JPH10168441A - 有色残光性複合体及び有色残光性物品 - Google Patents

有色残光性複合体及び有色残光性物品

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JPH10168441A
JPH10168441A JP33246096A JP33246096A JPH10168441A JP H10168441 A JPH10168441 A JP H10168441A JP 33246096 A JP33246096 A JP 33246096A JP 33246096 A JP33246096 A JP 33246096A JP H10168441 A JPH10168441 A JP H10168441A
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phosphorescent
afterglow
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Yasushi Takano
靖 高野
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HOKKAIDO TOEI VIDEO HANBAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有色顔料と蛍りん光体とが混在する系と比較
して、色調は同等であってもより高いりん光輝度が得ら
れ、かつ通常の着色インキをそのまま使用しても製造可
能な残光性複合体、及びこの残光性複合体を利用した物
品を提供する。 【解決手段】 蛍りん光体を含む層と着色剤を含む層
(以下、着色層という)とを含むことを特徴とする残光
性複合体。着色層は実質的に着色剤とバインダーとから
なる。上記残光性複合体を表面の一部又は全部に有する
残光性物品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の色彩を有するこ
とができ、かつ赤、緑、黒等の深みのある色や金属色で
あっても高い発光輝度を有する残光性複合体、及びこの
複合体を有する物品に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光や人工照明光等のエネルギーを照
射するとそのエネルギーを蓄積し、エネルギーの照射を
中断した後も自ら発光して例えば暗所でもその存在を肉
眼で認識でき、しかもそのようなエネルギーの蓄積、発
光を繰り返し行えるりん光体は従来から知られている。
このようなりん光体を利用した顔料はその性質から蓄光
顔料と呼ばれている。さらにこのような蓄光顔料にトリ
チウム、147Pm、226Ra等の放射性物質を混入し、こ
れらの放射性物質から放射される放射線によって蓄光顔
料を刺激して発光させるものは夜光顔料と呼ばれてい
る。
【0003】このような蓄光顔料や夜光顔料は上記のよ
うな性質を利用して種々の物品に応用されており、その
応用対象は時計の文字盤、スイッチ、携帯用電灯、暗室
用品、手すり、壁面標示等の夜光標示、誘導標識、避難
用具、その他の蓄光安全標識等の蓄光標識、灰皿、イヤ
リング、テーブルクロス等の装飾品、印刷物、玩具、文
房具等の広範囲の物品に及んでいる。このような各種の
物品としては、例えば特開平4−51405号、特開平
1−111075号、特開平1−200388号、特開
平1−200389号等の各公報に開示されたもの等が
挙げられる。
【0004】さらにこのようなりん光体を使用した表示
物等については、残光性を得るとともに用途によっては
着色もしたい場合がある。ところが、従来のようにりん
光体と着色剤とを混合するだけの方法で着色すると、そ
の色や濃度によってりん光輝度は大きく左右される。例
えば、JIS K 5120 蓄光顔料解説、解5頁の
「解説表 着色による蓄光顔料のりん光輝度の減少」に
よれば、着色無しを100%とすると、緑色(添加量
3.6%)で15.7%、赤だいだい色(添加量2.4
%)で14.1%、赤色(添加量9.1%)で5.1%
であり、だいだい色及び赤色の減少が大きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するものとして、例えば、特開平3−166269号公
報には、有機顔料と組み合わせたカラー蓄光顔料及び夜
光顔料が開示されている。このカラー蓄光顔料は、キナ
クドリン系の有機顔料と蓄光顔料との混合物である。と
ころがこのカラー蓄光顔料及び夜光顔料は、着色はされ
ているもののりん光輝度の向上は図られていないことか
ら発光輝度は低く、また着色できる色のバリエーション
も限られていた。従って、商品、ニーズの多様化から、
高い発光輝度を有し、かつ種々の着色が可能な残光性製
品に対する要望は依然として高い。
【0006】ところで、従来の蓄光顔料に比べて高い発
光輝度を有する蓄光性蛍光体が開発されている(特開平
7−11250号、日本国特許第2543835号)。
ところがこの蓄光性蛍光体を用いても、有色顔料を混在
させるとりん光の低下は依然として大きく、上記のよう
な問題を解決するには至っていない。
【0007】本発明者らは、上記問題を解決するものと
して、蛍りん光体とバインダーとを含むりん光層及び着
色剤と蛍りん光体とバインダーとを含む着色層とを有す
る残光性複合体を開発し、先に特許出願した(特願平8
−40998号)。
【0008】この残光性複合体によれば、有色顔料と蛍
りん光体とが混在する系に比べて高いりん光輝度が得ら
れるが、着色層が蛍りん光体を含むものであることか
ら、蛍りん光体を含む着色インキを各色について調製す
る必要があるという煩雑さがある。
【0009】そこで本発明の目的は、有色顔料と蛍りん
光体とが混在する系と比較して、色調は同等であっても
より高いりん光輝度が得られ、かつ通常の着色インキを
そのまま使用しても製造可能な残光性複合体を提供する
こと、さらには、前記残光性複合体を利用した物品を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、蛍りん光体を
含む層(以下、りん光層という)と着色剤を含む層(以
下、着色層という)とを含むことを特徴とする残光性複
合体に関する。
【0011】さらに本発明は、上記残光性複合体を表面
の一部または全部に有する残光性物品に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の残光性複合体の最大の特
徴は、りん光層と着色層とを分けたことである。ここで
「りん光層」とは実質的に蛍りん光体とバインダーとか
らなる層であり、「着色層」とは実質的に着色剤とバイ
ンダーからなる層である。
【0013】本発明の残光性複合体の最終使用形態は、
残光性複合体を見る観察者側に着色層を、その裏側にり
ん光層を置く配置で使用する。
【0014】従来の色彩と残光性とを有する製品は、着
色剤と蛍りん光体とを含む着色層のみからなるものであ
ったが、本発明の残光性複合体は、上記のようなりん光
層と着色層とを設けることで、色調は同じでも、高い発
光輝度を有する。
【0015】りん光層に含まれる「蛍りん光体」とは、
りん光を発生する物質であり、そのような性質を有する
物質であれば、制限は無く使用できる。例えば、蓄光顔
料や夜光顔料は「蛍りん光体」に含まれる。
【0016】「蛍りん光体」としては、銅賦活硫化亜鉛
(ZnS:Cu)がー般的であるが、他の無機蛍光顔料や有機蛍
光顔料で蓄光性を有するものも使用できる。例えば、珪
酸亜鉛系、硫化亜鉛カドミウム系、硫化カルシウム系、
硫化ストロンチウム系、タングステン酸カルシウム系等
の蓄光性顔料があり、特にストロンチウムアルミネート
を母体結晶とし希土類元素を賦活剤とする蓄光顔料が発
光輝度が高いことから好ましい。
【0017】夜光顔料は前記の通り蓄光顔料に放射性物
質を添加して自発光性を有するようにしたもので、例え
ば、銅賦活硫化亜鉛にトリチウム、プロメチウム147
等の放射性物質を添加したものである(「改訂新版 顔
料便覧」、506頁乃至512頁、発行日; 1989年3月10日、
発行所;(株)誠文堂新光社、編者;日本顔料技術協会参
照)。
【0018】また、特開平7−11250号(日本国特
許第2543835号)に開示されている蓄光性蛍光体
も本発明における「蛍りん光体」として好ましいもので
ある。このような蓄光性蛍光体は例えば、「N夜光」の
商品名で根本特殊化学(株)より市販されている。
【0019】本発明のりん光層を形成する「バインダ
ー」は、蛍りん光体とともに層を形成できるものであれ
ばよく、例えば、樹脂を主成分とするものであることが
できる。また、透明性が高いものであることが、高い発
光輝度を得られるという観点からは好ましい。上記バイ
ンダーを構成する樹脂としては、例えば、アクリル系、
ビニル系、アルキッド系、エポキシ系、ウレタン系、ア
クリルシリコン系、シリコン系、フッ素系、メラミン系
などの樹脂を例示できる。但し、これらに限定されるも
のではない。
【0020】上記のような樹脂は溶剤系、2液反応系、
焼付け系、UV硬化系等のもので、そのまま印刷に使用
できるような形態で市販されており、いずれも本発明に
使用できる。一般には溶剤系のものはメジューム、UV
硬化系のものはエキステンダーベースと呼ばれている。
このような市販の材料の例としては、限定するものでは
ないが、(株)セイコーアドバンスから、溶剤系のメジ
ュームとしてLOV、HIP、ACT、SG700、R
AM、RAMマット、PALマット、GAP新、250
0、CAVメイバン、ABS、STR、SG410、O
P22、60A、PP、PP耐酸、PGS、SOF、J
RP、SAM、JAM、MSG、PRO等、2液反応系
のものとしてVIC、SG740、1000、1690
N、SG160等、焼付け系のものとして1300、1
300HK、1400、300、400、500等、U
V硬化系のエキステンダーベースとしてUVA、HU
G、RIG等の名称のシリーズあるいは番号で市販され
ているものが挙げられる。
【0021】りん光層の蛍りん光体とバインダーとの比
率や層の厚みは、目的物である残光性複合体に要求され
る発光輝度により適宜決定できる。一般的傾向として、
りん光層のりん光体含有量が増す程、またりん光層の厚
みが増す程、発光輝度は高くなる。但し、りん光体含有
量が多くなり過ぎるとりん光層の形成が困難になった
り、強度が低下することがある。このような観点から、
りん光層のりん光体含有量は、50重量%以上、好ましく
は70〜95重量%、より好ましくは80〜90重量%の範囲であ
ることが適当である。
【0022】また、りん光層の厚みは、例えば、10〜50
0 μm の範囲であり、実用的には通常50〜300 μm の範
囲である。尚、りん光層の厚みを増す目的で、2層以上
のりん光層を積層することもできる。
【0023】着色層を構成する「バインダー」として
は、りん光層で説明したものと同様のものを使用でき
る。
【0024】着色剤は、通常のインクや塗料等に使用さ
れるものをそのまま使用でき、例えば、有機または無機
の染料または顔料であることができる。またその色彩も
特に制限されず、本発明においては有彩色のもの、無彩
色のもの、さらに金属色等も色彩に含め、そのような色
彩を有する着色剤を使用し得る。
【0025】有機顔料としては、不溶性アゾ顔料(例え
ば、ブリリアントカーミンFB、レーキレッド4R、パーマ
ネントエローHR、ジスアゾエロー10G 、フアストエロー
G 、ファストエロー10G 、ジスアゾオレンジ) 、縮合ア
ゾ顔料、油溶性アゾ顔料(例えば、ブリリアントカーミ
ン6B、レーキレッドC、ウォッチングレッド) 、フタロ
シアニンブルー、染色レーキ、高級顔料(例えば、イソ
インドリノン、キナクリドン、ジオキサジンバイオレッ
ト) 等を挙げることができる。
【0026】無機顔料としては例えば、雲母状酸化鉄、
鉛白、鉛丹、黄鉛、銀朱、群青、紺青、酸化コバルト、
二酸化チタン、二酸化チタン被覆雲母、ストロンチウム
クロメート、チタニウムイエロー、チタンブラック、ジ
ンククロメート、鉄黒、モリブデン赤、モリブデンホワ
イト、リサージ、リトポン、エメラルドグリーン、ギネ
ー緑、カドミウム黄、カドミウム赤、コバルト青等を挙
げることができる。
【0027】染料としては、分散染料、カチオン染料、
塩基性染料、酸性染料、直接染料、蛍光増白剤、複合染
料、有機溶媒溶解染料、ピグメントレジンカラー等を挙
げることができる。
【0028】さらに本発明では、発光部分を金属色に着
色することもできる。
【0029】金属色顔料としては、一般の金属粉やブロ
ンズ粉を用いることもできるが、高い発光輝度を得ると
いう観点から、粒子の形状が鱗片状である蒸着金属色顔
料を用いることが好ましい。蒸着金属色顔料とは、プラ
スチック等の破片(ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、アルミニウム等)に金属(金色;真ちゅう、銀色;ア
ルミニウム)を蒸着し、粉砕した片状粉であり、蒸着の
のち透明(黄色)樹脂層で保護したものである。市販品
として、例えば、尾池工業(株)製、エルジーB Gold#325
がある。
【0030】また、黒色顔料としては、例えば、カーボ
ンブラック等を使用できるが、高い発光輝度を得るとい
う観点から、粒子の形状が鱗片状である蒸着黒色顔料が
好ましい。蒸着黒色顔料は、金属の代わりに黒色材を用
いて形成したものである。市販品として、例えば、尾池
工業(株)製、エルジーBlack #325がある。
【0031】上記蒸着金属色顔料や蒸着黒色顔料は、片
状粉であり、平均粒子径が通常の顔料に比べて大きい。
そのため、蒸着金属色顔料や蒸着黒色顔料を用いること
で、着色層内の光の伝達を良好に保つことが可能であ
り、好ましい。
【0032】着色層中の着色剤の濃度と着色層の厚み
は、本発明の残光性複合体に必要とされる色彩を考慮し
て適宜決定される。但し、着色剤の濃度と着色層の厚み
が増す程、残光性複合体の発光輝度は低下する傾向があ
ることを考慮すべきである。通常、着色層の厚みは、3
〜100 μm の範囲、好ましくは5〜50μm の範囲であ
ることが適当である。また、2層以上の着色層を重ねて
形成することもできる。このような重ね塗りを行うこと
で、同一のりん光層の上に形成しても、同等の色調であ
りながら高い発光輝度が得られる場合がある。
【0033】また、比較的濃度の薄い着色インキを用意
しておいて、色の濃度に応じて重ね塗りすることで所望
の濃度の着色層を形成することもできる。
【0034】本発明の残光性複合体の着色層は単一の色
彩を有するものとすることもできるが、色彩が異なる2
つ以上の部分からなるものとすることもでき、模様や
柄、文字、マーク等を形成することもできる。
【0035】また本発明の残光性複合体は、上記りん光
層及び着色層の少なくともいずれか一方の表面上あるい
は両層の間の一部または全部に、一以上の追加の層を有
していてもよい。
【0036】追加の層は例えば、本発明の残光性複合体
に機械的強度を与えること等を目的とする基板層とする
ことができる。基板層をその後除去する場合を除き基板
層を着色層の表面に設ける場合、あるいはりん光層及び
着色層の間に設ける場合は、基板層は可視光に対して実
質的に透明である必要がある。基板層をりん光層の表面
に設ける場合は特に透明なものとする必要はないが、例
えば白色等の明度の高い色彩の印刷層を有するものを使
用すると、りん光体の発光を反射するため、着色層側か
ら観察される発光の輝度を向上させることができる。
【0037】基板層は上記のようなりん光層や着色層を
設けることができ、上記のような基板層を設ける位置に
よって要求される透明性を満足する限り特に制限される
ものではなく、例えば平面状の表示物を得る場合であれ
ば適当な厚さを有する紙、プラスチック、木材、金属、
陶磁器、皮革等のシート、フィルム、離型紙離型フィル
ムあるいはカード、布、不織布等を用いることができ、
透明性を必要とする場合にはプラスチックのシート、フ
ィルム等を好ましく使用することができる。
【0038】また、上記追加の層は本発明の残光性複合
体のりん光層及び着色層層の少なくとも一方を保護する
ための保護層であってもよい。着色層上に設けられる保
護層は、可視光に対して実質的に透明であることが必要
である。保護層としては、例えばUV硬化型の樹脂層を
挙げることができるが、これに限定されるものではな
い。
【0039】さらに本発明の残光性複合体は、それ自体
を他の物品に貼付するために設けられる接着機能を有す
る層を追加の層として有していてもよい。接着機能を有
する層は例えば通常の粘着剤からなる粘着層や熱により
溶融して接着性を示す材料からなる熱融着層とすること
ができ、さらに粘着層の場合にはそれを使用時まで保護
するために剥離層をその上に有していてもよい。
【0040】また、本発明の残光性複合体は、転写用の
積層体から転写により得られるものとしてもよい。この
場合は、本発明の残光性複合体は、前記基板層と同様な
材料からなり一方の面に設けられる剥離処理をした剥離
層と、他方の面に設けられる上記のような接着機能を有
する層とを追加の層として有する。そして接着機能を有
する層により残光性複合体を他の物品に貼付した後、剥
離層を除去し、最終使用形態とする。
【0041】さらに本発明は、上記残光性複合体を表面
の一部または全部に有する残光性物品を包含する。
【0042】物品の種類は特に限定されず、例えば、時
計の文字盤、スイッチ、携帯用電灯、暗室用品、手す
り、壁面標示等の夜光標示、誘導標識、避難用具、その
他の蓄光安全標識等の蓄光標識、灰皿、イヤリング、テ
ープルクロス等の装飾品、印刷物、玩具、文房具等を例
示できる。
【0043】本発明における残光性物品には転写用残光
性物品も包含される。転写用残光性物品は、転写されて
初めて本来の特徴である機能を発揮する。転写の被写体
は特に限定されず、プラスティック、金属、布、陶磁
器、ガラス、ほうろう、建材等様々な物品が挙げられ
る。
【0044】以下、本発明の残光性複合体及び残光性物
品の製造法について説明する。
【0045】本発明の残光性複合体は、適当な基体の上
に、りん光層と着色層とを、塗膜やコーティング膜等の
形成に常用されている、印刷や塗装等の方法により逐次
形成することにより形成できる。
【0046】例えば、りん光層は、蛍りん光体、バイン
ダーとなる樹脂成分、及び適当な溶媒を混合して形成さ
れたインクを用いて、また着色層は、着色剤、バインダ
ーとなる樹脂成分、及び適当な溶媒を混合して形成され
たインクを用いて、上記のような常用の印刷や塗装等の
方法により形成することができる。
【0047】上記のようなインクには印刷用インクで常
用されるその他の添加物を含有させてもよい。
【0048】前記の通りバインダーとなる樹脂成分を含
む、印刷に使用できるような形態にあるメジュームやエ
キステンダーベース等が市販されており、通常はこれに
着色剤等を加えて使用するのが便利である。さらに着色
剤等を含むメジュームやエキステンダーベース等も市販
されている。
【0049】インクの組成は、形成される各層の組成や
インクの粘度等を考慮して適宜決定できる。尚、バイン
ダー成分は基材等の材料に対し密着及び耐候性の良好な
ものを使用することが好ましく、そのような適当なバイ
ンダー成分を含む前記のような市販のメジュームやエキ
ステンダーベース等を使用すればよい。
【0050】りん光層形成用インクは、例えば、メジュ
ーム100重量部に対して蛍りん光体100〜400重
量部、好ましくは150〜300重量部を混合して作る
ことができる。また、着色層形成用インクは、例えば、
メジューム100重量部に対して着色顔料を含むインク
を1〜20重量%の範囲、好ましくは1〜15重量%の
範囲でを混合して作ることができる。
【0051】高い発光輝度を得るために比較的厚い層を
形成するという観点からは、層の形成には、スクリーン
印刷等を用いることが好ましい。また、印刷素材の形状
によっては平面印刷、曲面印刷、巻取印刷等も可能であ
り、さらには静電スクリーン印刷も利用できる(「基本
印刷技術」、114頁乃至118頁、発行日;平成5年1月30
日、発行所;産業図書(株)、編者;角田隆弘他2名等を
参照)。
【0052】スクリーン印刷に用いるスクリーンのメッ
シュには特に制限はなく、インクに含まれる蛍りん光体
や着色顔料の粒子径やインクの粘度等を考慮して適宜決
定できる。例えば、80メッシュ〜200 メッシュのスクリ
ーン紗を用いるスクリーン印刷よって、厚さ1μm 〜40
0μm 程度の膜厚の層を形成することができる。
【0053】着色層の形成法も特に制限されるものでは
なく、例えば、凸版印刷、凹版印刷、平面印刷(例え
ば、オフセット印刷)、スクリーン印刷、コーター印
刷、インクジェット印刷、筆塗り等により形成すること
ができる。
【0054】本発明の残光性複合体の最終使用形態は、
残光性複合体を見る観察者側に着色層を、その裏側にり
ん光層を置く配置で使用する。従って基板層を着色層側
に設ける場合、基板の裏側から見た場合に所望の表示が
認識できるように着色層及びりん光層は所望の表示の鏡
像として印刷される(裏印刷)。このような使用例とし
ては、透明基板を使用してそのまま使用する場合、剥離
性の離型基板を使用して転写(熱転写や圧力転写等)を
行う場合が挙げられる。この場合、必要により剥離処理
をした基板(剥離層)上に例えば着色層、りん光層をこ
の順で設け、さらにその上に必要により上記のような反
射用白色層、さらに圧力で転写する場合には粘着層、熱
で転写する場合には熱融着層を設ける。このような転写
用積層体の粘着層または熱融着層面を所望の物品等にあ
て、圧力または熱で接着し、基板を剥離することにより
所望の物品上に貼付された本発明の残光性複合体が得ら
れる(転写用残光性複合体)。
【0055】また前記のように透明基板をりん光層と着
色層の間に置くこともできる。この場合基板への印刷順
や印刷方法などに制限を受けない。例えば着色層をオフ
セット印刷で先に印刷した後、スクリーン印刷でりん光
層を設けることができる。
【0056】
【実施例】以下本発明を実施例によりさらに説明する。
【0057】実施例1りん光層形成用インク 蓄光顔料(根本特殊化学(株)製、N夜光(ストロンチ
ウムアルミネートを母体結晶とし希土類元素を付活剤と
する蓄光顔料)、平均粒径10μm)200gとメジュ
ーム(Vinyl Screen Printing INK ACT 780N セイコー
アドバンス(株)製、固形成分30重量%)100gと
シクロヘキサノン(希釈剤)40gを十分に撹拌混合し
てりん光層形成用インクを形成した。
【0058】着色層形成用インク(1)〜(5) メジューム(Vinyl Screen Printing INK ACT 800 セイ
コーアドバンス(株)製、固形成分30重量%)と着色
インク(Vinyl Screen Printing INK 赤:ACT耐候性 53
8 プロセスレッドセイコーアドバンス(株)製、固形成
分53.3重量%)とを以下に示す所定の配合で十分に撹拌
混合して着色層形成用インク(1)〜(5)を形成し
た。
【0059】
【表1】
【0060】残光性複合体の形成 上記りん光層形成用インクをユポ(王子油化(株)製合
成紙FPG、厚さ250μm)にT100メッシュの印
刷紗を用いてスクリーン印刷し、85×54mmで厚さ
100μmのりん光層を形成し、さらに再度同様にスク
リーン印刷して厚さ180μmのりん光層を形成した。
【0061】次いで上記りん光層の上に、T100メッ
シュの印刷紗により上記着色層形成用インク(1)〜
(5)を1回または2〜3回重ね塗りして、厚さ8〜3
4μmの着色層を形成した。
【0062】得られた本発明の残光性複合体の外部照明
消光1分後の輝度と色レベルを測定し、結果を表2に示
す。
【0063】輝度測定法 暗所で十分に放光させたサンプルに27Wの蛍光灯でサ
ンプル表面照度が約5400ルクスの明るさに相当する
光を10分間照射することにより蓄光を行った。蓄光の
ための光照射終了1分後にサンプルのりん光(残光)の
強度を輝度計(ミノルタカメラ(株)製LS−100)
を用いて測定した。さらに、残光性複合体に含まれる単
位蓄光顔料量(1g)当たりのりん光の強度(mcd)
を発光効率として求めた。
【0064】色レベル決定法 サンプルを、色相、明度及び彩度からなる三属性による
色の表示方法(マンセル表色系)において以下のように
表示される1〜8の色レベルを有する色見本と肉眼によ
り対比観察して、サンプルの色が1〜8のいずれの色レ
ベルに相当するかを決定した。
【0065】 色レベル 三属性による色の表示方法 1 5R 8/6 2 5R 7.5/7 3 5R 7/8 4 5R 6.5/7 5 5R 6/10 6 5R 5.5/11 7 5R 5/12 8 5R 4.5/13
【0066】比較例1 蓄光顔料(根本特殊化学(株)製、N夜光(ストロンチ
ウムアルミネートを母体結晶とし希土類元素を付活剤と
する蓄光顔料)、平均粒径10μm)10.0gとメジ
ューム(Vinyl Screen Printing INK ACT 780N セイコ
ーアドバンス(株)製、固形成分30重量%)5.05
gと着色インク(Vinyl Screen Printing INK 赤:ACT
耐候性 538プロセスレッドセイコーアドバンス(株)
製、固形成分53.3重量%)0.06gとを十分に撹拌混
合して蛍りん光着色層形成用インクを調製した(6)。
このインクを実施例1と同様のユポにT100メッシュ
の印刷紗を用いてスクリーン印刷(2回塗り)し、厚さ
160μmの着色層を形成した。
【0067】得られた印刷物の消光1分後の輝度と色レ
ベルとを実施例1と同様に測定した。結果を表2に示
す。
【0068】比較例2 着色インクの量を0.25gとした以外は比較例1と同
様にして蛍りん光着色層形成用インクを調製し(7)、
このインクを実施例1と同様のユポにT100メッシュ
の印刷紗を用いてスクリーン印刷(2回塗り)し、厚さ
140μmの着色層を形成した。
【0069】得られた印刷物の消光1分後の輝度と色レ
ベルとを実施例1と同様に測定した。結果を表2に示
す。
【0070】比較例3 着色インクの量を0.40gとした以外は比較例1とほ
ぼ同様にして蛍りん光着色層形成用インクを調製し
(8)、このインクを実施例1と同様のユポにT100
メッシュの印刷紗を用いてスクリーン印刷(2回塗り)
し、厚さ150μmの着色層を形成した。
【0071】得られた印刷物の消光1分後の輝度と色レ
ベルとを実施例1と同様に測定した。結果を表2に示
す。
【0072】参考例1 実施例1のりん光層形成用インクを実施例1と同様のユ
ポにT100メッシュの印刷紗を用いてスクリーン印刷
(1回塗り)し、厚さ100μmのりん光層を形成し
た。次いでその上に、比較例1の蛍りん光着色層形成用
インク(6)をT100メッシュの印刷紗を用いてスク
リーン印刷(1回塗り)し、厚さ80μmのりん光着色
層を形成した。
【0073】得られた印刷物の消光1分後の輝度と色レ
ベルとを実施例1と同様に測定した。結果を表2に示
す。
【0074】参考例2 実施例1のりん光層形成用インクを実施例1と同様のユ
ポにT100メッシュの印刷紗を用いてスクリーン印刷
(1回塗り)し、厚さ100μmのりん光層を形成し
た。次いでその上に、比較例2の蛍りん光着色層形成用
インク(7)をT100メッシュの印刷紗を用いてスク
リーン印刷(1回塗り)し、厚さ120μmのりん光着
色層を形成した。
【0075】得られた印刷物の消光1分後の輝度と色レ
ベルとを実施例1と同様に測定した。結果を表2に示
す。
【0076】
【表2】
【0077】表2に示す結果から、本発明の残光性複合
体は、蛍りん光体と着色剤とを共存させた系である比較
例1〜3と比較して、同一の色調(色度)でありなが
ら、高い残光輝度を示すことがわかる。
【0078】即ち、色レベルが2である比較例1と実施
例1−6とを比較すると、発光輝度は比較例1が711
mcd/m2であるのに対して、実施例1−6では882mcd/
m2である。また、単位量の蛍りん光体当りの発光輝度を
示す発光効率は、比較例1が3.41mcd/gであるのに
対して、実施例1−6では3.93mcd/gである。
【0079】色レベルが5である比較例2と実施例1−
3とを比較すると、発光輝度は比較例2が229mcd/m2
であるのに対して、実施例1−3では472mcd/m2であ
る。また、単位量の蛍りん光体当たりの発光輝度を示す
発光効率は、比較例2が1.22mcd/gであるのに対し
て、実施例1−3では2.08mcd/gである。
【0080】色レベルが7である比較例3と実施例1−
8とを比較すると、発光輝度は比較例3が99mcd/m2
あるのに対して、実施例1−8では226mcd/m2であ
る。また、単位量の蛍りん光体当たりの発光輝度を示す
発光効率は、比較例3が0.60mcd/gであるのに対し
て、実施例1−8では0.93mcd/gである。
【0081】これらの結果から、本発明の複合体では、
同等の色でより高い発光輝度(発光効率)が得られるこ
とが分かる。
【0082】また、実施例1−2(発光輝度:697mc
d/m2)と比較例1(発光輝度:711mcd/m2)とを比較
すると、発光輝度はほぼ同等であるが、色レベルが実施
例1−2では3であるのに対して比較例1では2であ
る。
【0083】これらの結果は、本発明によれば、同等の
発光輝度の場合、より濃い色にすることができることを
示すものである。
【0084】加えて、本発明では、色調に応じて着色イ
ンクの種類を変えるだけで、所望の色彩の残光性印刷を
得ることができるという利点もある。
【0085】また、特願平8−40998号に記載の複
合体である参考例1及び2と本発明の複合体とを比較す
る。色レベルが1である実施例1−1と参考例1、色レ
ベルが4である実施例1−10と参考例2とをそれぞれ
比較しても、発光輝度及び発光効率ともに本発明の複合
体の方が優れていることが判る。特に本発明の複合体
は、色が濃くなるとその効果が一層発揮される。即ち、
色レベルが4の場合、実施例1−10の発光輝度及び発
光効率はそれぞれ654mcd/m2及び2.53mcd/gであ
るのに対して、参考例2ではそれぞれ565mcd/m2及び
2.06mcd/gであった。
【0086】実施例2りん光層形成用インク 蓄光顔料(根本特殊化学(株)製、N夜光(ストロンチ
ウムアルミネートを母体結晶とし希土類元素を付活剤と
する蓄光顔料)、平均粒径10μm)13.2gとメジ
ューム(Vinyl Screen Printing INK LOV 800 セイコー
アドバンス(株)製、固形成分30重量%)6.6gと
T−912(希釈剤)3.0gとを十分に撹拌混合して
りん光層形成用インクを形成した。
【0087】着色層形成用インク メジューム(Vinyl Screen Printing INK LOV 800 セイ
コーアドバンス(株)製、固形成分30重量%)1.5
gと着色インク(エルジー B Golg#325、尾池工業
(株)製)0.04gとT−912(希釈剤)0.1g
を十分に撹拌混合して着色層形成用インクを形成した。
【0088】残光性複合体の形成 上記りん光層形成用インクをユポ(王子油化(株)製合
成紙FPG、厚さ250μm)にT100メッシュの印
刷紗を用いてスクリーン印刷し、85×54mmで厚さ
100μmのりん光層を形成し、さらに再度同様にスク
リーン印刷して厚さ180μmのりん光層を形成した。
【0089】次いで上記りん光層の上に、T100メッ
シュの印刷紗により上記着色層形成用インクをスクリー
ン印刷して金色の着色層を形成した。
【0090】得られた本発明の残光性複合体は、鮮やか
な金色を呈するとともに、実施例1に記載の方法と同じ
方法で測定した外部照明消光1分後の輝度は979mcd/
m2と非常に高いものであった。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、高いりん光輝度を有す
る、着色された残光性複合体が得られる。本発明の残光
性複合体の色彩は、色調に応じて着色インクの種類を変
えるだけで所望のものとすることができる。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍りん光体を含む層(以下、りん光層と
    いう)と着色剤を含む層(以下、着色層という)とを含
    むことを特徴とする残光性複合体。
  2. 【請求項2】 着色層が実質的に着色剤とバインダーと
    からなる請求項1記載の残光性複合体。
  3. 【請求項3】 着色層が1層または2層以上の層からな
    る請求項1または2記載の残光性複合体。
  4. 【請求項4】 りん光層が実質的に蛍りん光体とバイン
    ダーとからなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の残
    光性複合体。
  5. 【請求項5】 りん光層中の蛍りん光体の含有量が55
    〜95重量%の範囲にある請求項1記載の残光性複合
    体。
  6. 【請求項6】 着色層中の着色剤が有色顔料、金属色顔
    料または染料である請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の残光性複合体。
  7. 【請求項7】 りん光層に含まれる蛍りん光体が蓄光顔
    料及び/または夜光顔料である請求項1〜6のいずれか
    1項に記載の残光性複合体。
  8. 【請求項8】 りん光層及び着色層に含まれるバインダ
    ーが可視光に対して実質的に透明である請求項1〜7の
    いずれか1項に記載の残光性複合体。
  9. 【請求項9】 着色層が、色の異なる2つ以上の部分か
    らなる請求項1〜8のいずれか1項に記載の残光性複合
    体。
  10. 【請求項10】 りん光層及び着色層の少なくともいず
    れか一方の表面上またはりん光層及び着色層の間の一部
    または全部に追加の層を有する請求項1〜9のいずれか
    1項に記載の残光性複合体。
  11. 【請求項11】 追加の層が基板層である請求項10記
    載の残光性複合体。
  12. 【請求項12】 基板層が着色層上に設けられ、可視光
    に対して実質的に透明である請求項11記載の残光性複
    合体。
  13. 【請求項13】 基板層が可視光に対して実質的に透明
    であり、着色層とりん光層の間に存在する請求項11記
    載の残光性複合体。
  14. 【請求項14】 基板層がりん光層の表面に接する側に
    白色の印刷層を有する請求項11記載の残光性複合体。
  15. 【請求項15】 追加の層が保護層である請求項10記
    載の残光性複合体。
  16. 【請求項16】 保護層が可視光に対して実質的に透明
    である請求項15記載の残光性複合体。
  17. 【請求項17】 追加の層が接着機能を有する層である
    請求項10記載の残光性複合体。
  18. 【請求項18】 接着機能を有する層が粘着層である請
    求項17記載の残光性複合体。
  19. 【請求項19】 接着機能を有する層が熱融着層である
    請求項17記載の残光性複合体。
  20. 【請求項20】 請求項1〜19のいずれか1項に記載
    の残光性複合体を表面の一部または全部に有する残光性
    物品。
  21. 【請求項21】 物品が夜光標示、誘導標識、避難用
    具、蓄光標識、装飾品、印刷物、玩具または文房具であ
    る請求項20記載の残光性物品。
JP33246096A 1996-12-12 1996-12-12 有色残光性複合体及び有色残光性物品 Pending JPH10168441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1319841C (zh) * 1999-02-23 2007-06-06 因温特奥股份公司 带有紧急照明装置的升降机机厢

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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