JPH10177956A - 半導体の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体の製造方法及び半導体装置

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JPH10177956A
JPH10177956A JP33967596A JP33967596A JPH10177956A JP H10177956 A JPH10177956 A JP H10177956A JP 33967596 A JP33967596 A JP 33967596A JP 33967596 A JP33967596 A JP 33967596A JP H10177956 A JPH10177956 A JP H10177956A
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film
silicon
insulating film
selectively grown
semiconductor device
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Application number
JP33967596A
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English (en)
Inventor
Masami Nakada
眞佐美 中田
Tomoharu Shimada
智晴 島田
Hironori Inoue
洋典 井上
Takaya Suzuki
誉也 鈴木
Toshio Ando
敏夫 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路設計上に制約を生じさせることなく、半導
体基板上に選択成長させた半導体膜の端部を、当該端部
と隣接する絶縁膜の側面に這い上がらせる。 【解決手段】化学気相堆積法を用いて、表面の一部が絶
縁膜102で覆われた半導体基板100の、絶縁膜10
2で覆われていない領域上に、シリコン膜101を選択
成長させる。原料ガスとして、モノシラン、あるいはジ
シランと、塩酸、塩素等のエッチング種との混合ガスを
用い、反応圧力1Torr〜200Torr、反応雰囲気中の水
分分圧比10-8〜10-4、温度400℃〜700℃とい
う条件下において、シリコン膜101を選択成長させる
ことで、シリコン膜101の絶縁膜102と隣接する部
分の表面を(311)面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、特に
MOSFETの製造方法に関するものであり、シリコ
ン基板のソース、ドレイン領域上に選択成長させたシリ
コン膜の端部を、ゲート壁絶縁膜スペーサの側面に這い
上がらせることのできる半導体装置の製造方法、および
半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造方法において、図27に示
すように、シリコン基板500上のシリコン基板500
表面が露出している領域(絶縁膜でマスクされていない
領域)に、シリコン膜を選択成長させると、選択成長シ
リコン膜501の、マスク用絶縁膜502と隣接する部
分に、(111)面のファセット511が発生する。
【0003】ファセット511が発生すると、選択成長
シリコン膜501とマスク用絶縁膜502との間に隙間
が生じる。その結果、その後の配線工程において、チタ
ン膜やタングステン膜等の高融点金属膜をシリコン基板
500上に堆積させると、これ等の金属膜が前記隙間に
深く進入して、リーク電流を発生させてしまう。
【0004】このファセットの発生を抑制する方法とし
て、特開昭60−60716号公報記載のものと、Japa
nease Journal of Applied Physics vol.24,1267
(1985)記載のものとがある。
【0005】前者は、シリコン基板上の絶縁膜で覆われ
ている領域とシリコン基板面が露出している領域との面
積比を変えることで、前記シリコン基板面が露出してい
る領域上に選択成長させたシリコン膜の成長のしかたが
変わることに着目し、シリコン基板面が露出している領
域を、シリコン基板上の絶縁膜で覆われている領域より
も大きくすることで、ファセットの発生を抑制しようと
するものである。
【0006】一方、後者は、シリコン基板上の選択成長
シリコン膜のファセットが、シリコン基板の方位[11
0]と平行に形成される場合が多く、[100]には形
成され難いことに着目し、選択成長シリコン膜と絶縁膜
との境界が、[100]と平行になるようにすること
で、ファセットの発生を抑制しようとするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開昭60−60716号公報記載の方法や、Japa
nease Journal of Applied Physics vol.24,1267
(1985)記載の方法では、回路設計での制約が大き
いという問題がある。特に、素子の微細化・高集積化が
要求されるマイクロプロセッサやメモリでは、この問題
は顕著である。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、回路設計上に制約を生じさせる
ことなく、シリコン基板上に選択成長させたシリコン膜
の端部を、当該端部と隣接する絶縁膜の側面に這い上が
らせることのできる半導体の製造方法、および半導体装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
の結果、図1に示すように、化学気相堆積法を用い、下
記の条件1又は条件2で、シリコン基板100上のシリ
コン基板面が露出している領域(絶縁膜でマスクされて
いない領域)に、シリコン膜を選択成長させると、選択
成長シリコン膜101の端部に形成された、(111)
面であるファセット111の端部が、(311)面にな
ることを見出した。これにより、選択成長シリコン膜1
01の端部を、当該端部と隣接する絶縁膜102の側面
に這い上がらせることができた。
【0010】条件1 原料ガス:モノシランと塩酸や塩素等のエッチング種
との混合ガスまたは、ジシランと塩酸や塩素等のエッチ
ング種との混合ガス 反応圧力:1Torr〜200Torr 反応雰囲気中の水分分圧比:10-8〜10-4 温度:400℃〜700℃ 条件2 原料ガス:ジクロルシランンと塩酸、塩素等のエッチ
ング種との混合ガス 反応圧力:1Torr〜200Torr 反応雰囲気中の水分分圧比:10-8〜10-4 温度:400℃〜700℃ 反応雰囲気中のエッチング種の分圧比:10-2Torr以
下 尚、上記の条件1、2において、反応圧力が1Torrより
小さい場合は、選択成長シリコン膜のファセットの端部
が(311)面にならなかった。このため、選択成長シ
リコン膜の端部を、当該端部と隣接する絶縁膜の側面に
這い上がらせることができなかった。一方、200Torr
より大きい場合は、選択性が悪くなりすぎ、シリコン膜
を効率よく選択成長させることができなかった。
【0011】また、反応雰囲気中の水分分圧比が10-8
より小さい場合は、選択成長シリコン膜のファセットの
端部が(311)面にならなかった。このため、選択成
長シリコン膜の端部を、当該端部と隣接する絶縁膜の側
面に這い上がらせることができなかった。一方、10-4
より大きい場合は、選択性が悪くなりすぎ、シリコン膜
を効率よく選択成長させることができなかった。
【0012】さらに、温度が400℃より低い場合は、
原料ガスの分解反応が悪くなりすぎ、選択成長シリコン
膜の成長速度が遅くて実用的でなかった。一方、700
℃より大きい場合は、選択性が悪くなりすぎ、シリコン
膜を効率よく選択成長させることができなかった。
【0013】加えて、上記の条件2では、反応雰囲気中
のエッチング種の分圧比が10-2Torrより大きいと、選
択成長シリコン膜のファセットの端部が(311)面に
ならなかった。このため、選択成長シリコン膜の端部
を、当該端部と隣接する絶縁膜の側面に這い上がらせる
ことができなかった。
【0014】また、本発明者等は、上記の条件1又は条
件2でシリコン基板上に形成した選択成長シリコン膜上
に、シリコンゲルマニウム膜を選択成長させることで、
(311)面の成長を促進することができることを見出
した。
【0015】また、選択成長シリコンゲルマニウム膜中
の、シリコンに対するゲルマニウムの濃度比を変えるこ
とで、図(311)面の成長速度と(111)面の成長
速度との比を変えられることを見出した。これにより、
選択成長シリコンゲルマニウム膜の端部の、当該端部と
隣接する絶縁膜の側面に対する這い上がり量を所望の値
に調節することができた。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一実施形態で
あるnMOSFETの製造方法について説明する。
【0017】図2乃至図11は、本実施形態方法の各工
程で得られる構造を説明するための図である。
【0018】先ず、図2に示すように、n型で結晶方位
が(100)面であるシリコン基板200上の素子形成
領域の周辺部に、周知のLOCOS法を用いて、素子分
離用の酸化膜203を形成する。
【0019】本発明者等が行った実験では、酸化膜20
3の厚さを350nmとした。
【0020】ここで、酸化膜203は、炭素不純物を多
く含んだものが好ましい。できれば、炭素不純物が5×
1017cm-3以上含んでいるものがよい。
【0021】このようにすることで、後述する選択成長
シリコン膜を形成する際に、選択成長シリコン膜の酸化
膜203との選択性が悪くなり、これにより、選択成長
シリコン膜の酸化膜203との端部にできるファセット
を小さくすることができる。
【0022】尚、酸化膜203に代えて、酸化膜より選
択性の悪い窒化膜を形成するようにしてもよい。
【0023】次に、図3に示すように、ウエット酸化法
で酸化膜204を形成し、さらに、その上に、減圧化学
気相成長法で多結晶シリコン膜205を形成する。
【0024】本発明者等が行った実験では、酸化膜20
4の厚みを5nm、多結晶シリコン膜205の厚みを2
00nmとした。
【0025】次に、図4に示すように、周知のフォトリ
ソグラフィ技術とドライエッチングの技術で多結晶シリ
コン膜205と酸化膜204とを加工する。その後、イ
オン打ち込み法でボロンを打ち込み、ソース領域206
とドレイン領域207とに、p型の不純物領域208を
形成する。
【0026】本発明者等が行った実験では、多結晶シリ
コン膜205の巾を0.2μmに加工した。また、加速
電圧25keV、ドーズ量5×1013/cm2の条件で
イオン打ち込みを行った。
【0027】次に、図5に示すように、減圧化学気相成
長法で酸化膜209を形成する。
【0028】本発明者等が行った実験では、酸化膜20
9の厚みを300nmとした。
【0029】ここで、酸化膜209は、炭素不純物を多
く含んだものが好ましい。できれば、炭素不純物が5×
1017cm-3以上含んでいるものがよい。これは、酸化
膜203の場合と同じ理由によるものである。
【0030】尚、酸化膜203と同じように、酸化膜2
09に代えて、酸化膜より選択性の悪い窒化膜を形成す
るようにしてもよい。
【0031】次に、図6に示すように、異方性エッチン
グで酸化膜209をエッチングし、ゲート壁絶縁膜スペ
ーサ202を形成する。その後、図7に示すように、イ
オン打ち込み法を用いて、砒素をソース領域206とド
レイン領域207へ打ち込み、n型の不純物領域210
を形成する。
【0032】本発明者等が行った実験では、加速電圧4
0keV、ドーズ量2×1015/cm2の条件でイオン
打ち込みを行った。
【0033】次に、0.05%のフッ酸水で洗浄した
後、減圧化学気相成長装置を用い、図8に示すように、
ソース領域206、ドレイン領域207、および多結晶
シリコン膜205上に、選択的にシリコン膜を成長さ
せ、選択成長シリコン膜201を形成する。
【0034】ここで、本発明者等は、鋭意検討の結果、
下記の条件1又は条件2で、ソース領域206、ドレイ
ン領域207、および多結晶シリコン膜205上に、シ
リコン膜を選択成長させると、図8に示すように、選択
成長シリコン膜201の(111)面であるファセット
211が、端部で(311)面となることを見出した。
これにより、選択成長シリコン膜201の端部を、ゲー
ト壁絶縁膜スペーサ202の側面に這い上がらせること
ができた。
【0035】条件1 原料ガス:モノシランと塩酸や塩素等のエッチング種
との混合ガスまたは、ジシランと塩酸や塩素等のエッチ
ング種との混合ガス 反応圧力:1Torr〜200Torr 反応雰囲気中の水分分圧比:10-8〜10-4 温度:400℃〜700℃ 条件2 原料ガス:ジクロルシランンと塩酸、塩素等のエッチ
ング種との混合ガス 反応圧力:1Torr〜200Torr 反応雰囲気中の水分分圧比:10-8〜10-4 温度:400℃〜700℃ 反応雰囲気中のエッチング種の分圧比:10-2Torr以
下 尚、上記の条件1、2において、反応圧力が1Torrより
小さい場合は、ファセット211の端部が(311)面
にならなかった。このため、選択成長シリコン膜201
の端部を、ゲート壁絶縁膜スペーサ202の側面に這い
上がらせることができなかった。一方、200Torrより
大きい場合は、選択性が悪くなりすぎ、選択成長シリコ
ン膜201を、ソース領域206、ドレイン領域20
7、および多結晶シリコン膜205上に、効率よく形成
させることができなかった。
【0036】また、反応雰囲気中の水分分圧比が10-8
より小さい場合は、ファセット211の端部が(31
1)面にならなかった。このため、選択成長シリコン膜
201の端部を、ゲート壁絶縁膜スペーサ202の側面
に這い上がらせることができなかった。一方、10-4
り大きい場合は、選択性が悪くなりすぎ、選択成長シリ
コン膜201を、ソース領域206、ドレイン領域20
7、および多結晶シリコン膜205上に、効率よく形成
させることができなかった。
【0037】さらに、温度が400℃より低い場合は、
原料ガスの分解反応が悪くなりすぎ、選択成長シリコン
膜201の成長速度が遅くて実用的でなかった。一方、
700℃より大きい場合は、選択性が悪くなりすぎ、選
択成長シリコン膜201を、ソース領域206、ドレイ
ン領域207、および多結晶シリコン膜205上に、効
率よく形成させることができなかった。
【0038】加えて、上記の条件2では、反応雰囲気中
のエッチング種の分圧比が10-2Torrより大きいと、フ
ァセット211の端部が(311)面にならなかった。
このため、選択成長シリコン膜201の端部を、ゲート
壁絶縁膜スペーサ202の側面に這い上がらせることが
できなかった。
【0039】ここで、図12に、本発明者等が、減圧化
学気相成長装置を用い、下記の条件で選択成長させた、
選択成長シリコン膜201のファセット211の部分を
撮影した写真の模写図を示す。ここでは、 条件 原料ガス:モノシラン、塩酸、および水素の混合ガス モノシランガス流量10cc/分 塩酸ガス流量10cc/分 水素ガス流量1リッター/分 反応圧力:1Torrr 反応雰囲気中の水分分圧比:10-8 温度:650℃ 尚、選択成長シリコン膜201の厚さは100nmとし
た。
【0040】図12に示すように、選択成長シリコン膜
201の端部に形成されるファセット211が、上部で
(111)面、ゲート壁絶縁膜スペーサ202と接する
下部で(311)面となっていることが分かる。また、
これにより、選択成長シリコン膜201の端部が、ゲー
ト壁絶縁膜スペーサ202の側面に這い上がっているこ
とが分かる。
【0041】上記のようにして、選択成長シリコン膜2
01を形成した後、スパッタ法を用いてチタン膜をシリ
コン基板200の全面に堆積させ、その後、窒素雰囲気
中で熱処理する。
【0042】本発明者等が行った実験では、チタン膜を
100nm堆積させた。また、窒素雰囲気中で700
℃、1分間熱処理した。
【0043】チタン膜を堆積させた後、過酸化水素水に
浸漬することで、図9に示すように、酸化膜203及び
ゲート壁202上のチタン膜を除去し、ソース領域20
6、ドレイン領域207及び多結晶シリコン膜205上
に、チタンシリサイド膜212を形成する。
【0044】本発明者等が行った実験では、チタンシリ
サイド膜212のシート抵抗は25Ω/□であった。
【0045】次に、図10に示すように、減圧化学成長
法を用いて、酸化膜をシリコン基板200の全面に堆積
させ、さらに、SOG(Spin On Glass)膜を堆積させ、
その後、周知のエッチバック法を用いて表面を平坦化さ
せることで、酸化膜213を形成する。
【0046】本発明者等が行った実験では、減圧化学成
長法を用いて、シリコン基板200の全面に堆積させた
酸化膜の厚さは、1μmであった。
【0047】次に、図11に示すように、ホトリソグラ
フィ技術を用いて、チタンシリサイド膜212の上部に
コンタクトホールを開孔し、タングステン膜を埋め込
む。その後、ホトリソグラフィ技術によってこのタング
ステン膜を加工することで、ゲート電極214、ソース
電極215、ドレイン電極216を形成する。
【0048】これにより、nMOSFETが完成する。
【0049】尚、本実施形態では、nMOSFETの製
造方法について説明したが、シリコン基板200の導電
型や、ソース領域、ドレイン領域にイオン打ち込みする
元素を代えることで、pMOSFETを作製することも
できる。また、nMOSFETとpMOSFETとを組
み合わせることで、CMOSFETの作製も可能であ
る。
【0050】また、本実施形態では、図9に示すよう
に、ソース領域206、ドレイン領域207及び多結晶
シリコン膜205上に、チタンシリサイド膜212を形
成するものについて説明したが、タングステン、コバル
ト、モリブデン、タンタル、ニッケル、あるいは、白金
を使用してもよい。
【0051】また、本実施形態で用いるシリコン基板2
00は、シリコン単結晶ウエハ及びSOI(Silicon On
Insulating)ウエハのいずれを用いたものでもよい。
【0052】次に、本発明の第二実施形態であるpMO
SFETの製造方法について説明する。
【0053】図13乃至図24は、本実施形態方法の各
工程で得られる構造を説明するための図である。
【0054】先ず、図13に示すように、p型で結晶方
位が(100)面であるシリコン基板300上の素子形
成領域の周辺部に、周知のLOCOS法を用いて、素子
分離用の酸化膜303を形成する。
【0055】本発明者等が行った実験では、酸化膜30
3の厚さを350nmとした。
【0056】ここで、酸化膜303は、炭素不純物を多
く含んだものが好ましい。できれば、炭素不純物が5×
1017cm-3以上含んでいるものがよい。
【0057】このようにすることで、後述する選択成長
シリコン膜を形成する際に、選択成長シリコン膜の酸化
膜303との選択性が悪くなり、これにより、選択成長
シリコン膜の酸化膜303との端部にできるファセット
を小さくすることができる。
【0058】尚、酸化膜303に代えて、酸化膜より選
択性の悪い窒化膜を形成するようにしてもよい。
【0059】次に、図14に示すように、ウエット酸化
法で酸化膜304を形成し、さらに、その上に、減圧化
学気相成長法で多結晶シリコン膜305を形成する。
【0060】本発明者等が行った実験では、酸化膜30
4の厚みを5nm、多結晶シリコン膜305の厚みを2
00nmとした。
【0061】次に、図15に示すように、周知のフォト
リソグラフィ技術とドライエッチングの技術で多結晶シ
リコン膜305と酸化膜304とを加工する。
【0062】本発明者等が行った実験では、多結晶シリ
コン膜105の巾を0.2μmに加工した。
【0063】次に、図16に示すように、減圧化学気相
成長法で酸化膜309を形成する。
【0064】本発明者等が行った実験では、酸化膜30
9の厚みを300nmとした。
【0065】ここで、酸化膜309は、炭素不純物を多
く含んだものが好ましい。できれば、炭素不純物が5×
1017cm-3以上含んでいるものがよい。これは、酸化
膜303の場合と同じ理由によるものである。
【0066】尚、酸化膜303の場合と同様に、酸化膜
309に代えて酸化膜より選択性の悪い窒化膜を形成す
るようにしてもよい。
【0067】次に、図17に示すように、異方性エッチ
ングで酸化膜309をエッチングし、ゲート壁絶縁膜ス
ペーサ302を形成する。その後、図18に示すよう
に、イオン打ち込み法を用いて、砒素をソース領域30
6とドレイン領域307へ打ち込み、n型の不純物領域
320を形成する。
【0068】本発明者等が行った実験では、加速電圧4
0keV、ドーズ量2×1015/cm2の条件でイオン
打ち込みを行った。
【0069】次に、フッ酸水で洗浄した後、減圧化学気
相成長装置を用い、本発明の第一実施形態で説明した条
件1又は条件2において、ソース領域306、ドレイン
領域307、および多結晶シリコン膜305上に、選択
的にシリコン膜を成長させる。これにより、図19に示
すように、選択成長シリコン膜301を形成する。
【0070】本発明の第一実施形態で説明したように、
減圧化学気相成長装置を用い、本発明の第一実施形態で
説明した条件1又は条件2で、選択的にシリコン膜を成
長させることで、図19に示すように、選択成長シリコ
ン膜301のファセット311の端部を、(311)面
とすることができる。
【0071】これにより、選択成長シリコン膜301の
端部を、ゲート壁絶縁膜スペーサ302の側面に這い上
がらせることができる。
【0072】ここでは、本発明者等は下記の条件で選択
成長シリコン膜301を形成した。
【0073】条件 原料ガス:モノシラン、塩酸、フォスフィン、および
水素の混合ガス モノシランガス流量10cc/分 フォスフィンガス流量0.1cc/分 塩酸ガス流量10cc/分 水素ガス流量1リッター/分 反応圧力:1Torrr 反応雰囲気中の水分分圧比:10-8 温度:650℃ 反応雰囲気中のエッチング種の分圧比:10-2Torr 尚、選択成長シリコン膜301の厚さは50nmとし
た。
【0074】次に、減圧化学気相成長装置を用い、図2
0に示すように、選択成長シリコン膜301上に、選択
的にシリコンゲルマニウム膜320を成長させる。
【0075】本発明者等は、鋭意検討の結果、上記説明
した選択成長シリコン膜301上に、シリコンゲルマニ
ウム膜320を選択成長させることで、選択成長シリコ
ンゲルマニウム膜320の(311)面の成長が促進さ
れることを見出した。
【0076】これにより、図20に示すように、凹凸の
少ない、円滑な選択成長シリコンゲルマニウム膜320
を形成することができた。
【0077】また、本発明者等は、選択成長シリコンゲ
ルマニウム膜320中の、シリコンに対するゲルマニウ
ムの濃度比を変えることで、(311)面の成長速度と
(111)面の成長速度との比を変えられることを見出
した。これにより、選択成長シリコンゲルマニウム膜3
20の端部の、ゲート壁絶縁膜スペーサ302側面への
這い上がり量を所望の値に調節できることが分かった。
【0078】図25に、本発明者等の実験により得た、
シリコンゲルマニウム膜中のシリコンに対するゲルマニ
ウムの濃度比と、シリコンゲルマニウム膜の(311)
面の(111)面に対する成長速度比と、の関係を示
す。この図から、シリコンゲルマニウム膜中のシリコン
に対するゲルマニウムの濃度比を上げることで、(31
1)面の(111)面に対する成長速度比を上げられる
ことが分かる。
【0079】尚、選択成長シリコンゲルマニウム膜32
0の形成は、選択成長シリコン膜301の原料ガスにゲ
ルマンガスを加えることで、同じ減圧化学気相成長装置
内で、選択成長シリコン膜301と連続して形成するこ
とが可能である。
【0080】ここで、図26に、本発明者等が、選択成
長シリコン膜301の形成に用いた減圧化学気相成長装
置と同じものを用い、選択成長シリコン膜301の原料
ガスにゲルマンガス2cc/分を加えて、選択成長シリ
コン膜301と連続形成した選択成長シリコンゲルマニ
ウム膜320を、撮影した写真の模写図を示す。
【0081】尚、選択成長シリコンゲルマニウム膜32
0の厚さは50nmとした。
【0082】図26に示すように、選択成長シリコンゲ
ルマニウム膜320の端部が、滑らかな(311)面と
なっていることが分かる。このときの、選択シリコンゲ
ルマニウム膜320のゲート壁絶縁膜スペーサ302に
対する這い上がり量は、選択成長シリコンゲルマニウム
膜320と選択成長シリコン膜301との総厚のおおよ
そ1/3であった。
【0083】上記のようにして、選択成長シリコンゲル
マニウム膜320を形成した後、熱処理を行うことで、
図21に示すように、ソース領域306、ドレイン領域
307に、不純物拡散層321を形成する。
【0084】本発明者等が行った実験では、1000℃
で30秒間熱処理することで、不純物拡散層321を形
成した。
【0085】次に、スパッタ法を用いてチタン膜をシリ
コン基板300の全面に堆積させ、その後、窒素雰囲気
中で熱処理する。
【0086】本発明者等が行った実験では、チタン膜を
100nm堆積させた。また、窒素雰囲気中で700
℃、1分間熱処理した。
【0087】チタン膜を堆積させた後、過酸化水素水に
浸漬することで、図22に示すように、酸化膜303及
びゲート壁302上のチタン膜を除去し、ソース領域3
06、ドレイン領域307及び多結晶シリコン膜305
上に、チタンシリサイド膜312を形成する。
【0088】本発明者等が行った実験では、チタンシリ
サイド膜312のシート抵抗は25Ω/□であった。
【0089】次に、図23に示すように、減圧化学成長
法を用いて、酸化膜をシリコン基板300の全面に堆積
させ、さらに、SOG(Spin On Glass)膜を堆積させ、
その後、周知のエッチバック法を用いて表面を平坦化さ
せることで、酸化膜313を形成する。
【0090】本発明者等が行った実験では、減圧化学成
長法を用いて、シリコン基板300の全面に堆積させた
酸化膜の厚さは、1μmであった。
【0091】次に、図24に示すように、ホトリソグラ
フィ技術を用いて、チタンシリサイド膜312の上部に
コンタクトホールを開孔し、タングステン膜を埋め込
む。その後、ホトリソグラフィ技術によってこのタング
ステン膜を加工することで、ゲート電極314、ソース
電極315、ドレイン電極316を形成する。
【0092】これにより、pMOSFETが完成する。
【0093】尚、本実施形態では、pMOSFETの製
造方法について説明したが、シリコン基板300の導電
型や、ソース領域、ドレイン領域にイオン打ち込みする
元素を代えることで、nMOSFETを作製することも
できる。また、pMOSFETとnMOSFETとを組
み合わせることで、CMOSFETの作製も可能であ
る。
【0094】また、本実施形態では、図22に示すよう
に、ソース領域306、ドレイン領域307及び多結晶
シリコン膜305上に、チタンシリサイド膜312を形
成するものについて説明したが、タングステン、コバル
ト、モリブデン、タンタル、ニッケル、あるいは白金を
使用してもよい。
【0095】また、本実施形態で用いるシリコン基板3
00は、シリコン単結晶ウエハ及びSOI(Silicon On
Insulating)ウエハのいずれを用いたものでもよい。
【0096】本発明は、上記の各実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能で
ある。たとえば、上記の各実施形態では、MOSFET
の製造方法について説明したが、本発明は半導体の製造
方法に広く適用できる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路設計上に制約を生じさせることなく、また、新たな
工程を追加することなく、シリコン基板上に選択成長さ
せたシリコン膜の端部を、当該端部と隣接する絶縁膜の
側面に這い上がらせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって形成された、選択成長シリコン
膜の端部と、当該端部に隣接する絶縁膜との様子を説明
するための図である。
【図2】本発明の第一実施形態の製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図3】本発明の第一実施形態の製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図4】本発明の第一実施形態の製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図5】本発明の第一実施形態の製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図6】本発明の第一実施形態の製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図7】本発明の第一実施形態の製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図8】本発明の第一実施形態の製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図9】本発明の第一実施形態の製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図10】本発明の第一実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図11】本発明の第一実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図12】本発明の第一実施形態により形成された選択
成長シリコン膜のファセット部分を撮影した写真の模写
図である。
【図13】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図14】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図15】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図16】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図17】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図18】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図19】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図20】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図21】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図22】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図23】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図24】本発明の第二実施形態の製造工程を説明する
ための断面図である。
【図25】シリコンゲルマニウム膜中のシリコンに対す
るゲルマニウムの濃度比と、シリコンゲルマニウム膜の
(311)面の(111)面に対する成長速度比と、の
関係を示す図である。
【図26】本発明の第二実施形態により形成された選択
成長シリコンゲルマニウム膜を撮影した写真の模写図で
ある。
【図27】従来技術で形成された選択成長シリコン膜の
ファセットを説明するための図である。
【符号の説明】
100、200、300 シリコン基板 101、201、301 選択成長シリコン膜 102 絶縁膜 111 ファセット 202、302 ゲート壁酸化膜スペーサ 203、204、303、304、209 酸化膜 205、305 多結晶シリコン膜 206、306 ソース領域 207、307 ドレイン領域 208 p型不純物領域 210、310 n型不純物領域 212、312 チタンシリサイド膜 213、313 酸化膜 214、314 ゲート電極 215、315 ソース電極 216、316 ドレイン電極 320 選択成長シリコンゲルマニウム膜 321 不純物拡散層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 洋典 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 鈴木 誉也 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 安藤 敏夫 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化学気相堆積法を用いて、表面の一部が絶
    縁膜で覆われた半導体基板の、前記絶縁膜で覆われてい
    ない領域上に、シリコン膜を選択成長させる半導体装置
    の製造方法であって、 原料ガスとして、モノシラン、あるいはジシランと、塩
    酸、塩素等のエッチング種との混合ガスを用い、反応圧
    力1Torr〜200Torr、反応雰囲気中の水分分圧比10
    -8〜10-4、温度400℃〜700℃という条件下にお
    いて、シリコン膜を選択成長させることで、前記シリコ
    ン膜の前記絶縁膜と隣接する部分の表面を(311)面
    としたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】化学気相堆積法を用いて、表面の一部が絶
    縁膜で覆われた半導体基板の、前記絶縁膜で覆われてい
    ない領域上に、シリコン膜を選択成長させる半導体装置
    の製造方法であって、 原料ガスとして、ジクロルシランンと、塩酸、塩素等の
    エッチング種との混合ガスを用い、反応圧力1Torr〜2
    00Torr、反応雰囲気中の水分分圧比10-8〜10-4
    温度400℃〜700℃、反応雰囲気中の前記エッチン
    グ種の分圧比10-2Torr以下という条件下において、シ
    リコン膜を選択成長させることで、前記シリコン膜の前
    記絶縁膜と隣接する部分の表面を(311)面としたこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 原料ガスにゲルマンガスを加えることで、選択成長させ
    た前記シリコン膜上に、シリコンゲルマニウム膜をさら
    に選択成長させることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3において、 選択成長させる前記シリコンゲルマニウム膜中の、シリ
    コンに対するゲルマニウムの濃度比を変えることで、前
    記シリコンゲルマニウム膜の前記絶縁膜と隣接する部分
    の表面に形成される(311)面の成長速度を制御する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4において、 前記絶縁膜として、窒化膜、あるいは炭素不純物を含ん
    だ酸化膜を用いたことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5において、 前記半導体装置はMOSFETであり、 前記絶縁膜は、素子分離用のマスク、およびゲートの側
    壁に形成されたスペーサであり、 前記マスク及び前記スペーサで挟まれたソース領域とド
    レイン領域とに、前記シリコン膜を選択成長させること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】半導体基板の素子分離用絶縁膜で囲まれた
    領域に作り込まれた半導体装置であって、 前記素子分離用絶縁膜で囲まれた領域を二分する、前記
    半導体基板上に形成された第一の絶縁膜と、当該第一の
    絶縁膜上に形成された第一の導電性膜とからなる凸状部
    と、 前記凸状部の側壁に形成された第二の絶縁膜と、 前記素子分離用絶縁膜で囲まれた領域のうち、前記半導
    体基板の表面が露出している領域上に形成された半導体
    膜と、を備え、 前記半導体膜の前記第二の絶縁膜と隣接する部分の表面
    が(311)面であり、且つ、当該部分が前記第二の絶
    縁膜上に這い上がっていることを特徴とする半導体装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記半導体膜は、化学気相堆積法により、原料ガスとし
    て、モノシラン、あるいはジシランと、塩酸、塩素等の
    エッチング種との混合ガスを用い、反応圧力1Torr〜2
    00Torr、反応雰囲気中の水分分圧比10-8〜10-4
    温度400℃〜700℃という条件下において、選択成
    長させたシリコン膜であることを特徴とする半導体装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7において、 前記半導体膜は、化学気相堆積法により、原料ガスとし
    て、ジクロルシランンと、塩酸、塩素等のエッチング種
    との混合ガスを用い、反応圧力1Torr〜200Torr、反
    応雰囲気中の水分分圧比10-8〜10-4、温度400℃
    〜700℃、反応雰囲気中の前記エッチング種の分圧比
    10-2Torr以下という条件下において、選択成長させた
    シリコン膜であることを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】請求項8又は9において、 前記半導体膜は、選択成長させた前記シリコン膜上に、
    さらにシリコンゲルマニウム膜を選択成長させたもので
    あることを特徴とする半導体装置。
JP33967596A 1996-12-19 1996-12-19 半導体の製造方法及び半導体装置 Pending JPH10177956A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001307999A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Oki Electric Ind Co Ltd アライメントマークの構造およびその製造方法
JP2007158259A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Sony Corp 半導体装置およびその製造方法

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