JPH10174112A - カラー方式判別回路 - Google Patents
カラー方式判別回路Info
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- JPH10174112A JPH10174112A JP8331776A JP33177696A JPH10174112A JP H10174112 A JPH10174112 A JP H10174112A JP 8331776 A JP8331776 A JP 8331776A JP 33177696 A JP33177696 A JP 33177696A JP H10174112 A JPH10174112 A JP H10174112A
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- Color Television Systems (AREA)
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Abstract
で、カラートラップフィルターを用いて1つの発振器で
構成されたシステムで使用することを目的とする。 【解決手段】 クロマ信号を入力するカラートラップフ
ィルター10とカラートラップフィルター10の出力信
号の最大値を検出する第1の最大値検出回路と、クロマ
信号の最大値を検出する第2の最大値検出回路と、アイ
デント信号の最後を示すエッジを検出し、エッジ信号を
出力する微分回路13と、第1の最大値検出回路11と
第2の最大値検出回路12の出力の大きさを比較し比較
結果を出力する比較回路14と、比較回路14の出力を
エッジ信号をトリガーにして出力を記憶保持するフリッ
プフリップ15から構成される。
Description
ン受信機におけるカラー方式判別回路(国際特許分類
H04N 9/00)に関するものである。
ソース化にともない、PAL、NTSCなど様々なカラ
ー方式放送において、受信した映像信号が何であるかを
自動的に検出することが求められており、カラー方式を
判別するカラー方式判別回路が重要視されている。
3−131680号公報に示すような、2つの発振器を
用いてカラー方式判別を行っていた。
回路では、方式判別するために、クロックを切換えるこ
とを前提としており、1つの発振器で構成されたシステ
ムには使用できなかった。
に、本発明のカラー方式判別回路は、クロマ信号の色副
搬送波成分を減衰させるカラートラップフィルターに入
力して色成分が減衰された信号と、入力のクロマ信号の
カラーバースト部における交流信号成分の大きさを比較
することにより、入力されたクロマ信号の色副搬送波周
波数を判別することを特徴とする。
たシステムで使用できるカラー方式判別回路を提供でき
る。
波成分を減衰させるカラートラップフィルターに入力し
て色成分が減衰された信号と、入力のクロマ信号のカラ
ーバースト部における交流信号成分の大きさを比較する
ことにより、入力されたクロマ信号の色副搬送波周波数
を判別することを特徴とするものであり、1つの発振器
で構成されたシステムで使用できるようになされたもの
である。
の周波数成分を減衰させるカラートラップフィルター
と、前記カラートラップフィルターの出力とカラーバー
スト信号の位置を示すアイデント信号を入力し、アイデ
ント信号で示された期間の前記カラートラップフィルタ
ーの出力信号の最大値を検出する第1の最大値検出回路
と、前記クロマ信号と前記アイデント信号を入力し、前
記アイデント信号で示された期間の前記クロマ信号の最
大値を検出する第2の最大値検出回路と、前記アイデン
ト信号を入力し、アイデント信号の最後を示すエッジを
検出し、エッジ信号を出力する微分回路と、前記第1の
最大値検出回路と第2の最大値検出回路の出力を入力
し、両信号の大きさを比較し比較結果を出力する比較回
路と、前記比較回路の出力と前記エッジ信号を入力し、
前記エッジ信号をトリガーにして前記比較回路の出力を
記憶保持するフリップフリップを備えたことを特徴とす
るものであり、1つの発振器で構成されたシステムで使
用できるようになされたものである。
の周波数成分を減衰させるカラートラップフィルター
と、前記カラートラップフィルターを通過した前記クロ
マ信号の出力を入力し、その絶対値処理を行う第1の絶
対値回路と、前記クロマ信号を入力し、その絶対値処理
を行う第2の絶対値回路と、前記第1の絶対値回路の出
力とカラーバースト信号の位置を示すアイデント信号を
入力し、アイデント信号で示された期間の前記第1の絶
対値回路の出力信号の最大値を検出する第1の最大値検
出回路と、前記第2の絶対値回路の出力と前記アイデン
ト信号を入力し、前記アイデント信号で示された期間の
前記第2の絶対値回路の出力の最大値を検出する第2の
最大値検出回路と、前記アイデント信号を入力し、アイ
デント信号の最後を示すエッジを検出し、エッジ信号を
出力する微分回路と、前記第1の最大値検出回路と第2
の最大値検出回路の出力を入力し、両信号の大きさを比
較し比較結果を出力する比較回路と、前記比較回路の出
力と前記エッジ信号を入力し、前記エッジ信号をトリガ
ーにして前記比較回路の出力を記憶保持するフリップフ
リップを備えたことを特徴とするものであり、1つの発
振器で構成されたシステムで使用できるようになされた
ものである。
の周波数成分を減衰させるカラートラップフィルター
と、前記カラートラップフィルターを通過した前記クロ
マ信号の出力を入力し、その絶対値処理を行う第1の絶
対値回路と、前記クロマ信号を入力し、その絶対値処理
を行う第2の絶対値回路と、前記第1の絶対値回路の出
力を入力し、高周波成分を除去する第1のLPFと、前
記第2の絶対値回路の出力を入力し、高周波成分を除去
する第2のLPFと、前記第1のLPFの出力とカラー
バースト信号の位置を示すアイデント信号を入力し、ア
イデント信号で示された期間の前記第1のLPFの出力
信号の最大値を検出する第1の最大値検出回路と、前記
第2のLPFの出力と前記アイデント信号を入力し、前
記アイデント信号で示された期間の前記第2のLPFの
出力の最大値を検出する第2の最大値検出回路と、前記
アイデント信号を入力し、アイデント信号の最後を示す
エッジを検出し、エッジ信号を出力する微分回路と、前
記第1の最大値検出回路と第2の最大値検出回路の出力
を入力し、両信号の大きさを比較し比較結果を出力する
比較回路と、前記比較回路の出力と前記エッジ信号を入
力し、前記エッジ信号をトリガーにして前記比較回路の
出力を記憶保持するフリップフリップを備えたことを特
徴とするものであり、1つの発振器で構成されたシステ
ムで使用できるようになされたものである。
の周波数成分を減衰させるカラートラップフィルター
と、前記カラートラップフィルターを通過した前記クロ
マ信号の出力を入力し、その絶対値処理を行う第1の絶
対値回路と、前記クロマ信号を入力し、その絶対値処理
を行う第2の絶対値回路と、前記第1の絶対値回路の出
力とカラーバースト信号の位置を示すアイデント信号を
入力し、アイデント信号で示された期間の前記第1の絶
対値回路の出力を累計加算する第1の累計回路と、前記
アイデント信号で示された期間の前記第2の絶対値回路
の出力を累計加算する第2の累計回路と、前記アイデン
ト信号を入力し、アイデント信号の最後を示すエッジを
検出し、エッジ信号を出力する微分回路と、前記第1の
累計回路と第2の累計回路の出力を入力し、両信号の大
きさを比較し比較結果を出力する比較回路と、前記比較
回路の出力と前記エッジ信号を入力し、前記エッジ信号
をトリガーにして前記比較回路の出力を記憶保持するフ
リップフリップを備えたことを特徴とするものであり、
1つの発振器で構成されたシステムで使用できるように
なされたものである。
周波数付近の周波数成分を減衰させ、所定周波数付近の
周波数成分を増幅させるカラートラップフィルターと、
前記カラートラップフィルターを通過した前記クロマ信
号の出力を入力し、その絶対値処理を行う第1の絶対値
回路と、前記クロマ信号を入力し、その絶対値処理を行
う第2の絶対値回路と、前記第1の絶対値回路の出力と
カラーバースト信号の位置を示すアイデント信号を入力
し、アイデント信号で示された期間の前記第1の絶対値
回路の出力を累計加算する第1の累計回路と、前記アイ
デント信号で示された期間の前記第2の絶対値回路の出
力を累計加算する第2の累計回路と、前記第1累計回路
の出力と減算値を入力し、前記第1の累計回路の出力か
ら減算値を引き算する減算回路と、前記アイデント信号
を入力し、アイデント信号の最後を示すエッジを検出
し、エッジ信号を出力する微分回路と、前記減算回路と
第2の累計回路の出力を入力し、両信号の大きさを比較
し比較結果を出力する比較回路と、前記比較回路の出力
と前記エッジ信号を入力し、前記エッジ信号をトリガー
にして前記比較回路の出力を記憶保持するフリップフリ
ップを備えたことを特徴とするものであり、1つの発振
器で構成されたシステムで使用できるようになされたも
のである。
形態について、図1、図2を用いて説明する。
ルターであり、図2に示すような特性を持っている。1
1はカラートラップフィルター10の出力とカラーバー
スト信号の位置を示すアイデント信号を入力し、アイデ
ント信号で示された期間のカラートラップフィルター1
0の出力信号の最大値を検出する第1の最大値検出回路
である。12はクロマ信号とアイデント信号を入力し、
アイデント信号で示された期間のクロマ信号の最大値を
検出する第2の最大値検出回路である。13はアイデン
ト信号を入力し、アイデント信号の最後を示すエッジを
検出し、エッジ信号を出力する微分回路である。14は
第1の最大値検出回路11と第2の最大値検出回路12
の出力を入力し、両信号の大きさを比較し比較結果を出
力する比較回路である。15は比較回路14の出力とエ
ッジ信号を入力し、エッジ信号をトリガーにして比較回
路14の出力を記憶保持するフリップフリップである。
特性のようすを示すものである。図2のカラートラップ
フィルターでは、3.58MHz付近では振幅の変化は
なく、4.43MHz付近で大きく減衰するという特性
を持っている。
トラップフィルター10の出力信号の振幅は、大きく減
衰する。そのため、入力されたクロマ信号とカラートラ
ップフィルター10の出力信号の振幅差は大きくなり、
アイデント信号で示されたカラーバースト期間に対する
第1の最大値検出回路11と第2の最大値検出回路12
の出力にも、大きな差が生じ、第2の最大値検出回路1
2の出力が大きくなり、比較回路13の比較結果はPA
L方式に相当する出力、たとえばHIを出力する。そし
て、カラーバースト期間の終了を示すエッジ信号で、比
較結果をフリップフロップ15で保持し、カラー方式判
別結果となる。
は、カラートラップフィルター10の出力信号の振幅は
減衰しない。そのため、入力されたクロマ信号とカラー
トラップフィルター10の出力信号の振幅差はなくな
り、アイデント信号で示されたカラーバースト期間に対
する第1の最大値検出回路11と第2の最大値検出回路
12の出力が等しくなり、比較回路13の比較結果はN
TSC方式に相当する出力、たとえばLOWを出力す
る。
形態について、図2、図3を用いて説明する。
ルターであり、図2で示すような特性を持っている。3
1はカラートラップフィルター30を通過したクロマ信
号の出力を入力し、その絶対値処理を行う第1の絶対値
回路である。32はクロマ信号を入力し、その絶対値処
理を行う第2の絶対値回路である。33は第1の絶対値
回路31の出力とカラーバースト信号の位置を示すアイ
デント信号を入力し、アイデント信号で示された期間の
第1の絶対値回路の出力信号の最大値を検出する第1の
最大値検出回路である。34は第2の絶対値回路32の
出力とアイデント信号を入力し、アイデント信号で示さ
れた期間の第2の絶対値回路32の出力の最大値を検出
する第2の最大値検出回路である。35はアイデント信
号を入力し、アイデント信号の最後を示すエッジを検出
し、エッジ信号を出力する微分回路である。36は第1
の最大値検出回路33と第2の最大値検出回路34の出
力を入力し、両信号の大きさを比較し比較結果を出力す
る比較回路である。37は比較回路36の出力とエッジ
信号を入力し、エッジ信号をトリガーにして比較回路3
6の出力を記憶保持するフリップフリップである。
トラップフィルター30の出力信号の振幅は、大きく減
衰する。そのため、入力されたクロマ信号とカラートラ
ップフィルター30の出力信号の振幅差は大きくなり、
そして第1の絶対値回路31と第2の絶対値回路32の
出力も大きくなり、アイデント信号で示されたカラーバ
ースト期間に対する第1の最大値検出回路33と第2の
最大値検出回路34の出力にも、大きな差が生じ、第2
の最大値検出回路34の出力が大きくなり、比較回路3
5の比較結果はPAL方式に相当する出力、たとえばH
Iを出力する。そして、カラーバースト期間の終了を示
すエッジ信号で、比較結果をフリップフロップ37で保
持し、カラー方式判別結果となる。
は、カラートラップフィルター30の出力信号の振幅は
減衰しない。そのため、入力されたクロマ信号とカラー
トラップフィルター30の出力信号の振幅差はなくな
り、第1の絶対値回路31と第2の絶対値回路32の出
力も差がなくなる。そしてアイデント信号で示されたカ
ラーバースト期間に対する第1の最大値検出回路33と
第2の最大値検出回路34の出力が等しくなり、比較回
路36の比較結果はNTSC方式に相当する出力、たと
えばLOWを出力する。
形態について、図2、4を用いて説明する。
図2で示すような特性を持っている。41はカラートラ
ップフィルター40を通過したクロマ信号の出力を入力
し、その絶対値処理を行う第1の絶対値回路である。4
2はクロマ信号を入力し、その絶対値処理を行う第2の
絶対値回路である。43は第1の絶対値回路41の出力
を入力し、高周波成分を除去する第1のLPFである。
44は第2の絶対値回路の出力を入力し、高周波成分を
除去する第2のLPFである。45は第1のLPFの出
力とカラーバースト信号の位置を示すアイデント信号を
入力し、アイデント信号で示された期間の第1のLPF
43の出力信号の最大値を検出する第1の最大値検出回
路である。46は第2のLPF44の出力とアイデント
信号を入力し、アイデント信号で示された期間の第2の
LPF44の出力の最大値を検出する第2の最大値検出
回路である。47はアイデント信号を入力し、アイデン
ト信号の最後を示すエッジを検出し、エッジ信号を出力
する微分回路である。48は第1の最大値検出回路45
と第2の最大値検出回路46の出力を入力し、両信号の
大きさを比較し比較結果を出力する比較回路である。4
9は比較回路48の出力とエッジ信号を入力し、エッジ
信号をトリガーにして比較回路48の出力を記憶保持す
るフリップフリップである。
トラップフィルター40の出力信号の振幅は、大きく減
衰する。そのため、入力されたクロマ信号とカラートラ
ップフィルター40の出力信号の振幅差は大きくなり、
そして第1の絶対値回路41と第2の絶対値回路42の
出力も大きくなる。第1のLPF43と第2のLPF4
4により、高周波ノイズ成分が除かれた各クロマ信号の
振幅のアイデント信号で示されたカラーバースト期間に
対する第1の最大値検出回路45と第2の最大値検出回
路46の出力には、大きな差が生じ、第2の最大値検出
回路46の出力が大きくなり、比較回路48の比較結果
はPAL方式に相当する出力、たとえばHIを出力す
る。そして、カラーバースト期間の終了を示すエッジ信
号で、比較結果をフリップフロップ49で保持し、カラ
ー方式判別結果となる。
は、カラートラップフィルター40の出力信号の振幅は
減衰しない。そのため、入力されたクロマ信号とカラー
トラップフィルター40の出力信号の振幅差はなくな
り、第1の絶対値回路41と第2の絶対値回路42の出
力も差がなくなる。そして第1のLPF43と第2のL
PF44により、高周波ノイズ成分が除かれた各クロマ
信号の振幅のアイデント信号で示されたカラーバースト
期間に対する第1の最大値検出回路45と第2の最大値
検出回路46の出力が等しくなり、比較回路48の比較
結果はNTSC方式に相当する出力、たとえばLOWを
出力する。
に記載された発明の実施の形態について、図2、5を用
いて説明する。
ルターであり、図2で示すような特性を持っている。5
1はカラートラップフィルター50を通過したクロマ信
号の出力を入力し、その絶対値処理を行う第1の絶対値
回路である。52はクロマ信号を入力し、その絶対値処
理を行う第2の絶対値回路である。53は第1の絶対値
回路51の出力とカラーバースト信号の位置を示すアイ
デント信号を入力し、アイデント信号で示された期間の
第1の絶対値回路の出力信号を累計加算する第1の累計
回路である。54は第2の絶対値回路52の出力とアイ
デント信号を入力し、アイデント信号で示された期間の
第2の絶対値回路52の出力を累計加算する第1の累計
回路である。55はアイデント信号を入力し、アイデン
ト信号の最後を示すエッジを検出し、エッジ信号を出力
する微分回路である。56は第1の累計回路と第2の累
計回路の出力を入力し、両信号の大きさを比較し比較結
果を出力する比較回路である。57は比較回路56の出
力とエッジ信号を入力し、エッジ信号をトリガーにして
比較回路56の出力を記憶保持するフリップフリップで
ある。
トラップフィルター50の出力信号の振幅は、大きく減
衰する。そのため、入力されたクロマ信号とカラートラ
ップフィルター50の出力信号の振幅差は大きくなり、
そして第1の絶対値回路51と第2の絶対値回路52の
出力も大きくなり、アイデント信号で示されたカラーバ
ースト期間に対する第1の累計回路53と第2の累計回
路54の出力にも、大きな差が生じ、第2の累計回路5
3の出力が大きくなり、比較回路56の比較結果はPA
L方式に相当する出力、たとえばHIを出力する。そし
て、カラーバースト期間の終了を示すエッジ信号で、比
較結果をフリップフロップ57で保持し、カラー方式判
別結果となる。
は、カラートラップフィルター50の出力信号の振幅は
減衰しない。そのため、入力されたクロマ信号とカラー
トラップフィルター50の出力信号の振幅差はなくな
り、第1の絶対値回路51と第2の絶対値回路52の出
力も差がなくなる。そしてアイデント信号で示されたカ
ラーバースト期間に対する第1の累計回路53と第2の
累計回路54の出力が等しくなり、比較回路56の比較
結果はNTSC方式に相当する出力、たとえばLOWを
出力する。
に記載された発明の実施の形態について、図6、図8を
用いて説明する。
ルターであり、図8で示すような特性を持っている。6
1はカラートラップフィルター60を通過したクロマ信
号の出力を入力し、その絶対値処理を行う第1の絶対値
回路である。62はクロマ信号を入力し、その絶対値処
理を行う第2の絶対値回路である。63は第1の絶対値
回路61の出力とカラーバースト信号の位置を示すアイ
デント信号を入力し、アイデント信号で示された期間の
第1の絶対値回路61の出力信号を累計加算する第1の
累計回路である。64は第2の絶対値回路62の出力と
アイデント信号を入力し、アイデント信号で示された期
間の第2の絶対値回路62の出力を累計加算する第1の
累計回路である。65は第1累計回路63の出力と減算
値を入力し、第1の累計回路63の出力から減算値を引
き算する減算回路である。66はアイデント信号を入力
し、アイデント信号の最後を示すエッジを検出し、エッ
ジ信号を出力する微分回路である。67は減算回路65
と第2の累計回路64の出力を入力し、両信号の大きさ
を比較し比較結果を出力する比較回路である。68は比
較回路67の出力とエッジ信号を入力し、エッジ信号を
トリガーにして比較回路67の出力を記憶保持するフリ
ップフリップである。
特性のようすを示すものである。図8のカラートラップ
フィルターでは、4.43MHz付近の周波数成分を減
衰させ、3.58MHz付近の周波数成分を増幅すると
いう特性を持っている。
トラップフィルター60の出力信号の振幅は、大きく減
衰する。そのため、入力されたクロマ信号とカラートラ
ップフィルター60の出力信号の振幅差は大きくなり、
そして第1の絶対値回路61と第2の絶対値回路62の
出力も大きくなる。アイデント信号で示されたカラーバ
ースト期間に対する第1の累計回路63と第2の累計回
路64の出力にも、大きな差が生じ、第2の累計回路6
3の出力が大きくなる。そして、減算回路65によりさ
らに第1の累計回路63の出力は小さくなり、比較回路
67の比較結果はPAL方式に相当する出力、たとえば
HIを出力する。そして、カラーバースト期間の終了を
示すエッジ信号で、比較結果をフリップフロップ67で
保持し、カラー方式判別結果となる。
は、カラートラップフィルター60の出力信号の振幅は
増幅され大きくなる。そのため、第1の絶対値回路61
と第2の絶対値回路62の出力でも第1の絶対値回路6
1の出力が大きくなる。そしてアイデント信号で示され
たカラーバースト期間に対する第1の累計回路63と第
2の累計回路64の出力も第1の累計回路63の出力が
大きくなる。そして、減算回路65により、第1の累計
回路63の出力から減算値を引く。この場合減算値の値
は、減算結果が第2の累計回路64の出力よりも小さく
ならない程度に設定する。そして、減算回路65の出力
が第2の累計回路64の出力よりも大きいことを比較回
路67で検出して、比較回路56はNTSC方式に相当
する出力、たとえばLOWを出力する。
形態について、図1、図3、図4、図5、図7を用いて
説明する。
図3、図4、図5のカラートラップフィルター10、3
0、40、50の特性を、図7のように3.58MHz
付近の周波数成分を減衰させるようにする。
PAL方式の場合は、比較回路14、36、48、5
6、67の入力がカラートラップフィルター10、3
0、40、50を通ってきた信号が等しくなる。
は、比較回路14、36、48、56、67の入力がカ
ラートラップフィルター10、30、40、50を通っ
てきた信号が小さくなる。
は、入力が等しい場合PALと判断し、カラートラップ
フィルター10、30、40、50を通ってきた信号が
小さい場合、NTSCと判断する。
形態について、実施の形態1、2、3、4および図1、
図3、図4、図5、図8を用いて説明する。
図3、図4、図5のカラートラップフィルター10、3
0、40、50の特性を、図8のように4.43MHz
付近の周波数成分を減衰させ、3.58MHz付近の周
波数成分を増幅するようにする。
PAL方式の場合は、実施の形態1、2、3、4と同様
に、比較回路14、36、48、56の入力がカラート
ラップフィルター10、30、40、50を通ってきた
信号は小さくなる。
回路14、36、48、56の入力がカラートラップフ
ィルター10、30、40、50を通ってきた信号は増
幅され大きくなる。
力が大きい場合PALと判断し、カラートラップフィル
ター10、30、40、50を通ってきた信号が小さい
場合、NTSCと判断する。
10、30、40、50の特性を、4.43MHz付近
の周波数成分を減衰させ、3.58MHz付近の周波数
成分を増幅するようにすることにより、NTSC信号が
入力されたときの検出に対して、判断の基準の余裕がで
き、検出精度が向上する。
形態について、実施の形態6、実施の形態7および図
1、図3、図4、図5、図6、図9を用いて説明する。
1、図3、図4、図5、図6のカラートラップフィルタ
ー10、30、40、50、60の特性を、図9のよう
に3.58MHz付近の周波数成分を減衰させ、4.4
3MHz付近の周波数成分を増幅するようにする。
PAL方式の場合は、実施の形態1、2、3、4と同様
に、比較回路14、36、48、56、67の入力がカ
ラートラップフィルター10、30、40、50を通っ
てきた信号は大きくなる。
回路14、36、48、56、67の入力がカラートラ
ップフィルター10、30、40、50を通ってきた信
号は増幅され小さくなる。
は、入力が大きい場合NTSCと判断し、カラートラッ
プフィルター10、30、40、50を通ってきた信号
が小さい場合、NTSCと判断する。
10、30、40、50、60の特性を、4.43MH
z付近の周波数成分を減衰させ、3.58MHz付近の
周波数成分を増幅するようにすることにより、PAL信
号が入力されたときの検出に対して、判断の基準の余裕
ができ、検出精度が向上する。
って、1つの発振器で構成されたシステムで使用するこ
とが可能となる。
ー方式判別回路によって、1つの発振器で構成されたシ
ステムで使用することを可能とする。
の形態8におけるカラー方式判別回路を示すブロック図
形態3、実施の形態4及び実施の形態5におけるカラー
トラップフィルターの特性図
の形態8におけるカラー方式判別回路を示すブロック図
の形態8におけるカラー方式判別回路を示すブロック図
の形態8におけるカラー方式判別回路を示すブロック図
るカラー方式判別回路を示すブロック図
フィルターの特性図
フィルターの特性図
フィルターの特性図
ター 11、33、45 第1の最大値検出回路 12、34、46 第2の最大値検出回路 31、41、51、61 第1の絶対値回路 32、42、52、62 第2の絶対値回路 43 第1のLPF 44 第2のLPF 13、 35、47、55、66 微分回路 14、 36、48、56、67 比較回路 15、37、49、57、68 フリップフロップ 53、63 第1の累計回路 54、64 第2の累計回路 65 減算回路
Claims (10)
- 【請求項1】 クロマ信号の色副搬送波成分を減衰させ
るカラートラップフィルターに入力して色成分が減衰さ
れた信号と、入力のクロマ信号のカラーバースト部にお
ける交流信号成分の大きさを比較することにより、入力
されたクロマ信号の色副搬送波周波数を判別することを
特徴としたカラー方式判別回路。 - 【請求項2】 クロマ信号を入力し、所定の周波数成分
を減衰させるカラートラップフィルターと、前記カラー
トラップフィルターの出力とカラーバースト信号の位置
を示すアイデント信号を入力し、アイデント信号で示さ
れた期間の前記カラートラップフィルターの出力信号の
最大値を検出する第1の最大値検出回路と、前記クロマ
信号と前記アイデント信号を入力し、前記アイデント信
号で示された期間の前記クロマ信号の最大値を検出する
第2の最大値検出回路と、前記アイデント信号を入力
し、アイデント信号の最後を示すエッジを検出し、エッ
ジ信号を出力する微分回路と、前記第1の最大値検出回
路と第2の最大値検出回路の出力を入力し、両信号の大
きさを比較し比較結果を出力する比較回路と、前記比較
回路の出力と前記エッジ信号を入力し、前記エッジ信号
をトリガーにして前記比較回路の出力を記憶保持するフ
リップフリップを備えたことを特徴とするカラー方式判
別回路。 - 【請求項3】 クロマ信号を入力し、所定の周波数成分
を減衰させるカラートラップフィルターと、前記カラー
トラップフィルターを通過した前記クロマ信号の出力を
入力し、その絶対値処理を行う第1の絶対値回路と、前
記クロマ信号を入力し、その絶対値処理を行う第2の絶
対値回路と、前記第1の絶対値回路の出力とカラーバー
スト信号の位置を示すアイデント信号を入力し、アイデ
ント信号で示された期間の前記第1の絶対値回路の出力
信号の最大値を検出する第1の最大値検出回路と、前記
第2の絶対値回路の出力と前記アイデント信号を入力
し、前記アイデント信号で示された期間の前記第2の絶
対値回路の出力の最大値を検出する第2の最大値検出回
路と、前記アイデント信号を入力し、アイデント信号の
最後を示すエッジを検出し、エッジ信号を出力する微分
回路と、前記第1の最大値検出回路と第2の最大値検出
回路の出力を入力し、両信号の大きさを比較し比較結果
を出力する比較回路と、前記比較回路の出力と前記エッ
ジ信号を入力し、前記エッジ信号をトリガーにして前記
比較回路の出力を記憶保持するフリップフリップを備え
たことを特徴とするカラー方式判別回路。 - 【請求項4】 クロマ信号を入力し、所定の周波数成分
を減衰させるカラートラップフィルターと、前記カラー
トラップフィルターを通過した前記クロマ信号の出力を
入力し、その絶対値処理を行う第1の絶対値回路と、前
記クロマ信号を入力し、その絶対値処理を行う第2の絶
対値回路と、前記第1の絶対値回路の出力を入力し、高
周波成分を除去する第1のLPFと、前記第2の絶対値
回路の出力を入力し、高周波成分を除去する第2のLP
Fと、前記第1のLPFの出力とカラーバースト信号の
位置を示すアイデント信号を入力し、アイデント信号で
示された期間の前記第1のLPFの出力信号の最大値を
検出する第1の最大値検出回路と、前記第2のLPFの
出力と前記アイデント信号を入力し、前記アイデント信
号で示された期間の前記第2のLPFの出力の最大値を
検出する第2の最大値検出回路と、前記アイデント信号
を入力し、アイデント信号の最後を示すエッジを検出
し、エッジ信号を出力する微分回路と、前記第1の最大
値検出回路と第2の最大値検出回路の出力を入力し、両
信号の大きさを比較し比較結果を出力する比較回路と、
前記比較回路の出力と前記エッジ信号を入力し、前記エ
ッジ信号をトリガーにして前記比較回路の出力を記憶保
持するフリップフリップを備えたことを特徴とするカラ
ー方式判別回路。 - 【請求項5】 クロマ信号を入力し、所定の周波数成分
を減衰させるカラートラップフィルターと、前記カラー
トラップフィルターを通過した前記クロマ信号の出力を
入力し、その絶対値処理を行う第1の絶対値回路と、前
記クロマ信号を入力し、その絶対値処理を行う第2の絶
対値回路と、前記第1の絶対値回路の出力とカラーバー
スト信号の位置を示すアイデント信号を入力し、アイデ
ント信号で示された期間の前記第1の絶対値回路の出力
を累計加算する第1の累計回路と、前記アイデント信号
で示された期間の前記第2の絶対値回路の出力を累計加
算する第2の累計回路と、前記アイデント信号を入力
し、アイデント信号の最後を示すエッジを検出し、エッ
ジ信号を出力する微分回路と、前記第1の累計回路と第
2の累計回路の出力を入力し、両信号の大きさを比較し
比較結果を出力する比較回路と、前記比較回路の出力と
前記エッジ信号を入力し、前記エッジ信号をトリガーに
して前記比較回路の出力を記憶保持するフリップフリッ
プを備えたことを特徴とするカラー方式判別回路。 - 【請求項6】 クロマ信号を入力し、所定周波数付近の
周波数成分を減衰させ、所定周波数付近の周波数成分を
増幅させるカラートラップフィルターと、前記カラート
ラップフィルターを通過した前記クロマ信号の出力を入
力し、その絶対値処理を行う第1の絶対値回路と、前記
クロマ信号を入力し、その絶対値処理を行う第2の絶対
値回路と、前記第1の絶対値回路の出力とカラーバース
ト信号の位置を示すアイデント信号を入力し、アイデン
ト信号で示された期間の前記第1の絶対値回路の出力を
累計加算する第1の累計回路と、前記アイデント信号で
示された期間の前記第2の絶対値回路の出力を累計加算
する第2の累計回路と、前記第1累計回路の出力と減算
値を入力し、前記第1の累計回路の出力から減算値を引
き算する減算回路と、前記アイデント信号を入力し、ア
イデント信号の最後を示すエッジを検出し、エッジ信号
を出力する微分回路と、前記減算回路と第2の累計回路
の出力を入力し、両信号の大きさを比較し比較結果を出
力する比較回路と、前記比較回路の出力と前記エッジ信
号を入力し、前記エッジ信号をトリガーにして前記比較
回路の出力を記憶保持するフリップフリップを備えたこ
とを特徴とするカラー方式判別回路。 - 【請求項7】 カラートラップフィルターの特性を、
4.43MHz付近の周波数成分を減衰させるようにし
たことを特徴とする請求項2、3、4、5のいずれかに
記載のカラー方式判別回路。 - 【請求項8】 カラートラップフィルターの特性を、
3.58MHz付近の周波数成分を減衰させるようにし
たことを特徴とする請求項2、3、4、5のいずれかに
記載のカラー方式判別回路。 - 【請求項9】 カラートラップフィルターの特性を、
4.43MHz付近の周波数成分を減衰させ、3.58
MHz付近の周波数成分を増幅するようにしたことを特
徴とする請求項2、3,4,5、のいずれかに記載のカ
ラー方式判別回路。 - 【請求項10】 カラートラップフィルターの特性を、
3.58MH付近の周波数成分を減衰させ、4.43M
Hz付近の周波数成分を増幅するようにしたことを特徴
とする請求項2,3、4、5、6のいずれかに記載のカ
ラー方式判別回路。
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