JPH10170300A - 歩行者用経路誘導装置 - Google Patents
歩行者用経路誘導装置Info
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- JPH10170300A JPH10170300A JP34460396A JP34460396A JPH10170300A JP H10170300 A JPH10170300 A JP H10170300A JP 34460396 A JP34460396 A JP 34460396A JP 34460396 A JP34460396 A JP 34460396A JP H10170300 A JPH10170300 A JP H10170300A
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Abstract
経路誘導することができ、また携帯電話機としても使用
可能な歩行者用経路誘導装置を提供する。 【解決手段】 歩行者用経路誘導装置は、地図情報を格
納するための情報格納媒体4と、歩行者の歩数を検出す
るための歩数センサ1と、情報を表示するための表示部
6と、データ/命令を入力するための操作部8と、音声
入出力部2を具備する。案内装置の処理部7は、ナビゲ
ーションモードで、操作部8から経路誘導の開始が指示
されたとき、地図上の出発位置の目的位置の間の特定経
路内の徒歩区間の経路誘導を実行する。経路誘導では、
地図情報を情報格納媒体4から読み出して表示部6に表
示し、特定経路を、表示されている地図情報の上に表示
する。前記歩数センサ1により検出された歩数に基づい
て、徒歩区間の始点からの距離を算出し、算出された移
動距離から算出される予測現在位置を、表示されている
地図情報の上に表示する。また、電話モードでは、通信
部9と音声入出力部2を用いて、電話通信することが可
能である。
Description
し、特に携帯型の歩行者用経路誘導装置に関する。
が知られている。このシステムでは、自動車の現在位置
がGPS位置情報により得られ、地図上に表示される。
これにより、自動車の運転者は、現在位置を知ることが
でき、また、経路情報に基づいて目的地までの経路を確
認することができる。しかしながら、自動車用のナビゲ
ーターシステムでは、形状が大きく携帯には適さない。
また、GPSを使用するには、大きな電力が必要であ
る。自動車では、自動車用バッテリを使用することがで
きるが、携帯用の装置ではそのような大きなバッテリを
持つことは実際上無理がある。従って、携帯用のナビゲ
ーターシステムでは、常時GPSを使用することは一般
に困難である。
Sや地磁気センサにより現在位置を検出する歩行者用経
路誘導装置が開示されている。しかしながら、歩行者用
経路誘導装置は、歩行者がその装置を携帯する場合、装
置が一定向きに保持されているとは限らない。上下、左
右が反転している場合もある。このため、高精度な位置
検出は困難である。また、歩行者は、種々の場所を移動
する。例えば、高層ビル街や建造物内を移動していると
きには、GPSによる位置検出はできない。
PSが使用できない状況でも現在位置を検出することが
でき、また、GPSが使用可能な状況でもGPSに頼る
ことなく、歩数センサを用いて現在位置を検出すること
ができる歩行者用経路誘導装置を提供することを目的と
する。
経路誘導装置としてと同時に携帯電話機としても使用可
能な情報端末としての歩行者用経路誘導装置を提供する
ことである。
から受信し、受信された地図情報に基づいて経路誘導を
することができる歩行者用経路誘導装置を提供すること
である。
位置情報を得て、その位置を地図上に表示することがで
きる歩行者用経路誘導装置を提供することである。
ために、本発明による歩行者用経路誘導装置は、地図情
報を格納するための格納手段と、歩行者の歩数を検出す
るための歩数検出手段と、情報を表示するための表示手
段と、ナビゲーションモードで、地図上の第1と第2の
位置の間の特定経路内で前記歩行者が徒歩で移動する徒
歩区間の始点と経路誘導の開始を指示するための指示手
段と、及びナビゲーションモードで、前記地図情報を前
記格納手段から読み出して前記表示手段に表示し、前記
特定経路を前記表示されている地図情報の上に表示し、
前記指示手段により経路誘導の開始が指示されたとき、
前記歩数検出手段により検出された前記徒歩区間の前記
始点からの歩数に基づいて、前記始点からの距離を算出
し、算出された移動距離から算出される前記歩行者の予
測現在位置を前記表示されている地図情報の上に表示す
るための出力制御手段とを具備する。
明による歩行者用経路誘導装置は、ナビゲーションモー
ドと電話モードのうちの一方を指定するためのモード指
定手段と、地図情報を格納するための格納手段と、歩行
者の歩数を検出するための歩数検出手段と、情報を表示
するための表示手段と、ナビゲーションモードで、地図
上の第1と第2の位置の間の特定経路内で前記歩行者が
徒歩で移動する徒歩区間の始点と経路誘導の開始を指示
するための指示手段と、及びナビゲーションモードで、
前記地図情報を前記格納手段から読み出して前記表示手
段に表示し、前記特定経路を前記表示されている地図情
報の上に表示し、前記指示手段により経路誘導の開始が
指示されたとき、前記歩数検出手段により検出された前
記徒歩区間の前記始点からの歩数に基づいて、前記始点
からの距離を算出し、算出された移動距離から算出され
る前記歩行者の予測現在位置を前記表示されている地図
情報の上に表示し、電話モードにおいて、前記表示手段
にテンキーあるいは複数の電話番号のリストを表示する
ための出力制御手段と、前記テンキーにより入力された
電話番号、あるいは前記リストのなかから選択された電
話番号に基づいて発呼し、外部との電話通信を可能とす
る通信手段とを具備する。
導装置では、特定経路内の歩行区間を歩行中に、3軸加
速度センサ等の歩数センサを用いて歩数が検出され、検
出された歩数から移動距離が算出される。移動距離の算
出のために使用される歩幅は、ユーザーにより入力され
ても良い。あるいはGPS現在位置情報が得られたとき
に検出された歩数と始点からの距離に基づいて自動的に
更新されても良いし、移動途中の目標点に到達したとき
に更新されても良い。算出された移動距離から、特定経
路上の移動済み経路が算出され、地図情報に予測現在位
置が重ねて表示される。従って、目的地(第2の位置)
に容易に確実に到達することができる。
経路誘導のためばかりでなく、電話機としても使用する
ことができる。電話機として使用されるときは、テンキ
ーが表示され、それを順番に押すことにより電話番号を
設定できる。あるいは、既に登録済みの電話番号リスト
が表示され、その内の1つを選択することにより電話番
号が設定される。設定されている電話番号に基づいて発
呼が行われる。
ションモードで、前記表示されている地図情報上で前記
第1の位置と前記第2の位置が位置指定手段により指定
される。前記第1の位置と第2の位置が指定されたと
き、経路算出手段は、前記地図情報に関連する情報に基
づいて前記第1の位置と前記第2の位置の間の経路の各
々についてコスト計算を行う。コスト計算は、移動時
間、移動に要する費用、移動の容易さ等のうち選択され
た少なくとも1つに基づいて行われる。算出された経路
のうちから前記特定経路が選択される。
き、該他の通信局から送信された位置情報が前記通信手
段により受信され、格納される。ナビゲーションモード
で、前記外部から受信された位置情報に基づいて、その
位置が前記表示手段に表示されている地図情報の上に表
示されてもよい。
で、前記格納手段に格納されている以外の地図情報を外
部局から受信することができる。この場合、前記出力制
御手段が前記受信された地図情報を前記表示手段に表示
することができるように、受信情報は前記格納手段に格
納される。
明の歩行者用経路誘導装置について詳細に説明する。
用経路誘導装置100の構成を示すブロック図である。
図1を参照して、歩行者用経路誘導装置100は、歩行
者の歩行数を検出する歩数センサ1と、音声を入力しあ
るいは出力するための音声入出力部2と、電波信号をア
ンテナ10により受信して歩行者の現在位置を検出する
ためのGPS検出部3と、デジタル地図データによる地
図情報等を格納している、メモリカード、CD−ROM
などからなる地図情報等のための情報格納媒体4と、そ
の地図情報から指定された地域の地図情報を選択的に読
み出す再生部5と、その読み出された地図情報にもとづ
いて指定された地域の地図を表示するための表示部6
と、歩数センサ1によって算出された歩数およびGPS
検出部部3によって検出された歩行者の位置にもとづい
て歩行距離を算出し、その歩行距離から地図上の現在位
置を逐次求めて、表示部6に表示されている地図上に歩
行者の現在位置を更新的に表示し、かつ装置全体の制御
を行うマイクロコンピュータからなる処理部7と、表示
部6に表示されるべき地図の地域を指定し、地図の表示
縮尺率を指定し、及び表示されている地図上に出発点や
目的地を設定するために処理部7に指示あるいはデータ
を入力するための操作部8と、及び外部とアンテナ10
を介して通信するための通信部9とからなっている。ア
ンテナ10は、GPS検出部と通信部9により選択的に
使用される。
置では、操作部8により経路誘導を行うための経路誘導
モードと歩行者用経路誘導装置を携帯電話として機能さ
せるための電話モードのうちの一方が設定される。
読み出され、再生部5により再生された地図情報が表示
部6に表示される。操作部8により表示部6の画面に表
示されている所定地域の地図上に出発位置および目的位
置が設定される。処理部7は、表示されている地図情報
に基づいて出発位置と目的位置とから可能な経路を求
め、そのそれぞれについて指定されるコスト計算を行
い、計算結果を表示部6に表示する。情報格納媒体4の
格納容量上の問題があるとき、あるいは処理部7の処理
能力上の問題があるときには、通信部9により外部情報
局200に計算を依頼し、計算結果を通信部9により受
信して処理部7に送る。このようにして、計算結果が表
示部6に表示されても良い。表示されている経路のなか
からユーザーにより1つの経路が特定経路として選択さ
れる。選択された特定経路は表示部6に表示される。特
定経路の決定にあたっては、ユーザーが出発位置と目的
位置と、それらの間の経路を特定経路として直接指定し
ても良い。特定経路が指定され、経路誘導開始指示が操
作部8から入力されるとると、経路誘導が開始される。
間を歩行者が歩行すると、歩数センサ1は、その一歩一
歩に対応する歩行信号を生成して処理部7に供給する。
処理部7は、その歩行信号から歩数を検出して、歩行開
始位置からの歩数を積算する。
PS検出部3は、アンテナ10を介してGPS信号を受
信して処理部7に伝達する。処理部7は、GPS信号か
ら現在位置を算出する。算出された現在位置は表示部6
に表示されている地図上に重ねて表示される。このと
き、それまでに歩行された区間も表示される。歩行途中
の2つの位置でGPS信号が受信されたときは、それら
の位置間の距離が算出され、歩数センサ1を用いて測定
されたその間の歩数からユーザーの歩幅が決定される。
決定された歩幅が、積算される歩数と共に経路誘導での
移動距離の計算に使用される。
るときには、GPS信号が受信できない場合がある。そ
のような場合には、GPS信号から歩幅を決定すること
ができない。また、GPSからGPS信号を受信すると
き電力を消費するので、ユーザーが歩行者用経路誘導装
置100を携帯しているときには、常時GPSを用いて
経路誘導を行うことは一般に困難である。この場合に
は、表示部6に表示されている地図上の2つの位置を操
作部8により指定することにより歩幅を決定しても良
い。この場合、2つの位置が指定されると、その間の距
離が地図情報に基づいて計算され、その間の積算歩数か
ら平均の歩幅が決定される。あるいは、歩幅の値が操作
部8により直接入力されても良い。いずれにより、歩幅
が決定されると、それに基づいて経路誘導が行われる。
尚、入力された歩幅は処理部7に格納されるが、歩行者
用経路誘導装置100の電源が切られても保持される。
これにより、毎回歩幅を設定する必要が無くなり、電力
の消耗を防ぐことができる。
格納されている。再生部5は、媒体4から地図を再生す
る。処理部7は、再生部5により再生された地図を表示
部6に表示する。地図は、上が北方になるように表示さ
れる。同時に方位マークが表示される。特定経路が選択
されたとき、選択された特定経路は地図上に重ねて表示
される。特定経路は、例えば、四角マーク列で表示され
る。その四角は白抜きとなっている。出発位置と目的位
置は白丸で表示される。現在位置は黒丸で表示される。
既に歩行した区間は、上記四角マークが塗りつぶされ
る。
にタブレット入力装置が操作部8の一部として形成され
ている。表示部6に表示されている地図上の位置は入力
ペンあるいは指により指定される。例えば、出発位置S
と目的位置G、あるいは上述の歩幅を決定するための2
つの位置の指定はこのようにしてなされる。また、表示
部6に表示されている情報の下部にはコマンドボタン
(図示せず)が表示される。コマンドボタンが操作され
ることにより、そのコマンドボタンに割り当てられてい
る処理が処理部7により実行される。コマンドボタンと
しては、例えば、位置指定に際しては、”拡大”、”縮
小”がある。歩幅の決定に当たっては、”入力”、”G
PS”、”位置指定”等が表示される。その他に、地図
情報を外部から入力するため、あるいは情報を外部に送
信するためのの”地図入力”、”通信”、”現在位置出
力”等がある。更に、電話モードでは、”地図表示”コ
マンドボタンも表示される。
ば位置データを送受信する。本発明の歩行者用経路誘導
装置100は、電話モードでは、携帯電話機として機能
する。電話番号を入力するために、処理部7は、再生部
5よりテンキー情報を読み出し、表示部6に表示する。
表示されているテンキーを順番に操作することにより、
所望の電話番号が指定され、その電話番号に基づいて発
呼がなされる。複数の電話番号がリストに登録されてい
ても良い。テンキーの下部に表示される”リスト”コマ
ンドボタンを操作することにより、電話番号リストが表
示され、操作部8によりその内の1つの電話番号を選択
することにより発呼がなされる。リストが表示されてい
るときは、コマンドボタン”テンキー”が表示される。
ンを操作すると、テンキーあるいは電話番号リストが表
示される。歩行者用経路誘導装置100と同等の他の歩
行者用経路誘導装置100’の電話番号が選択される
と、発呼がなされる。このとき、特定コードも送信され
る。歩行者用経路誘導装置100’では、通信部9が特
定コードを解読すると、処理部7が起動され、表示部6
にコマンドボタン”現在位置出力”が表示される。歩行
者用経路誘導装置100’のユーザーが、その表示部6
に表示されているコマンドボタン”現在位置出力”を操
作すると、歩行者用経路誘導装置100’内に保持され
ている現在位置データが歩行者用経路誘導装置100に
送信される。歩行者用経路誘導装置100では、アンテ
ナ10、通信部9により受信された現在位置データに基
づいて、処理部7は、再生部5から地図情報を表示部6
に表示し、併せてその表示されている地図上に歩行者用
経路誘導装置100’の現在位置を表示する。このよう
にして、歩行者用経路誘導装置100の表示部6に歩行
者用経路誘導装置100’の現在位置を表示することが
できる。例えば、子供に歩行者用経路誘導装置100’
を持たせておけば、子供が迷子になったときでも、容易
に子供を探し出すことができる。
することにより情報局200をコールすれば、情報局2
00から所望の情報が通信部9により受信され、再生部
5に送られる。その結果、受信された情報は、処理部7
により表示部6に表示される。このようにして、情報格
納媒体4に十分な地図情報が格納されていなくとも、必
要な情報を情報局200から入手してサービスを提供す
ることができる。
音声は音声入出力部2から出力され、それに入力され
る。”拡声”が指示されているときは、歩行者用経路誘
導装置100を耳に付けることなく音声の入出力が可能
となる。経路誘導モードでは、処理部7からの拡声音声
出力指示に基づいて、進行方向の案内が音声信号により
出力され、音声入出力部2から出力される。
置では、GPS検出部3による測位が可能なときに測定
される現在位置と、あるいはGPS検出部3による測位
が不可能なときあるいは望ましくないときは、ユーザー
の歩行距離に基づいて計算により求められる地図上の予
測現在位置が地図上に表示される。このように、本発明
によれば、状況によっては測位不能となるGPSに全面
的に依存することなく、歩行者の歩行の距離が算出され
ながら、地図上に現在位置Pが常時表示されることがで
き、目的地Gまでの誘導案内が的確に行なわれることが
できる。その際、歩行距離を検出するための特殊なセン
サといったものを用いることなく、簡便な歩数センサ1
を用いることが可能である。本発明では、後述されるよ
うに、3軸加速度センサ22を用いて低速で移動する歩
行者の歩数を検出するようにしているので、特に低速で
高感度の加速度検センサを用いる必要がない。
計算されるが、GPSによる測位が可能なときには、G
PS検出部から得られる位置情報に基づいて、歩行者の
歩幅が計算される。また、GPSによる測位が不可能な
場合、あるいは不適切な場合には、歩行中に2つの位置
を入力することにより、歩行者の歩幅を計算することが
できる。このようにして、歩数センサ1により検出され
る歩数を用いて歩行者ごとに異なる歩幅を求めて、個人
差のある歩行者の歩行矩離を適正に割り出すことができ
るので、正確に経路誘導を行うことができる。
ときには、そのデパートや地下街の内部の所定位置で送
信される地図および位置のデータを受信して、自装置の
画面に表示されるデパートや地下街の内部の地図上に自
己の現在位置を表示することができるようにすることも
可能となる。
一例の外観を示す図である。図1は、歩行者用経路誘導
装置100の上面図であり、図2は、下側面図である。
図1を参照して、本発明の一実施例による歩行者用経路
誘導装置100は、携帯電話と同等程度の大きさを有
し、中央部に、ペン入力あるいは指等によるタッチ入力
を可能とする、操作部8の一部としてのタブレット部8
−1が表示部6と一体に構成されている。歩行者用経路
誘導装置100の表示部6の上方には音声出力用の音声
出力部2−1が設けられており、構造体の下部には音声
を入力するための音声入力部2−2が設けられている。
歩行者用経路誘導装置100の下部側面には情報格納媒
体4を挿入するためのスロット4ー1が設けられてい
て、そのスロット4−1に上方格納媒体4がセットされ
る。これにより、歩行者用経路誘導装置100は、情報
格納媒体4の種類により種々のサービスを提供すること
ができる。この例では、情報格納媒体4は、地図情報を
格納している。
石11と位置指定スイッチ群8−2が設けられている。
また、音声入力部2−2と並んで操作部8の一部8−3
が設けられている。歩行者用経路誘導装置100の上側
面からはアンテナ10が突き出ている。このアンテナ1
0は使用されないときには、装置100に収納すること
ができる。
−1から108−4と指定スイッチ108−5からな
る。方向指定スイッチ108−1から108−4により
上下左右に表示部6上でカーソルが移動される。所望の
位置にカーソルがきたとき、指定スイッチ108−5が
押される。これにより、表示部6上に表示されている地
図上で位置を指定することができる。
設定スイッチ109−1、電話モード設定スイッチ10
9−2、音量拡大設定スイッチ109−3、案内開始ス
イッチ104が設けられている。経路誘導モード設定ス
イッチ109−1が押されると、経路誘導モードが設定
される。これにより、ユーザーを案内するために必要な
情報の入力が可能となり、また案内開始スイッチ104
が可能とされる。電話モード設定スイッチ109−2が
押されると、電話モードが設定される。電話モードで
は、表示部6に例えば、テンキーが表示される。音量拡
大設定スイッチ109−3が押されると、音声出力部2
−1から出力される音あるいは音声の音量が拡大され
る。これにより、電話モードでは歩行者用経路誘導装置
100を耳から離した状態で通話することが可能とな
る。また、経路誘導モードでは、左折すべきか、直進す
べきか、右折すべきか、更に何メートル進むべきかが音
声で案内される。これにより、目に障害を持つ人に対し
ても案内をすることができるようになり、目に障害を持
つ人々の行動範囲を広げることができる。また、2つの
バイブレーターが歩行者用経路誘導装置100と電磁波
信号により接続されていてもよい。この場合は、経路誘
導モードでは音声による案内に加えて、あるいは音声に
よる案内に変えて、バイブレーターによる案内が行われ
る。例えば、バイブレーターを左右のポケットに入れて
おき、左折するときには左ポケットのバイブレーターを
振動させ、右折するときには右ポケットのバイブレータ
ーが振動させられる。これにより、聴覚障害者の人々に
も確実に案内を提供することができる。
される。このとき、地図は上方が北方となるように表示
される。地図には方位マークも表示されているが、ユー
ザーは、自己がどの方位を向いているのか分からず、進
むべき方向を見いだせない場合が多い。そこで、磁石1
1が提供されている。これにより、磁石の方位を表示さ
れている地図上の方位マークと一致されるように歩行者
用経路誘導装置100を動かせば、進むべき方向を容易
に見いだすことができる。
00の詳細な構成を示すブロック図である。図4を参照
して、歩行者用経路誘導装置100の動作と処理部7の
構成を説明する。先ず、ユーザーは電源スイッチ(図示
せず)をオンする。その後、経路誘導モード設定スイッ
チ109−1あるいは電話モード設定スイッチ109−
2を押す。これにより、経路誘導モードあるいは電話モ
ードが設定される。あるいは、前に使用したときのモー
ドに自動的に設定されても良い。
する。電話モードでは、図5に示されるように、情報格
納媒体4からテンキー情報が読み出され、再生部5で表
示データに変換される。表示データは出力制御部60に
送られ、表示部6に表示される。
により電話番号を入力する。入力された電話番号は、電
話番号レジスタ64に保持され、通信部9によりアンテ
ナ10を介して外部に送信される。これにより通話が可
能となる。テンキーの下に表示される”リスト”がペン
あるいは指で押されると、再生部5の表示情報部5−2
から登録されている電話番号リストが読み出される。出
力制御部60は、読み出された電話番号リストを表示部
6に表示する。操作部8−2を操作することにより、あ
るいは表示されている電話番号リストないの1つの電話
番号をペンあるいは指で指定することにより(操作部8
−1により)、その電話番号は電話番号レジスタ64に
保持される。このようにして、上述と同様にして発呼が
なされる。以降、例えば、他の歩行者用経路誘導装置1
00’(図1)と通話することが可能となる。
は通信部9を介してアンテナ10から送信される。ま
た、アンテナ10から受信された音声は通信部9からス
イッチ66に送られる。スイッチ66は、電話モードで
は通信部9に接続され、経路誘導モードでは出力制御部
60に接続される。また、スイッチ68は、音量拡大設
定スイッチ68が操作されているときは、増幅器70−
2に、音量拡大設定スイッチ68が操作されていないと
きは増幅70−1に接続されている。これにより、通信
部9からの音声信号はスイッチ66を介して増幅器70
−1あるいは増幅器70−2に供給される。増幅器70
−2に接続されるときは、2つの増幅器70−2、70
−1を介してスピーカー2−1から音声が出力されるの
で、歩行者用経路誘導装置100を耳に近づけておく必
要はない。音声信号が増幅器70−1に接続されるとき
は、歩行者用経路誘導装置100は、通常の携帯電話と
して使用可能である。
きは、地図情報が情報格納媒体4から読み出され、再生
部5の領域5−1に格納される。また、制御情報は、領
域5−2に格納される。再生部5は、先ず日本全体の地
図を再生する。これにより、出力制御部60は、日本全
体の地図を表示部6に表示する。このとき、表示部6の
下部にはコマンドボタン”拡大”と”縮小”が表示され
ている。
るいは操作部8−2の指定スイッチ108−5により、
例えば関東地方が指定されると、出力制御部60からの
指示に従って再生部5は、関東地方の地図を再生する。
出力制御部60は、関東地方の地図を表示部6に表示す
る。このようにして、順次縮尺率を変更して所望の地域
が表示されるようにする。
ッチ108−1から108−4が操作されてカーソルが
動かされ、指定スイッチ108−5が操作されて出発点
として第1の現在位置が指定される。同様にして、目的
地として第2の位置が指定される。指定された第1の位
置と第2の位置はそれぞれレジスタ82と84に格納さ
れる。これにより、出力制御部60は、表示されている
地図情報に基づいて第1の位置から第2の位置に至る可
能な経路を選択する。
されていない場合に、コマンドボタン”情報入力”が操
作されると、出力制御部60は、通信部9に所定命令を
送る。通信部9は、アンテナ10を介して情報局200
と通信する。情報局200から得られた地図情報は、再
生部5の領域5−1に格納される。このようにして、情
報格納媒体4に十分な格納容量が無くとも、必要な情報
を外部から受信することにより経路誘導が実行される。
項目の入力を求める。即ち、再生部5の領域5−2から
制御情報を読み出し表示部6に表示する。表示される制
御情報のコスト項目には、時間、料金、及び障害があ
る。時間の項目が選択されると、第1の位置から第2の
位置まで移動するために要する時間を基準にコストが計
算される。料金の項目が選択されると、第1の位置から
第2の位置まで移動するために要する料金を基準にコス
トが計算される。障害の項目が選択されると、第1の位
置から第2の位置まで移動する途中での障害の有無を基
準に経路が選択される。これは、例えば、身体に障害が
ある人が移動するのに障害となる状況を考慮したもので
ある。
は、道路情報D1、鉄道路線情報D2、バス路線情報D
3、及び建物情報D4がリンクされて構成されている。
各情報D1からD4は、種々の属性データを有している
が、ここでは説明を省略する。道路情報D1には、道路
工事情報D11、道路あるいは歩道を通行する際の段差
等の障害についての障害情報D12、その道路をタクシ
ーで行くときのタクシー料金表がリンクされている。ま
た、鉄道路線情報D2には、料金表D21と所要時間D
22がリンクされている。更に、バス路線情報D3に
は、料金表D31と所要時間D32がリンクされてい
る。
再生部5の領域5−1に格納されている地図情報を参照
してコスト計算を行い、計算結果に従って経路を表示す
る。例えば、料金の項目が指定されれば、現在位置Sか
ら目的位置Gまでの道路距離を計算して、タクシー料金
表D13を参照してタクシーで行った場合の料金を計算
する。また、他の経路として、一部鉄道とバスを利用し
た場合には料金表D21とD31を参照して料金を計算
する。こうして、現在位置から目的位置まで移動するの
に要する費用に基づいて種々の経路が表示される。この
コスト計算が処理部7にとって重いときには、第1と第
2の位置情報と、コスト計算項目を通信部9により情報
局200に送信し、その計算結果を得るようにしても良
い。
るいは表示されている計算結果をペンあるいは指で押し
て、表示されている経路のなかから1つの経路を特定経
路として選択する。その結果は出力制御部60に格納さ
れる。
された経路に従い地下鉄のXY駅に到達したとする。こ
こで、ユーザーは案内開始スイッチ109−4を操作す
る。このとき、表示部6の下部には”DPS”と”入
力”のコマンドボタンが表示されている。DPS信号を
使用して現在位置を出発位置と指定するときはコマンド
ボタン”DPS”を押す。また、ペン等により入力する
ときは、”入力”を押す。こうして、出発位置が設定さ
れる。GPS検出部3により検出された現在位置あるい
は入力された現在位置は、出力制御部60によりレジス
タ86に設定される。次いで、出力制御部60は、レジ
スタ82と84の内容に従って、地下鉄のXY駅Sから
目的地Gまでの特定経路を表示する。このとき地下鉄の
XY駅を中心として2Kmの範囲の地図が表示される。
この地図を拡大するように操作部8−1から指示が入力
されて、図6に示されるように、特定経路の徒歩区間が
連続する白い四角により表示される。このとき、目的地
は白丸と共にGで表示される。
用された歩幅値が設定されていて、その値が使用されて
も良い。あるいは、表示部6に表示されているコマンド
ボタン”入力”を用いてテンキーを表示し、歩幅値を入
力しても良い。入力された歩幅は、出力制御部60によ
りレジスタ44に入力される。
ークの向きと一致するように歩行者用経路誘導装置10
0を動かして進行方向を確認し、歩行を開始する。
0が手に持たれている場合に限定せず、カバン等に入れ
られた状態で持ち運ばれることも考慮して歩数センサ1
が構成されている。すなわち、この実施例では、歩行者
の歩行による振動を全方向で検出することができるよう
にX軸、Y軸、Z軸の3軸について各方向の振動を検出
する3軸加速度センサ22が歩数センサ1に使用されて
いる。ここで、X軸、Y軸、Z軸は地表を基準とするも
のではなく、相対的な3次元軸である。
o、Zoはそれぞれ対応して設けられているハイパスフ
ィルタ(HPF)24−1、24−2、23−3に供給
される。また、各軸の出力Xo、Yo、Zoはそれぞれ
対応して設けられているローパスフィルタ(LPF)2
6−1、26−2、26−3にそれぞれ供給される。検
出器32は、ローパスフィルタ26−126−2、26
−3からの出力から重力の方向を検出して軸補正回路3
4に出力する。
された重力の方向に基づいて、ハイパスフィルタ24−
1、24−2、24−3の出力から、振動成分Gx’、
Gy’、Gz’を抽出する。加速度検出器36は、振動
成分Gx’、Gy’、Gz’から、重力加速度の影響が
除去された、歩行者の歩行にともなう垂直方向の加速度
の変化を検出する。このとき、加速度の変化の周期と変
化のパターンが保持されても良い。
に対する絶対的な座標系ではなく、装置内での相対的な
座標系であるために、加速度センサ22の各軸の出カX
o、Yo、Zoがローパスフィルタ26−1、26−
2、26−3にそれぞれ通されることにより重カによる
加速度成分Gxo、Gyo、Gzoが得られる。得られ
た重力による加速度成分Gxo、Gyo、Gzoの結果
から重力の方向が重力方向検出器32により決定され
る。その決定された重力の方向にしたがってハイパスフ
ィルタ24−1、24−2、24−3から得られる歩行
者の歩行にともなう加速度(振動)成分Gx、Gy、G
zの出力の軸補正が行われる。その結果、地表面に対す
る座標軸に応じた垂直面に対する歩行による加速度(振
動)成分Gx’、Gy’、Gz’が軸補正回路34から
得られる。
およびローパスフィルタ26−1から26−3のカット
オフ周波数は約l〜2Hz程度である。こうして、処理
部7は、その軸補正された歩行者の歩行による加速度
(振動)成分Gx’、Gy’、Gz’から歩数と周期を
決定する。加速度センサ22を用いて低速で移動する歩
行者の歩数を検出するようにしているので、特に低速で
高感度の加速度検出センサを用いる必要がない。
度の変化から歩数を検出し、検出された歩数を積算す
る。
いるので、計測距離レジスタ46は、歩幅レジスタ44
に格納されている歩幅と歩数レジスタ38に積算されて
いる歩数から低速移動距離を計算して保持する。出力制
御部60は、レジスタ46に格納されている低速移動距
離に基づいて、特定経路上の徒歩区間を示す白い四角を
塗りつぶす。また、低速移動距離から得られる現在位置
を黒丸で表示する。このようにして、低速移動距離は更
新される。また、ユーザーどこまで目的位置Gに近づい
たかを知ることができる。
コマンドボタンの”GPS”と”入力”のうちの一方を
操作部8−1により操作して、現在位置をレジスタ88
に入力する。これに応答して、出力制御部60は、レジ
スタ86の内容で指定される位置からレジスタ88の内
容で指定される位置までの特定経路の歩行区間の距離を
算出して、レジスタ40に格納する。歩幅計算部42
は、レジスタ40に格納されている距離と歩数レジスタ
38に格納されている積算歩数から歩幅を計算してレジ
スタ44に設定する。レジスタ44の歩幅値が更新され
ると、計測距離レジスタ46には、出力制御部60によ
り計測距離(低速移動距離)が格納される。レジスタ4
6の計測距離は、距離選択器58により選択されて出力
制御装置60により表示部6に出力される。即ち、特定
経路の徒歩区間の四角列が、再計算された移動距離に基
づいて塗りつぶしされる。現在位置も修正される。
の距離にまで到達すると、出力制御部60は、スイッチ
68を増幅器70−2側に接続される。その後、出力制
御部60は、”目的地の到着しました”という音声メッ
セージを出力する。スイッチ66は、経路誘導モードで
は、出力制御部60側に接続されているので、その音声
メッセージは拡声されてスピーカー2−1から出力され
る。こうして、ユーザーは、目的地への到着を知ること
ができる。
出部3により検出される位置、即ち1つの位置までの距
離に基づいて歩幅の値が修正されている。しかしなが
ら、GPS検出部3から少なくとも2つの位置データが
入力されたとき、出力制御部60がその2つの位置間の
距離を計算し、その距離をレジスタ40に設定すること
により歩幅の値を修正しても良い。あるいは、例えば、
図6に示される地図では、表示されている地図で郵便局
の近所まできたとき、ユーザーが操作部8−2を用いて
現在位置を入力しても良い。出力制御部60は、地下鉄
XY駅から郵便局までの距離を計算してレジスタ40に
設定する。これにより、GPS検出部3により現在位置
が検出されたときと同様にして歩幅を調整することがで
きる。
踏みしたりして歩幅が乱れる事態の発生が考えられる。
そのような事態に対処するためには歩数レジスタ38と
歩幅レジスタ44の組を複数用意して、加速度センサ2
2の出力パターンに基づいて複数のレジスタの組のいず
れかの組の歩数レジスタ38を更新し、全ての組の積算
歩数と歩幅から移動距離を計算しても良い。複数の歩幅
を決定するために、GPSによる測位が可能なときに、
歩行者が走ったり足踏みしたりしたときの加速度センサ
22の出力変化(歩数の周期変化)のパターンと、その
ときのGPSの測定位置から計算される実際の歩行距離
から歩幅を計算して対応するレジスタに格納すればよ
い。
乗って比較的高速で移動しているときの動作について説
明する。加速度センサ22として特に高精度なものを用
いなくとも、比鞍的高速で移動するときの加速度は精度
良く検出することができる。したがって、歩行者が自転
車や電車などの乗物に乗って比較的高速で移動している
ときには、加速度センサ22の検出出力から得られる加
速度(振動)成分Gx’、Gy’、Gz’から、加速度
検出器36は、水平方向の加速度の変化を検出する。
入力される時間成分との積を累積する。即ち、加速度を
時間に関して積分する。これにより、移動速度が求めら
れて速度レジスタ50に格納される。積分器54は速度
レジスタの値とタイマー52からの時間成分の積を計算
する。即ち、移動距離が計算されて、高速移動距離レジ
スタ56に格納される。
時速5〜10Km程度以下であれば、距離選択器58
は、計測距離レジスタ46に格納されている低速移動距
離を出力制御部60に出力し、時速5〜10Km程度を
越えているときには計測距離レジスタ56に格納されて
いる高速移動距離を出力制御部60に出力する。これに
より、ユーザーが自転車や電車などの乗物に乗って比較
的高速で移動しているときの移動状況を表示することが
できる。
用いることにより、処理部7の制御下において、低速で
の歩行時には歩数を検出して歩行距離が決定され、比較
的高速での移動時には検出された水平面に対する加速度
(振動)成分Gx’、Gy’、Gz’から移動距離が決
定される。歩行者の移動状況に応じて検出精度の高い距
離情報が選択的に採用される。即ち、距離選択器58
は、歩行距離と高速移動距離をのうちの1つを選択して
表示制御装置60に供給する。このようして、歩行時お
よび乗物による移動時の何れにあっても地図上に現在位
置Pが精度良く表示されることができ、誘導案内が釣確
に行なわれることができる。
置にあっては、歩行者の歩行の距離が検出されて地図上
の現在位置が決定される。画面に表示されている所定地
域の地図上に自己の現在位置が表示されるときに、歩行
による振動から歩数が検出される簡便なセンサが用いら
れているので、従来からの懸案であった歩行者の歩行距
離が適正に検出することができるようになる。GPSに
よる測位ができないような状況下にあっても、地図上に
おける歩行者の現在位置が精度良く表示されることがで
き、目的地への誘導案内が的確に行われることができ
る。
とによって、検出精度の悪い低速での歩行時にはそのセ
ンサ出カから歩数が検出されて歩行距離が決定され、比
較的高速での移動時には検出された加速度から移勤距離
が決定されている。従って、歩行時および乗物による移
動時の何れにあっても、そのときの歩行者の移動状祝に
応じた現在位置が適正に検出されて地図上に表示される
ことができる。
は、携帯電話としても使用することができる。さらに、
その通信機能を利用して、外部と通信し、必要な情報を
得ることができる。
装置の構成を示す図である。
である。
図である。
装置の詳細な構成を示す図である。
装置が携帯電話として使用されるときの表示例を示す図
である。
装置が経路誘導に使用されるときの表示例を示す図であ
る。
装置で使用される情報の構成を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 地図情報を格納するための格納手段と、 歩行者の歩数を検出するための歩数検出手段と、 情報を表示するための表示手段と、 ナビゲーションモードで、地図上の第1と第2の位置の
間の特定経路内で前記歩行者が徒歩で移動する徒歩区間
の始点と経路誘導の開始を指示するための指示手段と、
及びナビゲーションモードで、前記地図情報を前記格納
手段から読み出して前記表示手段に表示し、前記特定経
路を前記表示されている地図情報の上に表示し、前記指
示手段により経路誘導の開始が指示されたとき、前記歩
数検出手段により検出された前記徒歩区間の前記始点か
らの歩数に基づいて、前記始点からの距離を算出し、算
出された移動距離から前記歩行者の予測現在位置を前記
表示されている地図情報の上に表示するための出力制御
手段とを具備する歩行者用経路誘導装置。 - 【請求項2】 ナビゲーションモードと電話モードのう
ちの一方を指定するためのモード指定手段と、 地図情報を格納するための格納手段と、 歩行者の歩数を検出するための歩数検出手段と、 情報を表示するための表示手段と、 ナビゲーションモードで、地図上の第1と第2の位置の
間の特定経路内で前記歩行者が徒歩で移動する徒歩区間
の始点と経路誘導の開始を指示するための指示手段と、
及びナビゲーションモードで、前記地図情報を前記格納
手段から読み出して前記表示手段に表示し、前記特定経
路を前記表示されている地図情報の上に表示し、前記指
示手段により経路誘導の開始が指示されたとき、前記歩
数検出手段により検出された前記徒歩区間の前記始点か
らの歩数に基づいて、前記始点からの距離を算出し、算
出された移動距離から前記歩行者の予測現在位置を前記
表示されている地図情報の上に表示し、電話モードにお
いて、前記表示手段にテンキーあるいは複数の電話番号
のリストを表示するための出力制御手段と、 前記テンキーにより入力された電話番号、あるいは前記
リストのなかから選択された電話番号に基づいて発呼
し、外部との電話通信を可能とする通信手段とを具備す
る歩行者用経路誘導装置。 - 【請求項3】 前記歩数検出手段は、3軸加速度センサ
を含む請求項1又は2に記載の歩行者用経路誘導装置。 - 【請求項4】 ナビゲーションモードで、前記表示され
ている地図情報上で前記第1の位置と前記第2の位置を
指定するための位置指定手段と、 前記第1の位置と第2の位置が指定されたとき、前記地
図情報に関連する情報に基づいて前記第1の位置と前記
第2の位置の間の経路の各々についてコスト計算を行う
ための経路算出手段と、及び算出された経路のうちから
前記特定経路を選択するための経路選択手段とを更に具
備する請求項1乃至3のいずれかに記載の歩行者用経路
誘導装置。 - 【請求項5】 前記通信手段は、電話モードで他の通信
局をコールして、該他の通信局から送信された位置情報
を受信し、ナビゲーションモードで、前記外部から受信
された位置情報に基づいて現在位置を前記表示手段に表
示されている地図情報の上に表示する請求項4に記載の
歩行者用経路誘導装置。 - 【請求項6】 前記通信手段は、ナビゲーションモード
で、前記格納手段に格納されている以外の地図情報を外
部局から受信し、前記出力制御手段が前記受信された地
図情報を前記表示手段に表示することができるように前
記格納手段に格納する請求項2に記載の歩行者用経路誘
導装置。
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---|---|---|---|
JP34460396A JP3558193B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 歩行者用経路誘導装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH10170300A true JPH10170300A (ja) | 1998-06-26 |
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- 1996-12-09 JP JP34460396A patent/JP3558193B2/ja not_active Expired - Fee Related
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