JPH10171035A - 画像再生方法 - Google Patents

画像再生方法

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JPH10171035A
JPH10171035A JP33544496A JP33544496A JPH10171035A JP H10171035 A JPH10171035 A JP H10171035A JP 33544496 A JP33544496 A JP 33544496A JP 33544496 A JP33544496 A JP 33544496A JP H10171035 A JPH10171035 A JP H10171035A
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film
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JP33544496A
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Inventor
Shinji Ito
藤 伸 二 伊
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルムに撮影された画像を光電的に読み取り
可視像として再生すると共に、あらかじめ入力された、
撮影日時等の文字も記録することができ、かつ、撮影画
像と文字画像の天地を自動的に一致させ、良好なプリン
トを安定して出力することができる画像再生方法を提供
する。 【解決手段】フィルムの磁気記録媒体の磁気情報あるい
は所定の入力手段による入力によって、画像の天地を判
別し、かつ、あらかじめ入力された前記画像の文字情報
から文字画像を生成して、フィルムの画像と前記文字画
像とが互いに正像になるように両者を合成して可視像と
して再生する画像を生成し、この合成画像を可視像とし
て再生することにより、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を光電的
に読み取り、この画像が再生されたプリントを出力す
る、デジタルの画像再生の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィル
ムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する、
いわゆる直接露光によって行われている。
【0003】これに対し、近年では、デジタル露光を利
用する焼付装置、すなわち、フィルムに記録された画像
を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号
とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像データ
とし、この画像データに応じて変調した記録光によって
感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録し、プリン
ト(写真)とするデジタルフォトプリンタが実用化され
た。
【0004】デジタルフォトプリンタでは、フィルムを
光電的に読み取り、信号処理によって色濃度補正等が行
われて露光条件が決定される。従って、露光時のオペレ
ータによる露光条件の決定等が不要で、1画像当たりの
露光にかかる時間は短時間であり、また、露光時間も画
像サイズに応じて一定であるため、従来の面露光に比し
て迅速な焼き付を行うことができる。しかも、複数画像
の合成や画像分割等のプリント画像の編集や、色/濃度
調整、輪郭強調等の各種の画像処理も自由に行うことが
でき、用途に応じて自由に処理したプリントを出力でき
る。また、プリントの画像は、画像データとして扱われ
るので、画像データをコンピュータ等に供給することが
でき、また、フロッピーディスク等の記録媒体に保存し
ておくこともできる。さらに、デジタルフォトプリンタ
によれば、従来の直接露光によるプリントに比して、分
解能、色/濃度再生性等、画質的にも優れた、プリント
が出力可能である。
【0005】このようなデジタルフォトプリンタは、基
本的に、フィルムに記録された画像を光電的に読み取る
スキャナ(画像読取装置)、読み取った画像を画像処理
して画像記録の露光条件を決定する画像処理(セットア
ップ)装置、および決定された露光条件に従って感光材
料を走査露光して現像処理を施すプリンタ(画像記録装
置)より構成される。
【0006】スキャナでは、光源から射出された読取光
をフィルムに入射して、フィルムに撮影された画像を担
持する投影光を得て、この投影光を結像レンズによって
CCDセンサ等のイメージセンサに結像して光電変換す
ることにより画像を読み取り、必要に応じて各種の画像
処理を施した後に、フィルムの画像データ(画像データ
信号)として画像処理装置に送る。画像処理装置は、プ
レスキャンの画像データから画像処理条件を設定して、
設定した条件に応じた画像処理を本スキャンの画像デー
タに施し、画像記録のための出力画像データ(露光条
件)としてプリンタに送る。プリンタでは、例えば、光
ビーム走査露光を利用する装置であれば、画像処理装置
から送られた画像データに応じて光ビームを変調して、
この光ビームを主走査方向に偏向すると共に、主走査方
向と直交する副走査方向に感光材料を搬送することによ
り、画像を担持する光ビームによって感光材料を露光
(焼付け)して潜像を形成し、次いで、感光材料に応じ
た現像処理等を施して、フィルムに撮影された画像が再
生されたプリントとして出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近ごろ発表
された新写真システム(Advanced Photo System) では、
プリントの表面(画像面)および裏面の任意の面(両面
でも可)に、画像の撮影日時やタイトル等の文字を記録
することができる。この文字の情報は、例えば、新写真
システムのフィルムが有する磁気記録媒体に記録されて
おり、ラボ店等における焼付時に読み取られ、表面に記
録する場合には、フィルムに撮影された画像と共に焼付
(露光)が行われ、画像と共に記録される。他方、裏面
への記録は、ドットインパクトプリンタやインクジェッ
トプリンタ等によって、いわゆるバックプリントとして
記録される。
【0008】従来の直接露光によるフォトプリンタで
は、プリント表面への文字の記録は、例えば、文字を表
示する液晶パネル等を用い、投影によるフィルム画像の
焼付と同時、あるいはその前後に、液晶パネルに文字を
表示して、その投影光で画像面に文字を焼き付ける。他
方、デジタルフォトプリンタでは、画像データ処理によ
って、文字の画像データを生成し、フィルムに撮影され
た画像の画像データと組み合わせることにより、フィル
ムに撮影された画像に文字が合成された画像(画像デー
タ)を生成し、これを用いて露光を行うことができるの
で、直接露光によるフォトプリンタよりも、はるかに自
由度が高く、かつ簡易に、表面に文字が記録されたプリ
ントを出力することができる。ここで、いずれの場合で
あっても、プリント表面に文字を記録する際に、出力さ
れるプリントが良好なものであるためには、画像と文字
との天地が一致していることが重要である。
【0009】本発明の目的は、フィルムに撮影された画
像を光電的に読み取り、得られた画像データに所定の画
像処理を施し、撮影された画像を可視像として再生する
と共に、あらかじめ入力された、画像の撮影日時、タイ
トル、コメント等の画像の情報と示す文字も表面(画像
面)に記録することができ、かつ、撮影画像と文字との
天地を自動的に一致させ、これにより、良好なプリント
を安定して出力することができる画像再生方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、フィルムに撮影された画像を光電的に読
み取って、得られた画像データに所定の画像処理を施し
て、この画像を可視像として再生するに際し、磁気記録
媒体を有し、磁気情報によって画像の天地情報が記録可
能なフィルムを用い、かつ、あらかじめ入力された画像
の文字情報から文字画像を生成して、前記磁気記録媒体
に記録された画像の天地情報を読み取り、この天地情報
を基に、フィルムの画像と前記文字画像とが互いに正像
になるように両者を合成して可視像として再生する画像
を生成し、この合成画像を可視像として再生することを
特徴とする画像再生方法を提供する。
【0011】また、前記本発明の画像再生方法におい
て、前記文字情報が、前記フィルムの磁気記録媒体に記
録されたものであるのが好ましい。
【0012】さらに、前記本発明の画像再生方法におい
て、前記磁気記録媒体に天地情報が記録されていない場
合には、この磁気記録媒体または前記フィルムに光学的
に記録されている、撮影装置へのフィルムの装填情報を
用いて、画像の天地を判別するのが好ましい。
【0013】また、本発明の画像再生方法の別の態様
は、フィルムに撮影された画像を光電的に読み取って、
得られた画像データに所定の画像処理を施して、この画
像を可視像として再生するに際し、あらかじめ入力され
た前記画像の文字情報から文字画像を生成すると共に、
この画像の天地情報を入力し、前記天地情報を基に、フ
ィルムの画像と前記文字画像とが互いに正像になるよう
に両者を合成して可視像として再生する画像を生成し、
この合成画像を可視像として再生することを特徴とする
画像再生方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像再生方法につ
いて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説
明する。
【0015】図1に、本発明の画像再生方法を利用する
デジタルフォトプリンタの一例のブロック図が示され
る。図1に示されるデジタルフォトプリンタ(以下、フ
ォトプリンタ10とする)は、基本的に、フィルムFに
撮影された画像を光電的に読み取るスキャナ(画像読取
装置)12と、読み取られた画像データ(画像情報)の
画像処理および画像処理条件の設定、文字画像データの
生成や、フォトプリンタ10全体の操作および制御等を
行う画像処理装置14と、画像処理装置14で処理され
た画像データに応じて変調した光ビームで感光材料Aを
画像露光し、現像処理してプリントPとして出力するプ
リンタ(画像記録装置)16とを有して構成される。ま
た、画像処理装置14には、様々な条件の入力(設
定)、処理の選択や指示、色/濃度補正などの指示等を
入力するためのキーボード18aおよびマウス18bを
有する操作系18と、スキャナで読み取られた画像、各
種の操作指示、様々な条件の設定/登録画面等を表示す
るディスプレイ20が接続される。
【0016】スキャナ12は、フィルムF(図2,図3
等参照)等に撮影された画像を1コマずつ光電的に読み
取る装置で、光源22と、可変絞り24と、画像をR
(赤)、G(緑)およびB(青)の三原色に分解するた
めのR、GおよびBの3枚の色フィルタを有し、回転し
て任意の色フィルタを光路に作用する色フィルタ板26
と、フィルムFに入射する読取光をフィルムFの面方向
で均一にする拡散ボックス28と、フィルムFをカート
リッジ38から引き出して搬送し、各コマを順次所定の
読取位置Zに搬送する後述するフィルムキャリア30
と、結像レンズユニット32と、フィルムの1コマの画
像を読み取るエリアセンサであるCCDセンサ34と、
アンプ(増幅器)36とを有して構成される。
【0017】このようなスキャナ12においては、光源
22から射出され、可変絞り24によって光量調整さ
れ、色フィルタ板26を通過して色調整され、拡散ボッ
クス28で拡散された読取光が、フィルムキャリア30
によって光軸Rに対応する読取位置Zに位置されたフィ
ルムFの1コマの画像に入射して、透過することによ
り、フィルムFに撮影されたこのコマの画像を担持する
投影光を得る。なお、図示例において、フィルムFは前
述の新写真システムのフィルムである。このフィルムF
およびフィルムキャリア30については、後に詳述す
る。また、図示例のフォトプリンタ10においては、フ
ィルムキャリア30は、スキャナ12の本体の所定位置
に装着自在に構成される。図示例においては、フィルム
の種類やサイズ、スライド等のフィルムの形態、トリミ
ング等の処理等に応じて、スキャナ12の本体に装着自
在な専用のキャリアが容易されており、装着するキャリ
アを取り替えることにより、従来の135サイズのネガ
フィルム等の各種のフィルムや処理に対応して読み取り
を行うことができる。
【0018】フィルムFの投影光は、結像レンズユニッ
ト32によってCCDセンサ34の受光面に結像され、
CCDセンサ34によって光電的に読み取られ、その出
力信号がアンプ36で増幅されて、画像処理装置14に
送られる。CCDセンサ34は、例えば、1380×9
20画素のエリアCCDセンサである。また、図示例の
装置では、CCDセンサ34は半画素に対応する量だけ
画素配列方向に二次元的に移動可能に構成されており、
これにより、読取画素数を見掛け上で4倍まで増やすこ
とができる。
【0019】スキャナ12においては、このような画像
読取を、色フィルタ板26の各色フィルタを順次挿入し
て3回行うことにより、1コマの画像をR,GおよびB
の3原色に分解して読み取る。ここで、フォトプリンタ
10においては、プリントPを出力するための画像読取
(本スキャン)に先立ち、画像処理条件等を決定するた
めに、画像を低解像度で読み取るプレスキャンを行う。
従って、CCDセンサ34による読み取りは、1コマで
合計6回行われる。
【0020】図2(a)および図2(b)に、フィルム
Fおよびこれを収容するカートリッジ38の概略図を示
す。周知のように、新写真システムのフィルムFは、通
常は、図2(b)に示されるように、一端がカートリッ
ジ38のスプール軸40に係止されており、基本的に、
スプール軸40に巻回されてカートリッジ38に収容さ
れた状態で、プリントを依頼した顧客やラボ店等の間で
のやり取りが行われ、撮影時、現像時、プリント露光
(焼付)時等に、カートリッジ38からフィルムのFの
長手方向と一致する引き出し方向(矢印A方向)に引き
出され、各種の処理が行われる。図2(a)に示される
ように、フィルムFには、短手(幅)方向の一方の端部
(図2では下方)にパーフォレーション42,42……
か形成され、撮影画像は、このパーフォレーション42
に対応して記録され、コマXが形成される。
【0021】フィルムFの幅方向の両端には、磁気トラ
ック44(44aおよび44b)ならびに磁気トラック
48(48aおよび48b)が形成される。パーフォレ
ーション42と逆側の磁気トラック44aおよび48a
は、カメラトラックであって、主にカメラ等の撮影装置
によって撮影時の情報等が記録される。他方の磁気トラ
ック44bおよび48bは、ラボトラックであって、主
にラボ店等において、フィルムFの現像や感光材料の露
光や現像の情報等が記録される。また、各コマXに対応
して形成される磁気トラック44には、撮影日時、撮影
時のストロボ使用、撮影された画像の天地情報(撮影時
にコマXのどの辺が上であったかの情報)、焼付・現像
日等の撮影や現像の情報や、画像タイトル(セレクトタ
イトル、オリジナルタイトル)等の各コマ毎の情報が記
録できる。また、フィルムFの引き出し方向先端の磁気
トラック48はリーダー部と呼ばれる部分で、撮影に使
用したカメラの機種、CHOL(カートリッジ38がカ
メラの裏面から見て右装填か左装填かの情報)、フィル
ムFを現像した現像装置の機種、フィルムFの現像日、
ロールタイトル(カートリッジ38すなわち全コマに共
通のタイトル)等のカートリッジ38全体に対応する情
報が記録できる。図示例のフォトプリンタ10において
は、この磁気情報を利用して、フィルムFに撮影された
画像の天地を判断する。
【0022】このような磁気情報は、カートリッジ38
の装填時や画像の撮影時におけるカメラ等の撮影装置が
有する磁気記録手段による記録、プリント作成時おける
後述するキャリア30の記録ヘッド76を用いた記録、
ラボ店の店頭等に設置される新写真システムのフィルム
Fへの磁気記録装置を用いた記録等によって、各磁気ト
ラックに記録される。
【0023】これらの磁気情報は、各情報に応じたコー
ドとして各トラックに記録されており、フィルムキャリ
ア30(読取ヘッド78)は、この磁気情報を読み取
り、必要な情報(あるいは記録された全情報)を、スキ
ャナ12の本体から画像処理装置14等に送る。
【0024】フィルムFには、矢印Aで示される引き出
し方向で画像記録領域を挟んでアラウンドパーフォレー
ション46aが形成され、また、同先端にはノッチ46
bが、同後端側にはデタッチパーフォレーション46c
が、それぞれ形成される。これらのパーフォレーション
やノッチを有することにより、画像領域やフィルムFの
先端・後端を検出可能にしている。
【0025】図3にフィルムキャリア30の概略斜視図
を、図4に概略平面図を、それぞれ示す。フィルムキャ
リア30(以下、キャリア30とする)には、台座50
の一方の端部に現像済のフィルムFを収容するカートリ
ッジ38を装填するカートリッジ装填部52が形成さ
れ、逆側の端部に、カートリッジ38から引き出された
フィルムFを巻き取るフィルム収容部(仮巻取部)54
が形成される。また、台座50の上面のカートリッジ装
填部52とフィルム収容部54との間には、両者をつな
ぐ様にして、フィルムFの搬送路56が形成され、この
搬送路56を覆うようにして、開閉自在なカバー58が
配置される。
【0026】図4に示されるように、台座50に形成さ
れる搬送路56のほぼ中央部には、読取光が通過するた
めの開口60が形成される。この開口60は、キャリア
30がスキャナ12本体の所定の位置に装着された際
に、その中心が光軸Rと一致するように形成されてお
り、すなわち、この開口60が、読取位置Zとなる。ま
た、カバー58には、台座50の開口60に対応して開
口62が形成されており、フィルムFを透過した画像を
担持する投影光は、この開口62を通過して結像レンズ
ユニット32に入射して、CCDセンサ34に結像され
る。なお、フィルムFの開口60に位置決めされたコマ
の周辺は、圧着板64によって搬送路56に押圧され
る。
【0027】キャリア30のカートリッジ装填部52に
は、カートリッジ38のスプール40に係合する図示し
ないスプールドライバと、このスプールドライバを駆動
(回転)するモータ66が配置される。このモータ66
は、正逆転可能なモータで、スプールドライバを介して
スプール40を回転することにより、カートリッジ38
からフィルムFを送り出し、逆方向に回転してフィルム
Fをスプール40に巻取る。このカートリッジ装填部5
2では、所定位置にカートリッジ38が装填されると、
図示しないカートリッジ38の挿通口を開放してフィル
ムFを引き出し可能にすると共に、カートリッジ38か
ら引き出したフィルムFを収納した後は、この挿通口を
閉塞する。
【0028】搬送路56には、カートリッジ38からの
フィルムFの引き出し方向すなわちカートリッジ装填部
52からフィルム収容部54に向かって、フィードロー
ラ68a,68b,68cおよび68dが配置されてい
る。このフィードローラ68a〜68dは、正逆転可能
なモータ70の駆動によって回転して、フィルムFをカ
ートリッジ38から引き出す方向および巻き取る方向に
搬送する。また、フィルム収容部54には、フィードロ
ーラ68a〜68dと共にモータ70によって回転され
る巻取軸72が配置されており、搬送路56からフィル
ム収容部54に送り込まれるフィルムFを図示しないガ
イド等によって巻回軸72に巻き付け、この巻回軸72
に一時的に巻取る。
【0029】キャリア30のカバー58(その内面)に
は、フィルムFの磁気トラック44および48に対応す
る磁気ヘッド部74が設けられている。磁気ヘッド部7
4は、フィードローラ68aと68bとの間に位置する
ように設置されており、フィルムFの磁気トラック44
および48に磁気情報を記録する記録ヘッド76と、磁
気トラック44および48に記録された磁気情報を読み
取る読取ヘッド78とを有する。他方、台座50の搬送
路56には、記録ヘッド76および読取ヘッド78の個
々に対応してバックアップローラ80が配置され、記録
ヘッド76および読取ヘッド78と、フィルムF(磁気
トラック)とを確実に接触している。
【0030】カートリッジ38が装填されると、フィル
ムFが引き出されて先端がフィルム収容部54に搬送さ
れるが、その際に、リーダ部である磁気トラック48
は、記録ヘッド76によって必要な磁気情報が記録さ
れ、また、読取ヘッド78によって磁気情報が読み取ら
れ、スキャナ12の本体や画像処理装置14に情報が送
られる。また、フィルムFの各コマXの磁気トラック4
4は、開口60(読取位置Z)に搬送されて画像読取に
供されるに先立ち、記録ヘッド76によって必要な磁気
情報が記録され、また、読取ヘッド78によって磁気情
報が読み取られ、スキャナ12の本体や画像処理装置1
4に情報が送られる。
【0031】フィードローラ68bの近傍には、光学セ
ンサ82が配置されている。この光学センサ82は、例
えばフォトインタラプタで、前述のフィルムFのアラウ
ンドパーフォレーション46a、ノッチ46b、デタッ
チパーフォレーション46c等の検出や、フィルムFに
記録されたDXコード(バーコード)の読み取り等に利
用される。なお、図中の符号84は、必要に応じて、読
取位置ZにおけるフィルムF(コマ)の位置を微調整し
たり、カートリッジ38からのフィルムFの引き出しや
巻取りを行うための調整手段である。
【0032】前述のように、スキャナ12で読み取られ
た画像データは、画像処理装置14に出力される。図5
に、画像処理装置14のブロック図が示される。なお、
図5は主に画像処理関連の部位を示すものであり、画像
処理装置14には、これ以外にも、フォトプリンタ10
全体の制御や管理を行うためのCPU、フォトプリンタ
10全体を作動するのに必要なデータを記憶するメモ
リ、本スキャンにおける可変絞り24の絞り値を決定す
る手段等が配置され、また、操作系18やディスプレイ
20は、このCPU等(CPUバス)を介して各部位に
接続される。画像処理装置14は、A/D変換器10
0、Log変換器102、プレスキャン(フレーム)メ
モリ104、本スキャン(フレーム)メモリ106、画
像処理部108、文字画像データ生成装置110、オー
バーレイメモリ112、および加算器114を有する。
【0033】スキャナ12から出力されたR,Gおよび
Bの各画像データは、それぞれ、A/D変換器100で
デジタルの画像データとされ、Log変換器102でL
og変換され、プレスキャン画像データはプレスキャン
メモリ104に、本スキャン画像データは本スキャンメ
モリ106に、それぞれ記憶(格納)される。なお、A
/D変換器100から両メモリに至る間で、必要に応じ
て、画像データに、DCオフセット補正、暗時補正、シ
ェーディング補正等の各種の補正を施してもよい。
【0034】画像処理部108は、画像データの処理条
件(画像処理条件)を設定すると共に、画像データに設
定した条件に応じた画像処理を施すものである。プレス
キャンメモリ104に画像データが記憶されると、画像
処理部108は、プレスキャンメモリ104から画像デ
ータを読み出し、濃度ヒストグラムの作成や画像特徴量
の算出等を行い、色/階調補正、電子倍率、ダイナミッ
クレンジ処理、シャープネス等の各種の画像処理条件を
設定する。
【0035】画像処理部108による画像処理条件の設
定が終了すると、必要に応じて、この画像処理条件に応
じて処理されたプレスキャン画像がディスプレイ20に
表示され、必要に応じて、オペレータによる検定および
色/濃度調整や階調調整等が行われ、画像処理条件が補
正され、確定される。画像処理条件が確定すると、本ス
キャンメモリ106から本スキャン画像データが読み出
され、確定された画像処理条件に応じて、まず、画像の
色および/または階調が補正され、次いで、設定された
電子倍率に応じて画像の拡大/縮小処理(電子拡縮)が
行われ、次いで、画像データのダイナミックレンジが圧
縮および/または伸張され(画像処理による覆い焼き効
果等の付与)、さらに、USM(アンシャープネスマス
ク)等によってシャープネス処理(鮮鋭化処理)が施さ
れる。
【0036】一方、文字画像データ生成装置110に
は、スキャナ12(キャリア30)から、前述のフィル
ムFの磁気トラック44および48に記録された、撮影
日時やタイトル等のプリントPの表面(観察面)に記録
すべき文字や画像の天地等を示す磁気情報が送られてお
り、これに応じて、プリントPの表面に記録する文字の
画像データ(文字画像)を生成する。なお、フィルムF
の磁気トラック44および48に記録され、キャリア3
0によって読み取られたフィルムFの各種の磁気情報
は、文字画像データ生成装置110のみならず、画像処
理部や前記CPU等の画像処理装置14の各部位に必要
に応じて転送されている。
【0037】文字画像データ生成装置110には、スキ
ャナ12から送られる文字の磁気情報に応じたフォント
やサイズ等の文字データが記憶されており、文字の磁気
情報が送られると、それに応じて、記録する文字を画素
分解して出力画像すなわちプリントP上における画素に
振り分け(ビットマップ展開)、記録すべき文字の画像
データ、例えば、撮影日時やタイトル等の画像データを
生成する。あるいは、新写真システムのセレクトタイト
ルのように、多用が予想される文字の画像データをあら
かじめ作成しておき、これを用いて文字の画像データを
生成してもよい。ここで、文字画像データ生成装置11
0には、文字の情報と共に、画像の天地情報および/ま
たはCHOLが送られており、文字画像データ生成装置
110は、この天地情報を基に、画像と文字の天地が一
致するように、すなわちプリントPの画像と文字が互い
に正像となるように、文字の画像データを生成する。
【0038】例えば、人物を撮影した場合を例に説明す
れば、画像の天地は、一般的に、図6(a)〜(d)に
示される4方向である。画像の天地情報が送られた際に
は、文字画像データ生成装置110は、天地情報に応じ
て人物と文字(図示例では「abc ’94.12.2
3」)とが互いに正像になるように、画像の天地に応じ
て文字の向きを4方向から選択してビットマップ展開を
行い、図6(a)〜(d)に示されるように、「abc
’94.12.23」の画像データを生成する。な
お、図示例では文字を画像の下方に記録しているが、本
発明はこれに限定はされず、文字は、プリントP上の位
置(2以上でも可)に入れてもよい。ただし、一般的
に、主要な画像と文字とが重ならないように、文字は上
下左右のいずれかに配置される。
【0039】この天地情報、撮影日時やタイトル等の文
字の磁気情報は、基本的に撮影時にカメラによって記録
されるが、これ以外にも、ラボ店の店頭等に設置される
磁気記録装置等でも記録可能であるのは前述のとおりで
ある。また、文字情報は、フィルムFに記録された磁気
情報に限定はされず、例えば、プリントの作成時に、顧
客の注文等に応じて操作系18等を用いてオペレータが
入力し、これに応じて文字画像データ生成装置110が
文字の画像データを作成してもよい。また、フィルムの
磁気情報やオペレータの指示によってプリントPの表面
に文字を記録しない旨の指示があった場合には、文字画
像データ生成装置110による文字の画像データの生成
は行われない。
【0040】ここで、撮影に用いたカメラの種類やオペ
レータの選択等によっては、天地情報が磁気トラック4
4に記録されていない場合もある。その場合には、好ま
しくは、リーダー部である磁気トラック48に記録され
たCHOLに応じて天地を判断する。
【0041】新写真システムのカートリッジ38のカメ
ラへの装填方向には、カメラ裏面から見た右側に装填す
る右装填と、逆の左装填とがある。CHOLとは、これ
を示す情報であり、左装填(CHOLが左側)であれば
通常にカメラを構えれば撮影時にはパーフォレーション
42は上に位置し、逆に、右装填(CHOLが右側)の
場合にはパーフォレーション42は下に位置する。キャ
リア30へのカートリッジ38の装填および引き出し方
向は、常に同じであるので、従って、CHOLからも、
2方向のみではあるが画像の天地を判断することができ
る。文字画像データ生成装置110は、フィルムFに天
地情報が記録されていない場合には、このCHOLから
画像の天地を判断し、画像と文字とが互いに正像になる
ように文字の画像データを生成する。すなわち、この場
合には、文字の画像データは図6の(a)もしくは
(b)に示されるように生成される。
【0042】また、カメラの種類によっては、CHOL
が光学的に記録されている場合もあるので、これを用い
て、画像の天地を判断してもよい。さらに、これらの情
報がない場合には、フィルムFが小型で簡易に撮影がで
きるレンズ付フィルムタイプのカメラで撮影したネガフ
ィルムか否かを判断して、フィルムFがレンズ付フィル
ムタイプのネガフィルムである場合にはCHOLは右
側、違う場合にはCHOLは左側と判断して、画像の天
地を判別して文字の画像データを生成してもよい。
【0043】文字画像データ生成装置110によって生
成された文字の画像データは、オーバーレイメモリ12
に記憶される。オーバーレイメモリ112に記憶された
文字の画像データ、および画像処理部108によって処
理された画像データは、共に加算器114に送られ、両
画像データが組み合わされて画像と文字とが合成され
て、プリンタ16に出力される。
【0044】この合成は、例えば、画像データが8bi
tのデータで、画像データの255が白(ハイライト)
に対応する場合には、プリントPに出力される各画素毎
にオーバーレイメモリ112に記憶された文字の画像デ
ータを見て、これが255の画像データである場合に
は、その画素は画像処理部108によって処理されたフ
ィルムFの画像データ画像データを出力し、文字の画像
データが255以外の画像データである場合には、その
画素はオーバーレイメモリ112に記憶された文字の画
像データを出力することによって行われる。
【0045】また、文字画像データ生成装置110が設
定した文字の画像データを、プリンタ16による画像記
録に対応する画像データ変換するLUT、例えば、文字
の画像データが254である場合には、出力用の画像デ
ータは出力画像で白に対応するR=255,G=25
5,B=255、同様に文字画像データが128である
場合には、出力用画像データはグレーに対応するR=1
28,G=128,B=128、文字画像データが0で
ある場合には、出力用画像データは黒に対応するR=
0,G=0,B=0となるように設定されたLUTを作
成しておき、上記のように、文字の画像データが255
以外の場合には、その画素はオーバーレイメモリ112
に記憶された文字の画像データを用い、このLUTで変
換した画像データを出力するように構成してもよい。こ
のような構成とすることにより、文字画像データ生成装
置110が設定する画像データが8bitであっても、
カラーの文字画像や黒縁で白抜き等の袋文字も記録する
ことができる。
【0046】以上説明した態様は、原稿となるフィルム
として磁気記録媒体を有するものを用いた態様である
が、本発明の第2の態様は、フィルムが135サイズの
ネガフィルム等の磁気記録媒体を有さないものである場
合に対応するものであり、プリントPの作成時等に、所
定の方法で画像の天地情報を入力し、それに応じて、画
像と文字の天地が位置するように文字の画像データを生
成し、画像と文字とを合成する。画像の天地情報の入力
方法には特に限定はなく、例えば、前述のように、プレ
スキャン画像がディスプレイ20に表示された際に、そ
の天地情報を操作系18を用いて入力する方法、オペレ
ータがキャリアにフィルムを装填する際に、各コマの天
地情報を操作系18を用いて入力する方法、キャリアへ
のフィルムの装填方向に応じて画像の天地を一義的に決
定する方法等が例示される。
【0047】ところで、新写真システムにおいては、フ
ィルムFの各コマのプリントと共に、全コマの画像を1
枚のプリントにまとめて記録した、いわゆるインデック
スプリントも出力されて顧客に提供される。ここで、前
述のように、フィルムFの磁気トラック48には、カー
トリッジ38すなわち全コマ共通のタイトルであるロー
ルタイトルも記録できる。そのため、フィルムFにロー
ルタイトルが磁気情報として記録されている場合には、
必要に応じて、このロールタイトルもインデックスプリ
ントに記録するのが好ましい。
【0048】インデックスプリント上におけるロールタ
イトルの記録位置には特に限定はなく、タイトル欄があ
ればそこに記録すればよく、無ければ、インデックスプ
リントの画像領域以外の空欄に適宜記録すればよい。ま
た、ロールタイトルの文字画像データの生成は、前述の
各コマのプリントの文字と同様に行えばよい。また、イ
ンデックスプリントの形成方法には特に限定はなく、例
えば、各コマの画像データを間引いて、縮小(電子縮
小)して記憶しておき、インデックスプリントの出力時
に、各コマを画像の記録領域に割り振った画像データを
作成して、前述のように作成されたロールタイトルの画
像データと合成して、出力画像データとすればよい。
【0049】前述のように、画像処理装置14で画像処
理が施されて得られた出力用画像データは、前述のよう
に、プリンタ16(ドライバ130)に出力される。
【0050】図7に、プリンタ16の概略図が示され
る。プリンタ16は、ドライバ130、露光部132お
よび現像部134を有して構成される。画像処理装置1
4から出力された画像データは、ドライバ130に送ら
れる。ドライバ130は、画像データをD/A変換して
アナログ画像データとし、このアナログ画像データに応
じて光ビームを変調するように、画像露光部66の音響
光学変調器(AOM)136を駆動する。
【0051】露光部132は、光ビーム走査によって感
光材料Zを走査露光して、前記画像データの画像を感光
材料Aに記録するもので、感光材料AのR感光層の露光
に対応する光ビームを射出する光源138R、以下同様
にG露光に対応する光源138G、およびB露光に対応
する光源138Bの各光ビームの光源、各光源より射出
された光ビームを、それぞれ記録画像に応じて変調する
AOM136R、136Gおよび136B、光偏向器と
してのポリゴンミラー140、fθレンズ142、感光
材料Aの副走査搬送手段を有する。
【0052】光源138より射出され、互いに相異なる
角度で進行する各光ビームは、それぞれに対応するAO
M136に入射する。各AOM136には、ドライバ1
30より記録画像すなわち画像処理装置14から供給さ
れた画像データに応じた、R、GおよびBそれぞれの駆
動信号が転送されており、入射した光ビームを記録画像
に応じて変調する。
【0053】AOM136によって変調された各光ビー
ムは、ポリゴンミラー140の略同一点に入射して反射
され、主走査方向(図中矢印x方向)に偏向され、次い
でfθレンズ142によって所定の走査位置zに所定の
ビーム形状で結像するように調整され、感光材料Aに入
射する。なお、露光部132には、必要に応じて光ビー
ムの整形手段や面倒れ補正光学系が配置されていてもよ
い。
【0054】一方、感光材料Aは長尺なものであり、ロ
ール状に巻回されてマガジン化された状態で所定位置に
装填されている。このような感光材料Aは引き出しロー
ラ(図示省略)で引き出され、走査位置zを挟んで配置
される副走査手段を構成する搬送ローラ対144aおよ
び144bによって、走査位置zに保持されつつ主走査
方向と直交する副走査方向(図中矢印y方向)に搬送さ
れる。光ビームは主走査方向に偏向されているので、副
走査方向に搬送される感光材料Aは光ビームによって全
面を2次元的に走査露光され、感光材料Aに、画像処理
装置14から転送された画像データの画像(潜像)が記
録される。
【0055】露光を終了した感光材料Aは、次いで搬送
ローラ対146によって現像部134に搬入され、現像
処理を施されプリントPとされる。ここで、例えば感光
材料Aが銀塩感光材料であれば、現像部134は発色現
像槽148、漂白定着槽150、水洗槽152a、15
2b、152cおよび152d、乾燥部およびカッタ
(図示省略)等より構成され、感光材料Aはそれぞれの
処理槽において所定の処理を施され、乾燥された後、カ
ッタによってプリント1枚に対応する所定長に切断さ
れ、プリントPとして出力される。ここで、本発明の画
像再生方法を利用するフォトプリンタ10から出力され
たプリントPは、画像と文字の天地が一致した、好適な
プリントPである。
【0056】以上、本発明の画像再生方法について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良およ
び変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
画像再生方法によれば、プリントの表面に撮影日時やタ
イトル等のプリント画像の情報を示す文字を出力するこ
とができ、しかも、画像と文字の転地が一致した、良好
なプリントを出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像再生方法を利用するデジタルフォ
トプリンタの一例のブロック図である。
【図2】(a)および(b)は、本発明の画像再生方法
に用いられる新写真システムのフィルムを説明するため
の概略図である。
【図3】図1に示されるデジタルフォトプリンタに装着
される新写真システムフィルム用のフィルムキャリアの
概略斜視図である。
【図4】図3に示されるフィルムキャリアの概略平面図
である。
【図5】図1に示されるデジタルフォトプリンタの画像
処理装置の一例のブロック図である。
【図6】(a),(b),(c)および(d)は、本発
明の画像再生方法を説明するための概念図である。
【図7】図1に示されるデジタルフォトプリンタのプリ
ンタの一例の概略図である。
【符号の説明】
10 (デジタル)フォトプリンタ 12 スキャナ 14 画像処理装置 16 プリンタ 30 フィルムキャリア 38 カートリッジ 44 磁気トラック 74 磁気ヘッド部 78 読取ヘッド 108 画像処理部 110 文字画像データ生成装置 112 オーバーレイメモリ 114 加算器 130 ドライバ 132 露光部 134 現像部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムに撮影された画像を光電的に読み
    取って、得られた画像データに所定の画像処理を施し
    て、この画像を可視像として再生するに際し、 磁気記録媒体を有し、磁気情報によって画像の天地情報
    が記録可能なフィルムを用い、かつ、あらかじめ入力さ
    れた画像の文字情報から文字画像を生成して、前記磁気
    記録媒体に記録された画像の天地情報を読み取り、この
    天地情報を基に、フィルムの画像と前記文字画像とが互
    いに正像になるように両者を合成して可視像として再生
    する画像を生成し、この合成画像を可視像として再生す
    ることを特徴とする画像再生方法。
  2. 【請求項2】前記文字情報が、前記フィルムの磁気記録
    媒体に記録されたものである請求項1に記載の画像再生
    方法。
  3. 【請求項3】前記磁気記録媒体に天地情報が記録されて
    いない場合には、この磁気記録媒体または前記フィルム
    に光学的に記録されている、撮影装置へのフィルムの装
    填情報を用いて、画像の天地を判別する請求項1または
    2に記載の画像再生方法。
  4. 【請求項4】フィルムに撮影された画像を光電的に読み
    取って、得られた画像データに所定の画像処理を施し
    て、この画像を可視像として再生するに際し、 あらかじめ入力された前記画像の文字情報から文字画像
    を生成すると共に、この画像の天地情報を入力し、前記
    天地情報を基に、フィルムの画像と前記文字画像とが互
    いに正像になるように両者を合成して可視像として再生
    する画像を生成し、この合成画像を可視像として再生す
    ることを特徴とする画像再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073882A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Canon Inc ダイレクトプリントシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008073882A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Canon Inc ダイレクトプリントシステム

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