JPH10174481A - ブラシレスモータの駆動方法及びその装置 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動方法及びその装置

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JPH10174481A
JPH10174481A JP9132638A JP13263897A JPH10174481A JP H10174481 A JPH10174481 A JP H10174481A JP 9132638 A JP9132638 A JP 9132638A JP 13263897 A JP13263897 A JP 13263897A JP H10174481 A JPH10174481 A JP H10174481A
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JP9132638A
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Inventor
Giuseppe Maiocchi
ジュゼッペ マイオッキ
Marco Viti
マルコ ヴィティ
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STMicroelectronics SRL
Original Assignee
SGS Thomson Microelectronics SRL
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/0077Characterised by the use of a particular software algorithm
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/02Digital function generators
    • G06F1/03Digital function generators working, at least partly, by table look-up
    • G06F1/035Reduction of table size
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/34Modelling or simulation for control purposes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 駆動電流又は駆動電圧のプロファイルを
記憶するために大容量のメモリを必用とせず、位相コイ
ルの駆動を安価に行いうるようなブラシレスモータの駆
動装置、駆動方法を提供する。 【解決手段】 モータの位相コイルを駆動するために必
用とされる全プロファイル中の一部分のみを記憶させた
不揮発性メモリと、そのメモリに記憶させた一部分のみ
のプロファイルから、位相コイルへ付与する全切換相段
階分の電流又は電圧プロファイルを再生する論理回路
と、を備えるものとしてブラシレスモータの駆動装置駆
動装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、「ブラシレス」式
と呼ばれる電気切換式DCモータの駆動装置及び駆動方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人により1996年3月29日に
行われたヨーロッパ特許出願96830180.4号を
参照すると、その中には以下のような新規技術が開示さ
れている。即ち、予め用意してEPROM又はEEPR
OMなどの不揮発性静的メモリに記憶させた励起電流又
は励起電圧のプロファイル(このプロファイルは定数値
でない)により各切換位相段階中の電流値又は電圧値を
決定し、これに従いモータの位相コイルを駆動する方法
が開示されている。
【0003】上記の予め用意されたプロファイル(明確
な周期つまり交番)は、正弦波、つまりより一般的には
基本周波数のフーリエ和による波形として表せる。実際
のところ、上記新規技術によれば、モータのトルク特性
の最適化ができ、またモータの位相コイルに付与または
印加される励起電流または励起電圧をより適正な周期波
形として予め用意することが可能になる。周知の駆動装
置における各切換相段階で付与される電流(または電
圧)値は、一定値ではなく、予め決められた周期又は交
番波形と一致する所定のプロファイルである。
【0004】また、本願出願人による、1996年4月
24日出願のヨーロッパ特許出願96830190.3
号では、上記ヨーロッパ出願番号第96830180.
4号の出願で開示された駆動装置において、そのトルク
特性を最適化するために実際のロータ位置とは異なる位
置で励起相を行う場合の同期方法について記載されてい
る。
【0005】しかしながら、これらの特許出願に記載の
駆動装置では、異なる位相コイル毎に、それぞれ異なる
駆動電流または駆動電圧のプロファイルを準備し、その
位相コイル毎のプロファイルを、それぞれ異なるバッフ
ァに記憶することが必要である。従って、この方法によ
れば、大容量の不揮発性メモリが必要となり、費用が高
くなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、駆
動電流又は駆動電圧のプロファイルを記憶するために大
容量のメモリを必用とせず、位相コイルの駆動を安価に
行いうるようなブラシレスモータの駆動装置、駆動方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のモータ駆動装置は、モータの位相コイルを
駆動するために必用とされる全プロファイル中の一部分
のみを記憶させた不揮発性メモリと、そのメモリに記憶
させた一部分のみのプロファイルから、位相コイルへ付
与する全切換相段階分の電流又は電圧プロファイルを再
生する論理回路と、を備えるものとなっている。この場
合、メモリに記憶するプロファイルを、それぞれのサン
プル数がN個であり且つモータ切換相段階と同じ数のシ
ーケンス数にサブ分割されたものとすることができる。
【0008】本発明の第1実施形態の装置においては、
励起電流又は励起電圧のプロファイルの1/4だけをメ
モリに記憶する。そして、モータ駆動時に、各時点で各
コイルの駆動に必用なプロファイルを、残りの3/4の
部分も含めて、再生する。
【0009】たとえば、ブラシレスモータの駆動装置と
して、星形状接続された3相コイルをもち6個の切換相
段階を有するものを用いた場合には、電気角360°の
全周期、つまり1波長からサブ分割された6つのシーケ
ンスの第1シーケンスに含まれるN個のサンプル値、及
び次のシーケンスに含まれるN個のサンプル値の半分、
即ち合計(N+N/2)個のサンプル値だけを、不揮発
性メモリに記憶することとしている。通常はほぼ正弦波
あるいは高調波の和である位相コイルの1波長分にあた
る波形の1/4に相当するサンプル値が、デジタル化さ
れてメモリに格納されている。
【0010】この場合の駆動装置では、モータの回転速
度の通常制御から算出される現在の係数に基づいてメモ
リから読み出したプロファイルの振幅を変調し、かつ、
永久記憶されたN個のサンプル値のシーケンス全部と、
N/2個のサンプル値のシーケンス半分とを、異なる方
向や組合せで、連続的に走査(読取)することにより、
モータの各位相コイルの駆動特性全部が再生されるので
ある。
【0011】本発明の他の駆動装置においては、本説明
で後述されているように、第1シーケンスに含まれるN
個のサンプル値と、電気角360°の全プロファイルつ
まり全波形長の内の電気角で60°分の範囲に該当しN
個のサンプル値を含む第2シーケンスに含まれるのサン
プル値の前半部分とを記憶することにより、必要となる
不揮発性メモリ容量を削減する。
【0012】本発明の他の特徴として、PLAなどの適
当な論理素子又は適当なプログラム可能素子を使って、
駆動装置全体をデジタル方式で実現するものとしたこと
を挙げられる。本発明の様々な特徴や長所は、以下の付
随図面を参照した好適実施形態の詳細な説明からより明
白になるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜13を参考にして、
本発明に係わるモータ駆動装置の実施形態を説明する。
【0014】実施形態の説明に入る前に、まず図1によ
り、以下の実施形態の説明で用いる記号についての簡単
な説明を行う。図1では、星形状に接続された3相コイ
ルをもつDCモータの基本構成が示されている。この実
施形態の説明において、各励起相段階は2つの英大文字
で示され、最初の文字(A、B、Cなど)はそれぞれの
供給端子から星形状中心(CT)へ電流が流れるコイル
を意味し、2番目の文字(!印の後の文字)は星形状中
心から流れ出る電流がコイルの供給端子側へと流れるコ
イルを表示している。尚、図1では、3相モータの場合
における、6つの異なる切換相段階(A!B、A!C、
B!C、B!A、C!A、C!B)の各電流状態を示し
ている。
【0015】上記のようなブラシレスモータは、その出
力部が多相の全波ブリッジ回路で構成された集積回路そ
の他の回路で制御され、3相モータの場合には、6個の
バイポーラ型(BJT)或いは電界効果型(MOS)ト
ランジスタから構成される。一般的に、電流モード制御
では、図2に示すように、モータ電流は相互インダクタ
ンスループ回路で線形制御される。尚、この場合は記憶
されるプロファイルとして電流値を用いてコイルを制御
しているが、電圧を用いてモータを駆動することももち
ろん可能である。
【0016】モータが所定の切替相段階のとき、MOS
トランジスタを用いた図2の回路においては、「ソース
電流」出力トランジスタが導電状態(MOS回路では飽
和状態)に変わり、「シンク電流」出力トランジスタは
相互インダクタンス素子として作用する。
【0017】図2において、モータ電流は下記の式で示
される。
【数1】Imotor=Vref/Gv*Rs
【0018】ただし、Vrefは速度制御の位相同期ル
ープ(PLL)回路で生成される制御電圧、Gvは検出
増幅器の電圧ゲイン値、Rsは電流検出抵抗値である。
従来と同様の方法を用いる場合には、モータの消費電流
の制御、つまり、可変負荷運転中における所定の回転速
度を維持できるように、PLL回路によってVref電
圧値を所定の値に設定する。もちろん、PLL回路によ
り瞬時負荷トルク変動を補正するために瞬時電圧を所定
の設定値付近で変動させることによってもVref値を
調整できる。
【0019】本出願人によるヨーロッパ特許出願968
30180.4号に記載の方法や、ヨーロッパ特許出願
96830190.3号に記載の同期装置においては、
所定の電流または電圧のプロファイルが切替相段階の順
序でモータコイルに入力される。この場合、各コイルを
駆動させる各プロファイルの周期長は、ロータが1回転
するのに要する時間と等しく、そしてこのプロファイル
は、図3Aに示すように各切替相段階を駆動するN個の
サンプル値のシーケンス数に分割されている。
【0020】ヨーロッパ特許出願96830190.3
号に記載されているように、その瞬間のロータの位置に
対応して同期パルスZC(またはRZC)を作成し、サ
ンプル値の各シーケンスの走査と同期したタイミングで
出力する。ここで、連続する2つのZCパルス間の時間
間隔をTcとすると、プロファイルを構成するN個のサ
ンプル値に含まれる6つのシーケンスのそれぞれを、時
間Tcの最終測定値に応じた時間間隔で走査しなければ
ならない。つまり、言い換えれば、時間間隔Tcの最後
端に一致するxNth(x=1、6)が駆動される必要が
ある。そして、この実施形態の装置では、上記の出願9
6830190.3号に記載の同期方法またはそれと同
様の方法が利用できる。但し、N個のサンプル値のシー
ケンス全部をメモリに記憶するのではなくで、全サンプ
ル値のうちの主要部分だけをメモリに記憶させるため、
メモリ容量が小さくて済む。
【0021】本発明の第1実施形態においては、図3B
に示されているように、1番目のシーケンスのサンプル
値と、及びそれに続くシーケンスに含まれるN個のサン
プル値のうち、前半分までのサンプル値をメモリに記憶
させる。即ち、全部のサンプル値のうち最初の1/4分
だけを記憶することになる。これは、電気角で考えて、
周期特性(ロータの1回転)の最初の90°分に対応す
るプロファイル即ち波形のサンプル値のみが記憶される
ことを意味する。
【0022】前記のデジタル装置は、2つの主要部品か
ら構成されている。最初の部分は論理回路であって、こ
れらは、N+N/2個の永久記憶されたサンプル値から
図1のモータの3相コイルを駆動する、1番目のプロフ
ァイルと及びその1番目のプロファイルから電気角がそ
れぞれ120°ずつだけ位相がずれた残り2つの第2、
第3のプロファイルを再生することができる。デジタル
方式で構築された他方の機能部品部分では、Kビットの
レジスターAMPCONTROLの動作機能により再生
された上記3つのプロファイルを変調する。
【0023】本発明の第1実施形態の装置を表すブロッ
ク図が、図4に図示されている。不揮発性メモリM1に
は、予め用意されたプロファイルの最初の1/4(電気
角の0°から90°まで)のサンプル数のデジタル値
(電流サンプル値又は電圧サンプル値)、即ちプロファ
イルの周期から分割された6つのシーケンスの1番目の
シーケンス中にあるN個のサンプル値及び2番目のシー
ケンス中にあるN個のサンプル値のうちの前半部分が記
憶されている。言い換えれば、メモリM1は、本来6N
個あるサンプル値中の3N/2個のサンプル値を収容し
ている。
【0024】各サンプル値がXビットのワードからなる
と仮定すれば、不揮発性のメモリM1に永久記憶されて
いるサンプル値は、図3Bに図示のように0から2X
1通りの値を有することになる。また、メモリM1には
3N/2個のサンプル値が記憶されており、そしてその
アドレスバスは所定数のADビットから成る。ただし、
ADは、LOG2(3N/2)以上の整数のうち、最も
小さい整数とされている。
【0025】1/4分だけ記憶されているプロファイル
から元のプロファイルの全体を再生する方法を、図5及
び図6Dで示している。
【0026】モータを駆動させるために必用な全プロフ
ァイルは、本実施形態では4つの区域即ち、I、II、II
I 、IVの4半期に分割されており、その内4半期Iだけ
がサンプル処理、即ちデジタル化されて、不揮発形態で
記憶されている。そして、残りのプロファイルII、III
、IVについて処理を行う場合には、そのたびに上記デ
ジタル装置により再生される。
【0027】この再生を行い、プロファイル全体を再生
するためには、メモリから読み出された所定サンプル数
のデジタル値が、どの区域乃至4半期に属しているかを
判断する必要がある。
【0028】メモリから読み出す値が4半期Iのサンプ
ル値である場合は、メモリからサンプル値を読み出した
後でそれを専用ラッチに格納する。次に、4半期Iで
は、ラッチのアドレスを繰り上げ、メモリから読みだし
たシーケンス列を左から右へと、つまり図6Aにおいて
A点からB点まで走査する。その後、サンプル値をデジ
タル式マルチプレイヤMULx(x=1、2、3)で変
調し、2K に分周し、WOx部(x=1、2、3)にて
X で補完する。このようにして、3つの位相コイルに
付与される3つの出力、つまり各プロファイルに対応し
て出力される各サンプル値をデジタル処理する際のX+
1ビットのダイナミック幅が決まる。
【0029】4半期IIでは、ラッチのアドレスを繰り下
げ、読み出したシーケンスを左から右へと、つまり図6
Bで示されているようにB点からA点へと走査する。そ
の後、サンプル値をデジタル式マルチプレイヤMULx
(x=1、2、3)で変調し、2K に分周し、WOx部
(x=1、2、3)にて2X で補完する。このようにし
て、3つの位相コイルに付与される3つの出力、つまり
各プロファイルに対応して出力される各サンプル値をデ
ジタル処理する際のX+1ビットのダイナミック幅が決
まる。
【0030】4半期III では、ラッチのアドレスを繰り
上げ、読みだしたシーケンスを左から右へと、つまり図
6Cで示されているようにA点からB点へと走査する。
その後、サンプル値をデジタル式マルチプレイヤMUL
x(x=1、2、3)で変調し、2K に分周し、WOx
部(x=1、2、3)にてmodule2X で補完す
る。このようにして、3つの位相コイルに付与され 3
つの出力、つまり各プロファイルに対応して出力される
各サンプル値をデジタル処理する際のX+1ビットのダ
イナミック幅が決まる。
【0031】更に、4半期IVでは、ラッチのアドレスを
繰り下げ、読みだしたシーケンスを左から右へと、つま
り図6Dで示されているようにB点からA点へと走査す
る。その後、サンプル値をデジタル式マルチプレイヤM
ULx(x=1、2、3)で変調し、2K に分周し、W
Ox部(x=1、2、3)にてmodule2X で補完
する。このようにして、3つの位相コイルに付与され
3つの出力、つまり各プロファイルに対応して出力され
る各サンプル値をデジタル処理する際のX+1ビットの
ダイナミック幅が決まる。
【0032】モータの3つの駆動信号は、電気角度で互
いに120°づつ位相がずれたものとする必要があるた
め、装置には3個の増減式アドレスカウンターAC1、
AC2、AC3が備わっており、ADビットのアドレス
バスをもつメモリM1の正確な基準値を指示するものと
している。
【0033】前記ACx(x=1、2、3)カウンター
は、同期信号ZCの周波数を整数Nで乗算するSCAN
GEN部で作成されたクロック信号FSCANで同期さ
れる。この結果、N個のサンプル値をもつ各シーケンス
が(2個の連続同期パルスZCの出力間隔に等しい)時
間間隔Tc内に収まることとなる。モータを起動したの
と同時に、3個のアドレスカウンターは、図7に示すよ
うに、互いに120°だけ位相がずれた第1の補正値
(RESET1、RESET2、RESET3)にプリ
セットされる。この場合、サンプル列の最初のサンプル
値にアドレスできるよう第1カウンターがプリセットさ
れ、残りの2個のカウンターはN番目のサンプル値を指
示するようプリセットされる。
【0034】Sx部では、起動時のアドレスの予備導
入、つまり、ZC信号でのアドレスの再同期が行われ
る。これらS1、S2、S3部の詳細については、前記
のヨーロッパ特許出願96830190.3号に記述さ
れている。
【0035】2ビットカウンターC1、C2、C3の状
態から4つの区域つまり4半期の1つが決まる。それぞ
れのカウンターCx(x=1、2、3)の2つの出力を
Q0xとQ1xで表わすと、下記のような関係が成り立
つものとする。
【表1】
【0036】モータの起動時には、カウンターCx(x
=1、2、3)が図7で示したような所定状態にプリセ
ットされ、C1が状態I、C2が状態II、C3が状態II
I に設定される。カウンターCx(x=1、2、3)
は、アドレスされる3N/2個のサンプル値毎に新しい
状態に変わり、それぞれのアドレス発生器からのNSx
信号に応じてバッファー処理される。そしてQ0x(x
=1、2、3)が低位の場合は、アドレス発生器をカウ
ントアップさせ、Q0xが高位の場合はアドレス発生器
をカウントダウンさせる。
【0037】Q1x信号は、それが低位のときは、WO
x(x=1、2、3)のオフセット部1を駆動して入力
データに2X を加算させ、高位のときは、2x単位で入
力データを補完する。なお、図中AMはアドレスマルチ
プレクサであって、AMC部を2ビットカウンターと集
合的に機能させ、3個のSINCx同期部(x=1、
2、3)とデマルチプレクサの1から3までの経路から
Lxラッチ部(x=1、2、3)内の特性の連続データ
をバッファー処理する。ここで、マルチプレクサをアド
レスする方法では、例えば装置の周波数FSYSその他
の最高速クロック信号を利用することができる。
【0038】装置のクロック信号FSYSの各立ち上が
り点で、AMCカウンターはAM部を駆動してメモリM
1のデータをアドレスさせ、DMX部を駆動して所定の
バッファーをアドレスさせる。装置のクロック信号FS
YSの各立ち下がり点では、メモリM1のデータ出力が
対応するラッチ(バッファ)に格納される。
【0039】SINCx部(x=1、2、3)は、AM
部の読取時におけるAC1、AC2、AC3のカウンタ
ーの同時更新を防止する。最初の部分にある3N/2個
のサンプル値を処理するための3つのLxラッチ部(x
=1、2、3)の出力端に現れるプロファイルが、それ
ぞれ図8A、8B、8Cに図示されている。
【0040】そして、この各プロファイルが振幅変調さ
れて、モータコイルを実際に駆動させる駆動信号を再生
するために利用されるのである。
【0041】前記ラッチ部の出力端における駆動信号
は、2X −1の正規化振幅をもつ。3つのマルチプライ
ヤ部MULx(x=1、2、3)は、KビットのAMP
CONTROLレジスター内にある更新可能値により、
各Lxラッチ部の出力端におけるデータをデジタル乗算
処理する。前記マルチプライヤ部は、乗算結果を示す所
要数のビットデータを出力できる。例えば、x=7およ
びk=8の場合では、少なくとも15ビットのデジタル
出力を行いうるものとされている。
【0042】再生されたプロファイルの振幅は、AMP
CONTROLレジスタ部内のKVAL値により変調さ
れるが、この値は、PLLSPEED部で実行されるモ
ータ速度の制御処理により連続的に更新することができ
る。また、下記の式で示すように、出力サンプル値は入
力サンプル値と相関関係を有するため、マルチプライヤ
部からの出力データは2K で分周される。尚、kはAM
PCONTROL部のビット数である。
【0043】OUTx=(INx*KVAL)/2
K (x=1、2、3)となる。ここでK=8の場合に
は、OUTx=(INx*KVAL)/256 (x=
1、2、3)となる。ただし、INxはマルチプライヤ
部の入力サンプル値、OUTxは振幅変調後のマルチプ
ライヤ部の出力サンプル値である。最後に、最大振幅ダ
イナミック値でプロファイルを再生できるように、サン
プル値がWOx部(x=1、2、3)で変換される。
【0044】なお、カウンターC1、C2、C3からの
状態信号Q11、Q12、Q13はWOx部(x=1、
2、3)へ入力される。下記の表に、入力信号に応じた
WOx部の動作が図示されている。
【表2】
【0045】それぞれのWOx部の出力データDx(x
=1、2、3)は、予め用意された電流または電圧の特
性の再生変調されたシーケンス列を特定するものであ
る。CONVx部(x=1、2、3)では、X+1ビッ
トの入力サンプル値のDxシーケンス列がPWM信号に
変換される。前記のCONVx部は、下記のような変換
を行う。(ただし、x+1=8とする。)
【表3】
【0046】X+1=8の場合におけるこの変換部の一
例を、図9で示している。
【0047】INPUTサンプル値は同期ラッチ部SL
を経由して、8ビット比較器(COMP)のB入力部へ
伝送される。また、この8ビット比較器のA入力部に
は、クロック信号FSYSで同期されたCNTカウンタ
ーの出力が入力される。なお、PWMOUTは、INI
TIALIZE部からの命令により起動時に(PWM直
接か反転信号のいずれが要求されるかによって)セット
あるいはリセットを行うFF2ラッチ部からの他の出力
である。
【0048】また、トグル式ラッチ部FF1は、モータ
を起動したときに、CNTカウンターにカウントアップ
作動をさせる。前記CNTカウンターがCOMP部の入
力端Bと同じカウント値になると、COMP部はPWM
OUT信号が高位になるようにFF2部を切り替える信
号A=Bを出力する(EOCが入力されたとき入力端B
の値がA端の値と同じである場合は、CNT部のEN信
号が低位であるためFF2部は切替動作を行わない)。
そして、CNTカウンターがカウント上限値に達する
と、EOCからFF1部を切り替えて、CNTカウンタ
ーにカウントダウン動作を行わせる。
【0049】再びCNTカウンターがCOMP部の入力
端Bと同じカウント値に達すると、COMP部後者は信
号A=Bを出力する。そしてこれにより、FF2ラッチ
部がリセットされ、PWMOUT信号が低位に変わる。
そして、CNTカウンターがカウント下限値に達する
と、FF1ラッチ部が切り替わって、CNTカウンター
にカウントアップ動作を行わせる。このようにして、動
作が継続される。従って、PWMOUT信号の周波数
は、下記のように示せる。
【数2】Fpwmout=FSYS/2X +2
【0050】図10に、上記説明の一例として、上記式
x+1=8の場合のデータ/PWM変換に関わる信号を
図示している。尚、3つのプロファイルを再生するにあ
たっては、PWMモードを機能させるという上記方法に
代えて、PWMOUTx信号(x=1,2,3)を用い
て又は簡単なRC回路を用いることによってフィルター
処理を行うことにより、3つのハーフブリッジ出力段階
を直接駆動してもよい。
【0051】図11に図示されているのは、アドレス発
生器ACx(x=1、2、3)のタイミングを決定する
FSCAN周波数を作成するための装置として用いられ
且つデジタル式PLL回路であるSCANGEN部の一
例である。前述のように、FSCAN信号の周波数は同
期信号ZCよりもN倍高くなっている。
【0052】FSYS/2Nと同じ周波数でタイミング
が決められるCNTUPカウンターは、同期信号ZCの
入力によりリセットされる。そして、そのリセット前の
CNTUP部の出力端の最終値がCNTDOWNカウン
ターに入力される。
【0053】前記のCNTDOWNカウンターは、FS
YS信号で直接タイミングを合わせられ、また、FF3
ラッチ部はCNTDOWNカウンターから出力されるE
OC信号で切り替えられるものであるため、FF3部か
らのFSCAN信号の周波数は、ZC信号周波数のちょ
うどN倍になるのである。
【0054】図12には、本発明の他実施の形態が表さ
れている。この実施形態は、大半の部分で前述の実施形
態と共通するが、3番目のプロファイルを他の2つのプ
ロファイルの和として再生するようにしている点で前述
の実施形態と相違する。この実施形態では、第3のプロ
ファイル(x=3)に関する処理を行う、図4中で示さ
れたブロック部が除外されており、他の2つのプロファ
イルから第3のプロファイルを再生するための手段とし
て、新たにSUM部とNEG部とが追加配備されてい
る。
【0055】前記のSUM部では、WO1部とWO2部
の出力にX+1ビットのデータを加算し、その和を最下
位のx+1ビットで打ち切る。もちろんこのデータの和
は、2つの入力が安定している場合にはエネーブル可能
なように同期される。またNEG部では、SUM部の出
力端から出力されるサンプル値の最下位のXビットを反
転して、CONV3部へ転送する。ただし、最高位ビッ
ト(MSB)は反転されずに、MSBとしてCONV3
部へ直接送られる。この実施形態によれば、DMX部を
1及び2の経路をもつデマルチプレクサとし、AMC部
を簡単なTFFラッチ回路として代替することができ
る。
【0056】本発明のさらに別の実施形態として、プロ
ファイルの1番目の電気角60°の範囲に含まれるサン
プル数より1つ多いN+1個のサンプル値を、M1メモ
リに記憶させることも可能である。
【0057】図4の回路において、M1にサンプル値が
記憶されるとき、N+1と3N/2の間の部分が読み取
られる。図12により説明したように、メモリM1の0
からNまでのセルに格納されている他の2つのプロファ
イルに含まれるサンプル値にアクセスすることにより、
N+1〜3N/2のサンプル数から必要な波形を再生す
ることができるため、第1および第2の2つのプロファ
イルから、簡単な操作を行うだけで、3番目の特性を再
生することが可能となる。図7のリセット状態の場合に
おける図4の回路では、最初の電気角60°の部分で1
つめと2つめのプロファイルによりメモリの0〜Nが特
定できるため、この2つのプロファイルから第3のプロ
ファイルを再生できる。
【0058】当初のリセット信号から電気角で60°進
んだ後、プロファイル1がメモリ内のN−1セルを指定
し、プロファイル2はメモリ内のセル1を指定し、そし
てプロファイル1が領域0〜Nから外れようとしている
ときにプロファイル3がこの領域に入ってくるまでの時
差により、第3のプロファイルがN+1番目のサンプル
を指定することになる。従って、プロファイル2及び3
のデータを検索してプロファイル1を再生することが必
要となる。
【0059】電気角でさらに60°進んだ後では、プロ
ファイル1がメモリのN+1セルを指定し、プロファイ
ル2はメモリ内のN−1セルを指定し、プロファイル3
はサンプル値1を指定するため、プロファイル2が領域
0〜Nから外れようとしているときにプロファイル1が
この領域に入ってくるという時差関係になる。それゆ
え、プロファイル1と3のデータを検索してプロファイ
ル特性2を再生することが必要となる。下記の表は、最
初にリセットを行った時から電気角をどのように回転さ
せればよいかを示した表である。
【表4】
【0060】図13で図示するように、SUM部、NE
G部、MULx部、DIVx部、WOx部(x=1、
2)、CONVx部(x=1、2、3)で行われる最終
段階は、図12と同様である。但しこの場合の変調は別
のブロック部で行われ、SH部の追加によりM1メモリ
へのアクセス方法が異なったものとなっている。前記S
H部では、それぞれのCONVx部の出力端からPWM
x信号(x=1、2、3)を呼び込んでシーケンスの各
終端で同期して、上記の表、さらに詳しくは下記の表の
ように従って、PWMOUTx信号を対応するモータコ
イルへ出力する。
【表5】
【0061】メモリのアドレス動作に関するAD信号
は、log2(N+1)以上の整数のうち最小のもので
あり、またアドレスカウンター(AC)は単純にN加算
のカウンターである。実際、PWM2信号を得るのに必
要なのはNから0へのカウントダウンだけで、AC部か
らの値をNで補完できるCOMP部で代用可能である。
【0062】メモリは、(TFF部で同期処理された)
PWM1信号とPWM2信号のアドレスデータで交互に
アドレスされる。特に、そのF入力端での値が0のと
き、COMP部により(SYNC1部で適正に同期され
た)AC部からの値でメモリがアドレスされ、それ以外
の場合は、Nで補完されたAC部からの値でアドレスさ
れる。
【0063】このため、TFF部からの信号により交互
に駆動されるLATCHx(x=1、2)に所定の値が
格納される。具体的には、LTACH2はTFF部から
の出力信号により直接に駆動されるが、LATCH1は
INV2でその出力信号が反転された信号で駆動される
のである。図12の回路の変更例として、WOx部(x
=1、2)のSIGN入力端に入力される値を決定する
のに、C1部とC2部ではなくTFF2部だけを利用す
ることもできる。なぜなら、メモリの各走査サイクルの
終端において0および1の信号を交互に送るだけで入力
値が十分決定できるからである。つまり、図4のQ1x
信号(x=1、2、3)は下記の表で示した値となる。
【表6】
【0064】各区域毎での信号を分析すれば、再生され
た特性に関するQ1x入力は他の2つの特性とは違う値
となる。元の特性に関するQx信号は0から60°の間
では0値であり、60°から120°まででは1値であ
り、同様に続く区域においても0値、1値で交互にな
る。
【0065】
【発明の効果】本発明は以上説明したようなものなの
で、大容量のメモリを用いることなくブラシレスモータ
を駆動させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本明細書中で用いる表現についての意味を説明
するための図。
【図2】モータコイルへ供与される電流の相互コンダク
タンス制御ループを表す回路図。
【図3】それぞれN個のサンプル値を含んだ6個のシー
ケンスからなるプロファイルを表す図。
【図4】本発明の装置を示すブロック図。
【図5】モータコイルを駆動するために用いられる電流
のプロファイルを構成する4つの区域(4半期)と、及
びその最初の区域からプロファイル全体を再生する方法
を示す図。
【図6】メモリに記憶されたシーケンスサンプルからそ
れぞれの区域毎にプロファイルを再生する手順を示す
図。
【図7】アドレスを作成するカウンターの作動およびリ
セット状態を示す図。
【図8】Lxラッチ(x=1、2、3)の切換シーケン
スを表す図。
【図9】PWM CONVx変換器(x=1、2、3)
を示すブロック図。
【図10】I/O信号と他の信号の関係を示すタイミン
グ図。
【図11】デジタル周波数マルチプライヤとして利用さ
れるSCANGEN部を示す回路図。
【図12】本発明の他の実施形態を示すブロック図。
【図13】本発明の更なる他の実施形態を示すブロック
図。
【符号の説明】
M1 メモリ L ラッチ MUL マルチプレイヤ DIV DIV部 WO WO部 CONV CONV部 Sx Sx部 C カウンタ AC アドレスカウンタ AM アドレスマルチプレクサ AMC AMC部 SYNC SYNC部 DMX DMX部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスモータのそれぞれの位相コイ
    ルに付与する電流値又は電圧値のプロファイルを該電流
    値又は電圧値の瞬時値和が一定になるよう予め用意して
    不揮発性メモリに記憶させ、 該記憶されたプロファイルをロータの位置を示す信号に
    同期させて読出してそれぞれの位相コイルに該プロファ
    イルに対応させた電流または電圧を付与してなるブラシ
    レスモータの駆動方法であって、 該プロファイルは、電流値又は電圧値に関する位相コイ
    ルの数と同じ数とされたサンプル値を含み、且つ電圧又
    は電流の1周期を分割した複数のシーケンスからなるも
    のとし、 メモリには、該シーケンスの内最初のシーケンスと、及
    び次のシーケンスの中の一部のサンプル値のみを記憶さ
    せ、 そして、各サンプル値を、モータの位相コイルの位置に
    対応してアドレス発生器から発生する信号と同期してメ
    モリから読み出し、 読み出されたサンプル値から各位相コイルを駆動する電
    流又は電圧のプロファイル1周期の全体を再生し、この
    再生されたプロファイルに基づいて位相コイルへ電流又
    は電圧を付与してなるものである、ブラシレスモータの
    駆動方法。
  2. 【請求項2】 プロファイルは、電気角で60°ごとに
    等分されており、最初のシーケンスと及び第2のシーケ
    ンスの前半に含まれるサンプル値をメモリに記憶させる
    ことにより、電気角で90°分のプロファイルをメモリ
    に記憶させ、 メモリから読み出した90°分のプロファイルを、順序
    又は方向を変化させて走査して、記憶していた部分に対
    応するプロファイルのみならず記憶していなかった部分
    のプロファイルをも再生するものである請求項1記載の
    ブラシレスモータの駆動方法。
  3. 【請求項3】 プロファイルは、電気角で60°ごとに
    等分されており、 最初のシーケンスと及び次のシーケンスに含まれる1番
    目のサンプル値とのみをメモリに記憶させ、 メモリから読み出した最初のシーケンスと及び次のシー
    ケンスに含まれる1番目のサンプル値を、順序又は方向
    を変化させて走査して、記憶していた部分に対応するプ
    ロファイルのみならず記憶していなかった部分のプロフ
    ァイルをも再生するものである請求項1記載のブラシレ
    スモータの駆動方法。
  4. 【請求項4】 各サンプル値は、Xビットのデータとし
    てメモリに記憶されているものである請求項2又は請求
    項3のいずれかに記載のブラシレスモータの駆動方法。
  5. 【請求項5】 電気角で90°分の電流又は電圧に関す
    るプロファイルは、位相コイルに付与される電圧である
    X+1 のダイナミック振幅の半分に等しいダイナミック
    振幅値とされていると共にそのサンプル値の最小値を
    0、最大値を2 X−1としてメモリに記憶されているも
    のである請求項4記載のブラシレスモータの駆動方法。
  6. 【請求項6】 記憶されたプロファイルは、0からN−
    1まで増加するアドレス値と及びNの補完値とに従って
    交互に読み取られるものである請求項1〜5のいずれか
    1項に記載のブラシレスモータの駆動方法。
  7. 【請求項7】 モータは星形状に接続された3位相コイ
    ルからなると共に位相コイルは6つの異なる切替相段階
    を有するものであり、 そして、第1及び第2のプロファイルから第3のプロフ
    ァイルを再生し、第2及び第3のプロファイルから第1
    のプロファイルを再生し、第1及び第3のプロファイル
    から第2のプロファイルをに再生することにより、互い
    に120°位相のずれた3つのプロファイルを再生する
    ものである請求項1〜6のいずれか1項に記載のブラシ
    レスモータの駆動方法。
  8. 【請求項8】 ブラシレスモータの各位相コイルに対す
    る駆動出力回路と、それら位相コイルを駆動する予め用
    意された電流又は電圧のプロファイルを記憶させたメモ
    リと、メモリから読み出したデジタル信号のプロファイ
    ルをアナログ信号に変換する複数のデジタル/アナログ
    変換器と、該デジタル/アナログ変換器におけるプロフ
    ァイルの変換をロータ位置を示す信号に同期させる手段
    と、からなるブラシレスモータの駆動装置であって、 該プロファイルは、位相コイルの数と同じ数とされた電
    流値又は電圧値に関するサンプル値を含み、且つ電圧又
    は電流の1周期を分割した複数のシーケンスからなるも
    のであり、 該メモリからプロファイルを読み出す際に、アドレス値
    から1番目のシーケンス全部に属するすべてのサンプル
    値を指定する手段と、 記憶されたプロファイルから、予め準備した電流又は電
    圧値のプロファイルを再生すると共に該再生されたプロ
    ファイルと互いに120°電流角度の異なる2つのプロ
    ファイルを再生する手段とからなるものであるブラシレ
    スモータの駆動装置。
  9. 【請求項9】 プロファイルは、電気角で60°ごとに
    等分されており、そして、メモリに記憶されたプロファ
    イルは、最初のシーケンスと及び第2のシーケンスの前
    半に含まれるサンプル値即ち電気角で90°分のプロフ
    ァイルであるブラシレスモータの駆動装置。
  10. 【請求項10】 プロファイルは、電気角で60°毎に
    等分されており、そして、メモリに記憶されたプロファ
    イルは、最初のシーケンスと及び次のシーケンスに含ま
    れる1番目のサンプル値であるブラシレスモータの駆動
    装置。
JP9132638A 1996-05-22 1997-05-22 ブラシレスモータの駆動方法及びその装置 Pending JPH10174481A (ja)

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