JP3537905B2 - 回転ノズル式静電塗布機 - Google Patents
回転ノズル式静電塗布機Info
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- atomizing
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- coating machine
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/04—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
- B05B5/0418—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces designed for spraying particulate material
Description
の霧化ノズルが、所定速度で回転される霧化ヘッドの周
面に所定間隔で取り付けられて成る回転ノズル式静電塗
布機に関する。
微少な塗布量でテフロンを塗布し、非常に薄いテフロン
コーティングの塗膜を形成する場合、例えばベル型の静
電塗布機を用いて塗布しようとすると、塗布中に回転霧
化頭の全周から均一に噴霧されず、また、塗布材が息継
ぎして塗布不良となったり、回転霧化頭の表面が乾燥し
てしまうので、このような極微量の塗布材を塗布すると
きは、回転ノズル式の静電塗布機を用いるようにしてい
る。
すように、塗布材を噴霧する複数の霧化ノズル31,3
1が、モータ (図示せず) の回転軸32に取り付けられ
た霧化ヘッド33の周面34に所定間隔で取り付けられ
て、その先端31aが、被塗物Wの塗布面に対して略直
交するように配設されている。霧化ノズル31は、塗布
材流路の周囲に空気流路が形成された二重管をエルボ型
に湾曲して形成されており、霧化ヘッド33を 300〜30
00rpm 程度の速度で回転させながら各霧化ノズル31に
塗布材及びエアを供給すると、塗布量が微量であって
も、そのエア圧と遠心力により塗布材が微粒化されて噴
霧される(実公昭45−15265号公報参照)。
凹んだ部分や小さい被塗物を塗布するためには、塗布パ
ターンを小さくする必要があり、霧化ノズル31を小型
に形成することにより、その先端31aの描く円軌跡の
半径を小さくすれば、その分塗布パターンを小さくする
ことができるが、霧化ノズル31は二重管を湾曲させた
構成になっているので、無理に小型にすると内部で二重
管が偏心して霧化状態が低下する。このため、霧化ノズ
ル31を取り付けた霧化ヘッド33全体を小型に成形す
るにも限度があり、小さな塗布パターンで噴霧できない
という問題があった。
ると霧化ヘッド32の背面側から正面側に向かう気流が
形成され、霧化ヘッド32を回転させたときにその正面
側に形成された負圧部にその空気が巻き込まれるので、
霧化ヘッド32の正面に塗布材が付着して汚れてしま
い、これを頻繁に洗浄しなければならず、そのメンテナ
ンスに要する手間が掛りコストが嵩むという問題があっ
た。そこで、本発明は、良好な微粒化状態を維持したま
ま、塗布パターンを小さくすることができ、また、霧化
ヘッドの正面側に付着する塗布材を少なくしてメンテナ
ンスに要する手間とコストを低減することを技術的課題
としている。
に本発明は、塗布材を噴霧する複数の霧化ノズルが、所
定速度で回転される霧化ヘッドの周面に、所定間隔で、
且つ、内側に所定角度傾斜されて被塗物と対向するよう
に取り付けられて成る回転ノズル式静電塗布機におい
て、前記霧化ヘッドの周面が、霧化ノズルの傾斜に合せ
て先端に向って内側に傾斜した斜面に形成されたことを
特徴とする。
ヘッドの周面が、先端に向かって内側に傾斜した斜面に
形成されているので、当該斜面に取り付けられた霧化ノ
ズルは、前記斜面の傾斜に合わせて内側に所定角度傾い
て被塗物に対向するように配設される。したがって、塗
布材は、このノズルから内向きに噴霧されることとな
り、ノズルを小型に形成しなくても、小さな塗布パター
ンで塗布することができる。また、このとき、霧化ヘッ
ドの周面が先端に向かって内側に傾斜した斜面に形成さ
れているので、その周囲を流れる気流も内側にむかって
流れ、霧化ヘッドの正面側に形成される負圧部が小さく
なるので、霧化ヘッドも汚れ難くなる。
具体的に説明する。図1は本発明に係る回転ノズル式静
電塗布機を示す側面図、図2はその正面図である。
ズル2,2・・が、霧化ヘッド3の周面に所定間隔で取
り付けられて成る回転ノズル式静電塗布機であって、霧
化ヘッド3がモータ(図示せず)による回転駆動される
回転軸4の先端に取り付けられている。
ッド3は、その周面が先端に向かって内側に傾斜した斜
面6に形成され、背面側には塗布材供給管7から塗布材
の供給を受ける環状溝8が形成されている。また、各霧
化ノズル2・・は、霧化ヘッド3への取付端側の塗布材
流入口2aと先端側の噴霧口2bが約90度に湾曲され
たエルボ型に形成され、塗布材流入口2a側が前記斜面
6に対して垂直に取り付けられ、先端側が前記斜面6の
傾斜に合わせて内側に所定角度傾いて被塗物Wに対向す
るように配設されている。なお、9は環状溝8に供給さ
れた塗布材を霧化ノズル2内に導く塗布材流路、10は
回転軸4内を通って供給される霧化エアを各霧化ノズル
2に供給するためのエア供給流路である。
の作用について説明する。まず、高電圧を印加した霧化
ヘッド3を所定速度で回転させながら、塗布材供給管7
から塗布材を供給すると同時に、エア流路10からエア
を供給する。塗布材は、塗布材供給管7から環状溝8内
に供給され、霧化ヘッド3の遠心力により塗布材流路9
を通って各霧化ノズル2内に案内され、エア流露10を
介して供給されるエアの圧力により霧化されて噴霧口2
bから噴霧される。したがって、被塗物Wをアース側に
接続しておけば、被塗物Wと塗装機1の間に正電場が形
成され、静電塗装される。
側に所定角度傾いて被塗物Wに対向するように配設され
ており、塗布材は各霧化ノズル2から軸心に向かって噴
霧されるので、小さい塗布パターンで塗布できる。した
がって、被塗物Wの表面に小さな凹みが形成されていて
も、その凹みの内側まで塗布することができ、また、小
さな被塗物に塗装する場合にもオーバースプレーされる
量が少なく、塗布材を節約することができる。
より霧化ヘッド3の背面側の空気が引き込まれるが、霧
化ヘッド3の周面は、先端に向かって内側に傾斜した斜
面6に形成されているので、当該斜面6に沿って内側に
向かう気流が形成されることとなり、したがって、霧化
ヘッド3の正面側に形成される負圧部が小さくなって、
霧化ヘッド3の正面への塗布材の付着量が減少するの
で、洗浄回数を減らすことができる。
ノズルを取り付ける霧化ヘッドの周面が先端に向かって
内側に傾斜した斜面に形成されているので、当該斜面に
霧化ノズルを取り付けることにより、霧化ノズルの先端
も内側を向くので、霧化ノズルを小型に形成したり無理
に曲げなくても、従来の霧化ノズルをそのまま使用して
小さい塗布パターンで塗布することができ、また、霧化
ヘッドの周面が斜面で形成されていることから、その周
囲を流れる気流も内側にむかって流れ、霧化ヘッドの正
面側に形成される負圧部が小さくなって霧化ヘッドも汚
れ難くなるという大変優れた効果がある。
面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 塗布材を噴霧する複数の霧化ノズル
(2)が、所定速度で回転される霧化ヘッド(3)の周
面に、所定間隔で、且つ、内側に所定角度傾斜されて被
塗物(W)と対向するように取り付けられて成る回転ノ
ズル式静電塗布機において、前記霧化ヘッド(3)の周
面が、霧化ノズル(2)の傾斜に合せて先端に向って内
側に傾斜した斜面(6)に形成されたことを特徴とする
回転ノズル式静電塗布機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07684695A JP3537905B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 回転ノズル式静電塗布機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07684695A JP3537905B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 回転ノズル式静電塗布機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08266948A JPH08266948A (ja) | 1996-10-15 |
JP3537905B2 true JP3537905B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=13617032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07684695A Expired - Fee Related JP3537905B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 回転ノズル式静電塗布機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3537905B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4823709B2 (ja) * | 2006-02-15 | 2011-11-24 | トリニティ工業株式会社 | 塗装装置 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP07684695A patent/JP3537905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08266948A (ja) | 1996-10-15 |
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Legal Events
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