JPH10170268A - 投光装置 - Google Patents

投光装置

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JPH10170268A
JPH10170268A JP8333222A JP33322296A JPH10170268A JP H10170268 A JPH10170268 A JP H10170268A JP 8333222 A JP8333222 A JP 8333222A JP 33322296 A JP33322296 A JP 33322296A JP H10170268 A JPH10170268 A JP H10170268A
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JP
Japan
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light
rotating body
light source
rotating
rotational position
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JP8333222A
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Tadashi Adachi
正 足立
Masami Yamamoto
正美 山本
Hajime Hiratsuka
哉 平塚
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投光装置の装置構成を可及的に簡素化する。 【解決手段】 基体80に対して回動体81が回動自在
に支持されて、駆動手段82により設定回動状態にて回
動駆動され、それの回動軸芯と交差する方向にビーム光
を投射する投光装置において、回動体81の回動位置を
検出する回動位置検出手段RPは、光源RSと、その光
源RSから投射された光を検出する受光器PSとが備え
られて、受光器PSが光源RSから投射された光を検出
する受光状態と光源RSから投射された光を検出しない
非受光状態との切り換わりによって、回動体81が設定
回動位置にあることを検出し、その設定回動位置にある
ことを検出した時点からの経過時間情報と、予め記憶さ
れている前記設定回動状態における時間と回動位置との
関係を示す回動位置決定用記憶情報とに基づいて、回動
体81の回動位置を検出するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止状態で配置さ
れる基体と、その基体に対して回動自在に支持される回
動体と、その回動体を設定回動状態にて回動駆動する駆
動手段と、前記回動体の回動位置を検出する回動位置検
出手段とが設けられ、前記回動体から、それの回動軸芯
と交差する方向にビーム光を投射する投光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる投光装置は、基体に対して回動自
在に支持される回動体から、それの回動軸芯と交差する
方向にビーム光を投射するものであり、例えば、ビーム
光を回転走査して、その投射したビーム光を反射する物
体の存在方位を検出すること等の種々の用途に用いられ
る。従って、回動体の回動位置を検出する必要があり、
回動位置検出手段が設けられている。この回動位置検出
手段の具体構成としては、従来、例えばパルスエンコー
ダの回転軸を回動体に固定し、パルスエンコーダの出力
パルス数を計数することによって上記回動位置を検出す
ることが一般的に行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、パルスエンコーダの存在自体によって構成
が複雑化すると共に、基体と回動体とに亘る状態でパル
スエンコーダを設置する必要があり、パルスエンコーダ
を取り付けるための構成も複雑化して、投光装置が全体
として複雑化する不都合があった。本発明は、上記実情
に鑑みてなされたものであって、その目的は、投光装置
の装置構成を可及的に簡素化する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、回動体の回動位置を検出する回動
位置検出手段は、受光器が光源から投射された光を検出
する受光状態と、光源から投射された光を検出しない非
受光状態との切り換わりによって、回動体が設定回動位
置に位置することを検出し、この設定回動位置を基準と
して、その設定回動位置にあることを検出した時点から
の経過時間を計測する。一方、回動体は駆動手段にて設
定回動状態にて回転駆動されるので、時間と回動位置と
の関係を示す情報を求めて、これを回動位置決定用記憶
情報として記憶しておくことができる。そこで、上記の
ように経過時間情報が計測されれば、その回動位置決定
用記憶情報を利用して、回動体の回動位置を検出するこ
とができるのである。従って、主には、光源及び受光器
を備えて、回動体が設定回動位置にあることを検出でき
るための構成とするだけで、回動体の回動位置を検出す
ることが可能となり、もって、投光装置の装置構成を可
及的に簡素化できるに至った。
【0005】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、回動位置検出手段の主要部である光源及び受光
器は基体側に設けられているので、回動体が設定回動位
置にあることを検出するために、光源からの光を受光器
に向けて反射する反射体を設けている。従って、光源と
受光器とを基体と回動体とに振り分け配置する構成で
は、基体と回転する回動体とを電気的に配線する必要が
あり、構成が複雑化するのに対して、光源及び受光器を
基体に側に設けることで、このような不都合がなく、構
成の複雑化を防止できる。
【0006】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、回動体は、駆動手段により鉛直軸芯周りに回動
し、その回動は等速回転である。従って、投光装置をい
わゆるレーザレベラーとして用いることが可能となり、
しかも、回動体が等速回転することから、時間と回動位
置との関係を示す回動位置決定用記憶情報を単純化する
ことができて、回動体が設定回動位置にあることを検出
した時点からの経過時間情報から、簡単な演算処理で回
動体の回動位置を求めることができ、もって、投光装置
を一層便利なものとできる。
【0007】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、回動位置検出手段の主要部を構成する光源が、
回動体から投射されるビーム光用の光源と兼用構成され
ているので、投光装置の装置構成を更に簡素化できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の投光装置LEを、
耕耘装置6を取り付けた農用トラクターV(以後、作業
車Vという)が、圃場F内に設けた複数個の作業行程L
に沿って自動走行しながら、耕耘作業等を行うときの、
作業車Vの測位に利用した場合の実施の形態について、
図面に基づいて説明する。
【0009】圃場Fの外側には、図1及び図5に示すよ
うに、レーザ測位装置40が、水平面内における位置が
判っている地上側の設定基準位置に設置されている。レ
ーザ測位装置40は、作業車Vまでの距離を測定すると
共に、レーザ測位装置40に対する作業車Vの存在方位
を測定して、作業車Vの存在位置を測定するものであ
り、このため、投光装置LEにてビーム光を水平方向に
回転走査自在に構成され、そのビーム光が作業車Vに備
えられた回帰反射体53にて反射されて戻ってきた光を
検出して、作業車Vまでの距離とビーム光が反射してき
たときのビーム光の走査角とから、作業車Vの水平面内
における位置測定を行う。
【0010】回帰反射体53は、いわゆるコーナーキュ
ーブの反射面に相当するものを円筒の周面に多数配列し
たものであり、ビーム光が飛来して来た方向にそのビー
ム光を反射する。回帰反射体53は、後述する作業車側
受光器54と共に二股状の支持アーム51に取り付けら
れ、支持アーム51は、図1及び図2等に示すように、
耕耘装置6側に取り付けられている支持筒37aに内嵌
状態で支持されネジ止め固定される。
【0011】レーザ測位装置40の投光装置LEは、図
3に概略断面を示すように、静止状態で配置される基体
80と、その基体80に対して上下一対のベアリング8
0a,80aを介して回動自在に支持される回動体81
と、基体80内に回動体81を回動駆動する駆動手段と
しての電動モータ82とが設けられ、回動体81から、
それの回動軸芯である鉛直軸芯と垂直に交差する方向、
具体的には水平方向にビーム光を投射する。電動モータ
82の回転軸に固定された駆動スプロケット82aと、
回動体81の下部の筒状回動部81aに外嵌状態で取り
付けられたスプロケット81bとが、チェーン82bに
よって連結され、電動モータ82を一定速度で回転させ
ることで、回動体81が一定方向に等速回転する。
【0012】投光装置LEの基体80には、上記ビーム
光用の光源BSと回動体81の回動位置検出用の光源R
Sとを兼用する半導体レーザ素子60と、半導体レーザ
素子60の出射光を平行光にするコリメートレンズ61
と、半導体レーザ素子60の光軸方向に並ぶ第1ハーフ
ミラー65a及び第2ハーフミラー65bと、回動位置
検出用の光源RSとして機能する半導体レーザ素子60
から投射された光を受光する受光器PSとしての回動位
置検出用受光素子62とが設けられ、更に、半導体レー
ザ素子60の出射光をハーフミラー65aにて90度偏
向した光の通過を許容する開口80bと、半導体レーザ
素子60の出射光をハーフミラー65bにて90度偏向
した光の通過を許容する開口80cとが形成されてい
る。又、投光装置LE自体を構成するものではないが、
回帰反射体53で反射して投光装置LEに戻って来たビ
ーム光を受光する距離検出用受光素子63、及び、その
反射ビーム光を距離検出用受光素子63に集光する集光
レンズ64も基体80内に備えられている。
【0013】投光装置LEの回動体81には、開口80
bの通過光を90度偏向して水平方向にビーム光を投射
するための反射鏡81cと、開口80cの通過光をハー
フミラー65bに向けてそのまま反射する反射体MRと
しての回動位置検出用反射鏡81dとが固定取り付けさ
れ、上部にビーム光を投射するための開口81eが形成
されている。回動位置検出用反射鏡81dは、平面視で
回動体81の回動時における回動位置検出用反射鏡81
dの移動軌跡上に基体80に形成された開口80cが位
置するように、且つ、その移動軌跡に沿って設定幅を有
するように構成されている。
【0014】電動モータ82の駆動により回転走査する
状態で投光装置LEから投光され、作業車Vで反射され
て戻ってきたビーム光は、ハーフミラー65aを経由し
て距離検出用受光素子63に導かれ、検出される。距離
検出用受光素子63の検出信号は、図4に概略的に示す
基体80内の信号処理回路にて処理され、作業車Vまで
の距離検出に利用される。図4に示す信号処理回路に
は、距離検出用受光素子63の検出信号を処理する部分
の他に、半導体レーザ素子60に対する変調回路及び回
動体81の回動位置を検出するために回動位置検出用受
光素子62の検出信号を処理する部分が含まれている。
【0015】以下、図4の信号処理回路について説明す
る。先ず、上記処理回路による作業車Vまでの距離を求
める処理について説明する。半導体レーザ素子60は、
パルス発振回路67による数μs〜十数μs程度の繰り
返し周期のパルス信号で駆動され、この結果、半導体レ
ーザ素子60の出射光は一定周期のパルス光となる。
【0016】距離検出用受光素子63の検出信号は、コ
ンパレータ68に入力されて、計時手段としてのタイマ
69に入力される。このタイマ69には、パルス発振器
67の出力信号も入力され、タイマ69は、パルス発振
器67からパルス信号が入力されると共に計時を開始
し、コンパレータ68からパルス信号が入力されるまで
の計時時間tを演算装置70へ出力する。上記パルス信
号の繰り返し周期は、作業車Vまでの距離として想定し
ている最大距離を光が往復する時間より長くなるように
設定してあるので、演算装置70は、上記の計時時間か
ら、距離情報D(=t×c/2)を求める(cは光の速
さ)。
【0017】次に、図4に示す処理回路による回動体8
1の回動位置を求める処理について説明する。回動位置
検出用受光素子62の検出信号はコンパレータ76に入
力されて、回動位置検出用反射鏡81dからの反射光を
受光しているか否かに対応するパルス信号に変換され
る。コンパレータ76の出力信号は、タイマ77に入力
されてパルス間の時間(具体的には、パルスの立ち上が
り時点間の間隔等)が計測される。すなわち、タイマ7
7では、回動体81が一回転するのに要する時間を常時
計測しており、計測を行う度に、設定回動状態すなわち
等速回転における時間と回動位置との関係を示す回動位
置決定用記憶情報として演算装置70に記憶される。
尚、タイマ77による計測は、適当な時間間隔をおいて
実行しても良いし、装置の起動時に一度行うだけでも良
い。又、タイマ77によらずに別途回動位置決定用記憶
情報を求めて記憶しておけば、タイマ77は設けなくて
も良い。
【0018】コンパレータ76の出力信号は、もう一方
のタイマ78にも入力されて、計時される。このタイマ
78では、コンパレータ76の出力信号に含まれるパル
スを検出した時点から計時を開始して、コンパレータ6
8の出力信号に含まれるパルスを検出した時点で計時を
終了する。すなわち、大まかに表現すると、タイマ78
は、回動位置検出用受光素子62が光源RSから投射さ
れた光を受光する受光状態と光源RSから投射された光
を受光しない非受光状態とが切り換わった時点で、回動
位置検出用反射鏡81dが回動位置検出用受光素子62
の直上を通過する設定回動位置にあることを検知でき、
その時点作業車Vからの反射光を検出した時点までの時
間を計測している。
【0019】回動体81は電動モータ82の駆動により
等速回転しているので、演算装置70は、タイマ78の
計測時間の、回動位置決定用記憶情報として記憶してい
るタイマ77の計測時間に対する比を求めることで、上
記受光状態と非受光状態との切り換わるときの回動体8
1の位置すなわち上記設定回動位置を基準として、回動
体81の回動位置を求めることができる。従って、半導
体レーザ素子60、回動位置検出用反射鏡81d、回動
位置検出用受光素子62、コンパレータ76、タイマ7
7,78及び演算装置70を主要部として、回動体81
の回動位置を検出する回動位置検出手段RPを構成して
いる。本実施の形態においては、作業車Vの存在方位の
測定を目的としているので、計時の終了したタイマ78
の計測時間の、演算装置70に記憶しているタイマ77
の計測時間に対する比を求め、図5においてαで示すビ
ーム光の投射方位に換算する。この投射方位の情報と、
上述の距離情報とから、作業車Vの圃場Fにおける水平
面内の位置情報を求めて、スペクトラム拡散方式の無線
装置であるSS無線装置52にて作業車Vに送信する。
【0020】次に、作業車Vの構成について説明する。
図1に示すように、車体5の後部側のミッションケース
25に、3点リンク機構27が支持され、3点リンク機
構27を介して、ロータリー式の耕耘装置6が着脱自在
で、且つ、昇降用油圧シリンダ13の駆動力により昇降
自在に連結されている。耕耘装置6には、上述のよう
に、作業車側受光器54が、回帰反射体53と共に、支
持筒37aに支持される状態で取り付けられている。作
業車側受光器54は、図2に示すように、受光パネル5
4aが支持部54bの表裏両面に取り付けられて構成さ
れている。受光パネル54aは、多数の受光素子が上下
方向に配列されて構成され、高さ方向で受光位置が検出
可能となっており、レーザ測位装置40のビーム光の投
射高さが一定であるので、そのビーム光が受光パネル5
4aのどの位置に当たるかによって耕耘装置6の絶対的
な高さを検出できる。
【0021】車体5に備えた左右一対の前輪3及び後輪
4は、図示しない油圧シリンダによって、左右を一対と
して各別に操向操作自在に構成され、前輪3のみを操向
する2輪ステアリング形式、前後輪3,4を逆位相で且
つ同角度に操向する4輪ステアリング形式の2種類のス
テアリング形式を選択使用できる。尚、各作業行程Lに
沿っての直進走行時には、前輪3のみを操向する2輪ス
テアリング形式で行う。
【0022】上述のようにSS無線装置52にて送信さ
れた、作業車Vの水平面内での位置情報は、作業車Vに
備えられているSS無線装置50に受信され、図5に示
すように、作業車Vが圃場Fの作業行程Lに沿って走行
するのに利用される。具体的には、水平面内の位置情報
として記憶されている作業行程Lと、実際に検出した水
平面内における位置情報との偏差が、設定範囲内に収ま
るように、ステアリング制御される。
【0023】このような操向制御によって、作業車V
は、図5で最右端側に位置する最初の作業行程Lのスタ
ート地点Stから走行開始して、2輪ステアリングで各
行程に沿って直進走行するとともに、各作業行程Lの終
端部から隣接する作業行程Lの始端部に向けて、終端地
点eから所定距離直進走行してから180度の旋回動作
を開始し、所定の旋回区間gを経て旋回動作の終点fに
至る経路e〜fを所望の回向軌跡とする回向パターン
で、4輪ステアリングにて回向動作し、回向後は、逆方
向に走行する往復走行を繰り返して、圃場Fの全範囲を
走行する。そして、各作業行程Lにおける適正作業箇所
において、耕耘装置6の絶対的な高さが設定高さを維持
するように、耕耘装置6の高さ情報に基づいて、昇降用
油圧シリンダ13が制御される。
【0024】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 上記実施の形態では、回動体81に反射体MRとし
ての回動位置検出用反射鏡81dを設けているが、図6
に示すように、基体80の上面に鉛直方向に立設する状
態で、反射体MRとして幅狭の回動位置検出用反射鏡9
0を設けても良い。尚、上記実施の形態と同符号を付し
てあるものは、上記実施の形態と共通のものである。こ
の場合、投光装置LEから投射されたビーム光が上記回
動位置検出用反射鏡90を横切った位置が、基準となる
設定回動位置であり、距離検出用受光素子63の受光状
態と非受光状態との切り換わりにより、回動体81がそ
の設定回動位置にあることを検出できる。従って、距離
検出用受光素子62が回動位置の検出のための受光器P
Sを兼用するものとなる。このように兼用構成すると、
距離検出用受光素子63は、作業車Vからの反射光と回
動位置検出用反射鏡90からの反射光との両方を受光す
ることになるが、これは、作業車Vからの反射光を遮っ
た状態で回動位置検出用受光素子90からの反射光を検
出し、その検出タイミングを記憶しておくことで区別す
ることができる。
【0025】 上記実施の形態では、回動体81に反
射体MRを設けて、光源RS及び受光器PSを基体80
側に設けているが、例えば、光源RSを回動体81側
に、受光器PSを基体80側に振り分けて配置しても、
上記と同様にして回動位置の検出を行うことができる。 上記実施の形態では、回動体81の回動位置検出用
の光源RSとビーム光用の光源BSとを半導体レーザ素
子60にて兼用構成としているが、それらを別個に設け
てもよい。
【0026】 上記実施の形態では、作業車Vの測位
を、作業車Vまでの距離の測定結果及び作業車Vの存在
方位の測定結果に基づいて行っているが、投光装置LE
を基準となる2箇所に配置し、夫々の箇所において作業
車Vの存在方位を検出して、いわゆる三角測量の原理
で、作業車Vの測位を行うようにしても良い。 上記実施の形態では、投光装置LEは、ビーム光を
回転走査する構成としているが、作業車Vの走行予定範
囲内でビーム光を往復移動させるようにしても良い。こ
の場合における上記回動位置決定用記憶情報について
は、基準となる設定回動位置からの各時間と回動位置と
の関係のデータを予め計測して、データテーブルとして
演算装置に記憶しておけば良い。 上記実施の形態では、本発明を、農用トラクターV
が圃場F内で耕耘作業を行うときの農用トラクターVの
測位に適用する場合を例示しているが、田植え機等の他
の農機やバックホー等の建機の測位にも適用できる。本
発明を建機に適用した場合の具体的な運用としては、例
えば、操作者が搭乗して、建機である作業車Vを操縦し
ながら土地のレベリング作業を行うような場合、操作者
が、レーザ測位装置40にて測定した位置情報をもと
に、起伏の平滑化を重点的に行うべき位置を知ることが
できる。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる測位装置の側面図
【図2】本発明の実施の形態にかかる要部斜視図
【図3】本発明の実施の形態にかかる投光装置の概略断
面図
【図4】本発明の実施の形態にかかる測位装置のブロッ
ク構成図
【図5】本発明の実施の形態にかかる作業車の作業行程
を示す平面図
【図6】本発明の別実施形態にかかる投光装置の概略断
面図
【符号の説明】
PS 受光器 80 基体 81 回動体 82 駆動手段 BS ビーム光用の光源 MR 反射体 RP 回動位置検出手段 RS 光源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止状態で配置される基体(80)と、
    その基体(80)に対して回動自在に支持される回動体
    (81)と、その回動体(81)を設定回動状態にて回
    動駆動する駆動手段(82)と、前記回動体(81)の
    回動位置を検出する回動位置検出手段(RP)とが設け
    られ、 前記回動体(81)から、それの回動軸芯と交差する方
    向にビーム光を投射する投光装置であって、 前記回動位置検出手段(RP)は、 光源(RS)と、その光源(RS)から投射された光を
    検出する受光器(PS)とが備えられて、前記回動体
    (81)の回動に伴う、前記受光器(PS)が前記光源
    (RS)から投射された光を検出する受光状態と前記光
    源(RS)から投射された光を検出しない非受光状態と
    の切り換わりによって、前記回動体(81)が設定回動
    位置にあることを検出し、 その設定回動位置にあることを検出した時点からの経過
    時間情報と、予め記憶されている前記設定回動状態にお
    ける時間と回動位置との関係を示す回動位置決定用記憶
    情報とに基づいて、前記回動体(81)の回動位置を検
    出するように構成されている投光装置。
  2. 【請求項2】 前記光源(RS)及び前記受光器(P
    S)が、前記基体(80)側に設けられ、 前記回動体(81)に、前記光源(RS)からの光を前
    記受光器(PS)に向けて反射する反射体(MR)が設
    けられている請求項1記載の投光装置。
  3. 【請求項3】 前記回動体(81)は、前記基体(8
    0)に対して、鉛直軸芯周りに回動自在に支持され、前
    記駆動手段(82)は、前記回動体(81)を等速回転
    させるように構成されている請求項1又は2記載の投光
    装置。
  4. 【請求項4】 前記回動位置検出手段(RP)に備えら
    れた光源(RS)が、前記回動体(81)から投射され
    るビーム光用の光源(RS)と兼用構成されている請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の投光装置。
JP8333222A 1996-12-13 1996-12-13 投光装置 Pending JPH10170268A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019519788A (ja) * 2016-06-30 2019-07-11 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト レーザー受信機に入射する受信ビームと回転レーザービームを比較するための方法
JP2019519789A (ja) * 2016-06-30 2019-07-11 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト レーザー受信機に入射する受信ビームと回転レーザービームとを比較するための方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019519788A (ja) * 2016-06-30 2019-07-11 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト レーザー受信機に入射する受信ビームと回転レーザービームを比較するための方法
JP2019519789A (ja) * 2016-06-30 2019-07-11 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト レーザー受信機に入射する受信ビームと回転レーザービームとを比較するための方法

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