JPH1017533A - 高純度エチレンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸及びそれを用いた表面処理組成物 - Google Patents

高純度エチレンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸及びそれを用いた表面処理組成物

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JPH1017533A
JPH1017533A JP17489296A JP17489296A JPH1017533A JP H1017533 A JPH1017533 A JP H1017533A JP 17489296 A JP17489296 A JP 17489296A JP 17489296 A JP17489296 A JP 17489296A JP H1017533 A JPH1017533 A JP H1017533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体表面への金属不純物の汚染を長時間にわ
たって防止し、安定的に極めて清浄な基体表面を達成す
る事ができる基体の表面処理組成物に用いられる高純度
エチレンジアミンジオルヒドロキシフェニル酢酸を提供
する。 【解決手段】 Fe、Al、Znの内の少なくとも1つ
の金属元素の含有量が5ppm以下である高純度エチレ
ンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸またはその
アンモニウム塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高純度エチレンジ
アミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸[エチレンジア
ミン−N,N’−ビス(オルトヒドロキシフェニル酢
酸)]またはそのアンモニウム塩に関し、より詳細には
基体の表面処理剤に添加され、該表面処理剤から基体表
面への金属不純物の汚染を長時間にわたって防止し、安
定的に極めて清浄な基板表面を達成する事ができる金属
元素の含有量が少ないエチレンジアミンジオルトヒドロ
キシフェニル酢酸またはそのアンモニウム塩とその精製
方法、及びそれを用いた表面処理組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】超LSIや、TFT液晶等に代表される
各種デバイスの高集積化に伴い、基板表面の清浄化への
要求は益々厳しいものになっている。清浄化を妨げるも
のとして各種汚染物質があり、汚染物質の中でも、特に
金属汚染はデバイスの電気的特性を劣化させるものであ
り、かかる劣化を防止するためにはデバイスが形成され
る基板表面における金属不純物の濃度を極力低下させる
必要がある。そのため、基板表面を洗浄剤により洗浄す
る事が一般に行われる。
【0003】従来より、この種の洗浄剤には、酸、アル
カリ、酸化剤、界面活性剤等の水溶液、水、電解イオン
水、有機溶媒等が一般に使用されている。洗浄剤には優
れた洗浄性能と共に、洗浄剤から基板への金属不純物の
逆汚染を防止するため、洗浄剤中の不純物濃度が極めて
低いレベルである事が要求されている。かかる要求を満
足するため、半導体用薬品の高純度化が推進され、精製
直後の薬品に含まれる金属不純物濃度は、現在の分析技
術では検出が難しいレベルにまで達している。
【0004】このように、洗浄剤中の不純物が検出困難
なレベルにまで達しているにもかかわらず、いまだ高清
浄な表面の達成が難しいのは、洗浄槽において、基板か
ら除去された金属不純物が、洗浄剤を汚染する事が避け
られないためである。すなわち、表面から一旦脱離した
金属不純物が洗浄剤中に混入し洗浄剤を汚染する。そし
て、汚染された洗浄剤から金属不純物が基板に付着(逆
汚染)してしまうためである。
【0005】半導体洗浄工程においては、[アンモニア
+過酸化水素+水]洗浄(APM洗浄、またはSC−1
洗浄)(RCA Review, p.187-206, June(1970)等)が、
広く用いられている。本洗浄は通常、室温〜90℃で行
われ、組成比としては通常(30重量%アンモニア
水):(31重量%過酸化水素水):(水)=(0.0
5〜1):(0.05〜1):5程度で使用に供され
る。しかし、本洗浄法は高いパーティクル除去能力や有
機物除去能力を持つ反面、金属汚染の除去能力はほとん
ど持たず、それどころか、溶液中にFeやAl、Zn、
Ni等の金属が極微量存在すると、基板表面に付着して
逆汚染してしまうという問題があった。このため、半導
体洗浄工程においては、通常、[アンモニア+過酸化水
素+水]洗浄の後に、[塩酸+過酸化水素+水]洗浄
(HPM洗浄、またはSC−2洗浄)等の酸性洗浄剤に
よる洗浄を行い、基板表面の金属汚染を除去している。
【0006】それ故、洗浄工程において、高清浄な表面
を効率よく、安定的に得るために、かかる逆汚染を防止
する技術が求められていた。更に、液中の金属不純物が
基板表面に付着する問題は、洗浄工程のみならず、シリ
コン基板のアルカリエッチングや、シリコン酸化膜の希
フッ酸によるエッチング工程等の、溶液を使用した基板
表面処理工程全般において大きな問題となっている。希
フッ酸エッチング工程では、液中にCuやAu等の貴金
属不純物があると、シリコン表面に付着して、キャリア
ライフタイム等のデバイスの電気的特性を著しく劣化さ
せる。また、アルカリエッチング工程では、液中にFe
やAl等の微量金属不純物があると、基板表面に容易に
付着してしまい、品質に悪影響を及ぼす。そこで、溶液
による表面処理工程におけるかかる汚染を防止する技術
も強く求められている。
【0007】これらの問題を解決するために、表面処理
剤にキレート剤等の錯化剤を添加し、液中の金属不純物
を安定な水溶性錯体として捕捉し、基板表面への付着を
防止する方法が提案されている(特開平3−21900
0号公報、特開平5−275405号公報等)。しか
し、従来から提案されていた錯化剤を添加した場合、特
定の金属(例えば、Fe)に関しては付着防止、あるい
は除去に顕著な効果が見られたものの、処理液や基板を
汚染しやすい他の金属(例えば、Al)については上記
特許に記載の錯化剤の効果が極めて小さく、大量の錯化
剤を添加しても十分な効果が得られないという問題があ
った。
【0008】本発明者らは、上記課題を解決するために
特願平7−191504号において、表面処理組成物中
に金属付着防止剤としてエチレンジアミンジオルトヒド
ロキシフェニル酢酸〔通称:EDDHA〕等の特定の錯
化剤を添加含有せしめることにより、FeだけでなくA
l等の他の金属不純物に対しても基体への処理液からの
付着防止効果が著しく向上するという発明を提案した。
【0009】しかし、EDDHAを金属付着防止剤とし
て添加した表面処理組成物を使用した場合、初期には極
めて優れた金属付着防止性能が得られたものの、長時間
使用時に大幅な性能劣化が見られた。とくにシリコンウ
ェハの洗浄剤としてよく用いられる、アンモニア/過酸
化水素水にこれを添加した場合、数時間で金属付着防止
能が低下し、実用上、大きな問題となっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、表面処
理剤から基体表面への金属不純物汚染が深刻な問題とな
っているが、それを長時間に渡って、安定的に防止する
技術は、いまだ不十分である。本発明は上記問題を解決
するためになされたものであり、表面処理液から基体表
面への金属不純物の汚染を長時間に渡って防止し、安定
的に極めて清浄な基体表面を達成する事ができる基体の
表面処理方法及び表面処理組成物を提供する事を目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、EDDHAの金属付着防止効果が長
時間維持されない原因について解析を重ねた結果、
(1)長時間使用すると表面処理液中でEDDHAの分
解が起こる事、(2)EDDHA−金属キレートとなっ
て安定化されていた金属は、この分解によってEDDH
Aから離れて、基板表面に付着してしまう事、(3)液
中にFeなどの金属不純物が多量に含まれた場合にED
DHAの分解が促進される事、(4)表面処理液中の金
属不純物量の多くが添加剤であるEDDHAに由来して
いた事、を見いだした。
【0012】従来のEDDHA中には、数〜数千ppm
程度のFe等の金属不純物が含有されていた。これらの
金属は、EDDHA溶液中では、初期には安定なEDD
HA−金属キレートとして存在して基体表面には付着し
ないが、洗浄液等の表面処理液として長時間使用された
場合、EDDHAの分解によって、EDDHAから離
れ、基体表面に付着していた。さらに、これらの金属
は、液中でEDDHAの分解をも促進していたのであ
る。
【0013】本発明者らは以上の事から、EDDHA中
の金属不純物濃度を低下させる事により、EDDHAを
添加含有せしめたときの表面処理液から基体への金属不
純物の付着防止効果が長時間に渡って持続する事を見い
だし、本発明に到達した。すなわち本発明の要旨は、基
体の表面処理組成物に添加され、該表面処理組成物から
基体表面への金属不純物の汚染を長時間にわたって防止
し、安定的に極めて清浄な基板表面を達成する事ができ
る、Fe、Al、Znの内の少なくとも1つの金属元素
の含有量が5ppm以下である事を特徴とする高純度エ
チレンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸または
そのアンモニウム塩、及びその精製方法にある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、EDDHAまたはそのアンモニウム塩中のF
e、Al、Znの内の少なくとも1つの金属元素の含有
量がEDDHAに対する重量比で5ppm以下である事
を特徴とする。半導体基板に付着した場合、半導体デバ
イスの電気的特性を劣化させる可能性のあるものとして
は、Ag、Al、As、Au、Ba、Ca、Cd、C
o、Cr、Cu、Fe、Ga、Ge、K、Li、Mg、
Mn、Mn、Mo、Na、Ni、Pb、Si、Sn、S
r、Ti、Zn等が挙げられる。我々はEDDHAを含
有する表面処理液を長時間使用した際に、基板表面に付
着する金属種を解析した結果、上記金属種の中でも、特
にFe、Al、Znが多く付着している事を見いだし
た。これらの金属はEDDHA中に含有されているもの
であった。特にFeは、アルカリ液中で基板表面に付着
し易いばかりか、[アンモニア+過酸化水素+水]洗浄
液中では過酸化水素の酸化反応の触媒として働き、ED
DHAの分解を促進する。また、Al、Znはアルカリ
液中で極めて基板表面に付着し易い。これらの金属はE
DDHAに対して5ppm以下、好ましくは2ppm以
下にする必要がある。
【0015】本発明における表面処理組成物とは、基体
の洗浄、エッチング、研磨、成膜等を目的として用いら
れる表面処理剤の総称である。主成分となる液体として
は、特に限定されないが、通常、酸、アルカリ、酸化
剤、界面活性剤等の水溶液、水、電解イオン水、有機溶
媒、さらにはこれらの混合溶液が用いられる。特に、半
導体基板の洗浄やエッチングに用いられるアルカリ性水
溶液においては、溶液中の金属不純物が基体表面に極め
て付着し易いため、本発明が好ましく用いられる。本発
明におけるアルカリ性水溶液とは、そのpHが7よりも
大きい水溶液の総称である。アルカリ性成分としては、
特に限定されないが、代表的なものとしてアンモニアが
挙げられる。また、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属またはアルカリ
土類金属の水酸化物、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素ア
ンモニウム等のアルカリ性塩類、あるいは、テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド[通称:TMAH]、トリ
メチル−2−ヒドロキシエチルアンモニウムヒドロキシ
ド、コリン等の第4級アンモニウム塩ヒドロキシドなど
も用いられる。これらのアルカリは、2種以上添加して
も何等差し支えなく、通常、表面処理組成物の全溶液中
での全濃度が0.01〜30重量%になるように用いら
れる。また、水の電気分解によって得られるアルカリ電
解イオン水にも好ましく用いられる。さらに、このよう
なアルカリ性水溶液中には過酸化水素等の酸化剤が適宜
配合されていても良い。半導体ウェハ洗浄工程におい
て、ベア(酸化膜のない)シリコンを洗浄する際には、
酸化剤の配合により、ウェハのエッチングや表面荒れを
抑える事ができる。本発明のアルカリ性水溶液に過酸化
水素を配合する場合には、通常、表面処理組成物の全溶
液中での過酸化水素濃度が0.01〜30重量%の濃度
範囲になるように用いられる。
【0016】金属付着防止剤として加えられるEDDH
Aの添加量は、付着防止対象である液中の金属不純物の
種類と量、基板表面に要求せれる清浄度レベルによって
異なるので一概には決められないが、表面処理組成物中
の総添加量として、通常10 -7〜5重量%、好ましくは
10-6〜0.1重量%である。上記添加量より少なすぎ
ると金属付着防止効果が発現し難く、一方、多すぎても
それ以上の効果は得られず、また、基体表面に金属付着
防止剤である錯化剤が付着する危険性が高くなるので好
ましくない。
【0017】本発明に係わるEDDHAを表面処理組成
物に配合する方法は特に限定されない。表面処理組成物
を構成している成分(例えば、アンモニア水、過酸化水
素水、水等)の内、いずれか一成分、あるいは複数成分
にあらかじめ配合し、後にこれらの成分を混合して使用
しても良いし、当該成分を混合した後に該混合液にこれ
を配合して使用しても良い。ただし、[アンモニア水+
過酸化水素水+水]洗浄に用いる場合には、過酸化水素
水や水に比べアンモニア水に対するEDDHAの溶解度
が高い事、EDDHAの経時安定性が過酸化水素水中に
比べアンモニア水中の方が優れている事から、特に配合
後、数週間以上保管して用いる場合には、アンモニア水
に添加して用いる方が良い。アンモニアに添加して用い
る場合には、アンモニア濃度は通常0.1〜35重量
%、好ましくは5〜32重量%であり、EDDHA濃度
は10-7〜5重量%、好ましくは10-6〜1重量%であ
る。また、この場合のアンモニア水溶液中のFe、A
l、Znの内の少なくとも1つの金属元素の含有量は通
常5ppb以下、好ましくは1ppb以下である。
【0018】本発明の表面処理組成物には、表面処理の
目的に応じて界面活性剤、酸化剤、還元剤、錯化剤、p
H調整用の酸成分、研磨砥粒等の添加剤を加えても良
い。特に以下に示すようなEDDHA以外の錯化剤を添
加し、錯化剤の種類を2種以上にすると、金属付着防止
効果がより向上するので好ましい。この様な錯化剤とし
ては、次のようなものが例示できる。なお、化合物名の
後の[]内は化合物の通称・略称である。
【0019】エチレンジアミン、8−キノリノール、o
−フェナントロリン等のアミン類、グリシン等のアミノ
酸類、イミノ2酢酸、ニトリロ3酢酸、エチレンジアミ
ン4酢酸[EDTA]、トランス−1,2−ジアミノシ
クロヘキサン4酢酸[CyDTA]、ジエチレントリア
ミン5酢酸[DTPA]、トリエチレンテトラミン6酢
酸[TTHA]等のイミノカルボン酸類、エチレンジア
ミンテトラキス(メチレンホスホン酸)[EDTP
O]、ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)[NTP
O]、プロピレンジアミンテトラ(メチレンホスホン
酸)[PDTMP]等のイミノホスホン酸類、ギ酸、酢
酸、シュウ酸酒石酸等のカルボン酸類、フッ化水素酸、
塩酸、臭化水素、ヨウ化水素等のハロゲン化水素または
それらの塩、硫酸、リン酸、縮合リン酸、ホウ酸、ケイ
酸、炭酸、硝酸、亜硝酸、過塩素酸、塩素酸、亜塩素
酸、次亜塩素酸等のオキソ酸類またはそれらの塩など。
【0020】本発明の表面処理組成物は基体の金属不純
物汚染が問題となる半導体、金属、ガラス、セラミック
ス、プラスチック、磁性体、超伝導体等の基体の、洗
浄、エッチング、研磨、成膜等の表面処理に用いられ
る。特に、高清浄な基体表面が要求される半導体基板の
洗浄、エッチングには本発明が好適に使用される。半導
体基板の洗浄の中でも特に[アンモニア+過酸化水素+
水]洗浄等のアルカリ洗浄に本発明を適用すると、該洗
浄法の問題点であった基板への金属不純物付着の問題が
改善され、これにより該洗浄によって、パーティクル、
有機物汚染と共に、金属汚染のない高清浄な基板表面が
達成されるため、極めて好適である。
【0021】本発明を洗浄に用いる場合には、液を直
接、基体に接触させる方法が用いられる。このような洗
浄方法としては、洗浄槽に洗浄液を満たして基板を浸漬
させるディップ式クリーニング、基板に液を噴霧して洗
浄するスプレー式クリーニング、基板上に洗浄液を滴下
して高速回転させるスピン式クリーニング等が挙げられ
る。本発明においては、上記洗浄方法の内、適当なもの
が用いられるが、好ましくはディップ式クリーニングが
用いられる。洗浄時間については、適当な時間洗浄され
るが、好ましくは10秒〜30分、より好ましくは30
秒〜15分である。時間が短すぎると洗浄効果が十分で
なく、長すぎるとスループットが悪くなるだけで、洗浄
効果は上がらず意味がない。洗浄は常温で行っても良い
が、洗浄効果を向上させる目的で、加温して行う事もで
きる。温度は通常室温〜90℃であるが、高温での使用
の場合、EDDHAの劣化が促進されるので、70℃以
下での使用が好ましい。また、洗浄の際には、物理力に
よる洗浄方法と併用させても良い。このような物理力に
よる洗浄方法としては、たとえば、メガソニック洗浄等
の超音波洗浄、洗浄ブラシ、電磁波を用いた洗浄法など
が挙げられる。さらに、本発明の洗浄前後において、基
板表面の汚染をより完全に除去する目的で、公知の他の
洗浄法を用いる事もできる。この様な洗浄方法として
は、[硫酸+過酸化水素+水]洗浄、[塩酸+過酸化水
素+水]洗浄、[フッ酸+過酸化水素+水]洗浄、希フ
ッ酸洗浄、オゾン超純水洗浄、超純水洗浄、電解イオン
水洗浄等が挙げられる。
【0022】本発明の高純度EDDHAまたはそのアン
モニウム塩は、従来のEDDHAを精製する事によって
得る事ができる。精製の方法としては、高純度なものが
得られる点で溶解再晶析による方法が好ましい。EDD
HAは酸性、またはアルカリ性水溶液中に数〜数十重量
%溶解する。この溶液を中和し、中性水溶液とするとE
DDHAはほとんど溶解しないで析出する。一方、ED
DHA中の金属不純物はEDDHAと水溶性のEDDH
A−金属キレートを作り、中性水溶液中でも安定に溶解
している。このため、析出したEDDHAの結晶を液か
ら分離すれば、金属不純物の少ない高純度EDDHAを
得る事ができる。ただし、不溶性の不純物は上記方法で
は分離できない。そこで、EDDHAを酸性、またはア
ルカリ性水溶液中に溶解した際に、溶液をろ過する事に
より、該不溶性不純物をろ過分離して取り除く事ができ
る。EDDHAを溶解する酸性水溶液の酸成分として
は、特に限定されないが、代表的なものとして、硫酸、
硝酸、塩酸が挙げられる。これらの酸成分は、通常、酸
性水溶液中の酸濃度が0.1〜50重量%、好ましくは
1〜20重量%となるように用いられる。また、アルカ
リ性水溶液のアルカリ成分としては、特に限定されない
が、代表的なものとして、アンモニアが挙げられる。ア
ルカリ成分は、通常、アルカリ性水溶液中のアルカリ濃
度が0.1〜50重量%、好ましくは1〜20重量%と
なるように用いられる。中和時のpHは通常4〜9、好
ましくは5〜8である。得られた結晶と液とを分離する
方法は、特に限定されないが、通常はフィルターによる
ろ過または遠心分離による方法が用いられる。
【0023】上記の精製操作を一回以上行う事により、
本発明の高純度EDDHAを得る事ができる。特に精製
前のEDDHA中の不純物量が多い場合には、上記精製
操作を数回以上繰り返す事により、高清浄なEDDHA
を得る事ができる。
【0024】
【実施例】次に実施例を用いて、本発明の具体的態様を
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例により何ら限定されるものではない。 実施例1及び比較例1、2 市販のEDDHA(米国、SIGMA CHEMICAl COMPANY 社
製、CATALOG #: E4135、Lot No.85H5041)に対し、7重
量%の硝酸水溶液をEDDHA1gにつき10ml加え、
EDDHAを溶解した。このEDDHA硝酸水溶液を開
口径0.1μmのテフロンフィルター(PTFE製)で
ろ過する事により、不溶性の不純物をろ過によって分離
した。得られたろ液に6重量%のアンモニア水溶液を溶
液のpHが8になるまで添加し、EDDHAの結晶を析
出させた。これを開口径5μmのフィルターでろ過する
事により、EDDHAの結晶を得た。さらに、得られた
結晶をフィルター上で純水により洗浄した。
【0025】上記の操作を8回繰り返した後、精製され
たEDDHAの結晶を乾燥機中で乾燥させて本発明の高
純度EDDHAを得た。EDDHA中の金属不純物量は
以下に示す方法で湿式分解した後、分析した。洗浄した
石英フラスコにEDDHA1gをサンプリングした後、
硫酸5mlを添加し、加熱炭化後、硝酸及び過酸化水素水
を添加して、加熱しながら酸化分解した。さらに加熱し
て硫酸以外を蒸発させた後、純水で50mlにメスアップ
した。この様にして、サンプルを湿式分解した後、金属
不純物量をICP−AES法及び原子吸光法で分析し
た。
【0026】表−1に上記操作によって得られた高純度
EDDHAの分析値を示す。また、比較のために未精製
のEDDHA(米国、SIGMA CHEMICAl COMPANY 社製、L
ot No.85H5041:比較例1、Lot No.117F50221:比較例
2)の分析値も表−1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】表−1に示したように従来のEDDHA中
には各々数〜数千ppm程度の金属不純物が含有されて
いるが、本発明の精製法により、これを5ppm以下に
低減する事が可能である。
【0029】実施例2 市販のEDDHA(米国、SIGMA CHEMICAl COMPANY 社
製、CATALOG #: E4135、Lot No.117F50221:比較例2)
に対し、3重量%のアンモニア水溶液をEDDHA1g
につき10ml加え、EDDHAを溶解した。このEDD
HA硝酸水溶液を開口径0.1μmのテフロンフィルタ
ー(PTFE製)でろ過する事により、不溶性の不純物
をろ過によって分離した。得られたろ液に23重量%の
硝酸水溶液を溶液のpHが6になるまで添加し、EDD
HAの結晶を析出させた。これを、開口径5μmのテフ
ロンフィルター(PTFE製)でろ過する事により、E
DDHAの結晶を得た。さらに、得られた結晶をフィル
ター上で純水により洗浄した。
【0030】上記の操作を7回繰り返した後、精製され
たEDDHAの結晶を乾燥機中で乾燥させて本発明の高
純度EDDHAを得た。得られた高純度EDDHAを実
施例1と同様の方法で分析した結果を表−2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】実施例3 実施例2により得られた高純度EDDHAを高純度アン
モニア水溶液(30重量%)に240ppm添加して溶
解し、本発明のEDDHA添加アンモニア水溶液を得
た。得られたEDDHA添加アンモニア水溶液の金属不
純物分析結果を表2に示す。金属不純物はICP−MS
法及び原子吸光法により分析した。金属不純物分析結果
を表−3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】表−3に示されるように、本発明の高純度
EDDHAを用いる事により、金属元素の含有量を各1
ppb以下に低減する事が可能である(EDDHA添加
量240ppmの場合)。
【0035】実施例4、5及び比較例3〜6 アンモニア水(30重量%)、過酸化水素水(31重量
%)及び水を1:1:10の容量比で混合し、得られた
水性溶媒に、金属付着防止剤として、表−4に示す様に
EDDHAを所定量添加して表面処理組成物を調製し
た。EDDHAには実施例1で得られた高純度EDDH
Aを用いた。なお、比較のために市販のEDDHA(米
国、SIGMA CHEMICAl COMPANY 社製、CATALOG #: E413
5、Lot No.117F50221:比較例2のもの)をそのまま用
いたものも調製した。なお、EDDHAの添加量は該水
性溶媒に対する重量比(ppm)で示した。また、比較
のために、該水性溶媒にEDDHAを添加しないものも
調製した。表面処理組成物の全容量は2.8リットルで
あり、容量6リットルの蓋のない石英槽に入れた。液の
温度は、加温して55〜65℃に保持した。
【0036】こうして調製した表面処理液を、55〜6
5℃に保持したまま一定時間放置した。一定時間放置
後、Al、Feを1ppbずつ添加し、清浄なシリコン
ウェハ(p型、CZ、面方位(100))を10分間浸
漬した。浸漬後のウェハは、超純水で10分間オーバー
フローリンスした後、窒素ブローにより乾燥し、ウェハ
表面に付着したAl、Feを定量した。シリコンウェハ
上に付着したAl、Feはフッ酸0.1重量%と過酸化
水素1重量%の混合液で回収し、フレームレス原子吸光
法により該金属量を測定し、基板表面濃度(atoms/cm2)
に換算した。結果を表−4に示す。なお、比較のため
に、表面処理液を放置しない場合の実験結果も表−4に
示した。
【0037】
【表4】
【0038】表−4に示したように、高純度EDDHA
を用いた場合には、表面処理液を60℃程度で長時間放
置した後でも、基板表面への金属付着防止効果が維持さ
れる。一方、市販のEDDHAを用いた場合、添加直後
は効果があるものの、長時間使用すると付着防止効果が
低下する。特に、Feの付着量は錯化剤無添加の場合よ
り、多くなっている。これは、従来のEDDHA中に含
まれていた多量のFeが、EDDHAの分解によってE
DDHAから離れて、基板表面に付着したためと推測さ
れる。
【0039】実施例6〜8及び比較例7、8 アンモニア水(30重量%)、過酸化水素水(31重量
%)及び水を1:1:10の容量比で混合し、得られた
水性溶媒に、金属付着防止剤として、表−5に記載の2
種の錯化剤を所定量添加し、本発明の表面処理組成物を
調整した。EDDHAには実施例1で得られた高純度E
DDHAを用いた。なお、比較のために市販のEDDH
A(米国、SIGMA CHEMICAl COMPANY 社製、CATALOG #:
E4135、Lot No.117F50221:比較例2のもの)を用いた
ものも調整した。酢酸及びo-フェナントロリン中の金属
元素量は各1ppm以下であった。この液を55〜65
℃に保持して、一定時間放置した後、実施例1と同じ方
法で、基板表面への金属付着性を評価した。この他の実
験条件は全て実施例4と同様とした。実験結果を表−5
に示す。
【0040】
【表5】
【0041】
【発明の効果】本発明の表面処理方法を用いれば、表面
処理組成物から基体表面へのAl、Fe等の金属不純物
汚染を防止し、安定的に極めて清浄な基体表面を長時間
にわたって達成する事ができる。特に、[アンモニア+
過酸化水素+水]洗浄等に代表される半導体基板のアル
カリ洗浄に本発明を適用すると、該洗浄法の問題点であ
った基板への金属不純物付着の問題が改善され、これに
より該洗浄によって、パーティクル、有機物汚染と共
に、金属汚染のない高清浄な基板表面が達成される。こ
のため、従来、該洗浄の後に用いられてきた、[塩酸+
過酸化水素+水]洗浄等の酸洗浄が省略でき、洗浄コス
ト、及び排気設備等のクリーンルームのコストの大幅な
低減が可能となるため、半導体集積回路の工業生産上利
するところ大である。半導体、液晶等の製造する際、エ
ッチングや洗浄等のウェットプロセスには、基板表面へ
の金属不純物付着を防止するため、金属不純物濃度が
0.1ppb以下の超純水及び超高純度薬品が用いられて
いる。さらに、これらの薬液は、使用中に金属不純物が
混入するため頻繁に交換する必要がある。しかし、本発
明を用いれば、液中に多量の金属不純物が存在していて
も付着防止が可能なため、超高純度の薬液を使う必要が
なく、また、薬液が使用中に金属不純物で汚染されても
頻繁に交換する必要はないため、薬液およびその管理の
コストの大幅な低減が可能である。また、金属が表面に
存在する基板のエッチングや洗浄の際には、処理される
金属よりイオン化傾向の高い金属が不純物として液中に
存在すると基板表面に電気化学的に付着するが、本発明
を用いれば金属不純物は安定な水溶性金属錯体となるの
で、これを防止する事が出来る。以上のように、本発明
の表面処理剤の波及的効果は絶大であり、工業的に非常
に有用である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Fe、Al、Znの内の少なくとも1つ
    の金属元素の含有量が5ppm以下である事を特徴とす
    る高純度エチレンジアミンジオルトヒドロキシフェニル
    酢酸またはそのアンモニウム塩。
  2. 【請求項2】 Fe含有量が5ppm以下、Al含有量
    が2ppm以下、Zn含有量が2ppm以下である事を
    特徴とする高純度エチレンジアミンジオルトヒドロキシ
    フェニル酢酸またはそのアンモニウム塩。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の高純度エチレ
    ンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸またはその
    アンモニウム塩を含有する基体の表面処理組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の高純度エチレ
    ンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸またはその
    アンモニウム塩を含有したアルカリ性水溶液。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のアルカリ水溶液であっ
    て、アンモニア濃度が0.1〜35重量%、高純度エチ
    レンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸の濃度が
    10-7〜5重量%であるアルカリ水溶液。
  6. 【請求項6】 酸性またはアルカリ性溶液にエチレンジ
    アミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸またはその塩を
    溶解した後、不溶性不純物をろ過分離して取り除き、再
    び中和して、エチレンジアミンジオルトヒドロキシフェ
    ニル酢酸の結晶を析出させ、該結晶を液と分離して得る
    事を特徴とする高純度エチレンジアミンジオルトヒドロ
    キシフェニル酢酸またはその塩の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の精製方法において、不溶性不
    純物のろ過分離が開口径0.5μm以下のフィルターに
    よっておこなわれる高純度エチレンジアミンジオルトヒ
    ドロキシフェニル酢酸またはその塩の製造方法。
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