JPH1016679A - 車両用グリルガード - Google Patents
車両用グリルガードInfo
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- JPH1016679A JPH1016679A JP17618496A JP17618496A JPH1016679A JP H1016679 A JPH1016679 A JP H1016679A JP 17618496 A JP17618496 A JP 17618496A JP 17618496 A JP17618496 A JP 17618496A JP H1016679 A JPH1016679 A JP H1016679A
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- Japan
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- vehicle
- main body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】通常時には所定の形状保持性を確保し、所定の
応力が加わった場合にその応力を効果的に吸収すること
の可能な車両用グリルガードを提供する。 【解決手段】グリルガード1は、車両Bの前部に取付け
られる取付部2と、当該取付部2から前方へ突出するよ
うに形成された本体部3とを有している。本体部3は、
取付部2の上下方向に延びる左右一対のアーム部4と、
両アーム部4を連結する連結部とを備える。本体部3は
また、ブロー成形法によって、樹脂素材により一体的
に、かつ、中空状に形成されている。取付部2の中央部
分には、薄肉状の応力吸収部6が形成されている。本体
部3に対し所定以上の応力が加わった場合には、まず本
体部3が樹脂製であることから、同本体部3が撓むこと
で、その応力が吸収緩和される。さらに、取付部2は、
応力吸収部6において座屈変形する。従って、より一層
応力が吸収緩和されることとなる。
応力が加わった場合にその応力を効果的に吸収すること
の可能な車両用グリルガードを提供する。 【解決手段】グリルガード1は、車両Bの前部に取付け
られる取付部2と、当該取付部2から前方へ突出するよ
うに形成された本体部3とを有している。本体部3は、
取付部2の上下方向に延びる左右一対のアーム部4と、
両アーム部4を連結する連結部とを備える。本体部3は
また、ブロー成形法によって、樹脂素材により一体的
に、かつ、中空状に形成されている。取付部2の中央部
分には、薄肉状の応力吸収部6が形成されている。本体
部3に対し所定以上の応力が加わった場合には、まず本
体部3が樹脂製であることから、同本体部3が撓むこと
で、その応力が吸収緩和される。さらに、取付部2は、
応力吸収部6において座屈変形する。従って、より一層
応力が吸収緩和されることとなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として外観の向
上を図るべく車両の前部に設けられる車両用グリルガー
ドに関するものである。
上を図るべく車両の前部に設けられる車両用グリルガー
ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、四輪駆動車等において、車両の前
部にグリルガードと称される付属品が取付けられたもの
が知られている。図13に示すように、このグリルガー
ド81は、車両前方へ幾分突出するよう配設されるとと
もに、複数箇所において屈曲形成された外観を呈してい
る。一般に、この種のグリルガード81は、意匠性の向
上を図るために車両に取付けられることが多い。
部にグリルガードと称される付属品が取付けられたもの
が知られている。図13に示すように、このグリルガー
ド81は、車両前方へ幾分突出するよう配設されるとと
もに、複数箇所において屈曲形成された外観を呈してい
る。一般に、この種のグリルガード81は、意匠性の向
上を図るために車両に取付けられることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該グリル
ガード81としては、グリルガード81自身に何らかの
応力が加わった場合、その応力を効果的に吸収できるも
のであることが望ましい。このため、当初は金属製のパ
イプにより構成されていたグリルガード81を、最近で
は、軟質の樹脂材料により構成することが考えられるよ
うになっている。しかし、単にグリルガード81全体を
軟質の樹脂材料により構成しただけでは、今度は所定の
剛性が確保されないこととなり、形状保持性及びしっか
り感に欠けるものとなる。
ガード81としては、グリルガード81自身に何らかの
応力が加わった場合、その応力を効果的に吸収できるも
のであることが望ましい。このため、当初は金属製のパ
イプにより構成されていたグリルガード81を、最近で
は、軟質の樹脂材料により構成することが考えられるよ
うになっている。しかし、単にグリルガード81全体を
軟質の樹脂材料により構成しただけでは、今度は所定の
剛性が確保されないこととなり、形状保持性及びしっか
り感に欠けるものとなる。
【0004】このような観点から、例えば、図14に示
すように、樹脂製のパイプ82の内側に、金属製のパイ
プ83を内蔵せしめた技術が提案されている。これによ
り、応力の吸収及び形状保持性の確保が図られ、外側の
樹脂製パイプ82により意匠性の向上が図られている。
すように、樹脂製のパイプ82の内側に、金属製のパイ
プ83を内蔵せしめた技術が提案されている。これによ
り、応力の吸収及び形状保持性の確保が図られ、外側の
樹脂製パイプ82により意匠性の向上が図られている。
【0005】しかしながら、上記技術に対し、より一層
の応力吸収性能を発揮しうるグリルガードが望まれてい
るのも事実である。本発明は上記課題を解決するために
なされたものであって、その目的は、通常時においては
所定の形状保持性を確保することができるとともに、所
定の応力が加わった場合にその応力を効果的に吸収する
ことの可能な車両用グリルガードを提供することにあ
る。
の応力吸収性能を発揮しうるグリルガードが望まれてい
るのも事実である。本発明は上記課題を解決するために
なされたものであって、その目的は、通常時においては
所定の形状保持性を確保することができるとともに、所
定の応力が加わった場合にその応力を効果的に吸収する
ことの可能な車両用グリルガードを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、車両の前部に取
付けられる取付部と、前記取付部から少なくとも前方へ
延びるように当該取付部に対し設けられてなる樹脂製の
本体部とを備えてなる車両用グリルガードであって、前
記取付部には、前記本体部に対し所定以上の応力が加わ
った場合に、座屈変形を許容する応力吸収部を設けたこ
とをその要旨としている。
め、請求項1に記載の発明においては、車両の前部に取
付けられる取付部と、前記取付部から少なくとも前方へ
延びるように当該取付部に対し設けられてなる樹脂製の
本体部とを備えてなる車両用グリルガードであって、前
記取付部には、前記本体部に対し所定以上の応力が加わ
った場合に、座屈変形を許容する応力吸収部を設けたこ
とをその要旨としている。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の車両用グリルガードにおいて、前記取付部の
少なくとも一部と、前記本体部との間には、応力吸収部
が座屈変形した際に前記取付部に対する前記本体部の回
動を許容するヒンジ部を設けたことをその要旨としてい
る。
1に記載の車両用グリルガードにおいて、前記取付部の
少なくとも一部と、前記本体部との間には、応力吸収部
が座屈変形した際に前記取付部に対する前記本体部の回
動を許容するヒンジ部を設けたことをその要旨としてい
る。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明では、樹脂
製の本体部と、前記本体部から車両側に向かって延びる
取付部とを備え、前記取付部と、前記車両側の被取付部
とが取付手段にて相互に連結されることにより車両に取
付けられてなる車両用グリルガードであって、前記取付
手段を、前記本体部に対し所定以上の応力が加わった場
合には、前記連結位置から脱落しうるもの又は破壊され
うるものによって構成したことをその要旨としている。
製の本体部と、前記本体部から車両側に向かって延びる
取付部とを備え、前記取付部と、前記車両側の被取付部
とが取付手段にて相互に連結されることにより車両に取
付けられてなる車両用グリルガードであって、前記取付
手段を、前記本体部に対し所定以上の応力が加わった場
合には、前記連結位置から脱落しうるもの又は破壊され
うるものによって構成したことをその要旨としている。
【0009】併せて、請求項4に記載の発明では、請求
項3に記載の車両用グリルガードにおいて、前記取付部
及び被取付部には透孔を設けるとともに、前記取付手段
を、前記相互の透孔が位置合わせされた状態で前記取付
部及び被取付部を連結する連結ピンにより構成したこと
をその要旨としている。
項3に記載の車両用グリルガードにおいて、前記取付部
及び被取付部には透孔を設けるとともに、前記取付手段
を、前記相互の透孔が位置合わせされた状態で前記取付
部及び被取付部を連結する連結ピンにより構成したこと
をその要旨としている。
【0010】加えて、請求項5に記載の発明では、請求
項3に記載の車両用グリルガードにおいて、前記取付手
段を、前記取付部及び被取付部の一方に対し一体的に設
けられた括れ部を有する突起によって構成するととも
に、該突起の括れ部より先端側の部分を、前記取付部及
び被取付部の他方に設けられた凹部に係合させるように
したことをその要旨としている。
項3に記載の車両用グリルガードにおいて、前記取付手
段を、前記取付部及び被取付部の一方に対し一体的に設
けられた括れ部を有する突起によって構成するととも
に、該突起の括れ部より先端側の部分を、前記取付部及
び被取付部の他方に設けられた凹部に係合させるように
したことをその要旨としている。
【0011】また、請求項6に記載の発明では、樹脂製
の本体部と、前記本体部から車両側に向かって延びる取
付部とを備え、前記取付部と、前記車両側の被取付部と
が取付手段にて相互に連結されることにより車両に取付
けられてなる車両用グリルガードであって、前記取付手
段には、前記本体部に対し所定以上の応力が加わった場
合に、前記本体部の前記車両側方向へのスライドを許容
するスライド機構を設けたことをその要旨としている。
の本体部と、前記本体部から車両側に向かって延びる取
付部とを備え、前記取付部と、前記車両側の被取付部と
が取付手段にて相互に連結されることにより車両に取付
けられてなる車両用グリルガードであって、前記取付手
段には、前記本体部に対し所定以上の応力が加わった場
合に、前記本体部の前記車両側方向へのスライドを許容
するスライド機構を設けたことをその要旨としている。
【0012】さらに、請求項7に記載の発明では、請求
項6に記載の車両用グリルガードにおいて、前記取付手
段を、少なくとも前記取付部及び被取付部の一方に対し
一体的に設けられた係止孔と、前記係止孔に係止され前
記取付部及び被取付部の他方に設けられた係止突起と、
前記係止孔から切欠き形成され、前記本体部に対し所定
以上の応力が加わった場合に、前記係止突起を自身の方
へ案内するスライド孔とによって構成したことをその要
旨としている。
項6に記載の車両用グリルガードにおいて、前記取付手
段を、少なくとも前記取付部及び被取付部の一方に対し
一体的に設けられた係止孔と、前記係止孔に係止され前
記取付部及び被取付部の他方に設けられた係止突起と、
前記係止孔から切欠き形成され、前記本体部に対し所定
以上の応力が加わった場合に、前記係止突起を自身の方
へ案内するスライド孔とによって構成したことをその要
旨としている。
【0013】併せて、請求項8に記載の発明では、請求
項1〜7に記載の車両用グリルガードにおいて、前記本
体部の少なくとも前側面を、軟質樹脂材料により構成し
たことをその要旨としている。
項1〜7に記載の車両用グリルガードにおいて、前記本
体部の少なくとも前側面を、軟質樹脂材料により構成し
たことをその要旨としている。
【0014】(作用)上記請求項1に記載の発明によれ
ば、車両用グリルガードの本体部に対し所定以上の応力
が加わった場合には、まず、本体部が樹脂製であること
から、同本体部が撓むことで、その応力が吸収緩和され
る。また、取付部には、応力吸収部が設けられており、
該応力吸収部が座屈変形する。このため、さらに、応力
が吸収緩和されることとなる。
ば、車両用グリルガードの本体部に対し所定以上の応力
が加わった場合には、まず、本体部が樹脂製であること
から、同本体部が撓むことで、その応力が吸収緩和され
る。また、取付部には、応力吸収部が設けられており、
該応力吸収部が座屈変形する。このため、さらに、応力
が吸収緩和されることとなる。
【0015】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、取付部の少なくと
も一部と本体部との間にはヒンジ部が設けられている。
このため、応力吸収部が座屈変形した際に、当該ヒンジ
部を回動中心として取付部に対し、本体部が回動しう
る。従って、座屈変形した部位が割れたり破断したりし
ても、本体部の、取付部に対するヒンジ部を介しての連
結状態が維持され、本体部が取付部から脱落することが
ない。
求項1に記載の発明の作用に加えて、取付部の少なくと
も一部と本体部との間にはヒンジ部が設けられている。
このため、応力吸収部が座屈変形した際に、当該ヒンジ
部を回動中心として取付部に対し、本体部が回動しう
る。従って、座屈変形した部位が割れたり破断したりし
ても、本体部の、取付部に対するヒンジ部を介しての連
結状態が維持され、本体部が取付部から脱落することが
ない。
【0016】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
まず、本体部が樹脂製であることから、車両用グリルガ
ードの本体部に対し所定以上の応力が加わった場合、同
本体部が撓むことで、その応力が吸収緩和される。ま
た、取付部と、車両側の被取付部とを相互に連結してい
る取付手段が、上記応力が加わった場合には、連結位置
から脱落するか、又は破壊される。従って、かかる場合
には取付部と車両側の被取付部との連結状態が解除され
ることとなり、本体部は、車両側の方向へ移動が可能と
なる。そのため、さらに応力が吸収緩和されることとな
る。
まず、本体部が樹脂製であることから、車両用グリルガ
ードの本体部に対し所定以上の応力が加わった場合、同
本体部が撓むことで、その応力が吸収緩和される。ま
た、取付部と、車両側の被取付部とを相互に連結してい
る取付手段が、上記応力が加わった場合には、連結位置
から脱落するか、又は破壊される。従って、かかる場合
には取付部と車両側の被取付部との連結状態が解除され
ることとなり、本体部は、車両側の方向へ移動が可能と
なる。そのため、さらに応力が吸収緩和されることとな
る。
【0017】併せて、請求項4に記載の発明によれば、
請求項3に記載の発明の作用に加えて、取付部及び被取
付部には透孔が設けられ、取付手段は、相互の透孔が位
置合わせされた状態で取付部及び被取付部を連結する連
結ピンにより構成されている。従って、上記応力が加わ
った場合には、連結ピンが脱落するか、又は破壊される
かして取付部と被取付部との連結状態が解除される。こ
のため、上記作用がより確実なものとなる。
請求項3に記載の発明の作用に加えて、取付部及び被取
付部には透孔が設けられ、取付手段は、相互の透孔が位
置合わせされた状態で取付部及び被取付部を連結する連
結ピンにより構成されている。従って、上記応力が加わ
った場合には、連結ピンが脱落するか、又は破壊される
かして取付部と被取付部との連結状態が解除される。こ
のため、上記作用がより確実なものとなる。
【0018】加えて、請求項5に記載の発明によれば、
請求項3に記載の発明の作用に加えて、取付手段は、取
付部及び被取付部の一方に対し一体的に設けられた括れ
部を有する突起によって構成されるとともに、該突起の
括れ部より先端側の部分が、取付部及び被取付部の他方
に設けられた凹部に係合させられている。従って、上記
応力が加わった場合には、突起が、その括れ部におい
て、破断されることとなり、取付部と被取付部との連結
状態が解除される。このため、上記作用がより確実なも
のとなる。
請求項3に記載の発明の作用に加えて、取付手段は、取
付部及び被取付部の一方に対し一体的に設けられた括れ
部を有する突起によって構成されるとともに、該突起の
括れ部より先端側の部分が、取付部及び被取付部の他方
に設けられた凹部に係合させられている。従って、上記
応力が加わった場合には、突起が、その括れ部におい
て、破断されることとなり、取付部と被取付部との連結
状態が解除される。このため、上記作用がより確実なも
のとなる。
【0019】また、請求項6に記載の発明によれば、ま
ず、本体部が樹脂製であることから、車両用グリルガー
ドの本体部に対し所定以上の応力が加わった場合、同本
体部が撓むことで、その応力が吸収緩和される。また、
取付部と、車両側の被取付部とを相互に連結する取付手
段には、スライド機構が設けられているため、上記応力
が加わった場合に、本体部が車両側方向へスライドしう
る。そのため、さらに応力が吸収緩和されることとな
る。
ず、本体部が樹脂製であることから、車両用グリルガー
ドの本体部に対し所定以上の応力が加わった場合、同本
体部が撓むことで、その応力が吸収緩和される。また、
取付部と、車両側の被取付部とを相互に連結する取付手
段には、スライド機構が設けられているため、上記応力
が加わった場合に、本体部が車両側方向へスライドしう
る。そのため、さらに応力が吸収緩和されることとな
る。
【0020】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
請求項6に記載の発明の作用に加えて、取付手段は、係
止孔と、係止突起と、スライド孔とにより構成されてい
る。このため、上記応力が加わった場合には、係止突起
は、それまで係止されていた係止孔からスライド孔の方
へと案内される。すなわち、取付部と一体となった本体
部は、被取付部を有する車両に対し相対移動しうること
となり、上記作用が確実に奏されることとなる。
請求項6に記載の発明の作用に加えて、取付手段は、係
止孔と、係止突起と、スライド孔とにより構成されてい
る。このため、上記応力が加わった場合には、係止突起
は、それまで係止されていた係止孔からスライド孔の方
へと案内される。すなわち、取付部と一体となった本体
部は、被取付部を有する車両に対し相対移動しうること
となり、上記作用が確実に奏されることとなる。
【0021】併せて、請求項8に記載の発明によれば、
請求項1〜7に記載の発明の作用に加えて、本体部の少
なくとも前側面が、軟質樹脂材料により構成されている
ため、より一層本体部において応力が吸収緩和されるこ
ととなる。
請求項1〜7に記載の発明の作用に加えて、本体部の少
なくとも前側面が、軟質樹脂材料により構成されている
ため、より一層本体部において応力が吸収緩和されるこ
ととなる。
【0022】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0023】図1,2に示すように、グリルガード1
は、車両Bの前部に取付けられる取付部2と、当該取付
部2から前方へ突出するように形成された本体部3とを
有している。取付部2には図示しないボルト孔が形成さ
れている。そして、該ボルト孔に図示しないボルトが挿
通され螺着されることにより、グリルガード1は車両に
対し取付けられている。
は、車両Bの前部に取付けられる取付部2と、当該取付
部2から前方へ突出するように形成された本体部3とを
有している。取付部2には図示しないボルト孔が形成さ
れている。そして、該ボルト孔に図示しないボルトが挿
通され螺着されることにより、グリルガード1は車両に
対し取付けられている。
【0024】本体部3は、取付部2の上下方向に延びる
左右一対のアーム部4と、両アーム部4を連結する連結
部5とを備えている。本実施の形態において、本体部3
は、基本的には、公知のブロー成形法によって、樹脂素
材(例えば材料着色の施されたABS樹脂)により一体
的に、かつ、中空状に形成されている。なお、本体部3
のうち、少なくとも前面は、外部から容易に視認される
部位であり、当該部分は意匠部を構成している。
左右一対のアーム部4と、両アーム部4を連結する連結
部5とを備えている。本実施の形態において、本体部3
は、基本的には、公知のブロー成形法によって、樹脂素
材(例えば材料着色の施されたABS樹脂)により一体
的に、かつ、中空状に形成されている。なお、本体部3
のうち、少なくとも前面は、外部から容易に視認される
部位であり、当該部分は意匠部を構成している。
【0025】さて、本実施の形態において、前記取付部
2の中央部分には、薄肉状の応力吸収部6が形成されて
いる。つまり、取付部2は、当該応力吸収部6において
変形されやすいものとなっている。
2の中央部分には、薄肉状の応力吸収部6が形成されて
いる。つまり、取付部2は、当該応力吸収部6において
変形されやすいものとなっている。
【0026】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。 (イ)本実施の形態においては、上記グリルガード1
は、樹脂素材により構成されてはいるものの、比較的硬
質なものが採用されているので、形状保持性及びしっか
り感は確保される。
て説明する。 (イ)本実施の形態においては、上記グリルガード1
は、樹脂素材により構成されてはいるものの、比較的硬
質なものが採用されているので、形状保持性及びしっか
り感は確保される。
【0027】(ロ)また、グリルガード1の本体部3に
対し所定以上の応力が加わった場合には、まず第1に、
本体部3が樹脂製であることから、同本体部3が撓むこ
とで、その応力が吸収緩和される。
対し所定以上の応力が加わった場合には、まず第1に、
本体部3が樹脂製であることから、同本体部3が撓むこ
とで、その応力が吸収緩和される。
【0028】(ハ)さらに、上述のとおり、取付部2に
は、応力吸収部6が設けられている。このため、図3に
示すように、上記応力によって、取付部2は、該応力吸
収部6において座屈変形する。従って、より一層応力が
吸収緩和されることとなる。その結果、通常時において
は所定の形状保持性を確保することができ、所定の応力
が加わった場合にその応力を効果的に吸収することがで
きる。
は、応力吸収部6が設けられている。このため、図3に
示すように、上記応力によって、取付部2は、該応力吸
収部6において座屈変形する。従って、より一層応力が
吸収緩和されることとなる。その結果、通常時において
は所定の形状保持性を確保することができ、所定の応力
が加わった場合にその応力を効果的に吸収することがで
きる。
【0029】(第2の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第2の実施の形態を図4〜図6に従って説明す
る。但し、本実施の形態の構成等において、上述した第
1の実施の形態と同等である部分等についてはその部分
における詳しい説明を省略する。そして、以下には、第
1の実施の形態との相違点を中心として説明することと
する。
化した第2の実施の形態を図4〜図6に従って説明す
る。但し、本実施の形態の構成等において、上述した第
1の実施の形態と同等である部分等についてはその部分
における詳しい説明を省略する。そして、以下には、第
1の実施の形態との相違点を中心として説明することと
する。
【0030】図4,図5に示すように、本実施の形態に
おけるグリルガード11の取付部12及び本体部13
は、共に、ABS樹脂により構成されている。本実施の
形態において、取付部12は、本体部13からブラケッ
ト状に延びている。一方、車両Bからも上記取付部12
に対向するようにして被取付部14がブラケット状に延
びている。
おけるグリルガード11の取付部12及び本体部13
は、共に、ABS樹脂により構成されている。本実施の
形態において、取付部12は、本体部13からブラケッ
ト状に延びている。一方、車両Bからも上記取付部12
に対向するようにして被取付部14がブラケット状に延
びている。
【0031】前記取付部12及び被取付部14には、そ
れぞれ透孔15,16が設けられている。そして、相互
の透孔15,16が位置合わせされた状態で取付手段と
しての取付ピン17が嵌め込まれている。このはめ込み
により、取付部12及び被取付部14が連結されてい
る。
れぞれ透孔15,16が設けられている。そして、相互
の透孔15,16が位置合わせされた状態で取付手段と
しての取付ピン17が嵌め込まれている。このはめ込み
により、取付部12及び被取付部14が連結されてい
る。
【0032】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。 (ニ)本実施の形態においても、上記第1の実施の形態
の(イ)及び(ロ)の作用効果を奏する。また、グリル
ガード1の本体部3に対し所定以上の応力が加わった場
合において、図6に示すように、取付ピン17が割れ
(破壊され)たり抜けたりすることによって透孔15,
16から脱落する。従って、かかる場合には取付部12
と車両B側の被取付部14との連結状態が解除されるこ
ととなり、本体部13は、車両B側の方向へ移動が可能
となる。そのため、さらに応力が吸収緩和されることと
なる。その結果、本実施の形態においても、通常時にお
いては所定の形状保持性を確保することができ、所定の
応力が加わった場合にその応力を効果的に吸収すること
ができる。
て説明する。 (ニ)本実施の形態においても、上記第1の実施の形態
の(イ)及び(ロ)の作用効果を奏する。また、グリル
ガード1の本体部3に対し所定以上の応力が加わった場
合において、図6に示すように、取付ピン17が割れ
(破壊され)たり抜けたりすることによって透孔15,
16から脱落する。従って、かかる場合には取付部12
と車両B側の被取付部14との連結状態が解除されるこ
ととなり、本体部13は、車両B側の方向へ移動が可能
となる。そのため、さらに応力が吸収緩和されることと
なる。その結果、本実施の形態においても、通常時にお
いては所定の形状保持性を確保することができ、所定の
応力が加わった場合にその応力を効果的に吸収すること
ができる。
【0033】(第3の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第3の実施の形態を図7に従って説明する。但
し、本実施の形態の構成等において、上述した第1、第
2の実施の形態と同等である部分等についてはその部分
における詳しい説明を省略する。そして、以下には、上
記実施の形態との相違点を中心として説明することとす
る。
化した第3の実施の形態を図7に従って説明する。但
し、本実施の形態の構成等において、上述した第1、第
2の実施の形態と同等である部分等についてはその部分
における詳しい説明を省略する。そして、以下には、上
記実施の形態との相違点を中心として説明することとす
る。
【0034】図7に示すように、本実施の形態のグリル
ガード21の取付部22には、ほぼ球状の凹部23が形
成されている。また、車両側から延びる被取付部24に
は、該被取付部24に対し一体的に設けられた括れ部2
5を有する取付手段を構成する突起26が形成されてい
る。そして、その突起26の括れ部25より先端側の部
分(球状の部分)が、前記凹部23に対し嵌め込まれる
ことにより係合されている。この係合により、取付部2
2及び被取付部24間が連結されている。
ガード21の取付部22には、ほぼ球状の凹部23が形
成されている。また、車両側から延びる被取付部24に
は、該被取付部24に対し一体的に設けられた括れ部2
5を有する取付手段を構成する突起26が形成されてい
る。そして、その突起26の括れ部25より先端側の部
分(球状の部分)が、前記凹部23に対し嵌め込まれる
ことにより係合されている。この係合により、取付部2
2及び被取付部24間が連結されている。
【0035】本実施の形態において、本体部に所定の応
力が加わった場合には、突起26のうち最も強度的に弱
い括れ部25において折れる。このため、上記取付部2
2及び被取付部24間の連結状態が解除されることとな
り、ひいては上記(ニ)と同等の作用効果が奏される。
力が加わった場合には、突起26のうち最も強度的に弱
い括れ部25において折れる。このため、上記取付部2
2及び被取付部24間の連結状態が解除されることとな
り、ひいては上記(ニ)と同等の作用効果が奏される。
【0036】(第4の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第4の実施の形態を図8〜図10に従って説明す
る。但し、本実施の形態の基本的構成等においては、上
述した第1〜第3の実施の形態と同等である部分等につ
いてはその部分における詳しい説明を省略する。そし
て、以下には上記実施の形態との相違点を中心として説
明することとする。
化した第4の実施の形態を図8〜図10に従って説明す
る。但し、本実施の形態の基本的構成等においては、上
述した第1〜第3の実施の形態と同等である部分等につ
いてはその部分における詳しい説明を省略する。そし
て、以下には上記実施の形態との相違点を中心として説
明することとする。
【0037】図8,9に示すように、本実施の形態にお
けるグリルガード31では、取付部32は、本体部33
からブラケット状に水平方向に延びている。一方、車両
Bからも上記取付部32に対向するようにして被取付部
34がブラケット状に延びている。
けるグリルガード31では、取付部32は、本体部33
からブラケット状に水平方向に延びている。一方、車両
Bからも上記取付部32に対向するようにして被取付部
34がブラケット状に延びている。
【0038】前記取付部32には、上方へ延びるように
して係止突起35が一体的に形成されている。また、被
取付部34には、係止孔36が形成されている。また係
止孔36には、該係止孔36から切りかかれるようにし
てスライド孔37が形成されている。これら係止孔36
及びスライド孔37は全体として達磨形状をなしてい
る。そして、係止突起35は前記係止孔36に嵌め込ま
れることにより係止されている。なお、本実施の形態に
おいては、上記係止突起35及び係止孔36により取付
手段が構成されている。
して係止突起35が一体的に形成されている。また、被
取付部34には、係止孔36が形成されている。また係
止孔36には、該係止孔36から切りかかれるようにし
てスライド孔37が形成されている。これら係止孔36
及びスライド孔37は全体として達磨形状をなしてい
る。そして、係止突起35は前記係止孔36に嵌め込ま
れることにより係止されている。なお、本実施の形態に
おいては、上記係止突起35及び係止孔36により取付
手段が構成されている。
【0039】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。 (ホ)本実施の形態においても、上記第1の実施の形態
の(イ)及び(ロ)の作用効果を奏する。また、グリル
ガード1の本体部3に対し所定以上の応力が加わった場
合において、図10に示すように、係止突起35が応力
によって押され、スライド孔37の方へ移動する。従っ
て、かかる場合には取付部12が車両B側の被取付部1
4に対する相対移動が許容されることとなり、そのた
め、さらに応力が吸収緩和されることとなる。その結
果、本実施の形態においても、通常時においては所定の
形状保持性を確保することができ、所定の応力が加わっ
た場合にその応力を効果的に吸収することができる。
て説明する。 (ホ)本実施の形態においても、上記第1の実施の形態
の(イ)及び(ロ)の作用効果を奏する。また、グリル
ガード1の本体部3に対し所定以上の応力が加わった場
合において、図10に示すように、係止突起35が応力
によって押され、スライド孔37の方へ移動する。従っ
て、かかる場合には取付部12が車両B側の被取付部1
4に対する相対移動が許容されることとなり、そのた
め、さらに応力が吸収緩和されることとなる。その結
果、本実施の形態においても、通常時においては所定の
形状保持性を確保することができ、所定の応力が加わっ
た場合にその応力を効果的に吸収することができる。
【0040】(第5の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第5の実施の形態を図11,図12に従って説明
する。但し、本実施の形態の構成等において、上述した
第1の実施の形態と近似しているため、当該同等部分等
については詳しい説明を省略する。そして、以下には、
上記実施の形態との相違点を中心として説明することと
する。
化した第5の実施の形態を図11,図12に従って説明
する。但し、本実施の形態の構成等において、上述した
第1の実施の形態と近似しているため、当該同等部分等
については詳しい説明を省略する。そして、以下には、
上記実施の形態との相違点を中心として説明することと
する。
【0041】図11に示すように、グリルガード41
は、上部取付部42及び下部取付部43並びに本体部4
4を有するとともに、上部取付部42には、薄肉状の応
力吸収部45が形成されている。つまり、上部取付部4
2は、当該応力吸収部45において変形されやすいもの
となっている。
は、上部取付部42及び下部取付部43並びに本体部4
4を有するとともに、上部取付部42には、薄肉状の応
力吸収部45が形成されている。つまり、上部取付部4
2は、当該応力吸収部45において変形されやすいもの
となっている。
【0042】また、本実施の形態において、下部取付部
43と本体部44との境界部分には、ヒンジ部46が形
成されている。つまり、本体部44は、上部取付部42
の支持がない場合には、該ヒンジ部46を回動中心とし
て下部取付部43に対し回動可能となっている。
43と本体部44との境界部分には、ヒンジ部46が形
成されている。つまり、本体部44は、上部取付部42
の支持がない場合には、該ヒンジ部46を回動中心とし
て下部取付部43に対し回動可能となっている。
【0043】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。 (ヘ)本実施の形態においても、上記第1の実施の形態
の(イ)及び(ロ)の作用効果を奏する。また、グリル
ガード41の本体部44に対し所定以上の応力が加わっ
た場合においては、上部取付部42には、応力吸収部4
5が設けられているため、図12に示すように、上記応
力によって、上部取付部42は、該応力吸収部45にお
いて座屈変形する。また、このとき、本体部44は、ヒ
ンジ部46を回動中心として下部取付部43に対し回動
する。従って、より一層応力が吸収緩和されることとな
る。その結果、通常時においては所定の形状保持性を確
保することができ、所定の応力が加わった場合にその応
力を効果的に吸収することができる。また、このように
応力が吸収された場合に、全ての取付部が座屈変形する
わけではなく、下部取付部43においては、依然として
車両B、グリルガード41巻の連結状態が維持される。
従って、応力吸収に際してのグリルガード41の脱落を
防止することができる。
て説明する。 (ヘ)本実施の形態においても、上記第1の実施の形態
の(イ)及び(ロ)の作用効果を奏する。また、グリル
ガード41の本体部44に対し所定以上の応力が加わっ
た場合においては、上部取付部42には、応力吸収部4
5が設けられているため、図12に示すように、上記応
力によって、上部取付部42は、該応力吸収部45にお
いて座屈変形する。また、このとき、本体部44は、ヒ
ンジ部46を回動中心として下部取付部43に対し回動
する。従って、より一層応力が吸収緩和されることとな
る。その結果、通常時においては所定の形状保持性を確
保することができ、所定の応力が加わった場合にその応
力を効果的に吸収することができる。また、このように
応力が吸収された場合に、全ての取付部が座屈変形する
わけではなく、下部取付部43においては、依然として
車両B、グリルガード41巻の連結状態が維持される。
従って、応力吸収に際してのグリルガード41の脱落を
防止することができる。
【0044】尚、本発明は上記各実施の形態に限定され
るものではなく、例えば次の如く構成してもよい。 (1)前記各実施の形態では説明しなかったが、本体部
3,13,33,44の一部(例えば前部)を軟質樹脂
材料により構成するようにしてもよい。このような構成
とすることにより、より一層効果的に応力を吸収緩和す
ることができる。
るものではなく、例えば次の如く構成してもよい。 (1)前記各実施の形態では説明しなかったが、本体部
3,13,33,44の一部(例えば前部)を軟質樹脂
材料により構成するようにしてもよい。このような構成
とすることにより、より一層効果的に応力を吸収緩和す
ることができる。
【0045】(2)前記各実施の形態において記載され
た素材は、当該記載のものに何ら限定されるものではな
く、目的に叶った各種の素材を採用することができる。
また、グリルガード1,11,21,31,41の製造
方法としても、ブロー成形法等に限定されるものではな
く、真空成形法、射出成形法等、その他の成形方法を採
用してもよい。
た素材は、当該記載のものに何ら限定されるものではな
く、目的に叶った各種の素材を採用することができる。
また、グリルガード1,11,21,31,41の製造
方法としても、ブロー成形法等に限定されるものではな
く、真空成形法、射出成形法等、その他の成形方法を採
用してもよい。
【0046】(3)グリルガード1,11,21,3
1,41の形状等は上記のものに何ら限定されるもので
はなく、例えば従来技術と同様の形状であってもよい。
1,41の形状等は上記のものに何ら限定されるもので
はなく、例えば従来技術と同様の形状であってもよい。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両用グ
リルガードによれば、通常時においては所定の形状保持
性を確保することができるとともに、所定の応力が加わ
った場合にその応力を効果的に吸収することができると
いう優れた効果を奏する。
リルガードによれば、通常時においては所定の形状保持
性を確保することができるとともに、所定の応力が加わ
った場合にその応力を効果的に吸収することができると
いう優れた効果を奏する。
【図1】第1の実施の形態におけるグリルガードを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】第1の実施の形態におけるグリルガードを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】第1の実施の形態のグリルガードの作用を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】第2の実施の形態におけるグリルガードを示す
側面図である。
側面図である。
【図5】第2の実施の形態におけるグリルガードの要部
を示す拡大平面図である。
を示す拡大平面図である。
【図6】第2の実施の形態の要部の作用を示す拡大平面
図である。
図である。
【図7】第3の実施の形態のグリルガード要部を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
【図8】第4の実施の形態におけるグリルガードを示す
断面図である。
断面図である。
【図9】第4の実施の形態における要部を示す拡大平面
図である。
図である。
【図10】第4の実施の形態の要部の作用を示す拡大平
面図である。
面図である。
【図11】第5の実施の形態におけるグリルガードを示
す側面図である。
す側面図である。
【図12】第5の実施の形態の作用を示す側面図であ
る。
る。
【図13】従来技術におけるグリルガードの一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図14】従来技術におけるグリルガードの断面図であ
る。
る。
1,11,21,31,41…グリルガード、2,1
2,22,32…取付部、3,13,33,44…本体
部、6,45…応力吸収部、14,24,34…被取付
部、17…取付手段を構成する取付ピン、23…凹部、
25…括れ部、26…取付手段を構成する突起、35…
係止突起、36…係止孔、37…スライド孔、42…上
部取付部、43…下部取付部、46…ヒンジ部、B…車
両。
2,22,32…取付部、3,13,33,44…本体
部、6,45…応力吸収部、14,24,34…被取付
部、17…取付手段を構成する取付ピン、23…凹部、
25…括れ部、26…取付手段を構成する突起、35…
係止突起、36…係止孔、37…スライド孔、42…上
部取付部、43…下部取付部、46…ヒンジ部、B…車
両。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮野 哲也 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 宮本 庄二郎 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 車両(B)の前部に取付けられる取付部
(2,42,43)と、 前記取付部(2,42,43)から少なくとも前方へ延
びるように当該取付部(2,42,43)に対し設けら
れてなる樹脂製の本体部(3,44)とを備えてなる車
両用グリルガードであって、 前記取付部(2,42)には、前記本体部(3,44)
に対し所定以上の応力が加わった場合に、座屈変形を許
容する応力吸収部(6,45)を設けたことを特徴とす
る車両用グリルガード。 - 【請求項2】 前記取付部(42,43)の少なくとも
一部と、前記本体部(44)との間には、応力吸収部
(45)が座屈変形した際に前記取付部(43)に対す
る前記本体部(44)の回動を許容するヒンジ部(4
6)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用
グリルガード。 - 【請求項3】 樹脂製の本体部(13)と、 前記本体部(13)から車両(B)側に向かって延びる
取付部(12,22)とを備え、前記取付部(12,2
2)と、前記車両(B)側の被取付部(14,24)と
が取付手段(17,26)にて相互に連結されることに
より車両に取付けられてなる車両用グリルガードであっ
て、 前記取付手段(17,26)を、前記本体部(13)に
対し所定以上の応力が加わった場合には、前記連結位置
から脱落しうるもの又は破壊されうるものによって構成
したことを特徴とする車両用グリルガード。 - 【請求項4】 前記取付部(12)及び被取付部(1
4)には透孔(15,16)を設けるとともに、前記取
付手段(17)を、前記相互の透孔(15,16)が位
置合わせされた状態で前記取付部(12)及び被取付部
(14)を連結する連結ピンにより構成したことを特徴
とする請求項3に記載の車両用グリルガード。 - 【請求項5】 前記取付手段(26)を、前記取付部
(22)及び被取付部(24)の一方に対し一体的に設
けられた括れ部(25)を有する突起によって構成する
とともに、該突起(26)の括れ部(25)より先端側
の部分を、前記取付部(22)及び被取付部(24)の
他方に設けられた凹部(23)に係合させるようにした
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用グリルガー
ド。 - 【請求項6】 樹脂製の本体部(33)と、 前記本体部(33)から車両(B)側に向かって延びる
取付部(32)とを備え、前記取付部(32)と、前記
車両(B)側の被取付部(34)とが取付手段(35,
36,37)にて相互に連結されることにより車両
(B)に取付けられてなる車両用グリルガードであっ
て、 前記取付手段(35,36,37)には、前記本体部
(33)に対し所定以上の応力が加わった場合に、前記
本体部(33)の前記車両(B)側方向へのスライドを
許容するスライド機構を設けたことを特徴とする車両用
グリルガード。 - 【請求項7】 前記取付手段を、少なくとも前記取付部
(32)及び被取付部(34)の一方に対し一体的に設
けられた係止孔(36)と、 前記係止孔(36)に係止され前記取付部(32)及び
被取付部(34)の他方に設けられた係止突起(35)
と、 前記係止孔(36)から切欠き形成され、前記本体部
(33)に対し所定以上の応力が加わった場合に、前記
係止突起(35)を自身の方へ案内するスライド孔(3
7)とによって構成したことを特徴とする請求項6に記
載の車両用グリルガード。 - 【請求項8】 前記本体部(3,13,33,44)の
少なくとも前側面を、軟質樹脂材料により構成したこと
を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の車両用グ
リルガード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17618496A JPH1016679A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 車両用グリルガード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17618496A JPH1016679A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 車両用グリルガード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1016679A true JPH1016679A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16009126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17618496A Pending JPH1016679A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 車両用グリルガード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1016679A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009248602A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用バンパの取付構造 |
JP2014037162A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-27 | Toyota Industries Corp | ラジエータグリル |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17618496A patent/JPH1016679A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009248602A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用バンパの取付構造 |
JP2014037162A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-27 | Toyota Industries Corp | ラジエータグリル |
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