JPH10175169A - ブラスト投射ノズル形状並びに投射ノズル揺動機構 - Google Patents
ブラスト投射ノズル形状並びに投射ノズル揺動機構Info
- Publication number
- JPH10175169A JPH10175169A JP8359494A JP35949496A JPH10175169A JP H10175169 A JPH10175169 A JP H10175169A JP 8359494 A JP8359494 A JP 8359494A JP 35949496 A JP35949496 A JP 35949496A JP H10175169 A JPH10175169 A JP H10175169A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- nozzle
- projection nozzle
- blast material
- blast
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 構造物で発生する、検査及び塗装前処理作業
に必要な表面の塗幕除去及び、研掃等の下地処理を自動
的に行う装置である自走式ブラスト装置に装備されるブ
ラスト材投射機構の投射ノズル形状の楕円形化と、投射
ノズル揺動機構にウォームギア採用により研掃能力向上
と研掃精度向上を提供する。 【構成】 自走式ブラスト装置８のバキューム吸着パッ
ド内に挿入されるブラスト材投射ノズル１を、ノズル揺
動部３にガイド金物４を介して取り付け、揺動モーター
とウォームギアによりブラスト材投射ノズル１を、左右
に揺動する方式である。
に必要な表面の塗幕除去及び、研掃等の下地処理を自動
的に行う装置である自走式ブラスト装置に装備されるブ
ラスト材投射機構の投射ノズル形状の楕円形化と、投射
ノズル揺動機構にウォームギア採用により研掃能力向上
と研掃精度向上を提供する。 【構成】 自走式ブラスト装置８のバキューム吸着パッ
ド内に挿入されるブラスト材投射ノズル１を、ノズル揺
動部３にガイド金物４を介して取り付け、揺動モーター
とウォームギアによりブラスト材投射ノズル１を、左右
に揺動する方式である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、各種大型構造物等で
発生する、検査及び塗装前処理作業に必要な表面の塗膜
除去及び研掃等の下地処理に係わるもので、この工事に
使用する自走式ブラスト装置のブラスト材投射ノズル、
及び投射ノズルの揺動方法に関するものである。
発生する、検査及び塗装前処理作業に必要な表面の塗膜
除去及び研掃等の下地処理に係わるもので、この工事に
使用する自走式ブラスト装置のブラスト材投射ノズル、
及び投射ノズルの揺動方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のブラスト材投射ノズルは、先端が
円形状であるためブラスト材の投射範囲が直径で約４０
ｍｍと小さく塗膜除去及び研掃等の下地処理に多くの研
掃時間を要していた。また、ブラスト材投射ノズルの揺
動方法も、カム式の揺動機構であったために左右へ投射
ノズルを揺動する際、カムの形状が変化する瞬間に起こ
る一時的な揺動速度の変動が発生する。これは、適正な
ブラスト材の投射による研掃においては、研掃ムラの原
因となり再度同じ箇所の研掃を行わなければならない事
態を招いていた。
円形状であるためブラスト材の投射範囲が直径で約４０
ｍｍと小さく塗膜除去及び研掃等の下地処理に多くの研
掃時間を要していた。また、ブラスト材投射ノズルの揺
動方法も、カム式の揺動機構であったために左右へ投射
ノズルを揺動する際、カムの形状が変化する瞬間に起こ
る一時的な揺動速度の変動が発生する。これは、適正な
ブラスト材の投射による研掃においては、研掃ムラの原
因となり再度同じ箇所の研掃を行わなければならない事
態を招いていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラスト材投射
ノズルは、円形の先端形状であり一度に投射できる範囲
が狭く、研掃時間が長くかかるという問題があった。本
発明は、ブラスト材の投射ノズル先端の形状を円形から
楕円形に変えることで、一度に投射できる範囲を、従来
の投射ノズルと比べ、約５倍の範囲が投射できるブラス
ト材投射ノズルを得ることを目的としている。また、ブ
ラスト材投射ノズルの左右への揺動方法も、従来のカム
式の揺動機構では、カムの形状が変化する箇所で発生す
る一時的な揺動速度の変動が研掃ムラをおこすという問
題がある。本発明ではこの問題に対しても、ブラスト材
投射ノズルの左右への揺動方法に滑らかな動きで、変動
の無い終始安定した揺動速度を保持できる揺動機構を採
用し、研掃ムラのない適正な下地処理を得ることを目的
とする。
ノズルは、円形の先端形状であり一度に投射できる範囲
が狭く、研掃時間が長くかかるという問題があった。本
発明は、ブラスト材の投射ノズル先端の形状を円形から
楕円形に変えることで、一度に投射できる範囲を、従来
の投射ノズルと比べ、約５倍の範囲が投射できるブラス
ト材投射ノズルを得ることを目的としている。また、ブ
ラスト材投射ノズルの左右への揺動方法も、従来のカム
式の揺動機構では、カムの形状が変化する箇所で発生す
る一時的な揺動速度の変動が研掃ムラをおこすという問
題がある。本発明ではこの問題に対しても、ブラスト材
投射ノズルの左右への揺動方法に滑らかな動きで、変動
の無い終始安定した揺動速度を保持できる揺動機構を採
用し、研掃ムラのない適正な下地処理を得ることを目的
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のブラスト材投射ノズルでは、先端の形状
を円形から楕円形として投射口の幅を拡大することで、
従来の投射ノズルでの投射範囲である直径約４０ｍｍ
を、幅で約２００ｍｍまで投射範囲を拡大する。この投
射範囲の拡大で、大幅な研掃時間の減少を提供できるも
のである。また、ブラスト材投射ノズルの左右への揺動
方法も、一時的な揺動速度の変動が生じるカム式の揺動
機構からウォームギア式の揺動機構とし、連続性のある
安定した揺動を得られるものとなる。その結果、安定し
たブラスト材投射が可能となり研掃ムラのない適正な下
地処理の提供ができる。
めに、本発明のブラスト材投射ノズルでは、先端の形状
を円形から楕円形として投射口の幅を拡大することで、
従来の投射ノズルでの投射範囲である直径約４０ｍｍ
を、幅で約２００ｍｍまで投射範囲を拡大する。この投
射範囲の拡大で、大幅な研掃時間の減少を提供できるも
のである。また、ブラスト材投射ノズルの左右への揺動
方法も、一時的な揺動速度の変動が生じるカム式の揺動
機構からウォームギア式の揺動機構とし、連続性のある
安定した揺動を得られるものとなる。その結果、安定し
たブラスト材投射が可能となり研掃ムラのない適正な下
地処理の提供ができる。
【０００５】
【作用】本発明のブラスト材投射ノズルによるブラスト
材投射では、楕円形をした投射ノズル形状により、投射
されるブラスト材が幅広く拡散されるために従来の投射
方法による時間と比べ約１／５で適正な投射ができる。
また、連続性のあるウォームギア式の揺動機構により左
右終端部での一時的な揺動速度の変動も改善され、研掃
ムラのない適正な下地処理を実施できる。
材投射では、楕円形をした投射ノズル形状により、投射
されるブラスト材が幅広く拡散されるために従来の投射
方法による時間と比べ約１／５で適正な投射ができる。
また、連続性のあるウォームギア式の揺動機構により左
右終端部での一時的な揺動速度の変動も改善され、研掃
ムラのない適正な下地処理を実施できる。
【０００６】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
ると、図１において、ブラスト材投射ノズル（１）の先
端部（２）は、楕円形をしておりノズル揺動部（３）へ
挿入されガイド金物（４）にボルトによって固着され
る。
ると、図１において、ブラスト材投射ノズル（１）の先
端部（２）は、楕円形をしておりノズル揺動部（３）へ
挿入されガイド金物（４）にボルトによって固着され
る。
【０００７】２図に示される実施例では、揺動モーター
（５）を作動させて、ウォームギア（６）を回転させ
る。この回転運動によりノズル揺動部（３）のリード金
物（７）がウォームギア（６）のリード部を往復運動し
ノズルの揺動が行われる。
（５）を作動させて、ウォームギア（６）を回転させ
る。この回転運動によりノズル揺動部（３）のリード金
物（７）がウォームギア（６）のリード部を往復運動し
ノズルの揺動が行われる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。請
求項１の、先端を楕円状に絞り込んだ投射ノズルに関し
ては、ブラスト材の投射方向を投射ノズルにより拡散す
ることで、従来の投射範囲に比べ約５倍を同一時間で処
理できる。請求項２の、ブラスト材投射ノズルの揺動機
構に関しては、左右の揺動方法にウォームギアを採用し
揺動の両端での動きに連続性を持たせた事で、揺動速度
が安定しブラスト材投射で大事な研掃ムラの無い下地処
理を得ることができる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。請
求項１の、先端を楕円状に絞り込んだ投射ノズルに関し
ては、ブラスト材の投射方向を投射ノズルにより拡散す
ることで、従来の投射範囲に比べ約５倍を同一時間で処
理できる。請求項２の、ブラスト材投射ノズルの揺動機
構に関しては、左右の揺動方法にウォームギアを採用し
揺動の両端での動きに連続性を持たせた事で、揺動速度
が安定しブラスト材投射で大事な研掃ムラの無い下地処
理を得ることができる。
【図 １】本発明の断面図
【図 ２】本発明の使用状態を示す斜視図
１ ブラスト材投射ノズル ２ 先端部 ３ ノズル揺動部 ４ ガイド金物 ５ 揺動モーター ６ ウォームギア ７ リード金物 ８ 自走式ブラスト装置 ９ バキューム吸着パッド
Claims (2)
- 【請求項１】自走式ブラスト装置（特許登録番号、第１
３０３３９３号、第１３２３８４３号を参照）に付属す
るブラスト材の投射ノズル（１）で、先端を楕円状に絞
り込んだ投射ノズル（２）の形状に関する。 - 【請求項２】自走式ブラスト装置（特許登録番号、第１
３０３３９３号、第１３２３８４３号を参照）に付属す
るブラスト材の投射ノズル（１）を、左右に振るための
揺動機構に関する。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8359494A JPH10175169A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | ブラスト投射ノズル形状並びに投射ノズル揺動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8359494A JPH10175169A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | ブラスト投射ノズル形状並びに投射ノズル揺動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175169A true JPH10175169A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18464796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8359494A Pending JPH10175169A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | ブラスト投射ノズル形状並びに投射ノズル揺動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10175169A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100817155B1 (ko) | 2006-12-27 | 2008-03-27 | 주식회사 포스코 | 숏 블라스트 분사장치 |
| CN109877710A (zh) * | 2019-03-18 | 2019-06-14 | 上海理工大学 | 周期性微型槽表面磨料水射流抛光装置 |
| CN110948400A (zh) * | 2018-08-09 | 2020-04-03 | 蚌埠淮畔精密机械有限公司 | 一种玻璃喷砂控制方法 |
-
1996
- 1996-12-12 JP JP8359494A patent/JPH10175169A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100817155B1 (ko) | 2006-12-27 | 2008-03-27 | 주식회사 포스코 | 숏 블라스트 분사장치 |
| CN110948400A (zh) * | 2018-08-09 | 2020-04-03 | 蚌埠淮畔精密机械有限公司 | 一种玻璃喷砂控制方法 |
| CN109877710A (zh) * | 2019-03-18 | 2019-06-14 | 上海理工大学 | 周期性微型槽表面磨料水射流抛光装置 |
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