JPH10166954A - 車両用ルーフラック - Google Patents

車両用ルーフラック

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Publication number
JPH10166954A
JPH10166954A JP35345196A JP35345196A JPH10166954A JP H10166954 A JPH10166954 A JP H10166954A JP 35345196 A JP35345196 A JP 35345196A JP 35345196 A JP35345196 A JP 35345196A JP H10166954 A JPH10166954 A JP H10166954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
vehicle
spoiler
roof rack
rack
Prior art date
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Pending
Application number
JP35345196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hattori
幸穂 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP35345196A priority Critical patent/JPH10166954A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のルーフラックを移動可能かつ収納可能
とすること。 【解決手段】 ルーフラック3A,3Bの左右の脚部3
01を支持するベース部材31を車両ルーフRの左右の
側縁に沿って設けたスライドレール2A,2Bにスライ
ド移動可能に設置するとともに、上記脚部301を上記
ベース部材31に後倒し回動可能に支持せしめ、上記ス
ライドレール2A,2Bの後端部を車両後端のルーフス
ポイラ1内へ延設し、ルーフラック3A,3Bを後倒し
状態でルーフスポイラ1内に収納可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のルーフ上に
荷物を積載するルーフラックに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のルーフラックには、ルーフの左右
の側縁に沿って設けた左右のルーフレール間に架けわた
した構造のものがある。一般にはルーフレールに脱着可
能な脱着式のルーフラックが用いられていたが、ルーフ
ラックの使用頻度の高いワゴン型車などにおいては、非
脱着式のルーフラックが多く用いられている。
【0003】この種のルーフラックとして、図6に示す
ように、ルーフRの左右の側縁に沿ってそれぞれ前後方
向に伸びるスライドレール6を設け、両スライドレール
6間に横架した前後のルーフラック7を、スライド移動
可能にかつ任意の位置にロック可能とし、積載荷物の大
きさに対応して、前後のルーフラック7の間隔および設
置位置を可変としたスライド移動式のものがある。
【0004】また、図7に示すように、車両ルーフRの
左右の側縁に沿ってそれぞれ前後方向に伸びるサポート
バー支持部材8A,8Bを設け、前側のサポートバー9
Aの一端を一方の支持部材8Aに前後方向に水平に回動
自在に軸支せしめるとともに他端を他方の支持部材8B
に着脱可能に支持せしめ、後側のサポートバー9Bの一
端を他方の支持部材8Bに前後方向に水平に回動自在に
軸支せしめるとともに他端を他方の支持部材8Aに着脱
可能に支持せしめ、サポートバー9A,9Bを両支持部
材8A,8B間に横架させ、サポートバー9A,9B不
使用時には、サポートバー9A,9Bをそれぞれその一
端を中心に回動させて、各支持部材8A,8Bの内側面
にそれぞれ形成した凹部81A,81Bに収納する構造
としたものがある(実開昭59−16253号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来構造において、前者では、ルーフラック7は、使用
時にスライドレール6上をスライド移動して荷物の大き
さに対応できるものの、不要時には収納することができ
ず、見栄えが悪く、かつ風切り音の発生原因となる。ま
た、後者では、サポートバー9A,9Bは、不使用時に
収納することができるものの、使用時において、設置位
置を移動させることができず、荷物の大きさに対応させ
ることができない。
【0006】そこで、本発明は、使用時に荷物に応じて
移動可能で、かつ不使用時には収納可能なルーフラック
を実現することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ルーフラック
の収納に、車両ルーフに設置されているルーフスポイラ
を利用するもので、車両ルーフの左右の側縁に沿って設
けたスライドレール間にルーフラックを移動可能に架設
し、かつ、ルーフの後端に車幅方向にルーフスポイラを
設けた車両において、スライドレールの後端部をルーフ
スポイラと車両ルーフとの間隙内に延設し、ルーフラッ
クの左右両端をスライドレールに移動可能、かつ前後方
向に回動可能に設置し、ルーフラックをルーフ面に沿う
傾倒状態でルーフスポイラ内に収納可能とする(請求項
1)。
【0008】上記ルーフラックを、上記左右のスライド
レールに移動可能に設置したベース部材と、上記左右の
ベース部材間に架設して荷物を積載するサポート部材で
構成し、該サポート部材の左右の脚端を上記ベース部材
に後倒し回動可能に軸支せしめ、上記サポート部材を後
倒し状態で上記ルーフスポイラ内に収納可能とする(請
求項2)。
【0009】ルーフラックに荷物を積載するには、ルー
フラックを起立状態とし、荷物の大きさに合わせて前後
のルーフラックの間隔を調整する。ルーフラック不使用
時には、これを後倒した状態でルーフスポイラ内に収納
し、ルーフの見栄えを良くするとともに風切り音の発生
を防ぐ。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(A),(B)に示すように
車両ルーフRの後端にはルーフスポイラ1が設けてあ
る。ルーフスポイラ1は硬質の合成樹脂材よりなり、車
幅方向にほぼ全幅にわたって水平に伸びる平板状で、そ
の左右両端の脚部11A,11Bがそれぞれ、ルーフR
の左右両側端部に固定してあり、ルーフRとの間に空間
を形成する。ルーフスポイラ1の左右の脚部11A,1
1Bはそれぞれ、前縁がゆるやかな傾斜状で下側が幅広
な形状としてあり、更にルーフR面を、その前端部まで
細帯状に伸びる延出部12A,12Bが設けてある。延
出部12A,12Bは、外側の突縁部13とその内側の
台座部14とからなり(図2)、突縁部13はルーフス
ポイラ1の脚部11A,11Bの外面と面一で前方に延
びている。台座部14はその後端が上記脚部11A,1
1Bの内面に沿い、その後端部まで延びている。延出部
12A,12Bの先端は前方に向かって緩やかに傾斜す
る傾斜面としてあり、ルーフR前端面に面一に連続して
いる。
【0011】上記延出部12A,12Bの台座部14上
にはそれぞれ、上記傾斜面後方から後端部がルーフスポ
イラ1の内部にまで伸びるスライドレール2A,2Bが
設けてある。そして、スライドレール2A,2B間に
は、車幅方向に伸びるサポート部材30と、これを後倒
し可能に支持するベース部材31とで構成した前後一対
のルーフラック3A,3Bがスライド移動可能に設けて
ある。
【0012】次に、上記スライドレール2A,2Bおよ
びルーフラック3A,3Bの構造詳細を説明する。図2
は図1(A)のC部を拡大したものであり、図2に示す
ように、金属材よりなるスライドレール2Aは、断面ほ
ぼU字形で、両側面の上端をそれぞれ内側に折り返した
フランジ部20が形成してあり、互いに対向するフラン
ジ部20間には前後方向に伸びる幅細の開口21が設け
てある。両フランジ部20には相対向するロック溝22
がスライドレール2Aの長手方向に所定の間隔をおいて
形成してある。スライドレール2Aは上記延出部12A
の台座部14上に設置してあり、スライドレール2A上
面は上記突縁部13よりも若干低い位置としてある。ス
ライドレール2B(図1)も、スライドレール2Aと同
一構造で、スライドレール2Bは上記延出部12Bの台
座部14に設置してある。
【0013】ルーフラック3Aは、車幅方向に伸びるサ
ポート部材30と、その左右の脚部301の下端を後倒
し回動可能に支持するベース部材31とからなる。ベー
ス部材31はスライドレール2Aを前後方向にスライド
移動可能に載設してある。図2,図3に示すように、ベ
ース部材31は、断面ほぼ逆T字形で幅広の下端をスラ
イドレール2A内に嵌入し、上端部をスライドレール2
Aの開口21より突出せしめてスライドレール2Aを移
動自在としたベース本体部材310を備え、ベース本体
部材310の突出部に上記脚部301の下端を支軸31
1により回動自在に軸着するとともに、上記突出部およ
び脚部301の下端をベースカバー部材312で覆い隠
す構造としてある。ベースカバー部材312は、上面が
ベース本体部材311の上端にビス止め固定してあり、
上面から後面にかけて上記脚部301を挿通させる開口
313が形成してある。
【0014】図4に示すように、上記サポート部材30
の脚部301には、その下端の前後方向の中央に下方へ
突出する凸部302が形成してあり、脚部301は凸部
302の直上位置でベース本体部材310に設けた支軸
311により軸支されており、支軸311を中心にベー
スカバー部材312の上記開口部313に沿って起立姿
勢から後倒し自在としてある。また、ベース部材31に
は、上記サポート部材30の脚部301を起立状態およ
び後倒し状態にロックするロック機構4が設けてある。
ロック機構4は上記凸部302の前方位置でロック部材
41を備えており、ロック部材41は前端がベース本体
部材310に上下方向回動自在に軸支してある。ロック
部材41は、その軸支部に設けたコイルスプリング(図
略)により常時上方向への回転力が付勢されており、後
端が上記凸部302の前縁上端のコーナー部に係合して
上記脚部301を起立状態にロックしている。ロック部
材41の後端は、ベース部材31のベースカバー部材3
12の外側面に上下方向にスライド移動可能に設けられ
た操作ノブ42(図2)とリンク機構(図略)を介して
連結してあり、上記操作ノブ42を下方に引き下げて、
ロック部材41の後端を下方に回動せしめ上記後端と凸
部302の係合を解除してロックをはずす構造としてあ
る。ベース部材31のベースカバー部材312の底面は
開口しており、開口内までロック部材41の後端を引き
下げることで、上記脚部301は後倒し回動可能とな
る。
【0015】また、ベース部材31には、位置決め用ロ
ック機構5が設けてある。ベース部材31のベースカバ
ー部材312の内部の下部前端にロック部材51が設け
てあり、ロック部材51は、後端がベース本体部材31
0に上下方向回動自在に軸支してあり、前端に設けた係
合爪511がベース部材31のベースカバー部材312
の底面開口から下方へ突出しスライドレール2Aの上記
ロック溝22内に係脱可能に嵌入して位置決めロックす
る。ロック部材51の前端はベースカバー部材312の
前面に設けた操作ノブ52と連結してあり、操作ノブ5
2を上方に引き上げて、ロック部材51前端を上方に回
動せしめ上記係合爪511をスライドレール2Aのロッ
ク溝22より引き抜いてロックを解除する構造としてあ
る。上記ロック部材51は、その後端の軸支部に設けた
コイルスプリング(図略)により常時前端の上記係合爪
511が上記ロック溝22に嵌合する下方向への回転力
が付勢されている。
【0016】上記ルーフラック3Aの他方の端部も上述
の一方の端部と同様な構造で上記スライドレール2Bに
後倒し回動自在、かつスライド移動可能に載設してあ
る。また、上記後方のルーフラック3Bもルーフラック
3Aと同様な構造で、左右のスライドレール2A,2B
間を架けわたすように、両端部が後倒し回動自在、かつ
スライド移動可能に載設してある。
【0017】上述の構造のルーフラックにおいて、荷物
の寸法に応じて前後のルーフラック3A,3Bの間隔を
調整する場合には、いずれかまたは双方のルーフラック
のベース部材31の前面の操作ノブ52を操作して係合
爪511をスライドレール2A,2Bのロック溝22か
らはずしてルーフラック3A(3B)を移動させ、係合
爪511を別のロック溝22に係合せしめる。前後のル
ーフラック3A,3Bを収納する場合には、ベース部材
31の側面の操作ノブ42を操作してロック部材41を
サポート部材脚部301の凸部302からはずし脚部3
01をルーフRに沿うように後傾させる。そして、操作
ノブ42から手をはなし、あるいは引き下げ力をゆるめ
るとロック部材41はばね力ではね上げられ、その後端
が後傾させたサポート部材脚部301の凸部302の後
縁上端のコーナー部に係止されることで後傾姿勢に維持
される。この状態でルーフラック3A,3Bの操作ノブ
52を操作して上記と同様にスライドレール2A,2B
とのロックを解除し、ルーフラック3A,3Bを後方へ
移動させてルーフスポイラ1内へ収納し、スライドレー
ル2A,2Bにロックする。
【0018】なお、上記ルーフスポイラ1の左右の脚部
11A,11Bの下端後端間に車幅方向に伸びる帯状の
壁16を形成すれば、収納したルーフラックを後方から
隠すことができ、また壁16をハイマウントストップラ
ンプ161のベースとして利用できる(図5)。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、積載する荷物の大きさ
に応じて容易な操作でルーフラックの位置を移動させる
ことができる。また、ルーフラック不使用時には、ルー
フスポイラを利用してその中にルーフラックを収納する
ことで、ルーフまわりの見栄えをよくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ルーフラックを示すもので、図
1(A)はその斜視図、図1(B)はルーフラックの収
納状態を示す左右方向の縦断面図である。
【図2】本発明の車両用ルーフラックの要部拡大斜視図
である。
【図3】図2に示す要部の前後方向の縦断面図である。
【図4】図2に示す要部の左右方向の縦断面図である。
【図5】本発明におけるルーフスポイラの後方斜視図で
ある。
【図6】従来のルーフラックの斜視図である。
【図7】従来の他のルーフラックの斜視図である。
【符号の説明】
R 車両ルーフ 1 ルーフスポイラ 2A,2B スライドレール 3A,3B ルーフラック 30 サポート部材 31 ベース部材 310 ベース本体部材 311 ベースカバー部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ルーフの左右の側縁に沿って設けた
    スライドレール間にルーフラックを前後方向に移動可能
    に架設し、かつ、ルーフの後端に車幅方向にルーフスポ
    イラを設けた車両において、 スライドレールの後端部をルーフスポイラと車両ルーフ
    との間隙内に延設し、ルーフラックの左右両端をスライ
    ドレールに移動可能、かつ前後方向に回動可能に設置
    し、ルーフラックをルーフ面に沿う傾倒状態で上記ルー
    フスポイラ内に収納可能とした車両用ルーフラック。
  2. 【請求項2】 上記ルーフラックを、上記左右のスライ
    ドレールに移動可能に設置したベース部材と、上記左右
    のベース部材間に架設して荷物を積載するサポート部材
    で構成し、該サポート部材の左右の脚端を上記ベース部
    材に後倒し回動可能に軸支せしめ、上記サポート部材を
    後倒し状態で上記ルーフスポイラ内に収納可能とした請
    求項1記載の車両用ルーフラック。
JP35345196A 1996-12-16 1996-12-16 車両用ルーフラック Pending JPH10166954A (ja)

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JP35345196A JPH10166954A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 車両用ルーフラック

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JP35345196A Pending JPH10166954A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 車両用ルーフラック

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462113B1 (ko) * 2002-11-18 2004-12-17 현대자동차주식회사 루프 캐리어의 크로스바 잠금장치

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