JPH10171545A - 定電圧回路 - Google Patents
定電圧回路Info
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- JPH10171545A JPH10171545A JP8331021A JP33102196A JPH10171545A JP H10171545 A JPH10171545 A JP H10171545A JP 8331021 A JP8331021 A JP 8331021A JP 33102196 A JP33102196 A JP 33102196A JP H10171545 A JPH10171545 A JP H10171545A
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- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
- G05F3/00—Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
- G05F3/02—Regulating voltage or current
- G05F3/08—Regulating voltage or current wherein the variable is dc
- G05F3/10—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
- G05F3/16—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
- G05F3/20—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
- G05F3/30—Regulators using the difference between the base-emitter voltages of two bipolar transistors operating at different current densities
Abstract
路において、低電圧でも安定して起動する。 【解決手段】 電界効果トランジスタQ1のソース又は
ドレインに抵抗R2、R1の順に直列に接続する。更に
そのソース又はドレインに抵抗R3とダイオードD2の
順に直列となるように接続する。抵抗R1、R2の接続
中点と、抵抗R3とダイオードD2の接続中点との電圧
を比較する比較手段1を設ける。比較手段1より出力さ
れる比較結果を電界効果トランジスタQ1のゲートに印
加する。そして、起動電流I3を流す起動回路R4を前
記トランジスタQ1の前記ソース又はドレインに接続す
る。
Description
特に電界効果トランジスタを用いた定電圧回路に関す
る。
定電圧回路を図4に示す。トランジスタQ17とQ18
によりカレントミラー回路が構成されており、トランジ
スタQ18のエミッタ側に抵抗R6が接続される。トラ
ンジスタQ17のベース・エミッタ間の電圧をVF17
とし、トランジスタQ18のベース・エミッタ間の電圧
をVF18とする。例えば、トランジスタQ17の能力
が1倍で、トランジスタQ18の能力が10倍である。
定常状態では、トランジスタQ17を流れる電流I6
と、トランジスタQ18を流れる電流I7の大きさが等
しくなるように抵抗R6を設定する。抵抗R6に与えら
れる電圧は次式で表される。
数、T:絶対温度、q:電子の電荷量)である。また、
ISはトランジスタQ17の飽和電流である。これによ
り、抵抗R6に流れる電流I7’は近似的に次式で表さ
れる。
倍であるとき、電流I7と同じ大きさの電流I8が抵抗
R7及びダイオードD5に流れる。ダイオードD5の順
方向電圧をVF5で表すと、電圧Voutは次式で表さ
れる。
ンジスタQ17とQ18の能力の比で決定される。尚、
起動回路16は起動時にトランジスタQ17、Q18を
オンするために電流を供給する回路である。
来の定電圧回路はバイポーラトランジスタで構成されて
おり、電界効果トランジスタで同じ回路を構成すること
ができなかった。
効果トランジスタで構成された定電圧回路を提供するこ
とを目的とする。
に、本発明の第1の構成では、電界効果トランジスタの
ソース又はドレインに第1の抵抗及び第2の抵抗を直列
に接続し、前記ソース又はドレインに更に第3の抵抗及
びダイオードを直列となるように接続し、前記第1及び
第2の抵抗の接続中点と、前記第3の抵抗と前記ダイオ
ードの接続中点との電圧を比較する比較手段を設け、前
記比較手段より出力される比較結果を前記電界効果トラ
ンジスタのゲートに印加するとともに、起動電流を流す
起動回路を前記ソース又はドレインに接続している。
電流が定電圧回路に流れる。起動時のようにトランジス
タがオフしている場合、この起動電流により比較手段に
オフセットが与えられる。このオフセットをコンパレー
タ等の比較手段で比較し、比較結果をトランジスタのゲ
ートに印加する。これにより、トランジスタがオンす
る。一旦トランジスタがオンすると、定電圧回路は帰還
制御により定電圧を出力する。
トランジスタのソース又はドレインに第1の抵抗及び第
2の抵抗を直列に接続し、前記ソース又はドレインに更
に第3の抵抗及びダイオードを直列となるように接続
し、前記第1及び第2の抵抗の接続中点と、前記第3の
抵抗と前記ダイオードの接続中点との電圧を比較する比
較手段を設け、前記比較手段より出力される比較結果を
前記電界効果トランジスタのゲートに印加するととも
に、前記比較手段の出力側にプリドライバ回路を設け、
定電圧回路に印加する電源電圧が所定の電圧以下のとき
に、前記プリドライバ回路で前記電界効果トランジスタ
をオンさせるようにしている。
電源電圧が低いとき、定電圧回路は例えばプリドライバ
回路の能力バランスによって電解効果トランジスタをオ
ンさせる。これにより、帰還制御が正常に行われるよう
になるので定電圧回路の動作が不安定になりにくい。
1を用いて説明する。図1は本実施形態の定電圧回路の
回路図である。nチャネル型のMOS(metal-oxide-se
miconductor)電界効果トランジスタQ1により、後述
するように電圧Voutが一定に保持される。トランジ
スタQ1のソース側から順に抵抗R2及び抵抗R1とダ
イオードD1が直列に接続される。更に並列にトランジ
スタQ1のソース側に抵抗R3及びダイオードD2が直
列となるように接続される。
3とダイオードD2との接続点は、それぞれコンパレー
タ回路1の反転入力(−)及び非反転入力(+)にそれ
ぞれ接続されている。また、ダイオードD1及びD2は
ダイオード構成に接続されたトランジスタにより形成さ
れている。
Voutが定電圧回路より出力したい設定値であるとき
に、電流I1とI2が等しくなるように抵抗R1が設定
されている。そのとき、コンパレータ回路1の反転入力
(−)の電圧VAと非反転入力(+)の電圧VBが等しく
なる。コンパレータ回路1で電圧VAとVBを比較した結
果をプリドライバ回路2でトランジスタQ1のゲートに
印加することにより、帰還制御する。
し、ダイオードD2の順方向電圧をVF2とする。例え
ば、ダイオードD1の能力がダイオードD2の能力の1
0倍であれば、抵抗R1の両端に与えられる電圧は次式
で与えられる。
次式で表される。
utは次式で表される。
1及びD2の能力の比と、抵抗R1、R2の比によって
決定される。尚、ダイオードD1とD2の能力は電圧V
outの設定値に応じて適当に設定することができる。
合、電流I1及びI2が小さくなる。順方向電圧VF1
及びVF2は電流の変化に対して変動が小さく、一方、
抵抗R1による電圧降下は電流I1に比例するため、電
圧VAがVBよりも低くなる。これにより、コンパレータ
回路1はハイレベル側に比較結果を出力し、プリドライ
バ回路2によりトランジスタQ1を更にオンする。これ
により、電圧Voutが設定値に保持される。電圧Vo
utが設定値よりも高くなった場合においても、同様に
帰還制御により設定値に保持される。
動回路17がない場合、電源電圧Vddが初めて印加さ
れた起動時にトランジスタQ1がオフしたままになるこ
とがあり、このような場合には電圧Voutは不定とな
る。
流すことによってトランジスタQ1がオフ状態でも電圧
VAがVBよりも小さくなるように、オフセットが与えら
れる。コンパレータ回路1でこのオフセットを比較する
ことにより、トランジスタQ1をオンする。これによ
り、電圧Voutが設定値に保持される。ところで、起
動電流I3が余りにも大きいと、帰還制御を行っても電
圧VAがVBに対して高くなったままの状態となってしま
う。そのため、起動電流I3は次式のように制限され
る。 I3<2×I1(但し、I1は定常状態での電流であ
る)
環境においても、定電圧回路の動作が安定する。
D/Aコンバータや電圧を検出して出力がセットかリセ
ットかを決めるリセットIC(integrated circuit)等
のICに本実施形態の定電圧回路を利用することができ
る。
Sトランジスタに変更した場合、pチャネル型のMOS
トランジスタについてのソースをVddに接続し、ドレ
インを抵抗R2の側に接続するとともにコンパレータ回
路1の反転入力(−)にVBを印加し、非反転入力
(+)にVAを印加するようにする。
態について図2を用いて説明する。図2はMOSで構成
した定電圧回路の回路図であり、上記第1の実施形態
(図1)と以下に説明する部分以外は同様の構成となっ
ている。定電圧回路は電源電圧Vddとグランドレベル
Vssが与えられることによりトランジスタQ2を帰還
制御して設定された電圧Voutを出力する。
ンジスタを直列接続して抵抗値を数百kΩとする。起動
回路12に直接抵抗を設けるよりもトランジスタのオン
抵抗を用いた抵抗を設ける方が面積が小さくなる。起動
回路12により起動電流I4が流される。抵抗部15は
トランジスタQ2のソース側に接続されており、抵抗図
1において抵抗R2とR3に対応するものである。
分けられ、一方の電流I5は抵抗R5とダイオードD3
に流れ、他方の電流I6はダイオードD4に流れる。ダ
イオードD3及びD4はダイオード構成に接続されたト
ランジスタにより形成されている。
Q8、Q9から成る差動増幅回路であり、抵抗部15と
抵抗R5の接続点の電圧VCと、抵抗部15とダイオー
ドD4の接続点の電圧VDを比較する。この差動増幅回
路を動作させるため、電源電圧Vdd側にトランジスタ
Q3と、グランドレベルVss側にトランジスタQ5、
Q6から成るカレントミラー回路が設けられている。ト
ランジスタQ9のソース側からプリドライバ回路11に
信号が送られる。コンデンサ部13は帰還制御による発
振を防止するために設けられている。また、コンデンサ
部13にコンデンサを1つだけ設けてもよい。
Q4とQ7を用いてコンパレータ回路10からの信号に
よりトランジスタQ2を制御する。トランジスタQ13
はダイオードの役割を担っている。プリドライバ回路1
1はトランジスタQ2を帰還制御することにより電圧V
outを設定値に保持する。尚、トランジスタQ10は
トランジスタQ3、Q4を駆動するために設けられてお
り、抵抗部14を介してグランドレベルVssに接続さ
れる。
い場合、起動回路12がないと正常な帰還制御が行われ
ないが、起動回路12からの起動電流I4により抵抗部
15を介してダイオードD3、D4にそれぞれ電流I
5、I6が流れる。そして、コンパレータ回路10を構
成するトランジスタQ8及びQ9の各ゲートに電圧VC
とVDの電圧が与えられ、比較されることにより、正常
な動作を開始できるようになっている。
ドD4の能力の10倍であるとすると、電流I5は上記
第1の実施形態と同様に次式のように表される。
記第1の実施形態の場合と同様に次式で表される。 I4<2×I5
す。図3は電圧Voutを1.2Vに設定したときの電
源電圧Vddと電圧Voutの特性図である。電源電圧
Vddが0Vから2V程度まで増大するに従って電圧V
outは直線的に増加する。更に、電源電圧Vddが増
大すると、電圧Voutは設定値に保持される。
ても安定して動作し、2V程度の低い電源電圧Vddの
ときから設定した電圧の出力ができるようになってい
る。尚、起動回路12には単一のMOSトランジスタや
抵抗素子によって形成してもよい。また、抵抗14はM
OSトランジスタによるオン抵抗を用いても構わない
し、バイアス回路20は他の構成であっても構わない。
には、電源電圧Vddが低電圧の領域ではノイズ等によ
りトランジスタQ2がオンしなければ帰還制御が行われ
ないので動作が不安定となる。例えば、電源電圧Vdd
が0Vから3Vまで電圧Voutは不定のままで、電源
電圧Vddが3Vになったときに電圧Voutが急に設
定値となるような特性を示す。
態について図2を用いて説明する。本実施形態は回路の
簡略化のため起動回路12を省略するとともにプリドラ
イバ回路11のトランジスタ能力を上記第2の実施形態
とは異なった設定とした構成である。このような構成で
は、起動時のようにトランジスタQ2がオンしていない
場合、電圧VCとVDは等しくなる場合が多い。トランジ
スタQ3から電流Iが送られると、トランジスタQ5及
びQ6を通過する電流はそれぞれI/2となる。
力をそれぞれQ3、Q4、Q6、Q7で表し、トランジ
スタQ3を流れる電流がトランジスタQ6、Q7を流れ
る電流の2倍であることを考慮しながら、トランジスタ
Q3、Q4、Q6、Q7に次式の条件を満たすように能
力比を設定する。
ランジスタQ4の能力が大きくなるように設定すれば、
トランジスタQ2のゲート電圧VEが起動時でも高くす
ることができるようになる。これにより、トランジスタ
Q2がオンするので、正常な帰還制御に推移しやすくな
る。このように、起動回路12を設けなくても、比較的
低い電源電圧から動作を安定させることができる。尚、
その他の部分については上記第2の実施形態と同様であ
るので、説明を省略する。
定に動作する定電圧回路を実現する。特に、起動時のよ
うに低電源電圧時においても動作させたいMOSICの
基準電圧源としても使用することができる。
いるため回路が簡略化されているが、例えばプリドライ
バ回路の能力バランスにより安定した動作に推移しやす
くなっている。
Claims (2)
- 【請求項1】 電界効果トランジスタのソース又はドレ
インに第1の抵抗及び第2の抵抗を直列に接続し、前記
ソース又はドレインに更に第3の抵抗及びダイオードを
直列となるように接続し、前記第1及び第2の抵抗の接
続中点と、前記第3の抵抗と前記ダイオードの接続中点
との電圧を比較する比較手段を設け、前記比較手段より
出力される比較結果を前記電界効果トランジスタのゲー
トに印加するとともに、起動電流を流す起動回路を前記
ソース又はドレインに接続したことを特徴とする定電圧
回路。 - 【請求項2】 電界効果トランジスタのソース又はドレ
インに第1の抵抗及び第2の抵抗を直列に接続し、前記
ソース又はドレインに更に第3の抵抗及びダイオードを
直列となるように接続し、前記第1及び第2の抵抗の接
続中点と、前記第3の抵抗と前記ダイオードの接続中点
との電圧を比較する比較手段を設け、前記比較手段より
出力される比較結果を前記電界効果トランジスタのゲー
トに印加するとともに、前記比較手段の出力側にプリド
ライバ回路を設け、定電圧回路に印加する電源電圧が所
定の電圧以下のときに、前記プリドライバ回路で前記電
界効果トランジスタをオンさせるようにしたことを特徴
とする定電圧回路。
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