JPH10177298A - 回転型現像装置 - Google Patents
回転型現像装置Info
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- JPH10177298A JPH10177298A JP8353663A JP35366396A JPH10177298A JP H10177298 A JPH10177298 A JP H10177298A JP 8353663 A JP8353663 A JP 8353663A JP 35366396 A JP35366396 A JP 35366396A JP H10177298 A JPH10177298 A JP H10177298A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 把手部材をカバー部材に密着収納可能に設け
ることにより、画像形成装置に装着した回転型現像装置
の周囲に他の装置や部材を接近させて配置し、画像形成
装置全体の小型化を図ることができる回転型現像装置を
提供する。 【解決手段】 回転軸Oを周りに複数の現像器22を回
動可能に配設し、感光体ベルト1に対向する現像位置に
開口45を有する円筒状のカバー部材41を複数の現像
器22を覆うように設けた回転型現像装置としてのカラ
ー現像器ユニット6において、カバー部材41の外周部
に密着収納可能な把手部材43を設ける。上記把手部材
43は、カラー現像器ユニット6を複写機本体に装着し
た後に複写機本体に装着される黒現像装置7をによっ
て、カバー部材41の外周部に密着収納されるように設
けてもよい。
ることにより、画像形成装置に装着した回転型現像装置
の周囲に他の装置や部材を接近させて配置し、画像形成
装置全体の小型化を図ることができる回転型現像装置を
提供する。 【解決手段】 回転軸Oを周りに複数の現像器22を回
動可能に配設し、感光体ベルト1に対向する現像位置に
開口45を有する円筒状のカバー部材41を複数の現像
器22を覆うように設けた回転型現像装置としてのカラ
ー現像器ユニット6において、カバー部材41の外周部
に密着収納可能な把手部材43を設ける。上記把手部材
43は、カラー現像器ユニット6を複写機本体に装着し
た後に複写機本体に装着される黒現像装置7をによっ
て、カバー部材41の外周部に密着収納されるように設
けてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いる回転型現像
装置に係り、詳しくは、回転軸を周りに複数の現像器を
回動可能に配設し、潜像担持体に対向する現像位置に開
口を有する円筒状のカバー部材を該複数の現像器を覆う
ように設けた回転型現像装置に関するものである。
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いる回転型現像
装置に係り、詳しくは、回転軸を周りに複数の現像器を
回動可能に配設し、潜像担持体に対向する現像位置に開
口を有する円筒状のカバー部材を該複数の現像器を覆う
ように設けた回転型現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、色分解光像を潜像担持体に露光
し、形成された各潜像を夫々色分解光の補色のトナーで
現像し、得られた複数のトナー像を同一転写紙上に重ね
合わせて転写する方式のフルカラー複写機等のフルカラ
ー画像形成装置や、異なる色で再現すべき画像を別々に
潜像担持体上に露光し、形成された各潜像を夫々異なる
色の現像剤で現像し、得られた複数のトナー像を同一転
写紙に重ね合わせて転写する多色画像形成装置等が知ら
れている。これらの画像形成装置では、複数色の現像を
行うために複数の現像器を必要とするが、各現像器を各
々別個独立に構成して潜像担持体の周辺に並設すると装
置が大型化してしまうという欠点があった。
し、形成された各潜像を夫々色分解光の補色のトナーで
現像し、得られた複数のトナー像を同一転写紙上に重ね
合わせて転写する方式のフルカラー複写機等のフルカラ
ー画像形成装置や、異なる色で再現すべき画像を別々に
潜像担持体上に露光し、形成された各潜像を夫々異なる
色の現像剤で現像し、得られた複数のトナー像を同一転
写紙に重ね合わせて転写する多色画像形成装置等が知ら
れている。これらの画像形成装置では、複数色の現像を
行うために複数の現像器を必要とするが、各現像器を各
々別個独立に構成して潜像担持体の周辺に並設すると装
置が大型化してしまうという欠点があった。
【0003】そこで、従来より、潜像担持体に近接する
ように回転体を対設するとともに、この回転体に複数の
現像器を所定の位置に支持させ、各現像器を潜像担持体
に対向する現像位置に順次回動搬送することにより、潜
像担持体上の潜像を各色トナーにて現像するようにした
回転型現像装置が開発されている。この種の回転型現像
装置では、上記現像位置以外の位置にある現像器の現像
口からのトナーの漏れや飛散により、特に光学系に対す
る汚染の問題や、漏出トナーの他の現像器への混入によ
る混色の問題等がある。これらの問題を解決するため
に、現像器の周囲に開口を有した外筺部材(カバー部
材)やその他の遮蔽部材を設け、各現像器からのトナー
の漏れや飛散を防止することにより、画像形成装置内の
汚染や混色の防止をするように構成した回転型現像装置
が知られている(例えば、特開昭58−172660号
公報、特開昭60−162271号公報、特開昭60−
238872号公報参照)。
ように回転体を対設するとともに、この回転体に複数の
現像器を所定の位置に支持させ、各現像器を潜像担持体
に対向する現像位置に順次回動搬送することにより、潜
像担持体上の潜像を各色トナーにて現像するようにした
回転型現像装置が開発されている。この種の回転型現像
装置では、上記現像位置以外の位置にある現像器の現像
口からのトナーの漏れや飛散により、特に光学系に対す
る汚染の問題や、漏出トナーの他の現像器への混入によ
る混色の問題等がある。これらの問題を解決するため
に、現像器の周囲に開口を有した外筺部材(カバー部
材)やその他の遮蔽部材を設け、各現像器からのトナー
の漏れや飛散を防止することにより、画像形成装置内の
汚染や混色の防止をするように構成した回転型現像装置
が知られている(例えば、特開昭58−172660号
公報、特開昭60−162271号公報、特開昭60−
238872号公報参照)。
【0004】また、近年、複写機等の画像形成装置の普
及により、画像形成装置内の各ユニットの交換等を一般
ユーザが行うようになってきているため、ユニット交換
の操作性、ユニット取扱い時の安全性、交換ユニットの
取扱い性の向上が求められている。上記画像形成装置内
の一ユニットである回転型現像装置についても同様であ
る。この回転型現像装置を実際に画像形成装置本体に装
着し動作性能を維持するためには、トナーや現像剤の補
充および交換、メンテナンスや点検、寿命に達した現像
装置の交換等の作業を行う必要がある。このような作業
のために、回転型現像装置を画像形成装置本体に対して
着脱する操作をしなければならないが、この現像装置の
交換の操作性、取り扱い時の安全性等の向上が求められ
ている。
及により、画像形成装置内の各ユニットの交換等を一般
ユーザが行うようになってきているため、ユニット交換
の操作性、ユニット取扱い時の安全性、交換ユニットの
取扱い性の向上が求められている。上記画像形成装置内
の一ユニットである回転型現像装置についても同様であ
る。この回転型現像装置を実際に画像形成装置本体に装
着し動作性能を維持するためには、トナーや現像剤の補
充および交換、メンテナンスや点検、寿命に達した現像
装置の交換等の作業を行う必要がある。このような作業
のために、回転型現像装置を画像形成装置本体に対して
着脱する操作をしなければならないが、この現像装置の
交換の操作性、取り扱い時の安全性等の向上が求められ
ている。
【0005】ところが、例えば上記特開昭58−172
660号公報に記載されている回転型現像装置の構成に
おいては、外筺部材が現像装置全体を外包し、現像装置
の回転中心軸回りに支持されているので、外筐部材の外
形寸法の小型化に限度があり、形状も複雑で高価になっ
てしまう。また、現像装置全体が外筐部材に覆われてい
るので、画像形成装置本体に対して現像装置を高精度で
位置決め、装着するのが困難であるとともに、画像形成
装置本体からの駆動伝達機構の構成に制限があった。ま
た、外筺部材で現像装置全体を外包するので、外筐部材
内に現像装置を組み込む作業が複雑なものとなってい
た。
660号公報に記載されている回転型現像装置の構成に
おいては、外筺部材が現像装置全体を外包し、現像装置
の回転中心軸回りに支持されているので、外筐部材の外
形寸法の小型化に限度があり、形状も複雑で高価になっ
てしまう。また、現像装置全体が外筐部材に覆われてい
るので、画像形成装置本体に対して現像装置を高精度で
位置決め、装着するのが困難であるとともに、画像形成
装置本体からの駆動伝達機構の構成に制限があった。ま
た、外筺部材で現像装置全体を外包するので、外筐部材
内に現像装置を組み込む作業が複雑なものとなってい
た。
【0006】また、上記特開昭58−172660号公
報に記載されている回転型現像装置においては、外筺部
材に対し回転型現像装置が制限なく回動自在に構成され
ており、例えば現像装置を画像形成装置本体外に取り出
し、外筺部材に対する現像装置の位置決め、保持が解除
された状態では、現像装置はその重心位置が最も低位置
になるように外筺部材等に対して回転し、振り子のよう
に揺動した後減衰する。特に、使用中あるいは使用後の
各現像器においては、そのトナーの使用量に差がでるた
め、上記動きを顕著に呈する。ユーザーやサービスマン
等がユニットの交換等のため、画像形成装置本体から現
像装置を取り出す際に前述のような動きが起こると、外
筺部材を含む現像装置全体の重心が移動し、バランスを
崩して現像装置を落下させたり、近傍の装置、器具その
他に接触させたりするおそれがある。また、現像装置の
移送時にも同様で、例えば工場出荷の際の梱包ユニット
の荷崩れ等に発展してしまうおそれがあった。
報に記載されている回転型現像装置においては、外筺部
材に対し回転型現像装置が制限なく回動自在に構成され
ており、例えば現像装置を画像形成装置本体外に取り出
し、外筺部材に対する現像装置の位置決め、保持が解除
された状態では、現像装置はその重心位置が最も低位置
になるように外筺部材等に対して回転し、振り子のよう
に揺動した後減衰する。特に、使用中あるいは使用後の
各現像器においては、そのトナーの使用量に差がでるた
め、上記動きを顕著に呈する。ユーザーやサービスマン
等がユニットの交換等のため、画像形成装置本体から現
像装置を取り出す際に前述のような動きが起こると、外
筺部材を含む現像装置全体の重心が移動し、バランスを
崩して現像装置を落下させたり、近傍の装置、器具その
他に接触させたりするおそれがある。また、現像装置の
移送時にも同様で、例えば工場出荷の際の梱包ユニット
の荷崩れ等に発展してしまうおそれがあった。
【0007】また、上記特開昭58−172660号公
報に記載されている回転型現像装置においては、画像形
成に際し、所定の現像位置に現像装置を回動させて保持
する必要があり、通常は画像形成動作に先だって基準位
置(ホームポジション)に移動、停止させている。とこ
ろが、現像装置を画像形成装置本体から取り出した場
合、現像装置が外筺部材等に対し前述のような動きをす
ると現像装置の回転中心に対する位置が任意となり、次
に現像装置を装着した際に現像装置を上記基準位置(ホ
ームポジション)に回動させるのに、時間的、経済的な
ロスを生じるとともに、基準位置への移動時間、距離が
長くなることによって基準位置の誤検知確率が高くな
る。
報に記載されている回転型現像装置においては、画像形
成に際し、所定の現像位置に現像装置を回動させて保持
する必要があり、通常は画像形成動作に先だって基準位
置(ホームポジション)に移動、停止させている。とこ
ろが、現像装置を画像形成装置本体から取り出した場
合、現像装置が外筺部材等に対し前述のような動きをす
ると現像装置の回転中心に対する位置が任意となり、次
に現像装置を装着した際に現像装置を上記基準位置(ホ
ームポジション)に回動させるのに、時間的、経済的な
ロスを生じるとともに、基準位置への移動時間、距離が
長くなることによって基準位置の誤検知確率が高くな
る。
【0008】また、上記特開昭60−162271号公
報及び特開昭60−238872号公報においては、現
像装置に対する外筐部材(カバー部材)の取付、保持方
法、画像形成装置内での外筐の保持、回転防止方法、お
よび画像形成装置本体から現像装置を取り外したときの
現像装置に対する外筐の回転防止方法や装置の取扱い方
法等は開示されていない。
報及び特開昭60−238872号公報においては、現
像装置に対する外筐部材(カバー部材)の取付、保持方
法、画像形成装置内での外筐の保持、回転防止方法、お
よび画像形成装置本体から現像装置を取り外したときの
現像装置に対する外筐の回転防止方法や装置の取扱い方
法等は開示されていない。
【0009】そこで、本出願人は、現像装置の取り扱い
性および操作性の向上を図るために、現像装置の着脱、
交換の際に使用する把手部材をカバー部材の上部に一体
的に設けた回転現像装置を提案した(特開平7−564
18号公報参照)。また、本公報において、現像装置の
組立時のカバー部材の取り付け性の向上を図るために、
上記カバー部材の少なくとも円周部の一部に、長手方向
全域にに延在し該カバー部材を開閉可能に構成する分割
部を設けた回転型現像装置を提案した。
性および操作性の向上を図るために、現像装置の着脱、
交換の際に使用する把手部材をカバー部材の上部に一体
的に設けた回転現像装置を提案した(特開平7−564
18号公報参照)。また、本公報において、現像装置の
組立時のカバー部材の取り付け性の向上を図るために、
上記カバー部材の少なくとも円周部の一部に、長手方向
全域にに延在し該カバー部材を開閉可能に構成する分割
部を設けた回転型現像装置を提案した。
【0010】一方、通常の一般文書は主に白黒画像であ
り、画像形成装置で形成する出力画像のうち白黒の画像
とカラー画像との割合は9:1から7:3であるといわ
れている。したがって、上記回転型現像装置内の複数の
現像器のうち黒色用の現像器の使用頻度がかなり高く、
他のカラー用の現像器との間で、トナーの消費量、現像
剤や現像剤担持体(現像ローラ)などの機能部品の劣化
程度に差が発生する。そのため、特に黒色用の現像器に
対して、高い信頼性、高いメンテナンス性、および該現
像器の交換容易性が求められている。
り、画像形成装置で形成する出力画像のうち白黒の画像
とカラー画像との割合は9:1から7:3であるといわ
れている。したがって、上記回転型現像装置内の複数の
現像器のうち黒色用の現像器の使用頻度がかなり高く、
他のカラー用の現像器との間で、トナーの消費量、現像
剤や現像剤担持体(現像ローラ)などの機能部品の劣化
程度に差が発生する。そのため、特に黒色用の現像器に
対して、高い信頼性、高いメンテナンス性、および該現
像器の交換容易性が求められている。
【0011】そこで、本出願人は、特願平7−2934
49号において、潜像担持体の周りに、該潜像担持上の
静電潜像を黒トナーで現像する黒色用の現像装置と、該
黒色用の現像装置の現像位置とは異なる現像位置に順次
移動し、該潜像担持体上の静電潜像を有色トナーで現像
する複数の現像器を有するカラー用の現像装置とを配設
した画像形成装置を提案している。
49号において、潜像担持体の周りに、該潜像担持上の
静電潜像を黒トナーで現像する黒色用の現像装置と、該
黒色用の現像装置の現像位置とは異なる現像位置に順次
移動し、該潜像担持体上の静電潜像を有色トナーで現像
する複数の現像器を有するカラー用の現像装置とを配設
した画像形成装置を提案している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
7−56418号公報で提案している回転型現像装置の
ようにカバー部材に把手部材を設けた場合においても、
画像形成装置全体の小型化という観点から、装置内の省
スペース化を図ることができる現像装置が望まれる。特
に、上記特願平7−293449号で提案しているよう
に複数の現像装置を設ける場合は、両現像装置を接近さ
せて併設する傾向にあり、かかる場合に現像装置のカバ
ー部材に把手部材を設けるためのスペースを確保するこ
とが難しかった。
7−56418号公報で提案している回転型現像装置の
ようにカバー部材に把手部材を設けた場合においても、
画像形成装置全体の小型化という観点から、装置内の省
スペース化を図ることができる現像装置が望まれる。特
に、上記特願平7−293449号で提案しているよう
に複数の現像装置を設ける場合は、両現像装置を接近さ
せて併設する傾向にあり、かかる場合に現像装置のカバ
ー部材に把手部材を設けるためのスペースを確保するこ
とが難しかった。
【0013】また、上記特開平7−56418号公報で
提案しているように組立および分解時の作業性の向上の
ために複数の部材に分割したカバー部材を用い、該複数
の部材のうち上側の部材(上記公報における分割部)に
把手部材を取り付けたような構成の場合、現像装置の着
脱交換のために上記把手部材を持って現像装置を持ち上
げたときに、カバー部材内の現像器の重量により、上記
複数の部材間の結合部がはずれてしまい、現像器等が落
下し、作業者がけがをするおそれがあった。この現像器
等の落下を防止するために上記カバー部材を構成する複
数の部材間を強固に結合したり、各部材自体の強度を強
くしたりするという対策が考えられるが、このような対
策をとった場合は、部材の形状が大きくなったり、コス
ト高につながるという不具合がある。
提案しているように組立および分解時の作業性の向上の
ために複数の部材に分割したカバー部材を用い、該複数
の部材のうち上側の部材(上記公報における分割部)に
把手部材を取り付けたような構成の場合、現像装置の着
脱交換のために上記把手部材を持って現像装置を持ち上
げたときに、カバー部材内の現像器の重量により、上記
複数の部材間の結合部がはずれてしまい、現像器等が落
下し、作業者がけがをするおそれがあった。この現像器
等の落下を防止するために上記カバー部材を構成する複
数の部材間を強固に結合したり、各部材自体の強度を強
くしたりするという対策が考えられるが、このような対
策をとった場合は、部材の形状が大きくなったり、コス
ト高につながるという不具合がある。
【0014】本発明は以上の背景のもとでなされたもの
であり、その第1の目的は、把手部材をカバー部材に密
着収納可能に設けることにより、画像形成装置に装着し
た回転型現像装置の周囲に他の装置や部材を接近させて
配置し、画像形成装置全体の小型化を図ることができる
回転型現像装置を提供することである。
であり、その第1の目的は、把手部材をカバー部材に密
着収納可能に設けることにより、画像形成装置に装着し
た回転型現像装置の周囲に他の装置や部材を接近させて
配置し、画像形成装置全体の小型化を図ることができる
回転型現像装置を提供することである。
【0015】また、その第2の目的は、組立および分解
時の作業性の向上のために複数の部材に分割したカバー
部材を用いた場合でも、回転型現像装置の着脱交換作業
時の現像器等の落下防止と作業の安全性を確保すること
ができるとともに、カバー部材を構成する複数の部材間
に必要な結合強度を低減することにより装置の小型化お
よび低コスト化を図ることができる回転型現像装置を提
供することである。
時の作業性の向上のために複数の部材に分割したカバー
部材を用いた場合でも、回転型現像装置の着脱交換作業
時の現像器等の落下防止と作業の安全性を確保すること
ができるとともに、カバー部材を構成する複数の部材間
に必要な結合強度を低減することにより装置の小型化お
よび低コスト化を図ることができる回転型現像装置を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、回転軸を周りに複数の現
像器を回動可能に配設し、潜像担持体に対向する現像位
置に開口を有する円筒状のカバー部材を該複数の現像器
を覆うように設けた回転型現像装置において、上記カバ
ー部材の外周部に密着収納可能な把手部材を設けたこと
を特徴とするものである。
るために、請求項1の発明は、回転軸を周りに複数の現
像器を回動可能に配設し、潜像担持体に対向する現像位
置に開口を有する円筒状のカバー部材を該複数の現像器
を覆うように設けた回転型現像装置において、上記カバ
ー部材の外周部に密着収納可能な把手部材を設けたこと
を特徴とするものである。
【0017】この請求項1の回転型現像装置において
は、画像形成装置に装着した後、把手部材をカバー部材
の外周部に密着収納することにより、該カバー部材の周
りにスペースを確保し、他の装置又は部材を接近させて
配置できるようにする。なお、上記把手部材は、可撓性
材料を用いて構成することもができる。この場合には、
把手部材をカバー部材の外周部に密着させやすい。
は、画像形成装置に装着した後、把手部材をカバー部材
の外周部に密着収納することにより、該カバー部材の周
りにスペースを確保し、他の装置又は部材を接近させて
配置できるようにする。なお、上記把手部材は、可撓性
材料を用いて構成することもができる。この場合には、
把手部材をカバー部材の外周部に密着させやすい。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の回転型現像
装置において、上記回転型現像装置を画像形成装置本体
に装着した後に該画像形成装置本体に装着あるいは該画
像形成装置本体内で移動操作される装置又は部材によっ
て、上記カバー部材の外周部に密着収納されるように、
該把手部材を設けたことを特徴とするものである。
装置において、上記回転型現像装置を画像形成装置本体
に装着した後に該画像形成装置本体に装着あるいは該画
像形成装置本体内で移動操作される装置又は部材によっ
て、上記カバー部材の外周部に密着収納されるように、
該把手部材を設けたことを特徴とするものである。
【0019】この請求項2の回転型現像装置において
は、回転型現像装置を画像形成装置本体に装着した後、
該現像装置の把手部材をカバー部材に密着収納し忘れた
場合でも、該画像形成装置本体に装着あるいは該画像形
成装置本体内で移動操作される装置又は部材によって、
上記把手部材がカバー部材の外周部に密着収納される。
は、回転型現像装置を画像形成装置本体に装着した後、
該現像装置の把手部材をカバー部材に密着収納し忘れた
場合でも、該画像形成装置本体に装着あるいは該画像形
成装置本体内で移動操作される装置又は部材によって、
上記把手部材がカバー部材の外周部に密着収納される。
【0020】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3の発明は、回転軸を周りに複数の現像器を回動
可能に配設し、潜像担持体に対向する現像位置に開口を
有する円筒状のカバー部材を該複数の現像器を覆うよう
に設けた回転型現像装置において、上記カバー部材を、
その円周方向に分割され且つ開放可能又は互いに着脱可
能に結合した複数の部材で構成し、上記把手部材を、上
記複数の部材のうち回転型現像装置の荷重を受け止める
一部材に取り付けたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、回転軸を周りに複数の現像器を回動
可能に配設し、潜像担持体に対向する現像位置に開口を
有する円筒状のカバー部材を該複数の現像器を覆うよう
に設けた回転型現像装置において、上記カバー部材を、
その円周方向に分割され且つ開放可能又は互いに着脱可
能に結合した複数の部材で構成し、上記把手部材を、上
記複数の部材のうち回転型現像装置の荷重を受け止める
一部材に取り付けたことを特徴とするものである。
【0021】この請求項3の回転型現像装置において
は、作業者が回転型現像装置を着脱、交換するとき、上
記カバー部材を構成する複数の部材のうち回転型現像装
置の荷重を受け止める一部材に取り付けた把手部材を持
つため、該複数の部材の結合部に過剰な力が加わらな
い。
は、作業者が回転型現像装置を着脱、交換するとき、上
記カバー部材を構成する複数の部材のうち回転型現像装
置の荷重を受け止める一部材に取り付けた把手部材を持
つため、該複数の部材の結合部に過剰な力が加わらな
い。
【0022】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
回転型現像装置において、上記把手部材を、上記回転軸
に沿った上記カバー部材の長手方向の両端部に設けたこ
とを特徴とするものである。
回転型現像装置において、上記把手部材を、上記回転軸
に沿った上記カバー部材の長手方向の両端部に設けたこ
とを特徴とするものである。
【0023】この請求項4の回転型現像装置において
は、該現像装置の着脱交換の際に、上記回転軸に沿った
上記カバー部材の長手方向の両端部に設けた1組の把手
部材をを使うことにより、一つの把手部材を使う場合に
比して、該現像装置の荷重がバランスよく各把手部材に
分散された状態で該現像装置を持つことができる。
は、該現像装置の着脱交換の際に、上記回転軸に沿った
上記カバー部材の長手方向の両端部に設けた1組の把手
部材をを使うことにより、一つの把手部材を使う場合に
比して、該現像装置の荷重がバランスよく各把手部材に
分散された状態で該現像装置を持つことができる。
【0024】請求項5の発明は、請求項4の回転型現像
装置において、上記把手部材として、同一形状の部材を
用いたことを特徴とするものである。
装置において、上記把手部材として、同一形状の部材を
用いたことを特徴とするものである。
【0025】この請求項5の回転型現像装置において
は、上記1組の把手部材として同一形状の部材を用いる
ことにより、部品の種類を減らすことができる。また、
各把手部材の違いを意識することなく、該把手部材をカ
バー部材に取り付けることができる。なお、上記把手部
材がベルト状の部材である場合、表裏の区別なくカバー
部材に取り付けられるように該把手部材を構成すること
が好ましい。この場合には、各把手部材の表裏を意識す
ることなく、該把手部材をカバー部材に取り付けること
ができる。
は、上記1組の把手部材として同一形状の部材を用いる
ことにより、部品の種類を減らすことができる。また、
各把手部材の違いを意識することなく、該把手部材をカ
バー部材に取り付けることができる。なお、上記把手部
材がベルト状の部材である場合、表裏の区別なくカバー
部材に取り付けられるように該把手部材を構成すること
が好ましい。この場合には、各把手部材の表裏を意識す
ることなく、該把手部材をカバー部材に取り付けること
ができる。
【0026】請求項6の発明は、請求項4の回転型現像
装置において、上記把手部材の操作部を、上記カバー部
材の長手方向の両端から中央側にずらすように形成した
ことを特徴とするものである。
装置において、上記把手部材の操作部を、上記カバー部
材の長手方向の両端から中央側にずらすように形成した
ことを特徴とするものである。
【0027】この請求項6の回転型現像装置において
は、上記把手部材の操作部が、カバー部材の長手方向の
両端から中央側にずらすことにより、作業者が把手部材
を持ちやすい。
は、上記把手部材の操作部が、カバー部材の長手方向の
両端から中央側にずらすことにより、作業者が把手部材
を持ちやすい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカラー画像形成装
置に用いる回転型現像装置に適用した一実施形態につい
て説明する。まず、本実施形態に係るカラー画像形成装
置全体の概略構成および動作について説明する。図2は
本実施形態に係るカラー画像形成装置全体の概略構成図
である。図2において、像担持体としての可撓性のベル
ト状感光体(以下「感光体ベルト」という)1が、回動
ローラ2、3との間に架設され、回動ローラ2、3の駆
動により図中矢印A方向(時計方向)に回転、搬送され
る。また、感光体ベルト1の周囲には、感光体ベルト表
面を均一に帯電する帯電手段としての帯電チャージャ
4、静電潜像形成用の露光装置としてのレーザ書き込み
ユニット5、イエロー、マゼンタ、シアンのカラー現像
剤をそれぞれ収容した3個の現像器を一体的に備えた回
転型現像装置(「リボルバー型」または「ロータリー
型」ともいう)としての回転型カラー現像器ユニット
(以下「カラー現像器ユニット」という)6、該カラー
現像器ユニット6とは別体の黒色現像剤を収容した現像
装置としての黒現像装置7等が配設されている。
置に用いる回転型現像装置に適用した一実施形態につい
て説明する。まず、本実施形態に係るカラー画像形成装
置全体の概略構成および動作について説明する。図2は
本実施形態に係るカラー画像形成装置全体の概略構成図
である。図2において、像担持体としての可撓性のベル
ト状感光体(以下「感光体ベルト」という)1が、回動
ローラ2、3との間に架設され、回動ローラ2、3の駆
動により図中矢印A方向(時計方向)に回転、搬送され
る。また、感光体ベルト1の周囲には、感光体ベルト表
面を均一に帯電する帯電手段としての帯電チャージャ
4、静電潜像形成用の露光装置としてのレーザ書き込み
ユニット5、イエロー、マゼンタ、シアンのカラー現像
剤をそれぞれ収容した3個の現像器を一体的に備えた回
転型現像装置(「リボルバー型」または「ロータリー
型」ともいう)としての回転型カラー現像器ユニット
(以下「カラー現像器ユニット」という)6、該カラー
現像器ユニット6とは別体の黒色現像剤を収容した現像
装置としての黒現像装置7等が配設されている。
【0029】上記レーザ書き込みユニット5は、図示し
ない半導体レーザ、駆動モータ5Aで回転駆動されたポ
リゴンミラー5B、f−θレンズ5C及びミラー5Dが
保持筺体としてのユニットケース5Eの中に収められ、
装置本体の下部に組み込まれている。給紙カセット17
とレーザ書き込みユニット5との間には、図示しない底
板が設けられている。その底板の上にレーザ書き込みユ
ニット5が組み込まれ、各ユニットを支持するためにロ
ーラ軸方向の左右(図2中の奥側及び手前側)に設けら
れた装置本体の図示しない側板が、上記底板に組み付け
られている。
ない半導体レーザ、駆動モータ5Aで回転駆動されたポ
リゴンミラー5B、f−θレンズ5C及びミラー5Dが
保持筺体としてのユニットケース5Eの中に収められ、
装置本体の下部に組み込まれている。給紙カセット17
とレーザ書き込みユニット5との間には、図示しない底
板が設けられている。その底板の上にレーザ書き込みユ
ニット5が組み込まれ、各ユニットを支持するためにロ
ーラ軸方向の左右(図2中の奥側及び手前側)に設けら
れた装置本体の図示しない側板が、上記底板に組み付け
られている。
【0030】また、上記帯電チャージャ4による帯電位
置、レーザ書き込みユニット5からの光ビームLの照射
位置、及び感光体用クリーニングブレード15Aによる
クリーニング位置は、2本の回動ローラ2,3のうち下
側の回動ローラ2への感光体ベルト1の巻き付き部に設
定されている。
置、レーザ書き込みユニット5からの光ビームLの照射
位置、及び感光体用クリーニングブレード15Aによる
クリーニング位置は、2本の回動ローラ2,3のうち下
側の回動ローラ2への感光体ベルト1の巻き付き部に設
定されている。
【0031】上記カラー現像器ユニット6および黒現像
装置7はそれぞれ所定の位置で感光体ベルト1と近接あ
るいは接触する現像剤担持体としての現像ローラを備
え、感光体ベルト1上の静電潜像を非接触現像あるいは
接触現像法により顕像化する機能を有している。なお、
このカラー現像器ユニット6および黒現像装置7につい
ては、後で詳しく説明する。
装置7はそれぞれ所定の位置で感光体ベルト1と近接あ
るいは接触する現像剤担持体としての現像ローラを備
え、感光体ベルト1上の静電潜像を非接触現像あるいは
接触現像法により顕像化する機能を有している。なお、
このカラー現像器ユニット6および黒現像装置7につい
ては、後で詳しく説明する。
【0032】上記感光体ベルト1の上側の回動ローラ3
への巻き付き部分に接触するように、中間転写体として
の中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写
ベルト10は、回動ローラ11、12の間に傾斜させて
架設されており、回動ローラ11、12の駆動により図
中矢印B方向(反時計方向)に回転、搬送される。この
傾斜している中間転写ベルト10の図中左下側の展張部
が、上記感光体ベルト1の上側の回動ローラ3への巻き
付き部分に接触しており、感光体ベルト1上の第1回目
の顕像が、中間転写ベルト10の内側に設けられた1次
転写部材としての導電性のバイアスブラシ13により中
間転写ベルト10上に転写される(1次転写)。このバ
イアスブラシ13の先端は、中間転写ベルト10の裏面
に所定の条件で接触している。中間転写ベルト10の回
動ローラ11への巻き付き部には、中間転写ベルト10
に対して接離するように2次転写部材としての転写ロー
ラ14が設けられ、この転写ローラ14により、中間転
写ベルト10上に重ね合わされた画像が転写材としての
転写紙上に転写される(2次転写)。ここで、1次転写
位置から2次転写位置までの中間転写ベルト10上の距
離は、最大画像出力長さ以上に設定してある。(以下、
余白)
への巻き付き部分に接触するように、中間転写体として
の中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写
ベルト10は、回動ローラ11、12の間に傾斜させて
架設されており、回動ローラ11、12の駆動により図
中矢印B方向(反時計方向)に回転、搬送される。この
傾斜している中間転写ベルト10の図中左下側の展張部
が、上記感光体ベルト1の上側の回動ローラ3への巻き
付き部分に接触しており、感光体ベルト1上の第1回目
の顕像が、中間転写ベルト10の内側に設けられた1次
転写部材としての導電性のバイアスブラシ13により中
間転写ベルト10上に転写される(1次転写)。このバ
イアスブラシ13の先端は、中間転写ベルト10の裏面
に所定の条件で接触している。中間転写ベルト10の回
動ローラ11への巻き付き部には、中間転写ベルト10
に対して接離するように2次転写部材としての転写ロー
ラ14が設けられ、この転写ローラ14により、中間転
写ベルト10上に重ね合わされた画像が転写材としての
転写紙上に転写される(2次転写)。ここで、1次転写
位置から2次転写位置までの中間転写ベルト10上の距
離は、最大画像出力長さ以上に設定してある。(以下、
余白)
【0033】感光体ベルト用のクリーニング装置15
は、感光体ベルト1に常時接触し感光体ベルト1上のト
ナーをクリーニングするクリーニングブレード15A、
廃棄トナー回収容器15B等を備えている。また、中間
転写ベルト用のクリーニング装置16は、中間転写ベル
ト10の表面をクリーニングするクリーニングブレード
16A、トナー搬送用のオーガ16B等を備えている。
中間転写ベルト用のクリーニングブレード16Aは、画
像形成中には中間転写ベルト10の表面より離間した位
置に保たれ、2次転写後のクリーニング時のみ図示のよ
うに中間転写ベルト10の表面に当接される。
は、感光体ベルト1に常時接触し感光体ベルト1上のト
ナーをクリーニングするクリーニングブレード15A、
廃棄トナー回収容器15B等を備えている。また、中間
転写ベルト用のクリーニング装置16は、中間転写ベル
ト10の表面をクリーニングするクリーニングブレード
16A、トナー搬送用のオーガ16B等を備えている。
中間転写ベルト用のクリーニングブレード16Aは、画
像形成中には中間転写ベルト10の表面より離間した位
置に保たれ、2次転写後のクリーニング時のみ図示のよ
うに中間転写ベルト10の表面に当接される。
【0034】上記構成のカラー画像形成装置において、
感光体ベルト1は帯電チャージャ4により一様に帯電さ
れた後、レーザ書き込みユニット5で画像情報に基づい
て変調されたレーザ光(レーザビーム)Lが走査される
ことにより露光され、表面に静電潜像が形成される。こ
こで、上記露光に用いられる画像情報は所望のフルカラ
ー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、および黒の色情
報に分解した単色の画像情報である。この画像情報に基
づいて図示しない半導体レーザで発生されたレーザ光L
は、駆動モータ5Aで高速回転駆動されたポリゴンミラ
ー5Bにより回転走査され、f−θレンズ5Cを経て、
反射ミラー5Dにより光路調整される。
感光体ベルト1は帯電チャージャ4により一様に帯電さ
れた後、レーザ書き込みユニット5で画像情報に基づい
て変調されたレーザ光(レーザビーム)Lが走査される
ことにより露光され、表面に静電潜像が形成される。こ
こで、上記露光に用いられる画像情報は所望のフルカラ
ー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、および黒の色情
報に分解した単色の画像情報である。この画像情報に基
づいて図示しない半導体レーザで発生されたレーザ光L
は、駆動モータ5Aで高速回転駆動されたポリゴンミラ
ー5Bにより回転走査され、f−θレンズ5Cを経て、
反射ミラー5Dにより光路調整される。
【0035】上記感光体ベルト1上に形成された静電潜
像は、後述するカラー現像器ユニットにより各々所定の
イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーでそれ
ぞれ単色現像される。また、黒の色情報に基づいて形成
された静電潜像は、やはり後述する黒現像装置7により
黒トナーで現像され、感光体ベルト1上に各々の色画像
(トナー像)が順次形成される。
像は、後述するカラー現像器ユニットにより各々所定の
イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーでそれ
ぞれ単色現像される。また、黒の色情報に基づいて形成
された静電潜像は、やはり後述する黒現像装置7により
黒トナーで現像され、感光体ベルト1上に各々の色画像
(トナー像)が順次形成される。
【0036】図2中の矢印A方向に回転する感光体ベル
ト1上に形成された各単色画像(トナー像)は、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、および黒の単色毎に、バイアス
ブラシ13に印加された所定の転写バイアスにより、感
光体ベルト1と同期して矢印B方向に回転する中間転写
ベルト10上に順次重ね転写される。中間転写ベルト1
0上に重ね合わされたイエロー、マゼンタ、シアン、お
よび黒の画像は、給紙台(給紙カセット)17から給紙
ローラ18、搬送ローラ対19A,19B、レジストロ
ーラ対20A,20Bを経て転写部に搬送された転写紙
17A上に転写ローラ14により一括転写される。転写
終了後、定着装置80により定着されてフルカラー画像
が完成する。このフルカラー画像が形成された転写紙1
7Aは、排紙ローラ対81A,81Bを経て排紙スタッ
ク部82に排出される。
ト1上に形成された各単色画像(トナー像)は、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、および黒の単色毎に、バイアス
ブラシ13に印加された所定の転写バイアスにより、感
光体ベルト1と同期して矢印B方向に回転する中間転写
ベルト10上に順次重ね転写される。中間転写ベルト1
0上に重ね合わされたイエロー、マゼンタ、シアン、お
よび黒の画像は、給紙台(給紙カセット)17から給紙
ローラ18、搬送ローラ対19A,19B、レジストロ
ーラ対20A,20Bを経て転写部に搬送された転写紙
17A上に転写ローラ14により一括転写される。転写
終了後、定着装置80により定着されてフルカラー画像
が完成する。このフルカラー画像が形成された転写紙1
7Aは、排紙ローラ対81A,81Bを経て排紙スタッ
ク部82に排出される。
【0037】上記感光体ベルト1、帯電チャージャ4、
中間転写ベルト10、クリーニング装置16、レジスト
ローラ20B等はプロセスカートリッジとして一体的に
構成され、廃棄トナー回収容器15Cは、プロセスカー
トリッジ31に対して着脱可能に組み込まれる。プロセ
スカートリッジ31のレジストローラ20Bのケース外
装部分は、用紙搬送ガイドとしての機能も備えている。
中間転写ベルト10、クリーニング装置16、レジスト
ローラ20B等はプロセスカートリッジとして一体的に
構成され、廃棄トナー回収容器15Cは、プロセスカー
トリッジ31に対して着脱可能に組み込まれる。プロセ
スカートリッジ31のレジストローラ20Bのケース外
装部分は、用紙搬送ガイドとしての機能も備えている。
【0038】上記中間転写ベルト10上からクリーニン
グブレード16Aによって掻き取られた廃棄トナーは、
クリーニング装置16内に設けられたオーガ16Bによ
り、図面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリ
ッジ31手前側側面に設けられた、図示を省略した搬送
部により廃棄トナー回収容器15Cに搬送される。所定
量以上の廃棄トナーが廃棄トナー回収用器15C内に収
容された時点でプロセスカートリッジ31に対し交換す
ることにより、プロセスカートリッジ31の長寿命化が
図られる。
グブレード16Aによって掻き取られた廃棄トナーは、
クリーニング装置16内に設けられたオーガ16Bによ
り、図面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリ
ッジ31手前側側面に設けられた、図示を省略した搬送
部により廃棄トナー回収容器15Cに搬送される。所定
量以上の廃棄トナーが廃棄トナー回収用器15C内に収
容された時点でプロセスカートリッジ31に対し交換す
ることにより、プロセスカートリッジ31の長寿命化が
図られる。
【0039】次に、本カラー画像形成装置に用いている
黒現像装置7について説明する。図3は、黒現像装置7
の内部をカラー現像器ユニット6とともに示した概略構
成図である。この黒現像装置7は、現像容器71内に黒
の現像剤(トナー)を内包し、感光体ベルト1に対向し
た現像容器71の開口部71Aに、現像剤担持体として
の現像ローラ23Kを有した現像装置であって、トナー
エンド時が現像器の寿命交換とする、いわゆる現像カー
トリッジとして一体的に形成された現像装置である。
黒現像装置7について説明する。図3は、黒現像装置7
の内部をカラー現像器ユニット6とともに示した概略構
成図である。この黒現像装置7は、現像容器71内に黒
の現像剤(トナー)を内包し、感光体ベルト1に対向し
た現像容器71の開口部71Aに、現像剤担持体として
の現像ローラ23Kを有した現像装置であって、トナー
エンド時が現像器の寿命交換とする、いわゆる現像カー
トリッジとして一体的に形成された現像装置である。
【0040】上記現像容器71内には、現像ローラ23
Kと平行で、且つ、現像ローラ23Kと所定の接触圧で
接触し、ニップを形成しながら現像ローラ23Kとの接
触部で、現像ローラ表面移動方向と逆方向に摺動するよ
うに回転する、例えば発砲ポリウレタンなどから形成さ
れたトナー供給ローラ25Kが配設されている。このト
ナー供給ローラ25Kと現像ローラ23Kとの摺動部よ
り現像ローラ表面移動方向下流側の上記開口71A近傍
には、ステンレスなどのバネ性を有する薄板あるいはウ
レタンゴム等の弾性体からなるトナー層規制部材として
のブレード26Kが、その一端部近傍が現像ローラ23
Kに接するように設けられている。
Kと平行で、且つ、現像ローラ23Kと所定の接触圧で
接触し、ニップを形成しながら現像ローラ23Kとの接
触部で、現像ローラ表面移動方向と逆方向に摺動するよ
うに回転する、例えば発砲ポリウレタンなどから形成さ
れたトナー供給ローラ25Kが配設されている。このト
ナー供給ローラ25Kと現像ローラ23Kとの摺動部よ
り現像ローラ表面移動方向下流側の上記開口71A近傍
には、ステンレスなどのバネ性を有する薄板あるいはウ
レタンゴム等の弾性体からなるトナー層規制部材として
のブレード26Kが、その一端部近傍が現像ローラ23
Kに接するように設けられている。
【0041】また、上記現像容器71内には、容器内の
トナーを撹拌し、トナー供給ローラ25Kおよび現像ロ
ーラ23K側にトナーを搬送する第1のアジテータ73
と、やはり現像容器71内のトナーを撹拌し、第1のア
ジテータ73側にトナーを搬送する第2のアジテータ7
4が設けられている。この第1および第2のアジテータ
73,74は、各回転軸がトナー供給ローラ25Kおよ
び現像ローラ23Kと平行になるように配設されてい
る。また、上記アジテータ73,74はともに、その先
端部にフィルム状の弾性体シートなどを、その先端が現
像容器71の底面を摺擦移動するように取り付けられ、
現像容器71内のトナーを効率よく搬送でき、現像容器
71内のトナー残量を減らすことができるようになって
いる。なお、上記アジテータ73,74の回転数は、ト
ナーに余分なストレスを与えないように極力低くするこ
とが望ましい。
トナーを撹拌し、トナー供給ローラ25Kおよび現像ロ
ーラ23K側にトナーを搬送する第1のアジテータ73
と、やはり現像容器71内のトナーを撹拌し、第1のア
ジテータ73側にトナーを搬送する第2のアジテータ7
4が設けられている。この第1および第2のアジテータ
73,74は、各回転軸がトナー供給ローラ25Kおよ
び現像ローラ23Kと平行になるように配設されてい
る。また、上記アジテータ73,74はともに、その先
端部にフィルム状の弾性体シートなどを、その先端が現
像容器71の底面を摺擦移動するように取り付けられ、
現像容器71内のトナーを効率よく搬送でき、現像容器
71内のトナー残量を減らすことができるようになって
いる。なお、上記アジテータ73,74の回転数は、ト
ナーに余分なストレスを与えないように極力低くするこ
とが望ましい。
【0042】また、黒現像装置7は感光体ベルト1に対
して水平方向に移動可能で、非現像時には感光体ベルト
1から離間し、現像時には現像ローラ23が感光体ベル
ト1に接近又は接触する現像位置まで移動するような離
間動作を行う。通常、黒現像装置7は、図4に示すよう
に現像ローラ23Kが対向した感光体ベルト表面に接触
しない位置に退避している。感光体ベルト1上に形成さ
れた黒色画像に対応した静電潜像を現像する際には、カ
ム75の働きにより、現像装置7全体を、図示を省略し
たガイド部材に沿って水平方向に移動させ、現像ローラ
23Kを感光体ベルト表面との間に所定のニップを形成
した状態で接触させる。
して水平方向に移動可能で、非現像時には感光体ベルト
1から離間し、現像時には現像ローラ23が感光体ベル
ト1に接近又は接触する現像位置まで移動するような離
間動作を行う。通常、黒現像装置7は、図4に示すよう
に現像ローラ23Kが対向した感光体ベルト表面に接触
しない位置に退避している。感光体ベルト1上に形成さ
れた黒色画像に対応した静電潜像を現像する際には、カ
ム75の働きにより、現像装置7全体を、図示を省略し
たガイド部材に沿って水平方向に移動させ、現像ローラ
23Kを感光体ベルト表面との間に所定のニップを形成
した状態で接触させる。
【0043】なお、現像ローラ23Kが感光体ベルト1
と接触していない状態では、現像ローラ23Kの駆動を
停止し、現像ローラ23Kを回転させないように制御
し、現像容器71の開口71Aからのトナーの飛散およ
び漏洩や、現像ローラ23K、その他現像装置7内の構
成部品の早期劣化を予防している。
と接触していない状態では、現像ローラ23Kの駆動を
停止し、現像ローラ23Kを回転させないように制御
し、現像容器71の開口71Aからのトナーの飛散およ
び漏洩や、現像ローラ23K、その他現像装置7内の構
成部品の早期劣化を予防している。
【0044】また、本実施形態では、トナーを内包した
タイプの黒現像装置7(現像カートリッジ)を用いてい
るが、このタイプに限定されることなく、後述のカラー
現像器ユニット6のようにトナーカートリッジを交換し
てトナーを補給するタイプの現像装置を用いてもよい。
タイプの黒現像装置7(現像カートリッジ)を用いてい
るが、このタイプに限定されることなく、後述のカラー
現像器ユニット6のようにトナーカートリッジを交換し
てトナーを補給するタイプの現像装置を用いてもよい。
【0045】次に、本カラー画像形成装置に用いている
カラー現像器ユニット6について説明する。図5は、カ
ラー現像器ユニット6の内部を黒現像装置7とともに示
した概略構成図であり、図6は、シアン用の現像器22
Cを感光体ドラム1とともに示した正面図である。前述
のように、感光体ベルト1の近傍に、回転型現像装置と
してのカラー現像器ユニット6が配置されている。
カラー現像器ユニット6について説明する。図5は、カ
ラー現像器ユニット6の内部を黒現像装置7とともに示
した概略構成図であり、図6は、シアン用の現像器22
Cを感光体ドラム1とともに示した正面図である。前述
のように、感光体ベルト1の近傍に、回転型現像装置と
してのカラー現像器ユニット6が配置されている。
【0046】図5は、シアン用の現像器22Cが現像位
置にある状態を示している。本カラー現像器ユニット6
は、回転体である内側ケーシング21が回転軸Oを中心
に回転自在に設けられ、この内側ケーシング21は図示
しない駆動機構の駆動により図中矢印D方向(時計方
向)に回転できるようになっている。また、内側ケーシ
ング21はイエロー、マゼンタ、シアンの各現像器22
(−Y、M、C)を一体に保持している。各色の現像器
22(−Y、M、C)は同一形態を有し、同一動作を行
うように構成されている。各現像器22Y,M,Cに
は、現像剤担持体としての円筒状の現像ローラ23Y,
M,Cが設けられている。各現像ローラ23Y,M,C
は、内部ケーシング21に形成された開口部21Aか
ら、その一部が外部に露出するように配置され、色情報
に同期して、図示を省略した駆動機構により図中矢印C
方向に回転駆動され、対応する静電潜像を現像する。こ
の際、黒現像装置7は、カム75および図示を省略した
スプリングなどにより、現像ローラ23Kが感光体ベル
ト1の表面から離間する位置に保持されている。
置にある状態を示している。本カラー現像器ユニット6
は、回転体である内側ケーシング21が回転軸Oを中心
に回転自在に設けられ、この内側ケーシング21は図示
しない駆動機構の駆動により図中矢印D方向(時計方
向)に回転できるようになっている。また、内側ケーシ
ング21はイエロー、マゼンタ、シアンの各現像器22
(−Y、M、C)を一体に保持している。各色の現像器
22(−Y、M、C)は同一形態を有し、同一動作を行
うように構成されている。各現像器22Y,M,Cに
は、現像剤担持体としての円筒状の現像ローラ23Y,
M,Cが設けられている。各現像ローラ23Y,M,C
は、内部ケーシング21に形成された開口部21Aか
ら、その一部が外部に露出するように配置され、色情報
に同期して、図示を省略した駆動機構により図中矢印C
方向に回転駆動され、対応する静電潜像を現像する。こ
の際、黒現像装置7は、カム75および図示を省略した
スプリングなどにより、現像ローラ23Kが感光体ベル
ト1の表面から離間する位置に保持されている。
【0047】各現像器22Y,M,Cは、非磁性一成分
現像剤を用いた現像器であり、それぞれイエロートナ
ー、マゼンタトナー、シアントナーが収納されている。
そして、内部ケーシング21が回転軸Oを中心に回転す
ることにより、各現像器22Y,M,Cを選択的に現像
位置に移動させて、前述のように順次感光体ベルト1に
形成された静電潜像を現像する。
現像剤を用いた現像器であり、それぞれイエロートナ
ー、マゼンタトナー、シアントナーが収納されている。
そして、内部ケーシング21が回転軸Oを中心に回転す
ることにより、各現像器22Y,M,Cを選択的に現像
位置に移動させて、前述のように順次感光体ベルト1に
形成された静電潜像を現像する。
【0048】各色の現像器22(−Y、M、C)は同一
形態を有し、同一動作を行うように構成されているの
で、以下、一色(シアン)の現像器22Cについてのみ
説明する。
形態を有し、同一動作を行うように構成されているの
で、以下、一色(シアン)の現像器22Cについてのみ
説明する。
【0049】図6において、上記感光体ベルト1の回動
ローラ2,3間の2つの展張部のうちのカラー現像器ユ
ニット6側(黒現像装置7側)の一方の展張部を外側に
押し出すように、バックアップローラ35が設けられ、
上記一方の展張部の上部が鉛直方向に搬送され、下部が
若干斜めに傾いた状態で搬送されるようになっている。
そして、上記バックアップローラ35で押し出された感
光体ベルト1の展張部の上部に黒現像装置7を対向さ
せ、該展張部の下部にカラー現像器ユニット6を対向さ
せている。ここで、中間転写ベルト10の展張部を感光
体ベルト1よりも大きく傾斜させ、感光体ベルト1の展
張部がほぼ垂直となるようにしているので、両ベルトの
間に、クリーニング装置15の一定容量の廃棄トナー回
収容器15B,15Cを配設するためのスペースが確保
できている。
ローラ2,3間の2つの展張部のうちのカラー現像器ユ
ニット6側(黒現像装置7側)の一方の展張部を外側に
押し出すように、バックアップローラ35が設けられ、
上記一方の展張部の上部が鉛直方向に搬送され、下部が
若干斜めに傾いた状態で搬送されるようになっている。
そして、上記バックアップローラ35で押し出された感
光体ベルト1の展張部の上部に黒現像装置7を対向さ
せ、該展張部の下部にカラー現像器ユニット6を対向さ
せている。ここで、中間転写ベルト10の展張部を感光
体ベルト1よりも大きく傾斜させ、感光体ベルト1の展
張部がほぼ垂直となるようにしているので、両ベルトの
間に、クリーニング装置15の一定容量の廃棄トナー回
収容器15B,15Cを配設するためのスペースが確保
できている。
【0050】上記シアン現像器22Cの上部には、開口
部21Aが形成されている。この開口部21Aには、感
光体ベルト1に対向するように現像ローラ23Cが配設
されている。この現像ローラ23Cは、感光体ベルト1
と所定の周速比をもって、感光体ベルト1との対向部に
おいて該ベルトの移動方向(A方向)と同方向に表面移
動するように図中矢印C方向に回転駆動される。また、
現像ローラ23Cの下方には、発砲ウレタン等の弾性体
からなるトナー供給部材としてのトナー供給ローラ25
Cが現像ローラ23Cと摺擦するように設けられてい
る。このトナー供給ローラ25Cは、現像ローラ23C
と所定の周速比をもって、現像ローラ23Cとの摺擦部
において該ローラ23Cの表面移動方向と同方向に表面
移動するように回転駆動される。
部21Aが形成されている。この開口部21Aには、感
光体ベルト1に対向するように現像ローラ23Cが配設
されている。この現像ローラ23Cは、感光体ベルト1
と所定の周速比をもって、感光体ベルト1との対向部に
おいて該ベルトの移動方向(A方向)と同方向に表面移
動するように図中矢印C方向に回転駆動される。また、
現像ローラ23Cの下方には、発砲ウレタン等の弾性体
からなるトナー供給部材としてのトナー供給ローラ25
Cが現像ローラ23Cと摺擦するように設けられてい
る。このトナー供給ローラ25Cは、現像ローラ23C
と所定の周速比をもって、現像ローラ23Cとの摺擦部
において該ローラ23Cの表面移動方向と同方向に表面
移動するように回転駆動される。
【0051】また、上記開口部21A近傍における、上
記現像ローラ23Cとトナー供給ローラ25Cとの摺擦
部より現像ローラ表面移動方向下流側には、ステンレス
等のバネ性を有する薄板あるいはウレタンゴムなどの弾
性体からなるトナー層規制部材としてのブレード26C
が、その一端部近傍が現像ローラ表面に接するように設
けられている。また、後述するスクリュウ状の第1のト
ナー搬送部材27は、図6の手前側から奥側に向けて現
像剤としてのトナーを搬送する。
記現像ローラ23Cとトナー供給ローラ25Cとの摺擦
部より現像ローラ表面移動方向下流側には、ステンレス
等のバネ性を有する薄板あるいはウレタンゴムなどの弾
性体からなるトナー層規制部材としてのブレード26C
が、その一端部近傍が現像ローラ表面に接するように設
けられている。また、後述するスクリュウ状の第1のト
ナー搬送部材27は、図6の手前側から奥側に向けて現
像剤としてのトナーを搬送する。
【0052】図7に示すように、カラー現像器ユニット
6の現像ローラ軸方向の一端部側(図6中手前側)には
トナー収容部29Cが設けられている。上記スクリュウ
状の第1のトナー搬送部材27Cは、トナー収容部29
Cからカラー現像器ユニット6の図6中奥側の現像器2
2cの側板に至るまで、現像ローラ23C及びトナー供
給ローラ25Cと並行して配設されている。
6の現像ローラ軸方向の一端部側(図6中手前側)には
トナー収容部29Cが設けられている。上記スクリュウ
状の第1のトナー搬送部材27Cは、トナー収容部29
Cからカラー現像器ユニット6の図6中奥側の現像器2
2cの側板に至るまで、現像ローラ23C及びトナー供
給ローラ25Cと並行して配設されている。
【0053】また、内部ケーシング21は、その一部が
トナー供給ローラ25Cに接するように配設されてお
り、上記現像ローラ23C、トナー供給ローラ25Cお
よび内部ケーシング21により、第1のトナー搬送部材
27Cを取り巻くトナー搬送スペースが形成される。
トナー供給ローラ25Cに接するように配設されてお
り、上記現像ローラ23C、トナー供給ローラ25Cお
よび内部ケーシング21により、第1のトナー搬送部材
27Cを取り巻くトナー搬送スペースが形成される。
【0054】上記スクリュウ状の第1のトナー搬送部材
27Cは、図5および図6の手前から奥側に向けてトナ
ーを搬送するように、現像ローラ23C及びトナー供給
ローラ25Cと連動し、それらと所定の線速比をもって
回転するように回転駆動される。この回転により、第1
のトナー搬送部材27Cは、トナー収容部29Cから上
記トナー搬送スペース内にトナーを搬送し、トナー供給
ローラ25C上にトナーを供給する。トナー供給ローラ
25C上に供給されたトナーは、トナー供給ローラ25
Cにより現像ローラ23Cの表面に帯電されながら供給
され、現像ローラ23Cの表面に担持される。現像ロー
ラ23Cの表面に担持されたトナーは、プレード26C
により、均一且つ所定の厚みに薄層化され、感光体ベル
ト1の表面に形成された静電潜像の現像に用いられる。
この現像は、接触現像あるいは非接触現像にて行われ
る。
27Cは、図5および図6の手前から奥側に向けてトナ
ーを搬送するように、現像ローラ23C及びトナー供給
ローラ25Cと連動し、それらと所定の線速比をもって
回転するように回転駆動される。この回転により、第1
のトナー搬送部材27Cは、トナー収容部29Cから上
記トナー搬送スペース内にトナーを搬送し、トナー供給
ローラ25C上にトナーを供給する。トナー供給ローラ
25C上に供給されたトナーは、トナー供給ローラ25
Cにより現像ローラ23Cの表面に帯電されながら供給
され、現像ローラ23Cの表面に担持される。現像ロー
ラ23Cの表面に担持されたトナーは、プレード26C
により、均一且つ所定の厚みに薄層化され、感光体ベル
ト1の表面に形成された静電潜像の現像に用いられる。
この現像は、接触現像あるいは非接触現像にて行われ
る。
【0055】上記現像工程で使用されなっかたトナー
は、上記第1のトナー搬送部材27Cによりトナー収容
部29Cが設けられている手前側とは反対側の現像器2
2Cの奥側端部に搬送され、現像ローラ23C及びトナ
ー供給ローラ25Cの軸方向有効径部外側に設けられた
トナー循環部32Cに到達し、トナーは重力により現像
器22Cの下部に落下する。
は、上記第1のトナー搬送部材27Cによりトナー収容
部29Cが設けられている手前側とは反対側の現像器2
2Cの奥側端部に搬送され、現像ローラ23C及びトナ
ー供給ローラ25Cの軸方向有効径部外側に設けられた
トナー循環部32Cに到達し、トナーは重力により現像
器22Cの下部に落下する。
【0056】現像位置に位置した状態の現像器22Cの
最下部には、スクリュウ状の第2のトナー搬送部材28
Cが現像ローラ23C、トナー供給ローラ25Cおよび
第1のトナー搬送部材27Cと並行して配設され、第1
のトナー搬送部材27とは逆方向にトナーを搬送するよ
うに回転駆動され、上記現像工程で使用されなっかたト
ナーをトナー収容部29Cに搬送する。これらの第1の
トナー搬送部材27Cおよび第2のトナー搬送部材28
Cのトナー搬送量を適切に設定することで、現像器22
C内のトナー量の検知や複雑なトナー供給量制御を行な
うことなく、トナー供給ローフ25C上にトナーを供給
でき、レイアウト自由度が大きく、感光体ベルト1に対
する断面占有率の小さな小型のカラー現像器ユニット6
となっている。
最下部には、スクリュウ状の第2のトナー搬送部材28
Cが現像ローラ23C、トナー供給ローラ25Cおよび
第1のトナー搬送部材27Cと並行して配設され、第1
のトナー搬送部材27とは逆方向にトナーを搬送するよ
うに回転駆動され、上記現像工程で使用されなっかたト
ナーをトナー収容部29Cに搬送する。これらの第1の
トナー搬送部材27Cおよび第2のトナー搬送部材28
Cのトナー搬送量を適切に設定することで、現像器22
C内のトナー量の検知や複雑なトナー供給量制御を行な
うことなく、トナー供給ローフ25C上にトナーを供給
でき、レイアウト自由度が大きく、感光体ベルト1に対
する断面占有率の小さな小型のカラー現像器ユニット6
となっている。
【0057】また、図8の斜視図に示すトナーカートリ
ッジ30Cは、トナー収容部29Cに対して着脱自在に
装着されている。このトナーカートリッジ30Cは、カ
ラー現像器ユニット6の新規装着時に装着され、トナー
エンド時に交換され、トナー収容部29C内に常に必要
量のトナーが収容されるようになっている。
ッジ30Cは、トナー収容部29Cに対して着脱自在に
装着されている。このトナーカートリッジ30Cは、カ
ラー現像器ユニット6の新規装着時に装着され、トナー
エンド時に交換され、トナー収容部29C内に常に必要
量のトナーが収容されるようになっている。
【0058】本カラー画像形成装置の画像形成動作時以
外は、前述の図4に示したように、黒現像装置7におい
ては、カム75および図示を省略したスプリングなどに
より、現像ローラ23Kが感光体ベルト1の表面から離
間した位置に保持される。一方、カラー現像器ユニット
6内の現像器は、画像形成動作時以外の時、すなわち作
像動作前および作像動作後には、前述の図4に示したよ
うなホームポジションの位置で停止し、待機している。
本実施形態では、シアン現像器22Cの現像ローラ23
Cとイエロー現像器22Yの現像ローラ23Yのほぼ中
間位置が感光体ベルト1に対向し、両ローラ23C,2
3Yが感光体ベルト1に接触しない現像器の回転位置を
「ホームポジション」としている。このホームポジショ
ンは、本実施形態でカラー現像動作を行う際に第1番目
に使用されるシアン現像器22Cが、画像形成開始時に
現像器の図4中矢印D方向への回動により、現像位置に
より早く且つ正確に到達することができる位置である。
さらに、非画像形成動作時に、感光体ベルト1と現像ロ
ーラ23との不必要な接触による感光体ベルト1および
現像ローラ23の劣化や傷つきの防止、並びに所定領域
外へのトナーの付着や固着などを防止できる位置でもあ
る。
外は、前述の図4に示したように、黒現像装置7におい
ては、カム75および図示を省略したスプリングなどに
より、現像ローラ23Kが感光体ベルト1の表面から離
間した位置に保持される。一方、カラー現像器ユニット
6内の現像器は、画像形成動作時以外の時、すなわち作
像動作前および作像動作後には、前述の図4に示したよ
うなホームポジションの位置で停止し、待機している。
本実施形態では、シアン現像器22Cの現像ローラ23
Cとイエロー現像器22Yの現像ローラ23Yのほぼ中
間位置が感光体ベルト1に対向し、両ローラ23C,2
3Yが感光体ベルト1に接触しない現像器の回転位置を
「ホームポジション」としている。このホームポジショ
ンは、本実施形態でカラー現像動作を行う際に第1番目
に使用されるシアン現像器22Cが、画像形成開始時に
現像器の図4中矢印D方向への回動により、現像位置に
より早く且つ正確に到達することができる位置である。
さらに、非画像形成動作時に、感光体ベルト1と現像ロ
ーラ23との不必要な接触による感光体ベルト1および
現像ローラ23の劣化や傷つきの防止、並びに所定領域
外へのトナーの付着や固着などを防止できる位置でもあ
る。
【0059】次に、図2及び図9に基づいて、本カラー
画像形成装置本体に関する構成について説明する。装置
本体構造としては、不動部筺体としての本体フレーム9
と転写紙17Aの搬送経路が開放可能な前部筺体として
の前フレーム8によって構成されている。この本体フレ
ーム9の下部に給紙カセット17が配置され、中央部に
カラー現像器ユニット6、黒現像装置7及びブロセスカ
ートリッジ31が交換可能に配置され、さらにその上方
に定着装置80が配置され、本体上部には排紙スタック
部82が形成されている。
画像形成装置本体に関する構成について説明する。装置
本体構造としては、不動部筺体としての本体フレーム9
と転写紙17Aの搬送経路が開放可能な前部筺体として
の前フレーム8によって構成されている。この本体フレ
ーム9の下部に給紙カセット17が配置され、中央部に
カラー現像器ユニット6、黒現像装置7及びブロセスカ
ートリッジ31が交換可能に配置され、さらにその上方
に定着装置80が配置され、本体上部には排紙スタック
部82が形成されている。
【0060】上記前フレーム8は、回転支点となる本体
フレーム9に設けられた回転支持軸9Aを中心に回動可
能となるように支持されており、通常は図2に示すよう
に本体フレーム9に対し閉じた状態で保持されている。
転写紙搬送経路内で転写紙17Aのジャムが発生した場
合には、図示を省略した前フレームロック機構を解除
し、図9に示すように前フレーム8を時計廻り方向に回
転させて開放する。この前フレーム8の開放状態は、テ
ンションスプリングなどの動力で維持することができ
る。前フレーム8には転写紙搬送路の一部となるレジス
トローラ20A、転写ローラ14等が保持されているた
め、前フレーム8の開放時には、図9に示すように転写
紙搬送経路が開放され、ジャム処理が行なうことができ
る。この前フレーム8の開放時には、カラー現像器ユニ
ット6などの作像系のユニットが不動の状態にあり、ト
ナーの飛散や漏洩などによる不具合が発生しない。
フレーム9に設けられた回転支持軸9Aを中心に回動可
能となるように支持されており、通常は図2に示すよう
に本体フレーム9に対し閉じた状態で保持されている。
転写紙搬送経路内で転写紙17Aのジャムが発生した場
合には、図示を省略した前フレームロック機構を解除
し、図9に示すように前フレーム8を時計廻り方向に回
転させて開放する。この前フレーム8の開放状態は、テ
ンションスプリングなどの動力で維持することができ
る。前フレーム8には転写紙搬送路の一部となるレジス
トローラ20A、転写ローラ14等が保持されているた
め、前フレーム8の開放時には、図9に示すように転写
紙搬送経路が開放され、ジャム処理が行なうことができ
る。この前フレーム8の開放時には、カラー現像器ユニ
ット6などの作像系のユニットが不動の状態にあり、ト
ナーの飛散や漏洩などによる不具合が発生しない。
【0061】また、例えばシアン現像器22C内のシア
ントナーが所定量以下になった場合には、従来より知ら
れているトナーエンド検知手段等でトナーエンドが検知
され、トナー交換表示がなされる。この場合、図10に
示すように、前フレーム8を開放した状態でトナーカー
トリッジ30Cを交換する。
ントナーが所定量以下になった場合には、従来より知ら
れているトナーエンド検知手段等でトナーエンドが検知
され、トナー交換表示がなされる。この場合、図10に
示すように、前フレーム8を開放した状態でトナーカー
トリッジ30Cを交換する。
【0062】次に、図11に基づいて、本カラー画像形
成装置の黒現像装置7の着脱交換について説明する。前
述のように、黒現像装置7はいわゆる現像カーリッジ
(DTM)として構成されている。黒現像装置7内のト
ナーが所定量以下になると、図示を省略した従来から公
知のトナー量検出手段(例えば、光センサ、磁気セン
サ、圧電素子)によりトナーエンドが検出され、黒現像
装置7の交換サインが例えば表示パネル上に表示され
る。
成装置の黒現像装置7の着脱交換について説明する。前
述のように、黒現像装置7はいわゆる現像カーリッジ
(DTM)として構成されている。黒現像装置7内のト
ナーが所定量以下になると、図示を省略した従来から公
知のトナー量検出手段(例えば、光センサ、磁気セン
サ、圧電素子)によりトナーエンドが検出され、黒現像
装置7の交換サインが例えば表示パネル上に表示され
る。
【0063】前フレーム8の回転軸9Aには、サブフレ
ーム9Bがやはり回転軸9Aを中心として回動可能に取
り付けられている。このサブフレーム9Bに対して、プ
ロセスカートリッジ31が着脱自在に保持されている。
黒現像装置7を交換する際は、上記サブフレーム9Bを
前フレーム8と一緒に回転軸9Aを中心に回動させ、図
11に示すように、プロセスカートリッジ31を前フレ
ーム8と合体した状態で退避させる。これにより、黒現
像装置7の着脱のための装置開口が現れ、プロセスカー
トリッジ31を一旦画像形成装置本体の外に取り外すこ
となく、黒現像装置7の交換を容易に行うことができ
る。
ーム9Bがやはり回転軸9Aを中心として回動可能に取
り付けられている。このサブフレーム9Bに対して、プ
ロセスカートリッジ31が着脱自在に保持されている。
黒現像装置7を交換する際は、上記サブフレーム9Bを
前フレーム8と一緒に回転軸9Aを中心に回動させ、図
11に示すように、プロセスカートリッジ31を前フレ
ーム8と合体した状態で退避させる。これにより、黒現
像装置7の着脱のための装置開口が現れ、プロセスカー
トリッジ31を一旦画像形成装置本体の外に取り外すこ
となく、黒現像装置7の交換を容易に行うことができ
る。
【0064】次に、図12に基づいて、本カラー画像形
成装置のカラー現像器ユニット6の着脱交換について説
明する。通常のフルカラーの画像形成にあたっては、色
によりトナーの消費に差がでてくるものの、イエロート
ナー、マゼンタトナーおよびシアントナーの各現像器に
おける使用量はほぼ同じである。前述の黒現像装置7
は、その現像容器71の容量上の制約から例えば数千枚
で交換されるが、カラー現像器ユニット6は、交換作業
の頻度の低減、操作性の向上および該ユニットの長期使
用による実質的なコスト低減等の理由から、例えば数万
枚の所定使用量をカウントしたところで、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの3つの現像器一体で交換される。カラ
ー画像形成装置本体の内部メモリ等に保存されたカラー
現像器ユニット6の使用量(画像形成枚数)のカウント
が所定値に達したとき、該ユニットの寿命サインが例え
ば表示パネル上に表示される。この後、上記黒現像装置
7のトナーエンドが検出された時点で、黒現像装置7お
よびカラー現像器ユニット6の同時交換のサインが、例
えば表示パネル上に表示される。このサインにより、作
業者は、上記黒現像装置7の交換時と同様に、上記サブ
フレーム9Bを前フレーム8と一緒に回転軸9Aを中心
に回動させ、図12に示すように、プロセスカートリッ
ジ31を前フレーム8と合体した状態で退避させる。
成装置のカラー現像器ユニット6の着脱交換について説
明する。通常のフルカラーの画像形成にあたっては、色
によりトナーの消費に差がでてくるものの、イエロート
ナー、マゼンタトナーおよびシアントナーの各現像器に
おける使用量はほぼ同じである。前述の黒現像装置7
は、その現像容器71の容量上の制約から例えば数千枚
で交換されるが、カラー現像器ユニット6は、交換作業
の頻度の低減、操作性の向上および該ユニットの長期使
用による実質的なコスト低減等の理由から、例えば数万
枚の所定使用量をカウントしたところで、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの3つの現像器一体で交換される。カラ
ー画像形成装置本体の内部メモリ等に保存されたカラー
現像器ユニット6の使用量(画像形成枚数)のカウント
が所定値に達したとき、該ユニットの寿命サインが例え
ば表示パネル上に表示される。この後、上記黒現像装置
7のトナーエンドが検出された時点で、黒現像装置7お
よびカラー現像器ユニット6の同時交換のサインが、例
えば表示パネル上に表示される。このサインにより、作
業者は、上記黒現像装置7の交換時と同様に、上記サブ
フレーム9Bを前フレーム8と一緒に回転軸9Aを中心
に回動させ、図12に示すように、プロセスカートリッ
ジ31を前フレーム8と合体した状態で退避させる。
【0065】次に、本発明に係るカラー現像器ユニット
6のカバー部材および把手部材について説明する。図1
3において、カラー現像器ユニット6の長手方向の両端
部には、前述の内部ケーシング21の両端に密着し、各
色の現像器を構成する円盤(円筒)状の側板55、57
が設けられている。両側板55、57には、同径の円盤
(円筒)状の摺動部55A,57Aが設けられ、この摺
動部55A,57Aのそれぞれ外側には、摺動部55
A,57Aの外径よりも大きな外径を有するストッパ部
55B,57Bが設けられている。
6のカバー部材および把手部材について説明する。図1
3において、カラー現像器ユニット6の長手方向の両端
部には、前述の内部ケーシング21の両端に密着し、各
色の現像器を構成する円盤(円筒)状の側板55、57
が設けられている。両側板55、57には、同径の円盤
(円筒)状の摺動部55A,57Aが設けられ、この摺
動部55A,57Aのそれぞれ外側には、摺動部55
A,57Aの外径よりも大きな外径を有するストッパ部
55B,57Bが設けられている。
【0066】上記ストッパ部55Bおよび57Bに挟ま
れた部分には、カバー部材41が設けられている。この
カバー部材41は、その内周面が上記摺動部55A、5
7Aの外周面に接したい状態で摺動回転可能に配設され
ている。すなわち、カバー部材41の内径は、摺動部5
5A,57Aの外径よりも大きく、ストッパ部55B,
57Bの外径よりも小さく設定されている。これによ
り、現像器ユニット本体に対し、カバー部材41が摺動
回転可能で、且つ両ストッパ部55B,57Bでスラス
ト方向の位置決めがなされる。
れた部分には、カバー部材41が設けられている。この
カバー部材41は、その内周面が上記摺動部55A、5
7Aの外周面に接したい状態で摺動回転可能に配設され
ている。すなわち、カバー部材41の内径は、摺動部5
5A,57Aの外径よりも大きく、ストッパ部55B,
57Bの外径よりも小さく設定されている。これによ
り、現像器ユニット本体に対し、カバー部材41が摺動
回転可能で、且つ両ストッパ部55B,57Bでスラス
ト方向の位置決めがなされる。
【0067】図13は、カラー現像器ユニット6の内部
構造を示す部分断面図である。図中の右側(駆動側)に
設けられた側板55は多段の円筒状の外径をなし、その
内部には椀状のくぼみが形成されている。前述の各現像
器22−Y,M,Cに配設された、カップリングギア5
1、現像ローラ23の軸に取り付けられた歯車50、お
よびトナー搬送部材28の軸上に取り付けられた歯車5
4などは、側板55の上記椀状のくぼみ内に収納され
る。側板55の側部には、各カップリングギア51およ
び回転中心軸Oに対応した位置に穴を有する円盤状の駆
動部カバー56が取り付けられている。これにより、カ
ラー現像器ユニット6内の駆動部は、装置外部に露出す
ることなく、駆動系内への異物の混入や、それに伴う駆
動系の破損や異常、更に作業者の安全性が確保されてい
る。
構造を示す部分断面図である。図中の右側(駆動側)に
設けられた側板55は多段の円筒状の外径をなし、その
内部には椀状のくぼみが形成されている。前述の各現像
器22−Y,M,Cに配設された、カップリングギア5
1、現像ローラ23の軸に取り付けられた歯車50、お
よびトナー搬送部材28の軸上に取り付けられた歯車5
4などは、側板55の上記椀状のくぼみ内に収納され
る。側板55の側部には、各カップリングギア51およ
び回転中心軸Oに対応した位置に穴を有する円盤状の駆
動部カバー56が取り付けられている。これにより、カ
ラー現像器ユニット6内の駆動部は、装置外部に露出す
ることなく、駆動系内への異物の混入や、それに伴う駆
動系の破損や異常、更に作業者の安全性が確保されてい
る。
【0068】また、上記駆動部カバー56の外径、回転
中心軸Oが貫通する穴の径、および位置精度を適切に設
定することにより、上記椀状のくぼみを有する側板55
の強度並びに回転中心軸Oに対する振れや位置精度を確
保している。
中心軸Oが貫通する穴の径、および位置精度を適切に設
定することにより、上記椀状のくぼみを有する側板55
の強度並びに回転中心軸Oに対する振れや位置精度を確
保している。
【0069】また、上記回転中心軸Oの駆動部カバー5
6の外側に位置する部分には、位置決めコロ58が、該
軸Oと同軸状に且つ該軸Oに対し回転自在に取り付けら
れている。カラー画像形成装置本体にカラー現像器ユニ
ット6を装着する際には、カラー画像形成装置本体側の
側板591に設けられた受け部59Aに上記位置決めコ
ロ58が係合し、これにより、カラー現像器ユニット6
の駆動側の位置決めがなされる。 (以下、余白)
6の外側に位置する部分には、位置決めコロ58が、該
軸Oと同軸状に且つ該軸Oに対し回転自在に取り付けら
れている。カラー画像形成装置本体にカラー現像器ユニ
ット6を装着する際には、カラー画像形成装置本体側の
側板591に設けられた受け部59Aに上記位置決めコ
ロ58が係合し、これにより、カラー現像器ユニット6
の駆動側の位置決めがなされる。 (以下、余白)
【0070】図13中の左側(トナー収容部側)に設け
られた側板57は、上記駆動部側の側板55と同様に多
段の円筒状外径をなし、その内部には椀状のくぼみが形
成されている。現像ローラ23およびトナー供給ローラ
25の軸端部は、側板57内のくぼみ内で、例えばE型
止め輪などにより、スラスト方向の位置が規制されてい
る。更に、両軸端部には、りん青銅等のバネ性を有する
板材からなる電極板60が、各色現像器に接触配置され
ている。この電極板60の一部は、上記側板の円筒状部
の内部から外周部に連なり、円筒外周面に沿って延在す
る接触部60Aを形成している。
られた側板57は、上記駆動部側の側板55と同様に多
段の円筒状外径をなし、その内部には椀状のくぼみが形
成されている。現像ローラ23およびトナー供給ローラ
25の軸端部は、側板57内のくぼみ内で、例えばE型
止め輪などにより、スラスト方向の位置が規制されてい
る。更に、両軸端部には、りん青銅等のバネ性を有する
板材からなる電極板60が、各色現像器に接触配置され
ている。この電極板60の一部は、上記側板の円筒状部
の内部から外周部に連なり、円筒外周面に沿って延在す
る接触部60Aを形成している。
【0071】一方、カラー画像形成装置本体側には、図
示を省略した高圧電源に接続された、やはりバネ性を有
するバイアス供給電極63が配設されている。カラー現
像器ユニット6内の現像器が回転して、ある現像器が現
像位置およびその近傍に位置したときに、上記接触部6
0Aが上記バイアス供給電極63に摺動接触し、該現像
器に所定のバイアスが供給される。
示を省略した高圧電源に接続された、やはりバネ性を有
するバイアス供給電極63が配設されている。カラー現
像器ユニット6内の現像器が回転して、ある現像器が現
像位置およびその近傍に位置したときに、上記接触部6
0Aが上記バイアス供給電極63に摺動接触し、該現像
器に所定のバイアスが供給される。
【0072】なお、本実施形態では、現像ローラ23お
よびトナー供給ローラ25に共通のバイアスを印加する
場合の構成を示したが、各々別バイアスを印加する場合
には、例えば電極板60の接触部60A、およびバイア
ス供給電極63を並列に配設することにより、同時に各
々別バイアスを供給することができる。
よびトナー供給ローラ25に共通のバイアスを印加する
場合の構成を示したが、各々別バイアスを印加する場合
には、例えば電極板60の接触部60A、およびバイア
ス供給電極63を並列に配設することにより、同時に各
々別バイアスを供給することができる。
【0073】トナー収容部29側のカラー画像形成装置
本体の側板には、軸62が固定され、軸62を中心に回
転自在に支持コロ61が対に配設されている。カラー画
像形成装置本体にカラー現像器ユニット6を装着する際
には、この対の支持コロ61の外周部に、現像器ユニッ
ト6側の側板57の円筒状の外周部57Aが支持され、
これにより、カラー現像器ユニット6が回動可能に位置
決めされる。
本体の側板には、軸62が固定され、軸62を中心に回
転自在に支持コロ61が対に配設されている。カラー画
像形成装置本体にカラー現像器ユニット6を装着する際
には、この対の支持コロ61の外周部に、現像器ユニッ
ト6側の側板57の円筒状の外周部57Aが支持され、
これにより、カラー現像器ユニット6が回動可能に位置
決めされる。
【0074】上記カラー現像器ユニット6の側板57の
外周部57Aは、前述のカバー部材41に覆われている
ので、カラー画像形成装置本体にカラー現像器ユニット
6を装着したときに上記支持コロ61に対応するカバー
部材41の位置には、図1に示すように孔部42が設け
られている。支持コロ61の外周部に支持される側板5
7の円筒状の外周部57Aが上記カバー部材41で覆わ
れることにより、現像器の位置決めのために部品精度が
必要な円筒状の外周部57aが保護され、輸送や放置時
などに起こり得る損傷や変形などのトラブルを防止する
ことができる。また、トナーやその他の異物が円筒状の
外周部57Aに侵入し、付着することを防止することが
できるので、現像器の位置が常に精度良く支持される。
外周部57Aは、前述のカバー部材41に覆われている
ので、カラー画像形成装置本体にカラー現像器ユニット
6を装着したときに上記支持コロ61に対応するカバー
部材41の位置には、図1に示すように孔部42が設け
られている。支持コロ61の外周部に支持される側板5
7の円筒状の外周部57Aが上記カバー部材41で覆わ
れることにより、現像器の位置決めのために部品精度が
必要な円筒状の外周部57aが保護され、輸送や放置時
などに起こり得る損傷や変形などのトラブルを防止する
ことができる。また、トナーやその他の異物が円筒状の
外周部57Aに侵入し、付着することを防止することが
できるので、現像器の位置が常に精度良く支持される。
【0075】また、カバー部材41の長手方向両端部の
近傍の下部には、座部44がカバー部材41と一体的に
形成されている。この座部44は、カラー現像器ユニッ
ト6をカラー画像形成装置本体の外に取り出したときに
該カラー現像器ユニット6を安定的に載置できるように
底面がフラットに形成されている。また、上記座部44
は、図14に示すようにカラー現像器ユニット6をカラ
ー画像形成装置本体に装着したときに、カラー画像形成
装置本体のストッパ部59Bとわずかな隙間を有するよ
うに装着される。これにより、カラー現像器ユニット6
内の各現像器22が前述の回動動作を行った場合にも、
座部44とストッパ部59Bとにより、カバー部材41
は装着状態から回動することなく、内部の各現像器22
のみがカバー部材41に対して摺動しながら回転する。
近傍の下部には、座部44がカバー部材41と一体的に
形成されている。この座部44は、カラー現像器ユニッ
ト6をカラー画像形成装置本体の外に取り出したときに
該カラー現像器ユニット6を安定的に載置できるように
底面がフラットに形成されている。また、上記座部44
は、図14に示すようにカラー現像器ユニット6をカラ
ー画像形成装置本体に装着したときに、カラー画像形成
装置本体のストッパ部59Bとわずかな隙間を有するよ
うに装着される。これにより、カラー現像器ユニット6
内の各現像器22が前述の回動動作を行った場合にも、
座部44とストッパ部59Bとにより、カバー部材41
は装着状態から回動することなく、内部の各現像器22
のみがカバー部材41に対して摺動しながら回転する。
【0076】次に、図1および図15に基づいて、上記
カラー現像器ユニット6のカバー部材41について更に
説明する。図1(a)および(b)はそれぞれ、開いた
状態および閉じた状態のカバー部材41の斜視図であ
る。また、図15(a)は開いた状態および閉じた状態
のカバー部材41の正面図であり、図15(b)および
(c)は、同カバー部材41のヒンジ部および係止部の
拡大図である。カバー部材41は、前述のようにほぼ円
筒状の部材に座部44が一体的に形成され、カラー現像
器ユニット6がカラー画像形成装置本体に装着されたと
きに感光体ベルト1と対向する位置に開口45が設けら
れている。また、カバー部材41の円周部の一部に、長
手方向全域にわたって薄肉のヒンジ部46と、該ヒンジ
部46とほぼ対照な位置に設けられた開放可能な分離係
合部47とを有し、円周方向に二つに分割された構造に
なっている。このカバー部材41の分割された上カバー
部41Aおよび下カバー部41Bは一体的に成形され、
ヒンジ部46でつながっている。このカバー部材41
は、肉薄のヒンジ部46を中心に開閉可能となってい
る。また、カバー部材41の分離係合部47には、上カ
バー部41Aおよび下カバー部41Bを係合、固定する
ための係止部48、49がそれぞれ形成され、組付けの
現像器22を覆うようにカバー部材41が取り付けられ
る。
カラー現像器ユニット6のカバー部材41について更に
説明する。図1(a)および(b)はそれぞれ、開いた
状態および閉じた状態のカバー部材41の斜視図であ
る。また、図15(a)は開いた状態および閉じた状態
のカバー部材41の正面図であり、図15(b)および
(c)は、同カバー部材41のヒンジ部および係止部の
拡大図である。カバー部材41は、前述のようにほぼ円
筒状の部材に座部44が一体的に形成され、カラー現像
器ユニット6がカラー画像形成装置本体に装着されたと
きに感光体ベルト1と対向する位置に開口45が設けら
れている。また、カバー部材41の円周部の一部に、長
手方向全域にわたって薄肉のヒンジ部46と、該ヒンジ
部46とほぼ対照な位置に設けられた開放可能な分離係
合部47とを有し、円周方向に二つに分割された構造に
なっている。このカバー部材41の分割された上カバー
部41Aおよび下カバー部41Bは一体的に成形され、
ヒンジ部46でつながっている。このカバー部材41
は、肉薄のヒンジ部46を中心に開閉可能となってい
る。また、カバー部材41の分離係合部47には、上カ
バー部41Aおよび下カバー部41Bを係合、固定する
ための係止部48、49がそれぞれ形成され、組付けの
現像器22を覆うようにカバー部材41が取り付けられ
る。
【0077】次に、図1および図16に基づいて、カラ
ー現像器ユニット6の着脱、交換の際に用いる把手部材
について説明する。カバー部材41の長手方向両端部の
近傍の上部には、把手部材43が、カバー部材41の外
周部に密着収納可能に取り付けられている。この把手部
材43を用いて、カラー画像形成装置本体に対するカラ
ー現像器ユニット6の着脱操作が行われる。カラー現像
器ユニット6を画像形成装置の外部に取り出して放置す
るときや、上記把手部材を使ってカラー現像器ユニット
6を着脱するときは、現像器等からなるカラー現像器ユ
ニット本体の荷重がカバー部材41の下カバー部に作用
し、カバー部材41の内周面と前述の側板55,57の
摺動部55A,57Aの外周面との間の摩擦力により、
カバー部材41に対して、カラー現像器ユニット本体が
不用意に回転することを防止している。
ー現像器ユニット6の着脱、交換の際に用いる把手部材
について説明する。カバー部材41の長手方向両端部の
近傍の上部には、把手部材43が、カバー部材41の外
周部に密着収納可能に取り付けられている。この把手部
材43を用いて、カラー画像形成装置本体に対するカラ
ー現像器ユニット6の着脱操作が行われる。カラー現像
器ユニット6を画像形成装置の外部に取り出して放置す
るときや、上記把手部材を使ってカラー現像器ユニット
6を着脱するときは、現像器等からなるカラー現像器ユ
ニット本体の荷重がカバー部材41の下カバー部に作用
し、カバー部材41の内周面と前述の側板55,57の
摺動部55A,57Aの外周面との間の摩擦力により、
カバー部材41に対して、カラー現像器ユニット本体が
不用意に回転することを防止している。
【0078】逆に、カラー現像器ユニット6をカラー画
像形成装置本体に装着した状態では、カバー部材41と
両側板55、57の摺動部55A,57Aの外周部との
間には、カバー部材41の荷重のみしかカラー現像器ユ
ニット本体に作用しないので、両者の摩擦力は極めて小
さく、現像器ユニット本体側の現像器22等がカバー部
材41に対して容易に摺動回転できることになる。
像形成装置本体に装着した状態では、カバー部材41と
両側板55、57の摺動部55A,57Aの外周部との
間には、カバー部材41の荷重のみしかカラー現像器ユ
ニット本体に作用しないので、両者の摩擦力は極めて小
さく、現像器ユニット本体側の現像器22等がカバー部
材41に対して容易に摺動回転できることになる。
【0079】また、カラー現像器ユニットの着脱時に該
現像器ユニット本体の荷重が作用するカバー部材41の
下カバー部41Bには、上記把手部材43の取り付けに
用いる突起部411,412が一体的に設けられてい
る。この突起部411,412は、図17(c)に示す
ように外部径が茸状に膨らみをもっている。一方、上記
把手部材43は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン
等の可撓性材料からなるシート状部材である。この一対
の把手部材43の形状としては、部品の種類を減らすと
いう観点から、図17(a)に示すように同一形状のも
のや、図17(b)に示すような表裏両面を区別するこ
となく使用可能な対称形の形状を採用することが好まし
い。また、把手部材43には、上記突起部411、41
2のくびれ部に係合する孔43Aおよび長孔43Bが形
成されている。この孔43Aをカバー部材41の突起部
411に、また長孔43Bを突起部412にはめ込んだ
状態で、把手部材43を上に引き上げると、長孔43B
が突起部412に沿った状態で把手部材43がスライド
し、図19(a)に示すようにカバー部材41との間に
空間413を形成し、作業者はこの空間413に指を入
れ、カラー現像器ユニット6の着脱、交換作業が行え
る。
現像器ユニット本体の荷重が作用するカバー部材41の
下カバー部41Bには、上記把手部材43の取り付けに
用いる突起部411,412が一体的に設けられてい
る。この突起部411,412は、図17(c)に示す
ように外部径が茸状に膨らみをもっている。一方、上記
把手部材43は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン
等の可撓性材料からなるシート状部材である。この一対
の把手部材43の形状としては、部品の種類を減らすと
いう観点から、図17(a)に示すように同一形状のも
のや、図17(b)に示すような表裏両面を区別するこ
となく使用可能な対称形の形状を採用することが好まし
い。また、把手部材43には、上記突起部411、41
2のくびれ部に係合する孔43Aおよび長孔43Bが形
成されている。この孔43Aをカバー部材41の突起部
411に、また長孔43Bを突起部412にはめ込んだ
状態で、把手部材43を上に引き上げると、長孔43B
が突起部412に沿った状態で把手部材43がスライド
し、図19(a)に示すようにカバー部材41との間に
空間413を形成し、作業者はこの空間413に指を入
れ、カラー現像器ユニット6の着脱、交換作業が行え
る。
【0080】また、把手部材43をカバー部材の下カバ
ー部41Bに取り付けたことにより、実際のカラー現像
器ユニット6の着脱、交換時に作用する現像器ユニット
本体の荷重を上記下カバー部41でホールドできる。し
たがって、カバー部材41の結合部であるヒンジ部46
および分離係合部47は、カバー部材41の開放を防止
するだけの強度を有するだけでよく、また、カラー現像
器ユニット6の着脱、交換作業を安全且つ確実に行うこ
とができる。
ー部41Bに取り付けたことにより、実際のカラー現像
器ユニット6の着脱、交換時に作用する現像器ユニット
本体の荷重を上記下カバー部41でホールドできる。し
たがって、カバー部材41の結合部であるヒンジ部46
および分離係合部47は、カバー部材41の開放を防止
するだけの強度を有するだけでよく、また、カラー現像
器ユニット6の着脱、交換作業を安全且つ確実に行うこ
とができる。
【0081】図17(b)および図18に示すように、
作業者が手に持つ把手部材43の操作部を、カバー部材
41の長手方向両端から内側にずらして形成した場合に
は、作業時にトナーカートリッジ30あるいはカラー画
像形成装置本体の現像器ユニット側に近接した部材と、
把手部材43の操作部との間に十分な距離を確保でき、
作業者が把手部材43を持ちやすくなり、また作業者の
けがの防止を図ることもできる。また、把手部材43を
カバー部材41の両端いっぱいの位置に取り付けること
も可能であり、この場合には、カラー現像器ユニット本
体の現像器の長手方向の長さを長くすることなく、カバ
ー部材41の開口部45を十分に確保することができ
る。なお、カバー部材41の構成は、本実施形態によう
に一体構造のものに限定されるものではなく、例えば上
下2つに分離可能な部材を組み合わせて構成してもよ
い。
作業者が手に持つ把手部材43の操作部を、カバー部材
41の長手方向両端から内側にずらして形成した場合に
は、作業時にトナーカートリッジ30あるいはカラー画
像形成装置本体の現像器ユニット側に近接した部材と、
把手部材43の操作部との間に十分な距離を確保でき、
作業者が把手部材43を持ちやすくなり、また作業者の
けがの防止を図ることもできる。また、把手部材43を
カバー部材41の両端いっぱいの位置に取り付けること
も可能であり、この場合には、カラー現像器ユニット本
体の現像器の長手方向の長さを長くすることなく、カバ
ー部材41の開口部45を十分に確保することができ
る。なお、カバー部材41の構成は、本実施形態によう
に一体構造のものに限定されるものではなく、例えば上
下2つに分離可能な部材を組み合わせて構成してもよ
い。
【0082】図19(a)および(b)は、非使用時に
おける上記把手部材43の収納の説明図である。図19
(a)に示すように、カラー現像器ユニット6をカラー
画像形成装置本体に装着した際に、把手部材43が使用
時の上側に延びた状態のままであると、カラー現像器ユ
ニット6の装着後に更にカラー画像形成装置本体に装
着、あるいは移動固定される他のユニットや部品等と干
渉し、これらのユニットなどが所定位置に位置決めして
固定されずに、そのユニットの動作や画像形成の異常、
あるいは部品の損傷等を引き起こすことがある。
おける上記把手部材43の収納の説明図である。図19
(a)に示すように、カラー現像器ユニット6をカラー
画像形成装置本体に装着した際に、把手部材43が使用
時の上側に延びた状態のままであると、カラー現像器ユ
ニット6の装着後に更にカラー画像形成装置本体に装
着、あるいは移動固定される他のユニットや部品等と干
渉し、これらのユニットなどが所定位置に位置決めして
固定されずに、そのユニットの動作や画像形成の異常、
あるいは部品の損傷等を引き起こすことがある。
【0083】そこで、本実施形態は、図19(b)に示
すように、把手部材43の収納方向を図中矢印S方向と
している。カラー現像器ユニット6の装着後、黒現像装
置7が図中矢印T方向に装着する際に、黒現像装置7の
底面で押圧されることにより、把手部材43が使用時の
状態にあっても自動的に矢印S方向に移動し、カバー部
材41の外周部に密着するように収納される。本実施形
態では、図19に示すように把手部材43の収納を黒現
像装置7の装着動作で行うものを示したが、これに限定
されるものではなく、例えば前述のプロセスカートリッ
ジ31や、カラー画像形成装置の本体フレーム8のセッ
ト動作に連動させて行うように構成してもよい。
すように、把手部材43の収納方向を図中矢印S方向と
している。カラー現像器ユニット6の装着後、黒現像装
置7が図中矢印T方向に装着する際に、黒現像装置7の
底面で押圧されることにより、把手部材43が使用時の
状態にあっても自動的に矢印S方向に移動し、カバー部
材41の外周部に密着するように収納される。本実施形
態では、図19に示すように把手部材43の収納を黒現
像装置7の装着動作で行うものを示したが、これに限定
されるものではなく、例えば前述のプロセスカートリッ
ジ31や、カラー画像形成装置の本体フレーム8のセッ
ト動作に連動させて行うように構成してもよい。
【0084】以上、本実施形態によれば、カラー現像器
ユニット6をカラー画像形成装置本体に装着した後、把
手部材43をカバー部材41の外周部に密着収納するこ
とにより、カバー部材41の周りにスペースを確保し、
他のユニット又は部材を接近させて配置できるので、カ
ラー画像形成装置全体の小型化を図ることができる。
ユニット6をカラー画像形成装置本体に装着した後、把
手部材43をカバー部材41の外周部に密着収納するこ
とにより、カバー部材41の周りにスペースを確保し、
他のユニット又は部材を接近させて配置できるので、カ
ラー画像形成装置全体の小型化を図ることができる。
【0085】また、本実施形態によれば、作業者がカラ
ー現像器ユニット6を着脱、交換するとき、カバー部材
41を構成する2つの複数の部材(上カバー部41Aお
よび下カバー部41B)のうちカラー現像器ユニット本
体側の現像器22などの荷重を受け止める下カバー部4
1Bに取り付けた把手部材43を持つことにより、カバ
ー部材41の結合部(ヒンジ部46および分離係合部4
7)に過剰な力が加わらないようになるので、カラー現
像器ユニット本体側の現像器22などの落下の危険性が
減少し、カラー現像器ユニット6の着脱交換作業時の現
像器等の落下防止と作業の安全性を確保することができ
る。また、上記カバー部材41の結合部(ヒンジ部46
および分離係合部47)の強度を低減することができ、
カラー現像器ユニット6の小型化および低コスト化を図
ることができる。
ー現像器ユニット6を着脱、交換するとき、カバー部材
41を構成する2つの複数の部材(上カバー部41Aお
よび下カバー部41B)のうちカラー現像器ユニット本
体側の現像器22などの荷重を受け止める下カバー部4
1Bに取り付けた把手部材43を持つことにより、カバ
ー部材41の結合部(ヒンジ部46および分離係合部4
7)に過剰な力が加わらないようになるので、カラー現
像器ユニット本体側の現像器22などの落下の危険性が
減少し、カラー現像器ユニット6の着脱交換作業時の現
像器等の落下防止と作業の安全性を確保することができ
る。また、上記カバー部材41の結合部(ヒンジ部46
および分離係合部47)の強度を低減することができ、
カラー現像器ユニット6の小型化および低コスト化を図
ることができる。
【0086】なお、上記実施形態では、中間転写体ベル
ト10を用いた中間転写方式を採用した画像形成装置に
ついて説明したが、本発明は感光体ベルト1上で複数の
色の画像を重ねる方式を採用した画像形成装置に対して
も同様に適用できる。
ト10を用いた中間転写方式を採用した画像形成装置に
ついて説明したが、本発明は感光体ベルト1上で複数の
色の画像を重ねる方式を採用した画像形成装置に対して
も同様に適用できる。
【0087】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回転型現像装
置を画像形成装置に装着した後、把手部材をカバー部材
の外周部に密着収納することにより、該カバー部材の周
りにスペースを確保し、他の装置又は部材を接近させて
配置できるので、画像形成装置全体の小型化を図ること
ができるという効果がある。
置を画像形成装置に装着した後、把手部材をカバー部材
の外周部に密着収納することにより、該カバー部材の周
りにスペースを確保し、他の装置又は部材を接近させて
配置できるので、画像形成装置全体の小型化を図ること
ができるという効果がある。
【0088】請求項2の発明によれば、把手部材をカバ
ー部材に密着収納し忘れた場合でも、画像形成装置本体
に装着あるいは画像形成装置本体内で移動操作される装
置又は部材によって、上記把手部材がカバー部材の外周
部に密着収納されるので、収納し忘れた把手部材と、他
の装置や部材との干渉がなくなり、他の装置や部材の位
置決め固定の不備による画像形成動作の異常および部品
の損傷を未然に防止できるという効果がある。また、把
手部材の収納作業が必要ない分だけ、作業内容を簡略化
することができるという効果がある。
ー部材に密着収納し忘れた場合でも、画像形成装置本体
に装着あるいは画像形成装置本体内で移動操作される装
置又は部材によって、上記把手部材がカバー部材の外周
部に密着収納されるので、収納し忘れた把手部材と、他
の装置や部材との干渉がなくなり、他の装置や部材の位
置決め固定の不備による画像形成動作の異常および部品
の損傷を未然に防止できるという効果がある。また、把
手部材の収納作業が必要ない分だけ、作業内容を簡略化
することができるという効果がある。
【0089】請求項3の発明によれば、作業者が回転型
現像装置を着脱、交換するとき、上記カバー部材を構成
する複数の部材のうち回転型現像装置の荷重を受け止め
る一部材に取り付けた把手部材を持つことにより、該複
数の部材の結合部に過剰な力が加わらないようになるの
で、現像器などの落下の危険性が減少し、回転型現像装
置の着脱交換作業時の現像器等の落下防止と作業の安全
性を確保することができるという効果がある。また、上
記カバー部材を構成する複数の部材間の結合部の強度を
低減することができ、回転型現像装置の小型化および低
コスト化を図ることができるという効果がある。
現像装置を着脱、交換するとき、上記カバー部材を構成
する複数の部材のうち回転型現像装置の荷重を受け止め
る一部材に取り付けた把手部材を持つことにより、該複
数の部材の結合部に過剰な力が加わらないようになるの
で、現像器などの落下の危険性が減少し、回転型現像装
置の着脱交換作業時の現像器等の落下防止と作業の安全
性を確保することができるという効果がある。また、上
記カバー部材を構成する複数の部材間の結合部の強度を
低減することができ、回転型現像装置の小型化および低
コスト化を図ることができるという効果がある。
【0090】請求項4の発明によれば、回転型現像装置
の着脱交換の際に、上記回転軸に沿った上記カバー部材
の長手方向の両端部に設けた1組の把手部材をを使うこ
とにより、一つの把手部材を使う場合に比して、該現像
装置の荷重がバランスよく各把手部材に分散された状態
で該現像装置を持つことができるので、該現像装置の着
脱、交換作業を安全且つ容易に行うことができるという
効果がある。
の着脱交換の際に、上記回転軸に沿った上記カバー部材
の長手方向の両端部に設けた1組の把手部材をを使うこ
とにより、一つの把手部材を使う場合に比して、該現像
装置の荷重がバランスよく各把手部材に分散された状態
で該現像装置を持つことができるので、該現像装置の着
脱、交換作業を安全且つ容易に行うことができるという
効果がある。
【0091】請求項5の発明によれば、上記1組の把手
部材として同一形状の部材を用いることにより、部品の
種類を減らすことができるので、低コスト化を図ること
ができるというこうかがる。また、各把手部材の違いを
意識することなく、該把手部材をカバー部材に取り付け
ることができるので、把手部材の取り付けミスを防止で
きるという効果がある。
部材として同一形状の部材を用いることにより、部品の
種類を減らすことができるので、低コスト化を図ること
ができるというこうかがる。また、各把手部材の違いを
意識することなく、該把手部材をカバー部材に取り付け
ることができるので、把手部材の取り付けミスを防止で
きるという効果がある。
【0092】請求項6の発明によれば、上記把手部材の
操作部が、カバー部材の長手方向の両端から中央側にず
れて位置するため、作業者が把手部材を持ちやすいの
で、作業性が向上するという効果がある。
操作部が、カバー部材の長手方向の両端から中央側にず
れて位置するため、作業者が把手部材を持ちやすいの
で、作業性が向上するという効果がある。
【図1】(a)および(b)はそれぞれ、実施形態に係
るカラー画像形成装置のカラー現像器ユニットに装着す
るカバー部材の斜視図。
るカラー画像形成装置のカラー現像器ユニットに装着す
るカバー部材の斜視図。
【図2】同カラー画像形成装置全体の概略構成を示す断
面図。
面図。
【図3】同カラー画像形成装置のカラー現像器ユニット
及び黒現像装置の内部構造を示す断面図。
及び黒現像装置の内部構造を示す断面図。
【図4】非画像形成時における同カラー現像器ユニット
及び黒現像装置の内部構造を示す断面図。
及び黒現像装置の内部構造を示す断面図。
【図5】カラー現像時における同カラー現像器ユニット
及び黒現像装置の内部構造を示す断面図。
及び黒現像装置の内部構造を示す断面図。
【図6】同カラー現像器ユニットのシアン現像器の内部
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
【図7】同シアン現像器を側方から見た断面図。
【図8】同カラー現像器ユニットの斜視図。
【図9】同カラー画像形成装置の前フレームの開放状態
の断面図。
の断面図。
【図10】同カラー画像形成装置におけるトナーカート
リッジの着脱操作の説明図。
リッジの着脱操作の説明図。
【図11】同カラー画像形成装置における黒現像装置の
着脱操作の説明図。
着脱操作の説明図。
【図12】同カラー画像形成装置におけるカラー現像器
ユニットの着脱操作の説明図。
ユニットの着脱操作の説明図。
【図13】同カラー現像器ユニットを側方から見た部分
断面図。
断面図。
【図14】同カラー現像器ユニット内の一現像器を側方
から見た部分断面図。
から見た部分断面図。
【図15】(a)は同カラー現像器ユニットの開状態お
よび閉状態にあるカバー部材の説明図。(b)は同カバ
ー部材のヒンジ部の拡大図。(c)は同カバー部材の分
離係合部の拡大図。
よび閉状態にあるカバー部材の説明図。(b)は同カバ
ー部材のヒンジ部の拡大図。(c)は同カバー部材の分
離係合部の拡大図。
【図16】同カラー現像器ユニットの側面図。
【図17】(a)および(b)は、同カラー現像器ユニ
ットのカバー部材に取り付ける把手部材の展開平面図。
(c)は、同カバー部材に形成した突起部の拡大図。
ットのカバー部材に取り付ける把手部材の展開平面図。
(c)は、同カバー部材に形成した突起部の拡大図。
【図18】変形例に係る把手部材を取り付けたカラー現
像器ユニットの側面図。
像器ユニットの側面図。
【図19】(a)および(b)は把手部材のカラー現像
器ユニットへの自動収納の説明図。
器ユニットへの自動収納の説明図。
【符号の説明】 1 感光体ベルト 2,3 回動ローラ 4 帯電チャージャ 5 光書き込みユニット 6 回転型カラー現像器ユニット 7 黒現像装置 8 前フレーム 9 本体フレーム 10 中間転写ベルト 21 内側ケーシング 22 現像器 23 現像ローラ 31 プロセスカートリッジ 41 カバー部材 41A 上カバー部 41B 下カバー部 42 孔部 43 把手部材 43A 孔 43B 長孔 44 座部 45 開口 46 ヒンジ部 47 分離係合部 48,49 係止部 411 突起部 412 突起部
Claims (6)
- 【請求項1】回転軸を周りに複数の現像器を回動可能に
配設し、潜像担持体に対向する現像位置に開口を有する
円筒状のカバー部材を該複数の現像器を覆うように設け
た回転型現像装置において、 上記カバー部材の外周部に密着収納可能な把手部材を設
けたことを特徴とする回転型現像装置。 - 【請求項2】請求項1の回転型現像装置において、 上記回転型現像装置を画像形成装置本体に装着した後に
該画像形成装置本体に装着あるいは該画像形成装置本体
内で移動操作される装置又は部材によって、上記カバー
部材の外周部に密着収納されるように、該把手部材を設
けたことを特徴とする回転型現像装置。 - 【請求項3】回転軸を周りに複数の現像器を回動可能に
配設し、潜像担持体に対向する現像位置に開口を有する
円筒状のカバー部材を該複数の現像器を覆うように設け
た回転型現像装置において、 上記カバー部材を、その円周方向に分割され、且つ開放
可能又は互いに着脱可能に結合した複数の部材で構成
し、 上記把手部材を、上記複数の部材のうち回転型現像装置
の荷重を受け止める一部材に取り付けたことを特徴とす
る回転型現像装置。 - 【請求項4】請求項1、2又は3の回転型現像装置にお
いて、 上記把手部材を、上記回転軸に沿った上記カバー部材の
長手方向の両端部に設けたことを特徴とする回転型現像
装置。 - 【請求項5】請求項4の回転型現像装置において、 上記把手部材として、同一形状の部材を用いたことを特
徴とする回転型現像装置。 - 【請求項6】請求項4の回転型現像装置において、 上記把手部材の操作部を、上記カバー部材の長手方向の
両端から中央側にずらすように形成したことを特徴とす
る回転型現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8353663A JPH10177298A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 回転型現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8353663A JPH10177298A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 回転型現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10177298A true JPH10177298A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18432379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8353663A Pending JPH10177298A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 回転型現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10177298A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6122470A (en) * | 1998-03-03 | 2000-09-19 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP8353663A patent/JPH10177298A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6122470A (en) * | 1998-03-03 | 2000-09-19 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040130 |