JPH10176876A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10176876A
JPH10176876A JP33609796A JP33609796A JPH10176876A JP H10176876 A JPH10176876 A JP H10176876A JP 33609796 A JP33609796 A JP 33609796A JP 33609796 A JP33609796 A JP 33609796A JP H10176876 A JPH10176876 A JP H10176876A
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refrigerant
nut
air conditioner
outdoor unit
tightening
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Hiroyuki Tanaka
宏之 田中
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2345/00Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
    • F25B2345/001Charging refrigerant to a cycle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2345/00Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
    • F25B2345/006Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor characterised by charging or discharging valves

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷媒配管接続部分やチャージポートからの冷媒
リークを防止する。 【解決手段】冷凍サイクルの循環冷媒としてHCFC類
冷媒よりも同一温度で飽和圧力が高い高圧冷媒を用いた
空気調和機。冷凍サイクルに高圧冷媒を補充するための
チャージポート8と、このチャージポート8を閉塞する
ナット20とを備え、ナット20の締付け作用面にナッ
ト20の締付けを強固にする直線状の複数の溝21を設
けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HCFC(ハイド
ロクロロフルオロカーボン)類冷媒(以下、代表してR
22として説明する)の代替冷媒として、当該R22よ
りも同一温度で飽和圧力が高い高圧冷媒を用いたスプリ
ットタイプの空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されているスプリットタイプ
の空気調和機は、室外機を屋外に設置し、室内機を室外
機から分離して壁・天井等の屋内の適当位置に設置して
おり、室外機の配管接続部と室内機の配管接続部とが冷
媒配管で接続されている。
【0003】配管接続部としては、例えば冷媒が封入さ
れたパックドバルブが用いられており、このパックドバ
ルブは、スライド弁体と、ねじ部やフレアナット等から
構成された冷媒配管接続部分と、冷媒補充用のチャージ
ポートとを備え、スライド弁体に設けられた例えば六角
レンチ穴等の回転用挿入穴を回して当該スライド弁体を
スライドさせることにより、パックドバルブを介した冷
媒の流通/遮断制御を行なうことが可能になっている。
【0004】ところで、従来のスプリットタイプの空気
調和機においては、R22が冷媒として統一的に用いら
れており、上述した配管接続部(パックドバルブ)の構
造(チャージポートの管径,回転用挿入穴の穴径等のス
ライド弁体の寸法,及びねじピッチ、ねじ径、ねじ形状
を含むねじ部の構成等)は、全てR22用に統一して設
計されていた(例えば、ねじ部のねじ形状は凹ねじ(オ
ねじ)に定められていた)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したR22は、オ
ゾン層を破壊する恐れがあるため、将来的に使用を廃止
することが正式に決定されており、R22に代わる冷媒
を用いた空気調和機の研究開発が進められている。
【0006】そして、R22に対する代替冷媒として、
当該R22よりも同一温度で飽和圧力(凝縮圧力)が高
い代替冷媒{例えば、50℃における飽和圧力が250
0kPa以上の冷媒であり、R32(ジフルオロメタ
ン;CH2 2 )とR125(ペンタフルオロエタン;
CHF2 CF3 )とを各々50wt%ずつ混合して生成
されたR410A等のHFC類冷媒}を用いることが考
えられている。
【0007】しかしながら、上記代替冷媒をスプリット
タイプの空気調和機に採用した場合、当該代替冷媒がR
22よりも高圧であるため、R22用として設計された
冷媒配管接続部やチャージポートから冷媒がリークする
恐れがあり、当該冷媒リークを防止する必要性が生じて
いた。
【0008】また、空気調和機使用時においてパックド
バルブのスライド弁体を開く際には、封入された代替冷
媒がR22よりも高圧であるためR22を用いた場合よ
りも大きな力が必要となり、一方、空気調和機生産時あ
るいは空気調和機移設時等においてパックドバルブのス
ライド弁体を閉じる際には、R22を用いた場合よりも
締付けをさらに強固にして冷媒を完全に遮断する必要が
あるため、空気調和機据付者やサービス作業者に対して
余計な負担をかけることになり、据付作業やサービス作
業時間を増大させていた。
【0009】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、R22よりも同一温度で飽和圧力が高い代替冷媒
(高圧冷媒)を用いた場合であっても、冷媒配管接続部
分やチャージポートからの冷媒リークを防止し、且つス
ライド弁のスライド動作を容易に行なうことを可能にし
た空気調和機を提供することをその目的とする。
【0010】また、本発明は、配管接続部の上述した冷
媒リークを防止する手段やスライド動作を容易に行なう
手段により当該配管接続部を有する空気調和機が代替冷
媒(HFC類冷媒)を用いた空気調和機であることを識
別することを可能にし、代替冷媒を用いた室外機に対し
て誤ってR22を用いる室内機を接続することやR22
を補充する危険性を解消して空気調和機の信頼性をさら
に高めることを他の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、冷凍サ
イクルの循環冷媒としてHCFC類冷媒よりも同一温度
で飽和圧力が高い高圧冷媒を用いた空気調和機におい
て、前記冷凍サイクルに前記高圧冷媒を補充するための
チャージポートと、このチャージポートを閉塞するナッ
トとを備え、前記ナットの少なくとも一部に当該ナット
の締付けを強固にする締付け強化手段を設けている。
【0012】第2の発明では、別ユニットで構成された
室外機と室内機とを冷媒配管で接続し、当該室外機及び
室内機に対して前記冷媒配管を介して冷媒を循環させて
冷凍サイクルを構成した空気調和機であって、前記循環
冷媒としてHCFC類冷媒よりも同一温度で飽和圧力が
高い高圧冷媒を用いた空気調和機において、前記室外機
及び前記室内機と前記冷媒配管との接続部分を締付け固
定するナットを備え、そのナットの少なくとも一部に当
該ナットの締付けを強固にする締付け強化手段を設けて
いる。
【0013】第3の発明では、第1、第2の発明におい
て、ナットの締付け作用面に形成された複数の溝から成
る締付け強化手段を設けている。
【0014】第4の発明では、第1、第2の発明におい
て、ナットの外径をHCFC類冷媒使用空気調和機にお
いて用いられるナットの外径よりも大きくした締付け強
化手段を設けている。
【0015】第5の発明では、第1、第2の発明におい
て高圧冷媒を使用していることを識別する識別機能を兼
ね備えている。
【0016】上記第1〜第5の発明によれば、高圧冷媒
補充用のチャージポートの閉塞用ナットや、スプリット
タイプの空気調和機における室外機及び室内機と前記冷
媒配管との接続部分を締付け固定するナットに対して、
そのナットの締付けを強固にする手段(例えば、ナット
の締付け作用面に形成される複数の溝)を設けたため、
スパナでナットを締付ける際に、上述した複数の溝等に
よりスパナがナットの締付け作用面に引っ掛かりやすく
なり、ナットを確実且つ強固に締付けることができる。
【0017】また、締付け強化手段としてナットの締付
け作用面に複数の溝を形成したことにより、据付者やサ
ービス作業者は、当該空気調和機が高圧冷媒を使用して
いることをその溝を有することから容易に識別すること
ができる。
【0018】第6の発明の空気調和機によれば、別ユニ
ットで構成された室外機と室内機とを冷媒配管で接続
し、当該室外機及び室内機に対して前記冷媒配管を介し
て冷媒を循環させて冷凍サイクルを構成した空気調和機
であって、前記循環冷媒としてHCFC類冷媒よりも同
一温度で飽和圧力が高い高圧冷媒を用いた空気調和機に
おいて、前記冷媒配管に接続される前記室外機の接続部
に、当該接続部における前記高圧冷媒の流通を遮断可能
なスライド弁体を有する開閉弁を設け、前記スライド弁
体の回転スライド用挿入穴の内径を前記スライド弁体の
外周半径よりも大きくしている。
【0019】この発明によれば、スプリットタイプの空
気調和機における冷媒配管に接続される室外機の接続部
に設けられた冷媒流通制御用の開閉弁のスライド弁体の
回転スライド用挿入穴の内径をスライド弁体の外周半径
よりも大きくしたため、当該回転スライド用挿入穴の回
転動作がスムーズになり、高圧冷媒が封入されていても
容易にスライド弁体をスライドさせることができる。
【0020】第7の発明の空気調和機によれば、別ユニ
ットで構成された室外機と室内機とを冷媒配管で接続
し、当該室外機及び室内機に対して前記冷媒配管を介し
て冷媒を循環させて冷凍サイクルを構成した空気調和機
であって、前記循環冷媒としてHCFC類冷媒よりも同
一温度で飽和圧力が高い高圧冷媒を用いた空気調和機に
おいて、前記冷媒配管に接続される前記室外機の接続部
に、当該接続部における前記高圧冷媒の流通を遮断可能
なスライド弁体を有する開閉弁を設け、前記スライド弁
体の回転スライド用挿入穴の内径を前記HCFC類冷媒
使用空気調和機において統一的に用いられる開閉弁のス
ライド弁体の回転スライド用挿入穴の内径よりも大きく
している。
【0021】第7の発明によれば、スプリットタイプの
空気調和機における冷媒配管に接続される室外機の接続
部に設けられた冷媒流通制御用の開閉弁のスライド弁体
の回転スライド用挿入穴の内径を、HCFC類冷媒使用
空気調和機において統一的に用いられる開閉弁のスライ
ド弁体の回転スライド用挿入穴の内径よりも大きくした
ため、当該回転スライド用挿入穴の回転動作がHCFC
類冷媒使用機器における回転スライド用挿入穴の回転動
作よりも(あるいは同程度に)スムーズになり、高圧冷
媒が封入されていても容易にスライド弁体をスライドさ
せることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照して説明する。なお、後述する各実
施形態の空気調和機は、冷媒としてHCFC類冷媒(R
22)よりも同一温度で飽和圧力が高い代替冷媒{例え
ば、50℃における飽和圧力が2500kPa以上の冷
媒であり、R32(ジフルオロメタン;CH2 2 )と
R125(ペンタフルオロエタン;CHF2 CF3 )と
を混合して生成されたR410A等のHFC類冷媒}を
用いた機器である。
【0023】(第1実施形態)図1は、本実施形態にお
ける空気調和機の構成を示す図である。図1によれば、
空気調和機1は、コンプレッサ、四方弁、室外側熱交換
器、及び膨脹弁を備えた室外機2と、室内側熱交換器を
備えた室内機3とを有しており、室外機2を屋外に設置
し室内機3を室外機2から分離して壁・天井等の屋内の
適当位置に設置したスプリットタイプの機器として構成
されている。そして、スプリットタイプの空気調和機1
において、HFC類冷媒を封入した室外機2とHFC類
冷媒を封入した室内機3とを冷媒配管4A,4Bで接続
して冷凍サイクルを構成している。
【0024】図2は、図1中破線Aで囲まれた部分、す
なわち室外機2と冷媒配管4A,4Bとの接続部分を拡
大して示す図である。図2によれば、冷媒配管4A,4
Bは、室外機2側の配管端に設けられた配管接続部5
A,5Bに接続されている。
【0025】この配管接続部5A,5Bは、図2に示す
ような高圧冷媒が封入されたパックドバルブであり、こ
のパックドバルブ5A,5Bは、スライド弁体(図示せ
ず)と、このスライド弁体の六角レンチ穴等の回転用挿
入穴をカバーするレンチ穴カバーねじ6と、室外機2側
のラッパ状の配管端2aに設けられたナット(六角ナッ
ト)7aを有する冷媒配管接続部7と、冷媒補充用の接
続口(チャージポート)8とを備えている。
【0026】図3は、図2中破線C(配管接続部5Bの
場合は破線C′)で囲まれた冷媒配管4Aの室外機側端
部と配管接続部5Aの冷媒配管接続部7とを拡大して示
す図である。
【0027】図3に示すように、ナット7aにおけるス
パナと接触して締付け作用が施される側表面(以下、締
付け作用面と定義する)には、スパナによるナット7a
の締付けを強固にするために、例えば凹凸起伏状の複数
の溝10が形成されている。
【0028】また、ナット7aの大きさ(外径)は、R
22用配管接続部のナットの大きさ(外径)よりも大き
くなるように形成され、また、ナット7aの内周面に設
けられたねじ部11のねじピッチは、R22用配管接続
部のねじピッチと異なるように形成されている。
【0029】冷媒配管4Aの室外機側端部12の外面に
はねじ部12aが設けられ、先端部分にテーパ状形状に
加工されたテーパ部12bが設けられており、全体でオ
スねじとして構成されている。そして、配管接続部5A
の配管接続端2aと冷媒配管4Aの室外機側端部12の
先端のテーパ部12bが接合してねじ部12aがナット
7aと螺合されることにより、冷媒配管4Aと室外機2
とが接続される。なお、配管接続部5Bも配管接続部5
Aと略同様の構成であり、その説明は省略する。
【0030】一方、図4は、図1中破線Bで囲まれた部
分、すなわち室内機3と冷媒配管4Aとの接続部分を拡
大して示す図である。
【0031】図4によれば、冷媒配管4Aの室内機側端
部であるラッパ状配管端4a' に設けられたナット(六
角ナット)15の締付け作用面には、スパナによるナッ
ト15の締付けを強固にするために、例えば網目状の複
数の溝16が形成されている。
【0032】ナット15の大きさ(外径)は、R22用
配管接続部のナットの大きさ(外径)よりも大きくなる
ように形成され、また、ナット15の内周面に設けられ
たねじ部15aのねじピッチは、R22用配管接続部の
ねじピッチと異なるように形成されている。
【0033】室内機側の配管接続端3aの外面にはねじ
部17が設けられており、全体でオスねじとして構成さ
れている。そして、配管接続部5Aの配管接続端3aの
先端のテーパ部17Aと冷媒配管4Aのラッパ状配管端
4a' が接合してねじ部17がナット15と螺合される
ことにより、冷媒配管4Aと室内機3とが接続される。
なお、冷媒配管4Bと室内機3との接続構成も上述した
図4の接続構成と略同様であるため、その説明は省略す
る。
【0034】また、図5に示すように、チャージポート
8の図示しないねじ部には、当該チャージポート閉塞用
のナット(六角ナット)20が螺合されており、このナ
ット20の締付け作用面には、スパナによるナット20
の締付けを強固にするために、例えば直線状の複数の溝
21が形成されている。さらに、ナット20の大きさ
(外径)は、R22用配管接続部のナットの大きさ(外
径)よりも大きくなるように形成され、また、ナット2
0の内周面に設けられたねじ部のねじピッチは、R22
用配管接続部のねじピッチと異なるように形成されてい
る。
【0035】次の本実施形態の作用について説明する。
【0036】本構成では、室外機2と冷媒配管4Aとを
接続する配管接続部5A,5Bの冷媒配管接続部7のナ
ット7aの締付け作用面に凹凸起伏状の複数の溝10が
設けられているため、例えば空気調和機1の据付時にお
いて冷媒配管4Aの室外機側端部12の先端を室外機2
の配管接続端2aに接合してスパナでナット7aを締付
ける際に、上述した凹凸起伏状の複数の溝10によりス
パナがナット7aの締付け作用面に引っ掛かりやすくな
っている。すなわち、スパナはナット7aの締付け作用
面に沿って滑ることがほとんどなくなるため、ナット7
aを確実且つ強固に締付けることができる。
【0037】したがって、HFC類冷媒のような高圧冷
媒を用いた場合であっても、室外機2と冷媒配管4A,
4Bとの接続部分である冷媒配管接続部7における冷媒
リークを確実に防止することができる。
【0038】同様に本構成では、室内機3と冷媒配管4
Aとの接続部分におけるナット15の締付け作用面に網
目状の複数の溝16が設けられているため、スパナでナ
ット15を締付ける際に、上述した網目状の複数の溝1
6によりスパナがナット15の締付け作用面に引っ掛か
りやすく且つ滑りにくくなっている。この結果、ナット
15を確実且つ強固に締付けることができ、HFC類冷
媒のような高圧冷媒を用いた場合であっても、冷媒配管
4A,4Bと室内機3との接続部分からの冷媒リークを
確実に防止することができる。
【0039】さらに、本構成によれば、チャージポート
8の図示しないねじ部に螺合されるナット20の締付け
作用面に直線状の複数の溝21が設けられているため、
スパナでナット20を締付ける際に、上述した直線状の
複数の溝21によりスパナがナット20の締付け作用面
に引っ掛かりやすく且つ滑りにくくなっている。この結
果、ナット20を確実且つ強固に締付けることができ、
HFC類冷媒のような高圧冷媒を用いた場合であって
も、チャージポート8からの冷媒リークを確実に防止す
ることができる。
【0040】また、本構成によれば、各ナット7a、1
5、20の外径をR22用の空気調和機において統一的
に用いられるナットの外径よりも大きくしているため、
R22用ナットを用いた場合よりも小さな力で各ナット
7a、15、20を確実且つ強固に締付けることができ
る。
【0041】ところで、本構成における各ナット7a、
15、20の締付けを確実且つ強固にするための手段で
ある溝10、16、21は、当該溝10、16、21が
設けられた空気調和機がHFC類冷媒を用いた空気調和
機であることを識別する機能を兼ね備えている。すなわ
ち、空気調和機据付者やサービス作業者は、HFC類冷
媒が封入された室外機2に対して誤ってHCFC類(R
22等)やCFC類の冷媒を封入した室内機を冷媒配管
を介して接続しようとしても、室外機2の配管接続部5
A,5Bのナット7aの締付け作用面に設けられた溝1
0が必ず目に入るため、そのような誤った接続を行なう
危険性が解消される。
【0042】同様に、冷凍サイクル内に冷媒を補充しよ
うとする場合において、誤ってHCFC類やCFC類の
冷媒を封入した容器を用いて当該補充作業を行なおうと
しても、室外機2の配管接続部5A,5Bのチャージポ
ート8のナット20の締付け作用面に設けられた溝21
が必ず目に入るため、そのような誤った補充を行なう危
険性が解消される。
【0043】また、各ナット7a、15、20の締付け
を確実且つ強固にするために、各ナット7a、15、2
0の外径をR22用の空気調和機において統一的に用い
られるナットの外径よりも大きくした構成も、そのよう
な拡大した外径を有するナット7a、15、20を用い
た空気調和機がHFC類冷媒を用いた空気調和機である
ことを識別する機能を兼ね備えており、溝の識別機能と
略同様の効果を得ることができる。
【0044】なお、本構成においては、ナットの締付け
を強固にするために、締付け作用面に3種類の溝を設け
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該ナ
ットの締付けを強固にするための手段であれば、どんな
手段を用いてもよい。また、3種類の溝についても、当
該3種類に限定されるものではなく、いかなる模様・形
状であってもよい。
【0045】また、本構成では、冷媒配管4Aの室外機
側端部12aと配管接続部5Aの冷媒配管接続部7との
接続部分の構成を図3に示す構成としたが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0046】例えば、図6に示すように、室外機2側の
配管端30aは、その外面にねじ部30bが設けられて
おり、全体でオスねじとして構成されている。そして、
ねじ部12aを外面に有する冷媒配管4Aの室外機側端
部12及び室外機2側の配管端30aは、二受曲管31
aを有する冷媒配管接続部31を介して接続されてい
る。なお、配管端30aのねじ部30bは逆ねじであ
り、冷媒配管4Aの室外機側端部12のねじ部12aも
逆ねじである。また、冷媒配管4Aの室内機側端部は、
通常のフレアナット仕様となっている。
【0047】冷媒配管接続部31は、両端31b,31
bがラッパ状に形成された二受曲管31aと、この二受
曲管31aの各端部にそれぞれ設けられたナット32,
32とを備えている。ナット32,32における締付け
作用面には、例えば直線状の複数の溝33,33が設け
られている。
【0048】ナット32,32の内周面に設けられたね
じ部32aは逆ねじであり、当該ナット32,32の大
きさ(外径)は、R22用配管接続部のナットの大きさ
(外径)よりも大きくなるように形成されている。ま
た、ねじ部32aのねじピッチは、R22用配管接続部
のねじピッチと異なるように形成されており、そのねじ
部32aのねじ径もR22用配管接続部のねじ径と異な
るように形成されている。
【0049】そして、配管端30aの先端のテーパ部3
0cと二受曲管31aの室外機側先端31bが接合して
ねじ部30bがナット32と螺合されることにより、室
外機2と二受曲管31aが接続される。次いで、冷媒配
管4Aの室外機側端部12の先端のテーパ部12bと二
受曲管31aの冷媒配管4A側先端31bが接合してね
じ部12aとナット32と螺合されることにより、冷媒
配管4Aと二受曲管31aが接続される。すなわち、二
受曲管31aを介して室外機2と冷媒配管4Aとが接続
されたことになる。
【0050】すなわち、本変形例においても、スパナで
ナット32,32を締付ける際に、上述した直線状の複
数の溝33,33によりスパナがナット32,32の締
付け作用面に引っ掛かりやすく且つ滑りにくくなってい
るため、ナット32,32を確実且つ強固に締付けるこ
とができ、HFC類冷媒のような高圧冷媒を用いた場合
であっても、冷媒配管4Aと室外機2との接続部分から
の冷媒リークを確実に防止することができる。
【0051】また、本変形例においても溝33はHFC
類冷媒使用識別作用を有している。
【0052】さらに、本変形例によれば、冷媒配管4A
の室外機側端部12のねじ部12a、室外機2側の配管
端30aのねじ部30b、及びナット32のねじ部32
aがそれぞれ逆ねじとなっているため、HFC類冷媒が
封入された室外機2に対して誤ってHCFC類やCFC
類の冷媒を封入した室内機を冷媒配管を介して接続しよ
うとしても、HCFC類やCFC類冷媒用の室内機のね
じ部は順ねじであるため、HCFC類やCFC類冷媒用
の冷媒配管と二受曲管31aのナット32と螺合不可能
となる。したがって、そのような誤った接続を行なう危
険性が解消される。
【0053】なお、ねじ部32aのねじピッチをR22
用配管接続部のねじピッチと異なるように形成し、当該
ねじ部32aのねじ径をR22用配管接続部のねじ径と
異なるように形成したことも、上述したHFC類冷媒使
用識別機能を有しており、同様の効果を有している。
【0054】(第2実施形態)図7(a)及び図8
(a)は、第1実施形態の図2における配管接続部(パ
ックドバルブ)の回転用挿入穴側から見た構成を示す平
面図であり、特に図8(a)はレンチ穴カバーねじを外
した時の全体構成を示す平面図である。また、図9
(a)はスライド弁体をスライドさせて冷媒通路を解放
した状態を示す側面図である。なお、本実施形態は第1
実施形態における配管接続部(パックドバルブ)及びそ
の周辺部分に特徴を有するものであり、その他の説明は
通常の空気調和機の構成、あるいは第1実施形態の空気
調和機の構成と略同様出あるため、その説明は省略す
る。
【0055】図7(a)乃至図9(a)によれば、パッ
クドバルブ40には室外機2の配管41が接続されてい
る。パックドバルブ40は、スライド弁体42と、この
スライド弁体42の回転用挿入穴(例えば六角レンチ
穴)42aをカバーするレンチ穴カバーねじ43と、冷
媒配管44を接続するフレアナット(六角ナット)45
aを有する冷媒配管接続部45と、フレアナット46a
を有する冷媒補充用のチャージポート46とを備えてい
る。
【0056】パックドバルブ40は、六角レンチ穴42
aを回してスライド弁体42をスライド動作させること
により、パックドバルブを介した冷媒の流通/遮断制御
を行なうことが可能になっている。
【0057】また、冷媒配管接続部45の接続口45a
の外面には、ねじ部45bが設けられたおり、このねじ
部は逆ねじである。また、チャージポート46の外面に
は、ねじ部46bが設けられており、このねじ部46b
もねじ部45bと同様に逆ねじである。フレアナット4
5aのねじ部及びフレアナット46aのねじ部もそれぞ
れ逆ねじであり、フレアナット45aは接続口45aの
ねじ部45bに螺合され、フレアナット46aはチャー
ジポート46のねじ部46bに螺合されている。なお、
図中47は取付台を示している。
【0058】そして、本実施形態のパックドバルブ40
において、六角レンチ穴42a、レンチ穴カバーねじ4
3、チャージポート46の管径、フレアナット45aの
外径、フレアナット46aの外径は、従来のHCFC類
冷媒(R22)用のパックドバルブ50における六角レ
ンチ穴52a、レンチ穴カバーねじ53、フレアナット
55aの外径、及びフレアナット56aの外径よりも大
きくなるように設計されている。
【0059】ここで、図7(a)及び図8(a)に示し
た高圧冷媒用のパックドバルブ40に対応するHCFC
類冷媒用のパックドバルブ50を図7(b)及び図8
(b)に示す。
【0060】図7(a)乃至図8(a)及び図7(b)
乃至図8(b)によれば、パックドバルブ40のレンチ
穴カバーねじ43の外径(本実施形態では、矩形の外径
を、当該矩形の対向辺を結び当該対向辺に直交する線分
と定める)d1 は、パックドバルブ50のレンチ穴カバ
ーねじ53の外径d1aよりも大きくなっている(d1>
d1a)。
【0061】また、パックドバルブ40の六角レンチ穴
42aの内径d2 は、パックドバルブ50の六角レンチ
穴52aの内径d2aよりも大きくなっている(d2 >d
2a)。さらに、パックドバルブ40のフレアナット45
aの外径d3 は、パックドバルブ50のフレアナット5
2aの外径d3aよりも大きくなっている(d3 >d3
a)。
【0062】そして、パックドバルブ40のフレアナッ
ト46aの外径d4 は、パックドバルブ50のフレアナ
ット56aの外径d4aよりも大きくなっている(d4 >
d4a)。
【0063】さらに、パックドバルブ40の六角レンチ
穴42aの内径d2 は、スライド弁体42の外周半径r
よりも長くなっている(d2 >r)。
【0064】次の本実施形態の作用について説明する。
【0065】本構成によれば、高圧冷媒が封入されたパ
ックドバルブ40の六角レンチ穴42aの内径d2 をH
CFC類冷媒用のパックドバルブ50の六角レンチ穴5
2aの内径d2aよりも大きくしたため、当該パックドバ
ルブ40に封入される冷媒が高圧であっても、六角レン
チ穴42aの回転動作がHCFC類冷媒用のパックドバ
ルブ50と比べてスムーズになる。
【0066】したがって、空気調和機1Aの使用時にお
いて高圧冷媒が封入されたパックドバルブ40のスライ
ド弁体42を開く際においても、HCFC類冷媒用のパ
ックドバルブと略同程度の力で容易に六角レンチ穴52
aを回転させてスライド弁体42をスライドさせること
ができ、この結果、パックドバルブ40を介して冷媒通
路を開放することができる(図9(a)参照)。
【0067】また、空気調和機1Aの生産時あるいは空
気調和機1Aの移設時等において高圧冷媒が封入された
パックドバルブ40のスライド弁体42を閉じる際にお
いても、HCFC類冷媒用のパックドバルブと同程度の
力で容易に六角レンチ穴52aを回転させてスライド弁
体42をスライドさせることができ、この結果、当該ス
ライド弁体42による締付けを強固にして冷媒通路を完
全に遮断することができる(図9(b)参照)。
【0068】したがって、本構成の空気調和機1Aによ
れば、空気調和機据付者やサービス作業者は、高圧冷媒
が封入されたパックドバルブ40のスライド弁体42移
動操作をHCFC類冷媒用のパックドバルブと略同様の
操作により行なうことができ、高圧冷媒を用いたことに
伴う負担を解消することができる。また、据付作業やサ
ービス作業時間も短縮することができる。
【0069】さらに、本構成によれば、高圧冷媒が封入
されたパックドバルブ40の六角レンチ穴42aの内径
d2 をスライド弁体42の外周半径rよりも大きくして
いるため、従来のHCFC類冷媒用のパックドバルブ5
0(その六角レンチ穴52aの内径d2a<スライド弁体
52の外周半径r1 )よりも六角レンチ穴22aの回転
動作がスムーズになり、上述したスライド弁体42のス
ライド動作に伴う効果を得ることができる。
【0070】そして、本構成によれば、高圧冷媒が封入
されたパックドバルブ40のレンチ穴カバーねじ43の
外径d1 をHCFC類冷媒用のパックドバルブ50のレ
ンチ穴カバーねじ53の外径d1aよりも大きくしている
ため、そのような拡大した外径を有するレンチ穴カバー
ねじ43を用いた空気調和機1AがHFC類冷媒を用い
た空気調和機であることを識別することができ、第1実
施形態で述べた識別機能に係わる効果を得ることができ
る。
【0071】同様に、パックドバルブ40の六角レンチ
穴42aの内径d2 を当該パックドバルブ50の六角レ
ンチ穴52aの内径d2aよりも大きくし、パックドバル
ブ40のフレアナット45aの外径d3 をパックドバル
ブ50のフレアナット52aの外径d3aよりも大きく
し、さらに、パックドバルブ40のフレアナット46a
の外径d4 をパックドバルブ50のフレアナット56a
の外径d4aよりも大きくしたことも、当該拡大した内径
を有する六角レンチ穴42a、及び拡大した外径を有す
るフレアナット45a及びフレアナット46aを用いた
空気調和機1AがHFC類冷媒を用いた空気調和機であ
ることを識別することができ、同様の識別機能に係わる
効果を得ることができる。
【0072】なお、本実施形態では、回転用挿入穴を、
形状が六角形である六角レンチ穴としたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、三角形の三角レンチ穴、
四角形の四角レンチ穴、十字状のレンチ穴、及び鍵穴状
のレンチ穴等、どんな形状であってもよい。
【0073】また、第1及び第2実施形態において、空
気調和機がHFC類冷媒を用いた機器であることをより
明確に示したい場合は、配管接続部の所要箇所(例えば
レンチ穴カバーねじ表面)に高圧冷媒(例えばR410
A)を表す刻印を設けても良い。
【0074】さらに第1及び第2実施形態では、スプリ
ット空気調和機として説明したが、パックドバルブのチ
ャージポートのナットの締付けを強固にする手段を含む
構成は、パックドバルブを用いた空気調和機であれば、
スプリットタイプに限定することなく適用することがで
きる。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る高圧冷媒
を用いた空気調和機によれば、高圧冷媒補充用のチャー
ジポートの閉塞用ナットや、室外機及び室内機と冷媒配
管との接続部分を締付け固定するナットをそのナットに
設けられた締付け強固手段の作用により確実且つ強固に
締付けることができるため、チャージポートや室外機及
び室内機と冷媒配管との接続部分からの冷媒リークを確
実に防止することができ、高圧冷媒を用いた空気調和機
の信頼性を高めることができる。
【0076】また、本発明によれば、ナットに設けられ
た締付け強化手段により据付者やサービス作業者は、当
該空気調和機が高圧冷媒を使用していることを容易に識
別することができるため、HCFC類やCFC類の冷媒
の補充や当該HCFC類やCFC類の冷媒用の接続機器
の接続等を誤って行なう危険性が解消され、さらに信頼
性を高めることができる。
【0077】さらに、本発明に係る空気調和機によれ
ば、回転スライド用挿入穴の回転動作がHCFC類冷媒
使用機器における回転スライド用挿入穴の回転動作より
も(あるいは同程度に)スムーズになるため、高圧冷媒
が封入されていても、冷媒流通制御用開閉弁のスライド
弁体を容易にスライドさせることができる。この結果、
空気調和機据付者やサービス作業者は、開閉弁のスライ
ド弁体移動操作を従来のHCFC類冷媒用の開閉弁と略
同様の操作により行なうことができ、高圧冷媒を用いた
ことに伴う負担を解消することができる。また、据付作
業やサービス作業時間も短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるスプリットタイプの
空気調和機の概略構成を示す図。
【図2】図1における破線Aで囲んだ配管接続部分を拡
大して示す図。
【図3】図2における破線C(C′)で囲んだ配管接続
部分を拡大して示す図。
【図4】図1における破線Bで囲んだ配管接続部分を拡
大して示す図。
【図5】図2における破線Dで囲んだチャージポートを
拡大して示す図。
【図6】図2における破線C(C′)で囲んだ配管接続
部分の変形例を拡大して示す図。
【図7】(a)は第1実施形態の図2における配管接続
部の回転用挿入穴側から見た構成を示す平面図、(b)
はHCFC類冷媒を用いた空気調和機の配管接続部の回
転用挿入穴側から見た構成を示す平面図。
【図8】(a)は図7(a)におけるレンチ穴カバーね
じを外した状態を示す平面図、(b)は図7(b)にお
けるレンチ穴カバーねじを外した状態を示す平面図。
【図9】(a)はスライド弁体をスライドさせて冷媒通
路を解放した状態を示す側面図、(b)はスライド弁体
をスライドさせて冷媒通路を遮断した状態を示す側面
図。
【符号の説明】
1、1A 空気調和機 2 室外機 3 室内機 4A,4B、44 冷媒配管 4a' ラッパ状配管端 5A,5B、40 配管接続部(パックドバルブ) 6 レンチ穴カバーねじ 7、45 冷媒配管接続部 7a、15、20 ナット 8、46 チャージポート 10、16、21、33 溝 11、12a、17、30b、32a ねじ部 30a 配管端 31 冷媒配管接続部 31a 二受曲管 42 スライド弁体 42a 六角レンチ穴 43 レンチ穴カバーねじ 45a フレアナット 46a フレアナット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルの循環冷媒としてHCFC
    類冷媒よりも同一温度で飽和圧力が高い高圧冷媒を用い
    た空気調和機において、 前記冷凍サイクルに前記高圧冷媒を補充するためのチャ
    ージポートと、このチャージポートを閉塞するナットと
    を備え、前記ナットの少なくとも一部に当該ナットの締
    付けを強固にする締付け強化手段を設けたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 別ユニットで構成された室外機と室内機
    とを冷媒配管で接続し、当該室外機及び室内機に対して
    前記冷媒配管を介して冷媒を循環させて冷凍サイクルを
    構成した空気調和機であって、前記循環冷媒としてHC
    FC類冷媒よりも同一温度で飽和圧力が高い高圧冷媒を
    用いた空気調和機において、 前記室外機及び前記室内機と前記冷媒配管との接続部分
    を締付け固定するナットを備え、そのナットの少なくと
    も一部に当該ナットの締付けを強固にする締付け強化手
    段を設けたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記締付け強化手段は、前記ナットの締
    付け作用面に形成された複数の溝である請求項1又は2
    記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記締付け強化手段は、ナットの外径を
    前記HCFC類冷媒使用空気調和機において用いられる
    ナットの外径よりも長くしたことである請求項1又は2
    記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記締付け強化手段は、前記循環冷媒と
    して高圧冷媒を使用していることを識別する識別機能を
    兼ね備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気
    調和機。
  6. 【請求項6】 別ユニットで構成された室外機と室内機
    とを冷媒配管で接続し、当該室外機及び室内機に対して
    前記冷媒配管を介して冷媒を循環させて冷凍サイクルを
    構成した空気調和機であって、前記循環冷媒としてHC
    FC類冷媒よりも同一温度で飽和圧力が高い高圧冷媒を
    用いた空気調和機において、 前記冷媒配管に接続される前記室外機の接続部に、当該
    接続部における前記高圧冷媒の流通を遮断可能なスライ
    ド弁体を有する開閉弁を設け、前記スライド弁体の回転
    スライド用挿入穴の内径を前記スライド弁体の外周半径
    よりも大きくしたことを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 別ユニットで構成された室外機と室内機
    とを冷媒配管で接続し、当該室外機及び室内機に対して
    前記冷媒配管を介して冷媒を循環させて冷凍サイクルを
    構成した空気調和機であって、前記循環冷媒としてHC
    FC類冷媒よりも同一温度で飽和圧力が高い高圧冷媒を
    用いた空気調和機において、 前記冷媒配管に接続される前記室外機の接続部に、当該
    接続部における前記高圧冷媒の流通を遮断可能なスライ
    ド弁体を有する開閉弁を設け、前記スライド弁体の回転
    スライド用挿入穴の内径を前記HCFC類冷媒使用空気
    調和機において統一的に用いられる開閉弁のスライド弁
    体の回転スライド用挿入穴の内径よりも大きくしたこと
    を特徴とする空気調和機。
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