JPH10177674A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH10177674A
JPH10177674A JP9179484A JP17948497A JPH10177674A JP H10177674 A JPH10177674 A JP H10177674A JP 9179484 A JP9179484 A JP 9179484A JP 17948497 A JP17948497 A JP 17948497A JP H10177674 A JPH10177674 A JP H10177674A
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    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書き込み・消去が容易なメモリに記憶された
プログラムの書き換えを容易にかつ正確に行う。 【解決手段】 メモリカードのごとき携帯メモリに予め
記憶させたプログラムのデータを、自動販売機内の電気
的に書き込み消去が可能なプログラム記憶手段(101)に
書き込み、その書き込んだプログラムと、制御用データ
記憶手段(102)に記憶の販売価格等の制御用データとに
基づき販売制御を行う自動販売機において、携帯メモリ
に、新制御用データを記憶する手段(152)を設け、前記
携帯メモリを自動販売機に装着したとき、携帯メモリか
ら読み込んだ新プログラムをプログラム記憶手段(101)
に書き込むと共に、制御用データ記憶手段(152)に記憶
の新制御用データを書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体としてフ
ラッシュメモリを備え、そのフラッシュメモリに制御プ
ログラムなどのデータをメモリカードを介して記憶させ
る機構の自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機にあっても制御プログラムの
バージョンアップが必要になる。これは、機能アップの
ためのバージョンアップというよりも、自動販売機の管
理会社からの要請に基づくものが多い。同一タイプの自
動販売機であっても納入先の管理会社によって異なるプ
ログラムが組み込まれることもある。
【0003】さて、その制御プログラムは、通常、EP
−ROMと呼ばれる記憶媒体に書き込まれているが、従
来は、そのEP−ROM単体をROM書き込み機にセッ
トしてプログラムを書き込んでから、そのEP−ROM
を基板に実装している。
【0004】このようなことから、ROMを一旦基板に
実装してしまうと、プログラムのバージョンアップ等で
プログラムを変更したい場合、ROMを基板から取り外
し(そのためには基板を収納しているボックスから分解
しなければならないこともある)、そして、取り外した
ROMの内容を光学的な処理により消去してから再度、
ROM書き込み機にセットし、改めてデータ書き込みを
行うか、別途、新たにROMを用意し、そのROMを基
板に実装しなければならない。このように実装済みのR
OMに対するプログラム変更(俗にいうP−ROM交換)
には多数の手間と工程がかかる。
【0005】そこで通常のRAMのように電気的に書き
込みおよび消去が容易に行えるフラッシュメモリがEP
−ROMの代替として注目されるようになっている。こ
のフラッシュメモリは、データのバックアップ不要でか
つ大容量のデータ記憶が可能であることからプログラム
の記憶媒体に適する。
【0006】図29は、自動販売機内の制御ボックスに
フラッシュメモリを備えたものを示しており、1は本自
動販売機を総括制御するマイクロコンピュータ(以下マ
イコンと略記)であり、フラッシュメモリ2に記憶のプ
ログラムおよびRAM3に記憶の販売制御に必要な制御
用データ(設定データおよび制御データなど)に基づき、
販売機構(不図示)を制御する。販売が行われると、売上
データとしてRAM3に記憶される。
【0007】このようなフラッシュメモリ2に、バージ
ョンアップなどの理由により、制御プログラムを書き替
える場合、一般には、フラッシュメモリ書き込み装置4
を用い、シリアル通信などによって、マイコン1を介し
てフラッシュメモリ2に制御プログラムを書き込んでい
る。書き込んだプログラムによって、RAM3に記憶し
ている制御用データの格納アドレスが異なるため、制御
プログラムを書き換えた場合、RAM3に記憶していた
元の制御用データは無効となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来は図20
に示したように、プログラムを書き替える前に、制御用
データを、別途接続した別ユニットのデータローダ5な
どに退避させておき、プログラムの書き込み後に、退避
させていた制御用データを、適したアドレスに改めて再
配置するか、キーボード6を用いて逐一手作業にて再入
力する必要があり、手間がかかる。
【0009】しかも、書き込む制御プログラムによって
は、制御用データの退避作業が必要でない場合もあるた
め、プログラムの書き込みの際に制御用データの退避の
要、不要を事前に把握しておなければならず、勘違いに
より、データの退避が必要なのにそれを行わなかった為
に、自動販売機が誤動作するといつた課題が生じた。
【0010】又、メモリカードに記憶されているプログ
ラムが有償の場合でも、前述の書き込み装置を使用する
ことにより、複数台の自動販売機に書き込むことが可能
となるため、不正コピーを防止することはできなかっ
た。
【0011】従って本発明は、書き込み、消去が可能な
メモリに格納されたプログラムのバージョンアップ等の
管理を容易かつ正確に行える自動販売機を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる自動販
売機は、図1に示すように、携帯メモリ(150)に、新プ
ログラムを記憶するプログラム記憶手段(151)とは別
に、新たに新制御用データを記憶する制御用データ記憶
手段(152)を設けている。
【0013】その携帯メモリ(150)を自動販売機に装着
したとき、携帯メモリ(150)のプログラム記憶手段(151)
から読み出された新プログラムは、プログラム記憶手段
(101)に書き込まれ、又、新制御用データ記憶手段(152)
から読み出された新制御用データは、制御用データ記憶
手段(102)に書き込まれる。このように携帯メモリ(150)
に記憶のプログラムおよび制御用テータを自動販売機(1
00)にコピーすることができる。
【0014】請求項2に係わる自動販売機は、プログラ
ム記憶手段(101)および制御用データ記憶手段(102)に記
憶の現行のプログラムおよび制御用データを用いるか、
携帯メモリ(150)のプログラム記憶手段(101)および制御
用データ記憶手段(102)に記憶の新プログラムおよび制
御用データを用いるかを切り替えるためのメモリマップ
切換手段(SW)を備えており、この構成により、携帯メモ
リ(150)を装着することにより、自動販売機(100)側の現
行のプログラムを書き換えることなく、携帯メモリ(15
0)側のプログラムで動作可能となる。
【0015】請求項3に係わる自動販売機は、図3に示
すように、携帯メモリ(150)に、新プログラムに対応し
た制御用データの種類および記憶エリア等の情報を記憶
している制御データ毎情報記憶手段(153)と、制御用デ
ータ記憶手段(102)に記憶されていた制御用データを一
時的に退避させるための一時退避データ記憶手段(154)
と、後述の制御データ毎情報記憶手段(103)に記憶の制
御データの種類等の情報を退避させて記憶する一時退避
データ情報記憶手段(155)とを備え、自動販売機(100)に
は、プログラム記憶手段(101)に記憶の現行のプログラ
ムに対応した制御データの情報を記憶している制御デー
タ毎情報記憶手段(103)を備える。
【0016】自動販売機(100)に新プログラムを書き込
むとき、制御用データ記憶手段(102)に記憶のプログラ
ム用の制御データを制御データ毎情報記憶手段(103)の
情報に基づき、一時退避データ記憶手段(154)に一時退
避させ、そのデータを新プログラム用制御データ毎情報
記憶手段(153)の情報に基づき、制御用データ記憶手段
(102)に再配置することにより、新プログラム用の制御
用データを得ることができ、売上データはそのまま利用
できる。尚、請求項4に示したように、一時退避データ
記憶手段(154)および一時退避データ情報記憶手段(155)
は自動販売機側に持つようにしてもよい。
【0017】請求項5に係わる自動販売機は、図4に示
すように、携帯メモリ(150)の新プログラム用制御デー
タ毎情報記憶手段(153)に記憶の情報と、制御用データ
毎情報記憶手段(103)に記憶の情報とが同一であるかを
比較する手段(104)を備え、その比較により、両情報が
異なる場合は、請求項3のごとく、制御用データ記憶手
段(102)に記憶の制御用データを携帯メモリに一時退避
させ、改めて所定のアドレスに再配置するが、両情報が
同一の場合は、制御用データの退避、再配置を行なう必
要はない。
【0018】請求項6に係わる自動販売機は、図5に示
すように、携帯メモリ(150)に記憶の制御プログラムの
種別(缶機用、カップ機用など)を記憶する手段(155)を
携帯メモリ(150)に備え、当該自動販売機(100)には、記
憶している現行のプログラムの種別を記憶する手段(10
5)および、両プログラムの種別が同一であるかを比較す
る比較手段(106)を備え、プログラムの書き換えの際
に、両プログラムの種別が同一の場合は、制御用データ
の退避、再配置を行うが、プログラムの種別が異なる場
合は、制御用データにデータレベルの互換性がないた
め、標準値書込手段(107)に記憶の標準値を、自動販売
機(100)の制御用データ記憶手段(102)に書き込む。
【0019】請求項7に係わる自動販売機は、図6に示
すように、携帯メモリ(150)に、新プログラムや制御用
データの書き込み処理がどの時点まで終了したかの情報
を記憶する処理経過記憶手段(156)を備え、自動販売機
(100)に、前記情報を作成して処理経過記憶手段(156)に
書き込む処理経過書込手段(106)と、処理経過記憶手段
(156)の記憶内容から書き込みが中断した状態であるか
を判定する中断判定手段(108)と、中断されたことが判
定されたとき、中断した以降の処理から書き込みを再開
する中断再開手段(109)とを備える。これにより、処理
の中断の後に処理を再開したとき、処理経過を中断判定
手段(108)により判定し、中断再開手段(109)により、中
断した以降の処理から再開されるため、最初からやり直
す必要はない。
【0020】請求項8に係わる自動販売機は、図7に示
すように、一連の処理開始時に、それぞれ共通の認証コ
ードを記憶する認証コード記憶手段(157)、(110)を携帯
メモリおよび当該自動販売機に備え、中断した前記処理
を再開するとき、比較手段(111)の比較により、両記憶
手段に記憶していた認証コードが一致するときは、中断
した以降の処理から再開すればよいが、両認証コードが
異なる場合、つまり、処理再開時に別の携帯メモリを挿
入したような場合は、一般には認証コードは一致せず、
従って、そのような場合は、中断した処理が再開された
場合でも最初から処理を実行する。
【0021】請求項9に係わる自動販売機は、図8に示
すように、当該自動販売機における制御動作の間に変化
した各種データを検出する手段(112)を備え、検出した
変化データを、携帯メモリ(150)に設定した変化データ
記憶手段(158)に記憶することにより、制御異常が発生
したとき、変化データ記憶手段(158)に記憶の変化デー
タを解析することにより、どの時点で異常が発生したか
を知ることができる。
【0022】請求項10に係わる自動販売機は、図9に
示すように、電源オン時に携帯メモリの装着有無を検出
する手段(113)と、装着時にプログラムの書き込みおよ
び制御用データの書き替え指示を出す書き換え指令手段
(114)を備えることにより、装着無しのときは、プログ
ラム記憶手段(101)に記憶のプログラムに基づく制御が
実行されるが、携帯メモリの装着が有ったときは、その
携帯メモリに記憶のプログラムの書き込みや、新制御用
データの書き込み又は旧制御用データの退避、再配置が
自動的に実行される。
【0023】請求項11に係わる自動販売機は、図10
に示すように、プログラムの書き換え終了後に携帯メモ
リ(150)が取り外されてから電源オンにされたとき、新
プログラムの実行を指示するプログラム実行手段(115)
を備えることにより、プログラムの書き換えから実行ま
での一連の処理を簡便に行える。
【0024】請求項12に係わる自動販売機は、図11
に示すように、新プログラムの書き込み、新制御用デー
タの書き込み、自動販売機内の制御用データの退避、再
配置など、どの動作を実行するための携帯メモリである
かを記憶する動作種別記憶手段(159)を携帯メモリ(150)
に備え、自動販売機(100)には、前記動作種別記憶手段
(159)に記憶の動作種別に基づき、対応する動作の実行
を指令する動作指令手段(116)を備えることにより、所
望の携帯メモリを挿入するだけで、処理内容が異なる種
々の携帯メモリが有る場合でも、装着した携帯メモリに
沿った適した処理が実行される。
【0025】請求項13に係わる自動販売機は、図12
に示すように、携帯メモリに使用可能回数または使用回
数を記憶する記憶手段(160)を備え、その携帯メモリが
使用される毎に、計数手段(117)により使用可能回数を
カウントダウン、又は使用回数をカウントアップし、そ
のカウント値が規定値なったことが使用回数判定手段(1
18)により判定されれば、使用禁止手段(119)によって、
以後、その携帯メモリの使用が禁止される。
【0026】尚、請求項14に記載したように、上記計
数手段(117)および使用回数判定手段(118)は携帯メモリ
側に備えてもよい。又、上記使用可能回数または使用回
数が、単なる数値や文字のごとき特定のデータである場
合は、請求項15に示したように、使用回数に関係なく
使用できるようにするのが望ましい。
【0027】請求項16に係わる自動販売機は、図13
に示すように、プログラム記憶手段(101)におけるプロ
グラム記憶エリアの終端を記憶しているプログラム記憶
エリア終端記憶手段(120)と、プログラム記憶手段(101)
に記憶された新旧のプログラムの各終端を記憶している
プログラム終端記憶手段(121)と、指定により所望のプ
ログラムを読み出して実行する制御プログラム選択手段
(122)とを備えたることにより、新プログラムで正常に
機能しなかったような場合、旧プログラムを読み出して
販売を制御を続行できる。
【0028】請求項17に係わる自動販売機は、図14
に示すように、プログラム記憶手段(101)に記憶のプロ
グラムを退避し記憶するプログラム退避記憶手段(123)
と、プログラム記憶手段(101)に新プログラムの書き込
み時に、書き込み異常を検出するプログラム書込み異常
検出手段(124)と、書き込み異常が検出されたとき、プ
ログラム退避手段(123)に退避させていた旧プログラム
をプログラム記憶手段(101)に書き込むプログラム再度
書込み手段(126)とを備えることにより、書き込みが行
えない場合でも元のプログラムで販売を続行できる。
【0029】請求項18に係わる自動販売機は、図15
に示すように、プログラム記憶手段(101)に記憶のプロ
グラムをコピー記憶するプログラム記憶手段(123')と、
プログラム記憶手段(101)に新プログラムの書き込み時
に、書き込み異常が検出されたとき、そのときの書き込
みアドレスを記憶する異常アドレス記憶手段(125)と、
異常が検出されたとき、プログラム記憶手段(101)に、
プログラム記憶手段(123')に記憶していた旧プログラム
を、前記書き込みアドレスまで書き込むプログラム再度
書込み手段(126)とを備えるものであり、書き込みの途
中で異常が生じたとき、旧プログラムに復帰させる必要
があるが、その際、新プログラムが書き込まれたエリア
に対してのみ旧プログラムを書き込むため、プログラム
復旧に要する時間を短縮できる。
【0030】請求項19に係わる自動販売機は、図16
に示すように、プログラム記憶手段(101)に記憶のプロ
グラムを退避し記憶するプログラム退避記憶手段(123)
と、プログラム記憶手段(101)に書き込んだ新プログラ
ムの動作異常を検出する制御プログラム動作異常検出手
段(127)と、動作異常が検出されたとき、プログラム退
避手段(123)に退避させていた旧プログラムをプログラ
ム記憶手段(101)に書き込むプログラム再度書込み手段
(126)とを備えており、新プログラムでの動作が異常の
場合、退避させていた旧プログラムを復活させる。
【0031】請求項20に係わる自動販売機は、図17
に示すように、自動販売機の制御プログラムおよび制御
用データをそれぞれ記憶する手段(161)、(162)を携帯メ
モリに備えると共に、書き込みモードなのか読み出しモ
ードなのかを記憶するモード記憶手段(163)とを備える
ことにより、読み出しモード時には、自動販売機Aに記
憶のプログラムおよび制御用データを携帯メモリに記憶
し、その携帯メモリを別の自動販売機Bに装着して、書
き込みモードにて、記憶していたプログラムおよび制御
用データをその自動販売機に書き込むことにより、自動
販売機Aのデータを自動販売機Bにコピーすることがで
きる。
【0032】
【発明の実施の形態】図18は、本発明の自動販売機の
制御ブロック図である。自動販売機制御ボックスにはメ
モリカードインタフェイス7が備えられ、このメモリカ
ードインタフェイス7には携帯メモリとしてメモリカー
ド10が挿入される。11は、メモリマップ切換スイッ
チであり、プログラムとして、フラッシュメモリ2から
読み込むか、メモリカード10から読み込むかを切り換
える。上述した計数手段および使用回数判定手段はマイ
コン1が担うが、メモリカード10側に設けてもよい。
【0033】このメモリカード10は、プログラムの記
憶エリア10Aとは別に制御用データとして、設定デー
タ、売上データおよび制御データと、上述した一時退避
データや一時退避データ情報および認証コード等を記憶
する記憶エリア10Bを持つ。一時退避データや一時退
避データ情報はRAM3に記憶するようにしてもよい。
売上データとしては、自動販売機で生じた変化データ
(入金信号や販売信号等)をも記憶する。又、プログラム
には、本プログラムが採用する制御用データをRAM3
のどのアドレスに格納するかを記憶しているRAMデー
タテーブルが含まれる。
【0034】メモリカード10としては、 :メモリカード10に記憶のプログラムと制御用デー
タを自動販売機に書き込む :プログラムだけを書き込み、制御用データについて
は、現行のデータを新プログラム用に再配置して利用す
る :自動販売機のプログラムと制御用データをメモリカ
ード10にコピーし、そのメモリカード10を用いて他
の自動販売機に記憶させるコピー用の3種類の動作種別
がある。 のカードでは、新プログラム用の設定データおよび制
御データを記憶しており、動作種別、のカードで
は、自動販売機のRAM3からの設定データ、売上デー
タおよび制御データが記憶される。
【0035】以下、本自動販売機の制御動作を図19以
降のフローチャートに従って説明する。自動販売機の電
源をオンにすると、ステップS1からステップS2に進
み、メモリカード10がメモリカードインタフェイス7
に挿入されているかが判断される。挿入されていなけれ
ば、後で説明する図22の制御フローAを実行し、現行
のプログラムに基づき販売制御が行われる。
【0036】メモリカード10が挿入されている場合
は、ステップS2からステップS3に進み、メモリマッ
プ切り換えにより、メモリカード10に記憶のプログラ
ムで直接販売制御を行うのかを判定する。メモリカード
10のプログラムを用いる場合は、ステップS4にて、
メモリマップの切り換えを行う。メモリマップ切換回路
11の詳細を図26に示している。
【0037】マイコン1よりのチップセレクト信号CS
は、アンドゲートAND2に供給されると共にアンドゲ
ートAND1には反転器INVを通じて供給される。そ
してそれぞれのアンドゲートAND1、AND2の他方
の入力部にはアドレスデコーダ11Aよりの読み出しア
ドレスが供給される。チップセレクト信号CSにより、
いづれか一方のアンドゲートがオンになり、そのオンの
アンドゲートを通じて読み出しアドレスがフラッシュメ
モリ2もしくはメモリカード10のプログラム記憶エリ
ア10Aに送出される。今、アンドゲートAND2をオ
ンにすれば、メモリカード10のプログラムがマイコン
1に読み込まれる。この制御は、現行のプログラムを残
したままで、別のプログラムで販売制御を行わせたいと
きに好適である。
【0038】図19に戻り、メモリカード10で自動販
売機を直接制御しない場合は、ステップS3からステッ
プS5に進み、メモリカード10の動作種別が判定され
る。ここでのカード(プログラムと制御用データを書
き込む)であったとき、ステップS6に進み、自動販売
機とメモリカード10とでそれぞれ記憶していた認証コ
ードが一致するかが判定される。
【0039】認証コードが一致しない場合、つまり、そ
のメモリカード10が今回初めて当自動販売機に挿入さ
れた場合、データの書き込みは最初から行う必要があ
る。ステップS8に進み、メモリカード10および自動
販売機に認証コードとして現時刻が書き込まれる。ステ
ップS9Aでは、フラッシュメモリ2に新プログラムを
書き込める空き記憶エリアがあるかが判定される。
【0040】図27に示すように、フラッシュメモリ2
において、旧プログラムのプログラム終端アドレスと、
プログラムエリア終端アドレスとの差から空き記憶エリ
アがわかり、その空き記憶エリアよりも新プログラムの
エリアが大きい場合は新プログラムをプログラムエリア
の先頭アドレスより書き込む。
【0041】一方、空き記憶エリアよりも新プログラム
のエリアが小さい場合は新プログラムを書き込むことが
できるため、ステップS9AからステップS10Aに進
み、メモリカード10の新プログラムがフラッシュメモ
リ2の空き記憶エリアに書き込まれる。この場合、フラ
ッシュメモリ2には新旧二つのプログラムが共存する。
ステップS13では、プログラムの書き込みが終了した
段階を示すために状態データとして“1”が記憶され
る。そしてステップS14にてメモリカード10に記憶
の制御用データがRAM3に書き込まれ、続いて制御用
データの書き込みが終了した段階を示すために状態デー
タとして“2”が記憶される。次のステップS16で新
プログラム実行の指令をした場合、ステップS17で新
プログラムのベースアドレスがセットされることによ
り、制御フローAに進んだとき、新プログラムにて販売
制御が行われる。一方、新プログラム実行を指令しなか
ったときは、旧プログラムのベースアドレスがセットさ
れたままなので、現行のプログラムに従って販売制御が
行われる。
【0042】図22の制御フローAにおいて、入金があ
ると(ステップS21)、その入金信号が挿入されていた
メモリカード10に記憶され(ステップS22)、次に商
品選択釦がオンされれば(ステップS23)、その商品選
択信号がメモリカード10に記憶され(ステップS2
4)、そして選択した商品が搬出されれば(ステップS2
5)、その商品搬出の信号がメモリカード10に記憶さ
れる(ステップS27)。つり銭の払い戻しが行われると
(ステップS27)、その払い戻し信号がメモリカード1
0に記憶され(ステップS28)、この後は元に戻り入金
を待つ。この間、制御動作に異常が発生すれば(ステッ
プS29)、当該プログラムによる販売が停止される(ス
テップS30)。
【0043】このように販売制御で発生した各種信号を
メモリカード10に記憶しておくことで、故障発生時に
記憶していた信号を調べることにより、故障原因を特定
するのに役立つ。尚、図19のステップS2から制御フ
ローAに進んだときは、ステップS22等はスキップす
る。
【0044】今までの説明は、メモリカード10を初め
て挿入した場合であったが、例えばステップS13で状
態データ=1が記憶された後、停電等により、以後の書
き込み処理が中断した場合について説明する。その場
合、電源が回復したとき、ステップS1から順に進み、
ステップS6にて、認証コードが一致するか判定され
る。上述の説明からわかるように、両認証コードは一致
するのでステップS7に進む。状態データ=1となって
いるので、ステップS7からステップS14に進み、R
AM3へのデータ書き込みから実施される。状態データ
=2の場合はステップS16に進む。このように前回の
作業で処理が終了した段階から処理が開始されるので無
駄がない。
【0045】以上の制御はのメモリカードを使用し、
かつ、空き記憶エリアに新プログラムを書き込むもので
あったが、のメモリカード10を使用する別の制御を
図20に示している。ステップS9Bでは、フラッシュ
メモリ2に記憶の現行プログラムがRAM3の空き記憶
エリアに退避され、ステップS10Bでそのフラッシュ
メモリ2に新プログラムが書き込まれ、ステップS11
でその書き込みに異常が発生したかが判定され、発生し
ていないときはステップS10Bにてプログラムの書き
込みが続行される。書き込みが終了すると、ステップS
13にて状態データ=1が記憶され、続いてステップS
14にて制御用データが書き込まれ、状態データ=2が
記憶される。書き込み異常が発生したときは、退避させ
ていた旧プログラムがステップS15Aにてフラッシュ
メモリ2に書き込まれる。尚、現行プログラムを退避さ
せる箇所として自動販売機側の空き記憶エリアとしても
よい。この制御ではプログラムの書き換えが正常に行え
なかった場合でも旧プログラムで販売を継続することが
できる。
【0046】この図20の制御に関連する別の制御を図
21に示している。ステップS9Cで現行プログラムが
RAM3の空き記憶エリアに記憶される。データの退避
ではないためフラッシュメモリ2には現行のプログラム
がそのまま残る。ステップS10Bでは、フラッシュメ
モリ2に対して新プログラムが書き込みアドレスの更新
によって順次、上書きされ、その書き込みが終了する
と、ステップS13に進み状態データ=1が記憶され、
続いてステップS14にて制御用データが書き込まれ、
状態データ=2が記憶される。
【0047】一方、図28に示すように、旧プログラム
の記憶エリアに対して、旧プログラムエリアのスタート
アドレス[S]から新プログラムを上書をしていった
所、書き込みアドレス[Y]の箇所で書き込み異常が発
生したとする。この場合、ステップS15Bにて、スタ
ートアドレス[S]からアドレス[Y]までのエリア
に、別に記憶していた旧プログラムが再び書き込まれる
ことにより、フラッシュメモリ2に、元の旧プログラム
が復元される。この制御によれば、旧プログラムの復旧
に要する時間を短縮できる。
【0048】以上の制御は、新プログラム書き込み時に
異常を検出すれば、旧プログラムに戻るものであった
が、書き込みが正常に行われても実際の新プログラムに
よる動作時に異常が生じる場合がある。それに対応でき
る制御フローA'を図23に示している。
【0049】ステップS21〜ステップS28について
は図22のフローと同じである。プログラム異常検出タ
スクにおいて、販売制御時に異常が発生すると、ステッ
プS31にて新プログラに替えて旧プログラムが復元さ
れる。この制御フローA'が図19のフローに続くもの
であれば、プログラムエリアのベースアドレスを旧プロ
グラムに変更する。この制御フローA'が図20のフロ
ーに続くものであれば、退避させいてた旧プログラムを
フラッシュメモリ2に再書き込みする。この制御フロー
A'が図21のフローに続くものであれば、別に記憶し
ていた旧プログラムをフラッシュメモリ2に再書き込み
する。このようにしてフラッシュメモリ2に旧プログラ
ムを復元した後、ステップS32にてCPUをリセット
することにより、旧プログラムで動作させる。
【0050】図19に戻り、ステップS5の動作種別の
判定で、挿入されていたメモリカード10の動作種別が
(プログラムだけを書き込み、制御用データについて
は、現行のデータを利用する)の場合、ステップS5か
ら図24のステップS41に進む。
【0051】そのステップS41では自動販売機とメモ
リカード10とにそれぞれ記憶のプログラムとの種別が
同じであるかが判定される。ここで両プログラムの種別
が同一であるとき、ステップS42にて自動販売機とメ
モリカード10とにそれぞれ記憶の制御用データの情報
が一致するかが判定される。一致するときは、ステップ
S43で自動販売機とメモリカード10とにそれぞれ記
憶の認証コードが一致するかが判定され、一致しないと
きはステップS48に進むが一致するときはステップS
44で状態データが0であるかが判定される。状態デー
タが0のときは、ステップS48にて、自動販売機とメ
モリカード10に対して認証コードとして現在の時刻が
書き込まれ、そしてメモリカード10に記憶の新プログ
ラムがフラッシュメモリ10に書き込まれる。
【0052】その際、その書き込みはフラッシュメモリ
の空き記憶エリアに書き込む(図19)、現行のプログラ
ムを一旦退避させた上で新プログラムを書き込む(図2
0)、現行のプログラムを別のメモリにも記憶した上で
現行のプログラムに上書きし、その書込み時に異常が発
生すれば、書き込んだエリアに対しての現行のプログラ
ムを再書き込みする(図21)のいずれであってもよい。
プログラムの書き込みが終了すれば、状態データ=1が
記憶される。
【0053】一方、ステップS44にて状態データが0
でなく、2の場合はステップS48をスキップして、図
22または図23の制御フローへ進む。
【0054】先のステップS42で制御用データが同一
の情報でないと判定されたときはステップS45に進
み、認証コードが一致するか判定され、一致するときは
ステップS46で状態データが0であるか判定される。
状態データが0であるとき、および認証コードが一致し
ないときは、ステップ47にて、RAM3に記憶の制御
用データが、上述した制御データ毎情報に従ってメモリ
カード10に退避され、状態データ=1が記憶される。
その後はステップS48に進み、認証コードの書き込
み、プログラムの書き換えおよび状態データ=2が記憶
され、そしてステップS49において、退避させていた
制御用データが新プログラムに対応するよう、メモリカ
ード10に記憶していた情報(一時退避データ情報)に基
づきアドレスの変更によりRAM3に再配置される。
【0055】一方、状態データが1の場合はステップS
48に進み、状態データが2の場合はステップS49に
進む。
【0056】先のステップS41でプログラムの種別が
同一でないと判定されたときは、ステップS45にて認
証コードが一致するか判定され、一致しない場合はステ
ップS48に進み、一致するときはステップS46にて
状態データが0であるか判定され、0の場合はステップ
S48に進み、次にステップS50にてRAM3に制御
用データとして初期値が書き込まれ、状態データ=3が
記憶される。
【0057】ステップS46の判定で状態データが2の
場合はステップS50に進み、状態データ=3のときは
ステップS50をスキップする。
【0058】さて、図19のステップS5のメモリカー
ド10の動作種別の判定でのカード(自動販売機Aの
データを別の自動販売機Bにコピーする)と判定された
ときは、図25のステップS61に進む。まず、当メモ
リカード10の使用回数nが使用可能回数Z未満である
かが判定される。nがZの値に等しければ当メモリカー
ド10の使用が禁止されるが、そうでないときは、ステ
ップS62に進む。ここでメモリカード10が挿入され
ている自動販売機がコピー元機であるか、つまり、自動
販売機Aであるかが判定され、そうである場合は、ステ
ップS63にて認証コードが一致するか判定され、一致
しない場合はステップS65に進み、認証コードが書き
込まれ、フラッシュメモリ2に記憶の現行のプログラム
が読み出されてメモリカード10に書き込まれ、最後に
状態データとして1が記憶される。次のステップS66
では、RAM3に記憶の制御用データが読み出されてメ
モリカード10に書き込まれ、状態データとして2が記
憶される。
【0059】認証コードが一致する場合は、ステップS
63からステップS64に進み、状態データが0である
かが判定される。0の場合はステップS65に進むが、
1の場合はステップS66に進み、2の場合はステップ
S66をスキップして図22もしくは図23の制御フロ
ーへ進むことにより、当自動販売機Aは現行のプログラ
ムに従って販売制御を続行する。
【0060】その自動販売機Aに挿入していたメモリカ
ード10を別の自動販売機Bに挿入して電源をオンにす
れば、図19のステップS1、S2、S3、S4、S5
を通って図25のステップS61に進む。ここでもn<
Zとすれば、次のステップS62において、メモリカー
ド10が挿入された自動販売機がコピー元機であるかが
判定される。この場合はコピー元機でないので、つまり
上述した自動販売機Bであるので、ステップS67へ進
む。ここで認証コードが一致するか判定され、一致しな
い場合はステップS69に進み、認証コードが書き込ま
れ、メモリカード10に記憶していたプログラムが自動
販売機Bに読み込まれ、フラッシュメモリ2に書き込ま
れ、最後に状態データとして1が記憶される。次のステ
ップS70では、メモリカード10に記憶していた制御
用データが自動販売機Bに読み込まれてRAM2に書き
込まれ、状態データとして2が記憶される。
【0061】認証コードが一致する場合は、ステップS
67からステップS68に進み、状態データが0である
かが判定される。0の場合はステップS69に進むが、
1の場合はステップS70に進み、2の場合はステップ
S71に進む。
【0062】このようにして自動販売機Aに記憶のプロ
グラムおよび制御用データが自動販売機Bにコピーされ
る。ステップS71では、コピーしたデータにプログラ
ムが含まれず、かつ制御用データも価格等のデータのみ
の特定データであるか判定される。特定データでないと
きのみステップS72にてnの値が1インクリメントさ
れる。この後は制御フローに進むことにより、自動販売
機Bは、自動販売機Aのデータに従って販売制御が行わ
れる。
【0063】
【発明の効果】請求項1に係わる発明では、携帯メモリ
に、新プログラムだけでなく、そのプログラムに対応す
る制御用データも記憶しておき、新プログラムの書き込
み時に制御用データをも書き込むため、短時間でかつ書
き込み間違いを起こすことなく、プログラムおよび制御
用データの設定を行える。請求項2に係わる発明は、内
部に記憶の現行のプログラムおよび制御用データを用い
るか、装着された携帯メモリ(150)に記憶の新プログラ
ムおよび制御用データを用いるかを切り替えるためのメ
モリマップ切換手段(SW)を備えることにより、現行のプ
ログラムを残したままで書き換えることなく、携帯メモ
リのプログラムで動作させることができる。請求項3に
係わる発明は、携帯メモリには、新プログラムに対する
制御用データの種類および記憶エリア等の情報Aを記憶
し、自動販売機には、現行のプログラムに対する現行の
制御用データの情報Bを記憶しており、携帯メモリの新
プログラムを書き込む際、現行の制御用データを情報B
に基づいて携帯メモリに一時退避させ、その後、退避し
ていたデータをす情報Aに基づき改めて自動販売機に再
配置するものであり、プログラムの更新があっても、現
行の制御用データを再利用できる。請求項5に係わる発
明は、請求項4において、情報Aと情報Bとが同一であ
るかを比較し、同一の場合は、自動販売機側の制御用デ
ータの退避、再配置を行わないものであり、それに要す
る時間を節約できる。請求項6に係わる発明は、携帯メ
モリに記憶のプログラムの種別と当該自動販売機に記憶
の現行プログラムの種別とが同一であるかと判定された
時は自動販売機の制御用データを退避、再配置して現行
のデータを再利用するが、異なる場合は、現行の制御用
データを再利用できないため、制御用データとして標準
値を書き込むものであり、携帯メモリがどのようなもの
であれ、誤りなく適正なデータ書き込みを行える。請求
項7に係わる発明は、携帯メモリに、新プログラムや制
御用データの書き込み処理がどの時点まで終了したかの
情報を記憶しておくことで、書き込みが中断してその処
理を再開する時、中断した以降から書き込みが実行され
るため、最初からやり直す必要がなくなる。請求項8に
係わる発明は、請求項7において、処理開始時に、携帯
メモリと自動販売機とに共通の認証コードを書き込むよ
うにし、処理が中断された後に処理を再開するとき、両
者り認証コードが一致するときのみ、中断した以降から
書き込みを実行し、認証コードが一致しないときは、最
初から書き込みを行うものであり、関係の無い携帯メモ
リの挿入による誤設定をなくせる。請求項9に係わる発
明は、当該自動販売機で生じた変化データを携帯メモリ
に逐一、記憶しておくことで、故障が発生したときに、
その変化データを参照することにより、原因究明に役立
たせることができる。請求項10に係わる発明は、電源
オン時に携帯メモリが装着されておれば、その携帯メモ
リに記憶のプログラムおよび制御用データの書き替えを
行うので、手間が省けるだけでなく、誤った書き込み指
令をなくすことができる。請求項11に係わる発明は、
請求項10において、プログラムの書き換え終了後に携
帯メモリが取り外されてから電源オンにされたとき、新
プログラムを実行を指示するので、プログラム指定の作
業も不要となる。請求項12に係わる発明は、新プログ
ラムの書き込み、新制御用データの書き込み、自動販売
機内の制御用データの退避、再配置など、どの動作を実
行するための携帯メモリであるかを携帯メモリに記憶し
ておくことで、所望の携帯メモリを挿入するだけで、処
理内容が異なる種々の携帯メモリが有る場合でも、装着
した携帯メモリに沿った適した処理を実行できる。請求
項13に係わる発明は、携帯メモリの使用回数が規定回
数になれば、以後の使用を禁止するものであり、無制限
な使用を禁止できる。請求項16に係わる発明は、プロ
グラム記憶手段におけるプログラム記憶エリアの終端
と、プログラム記憶手段に記憶された新旧のプログラム
の各終端とを記憶しておくことで、アドレス指定によ
り、指定のプログラムを実行できる。請求項17に係わ
る発明は、新プログラムの書き込みに当たって現行のプ
ログラムを別の所には退避させておき、新プログラムの
書き込み時に異常が生じたとき、退避させていた旧プロ
グラムを再度書き込むため、販売制御を続行できる。請
求項18に係わる発明は、現行のプログラムを別の記憶
手段に記憶した上で新プログラムを上書きし、書き込み
異常が発生したとき、スタートアドレスから異常が発生
したアドレスまで旧プログラムを書き込むものであり、
旧プログラムを復旧に要する時間を短縮できる。請求項
19に係わる発明は、現行のプログラムを別の記憶手段
に退避させた上で新プログラムを書き込み、その新プロ
グラムによる動作時に異常が生じたとき、旧プログラム
を復活させるものであり、販売制御を継続できる。請求
項20に係わる発明は、自動販売機Aに記憶の御プログ
ラムおよび制御用データを取り込み、それらのデータを
別の自動販売機Bに書き込むみのであり、自動販売機A
の内容を自動販売機Bに容易にコピーすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1態様(請求項1)を示したクレー
ム対応図
【図2】 本発明の第2態様(請求項2)を示したクレー
ム対応図
【図3】 本発明の第3態様(請求項3)を示したクレー
ム対応図
【図4】 本発明の第4態様(請求項5)を示したクレー
ム対応図
【図5】 本発明の第5態様(請求項6)を示したクレー
ム対応図
【図6】 本発明の第6態様(請求項7)を示したクレー
ム対応図
【図7】 本発明の第7態様(請求項8)を示したクレー
ム対応図
【図8】 本発明の第8態様(請求項9)を示したクレー
ム対応図
【図9】 本発明の第9態様(請求項10)を示したクレ
ーム対応図
【図10】 本発明の第10態様(請求項11)を示した
クレーム対応図
【図11】 本発明の第11態様(請求項12)を示した
クレーム対応図
【図12】 本発明の第12態様(請求項14)を示した
クレーム対応図
【図13】 本発明の第13態様(請求項16)を示した
クレーム対応図
【図14】 本発明の第14態様(請求項17)を示した
クレーム対応図
【図15】 本発明の第15態様(請求項18)を示した
クレーム対応図
【図16】 本発明の第16態様(請求項19)を示した
クレーム対応図
【図17】 本発明の第17態様(請求項20)を示した
クレーム対応図
【図18】 本発明の実施形態を示した制御ブロック図
【図19】 本発明の実施形態における制御動作を示し
たフローチャート
【図20】 本発明の実施形態における制御動作を示し
たフローチャート
【図21】 本発明の実施形態における制御動作を示し
たフローチャート
【図22】 本発明の実施形態における制御動作を示し
たフローチャート
【図23】 本発明の実施形態における制御動作を示し
たフローチャート
【図24】 本発明の実施形態における制御動作を示し
たフローチャート
【図25】 本発明の実施形態における制御動作を示し
たフローチャート
【図26】 図18にあるメモリマップ切換回路11の
詳細を示した回路図
【図27】 フラッシュメモリの空き記憶エリアに新プ
ログラムの書き込み時を示したメモリマップ図
【図28】 新プログラムの上書き途中で中断して旧プ
ログラムを復旧するときのフラッシュメモリのメモリマ
ップ図
【図29】 従来の自動販売機におけるデータ設定の方
法を示した図
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 フラッシュメモリ 3 RAM 7 メモリカードインタフェイス 10 メモリカード 11 メモリマップ切換回路
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】請求項10に係わる自動販売機は、図9に
示すように、電源オン時に携帯メモリの装着有無を検出
する手段(113)と、装着時にプログラムの書き込み指示
を出す書き換え指令手段(114)を備えることにより、装
着無しのときは、プログラム記憶手段(101)に記憶のプ
ログラムに基づく制御が実行されるが、携帯メモリの装
着が有ったときは、その携帯メモリに記憶のプログラム
の書き込みが自動的に実行される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】
【発明の効果】請求項1に係わる発明では、携帯メモリ
に、新プログラムだけでなく、そのプログラムに対応す
る制御用データも記憶しておき、新プログラムの書き込
み時に制御用データをも書き込むため、短時間でかつ書
き込み間違いを起こすことなく、プログラムおよび制御
用データの設定を行える。請求項2に係わる発明は、内
部に記憶の現行のプログラムおよび制御用データを用い
るか、装着された携帯メモリ(150)に記憶の新プログラ
ムおよび制御用データを用いるかを切り替えるためのメ
モリマップ切換手段(SW)を備えることにより、現行のプ
ログラムを残したままで書き換えることなく、携帯メモ
リのプログラムで動作させることができる。請求項3に
係わる発明は、携帯メモリには、新プログラムに対する
制御用データの種類および記憶エリア等の情報Aを記憶
し、自動販売機には、現行のプログラムに対する現行の
制御用データの情報Bを記憶しており、携帯メモリの新
プログラムを書き込む際、現行の制御用データを情報B
に基づいて携帯メモリに一時退避させ、その後、退避し
ていたデータをす情報Aに基づき改めて自動販売機に再
配置するものであり、プログラムの更新があっても、現
行の制御用データを再利用できる。請求項5に係わる発
明は、請求項4において、情報Aと情報Bとが同一であ
るかを比較し、同一の場合は、自動販売機側の制御用デ
ータの退避、再配置を行わないものであり、それに要す
る時間を節約できる。請求項6に係わる発明は、携帯メ
モリに記憶のプログラムの種別と当該自動販売機に記憶
の現行プログラムの種別とが同一であるかと判定された
時は自動販売機の制御用データを退避、再配置して現行
のデータを再利用するが、異なる場合は、現行の制御用
データを再利用できないため、制御用データとして標準
値を書き込むものであり、携帯メモリがどのようなもの
であれ、誤りなく適正なデータ書き込みを行える。請求
項7に係わる発明は、携帯メモリに、新プログラムや制
御用データの書き込み処理がどの時点まで終了したかの
情報を記憶しておくことで、書き込みが中断してその処
理を再開する時、中断した以降から書き込みが実行され
るため、最初からやり直す必要がなくなる。請求項8に
係わる発明は、請求項7において、処理開始時に、携帯
メモリと自動販売機とに共通の認証コードを書き込むよ
うにし、処理が中断された後に処理を再開するとき、両
者り認証コードが一致するときのみ、中断した以降から
書き込みを実行し、認証コードが一致しないときは、最
初から書き込みを行うものであり、関係の無い携帯メモ
リの挿入による誤設定をなくせる。請求項9に係わる発
明は、当該自動販売機で生じた変化データを携帯メモリ
に逐一、記憶しておくことで、故障が発生したときに、
その変化データを参照することにより、原因究明に役立
たせることができる。請求項10に係わる発明は、電源
オン時に携帯メモリが装着されておれば、その携帯メモ
リに記憶のプログラムの書き替えを行うので、手間が省
けるだけでなく、誤った書き込み指令をなくすことがで
きる。請求項11に係わる発明は、請求項10におい
て、プログラムの書き換え終了後に携帯メモリが取り外
されてから電源オンにされたとき、新プログラムを実行
を指示するので、プログラム指定の作業も不要となる。
請求項12に係わる発明は、新プログラムの書き込み、
新制御用データの書き込み、自動販売機内の制御用デー
タの退避、再配置など、どの動作を実行するための携帯
メモリであるかを携帯メモリに記憶しておくことで、所
望の携帯メモリを挿入するだけで、処理内容が異なる種
々の携帯メモリが有る場合でも、装着した携帯メモリに
沿った適した処理を実行できる。請求項13に係わる発
明は、携帯メモリの使用回数が規定回数になれば、以後
の使用を禁止するものであり、無制限な使用を禁止でき
る。請求項16に係わる発明は、プログラム記憶手段に
おけるプログラム記憶エリアの終端と、プログラム記憶
手段に記憶された新旧のプログラムの各終端とを記憶し
ておくことで、アドレス指定により、指定のプログラム
を実行できる。請求項17に係わる発明は、新プログラ
ムの書き込みに当たって現行のプログラムを別の所には
退避させておき、新プログラムの書き込み時に異常が生
じたとき、退避させていた旧プログラムを再度書き込む
ため、販売制御を続行できる。請求項18に係わる発明
は、現行のプログラムを別の記憶手段に記憶した上で新
プログラムを上書きし、書き込み異常が発生したとき、
スタートアドレスから異常が発生したアドレスまで旧プ
ログラムを書き込むものであり、旧プログラムを復旧に
要する時間を短縮できる。請求項19に係わる発明は、
現行のプログラムを別の記憶手段に退避させた上で新プ
ログラムを書き込み、その新プログラムによる動作時に
異常が生じたとき、旧プログラムを復活させるものであ
り、販売制御を継続できる。請求項20に係わる発明
は、自動販売機Aに記憶の御プログラムおよび制御用デ
ータを取り込み、それらのデータを別の自動販売機Bに
書き込むみのであり、自動販売機Aの内容を自動販売機
Bに容易にコピーすることができる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリカードのごとき携帯メモリ(150)
    のプログラム記憶手段(151)に予め記憶させたプログラ
    ムのデータを、自動販売機(100)内の電気的に書き込み
    消去が可能なプログラム記憶手段(101)に書き込み、そ
    の書き込んだプログラムと、制御用データ記憶手段(10
    2)に記憶の販売価格等の制御用データとに基づき販売制
    御を行う自動販売機(100)において、 携帯メモリ(150)に、新プログラムに対応する制御用デ
    ータを記憶する制御用データ記憶手段(152)を設け、前
    記携帯メモリ(150)を自動販売機(100)に装着して、携帯
    メモリ(150)から読み込んだ新プログラムをプログラム
    記憶手段(101)に書き込む際、制御用データ記憶手段(15
    2)に記憶された制御用データを制御用データ記憶手段(1
    02)に書き込むことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 携帯メモリ(150)のプログラム記憶手段
    (101)に記憶の新プログラムを用いるか、自動販売機内
    のプログラム記憶手段(101)に記憶の現行プログラムを
    用いるかを切り替えるためのメモリマップ切換手段(SW)
    を備えた請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 メモリカードのごとき携帯メモリ(150)
    のプログラム記憶手段(151)に予め記憶させたプログラ
    ムのデータを、自動販売機(100)内の電気的に書き込み
    消去が可能なプログラム記憶手段(101)に書き込み、そ
    の書き込んだプログラムと、制御用データ記憶手段(10
    2)に記憶の販売価格等の制御用データとに基づき販売制
    御を行う自動販売機(100)において、 携帯メモリに、新プログラムに対応した制御用データの
    種類および記憶エリア等の情報を記憶している制御デー
    タ毎情報記憶手段(153)と、制御用データ記憶手段(102)
    に記憶されていた制御用データを一時的に退避させるた
    めの一時退避データ記憶手段(154)と、後述の制御デー
    タ毎情報記憶手段(103)に記憶の制御用データの種類等
    の情報を退避させて記憶する一時退避データ情報記憶手
    段(155)とを備え、 自動販売機(100)には、プログラム記憶手段(101)に記憶
    のプログラムに対応した制御用データの情報を記憶して
    いる制御データ毎情報記憶手段(103)を備え、 自動販売機(100)に新プログラムを書き込むとき、制御
    用データ記憶手段(102)に記憶の制御用データを制御デ
    ータ毎情報記憶手段(103)の情報に基づき、一時退避デ
    ータ記憶手段(154)に一時退避させ、そのデータを新プ
    ログラム用制御データ毎情報記憶手段(153)の情報に基
    づき、制御用データ記憶手段(102)に再配置することを
    特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】 携帯メモリ(150)側にある一時退避デー
    タ記憶手段(154)および一時退避データ情報記憶手段(15
    5)を自動販売機側に設けた請求項3記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 制御データ毎情報記憶手段(103)に記憶
    の情報と、携帯メモリ(150)内の新プログラム用制御デ
    ータ毎情報記憶手段(153)に記憶の情報とを比較する制
    御データ毎情報比較手段(104)を備え、両情報が一致す
    る場合、プログラム書き換えの際、制御用データの一時
    退避および再配置を行わない請求項3または4に記載の
    自動販売機。
  6. 【請求項6】 携帯メモリ(150)に、新プログラムが缶
    機用もしくはカップ機用であるといった種別を記憶する
    プログラム種別記憶手段(155)を備え、 自動販売機(100)に、現行のプログラムの種別を記憶す
    るプログラム種別記憶手段(105)と、両プログラム種別
    記憶手段に記憶の種別が一致するかを比較するプログラ
    ム種別比較手段(106)と、プログラムの種別が一致する
    とき、プログラムの書き換え時に、制御データの退避、
    再配置を行い、プログラムの種別が一致しないとき、標
    準値書込み手段(107)により標準値を制御用データ記憶
    手段(102)に書き込む請求項3〜5のいずれかに記載の
    自動販売機。
  7. 【請求項7】 携帯メモリ(150)に、新プログラムや制
    御用データの書き込み処理がどの時点まで終了したかの
    情報を記憶する処理経過記憶手段(156)を備え、 自動販売機(100)に、前記情報を作成して処理経過記憶
    手段(156)に書き込む処理経過書込手段(106)と、処理経
    過記憶手段(156)の記憶内容から書き込みが中断した状
    態であるかを判定する中断判定手段(108)と、中断され
    たことが判定されたとき、中断した以降の処理から書き
    込みを再開する中断再開手段(109)とを備えた請求項1
    ないし6のいずれかに記載の自動販売機。
  8. 【請求項8】 プログラムを書き替える一連の処理を開
    始する時に、その開始時毎に変わる認証コードを記憶す
    る認証コード記憶手段(157)を携帯メモリ(150)に備え、
    自動販売機(100)には、前記認証コード記憶手段(157)に
    記憶させたのと同じ認証コードを記憶する認証コード記
    憶手段(110)と、両認証コード記憶手段に記憶の認証コ
    ードが一致するかを比較する認証コード比較手段(111)
    とを備え、 中断した前記処理を再開するとき、両認証コードが不一
    致であれば、前記処理が中断した後に処理を再開したと
    きでも最初から処理を実行する請求項7に記載の自動販
    売機。
  9. 【請求項9】 制御動作の間に変化した各種データを検
    出する変化データ検出手段(112)を備え、検出した変化
    データを、携帯メモリに設定した変化データ記憶手段(1
    58)に書き込む請求項1ないし8のいずれかに記載の自
    動販売機。
  10. 【請求項10】 電源オン時に携帯メモリ(150)の装着
    有無を検出するメモリ装着有無検出手段(113)と、装着
    時、プログラムの書き込みおよび制御用データの書き替
    え指示を出す書換指令手段(114)とを備える請求項1な
    いし9のいずれかに記載の自動販売機。
  11. 【請求項11】 プログラムの書き換え終了後に携帯メ
    モリ(150)が取り外された後に電源がオンされたとき、
    新プログラムの実行を指示するプログラム実行手段(11
    5)を備える請求項10に記載の自動販売機。
  12. 【請求項12】 新プログラムの書き込み、新制御用デ
    ータの書き込み、自動販売機内の制御用データの退避、
    再配置など、どの動作を実行するための携帯メモリであ
    るかを記憶する動作種別記憶手段(159)を携帯メモリ(15
    0)に備え、自動販売機(100)には、前記動作種別記憶手
    段(159)に記憶の動作種別に基づき、対応する動作の実
    行を指令する動作指令手段(116)を備えた請求項1ない
    し11のいずれかに記載の自動販売機。
  13. 【請求項13】 携帯メモリ(150)に、使用可能回数ま
    たは使用回数を記憶する使用回数記憶手段(160)を備
    え、自動販売機(100)には、その携帯メモリが使用され
    る毎に、前記使用回数記憶手段(160)に記憶の値をカウ
    ントダウン、又はカウントアップする計数手段(117)
    と、そのカウント値が規定値になったかを判定する使用
    回数判定手段(118)と、前記カウント値が規定値になっ
    たとき、携帯メモリ(150)の使用を禁止する使用禁止手
    段(119)とを設けた請求項1ないし12のいずれかに記
    載の自動販売機。
  14. 【請求項14】 上記計数手段(117)および使用回数判
    定手段(118)を携帯メモリ側に備えた請求項13に記載
    の自動販売機。
  15. 【請求項15】 上記使用可能回数または使用回数が特
    定のデータである場合には、使用回数に関係なく使用で
    きるようにした請求項13または14に記載の自動販売
    機。
  16. 【請求項16】 プログラム記憶手段(101)におけるプ
    ログラム記憶エリアの終端を記憶しているプログラム記
    憶エリア終端記憶手段(120)と、プログラム記憶手段(10
    1)に記憶された新旧のプログラムの各終端を記憶してい
    るプログラム終端記憶手段(121)と、指定により所望の
    プログラムを読み出して実行する制御プログラム選択手
    段(122)とを備えた請求項1〜15のいずれかに記載の
    自動販売機。
  17. 【請求項17】 プログラム記憶手段(101)に記憶のプ
    ログラムを退避し記憶するプログラム退避記憶手段(12
    3)と、プログラム記憶手段(101)に新プログラムの書き
    込み時に、書き込み異常を検出するプログラム書込み異
    常検出手段(124)と、書き込み異常が検出されたとき、
    プログラム退避手段(123)に退避させていた旧プログラ
    ムをプログラム記憶手段(101)に書き込むプログラム再
    度書込み手段(126)とを備えた請求項1〜16のいずれ
    かに記載の自動販売機。
  18. 【請求項18】 プログラム記憶手段(101)に記憶のプ
    ログラムをコピー記憶するプログラム記憶手段(123')
    と、プログラム記憶手段(101)に新プログラムの書き込
    み時に、書き込み異常が検出されたとき、そのときの書
    き込みアドレスを記憶する異常アドレス記憶手段(125)
    と、異常が検出されたとき、プログラム記憶手段(101)
    に、プログラム記憶手段(123')に記憶していた旧プログ
    ラムを、前記書き込みアドレスまで書き込むプログラム
    再度書込み手段(126)とを備えた請求項1〜16のいず
    れかに記載の自動販売機。
  19. 【請求項19】 プログラム記憶手段(101)に記憶のプ
    ログラムを退避し記憶するプログラム退避記憶手段(12
    3)と、プログラム記憶手段(101)に書き込んだ新プログ
    ラムの動作異常を検出する制御プログラム動作異常検出
    手段(127)と、動作異常が検出されたとき、プログラム
    退避手段(123)に退避させていた旧プログラムをプログ
    ラム記憶手段(101)に書き込むプログラム再度書込み手
    段(126)とを備えた請求項1〜16のいずれかに記載の
    自動販売機。
  20. 【請求項20】 制御プログラム等がメモリカードのご
    とき携帯メモリを介して書き込まれる自動販売機であっ
    て、 携帯メモリ(150)に、自動販売機のプログラム記憶手段
    (101)のプログラムを記憶するプログラム記憶手段(161)
    と、自動販売機の制御用データ記憶手段(102)の制御用
    データを記憶する制御用データ記憶手段(162)と、書き
    込みモードなのか読み出しモードなのかを記憶するモー
    ド記憶手段(163)とを備え、 当該自動販売機には、前記モード記憶手段(163)に記憶
    のモードを判定するモード判定手段(128)を備え、書き
    込みモード時には、プログラム記憶手段(101)および制
    御用データ記憶手段(102)に記憶のプログラムおよび制
    御用データを、プログラム記憶手段(161)および制御用
    データ記憶手段(162)にそれぞれ記憶し、読み出しモー
    ド時には、一時退避プログラム記憶手段(161)および一
    時退避データ記憶手段(162)にそれぞれ記憶のプログラ
    ムおよび制御用データをそれぞれ、プログラム記憶手段
    (101)および制御用データ記憶手段(102)に記憶すること
    を特徴とする自動販売機。
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