JPH10167909A - 植物の種子を5−置換チアゾール殺菌剤で処理する方法 - Google Patents

植物の種子を5−置換チアゾール殺菌剤で処理する方法

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JPH10167909A
JPH10167909A JP9348720A JP34872097A JPH10167909A JP H10167909 A JPH10167909 A JP H10167909A JP 9348720 A JP9348720 A JP 9348720A JP 34872097 A JP34872097 A JP 34872097A JP H10167909 A JPH10167909 A JP H10167909A
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seeds
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トーマス・クローフォード・ティレット
George Adolph Decker
ジョージ・アドルフ・デッカー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物の葉の菌類病を防除する方法、および生
長して葉の菌類病に対して抵抗性のある植物になる種子
を提供すること。 【解決手段】 5−カルボキサニリド−ハロアルキルチ
アゾール殺菌剤を用いて植える前に植物種子を処理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、5−カルボキサニリド−ハロア
ルキルチアゾール殺菌剤(5−carboxanili
do−haloalkylthiazole fung
icide)を用いて、植える前に植物種子を処理する
ことによりある種の植物の葉の菌類病(foliar
fungal diseases)を防除する方法に関
する。また、本発明は、生長して葉の菌類病に対して抵
抗性のある植物になる種子を提供する。
【0002】苗または種子に影響のある菌類病に対して
早期に保護を提供するために、植物の種子に適用できる
種々な殺菌剤が知られている。既知の殺菌剤である2−
アミノ−4−メチル−5−(カルボキサニリド)チアゾ
ールは、そのような種子の処理において使用されてい
た。種子の処理に用いられる多数の殺菌剤の有する1つ
の大きな問題は、通常、保護が一時的であり、典型的に
は、種子自体を保護するかまたは苗が現れた直後までで
あることである。発芽後の植物をその後の病気の感染か
ら保護し続けるためには、植物の葉が追加の殺菌剤で処
理される。それ故、植物の生長サイクルにおける長期間
にわたって、好ましくは全生育期にわたって、菌類病に
対して保護を提供し、かつ現存する製品よりもより低い
使用割合においてそのような保護を提供する新しい種子
処理用殺菌剤への要求が引き続いて存在する。
【0003】米国特許第5,045,554号には、生
長植物に適用したときに、好ましくは葉用のスプレーと
して適用したときに、例えば、Rhizoctoni
a、Sclerotium、およびCorticium
のような担子菌(Basidiomycetes)、並
びにAlternariaおよびSpirothica
のような植物の菌類病の防除のために有用な置換5−カ
ルボキサニリドチアゾールのクラスが開示されている。
本発明者は、植物の種子を米国特許第5,045,55
4号の化合物で処理したときに、驚異的に長い期間、し
ばしば季節にわたり(season−long)、その
ような病気の防除が得られることを見出した。これは、
生長作物に対する1回またはそれより多くの葉の殺菌剤
の適用を省けるので、栽培者に大きな利益を提供する。
【0004】本発明は、植物の種子に、式Iの化合物か
ら選ばれた1種またはそれより多くの化合物および農作
物栽培上許容できるそれらの塩を含有する組成物の殺菌
有効量を適用することを包含している方法である。種子
から生長する植物は、菌類病に対して抵抗性がある。し
かし、そのような抵抗性は、組成物の化合物またはそれ
らの農作物栽培上許容できる塩によって防除される病気
に限定される。組成物によって防除される菌類病は知ら
れており、または化合物、それらの農作物栽培上許容で
きる塩、またはそれらの複合材料を葉に適用して、類似
植物の菌類病の防除を評価することによって容易に評価
される。
【0005】本発明の組成物の化合物は、式I:
【0006】
【化4】
【0007】〔式中、R1は、(C1−C2)ハロアルキ
ルまたは(C1−C5)アルキル、好ましくは(C1
2)アルキル、最も好ましくはメチルであり;R2は、
(C1−C5)アルキルまたは(C1−C2)ハロアルキ
ル、好ましくはハロメチル、更に好ましくはパーハロメ
チル、最も好ましくはトリフルオロメチルであり;ただ
し、R1およびR2の少なくとも1個は(C1−C2)ハロ
アルキルであり;そしてnは、1〜5であり、Rnの少
なくとも1個は、電子求引性基であり、好ましくは、カ
ルボキサニリド環上に、2〜4個の電子求引性基が存在
しており、最も好ましくは3〜4個の電子求引性基が存
在している〕の化合物である。好ましくは、電子求引性
基は、オルトの場所またはパラの場所に位置しており、
そして最も好ましくはオルトの場所に位置している。ま
た、存在する場合には、好ましくはパラ置換基は、脂質
親和性(lipophilic)を有している。電子求
引性基は、好ましくは、独立して、ハロ、(好ましく
は、クロロ、ブロモ、またはヨード)、ハロ(C1
5)アルキル(好ましくは、ハロ(C1−C2)アルキ
ル、更に好ましくはパーハロメチルまたはトリフルオロ
メチル)、またはハロ(C1−C5)アルコキシ(好まし
くは、ハロ(C1−C2)アルコキシ、更に好ましくはパ
ーハロメトキシまたはトリフルオロメトキシ)から選ば
れる。他の適当な電子求引性の環置換基には、ニトロ、
シアノ、ペンタハロ硫黄(好ましくはペンタフルオロ硫
黄)、ハロメチルチオ、ハロエチルチオ、(C1−C2
アルキルスルフィニル、ハロ(C1−C2)アルキルスル
フィニル、(C1−C2)アルキルスルホニル、およびハ
ロ(C1−C2)アルキルスルホニルが包含される。ハロ
エチル、ハロエトキシ、ハロエチルチオ、ハロエチルス
ルフィニル、およびハロエチルスルホニルの電子求引性
置換基は、好ましくは、1−炭素原子上に少なくとも1
個のハロ置換基を有し、そして最も好ましくは、1−炭
素原子上に2個のハロ置換基を有している。これらの化
合物の農作物栽培上許容できる塩には、アルカリ塩、ア
ルカリ土類金属塩、酸付加塩、塩基付加塩、およびアル
キル化塩(alkylation salt)が包含さ
れるが、これらもまた、植物の種子を処理するのに使用
すると、菌類病から葉を防除する。本発明の好ましい化
合物は、2’,6’−ジブロモ−2−メチル−4’−ト
リフルオロメトキシ−4−トリフルオロメチル−1,3
−チアゾール−5−カルボキサニリドであり、これは、
一般名「チフルザミド(thifluzamide)」
として知られている。
【0008】そのような化合物は、米国特許第5,04
5,554号(特に、4−15欄、参照)に開示された
手順によって、適当な溶媒中で昇温下、5−カルボニル
クロライド置換基を有する適当な置換チアゾールを適当
な置換アニリンと反応させることによって造られる。
【0009】用語「植物の種子に適用する」は、化合物
および種子を、種子の貯蔵、輸送、および植える間に、
化合物と種子との間を適当に連続的に接触させておくよ
うな方法で一緒にしておくことを意味する。化合物およ
びそれらの農作物栽培上許容できる塩(以後、“化合
物”と称する)は、純粋な化合物、原体グレード(te
chnical grade)の化合物、または化合物
の配合物の形態にすることができる。化合物の配合物
は、化合物を、1種またはそれより多くのアジュバンド
と混合することによって造ることができ、アジュバンド
には、希釈剤、増量剤、担体、界面活性剤、およびコン
ディショニング剤(conditioning age
nt)状態調節剤が含まれ、粒状固体、溶液、分散液、
またはエマルジョンの形態における組成物が提供され
る。そのような組成物には、例えば、水和剤、粒剤、粉
剤、乳剤(emulsifiable concent
rate)、およびフロワブル(flowable)が
含まれる。驚異的なことであるが、化合物の多くの原体
グレードは、更に配合することなしに種子を処理するの
に適当である。
【0010】用語「殺菌有効量」は、種子から生長した
植物において、菌類病の所望のレベルの防除を提供する
化合物の量を意味する。大抵のケースにおいて、作物に
おける限定された量の葉の菌類病は、作物の経済的な価
値を有意に減少させることなく許容されるので、100
%の防除を達成させることが必ずしも必要であるとは限
らない。当業者は、具体的なの条件下で病気の許容レベ
ルを決めることができ、また所望レベルの防除を達成さ
せるために種子に適用しなければならない化合物の量を
決めることができる。
【0011】種子を処理するための本発明の殺菌化合物
および組成物に加えて、例えば、他の殺菌剤、肥料、殺
虫剤、除草剤、他の有害生物防除剤、およびセイフナー
(safner)のような他の農業用化学薬剤を含有さ
せることもできる。
【0012】本発明のもう1つの態様は、種子および式
Iの化合物および農作物栽培上許容できるそれらの塩か
ら選ばれた1種またはそれより多くの化合物を含んでい
る組成物を含有する種子を提供することである。そのよ
うな種子は、生長して組成物によって防除される葉の菌
類病に対して抵抗性のある植物になる。
【0013】菌類病の防除の所望レベルを提供するのに
必要な化合物の正確な量は、生育条件、植物の病気に対
する感受性、種子のタイプ、化合物の配合、植物に対す
る配合物の薬害、および使用した具体的化合物によって
変わる。当業者は必要とする化合物の最適の量を容易に
決めることができる。典型的には、化合物は、種子10
0kgにつき0.1−2000g、好ましくは種子10
0kgにつき1−100g、最も好ましくは種子100
kgにつき20−100gの割合において適用される。
【0014】化合物は、多くの既知の種子を処理する方
法のいずれか1つを使用して種子に適用することができ
る。例えば、液体中の化合物の濃度に依存するが、種子
を、植物に無害な液体の中の化合物の溶液または懸濁液
の中に数分から24時間浸漬し、次いで液体から分離
し、乾燥してもよい。別の方法は、適当な溶媒の中で化
合物の混合物を造り、その混合物を乾燥した種子上に噴
霧し、よく混合し、次いで乾燥することである。種子を
化合物で均一におおうことは必ずしも必要でない。当業
者は、化合物の形態、種子のタイプ、および種子に適用
する化合物の所望の割合によって、どのような処理方法
を使用するかを容易に決めることができる。種子をコー
ティングする他の方法は次の実施例において提供されて
いる。
【0015】本発明の方法は、植物種子の広い種類に適
用可能であるが、特に、小さい種子の農業作物に適用可
能である。それらの作物には、小麦、大麦、オート麦、
およびトウモロコシ、米、および豆のような穀物が含ま
れる。本発明の方法は、例えば、小麦のサビ病(whe
at rust)、米の紋枯病(rice sheat
h bright)、およびピーナツの白色カビ病(p
eanut white mold)、さび病(rus
t)、および葉茎腐敗病(limb rot)のような
主要な作物の菌類病の多くを防除するのに有効である。
【0016】実施例1 米の紋枯病(Rhizoctonia solani)
の防除の評価 粘着性のある褐色を帯びた灰色の粉末の形態の98%原
体グレードのチフルザミド(2’,6’−ジブロモ−2
−メチル−4’−トリフルオロメトキシ−4−トリフル
オロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキサニリ
ド)の試料をこの実施例において使用した。チフルザミ
ドの粘着性および種子をおおうことの容易さのために、
他の添加剤または水を用いないで原体のチフルザミドだ
けを用いて種子を処理した。
【0017】米の種子5kgを5−ガロンのプラスチッ
ク性バケツの中に入れ、そのバケツをベルトおよび1/
4馬力のモーターに連結されたホルダーの中に入れた。
鋼製ブレードをバケツの中に入れ、バケツの回転の間に
種子が適当に混合するのを確保した。バケツは、約60
度の角度で50rpmにおいて回転させた。回転の間
に、チフルザミド粉末を米の種子が連続的に異動してい
る上層に振りまいた。全てのチフルザミドを適用した
後、さらに15分間混合を続けた。米の種子を、以下の
4つの割合でチフルザミドで処理した:100kgの種
子につき200gとして、5kgの種子につき10.0
0g。100kgの種子につき125gとして、5kg
の種子につき6.25g。100kgの種子につき75
gとして、5kgの種子につき3.75g。100kg
の種子につき25gとして、5kgの種子につき1.2
5g。
【0018】全ての米の種子は、チフルザミドで一部を
おおわれているように見えた。しかし、低い割合のチフ
ルザミドは、米の粗表面上の潜在的に固着可能な場所の
全てを飽和させるには不充分であった。微量のチフルザ
ミドだけが、混合後のプラスチック性バケツ上に残留し
ているように見えた。なぜなら、米の種子は接着のため
のより好都合な場所を提供したからである。
【0019】米の種子を植え、そして生育期(6月−8
月)を通して病気の防除について評価した。それらの評
価の結果を表1に要約した。
【0020】
【表1】 *=未処理の種子に比較した単位面積当たりの植物の相
対数。
【0021】これらのデータは、チフルザミドが紋枯病
に対して有意な防除を提供したことを示している。更
に、また、植物の株立本数(stand count)
は、全ての割合において未処理の種子に比較して有意な
改良があった。
【0022】実施例2 小麦の赤サビ病(Puccinia gramini
s)の防除の評価 処理につき小麦の種子約25gを秤量した。これらの種
子をチフルザミドの正確な量が入っている4−オンスの
ガラス製ジャーに入れた。チフルザミドの3つの異なっ
た配合物を使用した:(1)前述の原体グレード、
(2)50重量%の乾燥粒子(WDG)、および(3)
50重量%の水和剤(WP)。
【0023】原体、水和剤、または分散性粒状物質の9
0%以上が小麦の種子に接着するまで、ジャーをゆっく
り回転した。これは、通常、ジャーを手で回転させて2
−3分を要した。チフルザミドの非常に低い割合を試験
したときは、タルク粉末で希釈して取り扱うことができ
る物質の容量にした。タルク処理および未処理の種子
は、この試験のための未処理対照として利用した。
【0024】次の処理割合を使用した:100kgの種
子につき2000gとして、25gの種子につき500
mg。100kgの種子につき500gとして、25g
の種子につき125mg。100kgの種子につき10
0gとして、25gの種子につき25mg。100kg
の種子につき20gとして、25gの種子につき5m
g。100kgの種子につき5gとして、25gの種子
につき1.25mg。100kgの種子につき1gとし
て、25gの種子につき0.25mg。100kgの種
子につき0.2gとして、25gの種子につき0.05
mg。100kgの種子につき0.05gとして、25
gの種子につき0.0125mg。
【0025】処理の1日後、種子を5個の3−インチポ
ット中に均一に植えた。各ポットには、1ポットにつき
約100の種子を植えた。ポットに植えた後、ガラス製
ジャーの内部に残っている全ての物質をこすり取り、種
子上に振りまいた。生育用媒体は、泥炭ごけ(peat
moss)、パーライト(perlite)、および
バーミキュライト(vermiculite)の非土壌
混合物(soil−less mixture)であっ
た。幼植物を温室条件下に維持した。
【0026】植えた後6日して(発芽後4日)、植物に
小麦の赤サビ病(Pucciniagraminis)
の夏胞子(uredospores)を接種した。胞子
は、軽質鉱油中に懸濁させ、植物上に霧状にして散布し
た。この接種の後で、これら植物をミストチャンバー内
で20℃において24時間置き、感染させた。次いで、
植物を試験期間の間温室に維持した。植えた後13日間
して疾病防除価を評価した。評価の結果を表2に要約し
た。
【0027】
【表2】
【0028】これらのデータは、異なった割合に加え
て、異なった配合は、異なったレベルの疾病防除価を示
し、かつ植物に対して異なった薬害(植物の高さによっ
て決めた)を有していることを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョージ・アドルフ・デッカー アメリカ合衆国フロリダ州34231、サラソ タ、ザ・ランディングス、スターリング・ ドライブ 1622

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物の種子に、式: 【化1】 〔式中、各Rは、独立して、電子求引性基であり;R1
    およびR2は、それぞれ独立して、(C1−C5)アルキ
    ルおよび(C1−C2)ハロアルキルから選ばれ、ただし
    1およびR2の少なくとも1個は、(C1−C2)ハロア
    ルキルから選ばれ;そしてnは、1−5である〕の化合
    物から選ばれた1種またはそれより多くの化合物、およ
    び農作物栽培上許容できるそれらの塩、を含んでいる組
    成物の殺菌有効量を適用することを包含する方法。
  2. 【請求項2】 その後、種子から生長した植物が、葉の
    菌類病に抵抗性である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 組成物が、式: 【化2】 〔式中、各Rは、独立して、クロロ、ブロモ、ヨード、
    ハロ(C1−C5)アルキル、ハロ(C1−C5)アルコキ
    シ、ニトロ、シアノ、ハロメチルチオ、ハロエチルチ
    オ、(C1−C2)アルキルスルフィニル、ハロ(C1
    2)アルキルスルフィニル、(C1−C2)アルキルス
    ルホニル、およびハロ(C1−C2)アルキルスルホニル
    から選ばれた電子求引性基であり;R1およびR2は、そ
    れぞれ独立して、(C1−C5)アルキルおよび(C1
    2)ハロアルキルから選ばれ、ただしR1およびR2
    少なくとも1個は(C1−C2)ハロアルキルから選ば
    れ;そしてnは、2−4である〕の化合物、および農作
    物栽培上許容できるそれらの塩、を含んでいる、請求項
    1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 組成物が、式: 【化3】 〔式中、各Rは独立して、クロロ、ブロモ、およびハロ
    (C1−C5)アルコキシから選ばれた電子求引性基であ
    り;R1は、メチルであり;R2は、ハロメチルであり;
    そしてnは、3である〕の化合物、および農作物栽培上
    許容できるそれらの塩、を含んでいる、請求項3に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 組成物の化合物が、2’,6’−ジブロ
    モ−2−メチル−4’−トリフルオロメトキシ−4−ト
    リフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキ
    サニリドである、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 葉の菌類病が、担子菌類の菌類病であ
    る、請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 植物の種子が、米、穀物穀粒、および豆
    科植物の種子から選ばれる、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 植物の種子が、米、小麦、およびピーナ
    ツの種子から選ばれる、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 植物の種子および請求項1の組成物を含
    む組成物。
  10. 【請求項10】 植物の種子が、米、穀物穀粒、および
    豆科植物の種子から選ばれる、請求項9に記載の方法。
JP9348720A 1996-12-04 1997-12-04 植物の種子を5−置換チアゾール殺菌剤で処理する方法 Withdrawn JPH10167909A (ja)

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