JPH10167018A - ウォッシャノズル内蔵ワイパ - Google Patents

ウォッシャノズル内蔵ワイパ

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Publication number
JPH10167018A
JPH10167018A JP8352439A JP35243996A JPH10167018A JP H10167018 A JPH10167018 A JP H10167018A JP 8352439 A JP8352439 A JP 8352439A JP 35243996 A JP35243996 A JP 35243996A JP H10167018 A JPH10167018 A JP H10167018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
wiper
pivot shaft
wiper pivot
retainer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8352439A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Mori
隆晃 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP8352439A priority Critical patent/JPH10167018A/ja
Publication of JPH10167018A publication Critical patent/JPH10167018A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】アームヘッドとリテーナに沿って配設されるホ
ースの弛みの調整や方向の規制を可能にし、他部品との
干渉をなくしてホースの耐久性を確保したウォッシャノ
ズル内蔵ワイパを提供する。 【解決手段】アームヘッド1の側面にホース4の配索穴
部6を一体形成し、配索穴部6よりワイパピボット軸2
側に延在しているホース4aを貫通保持してワイパピボ
ット軸2の軸線と平行な方向にホース4aの向きを規制
するホース規制部8を前記配索穴部6と一体に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リテーナ(ワイパ
アーム)にウォッシャ液を噴射させるウォッシャノズル
を内蔵したワイパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等で使用されるワイパで、リテー
ナ(ワイパアーム)にウォッシャノズルを設け、このウ
ォッシャノズルよりウォッシャ液を噴射させるウォッシ
ャノズル内蔵ワイパは周知である。
【0003】このようなウォッシャノズル内蔵ワイパに
おいて、前記ウォッシャノズルに連結するホースをワイ
パピボット軸を被覆するアームヘッドとリテーナとに沿
って配設するに当たって、リテーナの軌道上にホースの
弛みによる垂れ下がりの防止と他部品との干渉を少なく
するよう配索した構成が実開平5−16521号で提供
されている。
【0004】前記実開平5−16521号で開示されて
いるウォッシャノズル内蔵ワイパの構成は、図4及び図
5で示すように、リテーナ20の先端に設けたウォッシ
ャノズルにウォッシャ液を導くホース21を保持するた
めのトンネル部22をワイパピボット軸23を被覆する
アームヘッド24の側面にリテーナの延在方向に向かっ
て形成し、前記トンネル部22に保持されるホース21
の弛みを調整するクリップ25を前記リテーナ20の側
面にビス26によって固着した構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成では、
トンネル部22に保持された部位と、トンネル部22よ
りリテーナ20側に延在するホース21は、確かにリテ
ーナの軌道上にホースの弛みによる垂れ下がりを防止
し、他部品との干渉を少なくしている。
【0006】しかしながら、トンネル部22の後方のワ
イパピボット軸23側でジョイント27から立ち上がっ
ているホース21aの弛みの調整や方向を規制すること
ができず、このホース21aはアームヘッド24の回転
によって振れ動き、ワイパピボット軸23の根元のシー
ルキャップ28等にホース21aが接触して擦れにより
ホース21aを摩耗破損するおそれがある。
【0007】また、リテーナ20側に延在するホース2
1の弛みを調整するためのクリップ25は別部品であ
り、しかも、これをビス26によってリテーナ20の側
面に固着するため、コスト高になると共に、面倒な組み
付け作業を必要とする。
【0008】本発明の目的は、アームヘッドとリテーナ
に沿って配設されるホースの弛みの調整や方向の規制を
可能にし、他部品との干渉をなくしてホースの耐久性を
確保したウォッシャノズル内蔵ワイパを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、ワイパピボット軸を被覆するアー
ムヘッドに、ワイパブレードを支持するリテーナが取り
付けられ、前記リテーナにウォッシャ液を噴射させるウ
ォッシャノズルが設けられていると共に、前記ウォッシ
ャノズルに連結するホースを前記アームヘッドとリテー
ナとに沿って配設したウォッシャノズル内蔵ワイパにお
いて、前記アームヘッドの側面に、アームヘッドの延在
方向と平行に設けられ前記ホースを前記アームヘッドの
延在方向と平行に貫通して保持する配索穴部と、この配
索穴部よりワイパピボット軸側に延在しているホースを
貫通保持してワイパピボット軸の軸線と平行な方向にホ
ースの向きを規制する規制穴を有したホース規制部とを
前記アームヘッドと一体に形成したことを特徴とするも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1はワイパピボット
軸2を被覆するアームヘッドであり、図略のワイパブレ
ードを支持するリテーナ3(ワイパアーム)が取り付け
られている。前記リテーナ3にはウォッシャ液を噴射さ
せる図略のウォッシャノズルが設けられていると共に、
前記ウォッシャノズルに連結するホース4が前記アーム
ヘッド1とリテーナ3とに沿って配設されている。
【0011】前記アームヘッド1の側面に、図2でも示
すように、アームヘッド1の延在方向と平行に設けられ
前記ホース4を入口側穴5aから挿入し、出口穴5bか
らリテーナ3側へ延出して前記アームヘッド1の延在方
向と平行に貫通して保持する配索穴5を有する配索穴部
6が前記アームヘッド1と一体に形成されている。
【0012】さらに、図3にも示すように、前記配索穴
部6の入口穴5a側である前記ワイパピボット軸2側に
前記配索穴部6の入口穴5aよりワイパピボット軸2側
に延在しているホース4aを貫通保持してワイパピボッ
ト軸2の軸線と平行な方向にホース4aの向きを規制す
る規制穴7を有するホース規制部8を前記配索穴部6の
入口穴5a側に一体的に延在し、かつ前記アームヘッド
1と一体に形成した構造である。
【0013】前記配索穴部6よりワイパピボット軸2側
に延在しているホース4aは図1で示すように、ワイパ
ピボット軸2側でジョイント9から立ち上がっているホ
ースである。
【0014】本発明は上記の通りの構造であるから、リ
テーナ3に設けられている図略のウォッシャノズルに連
結するホース4は図1で示すように、ボデー11内から
ボデー11に固定されているジョイント9より取り出さ
れ、ワイパピボット軸2に沿って立ち上げ、ホース規制
部8の規制穴7に貫通し、さらに、アームヘッド1と平
行に屈曲させ配索穴部6の入口穴5aに挿入して配索穴
5を貫通し、配索穴部6の出口穴5bから取り出してリ
テーナ3に沿って延在し、ウォッシャノズルに連結す
る。
【0015】そこで、本発明では、ホース4は配索穴部
6に貫通することによりリテーナ3の揺動軌道上に露出
部分の長さを最小限にすることができる上に、ワイパピ
ボット軸2側でジョイント9から立ち上がり、配索穴部
6よりワイパピボット軸2側に延在しているホース4a
をホース規制部8の規制穴7に貫通しているため、この
配索穴部6よりワイパピボット軸2側に延在しているホ
ース4aは、ワイパピボット軸2の軸線方向に沿って向
きが規制され弛みがなくなる。
【0016】これにより、配索穴部6よりワイパピボッ
ト軸2側に延在しているホース4aがワイパピボット軸
2の根元のシールキャップ10やボデーの段差部12等
との干渉を避けることができ、ホース4aの摩耗破損を
防止する。
【0017】また、配索穴部6からリテーナ3側に延在
するホース4の弛みは、ホース規制部8と配索穴部6の
入口穴5aとの間のホースを引き動かすことにより調整
することができる。この場合、ホース規制部8とジョイ
ント9と間のホース4aはホース規制部8の規制穴7で
拘束されているため弛みが発生することがなくワイパピ
ボット軸2の軸線方向に沿った向きを保持している。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、アー
ムヘッドの側面にホースの配索穴部と、配索穴部よりワ
イパピボット軸側に延在しているホースを貫通保持して
ワイパピボット軸の軸線と平行な方向にホースの向きを
規制するホース規制部を一体に形成した構成であるか
ら、前記配索穴部によってリテーナの揺動軌道上に露出
する部分のホースの長さを最小限にすることができ外観
を向上すると共に、前記ホース規制部によって配索穴部
よりワイパピボット軸側に延在しているホースをワイパ
ピボット軸の軸線方向に沿って向きを確実に規制して弛
みをなくすため、アームヘッドの回転によって前記配索
穴部よりワイパピボット軸側に延在しているホースの振
れ動きを阻止し、ワイパ作動時におけるワイパピボット
軸の根元のシールキャップやボデーの段差部との干渉を
回避することができ、ホースの耐久性を向上する。
【0019】また、配索穴部からリテーナ側に延在する
ホースの弛みは、ホース規制部と配索穴部の入口穴との
間のホースを引き動かすことにより調整することができ
るため、従来のように別部品のクリップを不要とし、こ
のクリップをリテーナにビスで固定する組み付け作業を
省略することができ、コストの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す斜視図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図1のB−B線断面図
【図4】従来例の要部を示す側面図
【図5】図4のC−C線断面図
【符号の説明】
1 アームヘッド 2 ワイパピボット軸 3 リテーナ(ワイパアーム) 4 ホース 4a ホース 5 配索穴 5a 入口穴 5b 出口穴 6 配索穴部 7 規制穴 8 ホース規制部 9 ジョイント 10 シールキャップ 11 ボデー 12 ボデーの段差部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパピボット軸を被覆するアームヘッ
    ドに、ワイパブレードを支持するリテーナが取り付けら
    れ、前記リテーナにウォッシャ液を噴射させるウォッシ
    ャノズルが設けられていると共に、前記ウォッシャノズ
    ルに連結するホースを前記アームヘッドとリテーナとに
    沿って配設したウォッシャノズル内蔵ワイパにおいて、 前記アームヘッドの側面に、アームヘッドの延在方向と
    平行に設けられ前記ホースを前記アームヘッドの延在方
    向と平行に貫通して保持する配索穴部と、この配索穴部
    よりワイパピボット軸側に延在しているホースを貫通保
    持してワイパピボット軸の軸線と平行な方向にホースの
    向きを規制する規制穴を有したホース規制部とを前記ア
    ームヘッドと一体に形成したことを特徴とするウォッシ
    ャノズル内蔵ワイパ。
JP8352439A 1996-12-13 1996-12-13 ウォッシャノズル内蔵ワイパ Pending JPH10167018A (ja)

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JP8352439A JPH10167018A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 ウォッシャノズル内蔵ワイパ

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JP8352439A JPH10167018A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 ウォッシャノズル内蔵ワイパ

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JPH10167018A true JPH10167018A (ja) 1998-06-23

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JP8352439A Pending JPH10167018A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 ウォッシャノズル内蔵ワイパ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004501826A (ja) * 2000-06-28 2004-01-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウインドシールドワイパのためのリンク部分

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004501826A (ja) * 2000-06-28 2004-01-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウインドシールドワイパのためのリンク部分

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