JPH10170811A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPH10170811A
JPH10170811A JP8330118A JP33011896A JPH10170811A JP H10170811 A JPH10170811 A JP H10170811A JP 8330118 A JP8330118 A JP 8330118A JP 33011896 A JP33011896 A JP 33011896A JP H10170811 A JPH10170811 A JP H10170811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像レンズ系の特性及び撮影状態に適したA
F評価値を形成する。 【解決手段】 ライン・メモリ40は撮像データから、
合焦検出領域の1水平ラインを記憶する。離散コサイン
変換回路42はライン・メモリ40の記憶データを直交
変換する。重み付け回路44は、回路42の出力に予め
決められた定数K0〜Knを乗算する。所定周波数成分
抽出回路46は回路44の出力から、主制御回路により
指令される成分のみを抽出する。ライン・ピーク・ホー
ルド回路48は、回路46の出力から各ラインの最大値
をホールドする。加算器50及びレジスタ52は、回路
48の出力を累積加算する。主制御回路は、外部からの
焦点距離情報、デフォーカス情報及び絞り値情報と、内
蔵ROMに記憶されるレンズ特性データに従い、所定周
波数成分抽出回路46で抽出する周波数成分を決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動焦点調節装置
に関し、より具体的には、ビデオ・カメラ及び電子スチ
ル・カメラ等に用いる自動焦点調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオ・カメラ等の映像入力
機器に用いられている自動焦点調節方式として、CCD
撮像素子等の固体撮像素子から得られる映像信号中の高
周波成分を抽出し、この高周波成分が最大となるように
撮影レンズを駆動して焦点を調節する、いわゆる山登り
方式が知られている。このような自動焦点調節方式は、
焦点調節用の特殊な光学部材が不要であり、遠方でも近
くでも距離によらずに正確にピントを合わせることがで
きるという長所を有する。
【0003】図14を参照して、山登り方式の自動焦点
調節装置を簡単に説明する。被写体からの光は、固定さ
れている第1レンズ群110、変倍用の第2レンズ群1
12(以下、変倍レンズという。)、絞り114、固定
されている第3レンズ群116、及び、焦点調節機能と
変倍による焦点面の移動を補正する機能とを兼ね備えた
第4レンズ群118(以下、フォーカシング・レンズと
いう。)を通って、撮像素子120の撮像面(光電変換
面)に入射する。
【0004】撮像素子120は撮像面上の光学像を電気
信号に変換する。撮像素子120の出力信号は、CDS
回路122によりサンプル・ホールドされ、AGC回路
124により所定レベルに増幅され、A/D変換器12
6によりディジタル信号に変換される。A/D変換器1
26の出力信号は、図示しないカメラ信号処理回路に供
給される。カメラ信号処理回路の処理内容は、本発明と
は関係しない周知のものであるので、これ以上の説明を
省略する。
【0005】A/D変換器126の出力は、バンドパス
・フィルタ(BPF)128にも印加される。BPF1
28は、A/D変換器126から出力される映像データ
から所定の高周波成分を抽出する。BPF128の出力
は、ABS回路130により全て正極性の信号に変換さ
れる。ゲート信号発生回路132は、撮影画面内での合
焦検出領域内に相当する部分を指定するゲート信号を発
生し、検波回路134は、ゲート信号発生回路132が
出力するゲート信号に従って、ABS回路130の出力
から、合焦検出領域内に相当する信号のみを検波(例え
ば、ピークホールド又は積分)し、AF評価値として垂
直同期信号の整数倍に同期した間隔で出力する。
【0006】マイクロコンピュータからなる主制御回路
136は、検波器134の出力(AF評価値)を取り込
み、合焦度に応じたフォーカシング速度と、AF評価値
が増加するモータ駆動方向とを決定し、モータ駆動回路
138を制御する。モータ駆動回路138は、主制御回
路136からの指令に従ってフォーカス・モータ140
を駆動し、フォーカシング・レンズ118を指定の位置
に指定の速度で移動させる。これにより、BPF128
の出力が最大になる位置に、フォーカシング・レンズ1
18が制御される。
【0007】主制御回路136はまた、ユーザの変倍操
作に応じて、モータ駆動回路142によりズーム・モー
タ144を回転させ、変倍レンズ112を指定の位置ま
で移動させる。これにより、焦点距離を変更でき、撮影
倍率が変化する。
【0008】図15は、主制御回路136による山登り
制御方式の自動焦点調節動作のフローチャートを示す。
主制御回路136は、垂直同期信号の整数倍に同期した
間隔で検波器134の出力(AF評価値)を取り込みつ
つ、自動焦点調節制御を実行する。電源投入時又は撮影
準備モードに入ったときに、AF帰還制御を起動し(S
1)、AF評価値が大きくなる方向にフォーカシング・
レンズ118を駆動して山登り制御を行なう(S2)。
山の頂上を一度オーバーシュートしてから戻すことで山
の頂点を判断し(S3)、最もレベルの高い点で停止
し、再起動を待機する(S4)。AF評価値のレベルが
停止時のレベルより下がったことを検出すると、AF帰
還制御を再起動する(S5)。
【0009】また、BPF128により映像信号中の高
域成分を抽出する方式の他に、近年、画像圧縮等で用い
られる二次元直交変換器の変換結果から高域成分を抽出
し、自動焦点調節に利用する構成も提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】BPFにより映像信号
中の高域成分を抽出する従来例では、BPFにはそのフ
ィルタ特性を細かく設定しにくいという制約があるの
で、撮影条件又はレンズ状態等にあわせてきめ細かくフ
ィルタ特性を設定するのが困難であった。
【0011】また、2次元直交変換器を用いる方式で
は、画像圧縮等と兼用することが多く、その結果、周波
数特性を画像圧縮処理に合わせる必要があり、自動焦点
調節用として最適にできないという制約があった。勿
論、自動焦点調節専用に2次元直交変換器を用意すれば
よいが、そうすると、回路規模が大きくなってしまい、
コストが大幅に上昇する。
【0012】本発明は、これらの問題点を解決し、きめ
細かくダイナミックに周波数特性を設定でき、且つ低コ
ストに実現できる自動焦点調節装置を提供することを目
的とする。
【0013】本発明はまた、多くの被写体に対して、誤
判断することなく迅速かつ安定に合焦する自動焦点調節
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動焦点調
節装置は、撮像信号から被写体の1次元画像を周波数領
域に変換する変換手段と、当該変換手段の変換結果の周
波数成分から所定周波数成分を抽出する抽出手段と、当
該抽出手段の抽出出力に基づき光学系のフォーカシング
・レンズを合焦点へ制御する制御手段とからなることを
特徴とする。この構成では、一次元の周波数変換でよい
ので、安価に実現できる。
【0015】本発明に係る自動焦点調節装置は、撮像信
号の、合焦検出領域内の水平ライン画像を周波数領域に
直交変換する直交変換手段と、当該直交変換手段の出力
の各成分を所定係数で重み付けする重み付け手段と、当
該重み付け手段の出力から所定周波数成分を抽出する抽
出手段と、当該抽出手段の出力からAF評価値を形成す
るデータ処理手段と、当該データ処理手段の出力に従い
光学系のフォーカシング・レンズを合焦点へ制御する制
御手段とからなることを特徴とする。
【0016】一次元の直交変換でよいので、安価に実現
できる。周波数成分を重み付けしてから、所定周波数成
分を抽出するので、焦点調節に適した周波数成分の抽出
が容易になる。これらの結果、幅広い被写体に対して、
誤判断することなく、迅速かつ安定に焦点調節できる。
【0017】更に、撮像レンズ系の特性及び撮影状態に
応じて当該抽出手段で抽出する当該所定周波数成分を選
択する抽出周波数選択手段を設けることで、撮像レンズ
系の特性及び撮影状態に応じた最適な自動焦点調節が可
能になる。その結果、レンズ・システムに関わらずに幅
広い被写体及び撮影条件で、誤判断することなく迅速か
つ安定に自動焦点調節でき、レンズ・システムの設計自
由度が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。被写体からの光は、固定されている第1
レンズ群10、変倍レンズ12、絞り14、固定されて
いる第3レンズ群16、及び、フォーカシング・レンズ
18を通って、撮像素子20の撮像面(光電変換面)に
入射する。撮像素子20は、撮像面上の光学像を電気信
号に変換する。撮像素子20の出力信号は、CDS回路
22によりサンプル・ホールドされ、AGC回路24に
より所定レベルに増幅され、A/D変換器26によりデ
ィジタル信号に変換される。A/D変換器26の出力信
号は、図示しないカメラ信号処理回路に供給される。
【0020】A/D変換器26の出力は、AFプリプロ
セス回路28に入力する。AFプリプロセス回路28
は、詳細は後述するが、AF評価値を生成し、マイクロ
コンピュータからなる主制御回路30に供給する。主制
御回路30は、AFプリプロセス回路28の出力(AF
評価値)を取り込み、合焦度に応じたフォーカシング速
度と、AF評価値が増加するモータ駆動方向とを決定
し、モータ駆動回路32を制御する。モータ駆動回路3
2は、主制御回路30からの指令に従ってフォーカス・
モータ34を駆動し、フォーカシング・レンズ18を指
定の位置に指定の速度で移動させる。これにより、AF
評価値が最大になる位置に、フォーカシング・レンズ1
8が制御される。
【0021】主制御回路30はまた、ユーザの変倍操作
に応じて、モータ駆動回路36によりズーム・モータ3
8を回転させ、変倍レンズ12を指定の位置まで移動さ
せる。これにより、焦点距離を変更でき、撮影倍率が変
化する。
【0022】図2は、AFプリプロセス回路28の一例
の概略構成ブロック図を示し、図3は、画面内の合焦検
出領域と、合焦検出領域内の画素構成の説明図である。
1フレーム又は1フィールドの画面54内に合焦検出領
域56が設定される。合焦検出領域56は複数の水平ラ
イン58からなり、各水平ライン58は複数の画素60
からなる。
【0023】図2を説明する。ライン・メモリ40はA
/D変換器26の出力データから、合焦検出領域56の
1水平ラインの画素データP0,P1,・・・,Pnを
記憶する。離散コサイン変換(DCT)回路42はライ
ン・メモリ40に記憶される1水平ラインの画像データ
を直交変換し、周波数領域データF0,F1,・・・,
Fnを出力する。重み付け回路44は、DCT回路42
の出力に、各周波数成分がほぼ均一のレベルになるよう
に予め決められた定数K0〜Knを乗算する。即ち、重
み付け回路44は、k0×P0、K1×P1、・・・及
びKn×Pnを出力する。
【0024】所定周波数成分抽出回路46は重み付け回
路44の出力k0×P0、K1×P1、・・・及びKn
×Pnから、主制御回路30により指令される成分のみ
を抽出して出力する。ライン・ピーク・ホールド回路4
8は、所定周波数成分抽出回路46から出力される1ラ
イン分の出力の内の最大値をホールドし、1水平ライン
毎にホールド値を次の水平ラインの最大値で更新する。
【0025】加算器50及びレジスタ52はアキュムレ
ータを構成している。このアキュムレータは垂直方向の
積分回路として機能し、ライン・ピーク・ホールド回路
48の出力を累積加算する。即ち、当初、レジスタ52
にはゼロをセットしておく。そして、加算器50はライ
ン・ピーク・ホールド回路48の出力にレジスタ52の
出力を加算し、加算結果をレジスタ52に書き込む。こ
れを合焦検出領域56の全水平ライン58について実行
することで、合焦検出領域の全水平ライン58の所定周
波数成分の最大値の累積値がレジスタ52に格納され
る。レジスタ52の記憶値が、AF評価値として主制御
回路30に供給される。
【0026】図4は、ライン・メモリ40、DCT回路
42、重み付け回路46及び所定周波数成分抽出回路4
6におけるデータの変遷の一例を示す。図4(a)はラ
イン・メモリ40に格納されるデータ列、同(b)はD
CT回路42から出力されるデータ列、図4(c)は重
み付け回路42の出力データ列を示す。図4(d),
(e)及び(f)は、所定周波数成分抽出回路46の出
力例である。DCT回路42の出力F0〜Fnでは、F
0が直流成分付近の最も低い周波数成分で、F1,F
2,・・・の順で徐々に周波数が高くなり、Fnが最も
高い周波数成分になる。
【0027】主制御回路30は、図5に示すように内蔵
するROM30aにレンズ特性データを保有しており、
外部からの焦点距離情報、デフォーカス情報及び絞り値
情報と、内蔵ROM30aに記憶されるレンズ特性デー
タに従い、所定周波数成分抽出回路46にどの帯域の周
波数成分データを抽出させるかを決定し、所定周波数成
分抽出回路46に指示する。
【0028】図6、図7及び図8を参照して、抽出すべ
き周波数成分の決定方法を説明する。図6、図7及び図
8は、レンズの、合焦度(又はデフォーカス量)に対す
る周波数特性の変化を示す。
【0029】図6では、特性62が合焦状態のものであ
り、合焦点から外れるほど、特性64,66,68とい
うようにカットオフ周波数が低くなる。合焦状態では、
特性62に示すように、レンズの透過周波数特性に起因
するうねり又は波打ち様の特性になる。このうねりを考
慮せずにAF評価値を算出すると、至近から無限までフ
ォーカシング・レンズを移動したときのAF評価値の変
化は、図8に特性74として例示したように、局部的な
ピークを持ち、これが合焦点と誤解されてフォーカシン
グ・レンズが停止してしまう。即ち、合焦点を誤認識し
てしまう。
【0030】そこで、本実施例では、所定周波数成分抽
出回路46に対し、特性62のうねりの周期に影響され
ないような、図4(f)に示すような飛び飛びの周波数
成分を抽出させる。これにおり、特性62のうねりの影
響が緩和され、実質的には、図7に特性70として示す
ように滑らかに変化する特性になる。この結果、至近か
ら無限までフォーカシング・レンズを移動したときのA
F評価値の変化も、図8に特性76として例示するよう
に、局部的なピークを持たないなだらかな山状になる。
【0031】図9は、合焦時のレンズ周波数特性の一例
であり、焦点距離が短いときと長いときの比較図を示
す。焦点距離の短い方が、高域成分が多く出ている。主
制御回路30は、所定周波数成分抽出回路46に対し、
焦点距離が短いときは、例えば図4(e)に示すように
低域よりの成分を中心に抽出させ、焦点距離が長いとき
は、図4(d)に示すように高域よりの成分を中心に抽
出させる。これにより、レンズの特性を補正し、あらゆ
る条件で同一のAF評価値を生成できる。
【0032】図10は、絞り14の開き具合に対するレ
ンズの周波数特性の一例を示す。絞り14を開放した状
態では、曲線78に示すような周波数特性であるが、少
し絞ると、曲線80に示すように高域特性が良くなる。
しかし、さらに絞ると、曲線82に示すように、逆に高
域特性が悪くなる。この場合も、主制御回路30は、絞
り14に対するこのような特性を補正するように、所定
周波数成分抽出回路46を制御して、平滑な特性の周波
数成分を抽出させる。主制御回路30は、このようにし
て生成されるうねりの無いAF評価値に基づいて、図1
5で説明したアルゴリズムに従い焦点を自動調節する。
【0033】図11、図12及び図13は、AFプリプ
ロセス回路28の別の構成例の概略構成ブロック図を示
す。図2と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
【0034】図11では、ライン・ピーク・ホールド回
路48の代わりにライン積分回路84を設け、1ライン
のデータを全て加算し、その結果を加算器50及びレジ
スタ52からなる垂直積分回路で累積するようにした。
【0035】図12では、加算器50及びレジスタ52
からなる垂直積分回路の代わりに垂直ピーク・ホールド
回路86を設けた。垂直ピーク・ホールド回路86は、
ライン・ピーク・ホールド回路48の出力を垂直方向で
比較し、そのピーク値をAF評価値として出力する。
【0036】図13では、ライン積分回路88が、所定
周波数成分抽出回路46の出力をライン内で積分し、垂
直ピーク・ホールド回路90が、ライン積分回路88の
各ラインの出力を垂直方向で比較し、そのピーク値をA
F評価値として出力する。
【0037】上記実施例では、周波数領域への変換に直
交変換の一つであるDCTを用いたが、他の直交変換方
式、例えば、DFT又はFFTであってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、被写体の1次元画像を周波数領域
に変換し、その変換結果の特定周波数成分により焦点を
自動調節するので、焦点調節に最適な周波数変換と最適
な周波数成分の抽出を行なうことができる。従って、あ
らゆる被写体に対して、誤判断することなく迅速かつ安
定に自動焦点調節できる。また、一次元画像を周波数変
換でよいので、安価に実現できる。
【0039】撮像レンズ系の特性及び/又は撮影状態に
合わせて、抽出すべき周波数成分を制御することによ
り、撮像レンズ系の特性及び/又は撮影状態に適した焦
点調節を行なうことができ、レンズ・システムに関わら
ずに幅広い被写体及び撮影条件で、誤判断することなく
迅速かつ安定に自動焦点調節できる。この結果、レンズ
・システムの設計自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 AFプリプロセス回路28の1具体例の概略
構成ブロック図である。
【図3】 画面内の合焦検出領域の説明図である。
【図4】 AFプリプロセス回路28の動作の説明図で
ある。
【図5】 主制御回路30の入出力情報の説明図であ
る。
【図6】 レンズの、合焦度(又はデフォーカス量)に
対する周波数特性の変化を示す模式図である。
【図7】 レンズの、合焦度(又はデフォーカス量)に
対する周波数特性の変化を示す模式図である。
【図8】 合焦度(又はデフォーカス量)に対するAF
評価値の変化を示す模式図である。
【図9】 合焦時のレンズ周波数特性の一例を示す模式
図である。
【図10】 絞り値に対するレンズ周波数特性の変化を
示す模式図である。
【図11】 AFプリプロセス回路28の第2の構成例
の概略構成ブロック図である。
【図12】 AFプリプロセス回路28の第3の構成例
の概略構成ブロック図である。
【図13】 AFプリプロセス回路28の第4の構成例
の概略構成ブロック図である。
【図14】 従来例の概略構成ブロック図である。
【図15】 山登り制御のアルゴリズムを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10:第1レンズ群 12:変倍レンズ 14:絞り 16:第3レンズ群 18:フォーカシング・レンズ 20:撮像素子 22:CDS回路 24:AGC回路 26:A/D変換器 28:AFプリプロセス回路 30:主制御回路 30a:レンズ特性データを記憶する内蔵ROM 32:モータ駆動回路 34:フォーカス・モータ 36:モータ駆動回路 38:ズーム・モータ 40:ライン・メモリ 42:離散コサイン変換(DCT)回路 44:重み付け回路 46:所定周波数成分抽出回路 48:ライン・ピーク・ホールド回路 50:加算器 52:レジスタ 54:1フレーム又は1フィールドの画面 56:合焦検出領域 58:水平ライン 60:画素 84:ライン積分回路 86:垂直ピーク・ホールド回路 88:ライン積分回路 90:垂直ピーク・ホールド回路 110:第1レンズ群 112:第2レンズ群(変倍レンズ) 114:絞り 116:第3レンズ群 118:第4レンズ群(フォーカシング・レンズ) 120:撮像素子 122:CDS回路 124:AGC回路 126:A/D変換器 128:バンドパス・フィルタ 130:ABS回路 132:ゲート信号発生回路 134:検波回路 136:主制御回路 138:モータ駆動回路 140:フォーカス・モータ 142:モータ駆動回路 144:ズーム・モータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像信号から被写体の1次元画像を周波
    数領域に変換する変換手段と、 当該変換手段の変換結果の周波数成分から所定周波数成
    分を抽出する抽出手段と、 当該抽出手段の抽出出力に基づき光学系のフォーカシン
    グ・レンズを合焦点へ制御する制御手段とからなること
    を特徴とする自動焦点調節装置。
  2. 【請求項2】 当該変換手段が直交変換手段である請求
    項1に記載の自動焦点調節装置。
  3. 【請求項3】 撮像信号の、合焦検出領域内の水平ライ
    ン画像を周波数領域に直交変換する直交変換手段と、 当該直交変換手段の出力の各成分を所定係数で重み付け
    する重み付け手段と、 当該重み付け手段の出力から所定周波数成分を抽出する
    抽出手段と、 当該抽出手段の出力からAF評価値を形成するデータ処
    理手段と、 当該データ処理手段の出力に従い光学系のフォーカシン
    グ・レンズを合焦点へ制御する制御手段とからなること
    を特徴とする自動焦点調節装置。
  4. 【請求項4】 前記直交変換手段が離散コサイン変換手
    段である請求項3に記載の自動焦点調節装置。
  5. 【請求項5】 当該データ処理手段は、当該抽出手段の
    各ラインの出力からピーク値を選択するピーク選択手段
    と、当該ピーク選択手段により選択されたピーク値を複
    数ラインにわたって加算する積分手段とからなる請求項
    3に記載の自動焦点調節装置。
  6. 【請求項6】 当該データ処理手段は、当該抽出手段の
    各ラインの出力からピーク値を選択する第1の選択手段
    と、当該第1の選択手段の、複数ラインのピーク値から
    最大のピーク値を選択する第2の選択手段とからなる請
    求項3に記載の自動焦点調節装置。
  7. 【請求項7】 当該データ処理手段は、当該抽出手段の
    各ラインの出力を加算する第1の加算手段と、当該第1
    の加算手段の、複数ラインの加算結果をさらに加算する
    第2の加算手段とからなる請求項3に記載の自動焦点調
    節装置。
  8. 【請求項8】 当該データ処理手段は、当該抽出手段の
    各ラインの出力を加算する加算手段と、当該第1の加算
    手段の、複数ラインの加算結果から最大値を選択する選
    択手段とからなる請求項3に記載の自動焦点調節装置。
  9. 【請求項9】 更に、撮像レンズ系の特性及び撮影状態
    に応じて当該抽出手段で抽出する当該所定周波数成分を
    選択する抽出周波数選択手段を具備する請求項3に記載
    の自動焦点調節装置。
  10. 【請求項10】 当該抽出周波数選択手段は、当該撮像
    レンズ系の焦点距離、合焦度及び絞りの少なくとも1つ
    に合わせて当該所定周波数成分を選択する請求項9に記
    載の自動焦点調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160007011A (ko) * 2014-07-10 2016-01-20 한화테크윈 주식회사 자동 초점 조절 시스템 및 방법

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