JPH10168696A - 織機の綜絖枠調節装置 - Google Patents

織機の綜絖枠調節装置

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JPH10168696A
JPH10168696A JP35359596A JP35359596A JPH10168696A JP H10168696 A JPH10168696 A JP H10168696A JP 35359596 A JP35359596 A JP 35359596A JP 35359596 A JP35359596 A JP 35359596A JP H10168696 A JPH10168696 A JP H10168696A
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JP
Japan
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pressing
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swinging
heald frame
guide
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JP35359596A
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Taku Shioda
卓 塩田
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、揺動部材と案内体との締結力
が強く、締結部の摩耗や損傷が生じにくい綜絖枠調節装
置を提供すること。 【解決手段】 綜絖枠10を上下動させるリンク機構の
結合ロッド16を、開口装置の揺動部材22に対し所望
の位置で締結する。揺動部材22が嵌挿されるととも
に、一端部に設けられた回転支承部25において結合ロ
ッド16が軸支される案内体24を備える。案内体24
内において案内体24の長手方向に位置調整可能に設け
られ、案内体24の揺動部材22の両側縁部を保持する
とともに、少なくとも揺動部材22よりも回転支承部2
5側の案内体24の内壁を押圧して、案内体24と揺動
部材と22を一体化する一対の締結手段38,44を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、織物の製織に際
して、綜絖枠の基本位置や上下動量を調節する綜絖枠調
節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】織機における開口機構として、例えば図
11に示すものがある。これはカム、ドビー等の開口装
置20の揺動部材22の揺動運動をリンク機構を介して
綜絖枠10に伝達するものである。このリンク機構は、
綜絖枠10の下端に連結された一対の押上部材12、各
押上部材12の基端部が軸支された一対の揺動アーム1
4、両揺動アーム14を連結する連結部材15及び一方
の揺動アーム14と開口装置20の揺動部材22とを連
結する結合ロッド16とから構成される。
【0003】上記構成において、結合ロッド16と揺動
部材22とは調節装置18を介して連結されている。こ
の調節装置18は一端に結合ロッド16が軸支される回
転支承部25を備えた案内体24と、この案内体24を
揺動部材22の長手方向及び案内体24の長手方向の任
意の位置で揺動部材22に対して締結可能な締結手段と
を有する。従って、結合ロッド16は揺動部材22の長
手方向及びこれと直交するする方向の任意の位置で揺動
部材22に連結することができ、これにより綜絖枠の基
本位置及び上下動量が調節される。
【0004】上記調節装置18の締結手段として、従来
特公昭61−3901号公報に開示されたものがある。
これは、案内体内の揺動部材を3つの側面から捕らえる
U字形のスリーブとこのスリーブの端部に固定された部
片と揺動部材との間に設けられた複数の楔状の部材から
なる緊張手段とを備える。この緊張手段により部片と揺
動部材との間で緊張が行なわれると、揺動部材部材及び
スリーブがそれぞれ互いの方向へ押圧されて両者が一体
化されるとともに、緊張手段の楔状部が案内体の内壁を
押圧し、部片を介して案内体とスリーブとを一体化する
ものである。なお、この従来技術において、緊張手段は
揺動部材を挟んで回転支承部とは反対側に設けられてい
る。従って、案内体は揺動部材に対して回転支承部の反
対側において片持状態で保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の綜絖枠調節
装置には、揺動部材22の揺動とともに、案内体24に
は、揺動軌跡の接線方向の力の他にこれと直交する分力
が作用する。これは、結合ロッド16の両軸支部を結ぶ
線が、案内体24の回転支承部25の揺動軌跡の接線方
向と平行ではないために生じるものであり、この分力に
より、揺動部材22と案内体24との締結部には曲げ力
が作用し、締結部の摩耗や破損の原因となっていた。特
に、締結部が回転支承部25から遠い位置で片持状態に
保持されているためこの締結部に大きな力が作用してい
た。さらに、揺動部材22は揺動運動するために、案内
体24内の締結部にかかる曲げ力は揺動角により変化
し、より摩耗等を早めるものであった。
【0006】この発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
てなされたもので、簡単な構成で、揺動部材と案内体と
の締結力が強く、締結部の摩耗や損傷が生じにくい綜絖
枠調節装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、綜絖枠を上
下動させるリンク機構の結合ロッドを開口装置の揺動部
材に対し所望の位置で締結する綜絖枠調節装置であっ
て、上記揺動部材が嵌挿されるとともに、一端部に設け
られた回転支承部において結合ロッドが軸支される案内
体と、上記案内体内において上記案内体の長手方向に位
置調整可能に設けられ、上記案内体の上記揺動部材の両
側縁部を保持するとともに、少なくとも上記揺動部材よ
りも回転支承部側の上記案内体の内壁を押圧して上記案
内体と上記揺動部材とを一体化する一対の締結手段とを
備えた織機の綜絖枠調節装置である。
【0008】上記一対の締結手段は、上記案内体内で上
記揺動部材を挟んで両側縁部に位置した第一、第二の押
圧手段からなり、上記第一の押圧手段は、上記案内体内
の揺動部材よりも回転支承部側に位置し上記案内体の内
壁面と上記揺動部材の側縁部に当接し且つ楔状部を形成
する第一押圧保持部材と、この第一押圧保持部材ととも
に楔状部を形成し上記第一押圧保持部材により上記揺動
部材の一側縁部と上記案内体の内壁を各々押圧させる作
動部材とからなる。また、上記第二の押圧手段は、上記
案内体内において上記第一の押圧手段とは上記揺動部材
を挟んで反対側に位置し、上記案内体の内壁面と上記揺
動部材の側縁部のうちの少なくとも上記揺動部材の側縁
部を押圧保持し且つ楔状部を形成する第二押圧保持部材
と、この第二押圧保持部材とともに楔状部を形成し上記
第二押圧保持部材により少なくとも上記揺動部材の他側
縁部を押圧させる作動部材とからなるものである。ま
た、上記各作動部材は、上記揺動部材を挟んで互いに近
付く方向に移動して上記揺動部材を保持するものであ
り、さらにこの作動部材を動かす締結操作部材を備えた
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。図1〜図7はこの発明の
第一実施形態を示すもので、この実施形態の織機の綜絖
枠調節装置は、図11に示す位置調節装置18の案内体
24及び締結手段についてのものである。この実施形態
の綜絖枠調節装置は、一端部に回転支承部25が形成さ
れ、揺動部材22が挿通する案内孔30と、この案内孔
30の両側に形成されコ字状の側壁を有した空間部3
1,32が形成された案内体24を備える。案内体24
は、表裏一対の外側板34を有し、案内孔30の挿通部
を除いて、案内孔30及び空間部31,32の側面開放
部が外側板34により閉塞されている。
【0010】案内体24の内部には、案内孔30に挿通
された揺動部材22を挟んで、両側縁部に位置した第
一、第二の押圧手段からなる締結手段が設けられてい
る。第一の押圧手段は、案内体24の回転支承部25側
に位置し、空間部31の内壁面に摺動可能に設けられる
とともに揺動部材22の一方の側縁部に当接し、楔状部
である楔状の斜面36を有する第一押圧保持部材38を
有している。この第一押圧保持部材38の楔状の斜面3
6には、この楔状の斜面36に当接し押圧力を加えるこ
とにより、第一押圧保持部材38により揺動部材22の
一側縁部と空間部31の内壁を各々押圧させる作動部材
40が、同様の斜面41で当接している。第一押圧保持
部材38の楔状の斜面36と、作動部材40の斜面41
は、少なくとも一方が斜面状に形成され楔作用を有する
ものであれば良い。
【0011】また、第二の押圧手段は、案内体24内に
おいて第一の押圧手段とは揺動部材22を挟んで反対側
に位置し、案内体24の空間部32の内壁面に摺動可能
に設けられているとともに揺動部材22の他方の側縁部
に当接し、楔状部である楔状の斜面42を有する第二押
圧保持部材44を有している。この第二押圧保持部材4
4の楔状の斜面42には、この楔状の斜面42に当接
し、この第二押圧保持部材44により揺動部材22の他
側縁部と空間部32の内壁面とを押圧させる作動部材4
6の楔状部である斜面47が、同様に当接している。な
お、第二押圧保持部材44の楔状の斜面42と、作動部
材46の斜面47も、少なくとも一方が斜面状に形成さ
れ楔作用を有するものであれば良い。
【0012】さらに、作動部材40の両側面には、案内
体24内に収容される揺動部材22が挿通されその両側
面が対面する一対の板状の案内板48の一端部が固定さ
れている。さらに案内板48の他端部は、空間部32内
に収容され空間部32の内壁にガイドされて移動可能な
締結ブロック50が設けられている。
【0013】締結ブロック50には、締結操作部材を構
成する一対の雌ネジ孔51,52が形成されている。雌
ネジ孔51には、回転支承部25とは反対側の案内体2
4の端部に形成された透孔53に挿通され、締結操作部
材であるボルト56の雄ネジ部が螺合している。ボルト
56は、雌ネジ孔51に螺合しさらに先端部が作動部材
46に当接し、作動部材46に対し揺動部材22へ向か
う方向の押圧力を作用させる。また、案内体24には透
孔53に近接して雌ネジ孔54が形成され、締結ブロッ
ク50の雌ネジ孔52と直線的に位置している。この雌
ネジ孔52,54は互いに逆向きのネジに形成され、雌
ネジ孔52が雌ネジ孔54よりも小さい径に形成されて
いる。そして、この雌ネジ孔52,54に各々螺合する
互いに逆向きの雄ネジが形成された締結操作部材である
ボルト58が、雌ネジ孔54から挿通され、対応する雌
ネジ孔52,54に螺合している。ここで、雌ネジ孔5
2に螺合するボルト58の雄ネジが、雌ネジ孔54と干
渉しないように、雌ネジ孔52が雌ネジ孔54より小さ
く形成されている。
【0014】この実施形態の綜絖枠調節装置の作用とし
て、綜絖枠10の上下動量を調節するために揺動部材2
2の長手方向における案内体24の位置を調節する場
合、先ず、ボルト56を弛め、ボルト56による作動部
材46への押圧力を解除する。これにより、作動部材4
0,46を介して第一押圧保持部材38及び第二押圧保
持部材44による、揺動部材22への押圧が解除され、
案内体24は揺動部材22の任意の位置に移動可能とな
る。そして、所望の位置でボルト56を締め付けて、作
動部材46に対しボルト56により揺動部材22の方向
の押圧力を作用させるとともに、この押圧力の反力が、
ボルト56が螺合された締結ブロック50及びこれと一
体の案内体48を介して作動部材40に作用し、よって
両作動部材40、46に揺動部材方向の力が作用する。
これにより、作動部材40,46の斜面41,47と楔
状の斜面36,42を介して、第一押圧保持部材38及
び第二押圧保持部材44の互いに直交する各当接面が、
各々案内体24の空間部31,32の内壁面及び、揺動
部材22の両側縁部に圧接し、揺動部材22と案内体2
4とを強固に締結する。
【0015】また、綜絖枠10の基本位置を調節するた
めに揺動部材22に対する案内体24の案内体長手方向
における位置を調節する場合、先ず、上記と同様にボル
ト56を緩め、作動部材40、46の空間部31、32
の内壁面に対する押圧力を解除する。その後、例えば、
揺動部材22と案内体24の位置関係を図6に示す状態
から図7に示す状態に変更するには、ボルト58を所定
の方向に回動させ、互いに逆向きに形成されたネジによ
り締結ブロック50を案内体24に対して相対的に揺動
部材22の方向へ移動させる。これによって、作動部材
46及び第二押圧保持部材44がボルト56を介して押
圧され、案内体22に対して相対的に揺動部材22の方
向へ移動する。さらに、案内体48及び揺動部材22を
介して作動部材30及び第一押圧保持部材38がともに
平行移動する。そして、所望の位置でボルト56を締め
付けることにより、上記と同様に、揺動部材22と案内
体24とが強固に締結される。
【0016】この実施形態の締結手段により、揺動部材
22は案内体24内で、その両側縁部が案内体24の内
壁面に一体的に締結され、特に、回転支承部25に近接
した側でも揺動部材22の側縁部が案内体24と一体に
締結され、強固な締結がなされる。従って、揺動部材2
2の揺動動作中に、結合ロッド16と回転支承部25の
軸支部分にかかる力の方向により、案内体24内の揺動
軸22の締結部分に曲げ力が作用しても、第一押圧保持
部材38及び第二押圧保持部材44による強固な締結に
より、がたつきや位置ズレがないものである。さらに、
回転支承部25の近傍で第一押圧保持部材38により揺
動部材22を保持しているので、大きな曲げ力がかかっ
ても、締結部がずれたり破損したりすることがなく、長
時間使用による摩耗も生じない。
【0017】次にこの発明の織機の綜絖枠調節装置の第
二実施形態について図8を基にして説明する。ここで、
上述の実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明
を省略する。この実施形態の織機の綜絖枠調節装置は、
第一押圧保持部材38及び第二押圧保持部材44の楔状
の斜面36,42と対面した作動部材40,46の斜面
41,47の中央部に、切欠き部60を形成したもので
ある。なお、この切欠き部60は、第一押圧保持部材3
8及び第二押圧保持部材44の楔状の斜面36,42に
形成しても良い。
【0018】これにより、作動部材40,46から第一
押圧保持部材38及び第二押圧保持部材44に作用する
力が、楔状の斜面36,42の、各空間部31,32の
内壁面に近い部分と、揺動部材22に近い部分とに分け
られ、第一押圧保持部材38及び第二押圧保持部材44
の当接面による押圧力が、空間部31、32の内壁面に
効果的に集中して作用することとなり、締結力がより向
上する。
【0019】次にこの発明の織機の綜絖枠調節装置の第
三実施形態について図9、図10を基にして説明する。
ここで、上述の実施形態と同様の部材は同一の符号を付
して説明を省略する。この実施形態の織機の綜絖枠調節
装置は、案内板48の一端部に固定された作動部材62
の互いに離反する一対の側面が案内体24の空間部32
の内壁面に当接し、第一押圧保持部材64の楔状の斜面
66が上記実施形態とは逆向きに形成されて、作動部材
62の斜面68に当接している。
【0020】これにより、ボルト56を回動して、作動
部材46,62を互いに近付く方向に締め付けると、作
動部材62の側面が楔状部である斜面66,68の作用
により、空間部31の内壁面に押し付けれられるととも
に、第一押圧保持部材64の側面が揺動部材22の側縁
部を押圧し、強固に締結がなされる。これによっても、
上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0021】なお、この発明の綜絖枠調節装置は、案内
体内の支承回転部側で、第一押圧保持部材により揺動部
材と案内体とが強固に締結されているとともに、案内体
内の揺動部材を挟んで反対側では、第二押圧保持部材に
より少なくとも揺動軸が確実に保持されていれば良いも
のである。そして、この保持構成は、楔状部を利用して
強固に固定するものであれば良く、この楔状部で締め付
ける作動部材を動作させる部材は、ボルト以外でも良
い。
【0022】
【発明の効果】この発明の織機の綜絖枠調節装置は、織
機の綜絖枠の基本位置及び上下動量を設定する揺動部材
と案内体の締結構造において、この締結部分を回転支承
部に近い側で確実に保持し、大きな曲げ力が作用しても
がたつきや摩擦が生じないようにし、案内体やその締結
部分等に無用な摩耗や損傷が生じないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態の綜絖枠調節装置の案
内体の正面図である。
【図2】この発明の第一実施形態の綜絖枠調節装置の案
内体の外側板を外した状態の正面図である。
【図3】この発明の第一実施形態の綜絖枠調節装置の案
内体の外側板及び案内板を外した状態の正面図である。
【図4】図3のE−E線断面図である。
【図5】図3のA−A線断面図(A)、B−B線断面図
(B)、C−C線断面図(C)、D−D線断面図(D)
である。
【図6】この発明の第一実施形態の綜絖枠調節装置の案
内体による揺動部材の締結位置を回転支承部から最も離
した位置を示す正面図である。
【図7】この発明の第一実施形態の綜絖枠調節装置の案
内体による揺動部材の締結位置を回転支承部に最も近付
けた位置を示す正面図である。
【図8】この発明の第二実施形態の綜絖枠調節装置の案
内体の外側板及び案内板を外した状態の正面図である。
【図9】この発明の第三実施形態の綜絖枠調節装置の案
内体の外側板を外した状態の部分正面図である。
【図10】この発明の第三実施形態の綜絖枠調節装置の
案内体の外側板及び案内板を外した状態の部分正面図で
ある。
【図11】この発明の綜絖枠調節装置が適用される一般
的な織機の綜絖枠駆動装置を示す概略図である。
【符号の説明】
10 綜絖枠 16 結合ロッド 22 揺動部材 24 案内体 25 回転支承部 31,32 空間部 36,42,41,47 斜面(楔状部) 38 第一押圧保持部材 46 第二押圧保持部材 40,46 作動部材 50 締結ブロック 56,58 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綜絖枠を上下動させるリンク機構の結合
    ロッドを開口装置の揺動部材に対し所望の位置で締結す
    る綜絖枠調節装置であって、上記揺動部材が嵌挿される
    とともに、一端部に設けられた回転支承部において結合
    ロッドが軸支される案内体と、上記案内体内において上
    記案内体の長手方向に位置調整可能に設けられ、上記案
    内体の上記揺動部材の両側縁部を保持するとともに、少
    なくとも上記揺動部材よりも回転支承部側の上記案内体
    の内壁を押圧して上記案内体と上記揺動部材とを一体化
    する一対の締結手段とを備えた織機の綜絖枠調節装置。
  2. 【請求項2】 上記一対の締結手段は、上記案内体内で
    上記揺動部材を挟んで両側縁部に位置した第一、第二の
    押圧手段からなり、上記第一の押圧手段は、上記案内体
    内の揺動部材よりも回転支承部側に位置し上記案内体の
    内壁面と上記揺動部材の側縁部に当接し且つ楔状部を形
    成する第一押圧保持部材と、この第一押圧保持部材とと
    もに楔状部を形成し上記第一押圧保持部材により上記揺
    動部材の一側縁部と上記案内体の内壁を各々押圧させる
    作動部材とからなり、上記第二の押圧手段は、上記案内
    体内において上記第一の押圧手段とは上記揺動部材を挟
    んで反対側に位置し、上記案内体の内壁面と上記揺動部
    材の側縁部のうちの少なくとも上記揺動部材の側縁部を
    押圧保持し且つ楔状部を形成する第二押圧保持部材と、
    この第二押圧保持部材とともに楔状部を形成し上記第二
    押圧保持部材により少なくとも上記揺動部材の他側縁部
    を押圧させる作動部材とからなる請求項1記載の織機の
    綜絖枠調節装置。
  3. 【請求項3】 上記各作動部材は、上記揺動部材を挟ん
    で互いに近付く方向に移動して上記揺動部材を保持する
    ものであり、さらにこの作動部材を動かす締結操作部材
    を備え請求項1または2記載の織機の綜絖枠調節装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016020547A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 株式会社豊田自動織機 水噴射式織機における水噴射装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016020547A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 株式会社豊田自動織機 水噴射式織機における水噴射装置

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