JPH10175570A - トラックアセンブリの掻き落とし装置 - Google Patents

トラックアセンブリの掻き落とし装置

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JPH10175570A
JPH10175570A JP9333042A JP33304297A JPH10175570A JP H10175570 A JPH10175570 A JP H10175570A JP 9333042 A JP9333042 A JP 9333042A JP 33304297 A JP33304297 A JP 33304297A JP H10175570 A JPH10175570 A JP H10175570A
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JP
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idler
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Application number
JP9333042A
Other languages
English (en)
Inventor
Jeffery R Arulandu
ジェフェリー・アール・アルランデュ
Jerry D Fidler
ジェリー・ディー・フィドラー
Dave E Keedy
デイブ・イー・キーディ
Larry K Rhodes
ラリィ・ケィ・ローデス
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Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/088Endless track units; Parts thereof with means to exclude or remove foreign matter, e.g. sealing means, self-cleaning track links or sprockets, deflector plates or scrapers
    • B62D55/0882Track or sprocket cleaning devices mounted on the frame

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイドラーから異物を掻き落とす簡単な構成
で磨耗しにくいスクレーパーアセンブリを提供すること
である。 【解決手段】 トラックチェーンアセンブリが作動する
と、履帯型機械が作業しなければならない環境のために
高い程度の磨耗が通常発生する。この磨耗は、トラック
チェーンアセンブリのアイドラーにより運ばれ、アイド
ラーが他のトラックチェーン構成部分と係合するときに
その接触表面上に残存する異物により加速される。本発
明はその端部部分に掻き落としインサートを取り付ける
ように適合した、複数の掻き落とし部分を画成した、ス
クレーパーアセンブリを提供する。掻き落としインサー
トはアイドラーの接触表面と連続的に接触するように付
勢され、接触表面が他のトラックチェーン構成部分と係
合する前に異物を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にトラックア
センブリの掻き落とし装置に関し、より詳細には、トラ
ックアセンブリのアイドラー部材(遊動輪)から異物を
取り除く掻き落としアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】特にトラックアセンブリを使用して推進
される建設機械においては、非常に過酷な環境で作動さ
れるのが一般的である。例えば履帯型トラクターのよう
な機械は多くの場合、泥、砂を含む種々の状態の土の上
で作動される。
【0003】トラックアセンブリは高い磨耗状態に晒さ
れるように設計されている。この磨耗は例えば砂、れき
せい質の砂又は他の良く知られた研削物質中でトラック
アセンブリが作動されると非常に加速される。
【0004】履帯型機械の作動の間、トラックチェーン
が回転すると、トラックリンク及びトラックシューが地
面と接触するとき物質を拾い上げ、トラックアセンブリ
の下部走行部から上方に物質を運搬する。
【0005】上昇位置において、破片はトラックアセン
ブリの上部走行部分から緩められ、下部走行部分上に落
下する。これが発生すると、破片はしばしば数多くのト
ラックチェーン構成部分の接触表面又は磨耗表面上に落
下する。
【0006】この破片物質が研磨性があるときには、こ
れらの表面の間の定常的な接触により、磨耗が非常に加
速される。特に関心のある磨耗表面は、トラックリンク
の磨耗レールとトラックローラー及びトラックアイドラ
ーのトレッド部分を含んでいる。
【0007】このような長期間に渡る問題のために、ト
ラックチェーンの構成部分上にこれらの物質が溜まるの
を防止するか又は問題の多い領域から破片を逸らすため
に、数多くのスクレーパー及び/又は防護アセンブリが
提案されている。
【0008】これらの装置のいくつかはある程度の成功
を収めているが、防護アセンブリの全体の質量がしばし
ば過大になり機械の重量が増加しそのコストが上昇する
ことになる。同様なことがスクレーパー装置についても
あてはまり、多くの場合比較的複雑である。
【0009】ある場合においては、スクレーパー装置は
1つ或いは複数のトラックチェーンの構成部分にマッチ
したプロフィールを有しており、機械の作動中に数多く
の部品が回転するときこれらの部品から物質を除去する
ように機能する。
【0010】このタイプのスクレーパー装置はしばしば
厳しい磨耗に晒される。これらのスクレーパー装置の複
雑さがその製造コストを上昇させるばかりでなく、交換
部品のコストをも上昇させることになる。
【0011】トラックローラーフレームの一方の端部部
分に沿って固定され、他の端部部分がトラックアセンブ
リのアイドラーに係合するエラストマー物質のブロック
を利用した他のタイプのスクレーパー装置が開発されて
いる。
【0012】エラストマー物質は、アイドラーの3つの
分離した表面に係合する3つの分離した“フィンガー”
に分割されている。アイドラーが回転すると分離したフ
ィンガーがアイドラーから物質を除去するように機能
し、これによりアイドラーにより運搬される物質の量を
減少させる。
【0013】このように作用することにより、アイドラ
ーとアイドラーが接触する他の部品との間の界面に位置
する異物の存在が非常に減少され、同様にこれらの部品
の磨耗も減少される。
【0014】このタイプのスクレーパー装置は多くの場
合において非常に良く働くことが知られているが、エラ
ストマー物質とアイドラーとの間の接触が連続的に維持
されずに、スクレーパー装置の有効性をある状況におい
て減少させる場合がある。このような状況は主に機械が
不整地走行をしているときにアイドラーが上下動すると
きに発生する。
【0015】本発明は上述した問題の1つ或いはそれ以
上を克服せんとするものである。
【0016】
【発明の開示】本発明の1つの側面においては、トラッ
クアセンブリの掻き落とし装置が提供される。掻き落と
し装置はフレームと、フレームに回転可能に取り付けら
れたアイドラー(遊動輪)を含んでいる。
【0017】アイドラーは上昇された中央部分と、中央
部分の両側に配置された一対の接触表面を有している。
アイドラーは接触表面がトラックアセンブリに係合する
ように位置付けされて、フレームに取り付けられてい
る。
【0018】第1及び第2端部部分を含んだスクレーパ
ーアセンブリが設けられている。第1端部部分は複数の
掻き落とし表面を画成しており、第2端部部分はフレー
ムに取り付けられている。
【0019】少なくとも1つの付勢部材がスクレーパー
アセンブリに係合するように適合していて、掻き落とし
表面の各々を中央部分とアイドラーにより画成された各
接触表面に連続的に押し付ける。
【0020】上述した掻き落とし装置によると、トラッ
クアセンブリのアイドラーの外側表面に連続的に係合す
る掻き落としアセンブリが提供されることが理解され
る。このようにすることにより、アイドラーにより運ば
れる破片は、アイドラーが回転するにつれて掻き落とし
アセンブリと接触することにより取り除かれる。
【0021】これによりアイドラーがトラックアセンブ
リに係合する間、アイドラーの接触表面上に破片が残る
ことを効果的に防止でき、トラックチェーンの各構成部
分の不必要で加速された磨耗を避けることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図面、特に図1を参照すると、履
帯型建設機械10の一部分が示されている。機械10は
駆動トレーン(図示せず)に取り付けられ、従来公知の
方法で回転するスプロケット12を含んだ良く知られた
構造のトラックアセンブリを含んでいる。
【0023】スプロケット12は従来構造のトラックチ
ェーンアセンブリ14に係合して地面と機械との間の牽
引力を提供し、機械を推進する。トラックチェーンアセ
ンブリ14は少なくとも1つのアイドラー(遊動輪)1
8が取り付けられたトラックローラーフレーム16によ
り支持されている。
【0024】アイドラー18は、トラックローラーフレ
ーム16に回動可能に取り付けられたボギーアーム20
上に画成された取り付けシャフト19周りに回転可能に
取り付けられている。
【0025】特に図示はされていないが、トラックロー
ラーフレーム16の反対側の端部に第2のアイドラーが
取り付けられている。複数のトラックローラー21がト
ラックローラーフレーム16に従来良く知られた方法で
取り付けられており、アイドラー18に隣接して位置付
けされている。
【0026】トラックチェーンアセンブリ14がスプロ
ケット12とアイドラー18とトラックローラー21に
渡り掛け回され、これらにより支持されている。スプロ
ケット12により回転されると、機械が前進方向又は後
進方向に移動するときにトラックチェーンアセンブリ1
4はこれらの構成部分と接触してこれらの構成部分周り
を回転する。
【0027】アイドラー18は上昇された中央部分22
と、中央部分22の両側の一対の接触表面24及び26
を画成している。中央部分22はトラックチェーンアセ
ンブリ14に対して中央に位置してガイド部材として作
用し、接触表面24,26はトラックチェーンアセンブ
リ14により画成された離間したトラックリンク(図示
せず)部分に係合する。
【0028】上述したように、アイドラー18はトラッ
クローラーフレーム16の端部部分28上に取り付けら
れている。トラックローラーフレーム16の端部部分2
8は二股状に分岐していて、一対の離間したアーム30
及び32を画成している。
【0029】アイドラー18はトラックローラーフレー
ム16により画成されたアーム30及び32の間に位置
付けされている。アイドラー18は一対の二股状アーム
30及び32に対して横方向に位置付けされた軸周りに
回転可能に取り付けられている。
【0030】図2及び図3を参照すると、アイドラー1
8と作動係合した状態のスクレーパーアセンブリ34が
示されている。好ましい実施形態では、スクレーパーア
センブリ34はエラストマー製のスクレーパーパッド3
6を含んでいる。
【0031】スクレーパーパッド36は複数の掻き落と
し部分40,42及び44を画成した第1端部部分38
と、トラックローラーフレーム16の上面48に取り付
けられた第2端部部分46を有している。
【0032】スクレーパーパッド36の両側から内側方
向に離間して一対のスロット50及び52がスクレーパ
ーパッド36中に画成されている。このように配置する
ことにより、スクレーパーパッド36は第1、第2及び
第3掻き落とし部分40,42及び44に分割されてい
る。
【0033】図2及び図3に最も良く示されるように、
各スロット50,52はスクレーパーパッド36から伸
長する一対のボア58,60にそれぞれ終端している。
各ボア58,60はそれぞれ第1及び第2端部部分38
及び46の間に配置されており、第1端部部分38から
の距離はスクレーパーパッド全長の約1/3〜3/4の
範囲内であり、或いは各掻き落とし部分40,42及び
44が比較的独立して動けるのを許容するのに十分な距
離である。
【0034】スロット50,52がそれぞれボア58,
60で終端しているので、各掻き落とし部分40,42
及び44の相対運動によるスクレーパーパッド36の引
き裂きが防止される。
【0035】スクレーパーパッド36は、第1及び第3
掻き落とし部分40及び44が接触表面24及び26と
それぞれ整列して連続して係合するようにアイドラー1
8に対して取り付けられている。同様に、第2掻き落と
し部分42はアイドラー18の上昇された中央部分22
と整列して連続して接触する。
【0036】スクレーパーパッド36は、−55°C〜
+80°Cの間で切断チップ及び耐磨耗性を有し、ジュ
ロメーターのスケールAで68±3の硬度を有する容易
に入手可能な高品質の自然ゴムから構成されている。
【0037】この物質は比較的可撓性を有しており、第
1及び第2端部部分の間の相対運動を許容する。本発明
のスクレーパーパッドに使用すると、非常に耐磨耗性を
有している。スクレーパーパッド36は天然ゴムから形
成されると説明したが、本発明の範囲を逸脱せずしてい
くつかの知られた合成ポリマーも同じく使用可能であ
る。
【0038】各掻き落とし部分40,42及び44はそ
の自由状態で実質上平面形状をしており、図3に最も良
く示されているように先端部分に掻き落とし表面62を
画成している。
【0039】各掻き落とし表面62は同一であるので、
3つの掻き落とし部分に対して掻き落とし表面を示すの
に同一の参照番号を付してある。図3を参照すると、各
掻き落とし部分は拡大端部部分64を画成しており、拡
大端部部分64は解放部分66を更に画成している。
【0040】各解放部分は金属製の掻き落としインサー
ト(挿入物)68を受け入れるように適合している。金
属インサート68は接着等の適当な方法で各掻き落とし
部分に固定される。各金属掻き落としインサート68
は、アイドラー18の上昇された中央部分22又は接触
表面24,26に直接接触するように、各掻き落とし部
分40,42又は44の最下端部に位置付けされてい
る。
【0041】各金属掻き落としインサート68は、複数
の付勢部材70によりアイドラー18の各部分に強制的
に連続的に接触させられる。本発明では、付勢部材70
は通常平らなバネ鋼から形成された金属ストリップとし
て示されている。
【0042】各付勢部材70は接着等の適当な方法によ
り各掻き落とし部分40,42,44に固定されてい
る。付勢部材70の一方の端部部分72は、スクレーパ
ーパッド36の第2端部部分46に互いに離間して画成
された複数の取り付けインサート(挿入物)76に整列
して位置付けされた開口74を画成している。
【0043】各インサート76は金属又は硬いプラスチ
ックから形成されており、ボルト82等の締結部材を受
け入れるのに十分な大きさを有する長穴80を画成して
いる。
【0044】各ボルト82はトラックローラーフレーム
16の上部表面48中に形成された適当な取り付けボア
(図示せず)中に螺合される。スクレーパーパッド36
をアイドラー18及びトラックローラーフレーム16に
対して調整可能にするために、各長穴80はボルトの柄
よりも大きく形成されている。
【0045】調整可能な能力に加えて、エラストマー製
パッドより硬い物質から形成されたインサート76は締
結具の締め付けによっては圧縮されず、これによりスク
レーパーパッド36をトラックローラーフレーム16に
固定する助けとなる。
【0046】図4を参照すると、本発明の代替実施形態
が示されている。この実施形態においては、第2掻き落
としインサート(挿入物)84が“ベース”インサート
として作用する金属掻き落としインサート68に固定さ
れている。
【0047】第2掻き落としインサート84は、例えば
ボルト90のようなネジ付き締結具を受け入れるために
金属掻き落としインサート68のネジ付き締結穴88
(図3)に整列した一対の取り付けボア(図示せず)を
画成している。
【0048】図示された実施形態では、第2掻き落とし
インサート84はベースインサート68が磨耗したとき
のベースインサート68の代替として作用する。代替案
として、ある作業環境において金属掻き落としインサー
ト68よりも良く機能する異なる物質から第2掻き落と
しインサート84が形成されていてもよい。
【0049】
【産業上の利用可能性】トラックアセンブリの作動にお
いては、トラックチェーンアセンブリ14がスプロケッ
ト12により提供される駆動力によりトラックローラー
フレーム16周りを回転する。
【0050】回転すると、トラックチェーンアセンブリ
14はアイドラー18とアイドラー18に隣接して配置
されたトラックローラー21に係合する。アイドラー1
8とトラックチェーンアセンブリ14との係合は主にア
イドラー18により画成された接触表面24及び26に
沿って発生する。
【0051】トラックチェーンアセンブリ14が回転す
ると、アイドラー18より上方のトラックチェーンアセ
ンブリ14が、アイドラー18の接触表面24及び26
並びに接触表面の間に位置する上昇された中央部分22
上に異物を落下させる傾向がある。
【0052】トラックローラーフレーム16とアイドラ
ー18の取り付け部分との間に通常開口が存在している
ので、異物はトラックローラー21上にも落下する。こ
れはアイドラー18がいずれの方向に回転しているとき
にも発生する。
【0053】スクレーパーアセンブリ34は、数多くの
トラックチェーンの構成部分の接触領域の間に挟まれる
異物の量を2つの方法で減少させる。第1に、スクレー
パーアセンブリ34はアイドラー18とトラックローラ
ーフレーム16との間の開口を横切って伸長し、アイド
ラー18より上方のトラックチェーンアセンブリの構成
部分から落下する異物が、これらの構成部分がアイドラ
ー18と係合する前に、これらの構成部分上に落下しな
いように、トラックチェーンアセンブリの構成部分のシ
ールドを提供する。
【0054】第2に、この落下物はアイドラー18の接
触表面から取り除かれる。掻き落とし部分40,42及
び44がアイドラー18のこれらの表面に押し付けられ
ていて、アイドラー18が回転すると異物を取り除く。
【0055】異物の取り除きは、異物がアイドラー18
の接触表面に係合するトラックチェーンの他の領域及び
トラックローラー21に達する前に行なわれる。この領
域の磨耗が特に激しいので、このことは非常に重要であ
る。このように異物を取り除くことにより、これらの表
面の間に通常発生する磨耗の加速が多くの場合に減少さ
れ、他の場合には実質上除去される。
【0056】スクレーパーパッド36の第2端部部分4
6が第1端部部分38、即ち掻き落とし表面よりも低い
高さでトラックローラーフレーム16に取り付けられて
いるので、掻き落とし表面及び付勢部材70に僅かばか
りの曲げが与えられている。
【0057】付勢部材70は通常の平らな状態に復帰し
ようとするので、金属掻き落としインサート68はアイ
ドラー18の各表面に強く押し付けられる。これは機械
が不整地を走行するときにアイドラー18がトラックロ
ーラーフレーム16に対して上下動するとき特に重要で
ある。
【0058】掻き落としインサート68がアイドラー1
8と接触するように付勢されているので、掻き落としイ
ンサートはアイドラー18の動きに追従してその接触を
維持し、実質上連続的な接触を維持する。このようにす
ることにより、スクレーパーの能力が顕著に改善され、
トラックチェーン構成部分の磨耗が非常に減少される。
【0059】本発明の他の側面、目的及び利益は図面、
発明の詳細な説明及び特許請求の範囲を研究することに
より得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を適用したトラックアセンブリの
一部分の概略側面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った概略平面図である。
【図3】トラックアセンブリから取り外された状態の本
発明のスクレーパーパッドの概略的斜視図である。
【図4】図3の円4で囲まれた部分の本発明の代替実施
態様である。
【符号の説明】
12 スプロケット 14 トラックチェーンアセンブリ 16 トラックローラーフレーム 18 アイドラー 21 トラックローラー 34 スクレーパーアセンブリ 36 スクレーパーパッド 40,42,44 掻き落とし部分 68 金属掻き落としインサート 70 付勢部材 84 第2掻き落としインサート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェリー・ディー・フィドラー アメリカ合衆国、61552イリノイ、モスビ ル、ピー・オー・ボックス76 (72)発明者 デイブ・イー・キーディ アメリカ合衆国、61554イリノイ、ペキン、 ノルクレスト・アベニュー310 (72)発明者 ラリィ・ケィ・ローデス アメリカ合衆国、61554イリノイ、ペキン、 フローレンティン・コート9

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと;上昇された中央部分と中央
    部分の両側に配置された一対の接触表面を有し、接触表
    面がトラックアセンブリと係合するように位置付けされ
    て前記フレームに回転可能に取り付けられたアイドラー
    と;複数の掻き落とし表面を画成した第1端部部分と、
    前記フレームに取り付けられた第2端部部分とを有する
    スクレーパーアセンブリと;前記スクレーパーアセンブ
    リと係合するように適合して、掻き落とし表面の各々を
    前記アイドラーにより画成された中央部分と各接触表面
    に連続的に係合させる少なくとも1つの付勢部材と;を
    具備したことを特徴とするトラックアセンブリの掻き落
    とし装置。
  2. 【請求項2】 スクレーパーアセンブリは更に、アイド
    ラーの接触表面の1つに連続的に接触するように適合し
    た第1掻き落とし部分と、アイドラーの上昇された中央
    部分に連続的に接触するように適合した第2掻き落とし
    部分と、アイドラーの他の接触表面に連続的に接触する
    ように適合した第3掻き落とし部分を画成した第1端部
    部分と、フレームに取り付けられた第2端部部分とを有
    するエラストマー製掻き落としパッドを含んでいること
    を特徴とする請求項1記載の掻き落とし装置。
  3. 【請求項3】 付勢部材は掻き落としパッドの上部部分
    上に位置付けされた金属シートを含んでいることを特徴
    とする請求項1記載の掻き落とし装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2及び第3掻き落とし部分は上
    部部分に固定された金属付勢部材を有していることを特
    徴とする請求項2記載の掻き落とし装置。
  5. 【請求項5】 金属シートは2〜12mmの厚さを有す
    るバネ鋼から形成されていることを特徴とする請求項3
    記載の掻き落とし装置。
  6. 【請求項6】 掻き落としパッドにより画成された掻き
    落とし表面は固着された金属掻き落としインサートを有
    しており、該金属掻き落としインサートはアイドラーに
    より画成された中央部分と各接触表面に接触するように
    適合していることを特徴とする請求項1記載の掻き落と
    し装置。
  7. 【請求項7】 掻き落とし表面は金属掻き落としインサ
    ートを受け入れるように適合した解放部分を画成してお
    り、該金属掻き落としインサートは各掻き落とし表面に
    接着されていることを特徴とする請求項1記載の掻き落
    とし装置。
  8. 【請求項8】 エラストマー製掻き落としパッドはフレ
    ームの上面に取り付けられていることを特徴とする請求
    項1記載の掻き落とし装置。
  9. 【請求項9】 エラストマー製掻き落としパッドの第2
    端部部分は少なくとも1つの取り付けボアを有する複数
    の非エラストマー製のインサートを画成しており、該イ
    ンサートにより画成された前記取り付けボアは前記フレ
    ームにより画成された複数の取り付けボアに整列してお
    り、前記整列したボアは締結具を受け入れるように適合
    していてエラストマー製掻き落としパッドの第2端部部
    分をフレームに固定することを特徴とする請求項4記載
    の掻き落とし装置。
  10. 【請求項10】 各掻き落とし表面に接着された金属掻
    き落としインサートは、少なくとも1つのネジ付き取り
    付けボアを有するベースインサートを形成していること
    を特徴とする請求項7記載の掻き落とし装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの取り付けボアを有す
    る第2掻き落としインサートが金属掻き落としインサー
    トに取り外し可能に取り付けられており、前記第2掻き
    落としインサートの取り付けボアはベースインサートの
    ネジ付き取り付けボアと整列して締結具アセンブリを受
    け入れて、第2掻き落としインサートを固定することを
    特徴とする請求項10記載の掻き落とし装置。
  12. 【請求項12】 第2掻き落としインサートはベースイ
    ンサートと異なる物質から形成されていることを特徴と
    する請求項11記載の掻き落とし装置。
  13. 【請求項13】 フレームと;上昇された中央部分と該
    中央部分の両側に配置された一対の接触表面を有し、前
    記接触表面がトラックアセンブリに係合するように位置
    付けされて前記フレームに回転可能に取り付けられたア
    イドラーと;拡大された取り付け部分と該取り付け部分
    上に形成された解放部分を有する複数の掻き落とし部分
    を画成した第1端部部分と、概略平面形状を有し第1端
    部部分から伸長した第2端部部分とを有し、前記各々の
    掻き落とし部分がアイドラーにより画成された中央部分
    と接触表面に整列するように位置付けされてこれらに連
    続的に係合するような方法で前記第2端部部分がフレー
    ムに取り付けられているスクレーパーアセンブリと;掻
    き落とし部分により画成された解放部分中に配置される
    のに適合した形状を有し、解放部分中で固定された掻き
    落としインサートと;を具備したことを特徴とするトラ
    ックアセンブリの掻き落とし装置。
  14. 【請求項14】 アイドラーはフレームに対して回動可
    能に取り付けられていることを特徴とする請求項13記
    載の掻き落とし装置。
  15. 【請求項15】 スクレーパーアセンブリの第1端部部
    分を、アイドラーのフレームに対する如何なる運動状態
    のときにもアイドラーに係合するように連続的に押し付
    けるために、付勢部材がスクレーパーアセンブリに固定
    されていることを特徴とする請求項14記載の掻き落と
    し装置。
  16. 【請求項16】 掻き落としインサートは金属から形成
    されており、少なくとも1つのネジ付き取り付けボアを
    画成している請求項13記載の掻き落とし装置。
  17. 【請求項17】 第2掻き落としインサートが金属掻き
    落としインサートに取り外し可能に取り付けられるよう
    に適合していることを特徴とする請求項16記載の掻き
    落とし装置。
JP9333042A 1996-12-13 1997-12-03 トラックアセンブリの掻き落とし装置 Pending JPH10175570A (ja)

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