JPH10167233A - 結束機における袋口収束機構 - Google Patents
結束機における袋口収束機構Info
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- JPH10167233A JPH10167233A JP33892296A JP33892296A JPH10167233A JP H10167233 A JPH10167233 A JP H10167233A JP 33892296 A JP33892296 A JP 33892296A JP 33892296 A JP33892296 A JP 33892296A JP H10167233 A JPH10167233 A JP H10167233A
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Abstract
袋口を収束することができ、操作性に優れるとともに作
業効率の向上と結束の品質向上とを図ることができる結
束機における袋口収束機構を提供すること。 【解決手段】結束機本体1に設けられた結束部に結束の
対象となる袋3の袋口3aを案内する案内通路2を形成
し、この案内通路2の近傍に回動自在に立設された支軸
5の上下部に、それぞれ上記案内通路2側に突出して上
記袋口3aの前後に当接する第1の当接部6と第2の当
接部7とを前後に形成し、上記第1の当接部6を上記案
内通路2上に延びるように形成するとともに、初期状態
では上記案内通路2から退避する位置にある上記第2の
当接部7を回動の途中で上記案内通路2上に延びるよう
に形成した。
Description
した袋の袋口を結束する結束機において、袋口を結束す
るのに適するように収束できる袋口収束機構に関する。
機として袋の袋口を案内する案内通路の近傍に第1の当
接部と第2の当接部を略V字状に形成した板状の収束部
材を回動自在に配置し、初期状態では第1の当接部が上
記案内通路に伸びて第2の当接部が案内通路から退避し
た状態にあり、袋口の前部を第1の当接部に押し当てな
がら袋を案内通路の内部に押し込んだ時に第2の当接部
が上記案内通路上に伸びて案内通路と収束部材とで袋口
を収束していた。
結束機におけるビニールの袋口の収束機構では第1の当
接部と、第2の当接部とが同一平面上に形成されている
ため、袋口の上部しか絞ることができず袋に内容物がた
くさん収容されている場合は結束部材で結束する部分が
広がり結束部材で袋口を結束できない恐れがあった。ま
た、袋を確実に収束することができないため袋口の近傍
を予め手で捩じるなどして絞っておかなければならず、
操作性においても結束効果においても問題があった。
を煩わせることなく簡単且つ確実に袋口を収束すること
ができ、操作性に優れるとともに作業効率の向上と結束
の品質向上とを図ることができる結束機における袋口収
束機構を提供することをその課題とする。
め、本発明に係る結束機における袋口収束機構は、結束
機本体に設けられた結束部に結束の対象となる袋の袋口
を案内する案内通路を形成し、この案内通路の近傍に回
動自在に立設された支軸の上下部に、それぞれ上記案内
通路側に突出して上記袋口の前後に当接する第1の当接
部と第2の当接部とを前後に形成し、上記第1の当接部
を上記案内通路上に延びるように形成するとともに、上
記第2の当接部を、回動の初期状態では上記案内通路か
ら退避する位置にあり、回動途中で上記案内通路上に延
びるように形成し、上記袋口を上記案内通路に沿って上
記結束部に移動させるときに、上記袋口の前側を第1の
当接部に当接させて第1の当接部を上記支軸のまわりに
回動させ、この回動の途中で上記第2の当接部が上記案
内通路上に延びて袋口の後側を押して移動させるように
したことを特徴とする。
は結束機本体1の上下面に開口し且つ側面から内部前方
に向かって先細りになるように湾曲状の案内通路2が形
成され、この案内通路2に沿ってビニール袋等の袋3の
袋口3aを案内通路2の終端まで押し込むと、制御部3
0がモータ31を作動させてシート状クリップ4の送り
装置32を作動し、クリップ4を袋口3aに嵌め込むと
同時に嵌め込んだクリップ4の先端を交差させて結束部
33で重合部をカシメることにより袋3の袋口3aを図
2に示すように結束するものである。
に示すように、袋口を収束させる袋口収束機構Aが設け
られている。この袋口収束機構Aは回動可能に立設され
た支軸5の上下部にそれぞれ上記案内通路2側に突出し
て形成された第1の当接部6と第2の当接部7とからな
る収束部材8と、この収束部材8が所定の位置まで回動
したことを検出するスイッチ9と、回動した収束部材8
を復帰させるように常に付勢するスプリング10とで構
成されている。
接部7に立設形成され、下基板15の軸受孔17と上基
板16の軸受孔18とを貫通して上基板16の上面に突
出し、その先端には第1の当接部6がストップリング2
0で取着されている。そして上記支軸5の近傍にはガイ
ド軸21が立設形成され、下基板15に形成された円弧
状の開口部22と、上基板16に形成された円弧状の開
口部23とを貫通して上基板16の上面に突出し、さら
に第1の当接部6を貫通してその先端にはストップリン
グ25が取着され、第1の当接部6と第2の当接部7と
は支軸5を中心に連動して回転するように形成されてい
る。
向に係合片26が突出して形成され、この係合片26の
先端は上基板16に形成された案内通路2a上に延びて
いる。そして、上記係合片26と相反する周面の一部に
は下方に突出して突片27が形成され、この突片27は
上基板16に上記支軸5と同心円状に形成された円弧状
の開口部28から下方に突出している。さらに、支軸5
にはコイルスプリング10が嵌装され、このスプリング
10の一端は下基板15に適宜手段で固定され他端はガ
イド軸21に係合し収束部材8を上記係合片26が案内
通路2の入口方向に支軸5を中心に回動するように常に
付勢している。
記下基板15の下面を回動可能で、初期状態では先端7
aが結束器本体1の側面から突出しないように側面の形
状に合わせて円弧状に形成されるとともに、下基板15
に形成された案内通路2bから退避した位置になるよう
に配置され、回動時には案内通路2b上に延びるように
形成されている。
片27の移動軌跡上の上基板16の裏側面には螺子29
でスイッチ9が固定されている。このスイッチ9は上記
第1の当接部6が案内通路2の終端近傍まで回動してガ
イド軸21が開口部23の終端に当接した時、上記突片
27がスイッチ9のレバー9aに当接する位置に固定さ
れ、収束部材8が回動して突片27がレバー9aを押し
てスイッチ9をONさせることにより収束部材8が完全
に回動したことを検出できるように構成されている。こ
のスイッチ9の状態は制御部30で常に監視され、スイ
ッチ9がONしたことにより制御部30は収束部材8が
完全に回動したと判断してモータ31を作動させて結束
作業を実行するように構成されている。
示すように、一方の手で袋口3aを掴み他方の手で袋3
の下を支えながら、案内通路2の入口から袋口3aの前
部を第1の当接部6に当接させ、これをスプリング10
に抗して案内通路2の内部に向かって押し込む。第1の
当接部6と第2の当接部7とは支軸5及びガイド軸21
で連結されているので第1の当接部6の回動に連動して
第2の当接部7も回動する。第2の当接部7の先端は回
動の途中から案内通路2上に延びるので第2の当接部7
は袋口3aの後ろ側を押しながら回動する。案内通路2
は終端に向かって先細りになるように形成され且つ第2
の当接部7が袋口3aの下部に当接しているので袋口3
aの下部が広がることなく確実に収束することができ
る。
み、ガイド軸21が開口部23の終端に当接するまで第
1の当接部6を回動させると、突片27がスイッチ9の
レバー9aに当接しこれを押圧するのでスイッチ9がO
Nする。スイッチ9がONすると制御部30は袋口3a
が案内通路2の奥まで確実に押し込まれ、袋口3aが収
束したと判断してモータ31を作動させ、結束部を動か
してクリップ4で袋口3aを結束する。
取り外すと、収束部材8はガイド軸21が開口部23の
手前終端に当接するまでスプリング10に付勢されて復
帰移動し、第1の当接部6が案内通路2の入口側に戻っ
た状態で且つ第2の当接部7が案内通路2から退避した
状態になって次の結束作業に備える。
接部6に当接して案内通路2の終端まで押し込むことに
よって、第1の当接部6はガイド軸21が開口部23の
終端に当接するまで回動するが、この時、連動して第2
の当接部7が袋口3aの後部を後ろから押すように案内
通路2内に押し込み且つ袋口3aの下部を押えるように
押し込むので袋口3aは案内通路2内で広がることなく
確実に収束することができ、クリップ4に袋口3aを確
実に結束させることができる。
1の当接部が支軸の上部、つまり案内通路の上方で、袋
口を持った作業者の手の位置の近くにあるので、第1の
当接部が結束部まで回動したときに自動的に結束機の作
動スイッチが入るように構成した場合、手の位置が結束
部に至ったときに結束機が作動することになり、操作性
がよくなる。
案内通路の近くにあって袋口の後ろ側を押すので、袋口
の後ろ側は第2の当接部とほぼ同じ位置にあり、それよ
りも後方に残ることがなく、第2の当接部の前寄りに収
束される。したがって、作業者が袋口をねじって案内通
路に挿入する必要がなく、作業を容易かつ確実に行なう
ことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 結束機本体に設けられた結束部に結束の
対象となる袋の袋口を案内する案内通路を形成し、 この案内通路の近傍に回動自在に立設された支軸の上下
部に、それぞれ上記案内通路側に突出して上記袋口の前
後に当接する第1の当接部と第2の当接部とを前後に形
成し、 上記第1の当接部を上記案内通路上に延びるように形成
するとともに、上記第2の当接部を、回動の初期状態で
は上記案内通路から退避する位置にあり、回動途中で上
記案内通路上に延びるように形成し、 上記袋口を上記案内通路に沿って上記結束部に移動させ
るときに、上記袋口の前側を第1の当接部に当接させて
第1の当接部を上記支軸のまわりに回動させ、この回動
の途中で上記第2の当接部が上記案内通路上に延びて袋
口の後側を押して移動させるようにしたことを特徴とす
る結束機における袋口収束機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33892296A JP3487326B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 結束機における袋口収束機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33892296A JP3487326B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 結束機における袋口収束機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167233A true JPH10167233A (ja) | 1998-06-23 |
JP3487326B2 JP3487326B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=18322596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33892296A Expired - Fee Related JP3487326B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 結束機における袋口収束機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3487326B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002096811A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-02 | Max Co Ltd | 袋結束機における袋の収束機構 |
CN106976599A (zh) * | 2017-02-03 | 2017-07-25 | 河南黄河河务局焦作黄河河务局 | 一种封口装置 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP33892296A patent/JP3487326B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002096811A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-02 | Max Co Ltd | 袋結束機における袋の収束機構 |
CN106976599A (zh) * | 2017-02-03 | 2017-07-25 | 河南黄河河务局焦作黄河河务局 | 一种封口装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3487326B2 (ja) | 2004-01-19 |
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