JPH10166579A - インクジェット式プリントヘッドの駆動方法及び 装置 - Google Patents
インクジェット式プリントヘッドの駆動方法及び 装置Info
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- JPH10166579A JPH10166579A JP33731896A JP33731896A JPH10166579A JP H10166579 A JPH10166579 A JP H10166579A JP 33731896 A JP33731896 A JP 33731896A JP 33731896 A JP33731896 A JP 33731896A JP H10166579 A JPH10166579 A JP H10166579A
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
えインクを吐出するインクジェット式プリントヘッドの
駆動方法において、インクのメニスカスの振動を抑制す
る。 【解決手段】まず、圧力室105内部を減圧し、インク
が共通インク室から圧力室105に引き込まれた後、次
に圧力室105内部を加圧し、インクを吐出するように
圧電素子101を伸縮する駆動方法であって、圧電素子
101に加える電気信号の電圧変化率の絶対値を、圧電
素子101の最大変位時の電圧を圧電素子101の機械
的固有周期Tfの80%の値で割った値以下とする。
Description
プリントヘッドの駆動方法に関し、特に電気信号を機械
エネルギに変換してインク吐出を行うドロップオンデマ
ンド型のインクジェット式プリントヘッドの駆動方法及
び装置に関する。
トヘッドの駆動方法は、圧電素子を使用したドロップオ
ンデマンド型のプリントヘッドを駆動することを目的と
して用いられている。
に変換する圧電素子と、圧電素子の圧力を圧力室内部に
伝えるための振動板と、インクを吐出するノズルと、共
通インク室からインクが供給され、ノズルに連通し、圧
電素子により圧力を加えられる圧力室とにより構成され
ている。圧電素子は、分極方向と同方向の電圧が加えら
れるとき、圧力室が加圧されるよう構成されている。
駆動させるために加えられる電気信号の波形を示す。ま
ず、分極方向と同方向の電圧が一定時間T31で駆動電
圧V31まで立ち上げられ、一定時間T32の間この電
圧V31が維持され、そして一定時間T33で電位が0
に戻される。この駆動電圧が圧電素子に加えられると、
圧電素子は伸び、その結果、圧力室内部の圧力は上昇
し、インクが吐出される。
いう)は最も一般的に用いられているが、これに対し、
小さなインク滴を吐出することができ、また、効率良く
圧電素子を駆動できる駆動方法が特開昭63ー9485
0号公報に示されている。
に示される駆動波形である。
時間T21の間加えられ、次に分極方向と同方向の電圧
V22が一定時間T22の間加えられ、その後徐々に電
位が0に戻される。したがって、まず逆方向の電圧V2
1が加えられることにより、圧電素子は縮み、その結果
圧力室内部の圧力は負圧となり、インクが共通インク室
から圧力室に引き込まれる。その後、分極方向と同方向
の電圧V22が一定時間T22の間加えられることによ
り、圧電素子は伸び、その結果圧力室内部の圧力は上昇
し、インクが吐出される。この駆動方法により(以後引
き打ち法という)より小さなインク滴を吐出することが
でき、また、逆方向への駆動の分だけ圧電素子の大きな
伸縮を得ることができ、効率よくインク吐出ができるも
のである。
従来の技術では、駆動波形を急激な電圧変化としていた
ので、圧電素子のリンギングが大きくなり、このリンギ
ングがメニスカス振動に悪影響を及ぼし、安定なメニス
カスの後退量が得られない。
波形において、圧電素子に加える電圧をV22から徐々
に放電しているので、最小となるインク滴量が放電開始
のタイミングにより制御困難となり、インク適量が圧力
室内部の圧力波の固有周期に大きく依存し、製造時のば
らつき等の影響が大きくなる。
V21からV22に電圧を変化させるとき、圧電素子か
ら強い圧力波が発生し、圧力室内部でノズルに達し、ノ
ズルで反射して戻る圧力波が強くなり、減衰して消滅す
るまで圧力室内部で波動が往復を繰り返す。この周期
は、圧力室内部のインクにおける圧力波の固有振動の固
有周期であり、固有周期Tは、圧力室長さをW、インク
中を伝わる音速をCとしたときT=2W/Cとなり、圧
力室サイズに比例する。
ら徐々に放電するときは、インク室に負の圧力波が加え
られず、インク滴は、V21からV22への変化により
発生した正の圧力波がノズルに到達し、これによる負の
圧力波がT/2時間経過後ノズルに達することにより、
インクがノズルから切れ、インク滴となるので、最小と
なるインク滴量が圧力室内部の圧力波の固有周期Tに大
きく依存することになる。
るので製造時のばらつき等の影響が大きくなる。
防止し、メニスカスの振動の少ない、安定したインク吐
出を行うことができるインクジェット式プリントヘッド
の駆動方法を提供することにある。
き等の影響が小さく、放電開始のタイミングにより制御
が確実なインクジェット式プリントヘッドの駆動方法を
提供することにある。
ネルギを効率よくインク吐出に使用できるインクジェッ
ト式プリントヘッドの駆動方法を提供することにある。
滴サイズをコントロールする範囲を広げることができ、
より小さなインク滴を吐出することができ、階調性の優
れた印刷が可能となるインクジェット式プリントヘッド
の駆動方法を提供することにある。
は、圧電素子(図1の101)に電気信号を加え圧電素
子(図1の101)を駆動することにより、圧力室(図
1の105)の容積を変化させ、連通するノズル(図1
の104)からインク滴を吐出するインクジェット式プ
リントヘッドの駆動方法において、圧電素子(図1の1
01)に加える電気信号の電圧変化率の絶対値の最大値
が、圧電素子(図1の101)のリンギングを抑える所
定値以下である。
電気信号の電圧変化率の絶対値の最大値が、圧電素子
(図1の101)の最大変位時の電圧を圧電素子(図1
の101)の機械的固有周期の80%の値で割った値以
下である。
を防止し、メニスカスの振動の少ない、安定したインク
吐出を行うことができる。
しインクを吐出した後、圧電素子101の電位を0にも
どすときの駆動波形が、電位が0になるまで一定の変化
率で電位を変化させる駆動波形である。
小さく、インク滴吐出後の放電開始のタイミングによっ
て最小インク滴量の制御が確実に行うことができる。
駆動波形が、電位0の状態から圧力室105内部を減圧
する方向に圧電素子101を駆動した後、圧力室105
内部を加圧しインクを吐出するように圧電素子101を
駆動する駆動波形であって、電位0の状態から圧力室内
部を減圧する方向に所定の電圧に到達するまで一定の変
化率で電圧を変化させ、到達後即時に圧力室内部を加圧
する方向に電圧を変化させる駆動波形である。
ために圧電素子101に加える駆動波形の電圧変化をで
きるだけ小さくし、圧力室105内部の圧力波を弱く
し、メニスカスの振動を低減することができ、また、製
造ばらつき等の影響を受けにくくできる。
する方向に圧電素子101の駆動を開始してから圧力室
105内部の圧力波の固有周期の半分の時間後に、圧力
室105内部を加圧する方向に圧電素子101の駆動を
開始する。
のように緩やかにされ緩和されてはいるが、圧電素子1
01の駆動により負の圧力波が発生し、固有周期の半分
の時間経過後にノズル104まで達し、続いてインクの
弾性及び波の反射等により正の圧力波が起こるので、こ
の波にあわせて圧電素子101を駆動することになる。
したがって、安定した動作となり、またインクジェット
式ヘッドを効率的に駆動することができる。
滴量の範囲に応じて、インク滴量を多くする場合は、圧
電素子101の電位が0の状態から圧力室105内部を
加圧しインクを吐出するように圧電素子101を駆動
し、インク滴量を少なくする場合は、圧力室105内部
を減圧する方向に圧電素子101を駆動した後圧力室1
05内部を加圧しインクを吐出するように圧電素子10
1を駆動する。
合は、押し打ち法とし、引き打ち法のみの場合よりイン
ク滴サイズをコントロールする範囲を広げ、より大きな
インク滴を吐出することができる。
する方向に圧電素子101を駆動した後、圧力室105
内部を加圧する方向に圧電素子101を駆動し、加圧
後、圧力室105内部が減圧する方向に圧電素子101
を駆動する駆動方法において、コントロールするインク
滴量の範囲に応じて、圧力室105内部を加圧する方向
に圧電素子101の駆動を開始する加圧開始時から、加
圧後圧力室105内部の圧力が減圧する方向に圧電素子
101の駆動を開始する減圧開始時までの時間を変化さ
せる。
ルする範囲を広げ、より小さなインク滴を吐出すること
ができ、階調性の優れた印刷を行うことができる。
て図面を参照して詳細に説明する。
素子を駆動する駆動信号を発生する駆動波形発生回路1
11を示している。特にプリントヘッドはその構造例を
示す断面図により示している。プリントヘッドは電気信
号を機械エネルギに変換する圧電素子101と、圧電素
子101に電気信号を送るための信号線102と、圧電
素子101の圧力を圧力室105内部に伝えるための振
動板103と、インクを吐出するノズル104と、内部
において振動板103によりインクに与えられた加圧エ
ネルギをノズル104にまで伝搬させる圧力室105
と、圧力室105内へ共通インク室106から圧力室1
05へインクを供給するための供給路107とにより構
成されている。また、圧電素子101を駆動する駆動波
形を発生する駆動波形発生回路111が信号線102に
接続され、その圧電素子を駆動するか否かを選択するス
イッチング回路112が外部電極108に接続される。
形であり、図1の駆動波形発生回路111で発生させら
れる駆動波形である。
間T11で駆動電圧V11まで立ち上げられ、一定時間
T12の間この電圧V11が維持される。その後、一定
時間T13で電圧を降下させ、さらに今度は分極方向と
同方向の電圧がかけられ、駆動電圧V12まで立ち上げ
られる。そして、一定時間T14の間この電圧V12が
維持され、そして一定時間T15で電圧が0に戻され
る。
112がONであれば、まず逆方向の電圧V11が加え
られるとき、圧電素子101は縮み、その結果圧力室1
05内部の圧力は負圧となり、インクが共通インク室1
06から圧力室105に引き込まれる。またノズル10
4では、圧電素子101からの負の圧力波がノズル10
4に到達することによりメニスカスが後退する。このと
きのプリントヘッドの状態を図3に示す。
子101に加えられるとき、圧電素子101は伸び、そ
の結果圧力室105内部の圧力は上昇し、インクが吐出
される。このときのプリントヘッドの状態を図4に示
す。
るとき、吐出した分のインクは共通インク室106より
供給路107を経て圧力室105内部に流れ込み、ま
た、ノズル104では、メニスカスがインク滴吐出後後
退した後、共通インク室106よりインクが圧力室10
5内部に流れ込むことにより元の状態に戻る。
間における電圧変化の勾配を、圧電素子101のリンギ
ングが起こる電圧変化率より小さくすることにより、圧
電素子101のリンギングを防止することを可能として
いる。
周期をTfとし、圧電素子101が最大変位となる時の
電圧をVmaxとするとき、電圧変化の勾配をVmax
/0.8Tfより小さくする。これにより、圧電素子1
01のリンギングは経験的にほとんどなくなることが知
られているので、圧電素子101のリンギングによる悪
影響を抑えることができる。
のノズル104でのメニスカスを示した図である。
を急激にした場合のメニスカスの振動状態を示す図であ
る。
ス後退時の振動が発生していない。駆動波形の電圧変化
の勾配を急激にした場合には圧電素子101のリンギン
グが大きくなり、残留振動を起こすことになり、そのた
めメニスカスの振動にこの圧電素子101の余振動が影
響して図6に見られるようなメニスカス後退時の振動を
誘発してしまう。その結果としてわずかな駆動のばらつ
きや、圧電素子101の長さ等の構造上のばらつきがイ
ンク吐出量やインク滴速度に影響を及ぼし、インク滴の
吐出が不安定になりやすくなってしまう。
スの復帰時にも関係しており、圧電素子101の駆動
は、この圧電素子101のリンギングを抑えるような駆
動にする必要がある。
生し、圧力室105内部でノズル104に達し、ノズル
104で反射して戻り、減衰して消滅するまで圧力室1
05内部で波動が往復を繰り返す。この周期は圧力室1
05内部の圧力波の固有周期Tの約半分の時間がかか
る。したがって、正の駆動をして、次に負の駆動をする
とき、この波にあわせて駆動されれば、圧電素子101
の駆動がインクに効率的に伝わりインク滴は大きくな
り、この波にあわせないで駆動されれば、圧電素子10
1の駆動がインクに効率的に伝わらず、駆動エネルギの
割にインク滴は小さくなる。
をできるだけ小さくすることが圧力室105内部の圧力
波を弱くし、メニスカスの振動を低減することができ、
また、製造ばらつき等の影響を受けにくくできるので好
ましい。
に圧電素子101に加える電圧変化率を最小とした場合
の駆動波形である。このような駆動波形で圧電素子10
1を駆動することにより、最もメニスカスが安定する。
1に加える電気信号が、圧力室内部のインクにおける圧
力波の固有振動の固有周期をTとして、まず分極方向と
逆方向の電圧が立ち上げられてからT/2の時間後に、
分極方向と同方向の電圧が立ち上げられる。
にされ緩和されてはいるが圧力室105内で往復する圧
力波が完全になくなるわけでなく、圧電素子101から
負の圧力波が発生したT/2後にノズル104まで達
し、続いてインクの弾性及び波の反射等により正の圧力
波が起こるので、この波にあわせて圧電素子101を駆
動することにより、安定した動作となり、またインクジ
ェット式ヘッドを効率的に駆動することができる。
の電圧の立ち上げや立ち下げを上述のように緩やかにす
ることにより、メニスカスの振動を抑えることができ、
圧電素子101の駆動が効率よくインクに伝わり、駆動
タイミングのズレや圧電素子101の長さ等の構造上の
ばらつきによるインク滴吐出への影響が大きくならない
ようにしている。
の電圧を加える場合には、加える電圧を0から増してい
くとだんだん縮むが、所定の電圧を越えると逆に伸びる
性質を持っており、V11はこの電圧以下にするのが効
率の点から望ましい。
合にはVmax以上ではそれ以上圧電素子101が伸び
ないので、V12はVmax以下とするのが効率の点か
ら望ましい。
打ち法であるので、小さなインク滴を吐出することがで
きるが、大きなインク滴では押し打ち法が有利である。
そこで、分極方向と逆方向の電圧V11を可変とし、イ
ンク滴に応じてV11を設定し、大きなインク滴を吐出
する場合は図8に示すように、T11+T12の時間の
電圧を0とし、その後一定時間T13で分極方向と同方
向の電圧V12まで立ち上げられ、一定時間T14の間
この電圧V12が維持され、一定時間T15で電圧が0
に戻される波形とし、小さいインク滴を吐出する場合は
上述の図2の駆動波形としてもよい。これにより、まず
V12を変化させてインク滴をコントロールするが、よ
り大きいインク滴が必要なときには、V11を0にまで
小さくし、大きなインク滴を吐出するようにインク滴量
をコントロールできる範囲を広げることができる。
ントロールする場合には以下の方法によって実現でき
る。
に示した図である。図9において破線で示したものは、
分極と同方向に電圧を加えてから、加えた電圧の降下を
開始するまでの時間がT/2以上の場合のものであり、
実線は分極と同方向に電圧を加えてから、加えた電圧の
降下を開始するまでの時間がT/2以下である本発明の
駆動波形の場合である。インク吐出量は図9中のハッチ
ング部分の面積に比例するため、小さいインク滴を吐出
することはこの面積を小さくすることに等しくなる。
て、圧電素子101に加える電圧をV22から徐々に放
電し、負の圧力波を加えない場合、正の圧力波がノズル
104に到達し、これによる負の圧力波がノズル104
に達することにより、インクが滴となってノズル104
から切れるまでの時間は正の圧力波がノズル104に達
してからT/2の時間経過後である。そのため最小とな
るインク滴量は圧力室105の長さで決定されてしま
い、それ以上小さくできない。
にコントロールするための駆動波形である。
る電圧をV11からV13まで上昇して圧力室内に正の
圧力波を加えた後V13から一定の変化率で電位が0に
なるまで降下させることにより、圧力室内に負の圧力波
を加えるようにし、かつ、圧力室105を加圧し始めて
から減圧を開始するまで時間T13を変化させ、T/2
以下にすることにより、小さいインク滴を吐出すること
ができる。
まず、この波形のV13の電圧を変化させることにより
行い、より小さなインク滴を得る必要が有る場合にT1
3が短く設定される。また、大きなインク滴を得る必要
がある場合には、T13を長く設定することもできる。
波形を上述のように緩やかにしたことによりメニスカス
振動が緩和され、小さなインク滴を安定に吐出すること
ができる。
保持していないが、立ち上げ時間を速くして、一定時間
V13に電圧を保持するようにすることもできる。
方法は、圧電素子101の積層方向を振動板に垂直方向
としたプリントヘッドを前提としたが、積層方向を、振
動板と平行方向にしたプリントヘッドについても、同様
に実施できる。
する駆動波形発生回路111の例を図11に示す。
r6を図の様に接続し、Tr2とTr5のコレクタをダ
イオードを2つ介して接続し2つのダイオードの接続点
と0Vの間にC1を接続し、Tr3及びTr6のベース
はそれぞれTr2及びTr5のコレクタの接続し、Tr
3及びTr6のエミッタを接続して出力端子とした回路
である。Tr2のエミッタは可変抵抗RAを介してV1
1に接続し、Tr5のエミッタは可変抵抗RBを介して
V12に接続する。
る。
1に入力される信号の例を示し、Cは信号A及びBによ
り駆動波形発生回路111から出力される信号波形であ
る。信号A、信号Bともに0Vの場合は、Tr1〜Tr
3がONとなりTr4〜Tr6はOFFとなり、C1か
らのように電流が流れ出し、C1の電圧にしたがって
信号Cの電圧は直線的に下降し、V11に達するとそれ
以降V11に保持される。また信号A、信号Bともに5
Vの場合は、Tr1〜Tr3がOFFとなりTr4〜T
r6はONとなり、C1にのように電流が流れ込み、
C1の電圧にしたがって信号Cの電圧は直線的に上昇
し、V12に達するとそれ以降V12に保持される。ま
た、信号Aを5V、信号Bを0Vとすると、C1に対す
る電流の流出流入が停止し、信号Cの電圧が保持され
る。したがって図12のA及びBに対して、波形Cのよ
うな出力が得られる。
1を0Vに接続する回路を追加してもよい。
変化する可変抵抗であり、それぞれRA設定信号、RB設
定信号を入力することにより抵抗値が設定され、信号C
の電圧変化の傾きを制御することができる。
変抵抗を用いなくても、C1に流れ込む電流を制御でき
ればどのようなものでもよい。
動板と平行方向にしたプリントヘッドの断面図である。
には、まず、圧電素子101に分極方向と同方向に電位
を加えることにより、圧力室105内部の圧力を負圧に
し、次に、圧電素子101に加える電位を逆転し、分極
方向と逆方向の電位を加えて圧力室105内部の圧力を
上昇させ、最後に圧電素子101の電位を0に戻すよう
にすればよい。
子101のリンギングを防止し、メニスカスの振動の少
ない、安定したインク吐出を行うことができるという効
果を有する。
ンク吐出に使用できるという効果を有する。
ができ、階調性の優れた印刷が可能になるという効果を
有する。
ントロールし、安定した階調印刷を行うことができる。
プリントヘッドの圧電素子に接続する駆動波形発生回路
及びスイッチング回路を示している。
せたときの断面図である。
したときの断面図である。
モデルを示す図である。
矩形的にした場合のメニスカスの振動状態を示す図であ
る。
ク滴を吐出するときの駆動波形である。
した図である。
ク滴を吐出するときの駆動波形である。
ス後退時のメニスカスの最も安定した駆動波形である。
る。
図である。A及びBは駆動波形発生回路に入力される信
号A、Bの波形図、Cは信号A及びBにより駆動波形発
生回路から出力される波形図である
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】圧電素子に電気信号を加え圧電素子を駆動
することにより、圧力室の容積を変化させ、連通するノ
ズルからインク滴を吐出するインクジェット式プリント
ヘッドの駆動方法において、 前記圧電素子に加える電気信号の電圧変化率の絶対値の
最大値が、圧電素子のリンギングを抑える所定値以下で
あることを特徴とするインクジェット式プリントヘッド
の駆動方法。 - 【請求項2】前記圧電素子に加える電気信号の電圧変化
率の絶対値の最大値が、圧電素子の最大変位時の電圧を
圧電素子の機械的固有周期の80%の値で割った値以下
であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
式プリントヘッドの駆動方法。 - 【請求項3】前記圧力室内部を加圧しインクを吐出した
後、圧電素子の電位を0にもどすときの駆動波形が、電
位が0になるまで一定の変化率で電位を変化させる駆動
波形であることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ット式プリントヘッドの駆動方法。 - 【請求項4】前記圧電素子に加える駆動波形が、電位0
の状態から前記圧力室内部を減圧する方向に前記圧電素
子を駆動した後、前記圧力室内部を加圧しインクを吐出
するように前記圧電素子を駆動する駆動波形であって、
電位0の状態から前記圧力室内部を減圧する方向に所定
の電圧に到達するまで一定の変化率で電圧を変化させ、
到達後即時に圧力室内部を加圧する方向に電圧を変化さ
せる駆動波形であることを特徴とする請求項1記載のイ
ンクジェット式プリントヘッドの駆動方法。 - 【請求項5】前記圧力室内部を減圧する方向に圧電素子
の駆動を開始してから圧力室内部の圧力波の固有周期の
半分の時間後に、前記圧力室内部を加圧する方向に圧電
素子の駆動を開始することを特徴とする請求項1記載の
インクジェット式プリントヘッドの駆動方法。 - 【請求項6】コントロールするインク滴量の範囲に応じ
て、インク滴量を多くする場合は、前記圧電素子の電位
が0の状態から前記圧力室内部を加圧しインクを吐出す
るように圧電素子を駆動し、インク滴量を少なくする場
合は、前記圧力室内部を減圧する方向に圧電素子を駆動
した後前記圧力室内部を加圧しインクを吐出するように
圧電素子を駆動することを特徴とする請求項1記載のイ
ンクジェット式プリントヘッドの駆動方法。 - 【請求項7】前記圧力室内部を減圧する方向に圧電素子
を駆動した後、前記圧力室内部を加圧する方向に圧電素
子を駆動し、加圧後、圧力室内部が減圧する方向に圧電
素子を駆動する駆動方法において、コントロールするイ
ンク滴量の範囲に応じて、前記圧力室内部を加圧する方
向に圧電素子の駆動を開始する加圧開始時から、加圧後
圧力室内部の圧力が減圧する方向に圧電素子の駆動を開
始する減圧開始時までの時間を変化させることを特徴と
する請求項1記載のインクジェット式プリントヘッドの
駆動方法。 - 【請求項8】圧電素子と、圧力室と、圧力室に連通する
ノズルとを有し、前記圧電素子に電気信号を加えて駆動
することにより、前記圧力室の容積が変化し、前記ノズ
ルからインク滴を吐出するインクジェット式プリントヘ
ッドと、 電圧変化率の絶対値の最大値が、圧電素子のリンギング
を抑える所定値以下である電気信号を発生する駆動波形
発生回路とを有することを特徴とするインクジェット式
プリントヘッドの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33731896A JP2967739B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | インクジェット式プリントヘッドの駆動方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33731896A JP2967739B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | インクジェット式プリントヘッドの駆動方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10166579A true JPH10166579A (ja) | 1998-06-23 |
JP2967739B2 JP2967739B2 (ja) | 1999-10-25 |
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ID=18307507
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---|---|
JP (1) | JP2967739B2 (ja) |
Cited By (6)
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