JPH01113040A - いびき防止装置 - Google Patents

いびき防止装置

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JPH01113040A
JPH01113040A JP16996888A JP16996888A JPH01113040A JP H01113040 A JPH01113040 A JP H01113040A JP 16996888 A JP16996888 A JP 16996888A JP 16996888 A JP16996888 A JP 16996888A JP H01113040 A JPH01113040 A JP H01113040A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いびきをかくことを止めるために人体口部に
挿入可能ないびき防止装置に関する。
(従来技術及び従来技術の問題点) 従来から、睡眠中に起るいびきを防止又は停止させる装
置が開発されている。
例えば、米国特許第4,169,473号、第4.30
4,227号、第3,132,647号、第3,434
,470号、第4.196,724号、第3,448,
738号、第3,211,143号、第2,800.8
98号、第2,604゜093号、第2,531,22
2号、第2,528.370号、第2.505,056
号等に開示されている。
上記米国特許の中から、特に本発明に近いものと思料す
る第3,434,470号について説明すると、本米国
特許には人体口部に配置されたU字型チャンネルが記載
されている。このチャンネルは、上側の歯部を解放自在
に把持するようになっている。
しかしながら、上記米国特許第3,434,470号に
開示された装置は、空気の出入りに対して必ずしも口部
を閉塞していないし、口蓋型(のどびこ)の振動と軟口
蓋の振動とを引き起す口部を介する空気通路となる。又
、該開示装置では、空気が依然として下側唇と下側歯部
を通過し好ましくない振動が発生する。
又、人間の口部に配置される従来からの装置はいずれも
人間の睡眠を妨げる傾向があり、特に上記米国特許第3
,434,470号に開示された装置では口部内がおよ
そ好適なものではなく、安心して保持させるよう口腔部
内を一部ブリッジしているため歯部に装置がはずれるこ
とのないように接着剤又は機械的手段により非常に密に
且つ正確に嵌合する必要がある。
経口装置のいずれもが伴う大きな問題として、上記いび
き防止装置を必要とする使用者により規則的に摩耗して
行き又不快感を伴うということである。
上記米国特許第3.434,470号以外の米国特許に
開示された装置の構成は、患者が重症であり機械の助け
が必要である以外を除いてその規模が大きすぎ面倒なも
のである。
例えば、米国特許第2,505.056号又は米国特許
第2,528,370号に示す装置はあご部の歪み又は
拘束により不快なものとなり睡眠不足となる。又、米国
特許第4,304,227号及び第4,169,473
号に示すH字型断面の装置ではその点効果的であるが、
寸法が大きく舌部の自由な動きが拘束されていることと
なる。
従って、本発明の目的は、睡眠中の配置部位に対する移
動がなく快適であり人体使用時空気の口部への流れを非
常に効果的に拘束し、その結果、空気の流れがただ鼻部
から肺部へと通過するようにしたいびき防止装置を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段及びその作用)上記目的
を達成するために、本発明に係るいびき防止装置は、断
面が大略Y字形を画定する3つのフランジを有し且つ平
面が大略U字形である熱変形可能なモールド材からなり
、使用者の口腔部内に挿入されその形状に倣うようにモ
ールドされる時、使用者の口部の2つの湾曲部(arc
h)の−方にある歯列部の前側及び後側の表面に各々第
1及び第2のフランジが係合し且つ第3のフランジが他
方の湾曲部(arch)の歯列部と唇との間に入るよう
に寸法及び形状となることを特徴とする。
使用者が快適に睡眠するためには、使用者の口部の内側
空間に障害となるものは最小限であることが必要である
睡眠中にいびき防止装置が変位する事を少なくするため
には、本装置を積極的に又、理想的には、使用者の歯列
に従うように位置決めすることが必要である。
使用者のあごの移動に制限を受けることによって不快な
睡眠とならないようにするためには、いびき防止装置は
下側のアーチ(湾曲部)上に位置することは好ましくな
い。使用者の口部を介する空気の通路形成を禁止するた
めには、いびき防止装置は通常の場合その空気通路領域
の大部分に対する通路をさえぎることが必要となる。
睡眠中よく起ることであるが、使用者が更に深く呼吸し
空気を取り入れることを可能とするために、いびき防止
装置は使用者が口部を強制的に広く開放した時には上記
空気通路をさえぎるものであってはならない。
本発明に係るいびき防止装置は、(a)弾性使用者の上
側アーチの歯列形状と相補するように形成される弾性の
湾曲可能なモールド材からなり、(b)使用者の口部の
上側湾曲部の歯列部と密に係合する相互接続された複数
のポケットを有し、(c)使用者の下側唇と協働可能な
依存性フランジを有し、(d)肺部への口部を介する空
気の流通路形成することを防止、(e)下方のフランジ
の奥行が口部を広く開放した時上記空気流通路が開放す
るようになっており、(f)口部が一杯に閉じることが
出来るようにしている。
本発明に係るいびき防止装置に使用される材料は剛性の
ある材料も必要な場合もあるが大体は軟質の湾曲可能な
材料である。
下側のフランジが薄肉であり柔軟性であり、下側の歯肉
と下側唇との間の凹部に応じて変形するならば、いびき
防止装置は使用中下側のあごが動いてもほとんど移動し
ない。更に、上側のフランジは上側の歯肉と下側唇との
間に延設しても、上記変位は依然として起こらない。又
、上記ポケットが使用者の上側の歯列と形状が相補する
ようになっているので、口部からこぼれ落ちるようなこ
とは殆んどない。
上記こぼれ落ち等の変位がほぼ減少することができるの
で、上記3つのフランジの壁を柔軟にすることが可能で
あり従って使用者が自分の口部に挿入しても不快となる
ことはなく一晩中快適に睡眠できるものである。
(実施例) 以下、本発明に係るいびき防止装置について図面を参照
して詳細に説明する。
第1図から第6図までは、本発明に係るいびき防止装置
の一実施例を示す。
温度と共に軟質化し口部の温度で口部の型に直ちに倣い
且つ冷却されるとその倣い形を保持する熱により変形可
能な物質があることは良(知られている。そのため、例
えば、エチレンビニールアセテート共重合体からなるマ
ウスガードは湯中で加熱させ、口部内に配置し、あご部
を閉じ、このマウスガードを取りはずしすばやく冷却し
その後このマウスガードを口部の表面に嵌合させること
により形成することができる。
本発明は以上の手法を利用することにある。それ以外に
、本発明は患者の歯部及び歯肉の石材モデルの複製に本
装置を採用するため上記材料の特性を利用するものであ
る。例えば、患者の口部に加熱した材料を配置す名こと
なく非常に正確に嵌合するカスタムメートの装−置とし
て上記特性を利用している。
本実施例では、第5図及び第6図にその断面を示すよう
に、使用者の口部に配置するいびき防止装置IOは、大
略Y字型断面を有している。該いびき防止装置IOは3
つのフランジ、即ち、上側フランジ11と下側フランジ
12と内側フランジ13とからなる。
第3図の平面図では、上記いびき防止装置は、大略U字
型となっている。又、上側フランジ11と下側フランジ
12との間で馴14を画定している。
口部内の形状及び寸法は、相当に変動するものであるが
、最初に単一寸法の加工品を最小の細かい嵌合作業で大
抵の口部に倣うように変形できるような寸法と形状とす
るようモールドされる。本実施例で使用される材料は、
エチレンビニールアセテートの共重合体であるが他の材
料でもよい。
上側フランジ11と内側フランジ13を加熱された状態
(40℃と60℃との間)で口部内に上記いびき防止装
置を位置決めする。あご部を閉じて上側アーチの歯部1
6を凹部14内に押し入れ、指を使って上側フランジ1
1と内側フランジ13とをモールドし口部に倣い、その
結果、一連のポケット17を形成させる。加熱状態の上
記いびき防止装置IOを口部から取りはずし冷水中に入
れその形状を維持する。尚、同様に下側フランジ12も
その時加熱され下側アーチ部の歯の前方で口部形状に合
うようにモールドされる。
上記いびき防止装置を使用する時は、上側フランジII
は上唇21と上側歯肉22の間にある上側の凹部20(
上唇の溝)(第6図参照)に入れ下側フランジ12を下
側唇24と下側歯肉25との間の下側凹部23(下唇の
溝)に入れる。内側フランジ13は、上側歯部16の背
部に入れ、下側フランジ12は口部の下側アーチ(湾曲
部)の歯26の前部に入れる。使用者の舌部は通常下側
の歯26又は内側フランジ13の内側表面に支持する。
必要ならばフランジがトリムされ使用者の口の内側との
干渉を回避させる。
例え下側のあご部が睡眠中下がったとしても、着用者が
呼吸した時下側の唇24は通常リラックス状態となり下
側のフランジ夏2の前面に対してのシールを形成する。
しかしながら、下側の唇21は息を出した時外方に動く
ので息のはき出しがこのいびき防止装置IOにより禁止
されることはない。第6図に示すように、下側フランジ
12の奥行は、凹部23の奥行よりも浅い。睡眠中でも
、下側あご部の強制的移動により使用者は更に酸素を必
要とする場合、大抵の情況では、口を下側フランジ12
を通る空気流通路を作るように十分に開放する。
口内のそれぞれの凹みにある上側及び下側フランジの保
持のために且つ口内の表面による凹部14を画定する表
面の密係合により、本いびき防止装置の移動又はこぼれ
落ち等が殆んどない。上側及び下側フランジ11.12
は薄肉でありフレキシブルであり内側フランジ13は口
腔内の空間の大部分を占有しない。
従って、本発明に係るいびき防止装置は快適に使用でき
る。又、他の外側部品を付ける必要がなく舌部を受は入
れる穴等も必要ではない。本発明はエチレンビニールア
セテート共重合体と類似の特性を有する別の材料で構成
してよい。又、本発明に係るいびき防止装置はさかさま
(upside do−wn)にして適用できるが、最
適には内側フランジ13と外側フランジ11間の凹部1
4に上側のアーチの歯部16が係合していることが望ま
しい。
(発明の効果) 本発明に係るいびき防止装置は、睡眠中の口部配置部位
に対する移動やずれ落ち等がなくしかも快適に使用でき
、人体口部使用時空気の口部への流れを効果的に拘束し
、その結果、空気の流れがただ鼻部から肺部へと通過す
ることができる。更に、深い呼吸をする場合にも、問題
なく空気流通路が作れるものとなる。その池水発明に係
るいびき防止装置は幾多の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るいびき防止装置の平面図である
。 第2図は、第1図に示すいびき防止装置の側面図である
。 第3図は、第2図に示すいびき防止装置の正面図である
。 第4図は、第2図に示す矢印4で示す方向から見た背面
図である。 第5図は、線5−5からみた第1図の中央断面図である
。 第6図は、第5図に対応する断面図であり使用者の口部
にあるいびき防止装置を示す。 (符号の説明) IO・・・いびき防止装置、11・・・上側フランジ、
12・・・下側フランジ、13・・・内側フランジ、1
4・・・凹部、16・・・歯部、17・・・ポケット、
20上側凹部、21・・・上側唇、22・・・上側歯肉
、23・・・下側凹部、24・・・下側唇、25・・・
下側歯肉、26・・・下側アーチの歯部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)断面が大略Y字形を画定する3つのフランジを有
    し、且つ、平面が大略U字形である熱変形可能なモール
    ド材からなり、使用者の口腔部内に挿入されその形状に
    倣うようにモールドされる時、使用者の口部の2つの湾
    曲部(arch)の一方にある歯列部の前部唇側及び後
    部背面側の表面に各々第1及び第2フランジが係合し且
    つ第3のフランジが他方の湾曲部(arch)の歯列部
    と唇との間に入るように寸法及び形状となることを特徴
    とするいびき防止装置。
  2. (2)前記3つのフランジは、内側フランジと、内側フ
    ランジと離間され使用者の上側アーチの歯部と嵌合する
    凹部を形成する上側外部フランジとからなり、前記第3
    のフランジは下側湾曲部と下側唇との間の歯列部と歯肉
    との中間の下側凹部に入ることを特徴とする請求項第1
    項記載のいびき防止装置。
  3. (3)前記第3のフランジは、使用者の口部の下側の凹
    部の奥行よりも浅いことを特徴とする請求項第2項記載
    のいびき防止装置。
  4. (4)使用者の口部の形状に倣うようにモールドした後
    、前記内側及び上側フランジの間の凹部には使用者の上
    側湾曲部の歯型と対称となつた複数のソケット表面を有
    することを特徴とする請求項第2項記載のいびき防止装
    置。
  5. (5)前記熱変形可能な材料は、エチレンビニールアセ
    テート共重合体であることを特徴とする請求項第1項記
    載のいびき防止装置。
  6. (6)前記3つのフランジの厚さは、使用者の口部の表
    面に対して封止するように十分に柔軟性を有するように
    なつていることを特徴とする請求項第5項記載のいびき
    防止装置。
  7. (7)前記熱に変形可能な材料は、40℃と60℃との
    間の温度で加熱し、口部の内側表面に対し押付け、冷水
    に浸すことにより使用者の口腔の形状にモールド可能な
    エチレンビニールアセテート共重合体であることを特徴
    とする請求項第2項記載のいびき防止装置。
  8. (8)(a)エチレンビニールアセテート共重合体材料
    を略使用者の口部形状に倣うようにモールドし、(b)
    前記材料の内側及び上側フランジを40℃と60℃との
    間の温度に加熱し、(c)上側アーチの歯列部表面に対
    して前記モールド材を圧着し、(d)更に前記モールド
    材を冷水に浸し、(e)前記モールド材の別の下側フラ
    ンジを同様に加熱し使用者の口部の下側の湾曲部に在る
    歯列部及び歯肉と、下側唇の内側との間の空間の形状に
    合わせ、再度前記モールド材を冷水に浸すような前記工
    程を繰り返す工程よりなるいびき防止装置の製造方法。
JP16996888A 1987-07-08 1988-07-07 いびき防止装置 Granted JPH01113040A (ja)

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AU1297987 1987-07-08
AU2979 1987-07-08

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Publication Number Publication Date
JPH01113040A true JPH01113040A (ja) 1989-05-01
JPH0455702B2 JPH0455702B2 (ja) 1992-09-04

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JP16996888A Granted JPH01113040A (ja) 1987-07-08 1988-07-07 いびき防止装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10174697A (ja) * 1996-12-16 1998-06-30 Itaru Watanabe いびき防止具
WO2005027806A1 (ja) * 2003-09-22 2005-03-31 Hiroo Kotani いびき及び睡眠時無呼吸症候群治療装置

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JPS485275U (ja) * 1971-06-04 1973-01-22
JPS59137715U (ja) * 1983-03-05 1984-09-13 斎藤 丈嗣 歯締めのあるマウスビ−ム

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