JPH10174697A - いびき防止具 - Google Patents

いびき防止具

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JPH10174697A
JPH10174697A JP8336137A JP33613796A JPH10174697A JP H10174697 A JPH10174697 A JP H10174697A JP 8336137 A JP8336137 A JP 8336137A JP 33613796 A JP33613796 A JP 33613796A JP H10174697 A JPH10174697 A JP H10174697A
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JP
Japan
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gum
prevention device
holding part
snoring prevention
snoring
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Pending
Application number
JP8336137A
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English (en)
Inventor
Itaru Watanabe
格 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】口腔内への装着時に唇に引っかかることもな
く、使用感が良好で、頻繁に口を開いて呼吸をしたり、
使用中に呼吸困難等に陥ることのないいびき防止具を提
供しようとするものである。 【解決手段】弾力性のある素材でほぼ全体が作成され、
上あごの歯ぐきおよび下あごの歯ぐきの前面および後面
に密着可能な保持部を備えるとともに、この保持部の前
歯部分を所定の範囲において切り欠いた構造としたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は口腔内へ簡単に装
着することができ、しかも使用中に呼吸困難等に陥るこ
となく、確実にいびきを防止することが可能ないびき防
止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、口腔内へ装着していびきを防止す
るようにしたマウスピース式のいびき防止具としては、
特開昭63−24943号公報、特開昭63−1197
62号公報、特公平4−55702号公報、特公平5−
78346号公報、特開平7−308335号公報、実
開昭59−137715号公報等のような構造のものが
知られている。
【0003】このようなマウスピース式のいびき防止具
は、基本的には弾力性のある素材でほぼ全体が作成さ
れ、上あごの歯ぐきおよび下あごの歯ぐきの前面および
後面に密着可能な保持部を備えている。そして当該保持
部は、奥歯のみならず前歯にもまたがって形成されてい
るのが通例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上あご
の歯ぐきおよび下あごの歯ぐきの前面および後面に密着
可能な保持部を備え、かつ上記保持部が奥歯のみならず
前歯にもまたがって形成されている上記従来例において
は、口腔内への装着時に唇に引っかかりやすく、かつ使
用感もあまり良好とはいえなかった。
【0005】また、上記保持部が奥歯のみならず前歯に
もまたがって形成されているために空気が流通しにく
く、鼻が詰まり気味である等の場合には頻繁に口を開い
て呼吸をする必要があったり、使用中に呼吸困難等に陥
ってしまいやすいという欠点があった。
【0006】この発明のいびき防止具は従来例の上記欠
点を解消しようとするもので、口腔内への装着時に唇に
引っかかることもなく、使用感が良好で、頻繁に口を開
いて呼吸をしたり、使用中に呼吸困難等に陥ることのな
いいびき防止具を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のいび
き防止具は、弾力性のある素材でほぼ全体が作成され、
上あごの歯ぐきおよび下あごの歯ぐきの前面および後面
に密着可能な保持部を備えるとともに、この保持部の前
歯部分を所定の範囲において切り欠いた構造としたこと
を特徴とするものである。
【0008】またこの発明のいびき防止具は、上記弾力
性のある素材が、熱可塑性樹脂であることをも特徴とし
ている。
【0009】この発明のいびき防止具は以上のように構
成したので、口腔内への装着時に唇に引っかかったりす
ることがなく、かつ使用感も良好ないびき防止具を提供
することができるようになった。
【0010】またこの発明のいびき防止具によれば、唇
部分における空気の流通が良好で、鼻が詰まり気味であ
る等の場合にも頻繁に口を開いて呼吸をする必要がな
く、使用中に呼吸困難等に陥ることのないいびき防止具
を提供することができるようになった。
【0011】さらにこの発明のいびき防止具によれば、
いびきを確実に防止することにより声帯の保護をも図る
ことができるいびき防止具を提供することができるよう
になった。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明のいびき防止具の実
施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1および図2は、この発明のいびき防止
具の1実施例を示すものである。図において1は、弾力
性のある素材でほぼ全体が作成されたいびき防止具であ
る。上記弾力性のある素材としては熱可塑性樹脂、シリ
コン系の樹脂その他の種々の合成樹脂やゴム、ラテック
ス等が使用可能であるが、使用者の口腔に合わせて成形
しやすいこと、弾力性があって口腔内へ装着した時の使
用感が良好であること、その他の理由から熱可塑性樹脂
であることが望ましい。
【0014】このいびき防止具1は、上あごの歯ぐき1
1および下あごの歯ぐき12の前面および後面に密着可
能な断面U字形の保持部2を備えるとともに、この保持
部2の前歯部分を所定の範囲において切り欠き、形成さ
れた切欠部3によって空気の通路を形成したものであ
る。
【0015】上記いびき防止具1の製作に際しては、先
ず個々の使用者に応じて石膏等で口腔内を型取りし、所
定の操作を経て成形型を作成した上、通常のマウスピー
スと同様の形状に成形する。その後、上あごの歯ぐき1
1および下あごの歯ぐき12の前面および後面に密着さ
せた保持部2の前歯部分上下を所定の範囲において切り
欠き、空気の通路となる切欠部3を形成すればよい。
【0016】もちろん上記切欠部3は、いびき防止具1
の成形の段階で一度に形成することも可能である。
【0017】この発明のいびき防止具1の使用に際して
は、単に従来のマウスピースと同様に口腔内へ入れて保
持部2を上あごの歯ぐき11および下あごの歯ぐき12
の前面および後面に密着するよう装着するだけである。
その際奥歯部分には保持部2が接触しているが、前歯部
分には切欠部3が位置していて唇部分にはなにも接触し
ないので装着しやすいことはもちろん、使用感も良好で
ある。
【0018】またこの発明においては、前歯部分には切
欠部3が位置しているので、唇部分から空気が漏れてい
びきの解消にはなりにくいように見えるが、多数の実験
結果によれば確実にいびきが解消できていた。
【0019】この発明においてはシリコン系樹脂を使用
しているため、使用後に洗浄しておけば、毎日使用して
も衛生的であり、長期間にわたって使用することが可能
であった。
【0020】
【発明の効果】この発明のいびき防止具は以上のように
構成したので、口腔内への装着時に唇に引っかかったり
することがなく、かつ使用感も良好ないびき防止具を提
供することができるようになった。
【0021】またこの発明のいびき防止具によれば、唇
部分における空気の流通が良好で、鼻が詰まり気味であ
る等の場合にも頻繁に口を開いて呼吸をする必要がな
く、使用中に呼吸困難等に陥ることのないいびき防止具
を提供することができるようになった。
【0022】さらにこの発明のいびき防止具によれば、
いびきを確実に防止することにより声帯の保護をも図る
ことができるいびき防止具を提供することができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のいびき防止具の1実施例を示す斜視
図である。
【図2】使用状態の断面図である。
【符号の説明】
1 いびき防止具 2 保持部 3 切欠部 11 上あごの歯ぐき 12 下あごの歯ぐき

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾力性のある素材でほぼ全体が作成さ
    れ、上あごの歯ぐきおよび下あごの歯ぐきの前面および
    後面に密着可能な保持部を備えるとともに、この保持部
    の前歯部分を所定の範囲において切り欠いた構造とした
    ことを特徴とするいびき防止具。
  2. 【請求項2】 弾力性のある素材が、熱可塑性樹脂であ
    る請求項1に記載のいびき防止具。
JP8336137A 1996-12-16 1996-12-16 いびき防止具 Pending JPH10174697A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210