JPH10173446A - 電力増幅器 - Google Patents
電力増幅器Info
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- JPH10173446A JPH10173446A JP8346522A JP34652296A JPH10173446A JP H10173446 A JPH10173446 A JP H10173446A JP 8346522 A JP8346522 A JP 8346522A JP 34652296 A JP34652296 A JP 34652296A JP H10173446 A JPH10173446 A JP H10173446A
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Abstract
により電力増幅部の出力制限電圧を変化させ、電力増幅
部の出力制限電圧値を負荷の種類に応じて適切に設定す
る。 【解決手段】 電力増幅部13の出力電圧と基準電圧と
を比較し、出力電圧が基準電圧以上になった時に入力信
号レベルを低下させる方向に入力信号制限部12を制御
する制御部15を有する電力増幅器において、負荷の大
きさに応じて電力増幅部13に供給される電流値を検出
する電流検出部16と、この電流検出部16の電流値に
応じて制御部15の基準電圧を複数段階に設定する基準
電圧設定部17を設ける構成にした。
Description
の電力増幅に使用される電力増幅器に関し、特に過大な
出力を防止する出力電圧制限機能を備えた電力増幅器に
関する。
力増幅器の構成を示している。同図において、電力増幅
器は、入力端子21に接続された入力信号制限部22、
入力信号制限部22によりレベル調整された入力信号を
電力増幅する電力増幅部23、電力増幅部23の出力端
に接続された出力端子24、電力増幅部23の出力電圧
を監視し、出力電圧が基準電圧以上になった時に入力信
号のレベルが低下するように入力信号制限部22を制御
する制御部25を備える。制御部25は基準電圧源26
と、この基準電圧源26の基準電圧と電力増幅部23の
出力電圧とを比較し、出力電圧が基準電圧以上になった
時に信号を出力する比較器27とから構成されている。
て、入力端子21から入力された入力信号は入力信号制
限部22によりレベル調整され、電力増幅部23により
電力増幅された後、出力端子24からスピーカ等の負荷
に出力される。
設定した基準電圧源26の基準電圧より大きくなると、
比較器27から信号が出力され、入力信号制限部22に
入力される。これに伴い入力信号制限部22は入力信号
のレベルを低下させる方向に調整する。これにより、入
力信号のレベルが低下すると電力増幅部23の出力電圧
も低下し、比較器27から信号が出力されなくなるた
め、入力信号の制限は解除される。つまり、電力増幅部
23の出力電圧が予め設定した基準電圧以上にならない
ように出力電圧を制限する。
増幅器における出力電圧検出部25は、電力増幅部23
の出力電圧のみを監視するものであるため、負荷の種類
に関わらず常に一定の出力電圧に制限されてしまう不具
合があった。
で、負荷に応じて電力増幅部に供給される電流値により
電力増幅部の出力制限電圧を変化させ、電力増幅部の出
力制限電圧値を負荷の種類に応じて適切に設定できる電
力増幅器を提供することを目的とする。
に本発明は、電力増幅部の出力電圧と基準電圧とを比較
し、出力電圧が基準電圧以上になった時に入力信号レベ
ルを低下させる方向に入力信号制限部を制御する制御部
を有する電力増幅器において、負荷に応じて前記電力増
幅部に供給される電流値を検出する電流検出部と、この
電流検出部の電流値に応じて制御部の基準電圧を複数段
階に設定する基準電圧設定部を設けたものである。
に応じて電力増幅部に供給される電流値により複数段階
に制限され、電力増幅部の出力制限電圧値を負荷の種類
に応じて適切に設定し得る。
は、入力信号のレベルを制限する入力信号制限部と、前
記入力信号制限部の出力信号を電力増幅して負荷に供給
する電力増幅部と、前記電力増幅部の出力電圧と基準電
圧とを比較し、出力電圧が基準電圧以上になった時に前
記入力信号レベルを低下させる方向に前記入力信号制限
部を制御する制御部を有する電力増幅器において、前記
負荷に応じて前記電力増幅部に供給される電流値を検出
する電流検出部と、前記電流検出部の電流値に応じて前
記制御部の基準電圧を複数段階に設定する基準電圧設定
部を設けたものであり、電力増幅部の出力制限電圧値
は、電力増幅部に供給される電流値に応じて制御部の基
準電圧を基準電圧設定部で設定することにより、電力増
幅部の出力電圧の制限値を変化させることができ、電力
増幅部の出力制限電圧を負荷の種類に応じて適切に対応
し得る。
圧設定部が、軽負荷時に制御部の基準電圧を高く設定
し、重負荷時に制御部の基準電圧を低く設定するもので
あり、電力増幅部の出力制限電圧を負荷の軽重に応じて
変化させ得る。
を参照して説明する。
増幅器の回路構成図である。同図において、電力増幅器
は、入力端子11に接続された入力信号制限部12、入
力信号制限部12によりレベル調整された入力信号を電
力増幅する電力増幅部13、電力増幅部13の出力端に
接続された出力端子14、電力増幅部13の出力電圧を
監視し、出力電圧が基準電圧以上になった時に入力信号
のレベルが低下するように入力信号制限部12を制御す
る制御部15を備えるほか、出力端子14に接続される
図示省略の負荷に応じて電力増幅部に供給される電流値
を検出する電流検出部16と、電流検出部16の電流値
に応じて制御部15の基準電圧を複数段階に設定する基
準電圧設定部17を更に備える。
間に直列に接続した抵抗18Aと一対の定電圧ダイオー
ド18B、18Cとからなる基準電圧源18と、この基
準電圧源18の定電圧ダイオード18B、18Cの電圧
を基準電圧として一方の入力とし、電力増幅部13の出
力電圧を他方の入力とする比較器19とから構成されて
いる。
電圧Vcc1に直列に接続した電流検出抵抗器16A
と、この電流検出抵抗器16Aの両端に発生する電圧を
ベースバイアスとする電流検出用トランジスタ16Bと
から構成されている。また、基準電圧設定部17は、コ
レクタ・エミッタ間を定電圧ダイオード18Cの両端に
接続した基準電圧切換用トランジスタ17Aを備え、こ
のトランジスタ17Aのベースは抵抗器17Bを介して
電流検出部16の電流検出用トランジスタ16Bのエミ
ッタに接続されている。
て、入力端子11から入力された入力信号は入力信号制
限部12によりレベル調整され、電力増幅部13により
電力増幅された後、出力端子14からスピーカ等の負荷
に出力される。
軽負荷の場合は、電力増幅部13に供給される電源電流
が小さいため、電流検出部16の電流検出抵抗器16A
の両端に発生する電圧は小さく、電流検出用トランジス
タ16Bのベース電位に達しない。このため、電流検出
用トランジスタ16Bはオフ状態に保持され、基準電圧
設定部17の基準電圧切換用トランジスタ17Aもオフ
状態に保持される。この結果、制御部15の定電圧ダイ
オード18B、18Cは直列接続となり、その直列相当
の基準電圧Vz1が比較器19の一方の入力端に印加さ
れることになる。かかる状態で、入力信号のレベルが上
昇していくと、電力増幅部13の出力電圧も上昇する。
この出力電圧は比較器19の他方の入力端に印加される
ため、比較器19では電力増幅部13の出力電圧と基準
電圧Vz1とを比較する。
電圧Vz1より大きくなると、比較器19から信号が出
力され、入力信号制限部12に入力される。これに伴い
入力信号制限部12は入力信号のレベルを低下させる方
向に動作する。これにより、入力信号のレベルが低下す
ると電力増幅部13の出力電圧も低下し、比較器19か
ら信号が出力されなくなるため、入力信号の制限は解除
される。以降は上記の動作の繰り返しとなる。つまり、
電力増幅部13の出力電圧が基準電圧Vz01以上にな
らないように出力電圧を制限する。
負荷の場合は、電力増幅部13に供給される電源電流が
大きくなるため、電流検出部16の電流検出抵抗器16
Aの両端に発生する電圧は大きくなり、電流検出用トラ
ンジスタ16Bのベース電位に達する。このため、電流
検出用トランジスタ16Bはオンし、同時に基準電圧設
定部17の基準電圧切換用トランジスタ17Aもオンさ
れる。この結果、制御部15の定電圧ダイオード18C
は短絡され、定電圧ダイオード18Bのみに相当する基
準電圧Vz2(Vz2<Vz1)が比較器19の一方の
入力端に印加されることになる。かかる状態で、入力信
号のレベルが上昇していくと、電力増幅部13の出力電
圧も上昇する。この出力電圧は比較器19の他方の入力
端に印加されるため、比較器19では電力増幅部13の
出力電圧と基準電圧Vz2とを比較する。
電圧Vz2より大きくなると、比較器19から信号が出
力され、入力信号制限部12に入力される。これに伴い
入力信号制限部12は入力信号のレベルを低下させる方
向に動作する。これにより、入力信号のレベルが低下す
ると電力増幅部13の出力電圧も低下し、比較器19か
ら信号が出力されなくなるため、入力信号の制限は解除
される。以降は上記の動作の繰り返しとなる。つまり、
電力増幅部13の出力電圧が基準電圧Vz2以上になら
ないように出力電圧を制限する。
応じて電力増幅部13に供給される電流値により電力増
幅部13の出力制限電圧を変化させることができるた
め、電力増幅部13の出力制限電圧値を負荷の種類に応
じて適切に設定することができる。
て電力増幅部13に供給される電流値の大きさにより電
力増幅部13の出力制限電圧を2通りに変化させる場合
について説明したが、本発明はこれに限定されず、3通
り以上変化させてもよい。この場合、制御部15の定電
圧ダイオードの数を3個以上にするとともに、電流検出
部16のトランジスタ及び基準電圧設定部17のトラン
ジスタを3組以上設けることで可能になる。
きさに応じて電力増幅部に供給される電流値により電力
増幅部の出力制限電圧を変化させることができるため、
電力増幅部の出力制限電圧値を負荷の種類に応じて適切
に設定することができるという効果を有する。
を示す回路図
図
Claims (2)
- 【請求項1】 入力信号のレベルを制限する入力信号制
限部と、前記入力信号制限部の出力信号を電力増幅して
負荷に供給する電力増幅部と、前記電力増幅部の出力電
圧と基準電圧とを比較し、出力電圧が基準電圧以上にな
った時に前記入力信号レベルを低下させる方向に前記入
力信号制限部を制御する制御部を有する電力増幅器であ
って、前記負荷に応じて前記電力増幅部に供給される電
流値を検出する電流検出部と、前記電流検出部の電流値
に応じて前記制御部の基準電圧を複数段階に設定する基
準電圧設定部を設けたことを特徴とする電力増幅器。 - 【請求項2】 基準電圧設定部は、軽負荷時に制御部の
基準電圧を高く設定し、重負荷時に制御部の基準電圧を
低く設定する構成になっていることを特徴とする請求項
1記載の電力増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8346522A JPH10173446A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 電力増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8346522A JPH10173446A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 電力増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10173446A true JPH10173446A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18384000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8346522A Pending JPH10173446A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 電力増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10173446A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1332506C (zh) * | 2002-12-27 | 2007-08-15 | 雅马哈株式会社 | 放大电路 |
JP2009159433A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Yamaha Corp | 音響信号増幅装置 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP8346522A patent/JPH10173446A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1332506C (zh) * | 2002-12-27 | 2007-08-15 | 雅马哈株式会社 | 放大电路 |
JP2009159433A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Yamaha Corp | 音響信号増幅装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040701 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |