JPH10175576A - 自転車用錠前装置 - Google Patents

自転車用錠前装置

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JPH10175576A
JPH10175576A JP34027796A JP34027796A JPH10175576A JP H10175576 A JPH10175576 A JP H10175576A JP 34027796 A JP34027796 A JP 34027796A JP 34027796 A JP34027796 A JP 34027796A JP H10175576 A JPH10175576 A JP H10175576A
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bicycle
actuator
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Takao Ono
隆夫 斧
Kazumi Nishimura
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62HCYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
    • B62H5/00Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
    • B62H5/14Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles preventing wheel rotation
    • B62H5/142Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles preventing wheel rotation by means of pivoting, or pivoting and sliding bolts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 施錠や解錠の操作を、狭所や暗所であって
も、楽な姿勢で容易に軽くかつ確実に行え、車幅方向の
厚さを薄くして小型化した自転車用錠前装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 ケース31内に設けられかつボタン操作
やタッチ操作で作動可能な電動式作動装置50と、ケー
ス31内に設けられかつ電動式作動装置50に連動した
一対の係止金具37,38を有し、係止金具37,38
は、電動式作動装置50の作動により揺動し、先端の爪
部37a,38aがケース31内から突出してスポーク
15A間に位置される構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車置場などに
駐輪した状態での盗難防止のため、自転車に取り付けら
れる自転車用錠前装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の錠前装置としては、車輪
の近くでフレームに取り付けられるケースと、このケー
スに挿通され長さ方向への摺動によりスポーク間に出退
可能な係止具と、この係止具の出退を補助するためにケ
ース内に設けられた出退補助機構と、ケースに対して抜
き差し可能なキーなどにより構成されている。
【0003】この従来構成によると、利用者が自転車の
近くに立って、係止具を外側から押し込んでスポーク間
に位置させることで施錠を行え、そしてキーの差し込み
により出退補助機構を操作して係止具を退出させること
で、解錠を行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の錠前装置によると、キーをケース側に対して直接に抜
き差しすることで、たとえば狭い場所では窮屈な姿勢と
なって操作は容易に行えず、また暗所では、特にキーの
差し込み操作を容易に行えない。そして、錠前装置が錆
付や故障などで動作が悪くなったとき、キーを介しての
操作に強い力が必要になる。さらに、係止具は車幅方向
に摺動されることから、錠前装置の車幅方向の厚さが厚
く必要で大型化を招く、などの問題がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、施錠や解錠の操作を容易にかつ軽く行え、しかも車
幅方向の厚さを薄くして小型化し得る自転車用錠前装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の自転車用錠前装置は、ケース内に設けられた
電動式作動装置と、ケース内に設けられかつ電動式作動
装置に連動した一対の係止金具とを有し、両係止金具
は、電動式作動装置の作動により揺動し、その先端の爪
部がケース内から突出してスポーク間に位置される構成
を有している。
【0007】この構成によって、施錠や解錠はボタン操
作やタッチ操作で可能となり、その操作は、たとえ狭所
や暗所であっても、楽な姿勢で容易に軽くかつ確実に行
え、また車幅方向の厚さを薄くして小型化した自転車用
錠前装置を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車輪の近くでフレームに取り付けられるケースと、
このケース内に設けられた電動式作動装置と、前記ケー
ス内に設けられかつ電動式作動装置に連動した一対の係
止金具とを有し、両係止金具には、その先端に相反する
方向へ屈曲された爪部が形成され、両係止金具は、電動
式作動装置の作動により揺動して、爪部がケース内から
突出しスポーク間に位置されることを特徴とする自転車
用錠前装置としたものであり、電動式作動装置の採用に
より、施錠や解錠はボタン操作やタッチ操作で可能とな
り、その操作は、たとえ狭所や暗所であっても、楽な姿
勢で容易に軽くかつ確実に行え、また両係止金具は、揺
動によりケースに対して出退することから、車幅方向の
厚さを薄くして小型化し得るという作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の自転車用錠前装置であって、一対の係止金具
は、爪部にV字状の係止部が形成され、これら係止部の
先端側傾斜角度は、係止部にスポークの係止力が作用さ
れて係止金具が閉揺動されるときの揺動軌跡よりもスポ
ーク側に爪先部分が存在するように設定されていること
を特徴としたものであり、車輪の回転によるスポークの
移動により係止金具に働く閉揺動力を、自動的に小さく
するとともに、この小さくなった閉揺動力により閉動さ
れることを阻止して、施錠状態を確実に安全に維持する
という作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の自転車用錠前装置であって、ケースに
設けられた電動式作動装置が、アクチュエーターならび
にバッテリーと、前記アクチュエーターにより作動され
る作動体と、この作動体の作動を両係止金具の揺動に変
えるトグル付リンク機構とにより構成されていることを
特徴としたものであり、トグル付リンク機構により、解
錠時にはコンパクトにまとめ、施錠時には施錠姿勢を強
固にかつ安定して維持するという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3のいずれかに記載の自転車用錠前装置であって、
ケース側には受信器が設けられ、送信器からの送信を受
信器が受け取ることにより電動式作動装置を作動させる
ことを特徴としたものであり、遠隔操作により、少し離
れた位置からも施錠や解錠を確実に行えるという作用を
有する。
【0012】以下に、本発明の実施の形態について、図
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1において、自転車1のフレーム2
は、ヘッドラグ3、メインパイプ4、ハンガラグ5、立
パイプ6、シートラグ7、シートステー8、チェーンス
テー9などにより構成される。前記ヘッドラグ3にはハ
ンドルステム10が挿通され、このハンドルステム10
の上部にはハンドル11が設けられ、またハンドルステ
ム10の下部には、前ホーク12などを介して前車輪1
3が設けられる。前記シートラグ7の部分にはサドル1
4などが設けられ、そしてシートステー8とチェーンス
テー9との後端部分には後車輪15が設けられる。
【0013】なお、図1において、16はクランクシャ
フト、17はフロントスプロケット、18はリヤスプロ
ケット、19はチェーン、20はクランク、21はペダ
ル、22はチェーンケースである。
【0014】図2〜図6において、錠前装置30は、後
車輪15の近くでフレーム2のチェーンステー9に、そ
のケース31を介して取り付けられる。すなわちケース
31は、第1ケース部31Aと、この第1ケース部31
Aの前端(一端)から内側へ折れ曲がり状に連設される
第2ケース部31Bとにより、平面視でL字状に形成さ
れ、そして第1ケース部31Aの後端下面側と第2ケー
ス部31Bの下面側とには、それぞれチェーンステー9
に対して側方から当接自在な連結用部材32,33が設
けられている。
【0015】ここで連結用部材32,33の当接面は凹
入面に形成され、これら凹入面をチェーンステー9に対
して側方から当接させたのち、連結用部材32に対向さ
せて、連結用当て材34をチェーンステー9に対して側
方から当接させ、そして連結用部材32と連結用当て材
34とをボルト35により固定することで、ケース31
はフレーム2側に取り付けられる。
【0016】前記第1ケース部31A内の後部には、こ
の第1ケース部31Aの内側板側に形成された貫通部3
6を通って内側に突出可能な上下一対の係止金具37,
38が設けられる。これら係止金具37,38は、第1
ケース部31A内で上下に振り分けられかつブラケット
39,40を介して支持された前後方向の支えピン4
1,42に、その基端部を介して揺動可能に取り付けら
れている。そして両係止金具37,38の先端には、相
反する方向へ屈曲された爪部37a,38aが形成さ
れ、前述した揺動により、これら爪部37a,38aが
ケース31内から突出してスポーク15A間に位置され
るように構成されている。
【0017】さらに爪部37a,38aにはV字状の係
止部37b,38bが形成されている。ここで係止部3
7b,38bの先端側傾斜角度Θは、係止部37b,3
8bにスポーク15Aの係止力が作用されて係止金具3
7,38が閉揺動されるときの揺動軌跡Aよりもスポー
ク15A側に爪先部分37c,38cが存在するように
設定されている(図7参照)。なお支えピン41,42
の部分には、両係止金具37,38を突出方向へ揺動付
勢するための巻きばね43,44が設けられる。
【0018】前記第1ケース部31A内には、両係止金
具37,38を出退揺動させる電動式作動装置50が設
けられる。すなわち、第1ケース部31A内の前半部分
には、アクチュエーター(直流型のDCモータやソレノ
イドなど)51と、このアクチュエーター51に接続さ
れたバッテリー(乾電池)52とが設けられ、ここでア
クチュエーター51は、後方へと突出させた作動体(ロ
ット棒)53を前後方向に押し引き移動(正逆作動)さ
せる。なお作動体53の先端には、上下一対のローラ5
4が縦ピン55を介して回転可能に設けられている。
【0019】そして、第1ケース部31A内の後半部分
には、作動体53の押し移動を係止金具37,38の閉
揺動に変えるトグル付リンク機構56が設けられる。す
なわち、両係止金具37,38の中間部には、前後方向
ピン57,58を介してそれぞれ回動部材59,60が
設けられ、これら回動部材59,60には、左右方向ピ
ン61,62を介してそれぞれリンク体63,64の基
端が回動可能に設けられている。
【0020】そして両リンク体63,64の先端間が、
左右方向の連結ピン65を介して相対回動自在に連結さ
れている。下位のリンク体64の先端からは、左右方向
の外方へ伸びる受け板部64aが一体に連設され、この
受け板部64aに対して前記ローラ54が、前方から当
接可能に構成されている。なお、作動体53の部分に蛇
腹状のカバー体を設けたときには、アクチュエーター5
1などを雨水から保護することができる。上記した51
〜65により、電動式作動装置50の一例が構成され
る。
【0021】前記第2ケース部31B内には受信器45
が設けられ、この受信器45は、制御部46を介して前
記アクチュエーター51に接続されている。また第1ケ
ース部31A側には、アラーム47やLEDランプ48
が設けられている。なお、ケース31側とは別体にかつ
セットとして送信機49が設けられ、この送信機49に
はオープンボタン49aやロックボタン49bが設けら
れている。以上の31〜65により、錠前装置30の一
例が構成される。
【0022】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。錠前装置30を、たとえば後車輪15に対
応して取り付けるに、図2〜図4に示すように、連結用
部材32,33の凹入面をチェーンステー9に対して一
側方から当接させたのち、連結用部材32に対向させた
連結用当て材34をチェーンステー9に対して他側方か
ら当接させ、そしてチェーンステー9を挟んだ状態の連
結用部材32と連結用当て材34とをボルト35により
連結して、ケース31をフレーム2側に固定することで
行える。
【0023】自転車の使用時において錠前装置30は解
錠されている。すなわち、アクチュエーター51が非作
動(後述する)であることから、図3の実線に示すよう
に、作動体53が自動的に退入移動されて、受け板部6
4aに対してローラ54が離間され、トグル付リンク機
構56は、外力付与が開放されることになる。これによ
って、巻きばね43,44の弾性力で両係止金具37,
38は、支えピン41,42の周りに閉揺動され、以て
図4や図5の実線に示すように、爪部37a,38aを
含めて全てがケース31内に納められる。
【0024】このような閉揺動時にトグル付リンク機構
56では、図3の実線に示すように、回動部材59,6
0を回動させながら両リンク体63,64を屈曲させ、
この屈曲は連結ピン65がアクチュエーター51に近づ
く方向で行われ、以て退入移動されたローラ54に受け
板部64aを接近または当接させている。
【0025】自転車の非使用時において錠前装置30を
施錠するとき、送信器49のロックボタン49aの操作
により施錠電波を受信器45に与える。すると、制御部
46からアクチュエーター51に作動信号が与えられ、
以てアクチュエーター51の作動により作動体53が後
方へ突出移動される。これにより図3の仮想線に示すよ
うに、受け板部64aに対してローラ54が当接され
て、この受け板部64aを後方へと押し移動させること
になる。すなわち、トグル付リンク機構56に外力が付
与されることになる。
【0026】これによってトグル付リンク機構56で
は、回動部材59,60を回動させながら両リンク体6
3,64が一直線状になるように伸び、この伸びによっ
て回動部材59,60が互いに離間動されることにな
り、両係止金具37,38は、巻きばね43,44の弾
性力に抗して支えピン41,42の周りに開揺動され、
以て図4や図5の仮想線、および図2や図6に示すよう
に、爪部37a,38aは貫通部36を通ってケース3
1内から突出され、スポーク15A間に位置される。こ
のようにスポーク15A間に一対の爪部37a,38a
が位置されることで、錠前装置30を施錠し得る。
【0027】この施錠状態において、たとえば自転車を
動かそうとしたとき、後車輪15の回転により移動Bし
てきたスポーク15Aが、図7の実線に示すように、係
止金具37,38の対向面に当接され、さらにスポーク
15Aの移動力(係止力)により、係止金具37,38
が閉揺動されようとする。
【0028】すると、この閉揺動によって、図7の仮想
線に示すように、移動Bしてきたスポーク15AはV字
状の係止部37b,38bに係止され、このとき係止部
37b,38bのV字形状によって移動力は左右に分散
されることになって、それ以上に閉揺動させようとする
力は小さく(僅かと)なる。そして、この小さくなった
閉揺動力は、揺動軌跡Aよりもスポーク15A側に存在
される爪先部分37c,38cがスポーク15Aに係止
されることで阻止されることになり、以て施錠状態は確
実に安全に維持されることになる。
【0029】このような施錠状態において、使用のため
に解錠するとき、送信器49のオープンボタン49bの
操作により解錠電波を受信器45に与える。すると、制
御部46からアクチュエーター51に作動信号が断た
れ、以てアクチュエーター51は非作動になって、最初
に述べたように、作動体53が自動的に退入移動され、
受け板部64aに対してローラ54が離間されることに
なる。
【0030】このように、両係止金具37,38は、揺
動によりケース31に対して出退することから、車幅方
向の厚さを薄くして小型化を図れる。なお、このような
送信器49による解錠操作時や、前述した送信器49に
よる施錠操作時において、受信器45が受信して解錠や
施錠が行われたとき、アラーム47が発声するとともに
LEDランプ48が点灯し、以て操作完了を知らせるこ
とができる。
【0031】以上のように、錠前装置30の解錠や施錠
は、送信器49のボタン操作により解錠電波や施錠電波
を受信器45に与えることで行えることから、すなわち
解錠操作や施錠操作は遠隔操作になることから、その操
作は、たとえ狭所や暗所であっても、楽な姿勢で容易に
軽く行え、しかも少し離れた位置からも確実に行える。 (実施の形態2)図1の仮想線に示すように、ケース3
1を前ホーク12に固定して、錠前装置30を前車輪1
3に対応して取り付ける。この場合に両係止金具37,
38は、前車輪13のスポーク15Aに作用される。
【0032】上記した両実施の形態では、送信機49の
ボタン操作により電動式作動装置50を無接触で作動さ
せているが、これはケース31側に設けられた接触操作
部をタッチ操作(暗記番号など)することで、電動式作
動装置50を作動させる構成であってもよい。
【0033】上記した両実施の形態では、専用の送信機
49の操作により電動式作動装置50を無接触で作動さ
せているが、これは携帯電話やPHSなどの電波を利用
して施錠操作や解錠操作を行う形式であってもよい。
【0034】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、電
動式作動装置の採用により、施錠や解錠はボタン操作や
タッチ操作で可能となって、その操作は、たとえ狭所や
暗所であっても、楽な姿勢で容易に軽くかつ確実に行う
ことができ、また両係止金具は、揺動によりケースに対
して出退することから、車幅方向の厚さを薄くして小型
化でき、操作性や安全性で好適な自転車用錠前装置を実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、錠前装置を
取り付けた自転車の側面図
【図2】同自転車に取り付けた状態での錠前装置の斜視
【図3】同自転車に取り付けた状態での錠前装置の一部
切り欠き側面図
【図4】同自転車に取り付けた状態での錠前装置の一部
切り欠き背面図
【図5】同自転車に取り付けた状態での錠前装置の一部
切り欠き平面図
【図6】同錠前装置のケースを除去した状態での斜視図
【図7】同錠前装置の施錠時の説明図
【符号の説明】
1 自転車 2 フレーム 9 チェーンステー 12 前ホーク 13 前車輪 13A スポーク 15 後車輪 15A スポーク 30 錠前装置 31 ケース 36 貫通部 37 係止金具 37a 爪部 37b 係止部 37c 爪先部分 38 係止金具 38a 爪部 38b 係止部 38c 爪先部分 43 巻きばね 44 巻きばね 45 受信器 49 送信器 49a オープンボタン 49b ロックボタン 50 電動式作動装置 51 アクチュエーター 52 バッテリー 53 作動体 56 トグル付リンク機構 63 リンク体 64 リンク体 64a 受け板部 Θ 先端側傾斜角度 A 揺動軌跡 B スポーク移動

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の近くでフレームに取り付けられる
    ケースと、このケース内に設けられた電動式作動装置
    と、前記ケース内に設けられかつ電動式作動装置に連動
    した一対の係止金具とを有し、両係止金具には、その先
    端に相反する方向へ屈曲された爪部が形成され、両係止
    金具は、電動式作動装置の作動により揺動して、爪部が
    ケース内から突出しスポーク間に位置されることを特徴
    とする自転車用錠前装置。
  2. 【請求項2】 一対の係止金具は、爪部にV字状の係止
    部が形成され、これら係止部の先端側傾斜角度は、係止
    部にスポークの係止力が作用されて係止金具が閉揺動さ
    れるときの揺動軌跡よりもスポーク側に爪先部分が存在
    するように設定されていることを特徴とする請求項1記
    載の自転車用錠前装置。
  3. 【請求項3】 ケースに設けられた電動式作動装置が、
    アクチュエーターならびにバッテリーと、前記アクチュ
    エーターにより作動される作動体と、この作動体の作動
    を両係止金具の揺動に変えるトグル付リンク機構とによ
    り構成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の自転車用錠前装置。
  4. 【請求項4】 ケース側には受信器が設けられ、送信器
    からの送信を受信器が受け取ることにより電動式作動装
    置を作動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の自転車用錠前装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104590435A (zh) * 2014-12-10 2015-05-06 苏州欣航微电子有限公司 摩托车用电子锁
JP2016523203A (ja) * 2013-06-20 2016-08-08 プロダクト ディベロップメント テクノロジーズ エルエルシー 自転車システム
WO2018044244A1 (en) * 2016-08-30 2018-03-08 Yasar Universitesi Immobilizing mechanism mounted on the bicycle frame to prevent movement of the bicycle

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