JPH10172811A - チップバリスタ - Google Patents
チップバリスタInfo
- Publication number
- JPH10172811A JPH10172811A JP33052896A JP33052896A JPH10172811A JP H10172811 A JPH10172811 A JP H10172811A JP 33052896 A JP33052896 A JP 33052896A JP 33052896 A JP33052896 A JP 33052896A JP H10172811 A JPH10172811 A JP H10172811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- narrow width
- parts
- excessive
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C1/00—Details
- H01C1/14—Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/10—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
- H01C7/12—Overvoltage protection resistors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/13—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material current responsive
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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- Electromagnetism (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はチップバリスタにおいて、安全性を
高めるものである。 【解決手段】 そしてこの目的を達成するために本発明
は電極板9a,9bの引出部に、幅が0.1〜0.6mm
の幅狭部10a,10bを形成したものである。
高めるものである。 【解決手段】 そしてこの目的を達成するために本発明
は電極板9a,9bの引出部に、幅が0.1〜0.6mm
の幅狭部10a,10bを形成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子及び電子
機器を雷サージ電圧などの異常高電圧から保護するため
のチップバリスタに関するものである。
機器を雷サージ電圧などの異常高電圧から保護するため
のチップバリスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の多機能化に伴い、家電
機器、情報通信機器、産業機器分野などにおいて電子化
が推進されつつある。この電子化に用いられる半導体素
子などは、優れた機能をもつ反面、雷サージ電圧などの
パルス状異常電圧に対してきわめて敏感であり、そのた
め電子機器の誤動作を招いたり、または破壊に至る場合
も少なくない。そのため、電子機器の信頼性確保の観点
からも、これら半導体素子のサージ電圧対策はきわめて
重要である。
機器、情報通信機器、産業機器分野などにおいて電子化
が推進されつつある。この電子化に用いられる半導体素
子などは、優れた機能をもつ反面、雷サージ電圧などの
パルス状異常電圧に対してきわめて敏感であり、そのた
め電子機器の誤動作を招いたり、または破壊に至る場合
も少なくない。そのため、電子機器の信頼性確保の観点
からも、これら半導体素子のサージ電圧対策はきわめて
重要である。
【0003】従来、この種のサージ電圧対策にはチップ
バリスタが用いられており、図2(a),(b)に示す
ような構成であった。図2(a)は平面図、同図(b)
は同図(a)のイ,ロの断面図である。図2において、
1は板状をなしたるバリスタ素子で、一般に酸化亜鉛ま
たはチタン酸ストロンチウムなどを主原料とするセラミ
ックスであり、2a,2bはバリスタ素子1の表裏に設
けられた電極で、通常銀ペーストを500〜900℃の
温度で焼付けて形成される。3a,3bは外部端子とな
る電極板4a,4bと電極2a,2bを接合する接合材
で、一般にペースト半田、導電性接着剤などが用いられ
る。このように構成されたチップバリスタは、電極板4
a,4bを外部端子として引出し、その他の部分にモー
ルド樹脂5を施し、さらに電極板4a,4bの引出部を
下方に折曲してチップ形状とし、各種電子回路に用いら
れている。
バリスタが用いられており、図2(a),(b)に示す
ような構成であった。図2(a)は平面図、同図(b)
は同図(a)のイ,ロの断面図である。図2において、
1は板状をなしたるバリスタ素子で、一般に酸化亜鉛ま
たはチタン酸ストロンチウムなどを主原料とするセラミ
ックスであり、2a,2bはバリスタ素子1の表裏に設
けられた電極で、通常銀ペーストを500〜900℃の
温度で焼付けて形成される。3a,3bは外部端子とな
る電極板4a,4bと電極2a,2bを接合する接合材
で、一般にペースト半田、導電性接着剤などが用いられ
る。このように構成されたチップバリスタは、電極板4
a,4bを外部端子として引出し、その他の部分にモー
ルド樹脂5を施し、さらに電極板4a,4bの引出部を
下方に折曲してチップ形状とし、各種電子回路に用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のチ
ップバリスタは次に示す問題を有していた。すなわち、
電極2a,2bと電極板4a,4bがそれぞれ面で接合
されている。さらに電極板4a,4bの幅が数mmの幅で
最終端まで同一寸法となっており、電極板4a,4bを
電流ヒューズとして機能させることは不可能である。
ップバリスタは次に示す問題を有していた。すなわち、
電極2a,2bと電極板4a,4bがそれぞれ面で接合
されている。さらに電極板4a,4bの幅が数mmの幅で
最終端まで同一寸法となっており、電極板4a,4bを
電流ヒューズとして機能させることは不可能である。
【0005】したがって、プリント基板上に実装された
チップバリスタに保証値をはるかに超えたサージ電流が
流れたり、誤使用による保証回路電圧以上の回路電圧を
印加した場合、バリスタの特性劣化をひきおこすという
問題があった。
チップバリスタに保証値をはるかに超えたサージ電流が
流れたり、誤使用による保証回路電圧以上の回路電圧を
印加した場合、バリスタの特性劣化をひきおこすという
問題があった。
【0006】本発明はこのような課題を解決しようとす
るもので、過大サージ電流、過大回路電圧が印加された
場合でも、安全側に動作させるものである。
るもので、過大サージ電流、過大回路電圧が印加された
場合でも、安全側に動作させるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、電極に接合する電極板の引出部に1個以上
の幅狭部を設け、前記幅狭部の幅を0.1〜0.6mmに
形成したものである。
に本発明は、電極に接合する電極板の引出部に1個以上
の幅狭部を設け、前記幅狭部の幅を0.1〜0.6mmに
形成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の発明は、過大
サージ電流、過大回路電圧が印加された場合幅狭部が溶
断して、安全側に動作する。
サージ電流、過大回路電圧が印加された場合幅狭部が溶
断して、安全側に動作する。
【0009】図1(a)は本発明の一実施形態によるチ
ップバリスタ平面図であり、図1(b)は同図(a)の
イ,ロの断面図である。
ップバリスタ平面図であり、図1(b)は同図(a)の
イ,ロの断面図である。
【0010】図1において、6は酸化亜鉛などを主原料
とする角板状のバリスタ素子、7a,7bはバリスタ素
子6の表裏に銀ペーストの焼付けなどによって形成され
た電極、8a,8bは外部端子となる電極板9a,9b
と電極7a,7bとを接合する接合材で、半田あるいは
導電性接着剤である。10a,10bは電極7a,7b
に接合する電極板9a,9bの引出部分に設けられた幅
狭部である。このように構成されたチップバリスタは、
電極板9a,9bを外部端子として、その他の部分にモ
ールド樹脂11を施して、チップ形状としている。幅狭
部10a,10bの幅を0.1〜0.6mmとして電流ヒ
ューズとした場合の溶断特性を(表1)に、サージ耐量
特性を(表2)に示す。
とする角板状のバリスタ素子、7a,7bはバリスタ素
子6の表裏に銀ペーストの焼付けなどによって形成され
た電極、8a,8bは外部端子となる電極板9a,9b
と電極7a,7bとを接合する接合材で、半田あるいは
導電性接着剤である。10a,10bは電極7a,7b
に接合する電極板9a,9bの引出部分に設けられた幅
狭部である。このように構成されたチップバリスタは、
電極板9a,9bを外部端子として、その他の部分にモ
ールド樹脂11を施して、チップ形状としている。幅狭
部10a,10bの幅を0.1〜0.6mmとして電流ヒ
ューズとした場合の溶断特性を(表1)に、サージ耐量
特性を(表2)に示す。
【0011】電極板9a,9bの幅狭部10a,10b
の幅を0.1〜0.6mmの範囲で任意に設定することに
より所定の電流ヒューズを形成することが可能となる。
の幅を0.1〜0.6mmの範囲で任意に設定することに
より所定の電流ヒューズを形成することが可能となる。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】ここで用いた電極板9a,9bはステンレ
スで、0.1mm厚のものを使用した。
スで、0.1mm厚のものを使用した。
【0015】なお、本実施形態では、電極板9a,9b
の材質をステンレス、材質厚みを0.1mmとしたが、ニ
ッケル、ニッケル−鉄、ニッケル−銅などの他の材質で
もよく、また、材質厚みは溶断電流の設定のために他の
厚みを用いてもよい。
の材質をステンレス、材質厚みを0.1mmとしたが、ニ
ッケル、ニッケル−鉄、ニッケル−銅などの他の材質で
もよく、また、材質厚みは溶断電流の設定のために他の
厚みを用いてもよい。
【0016】なお電極板9a,9bの幅狭部10a,1
0bの幅を0.1〜0.6mmとした理由は、チップバリ
スタに過大サージ電流、過大回路電圧が印加された場
合、安全側に動作するように設定できることと、さらに
幅狭部10a,10bの加工が比較的容易に安価にでき
る寸法であるためである。
0bの幅を0.1〜0.6mmとした理由は、チップバリ
スタに過大サージ電流、過大回路電圧が印加された場
合、安全側に動作するように設定できることと、さらに
幅狭部10a,10bの加工が比較的容易に安価にでき
る寸法であるためである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電極に接
合する電極板の引出部に1個以上の幅狭部を設け、この
幅狭部の幅を0.1〜0.6mmに形成することによっ
て、プリント基板に実装されたチップバリスタに保証値
をはるかに超えたサージ電流が流れたり、誤使用による
保証回路電圧以上の回路電圧を印加した場合、電極板の
幅狭部が所定の電流ヒューズとして機能して、チップバ
リスタをオープンにする安全側に動作するものとなる。
さらに、付加的な部品を使用することなく電流ヒューズ
機構を具備したチップバリスタを作成可能にするため、
安価なものを提供できるという効果も有している。
合する電極板の引出部に1個以上の幅狭部を設け、この
幅狭部の幅を0.1〜0.6mmに形成することによっ
て、プリント基板に実装されたチップバリスタに保証値
をはるかに超えたサージ電流が流れたり、誤使用による
保証回路電圧以上の回路電圧を印加した場合、電極板の
幅狭部が所定の電流ヒューズとして機能して、チップバ
リスタをオープンにする安全側に動作するものとなる。
さらに、付加的な部品を使用することなく電流ヒューズ
機構を具備したチップバリスタを作成可能にするため、
安価なものを提供できるという効果も有している。
【図1】(a)は本発明の一実施形態によるチップバリ
スタの平面図 (b)は同図(a)のイ,ロの断面図
スタの平面図 (b)は同図(a)のイ,ロの断面図
【図2】(a)は従来のチップバリスタの平面図 (b)は同図(a)のイ,ロの断面図
6 バリスタ素子 7a,7b 電極 8a,8b 接合材 9a,9b 電極板 10a,10b 幅狭部 11 モールド樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 表裏に電極を有するバリスタ素子の前記
電極にそれぞれ接合材を用いて接合される電極板の引出
部に、幅狭部を1個以上設け、前記幅狭部の幅を0.1
〜0.6mmとしたことを特徴とするチップバリスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33052896A JPH10172811A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | チップバリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33052896A JPH10172811A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | チップバリスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10172811A true JPH10172811A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18233650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33052896A Pending JPH10172811A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | チップバリスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10172811A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008283060A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Otowa Denki Kogyo Kk | 電源用spd |
JP2015185843A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 贊棋 陳 | サージ防護装置 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP33052896A patent/JPH10172811A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008283060A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Otowa Denki Kogyo Kk | 電源用spd |
JP2015185843A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 贊棋 陳 | サージ防護装置 |
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