JPH0320228Y2 - - Google Patents

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JPH0320228Y2
JPH0320228Y2 JP1987138309U JP13830987U JPH0320228Y2 JP H0320228 Y2 JPH0320228 Y2 JP H0320228Y2 JP 1987138309 U JP1987138309 U JP 1987138309U JP 13830987 U JP13830987 U JP 13830987U JP H0320228 Y2 JPH0320228 Y2 JP H0320228Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動二・三輪車用シートに係り、特に
シートと、該シート下部部材との合せ部分を改良
した自動二・三輪車用シートに関する。
[従来の技術] 従来、自動二・三輪車用シートを車体に取付け
る場合には、第3図で示すように、シート端末部
35がサイドカバー、燃料タンク等の下部部材3
6と擦れて、いわゆる表皮切れが生じないよう
に、ボトムプレート31の所定箇所に係合突起3
7を形成し、該係合突起37と車体フレーム38
とを当接して、シートSを支持させ、サイドカバ
ー等の下部部材36とシート端末部35が直接当
接しないようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術によると、端末部35とサイドカ
バー等の下部部材36との間に間隙βが生じてし
まい、外観上において問題があり、また間隙βが
あるため防水上において問題であつた。さらに、
シートを車体に載置するに際して、シート下部部
材との間で位置ずれが生じたり、運転中に横振れ
等が生じてしまうという不都合もあつた。
本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的はシート端末部の表皮切
れを防止し、シート下部部材との間隙を少なく
し、防水性に富むと共に、シートを載置するとき
の位置決めと共に移動規制ができ車体の横振れを
防止し、車体のデザインの幅を高めることのでき
る自動二・三輪車用シートを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る自動二・三輪車用シートは、ボト
ムプレート上にクツシヨン材を載置して表皮材で
被覆した自動二・三輪車用シートであつて、前記
ボトムプレートにシートの端末部より車体内側位
置に形成された段部と、該段部位置に車体側に向
けた突状リブを形成し、前記シート端末部とシー
ト下部部材との当接前に、シート下部部材の端部
が前記段部に当接すると共に前記リブによつて下
部部材の移動規制及び位置決めがなされているこ
とを特徴とする。
[作用] したがつて、シートを車体に載置するに際し
て、前記ボトムプレートとシート下部部材との当
接が、シート端末部とシート下部部材との当接前
に当接するように形成したので、シート端末部の
表皮切れを防止し、シート下部部材との間隙を少
なくし防水性に富んだものとすることができる。
また段部位置に車体側に向けた突状リブを形成
し、この突状リブでシート下部部材の移動規制と
共に位置決めが可能となり、シート組立て作業時
における作業性の向上と共に、運転中等の下部部
材の横振れを防止でき、車体のデザインの幅を高
めることができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下に説明する部材、配置等は本考
案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内
で種々改変することができるものである。
第1図は本考案の第1実施例を示し、第1A図
は本考案に係る自動二・三輪車用シートを車体に
載置した要部斜視図、第1B図は第1A図の−
線における部分断面図、第1C図は第1A図の
−線における部分断面図である。
第1図において、本例の自動二・三輪車用シー
トSは、ボトムプレート1上にクツシヨン材2を
載置して表皮材3で被覆したものであり、シート
前側のボトムプレート1が、シート下部部材とし
ての燃料タンク7と当接し、シートS横部の下部
には、シート下部部材としてのサイドカバー6が
配設されている。本例のサイドカバー6は、第1
B図で示すように、シート端末部5から車体側に
向けてクランク状になつている。
本例のボトムプレート1は、端末部5より車体
側に向かつて内側に、上記サイドカバー6の先端
6aと直接当接する段部1aが形成されている。
そしてボトムプレート1の裏面とシート下部部材
であるサイドカバー6又は燃料タンク7との当接
が、シート端末部5とシート下部部材であるサイ
ドカバー6又は燃料タンク7との当接前に当接さ
れるようになつている。また、ボトムプレート1
の段部1aには、車体下部側に向けた突状リブ2
1が形成されており、このような構成すると、シ
ート下部部材としてのサイドカバー6の先端が、
上記突状リブによつて移動を規制され、サイドカ
バー6の横振れを防止することができる。
さらに、第1C図で示すように、燃料タンク7
とボトムプレート1裏面とが当接するようになつ
ており、本例では燃料タンク7に膨出部7aを形
成している。しかしボトムプレート1タンク7と
の当接を、シート端末部5とタンク7との当接前
に当接さるために、ボトムプレート1の形状を変
えて形成することもできる。
本例は上記のように構成されているので、シー
トSを車体に載置するに際して、ボトムプレート
1の段部1aとサイドカバー6先端の当接が、シ
ート端末部5とサイドカバー6とが当接する前に
当接する。またボトムプレート1の裏面とタンク
7とが直接当接して、上記と同様にシート端末部
5とタンク7との当接前に当接し、シート端末部
5とサイドカバー6或は燃料タンク7との間隙が
生じないように構成されている。より具体的には
第1B図で示すように、サイドカバー6或は燃料
タンク7がボトムプレート1内側下部に位置する
ようにして、シート端末部5の距離α1と、サイ
ドカバー6或は燃料タンク7がボトムプレート1
内側下部に入りボトムプレート1の裏面と直接当
接する距離α2が、わずかにα1<α2であるように
構成するものである。
このときボトムプレート1の段部1aには、車
体下部側に向けた突状リブ21が形成されてお
り、シート下部部材としてのサイドカバー6の先
端が、上記突状リブ21によつて位置決めされる
と共に移動を規制され、運転中におけるシート下
部部材としてのサイドカバー6の横振れを防止す
ることができる。
第2図は第2の実施例を示す要部断面図であ
る。本実施例においては、上記実施例と同一部材
等には同一符号を付してその説明を省略する。
第2図で示す実施例においては、サイドカバー6
が移動できないように、リブ21を符号21a,
21bで示すように二か所に設け、リブ21a,
21bの間にサイドカバー6の先端6aを嵌合す
るように構成したものである。本例のようにした
場合には、上記実施例の効果に加えて、サイドカ
バー6の位置決めがより確実にできるという効果
を有する。
[考案の効果] 本考案は上記のように構成されているので、ボ
トムプレートとシート下部部材との当接が、シー
ト端末部とシート下部部材との当接前に当接する
ように形成され、シート端末部の表皮切れを防止
でき、またシート端末部とシート下部部材の間隙
を少なくできるので防水性に富み車体のデザイン
の幅、自由度を高めることができる。
またボトムプレートの段部位置に車体側に向け
た突状リブを形成し、この突状リブでシート下部
部材の移動規制と共に位置決めが可能となり、下
部部材の横振れを防止でき、シート組付の作業性
が良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示し、第1A図
は要部斜視図、第1B図は第1A図の−線に
おける部分断面図、第1C図は第1A図の−
線における部分断面図、第2図は第2の実施例を
示す要部断面図、第3図は従来例の断面説明図で
ある。 1……ボトムプレート、1a……段部、2……
クツシヨン材、3……表皮材、5……シート端末
部、6……シート下部部材(サイドカバー)、7
……下部部材(燃料タンク)、S……自動二・三
輪車用シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボトムプレート上にクツシヨン材を載置して表
    皮材で被覆した自動二・三輪車用シートであつ
    て、前記ボトムプレートにシートの端末部より車
    体内側位置に形成された段部と、該段部位置に車
    体側に向けた突状リブを形成し、前記シート端末
    部とシート下部部材との当接前に、シート下部部
    材の端部が前記段部に当接すると共に前記リブに
    よつて下部部材の移動規制及び位置決めがなされ
    ていることを特徴とする自動二・三輪車用シー
    ト。
JP1987138309U 1987-09-11 1987-09-11 Expired JPH0320228Y2 (ja)

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JPS6444289U JPS6444289U (ja) 1989-03-16
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JP6039267B2 (ja) * 2012-06-28 2016-12-07 テイ・エス テック株式会社 車両用シートのボトムプレート構造
IN2015DN00452A (ja) 2012-06-28 2015-06-26 Ts Tech Co Ltd
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