JPH10169640A - 軸又はローラー - Google Patents
軸又はローラーInfo
- Publication number
- JPH10169640A JPH10169640A JP9184962A JP18496297A JPH10169640A JP H10169640 A JPH10169640 A JP H10169640A JP 9184962 A JP9184962 A JP 9184962A JP 18496297 A JP18496297 A JP 18496297A JP H10169640 A JPH10169640 A JP H10169640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- thermoplastic material
- elements
- roller
- thermoplastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/748—Machines or parts thereof not otherwise provided for
- B29L2031/75—Shafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単かつ経済的な方法で製造することができる
軸またはローラーを提供すること。 【解決手段】ローラー機能を有する第1要素(1)及び
支持機能を有する第2要素(2)などを有しており、射
出成形法によって加工可能で所望の諸性質を有する一つ
以上の第1熱可塑性材料を主材とする軸又はローラーで
あって、第1要素(1)が、射出成形法によって加工可
能で所望の諸性質を有する一つ以上の第2熱可塑性材料
によって完全に又は部分的に覆われており、かつ、射出
成形を行うことによって、さらに別の材料を用いたり、
環境設定を行うことなく、各熱可塑性材料が接着、凝集
又は機械的結合を形成することを特徴とする軸又はロー
ラー。
軸またはローラーを提供すること。 【解決手段】ローラー機能を有する第1要素(1)及び
支持機能を有する第2要素(2)などを有しており、射
出成形法によって加工可能で所望の諸性質を有する一つ
以上の第1熱可塑性材料を主材とする軸又はローラーで
あって、第1要素(1)が、射出成形法によって加工可
能で所望の諸性質を有する一つ以上の第2熱可塑性材料
によって完全に又は部分的に覆われており、かつ、射出
成形を行うことによって、さらに別の材料を用いたり、
環境設定を行うことなく、各熱可塑性材料が接着、凝集
又は機械的結合を形成することを特徴とする軸又はロー
ラー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形法で加工
できる一つ以上の第1熱可塑性材料を主材とする軸又は
ローラーに関する。また、本発明は、前記軸又はローラ
ーの製造方法や使用にも関する。
できる一つ以上の第1熱可塑性材料を主材とする軸又は
ローラーに関する。また、本発明は、前記軸又はローラ
ーの製造方法や使用にも関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローラーは軸が金属又は合金でで
きており、軸製造工程とは別の工程で軸に1つ以上のゴ
ム又は熱可塑性材料でできたローラーを手作業又は機械
によって結合していた。軸とローラーは、接着、押圧又
は嵌合によって結合することができるが、ゴムローラー
は軸に直接加硫することもできる。
きており、軸製造工程とは別の工程で軸に1つ以上のゴ
ム又は熱可塑性材料でできたローラーを手作業又は機械
によって結合していた。軸とローラーは、接着、押圧又
は嵌合によって結合することができるが、ゴムローラー
は軸に直接加硫することもできる。
【0003】これらのローラーを、プリンター、ラベル
貼り機、写真複写機、ファクシミリ送受信機等の現在利
用されている電子機器に使用するためには、あらかじめ
広範囲にわたって研磨、荒削り等の表面処理を行ってお
く必要がある。このようなローラーの製造および後処理
を行うと、材質に応じてコストが高くなる。例えば、シ
ャフト、溝、駆動要素の径などの金属軸に所望の幾何学
的形状を付与するためには、大掛かりな後処理が必要で
ある。また、金属軸そのものの重さや静電気的荷電の生
じやすさも悪影響を及ぼす場合がある。
貼り機、写真複写機、ファクシミリ送受信機等の現在利
用されている電子機器に使用するためには、あらかじめ
広範囲にわたって研磨、荒削り等の表面処理を行ってお
く必要がある。このようなローラーの製造および後処理
を行うと、材質に応じてコストが高くなる。例えば、シ
ャフト、溝、駆動要素の径などの金属軸に所望の幾何学
的形状を付与するためには、大掛かりな後処理が必要で
ある。また、金属軸そのものの重さや静電気的荷電の生
じやすさも悪影響を及ぼす場合がある。
【0004】金属軸の幾何学的形状を選択するにあたっ
て、悪影響や制約を最小限に抑えるために熱可塑性材料
を主材とした軸の開発が行われている。しかしながら、
通常のプラスチック材料を使用しても、ゴム又は熱可塑
性材料でできたローラーを別工程で組み立てて、大掛か
りな表面処理を行わなければならないという欠点は依然
として解消されていない。
て、悪影響や制約を最小限に抑えるために熱可塑性材料
を主材とした軸の開発が行われている。しかしながら、
通常のプラスチック材料を使用しても、ゴム又は熱可塑
性材料でできたローラーを別工程で組み立てて、大掛か
りな表面処理を行わなければならないという欠点は依然
として解消されていない。
【0005】特開平3−24926号には、ビデオカセ
ット機器(ビデオテープレコーダー、VTR)やVTR
用のカセットテープに使用するガイドローラーの製造法
が記載されている。この公報に記載されているガイドロ
ーラーやそれまでに提案されていたガイドローラーは、
1種類の材料だけで製造されていた。しかしながら、こ
の種のガイドローラーには、外周にくぼみが生じるため
に後で機械処理が必要になるという欠点がある。また、
常に滑動性と耐摩耗性のバランスを考慮しながら、使用
する材料を選択しなければならないという問題もある。
ット機器(ビデオテープレコーダー、VTR)やVTR
用のカセットテープに使用するガイドローラーの製造法
が記載されている。この公報に記載されているガイドロ
ーラーやそれまでに提案されていたガイドローラーは、
1種類の材料だけで製造されていた。しかしながら、こ
の種のガイドローラーには、外周にくぼみが生じるため
に後で機械処理が必要になるという欠点がある。また、
常に滑動性と耐摩耗性のバランスを考慮しながら、使用
する材料を選択しなければならないという問題もある。
【0006】これらの問題は、特開平3−24926号
公報にしたがって2種類の異なる材料を使用することに
よって解消された。公報に記載される方法によると、こ
のガイドローラーの内側にあたる部分は二色射出成形機
の第一処理部において作製される。この内側部分に用い
る材料は自己潤滑特性を有する。二色射出成形機の第二
処理部において、円筒形状の内側部分の少なくとも外側
表面全体を耐摩耗性の第二材料で被覆して、ガイドロー
ラーの外側部分を形成する。しかしながら、この方法
は、簡単な円筒形を有している小さな部品(長さ0.5
〜3mm)の製造にしか使用できない。また、2つの材
料が接触する面の結合に問題が生じることもある。
公報にしたがって2種類の異なる材料を使用することに
よって解消された。公報に記載される方法によると、こ
のガイドローラーの内側にあたる部分は二色射出成形機
の第一処理部において作製される。この内側部分に用い
る材料は自己潤滑特性を有する。二色射出成形機の第二
処理部において、円筒形状の内側部分の少なくとも外側
表面全体を耐摩耗性の第二材料で被覆して、ガイドロー
ラーの外側部分を形成する。しかしながら、この方法
は、簡単な円筒形を有している小さな部品(長さ0.5
〜3mm)の製造にしか使用できない。また、2つの材
料が接触する面の結合に問題が生じることもある。
【0007】特開昭60−199622号公報には、合
成樹脂を主材としてローラーを製造する方法が記載され
ている。この方法は、以下の工程を有している。 (a)第1結晶性樹脂を金属軸の形状のインサート部品
の周りに射出成形する工程; (b)工程(a)によって製造されたインサート部品の
周りに、第2結晶性樹脂を射出成形する工程。 これらの工程によって製造された製造物は、その最外表
面と両端で切断して研磨しなければならない。この方法
は、比較的大きな直径(約30mm)を有するローラー
に空気が封入されたり、くぼみが形成されたりしないよ
うにするために開発されたものである。
成樹脂を主材としてローラーを製造する方法が記載され
ている。この方法は、以下の工程を有している。 (a)第1結晶性樹脂を金属軸の形状のインサート部品
の周りに射出成形する工程; (b)工程(a)によって製造されたインサート部品の
周りに、第2結晶性樹脂を射出成形する工程。 これらの工程によって製造された製造物は、その最外表
面と両端で切断して研磨しなければならない。この方法
は、比較的大きな直径(約30mm)を有するローラー
に空気が封入されたり、くぼみが形成されたりしないよ
うにするために開発されたものである。
【0008】欧州特許公開第492477号公報には、
静電複写用複製装置に適用するための部品が記載されて
いる。図6〜8に記載される部品は次の構造を有してい
る:アルミニウム、銅、ステンレススチール又は他の鋼
合金材料でできた中空管状体30は、硬化性及び流動性
材料によって充填されたり部分的に囲まれている。中空
管状体30には、固化可能でかつ流動性材料が存在でき
る細長い隙間31が設けられている。この隙間が設けら
れているために、対応する射出成形金型のキャビティが
充填され、充填されたローラー69を所望の機能的形状
にすることができる。第2成形工程では、例えば成形さ
れたエラストマーのような被膜68を、前記ローラー6
9の上に堆積させることができる。
静電複写用複製装置に適用するための部品が記載されて
いる。図6〜8に記載される部品は次の構造を有してい
る:アルミニウム、銅、ステンレススチール又は他の鋼
合金材料でできた中空管状体30は、硬化性及び流動性
材料によって充填されたり部分的に囲まれている。中空
管状体30には、固化可能でかつ流動性材料が存在でき
る細長い隙間31が設けられている。この隙間が設けら
れているために、対応する射出成形金型のキャビティが
充填され、充填されたローラー69を所望の機能的形状
にすることができる。第2成形工程では、例えば成形さ
れたエラストマーのような被膜68を、前記ローラー6
9の上に堆積させることができる。
【0009】英国特許第1,386,593号明細書に
よると、ローラーやホイールのような回転体の場合は、
まず第1工程として通常の射出成形用第一金型の中でポ
リカーボネート成形品を製造する。その後、製造した回
転体を射出成形用第2金型の中に入れて、ポリウレタン
の輪によって覆う。英国特許第1,301,652号明
細書によると、まず第1工程として、特定の形状を有す
る本体を通常の射出成形用第1金型の中で製造する。こ
の本体は、ポリプロピレンのようなプラスチック材料で
できているものであってもよいし、金属でできているも
のであってもよい。製造した本体は、射出成形用第2金
型の中に入れて、可塑化ポリ塩化ビニルのようなプラス
チック材料の輪で覆われる。本体を特定の形状にするこ
とによって、正確かつ安全に帯の位置決めを行うことが
できる。
よると、ローラーやホイールのような回転体の場合は、
まず第1工程として通常の射出成形用第一金型の中でポ
リカーボネート成形品を製造する。その後、製造した回
転体を射出成形用第2金型の中に入れて、ポリウレタン
の輪によって覆う。英国特許第1,301,652号明
細書によると、まず第1工程として、特定の形状を有す
る本体を通常の射出成形用第1金型の中で製造する。こ
の本体は、ポリプロピレンのようなプラスチック材料で
できているものであってもよいし、金属でできているも
のであってもよい。製造した本体は、射出成形用第2金
型の中に入れて、可塑化ポリ塩化ビニルのようなプラス
チック材料の輪で覆われる。本体を特定の形状にするこ
とによって、正確かつ安全に帯の位置決めを行うことが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解消することを目的とする。また、本発明は、簡単
でかつ経済的な方法によって製造することができる軸又
はローラーを提供することをも目的とする。
点を解消することを目的とする。また、本発明は、簡単
でかつ経済的な方法によって製造することができる軸又
はローラーを提供することをも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の軸又は本発明の
ローラーは、射出成形法で加工できる熱可塑性材料のみ
で形成されている。使用する各熱可塑性材料間の結合は
持続性を有するものである。また、この結合は、接着
剤、取付要素、組立器具等の別の材料を用いたり、圧力
や超音波等の環境設定を行わずになされるものである。
使用する各熱可塑性材料は互いに受容しうるものであ
り、各使用目的に適応できるものであることが必要であ
る。使用する各材料は、最良の経済利益を生むように、
安定性、寸法、摩耗性、接着性、硬度、摩擦性といった
諸性質の要求を満たすものでなければならない。
ローラーは、射出成形法で加工できる熱可塑性材料のみ
で形成されている。使用する各熱可塑性材料間の結合は
持続性を有するものである。また、この結合は、接着
剤、取付要素、組立器具等の別の材料を用いたり、圧力
や超音波等の環境設定を行わずになされるものである。
使用する各熱可塑性材料は互いに受容しうるものであ
り、各使用目的に適応できるものであることが必要であ
る。使用する各材料は、最良の経済利益を生むように、
安定性、寸法、摩耗性、接着性、硬度、摩擦性といった
諸性質の要求を満たすものでなければならない。
【0012】本発明の軸又はローラーの所望の幾何学的
特徴は認識可能で、簡単な連続的方法で再現しうるもの
でなければならない。本発明の軸又はローラーは、ロー
ラー機能を有する要素と支持機能を有する要素を有す
る。また、駆動要素、安定化要素、機能および/または
構造要素、並びに、射出成形の過程で射出の改良及び単
純化に寄与する要素を有していてもよい。これらの要素
は、個別の要求をもっともよく満たすように、互いに悪
影響を及ぼすことなく組み合わせることが望ましい。本
発明の軸又ローラーは、直線度、正確度、円筒度、同軸
度及び正確な運転に関する要求を満たすものでなければ
ならない。
特徴は認識可能で、簡単な連続的方法で再現しうるもの
でなければならない。本発明の軸又はローラーは、ロー
ラー機能を有する要素と支持機能を有する要素を有す
る。また、駆動要素、安定化要素、機能および/または
構造要素、並びに、射出成形の過程で射出の改良及び単
純化に寄与する要素を有していてもよい。これらの要素
は、個別の要求をもっともよく満たすように、互いに悪
影響を及ぼすことなく組み合わせることが望ましい。本
発明の軸又ローラーは、直線度、正確度、円筒度、同軸
度及び正確な運転に関する要求を満たすものでなければ
ならない。
【0013】前記の目的は、本発明の軸又はローラーに
よって達成される。本発明は、ローラー機能を有する一
つ以上の第1要素(1)、及び、支持機能を有する一つ
以上の第2要素(2)を有しており;一つ以上の駆動要
素(3)、一つ以上の安定化要素(4)、カム、キー
溝、溝、レバー、ピン、ボルト、ドリルホール、ドグの
ような一つ以上の機能および/または構造要素(5)、
並びに、射出プロセスの過程で射出の改良及び単純化に
寄与する一つ以上の第3要素(6)を有していてもよ
い;射出成形法によって加工可能で所望の諸性質を有す
る一つ以上の第1熱可塑性材料を主材とする軸又はロー
ラーであって、所望の数の第1要素(1)が、射出成形
法によって加工可能で所望の諸性質を有する一つ以上の
第2熱可塑性材料によって完全に又は部分的に覆われて
おり、かつ、射出成形を行うことによって、さらに別の
材料を用いたり、環境設定を行うことなく、各熱可塑性
材料が接着、凝集又は機械的結合を形成することを特徴
とする前記軸又はローラーを提供するものである。
よって達成される。本発明は、ローラー機能を有する一
つ以上の第1要素(1)、及び、支持機能を有する一つ
以上の第2要素(2)を有しており;一つ以上の駆動要
素(3)、一つ以上の安定化要素(4)、カム、キー
溝、溝、レバー、ピン、ボルト、ドリルホール、ドグの
ような一つ以上の機能および/または構造要素(5)、
並びに、射出プロセスの過程で射出の改良及び単純化に
寄与する一つ以上の第3要素(6)を有していてもよ
い;射出成形法によって加工可能で所望の諸性質を有す
る一つ以上の第1熱可塑性材料を主材とする軸又はロー
ラーであって、所望の数の第1要素(1)が、射出成形
法によって加工可能で所望の諸性質を有する一つ以上の
第2熱可塑性材料によって完全に又は部分的に覆われて
おり、かつ、射出成形を行うことによって、さらに別の
材料を用いたり、環境設定を行うことなく、各熱可塑性
材料が接着、凝集又は機械的結合を形成することを特徴
とする前記軸又はローラーを提供するものである。
【0014】本発明の軸又はローラーを製造する本発明
の方法は、以下の2つの工程からなる。すなわち、所望
の数、形状およびサイズを有する要素(1、2、3、
4、5、6、7)を有する本体を、第1熱可塑性材料を
主材として射出成形法によって射出成形用金型の中で製
造する第1工程;および、製造された本体の所望の数の
第1要素(1)は、射出成形法による射出成形用金型の
中で第2熱可塑性材料によって完全に又は部分的に覆わ
れ、それによってさらに別の材料を用いたり、環境設定
を行うことなく2つの熱可塑性材料の間に接着、凝集又
は機械的結合が形成されることを特徴とする第2工程か
らなる。
の方法は、以下の2つの工程からなる。すなわち、所望
の数、形状およびサイズを有する要素(1、2、3、
4、5、6、7)を有する本体を、第1熱可塑性材料を
主材として射出成形法によって射出成形用金型の中で製
造する第1工程;および、製造された本体の所望の数の
第1要素(1)は、射出成形法による射出成形用金型の
中で第2熱可塑性材料によって完全に又は部分的に覆わ
れ、それによってさらに別の材料を用いたり、環境設定
を行うことなく2つの熱可塑性材料の間に接着、凝集又
は機械的結合が形成されることを特徴とする第2工程か
らなる。
【0015】本発明の好ましい実施態様は、従属項に記
載されるとおりである。本発明の軸又はローラーは、紙
幣や書き込み又は印刷した書類のように画像および/ま
たは文字などを有するもの、特にプラスチック材料、金
属、金属合金、紙、厚紙を主材とするシート状、帯状又
はエンドレスローラー状の各記録媒体を運搬又は移送す
るため使用したり;木材、プラスチック材料又は石材ス
ラブのような物品、瓶のような容器、ガラス、プラスチ
ック材料箱、工具を運搬又は移送するために使用したり
することができる。
載されるとおりである。本発明の軸又はローラーは、紙
幣や書き込み又は印刷した書類のように画像および/ま
たは文字などを有するもの、特にプラスチック材料、金
属、金属合金、紙、厚紙を主材とするシート状、帯状又
はエンドレスローラー状の各記録媒体を運搬又は移送す
るため使用したり;木材、プラスチック材料又は石材ス
ラブのような物品、瓶のような容器、ガラス、プラスチ
ック材料箱、工具を運搬又は移送するために使用したり
することができる。
【0016】以下において、図1〜5を参照しながら本
発明の実施態様について説明する。ただし、従属項に記
載される実施態様は、原則として繰り返して説明しな
い。図1に示す軸の長さは、約260〜約300mmで
ある。安定化要素(4)の一方の外側表面8aから反対
側表面8bまでの長さは、6〜15mm、特に5〜12
mmである。各安定化要素(4)は、断面拡大部9の捻
り強さ及び曲げ強さに関して相互に連携しているのが好
ましい。安定化要素(4)の数は2〜8個、好ましくは
4個であるのが特に適している。機能および/または構
造要素(5)は、支持機能も示しうる。駆動要素(3)
は、例えば15〜60個の歯を有する歯車として設計さ
れる。
発明の実施態様について説明する。ただし、従属項に記
載される実施態様は、原則として繰り返して説明しな
い。図1に示す軸の長さは、約260〜約300mmで
ある。安定化要素(4)の一方の外側表面8aから反対
側表面8bまでの長さは、6〜15mm、特に5〜12
mmである。各安定化要素(4)は、断面拡大部9の捻
り強さ及び曲げ強さに関して相互に連携しているのが好
ましい。安定化要素(4)の数は2〜8個、好ましくは
4個であるのが特に適している。機能および/または構
造要素(5)は、支持機能も示しうる。駆動要素(3)
は、例えば15〜60個の歯を有する歯車として設計さ
れる。
【0017】2個の第2要素(2)は、直径4〜8mm
のシャフトとして各々設計される。2個の第1要素
(1)は、ともに層状構造を有している。この層状構造
を有する第1要素の外径は8〜30mm、特に10〜2
0mmであり、内径は3〜6mmである。第1要素を構
成する各層の厚みは0.8〜3mmである。第1要素
(1)の数は、本発明の軸又はローラーの用途によって
概ね決まる。このため、1〜30個の第1要素(1)を
有する場合がある。これらの第1要素(1)の採寸は、
本発明の軸又はローラーの用途や第1要素(1)の数に
よって決まる。 図1に示す第1要素(1)の長さは4
〜250mm、特に10〜50mmにすることができ
る。第3要素(6)が3つあれば、次工程の射出成形に
おいて射出を改良して単純化することができる。
のシャフトとして各々設計される。2個の第1要素
(1)は、ともに層状構造を有している。この層状構造
を有する第1要素の外径は8〜30mm、特に10〜2
0mmであり、内径は3〜6mmである。第1要素を構
成する各層の厚みは0.8〜3mmである。第1要素
(1)の数は、本発明の軸又はローラーの用途によって
概ね決まる。このため、1〜30個の第1要素(1)を
有する場合がある。これらの第1要素(1)の採寸は、
本発明の軸又はローラーの用途や第1要素(1)の数に
よって決まる。 図1に示す第1要素(1)の長さは4
〜250mm、特に10〜50mmにすることができ
る。第3要素(6)が3つあれば、次工程の射出成形に
おいて射出を改良して単純化することができる。
【0018】これまで説明した部品が、ソルベイ(So
lvay).S.A社製IXEFのようなポリアリール
アミド等の第1熱可塑性材料を主材として本発明の方法
によって第1工程で作製される本体を形成する。第2工
程では、所望の数の本体の第1要素(1)が、PTS社
のサーモフレックス(Thermoflex)のような
SEBS、スチレン−ブロック−コポリマーなどの第2
熱可塑性材料によって完全又は部分的に覆われる。第2
工程で第2熱可塑性材料によって完全又は部分的に覆わ
れた所望の数の第1要素(1)、および/または、第2
工程で第2熱可塑性材料によって覆われなかった所望の
数の第1要素(1)、および/または、所望の数の第2
要素(2)を、第3工程において、第3熱可塑性材料
(10)で完全又は部分的に覆うことができる。各熱可
塑性材料の間には、接着、凝集又は機械的結合が形成さ
れる。この結合は、さらに別の材料を用いたり、環境設
定を行うことなく形成される。前記工程は、多成分射出
成形法における多成分射出成形用金型の中で行うのが好
ましい。
lvay).S.A社製IXEFのようなポリアリール
アミド等の第1熱可塑性材料を主材として本発明の方法
によって第1工程で作製される本体を形成する。第2工
程では、所望の数の本体の第1要素(1)が、PTS社
のサーモフレックス(Thermoflex)のような
SEBS、スチレン−ブロック−コポリマーなどの第2
熱可塑性材料によって完全又は部分的に覆われる。第2
工程で第2熱可塑性材料によって完全又は部分的に覆わ
れた所望の数の第1要素(1)、および/または、第2
工程で第2熱可塑性材料によって覆われなかった所望の
数の第1要素(1)、および/または、所望の数の第2
要素(2)を、第3工程において、第3熱可塑性材料
(10)で完全又は部分的に覆うことができる。各熱可
塑性材料の間には、接着、凝集又は機械的結合が形成さ
れる。この結合は、さらに別の材料を用いたり、環境設
定を行うことなく形成される。前記工程は、多成分射出
成形法における多成分射出成形用金型の中で行うのが好
ましい。
【0019】第2又は第3熱可塑性材料によって覆われ
て積層状になった第1要素(1)は、外径が10〜35
mm、特に12〜25mmである。第3熱可塑性材料
は、厚さ約0.8〜約3mmに射出成形するのが好まし
い。主として支持機能を改善し、軸受ブッシュをより経
済的に組立てるために、第2要素(2)は第3熱可塑性
材料(10)で覆われる。第3熱可塑性材料(10)の
厚さは約1〜2.5mmであるのが好ましい。上記の煩
雑な表面処理は、大抵の場合はもはや必要でない。
て積層状になった第1要素(1)は、外径が10〜35
mm、特に12〜25mmである。第3熱可塑性材料
は、厚さ約0.8〜約3mmに射出成形するのが好まし
い。主として支持機能を改善し、軸受ブッシュをより経
済的に組立てるために、第2要素(2)は第3熱可塑性
材料(10)で覆われる。第3熱可塑性材料(10)の
厚さは約1〜2.5mmであるのが好ましい。上記の煩
雑な表面処理は、大抵の場合はもはや必要でない。
【図1】シート供給装置に使用する本発明の軸を示す概
略縦断面図である。
略縦断面図である。
【図2】ローラー機能を有する第1要素(1)のとりう
る形状例を示した図である。
る形状例を示した図である。
【図3】支持機能を有する第2要素(2)のとりうる形
状例を示した図である。
状例を示した図である。
【図4】補強用リブ(7)を有する管状第1要素(1)
の断面図である。
の断面図である。
【図5】本発明の軸のA−A’に沿った断面形状の例を
示した断面図である。
示した断面図である。
1 ローラー機能を有する第1要素 2 支持機能を有する第2要素 3 駆動要素 4 安定化要素 5 機能および/または構造要素 6 後で行う射出プロセスにおいて射出の改良及び単
純化に寄与する第3要素 7 補強用リブ 8a、8b 安定化要素の表面 9 断面 10 第3熱可塑性材料
純化に寄与する第3要素 7 補強用リブ 8a、8b 安定化要素の表面 9 断面 10 第3熱可塑性材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 510 G03G 15/00 510 // B29L 31:32 (72)発明者 トーマス ルチシャウゼル スイス ツェーハー−8713 ウエリコン モッケンビース40
Claims (17)
- 【請求項1】ローラー機能を有する一つ以上の第1要素
(1)、及び、支持機能を有する一つ以上の第2要素
(2)を有しており、 一つ以上の駆動要素(3)、一つ以上の安定化要素
(4)、カム、キー溝、溝、レバー、ピン、ボルト、ド
リルホール、ドグなどの一つ以上の機能および/または
構造要素(5)、並びに、射出プロセスにおいて射出の
改良及び単純化に寄与する一つ以上の第3要素(6)を
有していてもよい、 射出成形法によって加工可能で所望の諸性質を有する一
つ以上の第1熱可塑性材料を主材とする軸又はローラー
であって、 所望の数の第1要素(1)が、射出成形法によって加工
可能で所望の諸性質を有する一つ以上の第2熱可塑性材
料によって完全に又は部分的に覆われており、かつ、 射出成形を行うことによって、さらに別の材料を用いた
り、環境設定を行うことなく、各熱可塑性材料が接着、
凝集又は機械的結合を形成することを特徴とする前記軸
又はローラー。 - 【請求項2】第2熱可塑性材料によって覆われていない
所望の数の第1要素(1)、および/または、第2熱可
塑性材料によって外側表面が覆われている所望の数の第
1要素(1)、および/または、所望の数の第2要素
(2)が、第3熱可塑性材料によって完全に又は部分的
に覆われていることを特徴とする請求項1の軸又はロー
ラー。 - 【請求項3】熱可塑性材料が、安定性、寸法安定性、摩
耗性、接着性、硬度及び摩擦性について所望の性質を互
いに阻害することなく有することを特徴とする請求項1
または2の軸又はローラー。 - 【請求項4】第1熱可塑性材料が、ポリアミド、PA、
ポリカーボネート、PC、ポリブチレンテレフタレー
ト、PBTP、ポリエチレンテレフタレート、PET
P、ポリオキシメチレン、POMなどのエンジニアリン
グポリマー;および、液晶ポリマー、LCP、ポリエー
テルイミド、PEI、ポリエーテルスルホン、PES、
ポリフェニレンスルフィド、PPSなどの高強度ポリマ
ーからなる群から選択され、 これらの材料が、ガラス繊維、炭素繊維、滑性および/
または燃焼性改善剤、着色剤、鉱物などの添加物によっ
て改質されうることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かの軸又はローラー。 - 【請求項5】第2熱可塑性材料と第3熱可塑性材料が、
各々、コポリエステル、ポリエステル−ブロック−アミ
ド、熱可塑性ポリウレタン、TPU、熱可塑性ポリオレ
フィン、TPO及びスチレン−ブロック−コポリマー、
SEBSを主材とする熱可塑性エラストマー;ポリオキ
シメチレン、POM、ポリアミド、PA、ポリブチレン
テレフタレート、PBTPなどのエンジニアリングポリ
マー;および、ポリプロピレン、PP、ポリエチレン、
PE、エチレン酢酸ビニル−コポリマー、EVAなどの
汎用ポリマーからなる群から選択され、 これらの材料が、滑性および/または燃焼性改善剤、着
色剤、鉱物などの添加物によって改質されうることを特
徴とする請求項1〜4のいずれかの軸又はローラー。 - 【請求項6】第1熱可塑性材料と第2熱可塑性材料、第
2熱可塑性材料と第3熱可塑性材料、又は、第1熱可塑
性材料と第3熱可塑性材料が、接着又は凝集によって結
合している場合、特に加工技術的因子の他に融点や材料
属性について各材料の諸特性が互いに阻害されないこと
を特徴とする請求項1〜5のいずれかの軸又はローラ
ー。 - 【請求項7】第1熱可塑性材料がポリアリールアミドで
あり、かつ第2熱可塑性材料がスチレン−ブロック−コ
ポリマーであることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かの軸又はローラー。 - 【請求項8】1〜30個、特に1〜15個、好ましくは
1〜8個の第1要素(1)を有することを特徴とする請
求項1〜7のいずれかの軸又はローラー。 - 【請求項9】第1要素(1)が、円筒形状、円錐形、層
状もしくは開放型構造又は一端で閉鎖されたチューブ状
構造であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの
軸又はローラー。 - 【請求項10】第1要素が、補強用リブ(7)、特に2
〜20個の対称に配列された補強用リブ(7)を有する
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかの軸又はロー
ラー。 - 【請求項11】例えばシャフト又はドリルホール状の第
2要素(2)を1〜10個、特に1〜6個、好ましくは
1〜4個有することを特徴とする請求項1〜10のいず
れかの軸又はローラー。 - 【請求項12】特に歯車、歯付きベルトプーリー、V字
型ベルトプーリ、クラッチ継ぎ手状の駆動要素(3)を
1〜3個有しており、組み立てたときにこれらの駆動要
素(3)の端部に、例えば断面が4又は6個のエッジを
有するモレット(mullet)型エッジを有しうるこ
とを特徴とする請求項1〜11のいずれかの軸又はロー
ラー。 - 【請求項13】軸又はローラーが、直線性、真円度、円
筒度、同軸度及び正確な運転に関する一連の要求を満た
すことを特徴とする請求項1〜12のいずれかの軸又は
ローラー。 - 【請求項14】所望の数、形状およびサイズを有する要
素(1、2、3、4、5、6、7)を有する本体を、第
1熱可塑性材料を主材として射出成形法によって射出成
形用金型の中で製造する第1工程;および、製造された
本体の所望の数の第1要素(1)は、射出成形法による
射出成形用金型の中で第2熱可塑性材料によって完全に
又は部分的に覆われ、それによってさらに別の材料を用
いたり、環境設定を行うことなく2つの熱可塑性材料の
間に接着、凝集又は機械的結合が形成されることを特徴
とする第2工程からなることを特徴とする請求項1〜1
3のいずれかの軸又はローラーの製造方法。 - 【請求項15】第2工程において第2熱可塑性材料によ
って覆われていない所望の数の第1要素(1)、および
/または、第2工程において第2熱可塑性材料によって
外側表面が覆われた所望の数の第1要素(1)、および
/または、所望の数の第2要素(2)を、射出成形によ
る射出成形用金型中で第3熱可塑性材料(10)によっ
て覆う第3工程を有しており、それによってさらに別の
材料を用いたり、環境設定を行うことなく対応する熱可
塑性材料の間に接着、凝集又は機械的結合が形成される
ことを特徴とする請求項14の製造方法。 - 【請求項16】第1工程と第2工程、および所望により
第3工程を、多成分射出成形法における多成分射出成形
用金型の中で行うことを特徴とする請求項14または1
5の製造方法。 - 【請求項17】紙幣や書き込み又は印刷した書類のよう
に画像および/または文字などを有するもの、特にプラ
スチック材料、金属、金属合金、紙、厚紙を主材とする
シート状、帯状又はエンドレスローラー状の記録媒体を
運搬又は移送し;木材、プラスチック材料又は石材スラ
ブのような物品、瓶のような容器、ガラス、プラスチッ
ク材料箱、工具を運搬又は移送することへの、請求項1
〜13のいずれかの軸又はローラーの使用。
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