JPH10175514A - 洗車装置 - Google Patents
洗車装置Info
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- JPH10175514A JPH10175514A JP8341598A JP34159896A JPH10175514A JP H10175514 A JPH10175514 A JP H10175514A JP 8341598 A JP8341598 A JP 8341598A JP 34159896 A JP34159896 A JP 34159896A JP H10175514 A JPH10175514 A JP H10175514A
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Abstract
し、サイドブレーキを解除するといった洗車開始前の準
備操作を終えた自動車の運転者が、準備操作の完了を自
分で確認入力した後に、移動装置による自動車の移動を
開始して、自動車の搬送を確実にし、安全な洗車を行
う。また、洗車を行わない自動車は、退出路を通って退
出する。 【構成】 自動車を移動装置で移動させるに伴い自動洗
浄する洗車装置において、洗車受付手段で洗車の受付を
行い、車両検出手段が自動車が待機位置にあることを検
出した後、操作報知手段により自動車の運転者に洗車開
始前の準備操作を行うよう促し、操作確認手段により洗
車開始前の準備操作の完了が確認された後、進入許可手
段により自動車の洗車装置への進入を許可する。また、
洗車受付手段と洗車装置入口の待機位置との間に、洗車
装置で洗車を行わない自動車を退出させるための退出路
を設ける。
Description
の処理を行う洗車処理装置を配置した洗車装置本体と、
自動車を移動させる移動装置とを備え、自動車を移動装
置で移動させるに伴い自動洗浄する洗車装置に関する。
に洗車受付装置を設け、洗車受付装置で洗車の受付を行
った後に、自動車が洗車装置入口の待機位置に進入して
停止し、自動車が待機位置に停止したのを検出すると、
移動装置による自動車の移動を開始して洗車を行ってい
る。
の入口から出口に亘って無端状のチェーンを張り、その
チェーンに自動車の車輪を押すローラーを固着し、電動
機でチェーンを回転駆動してローラーで自動車の車輪を
押すことにより、自動車を移動させている。このとき、
自動車は、エンジンを停止し、ギアをニュートラルに
し、サイドブレーキを解除した状態で、ローラーの案内
に従って洗車装置本体内を走行する。そして、自動車の
移動に伴って、洗車装置本体に備えられた散水ノズルか
ら洗浄水を散布し、洗浄ブラシによって自動車車体を洗
浄し、最後にトップノズルより高圧風を吹き付けて乾燥
処理を行っている。乾燥処理の終了後、自動車はローラ
ーによる車輪の押圧を解かれて移動装置より退出する。
装置では、洗車装置入口の待機位置に自動車が進入し停
止すると、洗車装置は、自動車の運転者がエンジンを停
止し、ギアをニュートラルにし、サイドブレーキを解除
する洗車開始前の準備操作を行うための時間を、予め設
定された時間だけとった上で、移動装置による自動車の
移動を自動的に開始する。このため、自動車の運転者
が、エンジンを停止する、ギアをニュートラルにする、
サイドブレーキを解除するといった洗車前の準備操作に
手間取り、操作が完了してなくても、自動的に洗車が始
まり移動装置による自動車の移動が開始されてしまい、
ギアがロックされていて自動車が搬送できないとか、サ
イドブレーキが掛けられていたために自動車が搬送でき
ないといった不具合が生じる。
望する自動車は、洗車受付装置で洗車の受付を済ませ、
洗車装置本体方向に進み、洗車装置本体内を通り抜けて
洗車を行い、洗車装置本体より退出するという、いわゆ
るドライブスルー形式を採っており、洗車を希望する自
動車が洗車受付装置の所まで来て、自動車が洗車装置で
洗車できない大きさの自動車であったとか、洗車料金が
不足していたとかで洗車ができない場合、このドライブ
スルーの流れに逆行して自動車を退出させなければなら
なくなる。
るために本発明は、自動車の洗浄,乾燥等の処理を行う
洗車処理装置を配置した洗車装置本体と、自動車を移動
させる移動装置とを備え、自動車を移動装置で移動させ
るに伴い自動洗浄する洗車装置において、洗車装置入口
側に、洗車の受付を行う洗車受付手段と、洗車装置入口
の待機位置に自動車が停止したことを検出する車両検出
手段と、自動車の洗車装置への進入を許可する進入許可
手段と、自動車の運転者に洗車開始前の準備操作を促す
操作報知手段と、洗車装置入口の待機位置に停止した自
動車の運転手が自動車に乗ったまま操作できる位置に洗
車開始前の準備操作の完了の確認を行う操作確認手段を
設け、前記洗車受付手段で洗車の受付を行い、前記車両
検出手段が自動車が待機位置にあることを検出した後、
前記操作報知手段により自動車の運転者に洗車開始前の
準備操作を行うよう促し、前記操作確認手段により洗車
開始前の準備操作の完了が確認された後、前記進入許可
手段により自動車の洗車装置への進入を許可する手段を
持つ。
洗車受付手段と洗車装置入口の待機位置との間に、洗車
装置で洗車を行わない自動車を退出させるための退出路
を設ける。
の待機位置に進入して停止した自動車の運転者に、エン
ジンを停止し、ギアをニュートラルにし、サイドブレー
キを解除するといった洗車開始前の準備操作を行うよう
に報知し、準備操作を終えた自動車の運転者が、洗車開
始前の準備操作の完了を自分で確認入力した後に、移動
装置による自動車の移動を開始して洗車を行うようにす
ることができ、自動車の搬送を確実に行い安全な洗車を
行うことができる。
の理由で洗車が行えなくなった自動車が、退出路を通っ
て退出でき、ドライブスルーの流れに沿い、洗車装置の
利用を円滑に行うことができる。
説明する。図1は本発明の実施例の上面図、図2は側面
図である。図において、1は洗車装置本体、2は自動車
を移動させる移動装置であるコンベヤである。洗車装置
本体1には、清水や洗剤水,ワックス水を噴射する散水
ノズル3,3,3,3、自動車の前面と側面を洗浄する
フロント・サイドブラシ4,4、自動車の側面と後面を
洗浄するリア・サイドブラシ5,5、自動車の側面下部
を洗浄するロッカーブラシ6,6、自動車の上面を洗浄
するトップブラシ7、自動車の側面を乾燥するサイドノ
ズル8,8、自動車の上面を乾燥するトップノズル9な
どの洗車処理装置が備えられている。
イッチで、洗車装置本体1の入口の適宜高さに複数配置
された左右一対の投光器,受光器からなり、投光器から
受光器に向けて照射される光が自動車車体によって遮ら
れることにより、自動車車体を検出する。
Fおよび後輪TRを押圧するローラー11a,11b,
11c,11d,11e,11fを適宜間隔に保持する
無端状のチェーン12を、洗車装置本体1の前後に配設
されたスプロケット13,13に懸回して構成され、洗
車装置本体1後方に設置された駆動ユニット14内に備
えらる駆動モータ15により回転駆動される。16は駆
動モータ15の出力軸に連結されたロータリーエンコー
ダーで、駆動モータ15の単位角度回転毎にパルス出力
し、コンベア2の移動距離を検出する。20,20はコ
ンベア2に沿って配設される車輪ガイドで、移動される
自動車Aがまっすぐに走行するように自動車Aの前輪T
Fおよび後輪TRを案内する。
その間隔が自動車のホイールベースよりは長く、かつ、
長くなりすぎないように、自動車の車長に応じ必要最小
限の距離に配置される。これにより、自動車の前輪を押
圧するローラーの次のローラーが自動車の後輪の妨げと
ならないように、かつ、次の自動車の搬送までに時間が
かかり、洗車装置における時間当たりの洗車可能台数が
減ってしまうことにならないようになっている。
のを制御する停止板で、通常は地面より突出してタイヤ
止めとして機能し、自動車Aの洗車時には倒れて自動車
Aが洗車装置本体1内へ進入できるようし、本発明の進
入許可手段を構成する。18は停止板17と隣接して設
けられる車両検出センサーで、洗浄する自動車Aの前輪
TFに踏まれてスイッチングし、洗浄する自動車Aの有
無を検出して、本発明の車両検出手段を構成する。19
はスライド板で、進入する自動車Aの左右方向に移動
し、自動車Aの前輪TFおよび後輪TRが車輪ガイド2
0,20間に進入しやすいように、自動車車体を左右方
向に移動させて進入を補助する。
入口側のスプロケット13の近傍に設けられ、移動する
ローラー11a,11b,…,11fを検出してスイッ
チングし、ローラー11a,11b,…,11fの位置
を検出する。
車受付ユニットで、洗車装置での洗車を希望する自動車
はこの洗車受付ユニットの位置で停止し、自動車の運転
手がこの洗車受付ユニットを操作して、洗車料金の支払
いや洗車コースの選択、キャリア,スポイラー等の突起
物の回避などの洗車方法の指定等を行う。
受付ユニット29の近傍より立設し、センサー部を自動
車の上部方向に延出させて設けられ、洗車の受付をする
べく洗車受付ユニット29の位置で停止した自動車の車
高を検出する。32,32は車幅検出用超音波センサー
で、洗車受付ユニット29の近傍に、洗車の受付をする
べく洗車受付ユニット29の位置で停止する自動車の左
右を挟むように設けられ、自動車の車幅を検出する。超
音波センサーは、自動車車体に向けて超音波信号を発信
し、その反射波を受信するまでの時間を検出することに
より、超音波センサーと自動車車体との距離を測定し
て、車高,車幅を検出する。
本体1の間に設けられる退出路で、洗車装置の接地床面
に白線を引く等により確保され、車高検出用超音波セン
サー31で検出された車高が洗車装置で洗車できる最高
車高を越えていたり、車幅検出用超音波センサー32,
32で検出された車幅が洗車装置で洗車できる最大車幅
を越えていたりして、洗車が不可能と判断された自動車
が、この退出路を通って退出できるようにする。
し、「この車は洗車できません。←の方へ進んでくださ
い。」等の表示を行って、洗車が不可能と判断された車
に退出路からの退出を促す旨を報知する。28は音声ユ
ニットで、自動車の運転者に対し、「この車は洗車でき
ません。左側に退出してください。」等の音声をスピー
カーから発生して、洗車が不可能と判断された車に退出
路からの退出を促す旨を報知する。
装置入口の待機位置に停止したとき、自動車の運転者が
操作可能な位置に設けられ、本発明の操作報知手段と、
操作確認手段を構成する。確認操作ユニット33は、図
3に示すように、「エンジン停止」,「ギア ニュート
ラル」,「サイドブレーキ解除」等の操作ガイドを示す
ラベル34、洗車開始前の準備操作の確認を入力する確
認スイッチ35、確認スイッチの操作を促すLED3
6、「エンジンを停止してください」,「ギアをニュー
トラルにしてください」,「サイドブレーキを解除して
ください」等の洗車開始前の準備操作の案内を音声で報
知するスピーカー37から構成される。
ック図である。21は本発明の制御手段を構成するマイ
クロコンピューターで、演算処理を行うCPU22、プ
ログラム及び各種データを記憶するメモリ23、及び入
出力インターフェース24から成り、入出力インターフ
ェース24には、コンベア位置検出用ロータリーエンコ
ーダ16、光電スイッチ10、散水ノズル3,3,3,
3、フロント・サイドブラシ4,4、リア・サイドブラ
シ5,5、ロッカーブラシ6,6、トップブラシ7、サ
イドノズル8,8、トップノズル9、車両検出スイッチ
18、ローラー検出スイッチ26、電光表示器27、音
声ユニット28、洗車受付ユニット29、車高検出用超
音波センサー31、車幅検出用超音波センサー32,3
2、確認操作ユニット33が接続されている。
バーターで、入出力インターフェース24に接続され、
コンベア駆動用モータ15に供給する電源の周波数を変
更してモータの回転数を変え、コンベアの移動速度を適
宜変更する。
5,LED36,スピーカー37をワンチップマイコン
38に接続し、入出力ポート24とワンチップマイコン
38の間が通信ケーブルで接続されている。
5(a)に示すように、洗車を希望する自動車Aは、洗
車受付ユニット29の位置に停止する。洗車受付ユニッ
ト29は、通常その操作ができないように設定されてい
る。自動車Aが洗車受付ユニット29の位置に停止した
ことは、車高検出用超音波センサー31および車幅検出
用超音波センサー32,32によって検出される。そし
て、車高検出用超音波センサー31により自動車Aの車
高が検出され、また、車幅検出用超音波センサー32,
32により、車幅の検出が行われる。検出された車高デ
ータおよび車幅データはマイクロコンピュータ21に送
信され、洗車装置で洗車可能な自動車であるか判断され
る。洗車可能な自動車と判断された場合、洗車受付ユニ
ット29は操作を受け付ける状態になり、自動車Aの運
転者が洗車受付ユニット29を操作して、料金の支払い
と洗車コースの選択、洗車方法の指定等を行う。
動車Aが、洗車装置での洗車ができない自動車と判断さ
れた場合は、洗車装置は洗車受付ユニット29を操作を
受け付けない状態のままにし、電光表示器27に、「こ
の車は洗車できません。←の方へ進んでください。」の
表示を行い、音声ユニット28のスピーカーから、「こ
の車は洗車できません。左側に退出してください。」の
音声を出力する。自動車Aの運転者は、電光表示器27
および音声ユニット28の指示に従って、図5(b)に
示すように、自動車Aを左側に移動させて退出路30よ
り退出させる。
後、自動車Aの運転者は自動車Aを運転して、自動車A
を、車輪ガイド20,20の案内に従って、洗車装置本
体1の入口に進入させる。車輪ガイド20,20は進入
口ではハ字状に開いており、自動車Aの前輪TFおよび
後輪TRが車輪ガイド20,20の中心より外れている
ときは、前輪TFおよび後輪TRと車輪ガイド20の接
触により自動車が受ける左右方向の力をスライド板19
が左右方向に移動することによって吸収し、前輪TFお
よび後輪TRが車輪ガイド20,20の間に収まるよう
にする。停止板17は、洗車装置の待機中には立てられ
ており、自動車Aは停止板によって待機位置に停止す
る。待機位置に自動車が進入したか否かは、車両検出ス
イッチ18が前輪TFに踏まれることによりスイッチン
グすることによって認識される。
出すると、洗車装置は確認操作ユニット33のスピーカ
ー37から、「エンジンを停止してください」,「ギア
をニュートラルにしてください」,「サイドブレーキを
解除してください」等の洗車開始前の準備操作の案内を
音声出力して自動車Aの運転者に洗車開始前の準備操作
を行うよう報知するとともに、LED35を点滅させ
て、運転者に確認スイッチの入力を促す。自動車Aの運
転者は、操作案内に従い、エンジンを停止し、ギアをニ
ュートラルにし、サイドブレーキを解除する等の洗車開
始前の準備操作を行い、ラベル34の記載を見て洗車開
始前の準備操作の完了を確認し、LED35の案内に従
って確認スイッチ35を押す。
操作を受け付けず、洗車受付ユニット29で洗車の受付
が行われた後に、操作を受け付けるようにする。従っ
て、自動車が洗車受付ユニット29で洗車の受付を行わ
ないまま待機位置に進入した場合は、操作確認ユニット
33は操作を受け付けず、スピーカー37から「バック
して、洗車の受付を行ってください」等の音声出力を行
い、洗車の受付を促す。自動車は洗車受付ユニット29
の所まで戻り洗車の受付を行うか、洗車を止めて退出路
30を通って退出する。
車装置は洗車動作に入る。洗車装置は、停止板17を倒
し、コンベア駆動用モータ15により回転駆動されるチ
ェーン12に保持されたローラー11aにより自動車A
の前輪TFを押す。自動車Aは前輪TFをローラー11
aに押されることにより移動し、車輪ガイド20,20
に案内されて洗車装置本体内を走行する。
装置本体1内に備えられた各洗車処理装置を順次自動車
A車体に作用させて洗車動作を行う。自動車Aの移動位
置は、コンベア2の移動距離を検出するロータリーエン
コーダー16のパルス出力から検出される。まず、洗車
装置は、洗車装置本体1入口に備えられた光電スイッチ
10により自動車Aの車形を検出する。この車形検出
は、高さ方向に複数に備えられた光電スイッチ10の受
光の有無と、コンベア2の移動距離を検出するロータリ
ーエンコーダー16のパルス出力から、車長方向の単位
長さ毎の車高をメモリ38に記憶することにより行う。
自動車Aの前輪TFを押すローラー11aは、ローラー
検出スイッチ26で検出されており、ローラー11aの
移動距離は、ロータリーエンコーダー16のパルス出力
によって検出されるから、ローラー11aのコンベア2
上での位置が検出できる。ローラー11b,11c,1
1d,11e,11fのコンベア2上での位置も、同様
に検出できる。これにより、ローラーによって搬送され
る自動車のコンベア2上の位置が検出される。
タに従って、散水ノズル3,3,3,3より洗浄水等を
噴射し、フロント・サイドブラシ4,4、リア・サイド
ブラシ5,5、ロッカーブラシ6,6、トップブラシ7
を自動車A車体に順次作用させて洗車を行う。自動車A
は、始めは前輪TFを押されて進むが、前輪TFを押し
ているローラー11aがコンベア2の終端に達し入口側
に戻り始めると、ローラー11aは前輪TFからはず
れ、自動車Aは一旦停止し、コンベア2の駆動に従って
次のローラー11fが後輪TRを押すことにより走行を
再開する。
燥を行う。洗車装置はサイドノズル8,8およびトップ
ノズル9より自動車A車体に向けて高圧風を吹き付けて
乾燥を行う。トップノズル9は、自動車A車体上面に沿
うように昇降制御される。後輪TRを押すローラー11
fが、コンベア2の終端に達すると、洗車装置はトップ
ノズル9を上限位置まで上昇させる。ローラー11fに
よる後輪TRの押圧を解かれた自動車Aは、エンジンを
駆動させて走行し洗車装置より退出する。
置に停止してから、運転者が洗車開始前の準備操作を終
了して確認スイッチを押すまでに、自動車の前輪を押し
て自動車を搬送させるローラーが、自動車の前輪の位置
に達した場合は、洗車装置は自動車の進入を許可しな
い。図6(a)に示すように、洗車装置は停止板17を
立てて自動車Aを待機位置に停止させ、ローラー11a
がローラー検出スイッチ26により検出されても、停止
板17を立てたままとする。図1に示したように、停止
板によって押さえられる車輪と、ローラーにより押圧さ
れる車輪は異なるので、図6(b)に示すように、自動
車Aは片側の車輪TFを停止板17により押さえられた
まま、ローラー11aは反対側の車輪TFの下をくぐり
抜け、自動車Aは搬送されない。これにより、連続して
2台以上の自動車の洗車を行うときでも、後続の自動車
の搬送を開始するためにコンベヤを停止させ、先行する
自動車の搬送をも停止させて、先行する自動車の洗車を
中断させてしまうということがない。
確認スイッチを押すと、洗車装置は自動車の搬送を許可
する。図7(a)に示すように、洗車装置は停止板17
を立てて自動車Aを待機位置に停止させ、ローラー11
fがローラー検出スイッチ26により検出されるのを待
つ。ローラー11fが検出されたら、図7(b)に示す
ように停止板17を倒し、自動車Aが進入できるように
する。自動車は車輪Tをローラー11fにより押圧され
て、洗車装置に搬入される。このように、確認スイッチ
を押すことにより洗車装置での洗車が開始されることに
なるので、この確認スイッチは、洗車開始前の準備操作
の確認を行うスイッチであると同時に、洗車のスタート
を確認するスイッチでもある。
ーラーが自動車の車輪をくぐり抜けるときには、自動車
が段差に乗り上げたような振動が加わることになる。こ
のため、自動車の運転者が不安感を感じることとなる。
実施例では操作確認装置にスピーカーを持つので、自動
車の進入を許可しないときには、「操作を続けてくださ
い」という音声をスピーカーから出力し、運転者の不安
感を解消することができる。
搬送が開始されるときにも、確認スイッチを押してから
しばらく時間がたった後に自動車が動き出すと、運転者
に自動車が突然動いて驚いたと感じさせることになる。
このとき、「車が動きます」という音声を音声ユニット
のスピーカーから出力し、運転者に自動車が搬送される
ことを知らせ、運転者を驚かせることもなくせる。
ことなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、種々の
設計変更が可能である。例えば実施例では洗車受付ユニ
ットと操作確認ユニットを別々に設けたが、請求項1の
洗車装置に関しては、洗車受付ユニットを待機位置に自
動車が停止したとき運転者から操作が行える位置に設
け、洗車受付手段と一体に操作確認手段を備えてもよ
い。
乾燥等の処理を行う洗車処理装置を配置した洗車装置本
体と、自動車を移動させる移動装置とを備え、自動車を
移動装置で移動させるに伴い自動洗浄する洗車装置にお
いて、洗車装置入口側に、洗車の受付を行う洗車受付手
段と、洗車装置入口の待機位置に自動車が停止したこと
を検出する車両検出手段と、自動車の洗車装置への進入
を許可する進入許可手段と、自動車の運転者に洗車開始
前の準備操作を促す操作報知手段と、洗車装置入口の待
機位置に停止した自動車の運転手が自動車に乗ったまま
操作できる位置に洗車開始前の準備操作の完了の確認を
行う操作確認手段を設け、前記受付手段で洗車の受付を
行い、前記車体検出手段が自動車が待機位置にあること
を検出した後、前記操作報知手段により自動車の運転者
に洗車開始前の準備操作を行うよう促し、前記操作確認
手段により洗車開始前の準備操作の完了が確認された
後、前記進入許可手段により自動車の洗車装置への進入
を許可する手段を持つもので、洗車の受付を行い洗車装
置入口の待機位置に進入して停止した自動車の運転者
に、エンジンを停止し、ギアをニュートラルにし、サイ
ドブレーキを解除するといった洗車開始前の準備操作を
行うように報知し、準備操作を終えた自動車の運転者が
準備操作の完了を自分で確認入力した後に、移動装置に
よる自動車の移動を開始して洗車を行うようにすること
ができる。
作を慌てて行わなければならないといったこともなく、
ブレーキが掛かったまま自動車を搬送しようとして搬送
異常を起こし移動装置を停止させてしまうようなことも
なく、自動車の搬送を確実に行い安全な洗車を行うこと
ができる。特に、2台以上の自動車を連続洗浄するとき
には、後続の自動車の進入が失敗して移動装置が停止
し、先行する自動車の搬送をも停止させて洗車を中断さ
せてしまうこともない。また、洗車の受付と洗車開始前
の準備操作の確認の2段階を経て洗車を行うので、洗車
の受付忘れ等のトラブルも防止できる。
洗車受付手段と洗車装置入口の待機位置との間に、洗車
装置で洗車を行わない自動車を退出させるための退出路
を設けるので、洗車受付装置の所まで来て、何らかの理
由で洗車が行えなくなった自動車が、この退出路を通っ
て退出でき、ドライブスルーの流れに沿い、洗車装置の
利用を円滑に行うことができる。
図である。
ーラー 16 コンベア移動位置検出用ロータリーエンコーダ 17 停止板 21 マイクロコンピュータ 26 ローラー検出スイッチ 27 電光表示器 28 音声ユニット 29 受付ユニット 30 退出路 31 車高検出用超音波センサー 32 車幅検出用超音波センサー 33 操作確認ユニット 34 操作案内ラベル 35 操作確認スイッチ 37 スピーカー
Claims (2)
- 【請求項1】自動車の洗浄,乾燥等の処理を行う洗車処
理装置を配置した洗車装置本体と、自動車を移動させる
移動装置とを備え、自動車を移動装置で移動させるに伴
い自動洗浄する洗車装置において、洗車装置入口側に、
洗車の受付を行う洗車受付手段と、洗車装置入口の待機
位置に自動車が停止したことを検出する車両検出手段
と、自動車の洗車装置への進入を許可する進入許可手段
と、自動車の運転者に洗車開始前の準備操作を促す操作
報知手段と、洗車装置入口の待機位置に停止した自動車
の運転手が自動車に乗ったまま操作できる位置に洗車開
始前の準備操作の完了の確認を行う操作確認手段を設
け、前記洗車受付手段で洗車の受付を行い、前記車両検
出手段が自動車が待機位置にあることを検出した後、前
記操作報知手段により自動車の運転者に洗車開始前の準
備操作を行うよう促し、前記操作確認手段により洗車開
始前の準備操作の完了が確認された後、前記進入許可手
段により自動車の洗車装置へ進入を許可する手段を持つ
ことを特徴とする洗車装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の洗車装置において、洗車
受付手段と洗車装置入口の待機位置との間に、洗車装置
で洗車を行わない自動車を退出させるための退出路を設
けたことを特徴とする洗車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8341598A JPH10175514A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 洗車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8341598A JPH10175514A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 洗車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10175514A true JPH10175514A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18347327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8341598A Pending JPH10175514A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 洗車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10175514A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6320314B1 (en) | 1997-09-08 | 2001-11-20 | Ushiodenki Kabushiki Kaisha | Electricity introducing member for vessels |
JP2009298249A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Daifuku Co Ltd | 洗車機 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP8341598A patent/JPH10175514A/ja active Pending
Cited By (2)
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