになってい
る。なお、HEV走行モード時にも走行用モータ2は充
電されつつあるバッテリ1からの電力を受けて作動す
る。
その主要部としてCPU(図示せず)を備えるととも
に、固定値データ等を記憶するROM(図示せず)等を
備えており、上述の発電機6及び発電用エンジン7やモ
ータコントローラ4の制御のための演算や制御信号の出
力を行なうようになっている。本ハイブリット電気自動
車では、この走行マネージメントコントローラ9内のA
PUコントローラ(発電制御手段)10を通じて、発電
用エンジン7を作動させて発電機6で発電された電力で
バッテリ1を充電させながら走行用モータ2を作動させ
ることにより車両を走行駆動する発電走行モード(ハイ
ブリッド走行モード又はHEV走行モードともいう)
と、発電用エンジン7を停止させてバッテリ1に蓄えら
れている電力で走行用モータ2を作動させることにより
車両を走行駆動する電池走行モード(EV走行モードと
もいう)とのいずれかに切り替えられるようになってい
る。なお、HEV走行モード時にも走行用モータ2は充
電されつつあるバッテリ1からの電力を受けて作動す
る。
【0026】そして、このうちHEV走行モードに入る
と、残存容量検出手段8からの検出情報に基づいて、従
来技術(図8参照)で既に説明したものと同様の特性
で、HEV走行とEV走行とを繰り返すようになってい
る。つまり、バッテリ1の充電率が発電開始充電率C1
まで低下したら、HEV走行を開始して、この指令手段
14によるHEV走行の制御によって、発電停止充電率
C2まで充電できたら、HEV走行を終了する。これに
より、再びEV走行によりバッテリ1の放電が始まり、
その後、バッテリ1の充電率が発電開始充電率C1まで
低下したら、再び、HEV走行が行なわれることにな
る。
と、残存容量検出手段8からの検出情報に基づいて、従
来技術(図8参照)で既に説明したものと同様の特性
で、HEV走行とEV走行とを繰り返すようになってい
る。つまり、バッテリ1の充電率が発電開始充電率C1
まで低下したら、HEV走行を開始して、この指令手段
14によるHEV走行の制御によって、発電停止充電率
C2まで充電できたら、HEV走行を終了する。これに
より、再びEV走行によりバッテリ1の放電が始まり、
その後、バッテリ1の充電率が発電開始充電率C1まで
低下したら、再び、HEV走行が行なわれることにな
る。
【0027】このようにして、APUコントローラ10
は、バッテリ1の残存容量が所定範囲、即ち、発電開始
充電率C1と発電停止充電率C2との間を保持するよう
に、残存容量に応じて発電機6及び発電用エンジン7の
作動及び停止を制御するようにしている。このようにH
EV走行とHV走行とを繰り返し行なうようにしている
のは、前述のように、バッテリ1の充電効率の良い充電
率領域で効率的に充電を行なうようにするためである。
は、バッテリ1の残存容量が所定範囲、即ち、発電開始
充電率C1と発電停止充電率C2との間を保持するよう
に、残存容量に応じて発電機6及び発電用エンジン7の
作動及び停止を制御するようにしている。このようにH
EV走行とHV走行とを繰り返し行なうようにしている
のは、前述のように、バッテリ1の充電効率の良い充電
率領域で効率的に充電を行なうようにするためである。
【0028】このため、このAPUコントローラ10に
は、記憶手段11及び発電開始・停止判定手段12が備
えられており、記憶手段11には、設定値としての発電
開始充電率C1や発電停止充電率C2が予め記憶されて
いる。この発電開始・停止判定手段12は、EV走行時
には、残存容量検出手段(残存容量計)8により検出さ
れたバッテリ1の残存容量(充電率)Cと、記憶手段1
1に記憶されている発電開始充電率(設定値)C1とを
読み込み、バッテリ1の残存容量Cが発電開始充電率C
1まで低下したか否かを判定する機能を有する。
は、記憶手段11及び発電開始・停止判定手段12が備
えられており、記憶手段11には、設定値としての発電
開始充電率C1や発電停止充電率C2が予め記憶されて
いる。この発電開始・停止判定手段12は、EV走行時
には、残存容量検出手段(残存容量計)8により検出さ
れたバッテリ1の残存容量(充電率)Cと、記憶手段1
1に記憶されている発電開始充電率(設定値)C1とを
読み込み、バッテリ1の残存容量Cが発電開始充電率C
1まで低下したか否かを判定する機能を有する。
【0029】また、発電開始・停止判定手段12は、H
EV走行時には、残存容量検出手段8により検出された
バッテリ1の残存容量Cと、記憶手段11に記憶されて
いる発電停止充電率C2とを読み込み、バッテリ1の残
存容量Cが発電停止充電率C2まで低下したか否かを判
定する機能を有する。そして、これらの判定結果に基づ
いて、発電開始充電率C1まで低下していない場合はE
V走行、発電開始充電率C1まで低下した場合は、発電
停止充電率C2に達するまでHEV走行、発電停止充電
率C2まで上昇した場合は発電開始充電率C1に低下す
るまでEV走行を行なうように、指令手段14に信号を
出力するようになっている。
EV走行時には、残存容量検出手段8により検出された
バッテリ1の残存容量Cと、記憶手段11に記憶されて
いる発電停止充電率C2とを読み込み、バッテリ1の残
存容量Cが発電停止充電率C2まで低下したか否かを判
定する機能を有する。そして、これらの判定結果に基づ
いて、発電開始充電率C1まで低下していない場合はE
V走行、発電開始充電率C1まで低下した場合は、発電
停止充電率C2に達するまでHEV走行、発電停止充電
率C2まで上昇した場合は発電開始充電率C1に低下す
るまでEV走行を行なうように、指令手段14に信号を
出力するようになっている。
【0030】なお、記憶手段11には、後述するエンジ
ン始動・停止制御手段14Aや発電機始動・停止制御手
段14Bにおける判定に用いられるエンジン始動閾値V
1(通常用の閾値V10,渋滞路用の閾値V11),エ
ンジン停止閾値V0,発電機始動閾値V3(通常用の閾
値V30,渋滞路用の閾値V31),発電機停止閾値V
2等も予め記憶されている。
ン始動・停止制御手段14Aや発電機始動・停止制御手
段14Bにおける判定に用いられるエンジン始動閾値V
1(通常用の閾値V10,渋滞路用の閾値V11),エ
ンジン停止閾値V0,発電機始動閾値V3(通常用の閾
値V30,渋滞路用の閾値V31),発電機停止閾値V
2等も予め記憶されている。
【0031】また、指令手段14は、発電開始・停止判
定手段12からの信号に基づいて、発電機6及び発電用
エンジン7の始動・停止を制御すべく、モータコントロ
ーラ4に備えられる車速検出手段4Aにより検出される
車速Vと、記憶手段11に予め記憶されている閾値とを
読み込み、APU5に備えられる発電機6及び発電用エ
ンジン7に指令を発するものである。
定手段12からの信号に基づいて、発電機6及び発電用
エンジン7の始動・停止を制御すべく、モータコントロ
ーラ4に備えられる車速検出手段4Aにより検出される
車速Vと、記憶手段11に予め記憶されている閾値とを
読み込み、APU5に備えられる発電機6及び発電用エ
ンジン7に指令を発するものである。
【0032】このため、指令手段14には、エンジン始
動・停止制御手段14A及び発電機始動・停止制御手段
14Bが備えられている。まず、エンジン始動・停止制
御手段14Aは、発電用エンジン7を始動すべきか、又
は停止すべきかを判定し、発電用エンジン7に指令を発
するものである。つまり、エンジン始動・停止制御手段
14Aは、従来技術(図11参照)で既に説明したもの
と同様に、発電開始・停止判定手段12によってHEV
走行モードであると判定されている場合に、車両の車速
Vがエンジン始動閾値V1まで上がったと判定されたら
発電用エンジン7を始動するように指令を発する一方、
車両の車速Vがエンジン停止閾値V0まで下がったと判
定されたら発電用エンジン7を停止するように指令を発
するようになっており、エンジン始動閾値V1からエン
ジン停止閾値V0までの間で発電用エンジン7を作動さ
せるようにしている。
動・停止制御手段14A及び発電機始動・停止制御手段
14Bが備えられている。まず、エンジン始動・停止制
御手段14Aは、発電用エンジン7を始動すべきか、又
は停止すべきかを判定し、発電用エンジン7に指令を発
するものである。つまり、エンジン始動・停止制御手段
14Aは、従来技術(図11参照)で既に説明したもの
と同様に、発電開始・停止判定手段12によってHEV
走行モードであると判定されている場合に、車両の車速
Vがエンジン始動閾値V1まで上がったと判定されたら
発電用エンジン7を始動するように指令を発する一方、
車両の車速Vがエンジン停止閾値V0まで下がったと判
定されたら発電用エンジン7を停止するように指令を発
するようになっており、エンジン始動閾値V1からエン
ジン停止閾値V0までの間で発電用エンジン7を作動さ
せるようにしている。
【0033】ここで、エンジン停止閾値V0は車速0に
近い値として設定され、エンジン始動閾値V1はエンジ
ン停止閾値V0よりも高速の値として設定されており、
発電用エンジン7の始動・停止制御が安定するようにさ
れている。特に、エンジン始動・停止制御手段14A
は、車両の停止状態には、従来技術(図10参照)で既
に説明したものと同様に、バッテリ1の残存容量に関係
なく(発電開始・停止判定手段12によりHEV走行モ
ードであると判定された場合であっても)、発電用エン
ジン7を停止させるようになっている。つまり、車両の
車速Vがエンジン停止閾値(停止判定閾値)V0以下に
低下したら停止状態であるとして発電用エンジン7を停
止させ、車両の車速Vがエンジン停止閾値V0よりも高
速のエンジン始動閾値(停止終了判定閾値)V1以上に
高まったら停止状態でなくなったとして発電用エンジン
7の停止を解除するようになっている。
近い値として設定され、エンジン始動閾値V1はエンジ
ン停止閾値V0よりも高速の値として設定されており、
発電用エンジン7の始動・停止制御が安定するようにさ
れている。特に、エンジン始動・停止制御手段14A
は、車両の停止状態には、従来技術(図10参照)で既
に説明したものと同様に、バッテリ1の残存容量に関係
なく(発電開始・停止判定手段12によりHEV走行モ
ードであると判定された場合であっても)、発電用エン
ジン7を停止させるようになっている。つまり、車両の
車速Vがエンジン停止閾値(停止判定閾値)V0以下に
低下したら停止状態であるとして発電用エンジン7を停
止させ、車両の車速Vがエンジン停止閾値V0よりも高
速のエンジン始動閾値(停止終了判定閾値)V1以上に
高まったら停止状態でなくなったとして発電用エンジン
7の停止を解除するようになっている。
【0034】ところで、エンジン始動・停止制御手段1
4Aには、後述する渋滞判定手段13からの信号も入力
されるようになっている。そして、エンジン始動・停止
制御手段14Aは、後述する渋滞判定手段13によって
道路が渋滞中であると判定された場合には、記憶手段1
1に記憶された複数のエンジン始動閾値のうち、図4及
び図5に示すように、通常のエンジン始動閾値V10よ
りも大きな値(高速な値)として設定された渋滞路用の
エンジン始動閾値V11を読み込み、車速Vがこの渋滞
路用のエンジン始動閾値V11以上になったか否かによ
り発電用エンジン7を始動するか否かを判定するように
なっている。
4Aには、後述する渋滞判定手段13からの信号も入力
されるようになっている。そして、エンジン始動・停止
制御手段14Aは、後述する渋滞判定手段13によって
道路が渋滞中であると判定された場合には、記憶手段1
1に記憶された複数のエンジン始動閾値のうち、図4及
び図5に示すように、通常のエンジン始動閾値V10よ
りも大きな値(高速な値)として設定された渋滞路用の
エンジン始動閾値V11を読み込み、車速Vがこの渋滞
路用のエンジン始動閾値V11以上になったか否かによ
り発電用エンジン7を始動するか否かを判定するように
なっている。
【0035】これにより、バッテリ1の残存容量に関係
なく(発電開始・停止判定手段12によりHEV走行モ
ードであると判定された場合であっても)、道路が渋滞
中である場合のように車両が低速で走行している場合に
は、発電用エンジン7が始動しないようにしている。な
お、このように道路が渋滞中である場合に発電用エンジ
ン7が始動しないようにすることは、発電用エンジン7
を停止(又は抑制)させることを意味する。
なく(発電開始・停止判定手段12によりHEV走行モ
ードであると判定された場合であっても)、道路が渋滞
中である場合のように車両が低速で走行している場合に
は、発電用エンジン7が始動しないようにしている。な
お、このように道路が渋滞中である場合に発電用エンジ
ン7が始動しないようにすることは、発電用エンジン7
を停止(又は抑制)させることを意味する。
【0036】一方、発電機始動・停止制御手段14B
は、発電機6を始動すべきか、又は停止すべきかを判定
し、発電機6に指令を発するものである。つまり、この
発電機始動・停止制御手段14Bは、発電開始・停止判
定手段12によってHEV走行モードであると判定され
ている場合に、車両の車速Vが発電機始動閾値V3まで
上がったと判定されたら発電機6を始動するように指令
を発する一方、車両の車速Vが発電機停止閾値V2まで
下がったと判定されたら発電機6を停止するように指令
を発するようになっており、発電機始動閾値V3から発
電機停止閾値V2までの間で発電機6を作動させるよう
にしている。
は、発電機6を始動すべきか、又は停止すべきかを判定
し、発電機6に指令を発するものである。つまり、この
発電機始動・停止制御手段14Bは、発電開始・停止判
定手段12によってHEV走行モードであると判定され
ている場合に、車両の車速Vが発電機始動閾値V3まで
上がったと判定されたら発電機6を始動するように指令
を発する一方、車両の車速Vが発電機停止閾値V2まで
下がったと判定されたら発電機6を停止するように指令
を発するようになっており、発電機始動閾値V3から発
電機停止閾値V2までの間で発電機6を作動させるよう
にしている。
【0037】ここで、発電機停止閾値V2はエンジン停
止閾値V0よりも大きい値(高速の値)として設定され
るとともに、発電機始動閾値V3は発電機停止閾値V2
及びエンジン始動閾値V1よりも大きい値(高速の値)
として設定され、発電機6の始動・停止制御が安定する
とともに、発電用エンジン7の作動後に、発電機6が作
動し、発電機6の停止後に発電エンジン7が停止するよ
うになっている。
止閾値V0よりも大きい値(高速の値)として設定され
るとともに、発電機始動閾値V3は発電機停止閾値V2
及びエンジン始動閾値V1よりも大きい値(高速の値)
として設定され、発電機6の始動・停止制御が安定する
とともに、発電用エンジン7の作動後に、発電機6が作
動し、発電機6の停止後に発電エンジン7が停止するよ
うになっている。
【0038】ところで、発電機始動・停止制御手段14
Bには、後述する渋滞判定手段13からの信号も入力さ
れるようになっている。そして、発電機始動・停止制御
手段14Bは、後述する渋滞判定手段13によって道路
が渋滞中であると判定された場合には、記憶手段11に
記憶された複数の発電機始動閾値のうち、通常の発電機
始動閾値V30よりも大きな値(高速な値)として設定
された渋滞路用の発電機始動閾値V31を読み込み、車
速Vがこの渋滞路用の発電機始動閾値V31以上になっ
たか否かにより発電機6を始動するか否かを判定するよ
うになっている。
Bには、後述する渋滞判定手段13からの信号も入力さ
れるようになっている。そして、発電機始動・停止制御
手段14Bは、後述する渋滞判定手段13によって道路
が渋滞中であると判定された場合には、記憶手段11に
記憶された複数の発電機始動閾値のうち、通常の発電機
始動閾値V30よりも大きな値(高速な値)として設定
された渋滞路用の発電機始動閾値V31を読み込み、車
速Vがこの渋滞路用の発電機始動閾値V31以上になっ
たか否かにより発電機6を始動するか否かを判定するよ
うになっている。
【0039】これにより、バッテリ1の残存容量に関係
なく(発電開始・停止判定手段12によりHEV走行モ
ードであると判定された場合であっても)、車両の走行
する道路が渋滞中の場合に、車速が十分に高くならない
限り、発電機6及び発電用エンジン7が始動しないよう
に、発電機6及び発電用エンジン7を停止状態に保持す
る。
なく(発電開始・停止判定手段12によりHEV走行モ
ードであると判定された場合であっても)、車両の走行
する道路が渋滞中の場合に、車速が十分に高くならない
限り、発電機6及び発電用エンジン7が始動しないよう
に、発電機6及び発電用エンジン7を停止状態に保持す
る。
【0040】ここで、本ハイブリッド電気自動車のAP
Uコントローラ10に備えられた渋滞判定手段13につ
いて説明する。この渋滞判定手段13は、車速検出手段
4Aの出力に基づいて車両の走行中の道路が渋滞中であ
るか否か(即ち、渋滞路であるか否か)を判定するもの
であり、指令手段14に渋滞情報(即ち、渋滞路判定の
結果)を出力するようになっている。
Uコントローラ10に備えられた渋滞判定手段13につ
いて説明する。この渋滞判定手段13は、車速検出手段
4Aの出力に基づいて車両の走行中の道路が渋滞中であ
るか否か(即ち、渋滞路であるか否か)を判定するもの
であり、指令手段14に渋滞情報(即ち、渋滞路判定の
結果)を出力するようになっている。
【0041】つまり、渋滞判定手段13は、渋滞ではな
いと判定されていた状態から渋滞路にさしかかった場合
には、次式により求められる走行比が設定値(例えば、
30%)以下となれば道路は渋滞中であると判定し、こ
のような渋滞中であることが判定された状態で渋滞路を
抜ける場合には、走行比が35%以上となれば道路は渋
滞中でないと判定するようになっている。ここで、次式
中のRUNは車速Vが設定車速VJ(例えば、10km
/h)以上の場合にカウントするRUNカウンタのカウ
ンタ値、STOPは車速Vが設定車速VJよりも小さい
場合にカウントするSTOPカウンタのカウンタ値をそ
れぞれ示している。
いと判定されていた状態から渋滞路にさしかかった場合
には、次式により求められる走行比が設定値(例えば、
30%)以下となれば道路は渋滞中であると判定し、こ
のような渋滞中であることが判定された状態で渋滞路を
抜ける場合には、走行比が35%以上となれば道路は渋
滞中でないと判定するようになっている。ここで、次式
中のRUNは車速Vが設定車速VJ(例えば、10km
/h)以上の場合にカウントするRUNカウンタのカウ
ンタ値、STOPは車速Vが設定車速VJよりも小さい
場合にカウントするSTOPカウンタのカウンタ値をそ
れぞれ示している。
【0042】 走行比=〔RUN/(RUN+STOP)〕×100 なお、RUNカウンタのカウンタ値は、初期値として1
00に設定されており、STOPカウンタのカウンタ値
は、初期値として50に設定されている。また、走行比
が35%以上になった場合には、RUNカウンタのカウ
ンタ値は100、STOPカウンタのカウンタ値は50
にそれぞれリセットされるようになっている。
00に設定されており、STOPカウンタのカウンタ値
は、初期値として50に設定されている。また、走行比
が35%以上になった場合には、RUNカウンタのカウ
ンタ値は100、STOPカウンタのカウンタ値は50
にそれぞれリセットされるようになっている。
【0043】なお、本実施形態では、車両の完全停止時
を除いた走行時に、車速検出手段4Aにより検出される
車速Vが設定車速VJ(ここでは、10km/h)以上
である時間と、車速検出手段4Aにより検出される車速
Vが設定車速VJ以下である時間との比に基づいて渋滞
判定を行なうようにしている。このようにして走行比を
求めるようにしているため、渋滞判定手段13は、車速
検出手段4Aから読み込まれる車速Vが設定車速VJよ
りも小さいか否かを判定する機能を備えるとともに、こ
の判定結果に基づいて、車速Vが設定車速VJよりも小
さい場合はSTOPカウンタのカウント値に1を加算し
(STOP=STOP+1)、車速Vが設定車速VJよ
りも大きい場合はRUNカウンタのカウント値に1を加
算する(RUN=RUN+1)機能を備えるように構成
されている。
を除いた走行時に、車速検出手段4Aにより検出される
車速Vが設定車速VJ(ここでは、10km/h)以上
である時間と、車速検出手段4Aにより検出される車速
Vが設定車速VJ以下である時間との比に基づいて渋滞
判定を行なうようにしている。このようにして走行比を
求めるようにしているため、渋滞判定手段13は、車速
検出手段4Aから読み込まれる車速Vが設定車速VJよ
りも小さいか否かを判定する機能を備えるとともに、こ
の判定結果に基づいて、車速Vが設定車速VJよりも小
さい場合はSTOPカウンタのカウント値に1を加算し
(STOP=STOP+1)、車速Vが設定車速VJよ
りも大きい場合はRUNカウンタのカウント値に1を加
算する(RUN=RUN+1)機能を備えるように構成
されている。
【0044】なお、この渋滞判定手段13では、車両が
単に停止した場合にSTOPカウンタにカウントする
と、渋滞路でないのに誤って道路が渋滞中であると判定
するおそれがあるのでこれを回避して、正確に渋滞判定
を行なえるようにすべく、車両の車速Vが微小速度V00
以下であるか否かの判定も行ない、車速Vが微小速度V
00以下の場合には、カウントしないように設定されてい
る。
単に停止した場合にSTOPカウンタにカウントする
と、渋滞路でないのに誤って道路が渋滞中であると判定
するおそれがあるのでこれを回避して、正確に渋滞判定
を行なえるようにすべく、車両の車速Vが微小速度V00
以下であるか否かの判定も行ない、車速Vが微小速度V
00以下の場合には、カウントしないように設定されてい
る。
【0045】第1実施形態のハイブリッド電気自動車
は、このように構成されるため、図2のフローチャート
に示すように、発電機及び発電用エンジンの制御を行な
うことができる。まず、ステップA10で、バッテリ1
の残存容量C,車速V及び渋滞情報(後述する渋滞判定
フラグFJ)を読み込み、ステップA20に進み、走行
モード用フラグF1が1であるか否かを判定する。ここ
で、走行モード用フラグF1はHEV走行モードの場合
に1、EV走行モードの場合に0に設定され、初期値は
0になっている。
は、このように構成されるため、図2のフローチャート
に示すように、発電機及び発電用エンジンの制御を行な
うことができる。まず、ステップA10で、バッテリ1
の残存容量C,車速V及び渋滞情報(後述する渋滞判定
フラグFJ)を読み込み、ステップA20に進み、走行
モード用フラグF1が1であるか否かを判定する。ここ
で、走行モード用フラグF1はHEV走行モードの場合
に1、EV走行モードの場合に0に設定され、初期値は
0になっている。
【0046】ステップA20の判定の結果、走行モード
用フラグF1が1(F1=1)である場合はステップA
210に進み、バッテリ1の残存容量Cが発電停止充電
率C2以上であるか否かを判定し、走行モード用フラグ
F1が1でない場合はステップA30に進み、バッテリ
1の残存容量Cが発電開始充電率C1以下(C≦C1)
であるか否かを判定する。
用フラグF1が1(F1=1)である場合はステップA
210に進み、バッテリ1の残存容量Cが発電停止充電
率C2以上であるか否かを判定し、走行モード用フラグ
F1が1でない場合はステップA30に進み、バッテリ
1の残存容量Cが発電開始充電率C1以下(C≦C1)
であるか否かを判定する。
【0047】ステップA30でバッテリ1の残存容量C
が発電開始充電率C1以下であると判定された場合は、
バッテリ1を充電するためにHEV走行モードに切り換
えるべくステップA40に進み、走行モード用フラグF
1を1(F1=1)にセットし、次に、渋滞路であるか
否かを判定すべくステップA50に進む。一方、ステッ
プA30で、バッテリ1の残存容量Cが発電開始充電率
C1以下でないと判定された場合は、バッテリ1を充電
する必要はないため、ステップA130に進み、発電機
作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フラグF3に
応じて発電機6,発電用エンジン7を制御する。この場
合は、走行モード用フラグF1は0(F1=0)である
から、当然、発電機作動用フラグF2は0(F2=
0)、発電用エンジン作動用フラグF3は0(F3=
0)となっており、発電機6及び発電用エンジン7は作
動させない。
が発電開始充電率C1以下であると判定された場合は、
バッテリ1を充電するためにHEV走行モードに切り換
えるべくステップA40に進み、走行モード用フラグF
1を1(F1=1)にセットし、次に、渋滞路であるか
否かを判定すべくステップA50に進む。一方、ステッ
プA30で、バッテリ1の残存容量Cが発電開始充電率
C1以下でないと判定された場合は、バッテリ1を充電
する必要はないため、ステップA130に進み、発電機
作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フラグF3に
応じて発電機6,発電用エンジン7を制御する。この場
合は、走行モード用フラグF1は0(F1=0)である
から、当然、発電機作動用フラグF2は0(F2=
0)、発電用エンジン作動用フラグF3は0(F3=
0)となっており、発電機6及び発電用エンジン7は作
動させない。
【0048】ここで、発電機作動用フラグF2は、発電
機6を作動させる場合は1、発電機6を作動させない場
合は0に設定され、初期値は0になっている。また、発
電用エンジン作動用フラグF3は発電用エンジン7を作
動させる場合は1、発電用エンジン7を作動させない場
合は0に設定され、初期値は0になっている。ところ
で、ステップA210でバッテリ1の残存容量Cが発電
停止充電率C2以上であると判定された場合は、バッテ
リ1の充電を停止し、電池走行モードに切り換えるべ
く、ステップA220に進み、走行モード用フラグF1
を0にセットし、その後、ステップA130に進み、発
電機作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フラグF
3に応じて発電機6,発電用エンジン7を制御する。こ
の場合、走行モード用フラグF1は0(F1=0)で、
発電機作動用フラグF2は0(F2=0)、発電用エン
ジン作動用フラグF3は0(F3=0)となり、発電機
6及び発電用エンジン7は作動を停止させる。この場
合、まず、発電用エンジン7を停止させ、次に発電機6
を停止させるようにする。これにより、発電機6が停止
しているのに発電用エンジン7が作動状態となる不具合
が回避される。
機6を作動させる場合は1、発電機6を作動させない場
合は0に設定され、初期値は0になっている。また、発
電用エンジン作動用フラグF3は発電用エンジン7を作
動させる場合は1、発電用エンジン7を作動させない場
合は0に設定され、初期値は0になっている。ところ
で、ステップA210でバッテリ1の残存容量Cが発電
停止充電率C2以上であると判定された場合は、バッテ
リ1の充電を停止し、電池走行モードに切り換えるべ
く、ステップA220に進み、走行モード用フラグF1
を0にセットし、その後、ステップA130に進み、発
電機作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フラグF
3に応じて発電機6,発電用エンジン7を制御する。こ
の場合、走行モード用フラグF1は0(F1=0)で、
発電機作動用フラグF2は0(F2=0)、発電用エン
ジン作動用フラグF3は0(F3=0)となり、発電機
6及び発電用エンジン7は作動を停止させる。この場
合、まず、発電用エンジン7を停止させ、次に発電機6
を停止させるようにする。これにより、発電機6が停止
しているのに発電用エンジン7が作動状態となる不具合
が回避される。
【0049】一方、ステップA210でバッテリ1の残
存容量Cが発電停止充電率C2以上でないと判定された
場合は、HEV走行モードを続行するため、次に、渋滞
路であるか否かを判定すべくステップA50に進む。そ
して、ステップA50では、渋滞路であるか否か、即
ち、渋滞判定フラグFJが1であるか否かを判定する。
ここで、渋滞判定フラグFJは渋滞中の場合に1、渋滞
中でない場合に0に設定されており、初期設定は0とさ
れている。
存容量Cが発電停止充電率C2以上でないと判定された
場合は、HEV走行モードを続行するため、次に、渋滞
路であるか否かを判定すべくステップA50に進む。そ
して、ステップA50では、渋滞路であるか否か、即
ち、渋滞判定フラグFJが1であるか否かを判定する。
ここで、渋滞判定フラグFJは渋滞中の場合に1、渋滞
中でない場合に0に設定されており、初期設定は0とさ
れている。
【0050】この判定の結果、渋滞判定フラグFJが1
でない場合はステップA60に進み、エンジン始動閾値
V1として通常の閾値であるV10を読み込むととも
に、発電機始動閾値V3として通常の閾値であるV30
を読み込み、発電機6が作動中か否かを判定すべくステ
ップA80に進む。一方、渋滞判定フラグFJが1であ
る場合はステップA70に進み、エンジン始動閾値V1
として渋滞路用の閾値であるV11を読み込むととも
に、発電機始動閾値V3として渋滞路用の閾値であるV
31を読み込み、発電機6が作動中か否かを判定すべく
ステップA80に進む。
でない場合はステップA60に進み、エンジン始動閾値
V1として通常の閾値であるV10を読み込むととも
に、発電機始動閾値V3として通常の閾値であるV30
を読み込み、発電機6が作動中か否かを判定すべくステ
ップA80に進む。一方、渋滞判定フラグFJが1であ
る場合はステップA70に進み、エンジン始動閾値V1
として渋滞路用の閾値であるV11を読み込むととも
に、発電機始動閾値V3として渋滞路用の閾値であるV
31を読み込み、発電機6が作動中か否かを判定すべく
ステップA80に進む。
【0051】そして、ステップA80で、発電機6が作
動中か否か、即ち、発電機作動用フラグF2が1(F2
=1)であるか否かを判定し、この判定の結果、発電機
作動用フラグF2が1である場合は発電機6が作動中で
あるためステップA90に進み、発電機6を停止させる
必要があるかを判定すべく、車速Vが発電機停止閾値V
2以下(V≦V2)になっているか否かを判定する。
動中か否か、即ち、発電機作動用フラグF2が1(F2
=1)であるか否かを判定し、この判定の結果、発電機
作動用フラグF2が1である場合は発電機6が作動中で
あるためステップA90に進み、発電機6を停止させる
必要があるかを判定すべく、車速Vが発電機停止閾値V
2以下(V≦V2)になっているか否かを判定する。
【0052】なお、ステップA80で、発電機作動用フ
ラグF2が1であると判定された場合は、発電機6が作
動中であり、この場合、発電用エンジン7も作動中にな
っているため、発電用エンジン作動用フラグF3も1に
セットされている。したがって、走行モード判定フラグ
F1,発電機作動用フラグF2及び発電用エンジン作動
用フラグF3はいずれも1にセットされている。
ラグF2が1であると判定された場合は、発電機6が作
動中であり、この場合、発電用エンジン7も作動中にな
っているため、発電用エンジン作動用フラグF3も1に
セットされている。したがって、走行モード判定フラグ
F1,発電機作動用フラグF2及び発電用エンジン作動
用フラグF3はいずれも1にセットされている。
【0053】ステップA90の判定の結果、車速Vが発
電機停止閾値V2以下になっていない場合は、ステップ
A90からステップA130に進み、発電機作動用フラ
グF2,発電用エンジン作動用フラグF3に応じて発電
機6,発電用エンジン7を制御する。この場合、走行モ
ード判定フラグF1,発電機作動用フラグF2及び発電
用エンジン作動用フラグF3はいずれも1にセットされ
ているため、発電機6及び発電用エンジン7はいずれも
作動を継続させる。
電機停止閾値V2以下になっていない場合は、ステップ
A90からステップA130に進み、発電機作動用フラ
グF2,発電用エンジン作動用フラグF3に応じて発電
機6,発電用エンジン7を制御する。この場合、走行モ
ード判定フラグF1,発電機作動用フラグF2及び発電
用エンジン作動用フラグF3はいずれも1にセットされ
ているため、発電機6及び発電用エンジン7はいずれも
作動を継続させる。
【0054】一方、車速Vが発電機停止閾値V2以下に
なっている場合は、ステップA100に進み、発電機6
の作動を停止すべく発電機作動用フラグF2を0(F2
=0)にセットする。そして、発電用エンジン7を停止
させる必要があるかを判定すべくステップA110に進
み、車速Vがエンジン停止閾値V0以下(V≦V0)に
なっているか否かを判定する。
なっている場合は、ステップA100に進み、発電機6
の作動を停止すべく発電機作動用フラグF2を0(F2
=0)にセットする。そして、発電用エンジン7を停止
させる必要があるかを判定すべくステップA110に進
み、車速Vがエンジン停止閾値V0以下(V≦V0)に
なっているか否かを判定する。
【0055】この判定の結果、車速Vがエンジン停止閾
値V0以下になっている場合は発電用エンジン7を停止
すべくステップA120に進み、発電用エンジン作動用
フラグF3を0(F3=0)にセットし、ステップA1
30に進んで、発電機作動用フラグF2,発電用エンジ
ン作動用フラグF3に応じて発電機6,発電用エンジン
7を制御する。この場合、発電機作動用フラグF2は0
(F2=0)、発電用エンジン作動用フラグF3は0
(F3=0)にされるため、発電機6及び発電用エンジ
ン7はいずれも作動を停止させる。
値V0以下になっている場合は発電用エンジン7を停止
すべくステップA120に進み、発電用エンジン作動用
フラグF3を0(F3=0)にセットし、ステップA1
30に進んで、発電機作動用フラグF2,発電用エンジ
ン作動用フラグF3に応じて発電機6,発電用エンジン
7を制御する。この場合、発電機作動用フラグF2は0
(F2=0)、発電用エンジン作動用フラグF3は0
(F3=0)にされるため、発電機6及び発電用エンジ
ン7はいずれも作動を停止させる。
【0056】一方、車速Vがエンジン停止閾値V0以下
になっていない場合は、ステップA130に進み、発電
機作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フラグF3
に応じて発電機6,発電用エンジン7を制御する。この
場合、発電機作動用フラグF2は0(F2=0)である
が、発電用エンジン作動用フラグF3は1(F3=1)
になっているため、発電機6は作動を停止させるが、発
電用エンジン7は作動を継続させる。
になっていない場合は、ステップA130に進み、発電
機作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フラグF3
に応じて発電機6,発電用エンジン7を制御する。この
場合、発電機作動用フラグF2は0(F2=0)である
が、発電用エンジン作動用フラグF3は1(F3=1)
になっているため、発電機6は作動を停止させるが、発
電用エンジン7は作動を継続させる。
【0057】ところで、ステップA80で、発電機作動
用フラグF2が1でないと判定された場合は、発電機6
は作動中でないため、発電用エンジン7が作動中か否か
を判定すべくステップA140に進む。ステップA14
0では、発電用エンジン7が作動中か否か、即ち、発電
用エンジン作動用フラグF3が1(F3=1)であるか
否かを判定し、この判定の結果、発電用エンジン作動用
フラグF3が1である場合は発電用エンジン7が作動中
であるためステップA150に進み、発電機6を作動さ
せる必要があるかを判定すべく、車速Vが発電機始動閾
値V3以上(V≧V3)になっているか否かを判定す
る。
用フラグF2が1でないと判定された場合は、発電機6
は作動中でないため、発電用エンジン7が作動中か否か
を判定すべくステップA140に進む。ステップA14
0では、発電用エンジン7が作動中か否か、即ち、発電
用エンジン作動用フラグF3が1(F3=1)であるか
否かを判定し、この判定の結果、発電用エンジン作動用
フラグF3が1である場合は発電用エンジン7が作動中
であるためステップA150に進み、発電機6を作動さ
せる必要があるかを判定すべく、車速Vが発電機始動閾
値V3以上(V≧V3)になっているか否かを判定す
る。
【0058】この判定の結果、車速Vが発電機始動閾値
V3以上になっている場合は、発電機6を作動させるべ
くステップA160に進み、発電機作動用フラグF2を
1(F2=1)にセットし、ステップA130に進ん
で、発電機作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フ
ラグF3に応じて発電機6,発電用エンジン7を制御す
る。この場合、発電機作動用フラグF2は1(F2=
1)、発電用エンジン作動用フラグF3は1(F3=
1)にされるため、発電機6及び発電用エンジン7のい
ずれも作動させる。
V3以上になっている場合は、発電機6を作動させるべ
くステップA160に進み、発電機作動用フラグF2を
1(F2=1)にセットし、ステップA130に進ん
で、発電機作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フ
ラグF3に応じて発電機6,発電用エンジン7を制御す
る。この場合、発電機作動用フラグF2は1(F2=
1)、発電用エンジン作動用フラグF3は1(F3=
1)にされるため、発電機6及び発電用エンジン7のい
ずれも作動させる。
【0059】一方、車速Vが発電機始動閾値V3以上に
なっていない場合は、発電機6を作動させる必要はない
が、発電用エンジン7を停止させる必要がある場合があ
るため、ステップA110に進み、車速Vがエンジン停
止閾値V0以下(V≦V0)になっているか否かを判定
する。その後の処理は、上述したものと同様であるた
め、ここではその説明を省略する。
なっていない場合は、発電機6を作動させる必要はない
が、発電用エンジン7を停止させる必要がある場合があ
るため、ステップA110に進み、車速Vがエンジン停
止閾値V0以下(V≦V0)になっているか否かを判定
する。その後の処理は、上述したものと同様であるた
め、ここではその説明を省略する。
【0060】ところで、ステップA140で、発電用エ
ンジン作動用フラグF3が1でないと判定された場合
は、発電用エンジン7は作動中でないため、発電用エン
ジン7を作動させる必要があるか否かを判定すべくステ
ップA170に進み、車速Vがエンジン始動閾値V1以
上(V≧V1)になっているか否かを判定する。ここ
で、エンジン始動閾値V1としては、通常の場合は通常
用の閾値であるV10、渋滞路である場合は渋滞路用の
閾値であるV11がそれぞれ読み込まれている。
ンジン作動用フラグF3が1でないと判定された場合
は、発電用エンジン7は作動中でないため、発電用エン
ジン7を作動させる必要があるか否かを判定すべくステ
ップA170に進み、車速Vがエンジン始動閾値V1以
上(V≧V1)になっているか否かを判定する。ここ
で、エンジン始動閾値V1としては、通常の場合は通常
用の閾値であるV10、渋滞路である場合は渋滞路用の
閾値であるV11がそれぞれ読み込まれている。
【0061】この判定の結果、車速Vエンジン始動閾値
V1以上になっている場合は、ステップA180に進
み、発電用エンジン7を作動させるべく発電用エンジン
作動用フラグF3を1(F3=1)にセットしてステッ
プA190に進む。一方、車速Vがエンジン始動閾値V
1以上になっていない場合は、ステップA130に進
み、発電機作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フ
ラグF3に応じて発電機6,発電用エンジン7を制御す
る。この場合、発電機作動用フラグF2は0、発電用エ
ンジン作動用フラグF3は0とされているため、発電機
6及び発電用エンジン7のいずれも作動させない。
V1以上になっている場合は、ステップA180に進
み、発電用エンジン7を作動させるべく発電用エンジン
作動用フラグF3を1(F3=1)にセットしてステッ
プA190に進む。一方、車速Vがエンジン始動閾値V
1以上になっていない場合は、ステップA130に進
み、発電機作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フ
ラグF3に応じて発電機6,発電用エンジン7を制御す
る。この場合、発電機作動用フラグF2は0、発電用エ
ンジン作動用フラグF3は0とされているため、発電機
6及び発電用エンジン7のいずれも作動させない。
【0062】ステップA190では、車速Vが急激に上
がり、エンジン始動閾値V1以上になっているととも
に、さらに、このエンジン始動閾値V1よりも高速な値
である発電機始動閾値V3以上になっている場合も考え
られるため、車速Vが発電機始動閾値V3以上(V≧V
3)になっているか否かを判定する。この判定の結果、
車速Vが発電機始動閾値V3以上になっている場合は、
発電機6を作動させる必要があるため発電機作動用フラ
グF2を1(F2=1)にセットし、ステップA130
に進み、発電機作動用フラグF2,発電用エンジン作動
用フラグF3に応じて発電機6,発電用エンジン7を制
御する。この場合、発電機作動用フラグF2は1、発電
用エンジン作動用フラグF3は1にされるため、発電機
6及び発電用エンジン7のいずれも作動させる。
がり、エンジン始動閾値V1以上になっているととも
に、さらに、このエンジン始動閾値V1よりも高速な値
である発電機始動閾値V3以上になっている場合も考え
られるため、車速Vが発電機始動閾値V3以上(V≧V
3)になっているか否かを判定する。この判定の結果、
車速Vが発電機始動閾値V3以上になっている場合は、
発電機6を作動させる必要があるため発電機作動用フラ
グF2を1(F2=1)にセットし、ステップA130
に進み、発電機作動用フラグF2,発電用エンジン作動
用フラグF3に応じて発電機6,発電用エンジン7を制
御する。この場合、発電機作動用フラグF2は1、発電
用エンジン作動用フラグF3は1にされるため、発電機
6及び発電用エンジン7のいずれも作動させる。
【0063】一方、車速Vが発電機始動閾値V3以上に
なっていない場合は、ステップA130に進み、発電機
作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フラグF3に
応じて発電機6,発電用エンジン7を制御する。この場
合、発電機作動用フラグF2は0、発電用エンジン作動
用フラグF3は1にされているため、発電機6は作動さ
せないが、発電用エンジン7は作動させる。
なっていない場合は、ステップA130に進み、発電機
作動用フラグF2,発電用エンジン作動用フラグF3に
応じて発電機6,発電用エンジン7を制御する。この場
合、発電機作動用フラグF2は0、発電用エンジン作動
用フラグF3は1にされているため、発電機6は作動さ
せないが、発電用エンジン7は作動させる。
【0064】次に、本ハイブリッド電気自動車における
発電機及び発電用エンジンの制御における渋滞路判定を
説明すると、この判定は、例えば図3のフローチャート
に示すように行なわれる。なお、この渋滞路判定は、上
述の発電機及び発電用エンジンの制御周期とは別に、一
定周期(例えば、約2秒)毎に行なわれる。まず、ステ
ップB10で、車両が停止し続けているような場合に、
渋滞判定手段13により演算される走行比が影響を受け
ないようにすべく、車速検出手段4Aにより検出される
車速Vが微小速度V00以下(V≦V00)であるか否かを
判定する。この判定の結果、車速Vが微小速度V00以下
である場合は、走行比の演算を行なわず、ステップB6
0に進み、車速Vが微小速度V00以下でない場合は、走
行比の演算を行なうべくステップB20に進む。
発電機及び発電用エンジンの制御における渋滞路判定を
説明すると、この判定は、例えば図3のフローチャート
に示すように行なわれる。なお、この渋滞路判定は、上
述の発電機及び発電用エンジンの制御周期とは別に、一
定周期(例えば、約2秒)毎に行なわれる。まず、ステ
ップB10で、車両が停止し続けているような場合に、
渋滞判定手段13により演算される走行比が影響を受け
ないようにすべく、車速検出手段4Aにより検出される
車速Vが微小速度V00以下(V≦V00)であるか否かを
判定する。この判定の結果、車速Vが微小速度V00以下
である場合は、走行比の演算を行なわず、ステップB6
0に進み、車速Vが微小速度V00以下でない場合は、走
行比の演算を行なうべくステップB20に進む。
【0065】ステップB20では、車速Vが設定車速V
Jよりも小さいか否か(V<VJ)が判定され、車速V
が設定車速VJ以上の場合はステップB30に進み、R
UNカウンタのカウンタ値に1が加算されて(RUN=
RUN+1)、ステップB50に進む。ここで、RUN
カウンタのカウンタ値の初期設定は100である。一
方、車速Vが設定車速VJよりも小さい場合はステップ
B40に進み、STOPカウンタのカウンタ値に1が加
算されて(STOP=STOP+1)、ステップB50
に進む。ここで、STOPカウンタのカウンタ値の初期
設定は50である。
Jよりも小さいか否か(V<VJ)が判定され、車速V
が設定車速VJ以上の場合はステップB30に進み、R
UNカウンタのカウンタ値に1が加算されて(RUN=
RUN+1)、ステップB50に進む。ここで、RUN
カウンタのカウンタ値の初期設定は100である。一
方、車速Vが設定車速VJよりも小さい場合はステップ
B40に進み、STOPカウンタのカウンタ値に1が加
算されて(STOP=STOP+1)、ステップB50
に進む。ここで、STOPカウンタのカウンタ値の初期
設定は50である。
【0066】ステップB50では、渋滞判定手段13に
より走行比が演算され、ステップB60に進む。そし
て、ステップB60で、渋滞中であるか否かを判定すべ
く、渋滞判定フラグFJが1であるか否か(FJ=1)
が判定され、渋滞判定フラグFJが1である場合はステ
ップB100に進み、渋滞判定フラグFJが1でない場
合はステップB70に進む。
より走行比が演算され、ステップB60に進む。そし
て、ステップB60で、渋滞中であるか否かを判定すべ
く、渋滞判定フラグFJが1であるか否か(FJ=1)
が判定され、渋滞判定フラグFJが1である場合はステ
ップB100に進み、渋滞判定フラグFJが1でない場
合はステップB70に進む。
【0067】ステップB70では、ステップB50で求
められた走行比が30%以下(走行比≦30%)である
か否かが判定され、走行比が30%以下である場合は渋
滞中であると考えられるため、ステップB80に進んで
渋滞判定フラグFJを1(FJ=1)にセットし、次い
でステップB90に進み、渋滞情報として、渋滞中であ
ることを示す1にセットされた渋滞判定フラグFJの情
報を出力する。
められた走行比が30%以下(走行比≦30%)である
か否かが判定され、走行比が30%以下である場合は渋
滞中であると考えられるため、ステップB80に進んで
渋滞判定フラグFJを1(FJ=1)にセットし、次い
でステップB90に進み、渋滞情報として、渋滞中であ
ることを示す1にセットされた渋滞判定フラグFJの情
報を出力する。
【0068】一方、ステップB70で、走行比が30以
下でないと判定された場合は、渋滞中でないと考えられ
るため、ステップB90に進み、渋滞情報として、渋滞
中でないことを示す0にセットされた渋滞判定フラグF
Jの渋滞を出力する。ところで、ステップB100で
は、走行比が35%以上であるか否か(走行比≧35
%)が判定され、走行比が35%以上である場合は渋滞
中でなくなったと考えられるため、ステップB110に
進み、RUNカウンタのカウント値を100(RUN=
100)、STOPカウンタのカウント値を50(ST
OP=50)にそれぞれリセットし、さらに、ステップ
B120で渋滞判定フラグFJを0(FJ=0)にリセ
ットして、ステップB90に進む。そして、ステップB
90では、渋滞情報として、渋滞中でないことを示す0
にセットされた渋滞判定フラグFJの情報を出力する。
下でないと判定された場合は、渋滞中でないと考えられ
るため、ステップB90に進み、渋滞情報として、渋滞
中でないことを示す0にセットされた渋滞判定フラグF
Jの渋滞を出力する。ところで、ステップB100で
は、走行比が35%以上であるか否か(走行比≧35
%)が判定され、走行比が35%以上である場合は渋滞
中でなくなったと考えられるため、ステップB110に
進み、RUNカウンタのカウント値を100(RUN=
100)、STOPカウンタのカウント値を50(ST
OP=50)にそれぞれリセットし、さらに、ステップ
B120で渋滞判定フラグFJを0(FJ=0)にリセ
ットして、ステップB90に進む。そして、ステップB
90では、渋滞情報として、渋滞中でないことを示す0
にセットされた渋滞判定フラグFJの情報を出力する。
【0069】一方、ステップB100で走行比が35%
以上でないと判定された場合は、ステップB90に進
み、渋滞情報として、渋滞中であることを示す1にセッ
トされた渋滞判定フラグFJの情報を出力する。本ハイ
ブリット電気自動車は、このように発電に関して制御を
行なうため、以下のような効果を得ることができる。
以上でないと判定された場合は、ステップB90に進
み、渋滞情報として、渋滞中であることを示す1にセッ
トされた渋滞判定フラグFJの情報を出力する。本ハイ
ブリット電気自動車は、このように発電に関して制御を
行なうため、以下のような効果を得ることができる。
【0070】つまり、本ハイブリッド電気自動車では、
道路が渋滞している場合等により車両の車速Vが、図4
に示すように、低速領域で変化する場合には、エンジン
始動閾値V1として通常の閾値であるV10(図4中、
二点鎖線で示す)に代えて、渋滞路用の閾値であるV1
1(図4中、破線で示す)が用いられ、発電機6が作動
しない状態で、発電用エンジン7が作動されないように
なる。
道路が渋滞している場合等により車両の車速Vが、図4
に示すように、低速領域で変化する場合には、エンジン
始動閾値V1として通常の閾値であるV10(図4中、
二点鎖線で示す)に代えて、渋滞路用の閾値であるV1
1(図4中、破線で示す)が用いられ、発電機6が作動
しない状態で、発電用エンジン7が作動されないように
なる。
【0071】また、図5に示すように、道路が渋滞して
いる場合等により車両が走行と停止とを繰り返すような
場合にも、エンジン始動閾値V1として通常の閾値であ
るV10(図4中、二点鎖線で示す)に代えて、渋滞路
用の閾値であるV11(図4中、破線で示す)が用いら
れ、発電機6が作動しない状態で、発電用エンジン7が
作動されないようになる。
いる場合等により車両が走行と停止とを繰り返すような
場合にも、エンジン始動閾値V1として通常の閾値であ
るV10(図4中、二点鎖線で示す)に代えて、渋滞路
用の閾値であるV11(図4中、破線で示す)が用いら
れ、発電機6が作動しない状態で、発電用エンジン7が
作動されないようになる。
【0072】したがって、道路が渋滞中であるときに、
発電用エンジン7のみが作動・停止を繰り返すようなこ
とがなく、発電用エンジン7からの排出ガスの低減を図
ることができるととも、発電用エンジン7による騒音等
の低減により運転フィーリングの向上や道路環境の向上
を図ることができるという利点がある。また、これは渋
滞路周辺の騒音低減にも寄与するものである。
発電用エンジン7のみが作動・停止を繰り返すようなこ
とがなく、発電用エンジン7からの排出ガスの低減を図
ることができるととも、発電用エンジン7による騒音等
の低減により運転フィーリングの向上や道路環境の向上
を図ることができるという利点がある。また、これは渋
滞路周辺の騒音低減にも寄与するものである。
【0073】また、車速の変動による影響を受けること
なく、確実に道路が渋滞中であるか否かの判定を容易に
行なうことができるという利点がある。さらに、車両の
車速Vが微小速度V00以下である場合はRUNカウンタ
及びSTOPカウンタのカウントを行なわないようにし
ているため、信号待ちの場合やイグニッションスイッチ
をオンにした状態で停車させた自動車から離れた場合等
の道路が渋滞中でない場合にRUNカウンタ及びSTO
Pカウンタがカウントされないようにすることができ
る。したがって、正確な走行比を求めることができ、道
路が渋滞中か否かの判定を正確に行なうことができると
いう利点がある。
なく、確実に道路が渋滞中であるか否かの判定を容易に
行なうことができるという利点がある。さらに、車両の
車速Vが微小速度V00以下である場合はRUNカウンタ
及びSTOPカウンタのカウントを行なわないようにし
ているため、信号待ちの場合やイグニッションスイッチ
をオンにした状態で停車させた自動車から離れた場合等
の道路が渋滞中でない場合にRUNカウンタ及びSTO
Pカウンタがカウントされないようにすることができ
る。したがって、正確な走行比を求めることができ、道
路が渋滞中か否かの判定を正確に行なうことができると
いう利点がある。
【0074】なお、本実施形態のハイブリッド電気自動
車では、走行比を演算する場合に、リセットされない限
り、RUNカウンタ及びSTOPカウンタの全てのカウ
ント値を用いるようにしているが、直近の規定数以内の
データのみを用いるようにしてもよい。このようにすれ
ば、RUNカウンタ及びSTOPカウンタのカウント値
が累積することにより、正確な走行比が求められなくな
るのを防止することができ、渋滞路に関する判定を速や
かに行なえる。
車では、走行比を演算する場合に、リセットされない限
り、RUNカウンタ及びSTOPカウンタの全てのカウ
ント値を用いるようにしているが、直近の規定数以内の
データのみを用いるようにしてもよい。このようにすれ
ば、RUNカウンタ及びSTOPカウンタのカウント値
が累積することにより、正確な走行比が求められなくな
るのを防止することができ、渋滞路に関する判定を速や
かに行なえる。
【0075】また、本実施形態のハイブリッド電気自動
車では、停止終了判定閾値としてのエンジン始動閾値V
1は、通常用の閾値V10と渋滞路用の閾値V11との
2つの閾値を設けるようにしているが、例えば渋滞の度
合を検出するようにしながら、渋滞度合に応じた閾値を
選択できるように複数の閾値を設けるようにしてもよ
い。また、この場合、発電機始動閾値V3についても、
同様にして複数の閾値を設けるようにしてもよい。
車では、停止終了判定閾値としてのエンジン始動閾値V
1は、通常用の閾値V10と渋滞路用の閾値V11との
2つの閾値を設けるようにしているが、例えば渋滞の度
合を検出するようにしながら、渋滞度合に応じた閾値を
選択できるように複数の閾値を設けるようにしてもよ
い。また、この場合、発電機始動閾値V3についても、
同様にして複数の閾値を設けるようにしてもよい。
【0076】また、本実施形態のハイブリッド電気自動
車では、上述のように、渋滞路判定を走行比の大きさに
より判定するようにしているが、渋滞路判定はこれに限
られるものではない。例えば、渋滞路判定は、車速Vが
第1所定車速(例えば20km/h)以下の状態が所定
時間(例えば約3分)以上継続したか否かにより、道路
が渋滞しているか否かを判定するようにしてもよい。つ
まり、車両の車速が20km/h以下になったらカウン
タによるカウントを開始し、このカウント値が約3分に
相当する値以上になった場合に、道路が渋滞していると
判定する。
車では、上述のように、渋滞路判定を走行比の大きさに
より判定するようにしているが、渋滞路判定はこれに限
られるものではない。例えば、渋滞路判定は、車速Vが
第1所定車速(例えば20km/h)以下の状態が所定
時間(例えば約3分)以上継続したか否かにより、道路
が渋滞しているか否かを判定するようにしてもよい。つ
まり、車両の車速が20km/h以下になったらカウン
タによるカウントを開始し、このカウント値が約3分に
相当する値以上になった場合に、道路が渋滞していると
判定する。
【0077】この場合、ブレーキペダルを踏まず、車速
Vが所定の微速度(例えば2km/h)以下の状態にな
った場合を、連続停止条件として、カウンタをストップ
させることによりカウントしないようにする。一方、車
両の車速Vが第1所定車速よりも高い第2所定車速(例
えば25km/h)以上になった場合は、カウンタのカ
ウント値をリセットするとともに、車速Vが第2所定車
速(25km/h)以上の状態が、所定時間(例えば約
5秒)以上継続したか否かにより、道路が渋滞でなくな
ったか否かを判定する。つまり、車両の車速が25km
/h以上になってからのカウント値が約5秒に相当する
値以上になった場合に、道路が渋滞であるとの判定を解
除するようにする。
Vが所定の微速度(例えば2km/h)以下の状態にな
った場合を、連続停止条件として、カウンタをストップ
させることによりカウントしないようにする。一方、車
両の車速Vが第1所定車速よりも高い第2所定車速(例
えば25km/h)以上になった場合は、カウンタのカ
ウント値をリセットするとともに、車速Vが第2所定車
速(25km/h)以上の状態が、所定時間(例えば約
5秒)以上継続したか否かにより、道路が渋滞でなくな
ったか否かを判定する。つまり、車両の車速が25km
/h以上になってからのカウント値が約5秒に相当する
値以上になった場合に、道路が渋滞であるとの判定を解
除するようにする。
【0078】また、例えば、渋滞路判定を、平均車速と
走行比(走行時間比率)とに基づいて予め記憶されてい
るマップにより行なうようにしてもよい。この場合、渋
滞判定手段によって、一定周期(例えば2秒)毎に車速
Vを読み込み、直近の規定時間内(例えば過去30秒ま
で)の車速検出結果に基づいて、一定周期(例えば2
秒)毎に平均車速を演算する。
走行比(走行時間比率)とに基づいて予め記憶されてい
るマップにより行なうようにしてもよい。この場合、渋
滞判定手段によって、一定周期(例えば2秒)毎に車速
Vを読み込み、直近の規定時間内(例えば過去30秒ま
で)の車速検出結果に基づいて、一定周期(例えば2
秒)毎に平均車速を演算する。
【0079】また、渋滞判定手段によって、上述の方法
と同様に、次式により走行比を演算する。 走行比=〔RUN/(RUN+STOP)〕×100 なお、RUNカウンタのカウンタ値は、初期値として1
00に設定されており、STOPカウンタのカウンタ値
は、初期値として50に設定されている。
と同様に、次式により走行比を演算する。 走行比=〔RUN/(RUN+STOP)〕×100 なお、RUNカウンタのカウンタ値は、初期値として1
00に設定されており、STOPカウンタのカウンタ値
は、初期値として50に設定されている。
【0080】そして、このように演算された平均車速と
走行比とから、例えば図6に示すようなマップの斜線領
域になっている場合は渋滞中であると判定し、それ以外
の領域になっている場合は渋滞中でないと判定する。こ
のように、平均車速と走行比とにより渋滞判定を行なう
ことによって、より正確に渋滞判定を行なうことができ
る。
走行比とから、例えば図6に示すようなマップの斜線領
域になっている場合は渋滞中であると判定し、それ以外
の領域になっている場合は渋滞中でないと判定する。こ
のように、平均車速と走行比とにより渋滞判定を行なう
ことによって、より正確に渋滞判定を行なうことができ
る。
【0081】また、この走行比は上述の平均車速の演算
にかかるサンプリング時間(規定時間:例えば過去30
秒)よりも長いサンプリング時間に基づいて演算するよ
うに構成することが好ましい。これにより、信頼性の高
い走行比データが得られ、渋滞路判定の精度が向上し、
一方、短いサンプリング時間の平均車速に基づく判定に
より、渋滞路から脱出した際などにも、これを速やかに
判定しうるようになる。
にかかるサンプリング時間(規定時間:例えば過去30
秒)よりも長いサンプリング時間に基づいて演算するよ
うに構成することが好ましい。これにより、信頼性の高
い走行比データが得られ、渋滞路判定の精度が向上し、
一方、短いサンプリング時間の平均車速に基づく判定に
より、渋滞路から脱出した際などにも、これを速やかに
判定しうるようになる。
【0082】なお、渋滞判定手段では、前述にように、
前提として車速Vが微小速度V00以下であるか否かの判
定も行なうようになっており、微小速度V00よりも大き
い場合に車速Vを読み込み、平均車速を演算するように
している。
前提として車速Vが微小速度V00以下であるか否かの判
定も行なうようになっており、微小速度V00よりも大き
い場合に車速Vを読み込み、平均車速を演算するように
している。
【0083】したがって、微小速度V00以下の場合は車
速Vの読み込みを行なわず、直近の規定時間内にもカウ
ントしない。このため、平均車速は、カウントされた直
近の規定時間内に読み込まれた車速Vに基づいて演算す
る。これは、車速Vが微小速度以下(即ち、停止状態)
の場合を含めると、前述のように、渋滞路でないのに誤
って道路が渋滞中であると判定するおそれがあるのでこ
れを回避して、正確に渋滞判定を行なえるようにするた
めである。
速Vの読み込みを行なわず、直近の規定時間内にもカウ
ントしない。このため、平均車速は、カウントされた直
近の規定時間内に読み込まれた車速Vに基づいて演算す
る。これは、車速Vが微小速度以下(即ち、停止状態)
の場合を含めると、前述のように、渋滞路でないのに誤
って道路が渋滞中であると判定するおそれがあるのでこ
れを回避して、正確に渋滞判定を行なえるようにするた
めである。
【0084】次に、第2実施形態について説明すると、
このハイブリッド電気自動車は、第1実施形態のもの
と、指令手段14が異なる。
このハイブリッド電気自動車は、第1実施形態のもの
と、指令手段14が異なる。
【0085】つまり、本実施形態では、指令手段14に
より、渋滞判定手段13で道路が渋滞していると判定さ
れた場合にエンジン始動閾値V1を渋滞用の閾値に変更
するように制御するのに代えて、渋滞判定手段13によ
り道路が渋滞中であると判定された場合に、発電用エン
ジン7の作動を停止又は抑制するようにしている。本実
施形態のハイブリッド電気自動車は、このように構成さ
れているため、図7のフローチャートに示すように、発
電機及び発電用エンジンの制御を行なうことができる。
より、渋滞判定手段13で道路が渋滞していると判定さ
れた場合にエンジン始動閾値V1を渋滞用の閾値に変更
するように制御するのに代えて、渋滞判定手段13によ
り道路が渋滞中であると判定された場合に、発電用エン
ジン7の作動を停止又は抑制するようにしている。本実
施形態のハイブリッド電気自動車は、このように構成さ
れているため、図7のフローチャートに示すように、発
電機及び発電用エンジンの制御を行なうことができる。
【0086】まず、ステップC10〜ステップC50,
ステップA210及びステップA220は、図2に示す
フローチャートのステップA10〜ステップA50,ス
テップC200及びステップA210と同様であるた
め、ここではその説明は省略する。ステップC50で、
渋滞判定フラグFJが1であると判定された場合(即
ち、渋滞路であると判定された場合)は、ステップC1
20に進み、発電機作動用フラグF2を0(F2=0)
にリセットするとともに、発電用エンジン作動用フラグ
F3を0(F3=0)にリセットして、ステップC11
0に進む。
ステップA210及びステップA220は、図2に示す
フローチャートのステップA10〜ステップA50,ス
テップC200及びステップA210と同様であるた
め、ここではその説明は省略する。ステップC50で、
渋滞判定フラグFJが1であると判定された場合(即
ち、渋滞路であると判定された場合)は、ステップC1
20に進み、発電機作動用フラグF2を0(F2=0)
にリセットするとともに、発電用エンジン作動用フラグ
F3を0(F3=0)にリセットして、ステップC11
0に進む。
【0087】そして、ステップC110で、共に0にリ
セットされた発電機作動用フラグF2及び発電用エンジ
ン作動用フラグF3に応じて、発電機6及び発電用エン
ジン7が制御される。この場合、発電機作動用フラグF
2及び発電用エンジン作動用フラグF3は共に0とされ
るため、発電機6及び発電用エンジン7はいずれも作動
を停止させる。
セットされた発電機作動用フラグF2及び発電用エンジ
ン作動用フラグF3に応じて、発電機6及び発電用エン
ジン7が制御される。この場合、発電機作動用フラグF
2及び発電用エンジン作動用フラグF3は共に0とされ
るため、発電機6及び発電用エンジン7はいずれも作動
を停止させる。
【0088】一方、ステップC50で、渋滞判定フラグ
FJが1でないと判定された場合(即ち、渋滞路でない
と判定された場合)は、ステップC60〜ステップC1
90の処理が行なわれる。これらのステップC60〜ス
テップC190は、図2のフローチャートのステップA
60〜ステップA190と同様であるため、ここではそ
の説明は省略する。
FJが1でないと判定された場合(即ち、渋滞路でない
と判定された場合)は、ステップC60〜ステップC1
90の処理が行なわれる。これらのステップC60〜ス
テップC190は、図2のフローチャートのステップA
60〜ステップA190と同様であるため、ここではそ
の説明は省略する。
【0089】本実施形態のハイブリッド電気自動車は、
上述のように作動するため、第1実施形態と同様の効果
を奏する。つまり、道路が渋滞中であるときに、発電用
エンジン7のみが作動・停止を繰り返すようなことがな
く、発電用エンジン7からの排出ガスの低減を図ること
ができるとともに、発電用エンジン7による騒音等の低
減により運転フィーリングの向上や道路環境の向上を図
ることができるという利点がある。
上述のように作動するため、第1実施形態と同様の効果
を奏する。つまり、道路が渋滞中であるときに、発電用
エンジン7のみが作動・停止を繰り返すようなことがな
く、発電用エンジン7からの排出ガスの低減を図ること
ができるとともに、発電用エンジン7による騒音等の低
減により運転フィーリングの向上や道路環境の向上を図
ることができるという利点がある。
【0090】また、車速の変動による影響を受けること
なく、確実に道路が渋滞中であるか否かの判定を容易に
行なうことができるという利点がある。さらに、車両の
車速Vが微小速度V00以下である場合はRUNカウンタ
及びSTOPカウンタのカウントを行なわないようにし
ているため、第1実施形態のハイブリッド電気自動車の
場合と同様に、正確な走行比を求めることができ、道路
が渋滞中か否かの判定を正確に行なうことができるとい
う利点がある。
なく、確実に道路が渋滞中であるか否かの判定を容易に
行なうことができるという利点がある。さらに、車両の
車速Vが微小速度V00以下である場合はRUNカウンタ
及びSTOPカウンタのカウントを行なわないようにし
ているため、第1実施形態のハイブリッド電気自動車の
場合と同様に、正確な走行比を求めることができ、道路
が渋滞中か否かの判定を正確に行なうことができるとい
う利点がある。
【0091】また、道路が渋滞中の場合に、第1実施形
態のように、エンジン始動閾値を変更せずに、発電機6
及び発電用エンジン7を停止するため、制御を簡素化す
ることができるという利点がある。
態のように、エンジン始動閾値を変更せずに、発電機6
及び発電用エンジン7を停止するため、制御を簡素化す
ることができるという利点がある。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のハイブリッド電気自動車によれば、道路が渋滞中
であるときに、発電用エンジンからの排出ガスの低減を
図ることができるとともに、発電用エンジンによる騒音
等の低減により運転フィーリングの向上や道路環境の向
上を図ることができるという利点がある。
発明のハイブリッド電気自動車によれば、道路が渋滞中
であるときに、発電用エンジンからの排出ガスの低減を
図ることができるとともに、発電用エンジンによる騒音
等の低減により運転フィーリングの向上や道路環境の向
上を図ることができるという利点がある。
【0093】請求項2記載の本発明のハイブリッド電気
自動車によれば、道路が渋滞中であるか否かの渋滞判定
を容易に行なうことができ、発電用エンジンからの排出
ガスを確実に低減することができるとともに、発電用エ
ンジンによる騒音等の低減により運転フィーリングを確
実に向上させ、道路環境の向上を図ることができるとい
う利点がある。
自動車によれば、道路が渋滞中であるか否かの渋滞判定
を容易に行なうことができ、発電用エンジンからの排出
ガスを確実に低減することができるとともに、発電用エ
ンジンによる騒音等の低減により運転フィーリングを確
実に向上させ、道路環境の向上を図ることができるとい
う利点がある。
【0094】請求項3記載の本発明のハイブリッド電気
自動車によれば、車速の変動による影響を受けることな
く、確実且つ容易に道路が渋滞中であるか否かを判定す
ることができ、発電用エンジンからの排出ガスを確実に
低減することができるとともに、発電用エンジンによる
騒音等の低減により運転フィーリングを確実に向上さ
せ、道路環境の向上を図ることができるという利点があ
る。
自動車によれば、車速の変動による影響を受けることな
く、確実且つ容易に道路が渋滞中であるか否かを判定す
ることができ、発電用エンジンからの排出ガスを確実に
低減することができるとともに、発電用エンジンによる
騒音等の低減により運転フィーリングを確実に向上さ
せ、道路環境の向上を図ることができるという利点があ
る。
【図1】本発明の第1実施形態にかかるハイブリッド電
気自動車を示す模式的な構成図である。
気自動車を示す模式的な構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車の発電機及び発電用エンジンの制御を説明する
ためのフローチャートである。
気自動車の発電機及び発電用エンジンの制御を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車の渋滞路判定を説明するためのフローチャート
である。
気自動車の渋滞路判定を説明するためのフローチャート
である。
【図4】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車において用いられる通常のエンジン始動閾値と
渋滞用のエンジン始動閾値とを説明するための図であ
る。
気自動車において用いられる通常のエンジン始動閾値と
渋滞用のエンジン始動閾値とを説明するための図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車において用いられる通常のエンジン始動閾値と
渋滞用のエンジン始動閾値とを説明するための図であ
る。
気自動車において用いられる通常のエンジン始動閾値と
渋滞用のエンジン始動閾値とを説明するための図であ
る。
【図6】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車の変形例の渋滞判定手段において用いられるマ
ップを示す図である。
気自動車の変形例の渋滞判定手段において用いられるマ
ップを示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態としてのハイブリッド電
気自動車の発電機及び発電用エンジンの制御を説明する
ためのフローチャートである。
気自動車の発電機及び発電用エンジンの制御を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】従来のハイブリッド電気自動車の走行時におけ
る充放電制御を説明するための図である。
る充放電制御を説明するための図である。
【図9】従来のハイブリッド電気自動車における発電用
エンジン及び発電機の始動・停止制御を説明するための
図である。
エンジン及び発電機の始動・停止制御を説明するための
図である。
【図10】従来のハイブリッド電気自動車における課題
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図11】従来のハイブリッド電気自動車における課題
を説明するための図である。
を説明するための図である。
1 バッテリ 2 走行用モータ 3A,3B 駆動輪 4 モータコントローラ 4A 車速検出手段 5 補助電源装置(Auxiliary Power Unit, APU) 6 発電機 7 発電用エンジン 8 残存容量検出手段 9 走行マネージメントコントローラ 10 発電制御手段としてのAPUコントローラ 11 記憶手段 12 発電開始・停止判定手段 13 渋滞判定手段 14 指令手段 14A エンジン始動・停止制御手段 14B 発電機始動・停止制御手段
Claims (3)
- 【請求項1】 車両を走行駆動する走行用モータと、該
モータに電力を供給するバッテリと、該バッテリを充電
するための発電機と、該発電機を駆動する発電用エンジ
ンと、該バッテリの残存容量を検出する残存容量検出手
段と、該残存容量検出手段からの検出情報に基づいて、
該バッテリの残存容量が予め設定された設定値まで低下
したら該残存容量が該設定値以上の所定範囲を保持する
ように該残存容量に応じて該発電用エンジン及び該発電
機の作動及び停止を制御する発電制御手段とをそなえ、
該発電制御手段に、該車両が停止状態の場合には該残存
容量に関係なく該発電用エンジンを停止させるエンジン
始動・停止制御手段が設けられているハイブリッド電気
自動車において、 該車速検出手段の出力に基づいて該車両の走行中の道路
が渋滞中であるか否かを判定する渋滞判定手段が設けら
れ、 該エンジン始動・停止制御手段が、該渋滞判定手段で該
道路が渋滞中であると判定された場合には該車両が停止
状態でなくても該発電用エンジンの作動を停止又は抑制
するように構成されていることを特徴とする、ハイブリ
ッド電気自動車。 - 【請求項2】 該エンジン始動・停止制御手段が、該車
両の車速が停止判定閾値以下に低下したら停止状態であ
るとして該発電用エンジンを停止させ、該車両の車速が
該停止判定閾値よりも高速の停止終了判定閾値以上に高
まったら停止状態でなくなったとして該発電用エンジン
の停止を解除するように構成され、 該停止終了判定閾値が、該渋滞判定手段による判定結果
に基づいて、該道路が渋滞中であると判定された場合に
は渋滞中でないと判定された場合よりも高速な値になる
ように可変に設定されていることを特徴とする、請求項
1記載のハイブリッド電気自動車。 - 【請求項3】 該渋滞判定手段が、該車速検出手段の出
力に基づいて、該車両の走行時間に対する該車速が設定
車速以上である時間の割合に基づいて渋滞を判定するこ
とを特徴とする、請求項1又は2記載のハイブリッド電
気自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33880296A JPH10178704A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | ハイブリッド電気自動車 |
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- 1996-12-18 JP JP33880296A patent/JPH10178704A/ja active Pending
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