JPH10166482A - ハニカムパネル及びその製造方法 - Google Patents

ハニカムパネル及びその製造方法

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JPH10166482A
JPH10166482A JP35350596A JP35350596A JPH10166482A JP H10166482 A JPH10166482 A JP H10166482A JP 35350596 A JP35350596 A JP 35350596A JP 35350596 A JP35350596 A JP 35350596A JP H10166482 A JPH10166482 A JP H10166482A
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JP
Japan
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honeycomb panel
slip
core material
surface plate
plates
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Withdrawn
Application number
JP35350596A
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English (en)
Inventor
Hideaki Endo
英昭 遠藤
Hiroshi Yamamoto
博 山本
Akio Matsunaga
章生 松永
Akihiko Yoshimi
章彦 吉見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクル化が可能でかつ道面の美観を高
め、更に滑止め機能を備えた安全性に富むハニカムパネ
ル及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 一対の表面板11,12と、これら表面
板11,12間に介設されるコア材13とを具備するハ
ニカムパネルにおいて、表面板11,12の一方の表面
板11に多数の滑止め用ピース片15を適宜間隔をおい
て固着することにより、ハニカムパネルの表面に滑止め
効果をもたせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はハニカムパネル及
びその製造方法に関するもので、更に詳細には、一対の
表面板間にコア材を具備し、表面板の表面に滑止め機能
を具備するハニカムパネル及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、人が歩く道面にはアスファルト
の場合を初め、タイルやレンガ等が敷設されている。こ
のうち、タイルやレンガ敷の歩道は、通行人に美観を与
えると共に、道路全体の景観を高めることができるとい
う効果がある。
【0003】しかし、タイルやレンガ等はアスファルト
やコンクリートと異なりリサイクル化が難しいという問
題がある。そのため、道路の補修や改修等を思うように
行えないという問題がある。
【0004】ところで、近年、天井材や屋根材として軽
量かつ強度面で優れたアルミニウム製ハニカムパネルが
広く使用されている。このハニカムパネルは、一対の表
面板間にコア材を介在させて接着又はろう付によって一
体成形されるため、リサイクル化が可能である。このよ
うなハニカムパネルを歩行面に使用することにより、歩
道の美観を高めることができると共に、道路の補修や改
修を容易にすることができるため、このハニカムパネル
を歩行用床材として使用することが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ハ
ニカムパネルは表面が平坦かつ平滑であるため、外観上
の体裁がよいとはいえないばかりか、特に水が存在する
と滑り易く危険であるという問題がある。
【0006】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、リサイクル化が可能でかつ道面の美観を高め、しか
も滑止め機能を備えた安全性に富むハニカムパネル及び
その製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、次のように構成される。
【0008】(1)請求項1記載の発明は、一対の表面
板と、これら表面板間に介設されるコア材とを具備する
ハニカムパネルにおいて、 上記表面板の一方の表面に
多数の滑止め用ピース片を適宜間隔をおいて固着してな
ることを特徴とする。
【0009】上記請求項1記載の発明において、上記滑
止め用ピース片は表面板の表面に適宜間隔をおいて固着
されるものであれば、その形状は例えば円形、矩形、三
角形あるいは六角形等任意の形状でよいが、好ましくは
ピース片をランダム状に配置して固着する方がよい。
【0010】(2)請求項2記載の発明は、一対の表面
板と、これら表面板間に介設されるコア材とを具備する
ハニカムパネルにおいて、 上記表面板の一方に滑止め
用の凹凸模様を形成してなることを特徴とする。
【0011】(3)請求項3記載の発明は、一対の表面
板と、これら表面板間に介設されるコア材とを具備する
ハニカムパネルにおいて、 上記表面板の一方の表面に
複数の凸条を形成し、滑止め用部材を隣接する上記凸条
間に挿入固定してなることを特徴とする。
【0012】上記請求項3記載の発明において、上記表
面板の凸条間の表面に、先端が膨隆する係合突起を形成
し、上記滑止め用部材には、上記係合突起と係合する係
合凹部を形成して、上記滑止め用部材を上記凸条間に挿
入すると共に、係合突起と係合凹部とを係合させて固定
することも可能である(請求項4)。
【0013】(4)請求項5記載の発明は、一対の表面
板と、これら表面板間に介設されるコア材とを具備する
ハニカムパネルにおいて、 上記表面板の一方の表面に
複数の凹溝を形成し、滑止め用部材を上記凹溝に挿入固
定してなることを特徴する。
【0014】上記請求項5記載の発明において、上記表
面板の凹溝底面に、先端が膨隆する係合突起を形成し、
上記滑止め用部材には、上記係合突起と係合する係合凹
部を形成して、上記滑止め用部材を上記凹溝内に挿入す
ると共に、係合突起と係合凹部とを係合させて固定する
ことも可能である(請求項6)。
【0015】(5)請求項7記載の発明は、請求項1記
載のハニカムパネルの製造方法において、 アルミニウ
ム製部材にて形成される表面板、コア材及び滑止め用ピ
ース片を用意し、上記表面板間にコア材を介在すると共
に、一方の表面板の表面に上記滑止め用ピース片を配置
し、接着剤又はろう材を介して上記表面板、コア材及び
滑止め用ピース片を一体固着することを特徴とする。
【0016】(6)請求項8記載の発明は、請求項2記
載のハニカムパネルの製造方法において、 アルミニウ
ム製部材にて形成される表面板及びコア材を用意し、一
方の表面板に滑止め用の凹凸模様を形成した後、この表
面板と他方の表面板間にコア材を介在し、接着剤又はろ
う材を介して上記両表面板とコア材とを一体固着するこ
とを特徴とする。
【0017】(7)請求項9記載の発明は、請求項3記
載のハニカムパネルの製造方法において、 アルミニウ
ム製部材にて形成される表面板、コア材を用意し、この
際、一方の表面板を押出成形によって表面に凸条を有す
るアルミニウム製押出形材にて形成し、この表面板と他
方の表面板間にコア材を介在し、接着剤又はろう材を介
して上記両表面板とコア材とを一体固着した後、上記凸
条間に滑止め用部材を挿入固定することを特徴とする。
【0018】(8)請求項10記載の発明は、請求項4
記載のハニカムパネルの製造方法において、 アルミニ
ウム製部材にて形成される表面板、コア材を用意し、こ
の際、一方の表面板の表面に凸条及び係合突起を形成
し、この表面板と他方の表面板間にコア材を介在し、接
着剤又はろう材を介して上記両表面板とコア材とを一体
固着した後、上記凸条間に上記係合突起と係合する滑止
め用部材を挿入固定することを特徴とする。この場合、
上記係合突起は凸条に沿う長手通しであってもよく、あ
るいは適宜間隔をおいて配置されるピース状のもののい
ずれであってもよい。また、この係合突起は表面板と別
体に形成されて例えば溶接あるいは接着によって一体に
形成してもよく、あるいは押出成形によって凸条と共に
係合突起を表面板と一体に形成してもよい。
【0019】(9)請求項11記載の発明は、請求項5
記載のハニカムパネルの製造方法において、 アルミニ
ウム製部材にて形成される表面板、コア材を用意し、こ
の際、一方の表面板の表面に複数の凹溝を形成し、この
表面板と他方の表面板間にコア材を介在し、接着剤又は
ろう材を介して上記両表面板とコア材とを一体固着した
後、上記凹溝内に滑止め用部材を挿入固定することを特
徴とする。
【0020】(10)請求項12記載の発明は、請求項
6記載のハニカムパネルの製造方法において、 アルミ
ニウム製部材にて形成される表面板、コア材を用意し、
この際、一方の表面板に複数の凹溝を形成すると共に、
凹溝の底面に係合突起を形成し、この表面板と他方の表
面板間にコア材を介在し、接着剤又はろう材を介して上
記両表面板とコア材とを一体固着した後、上記凹溝内に
上記係合突起と係合する滑止め用部材を挿入固定するこ
とを特徴とする。この場合、上記係合突起は凹溝に沿う
長手通しであってもよく、あるいは適宜間隔をおいて配
置されるピース状のもののいずれであってもよい。ま
た、この係合突起は表面板と別体に形成されて例えば溶
接あるいは接着によって一体に形成してもよく、あるい
は押出成形によって凹溝と係合突起とを一体に形成して
もよい。
【0021】請求項1ないし6記載の発明によれば、
コア材を介在する両表面板のうちの一方の表面に、例え
ば滑止め用ピース片を固着、滑止め用凹凸模様を形成、
あるいは滑止め用部材を固定等することによって表面板
に美観をもたせることができると共に、滑止め機能をも
たせることができる。
【0022】請求項7記載の発明によれば、表面板間
にコア材を介在すると共に、一方の表面板の表面に滑止
め用ピース片を配置し、接着剤又はろう材を介して両表
面板、コア材及び滑止め用ピース片を一体固着すること
により、表面に滑止め用ピース片を有するハニカムパネ
ルを一体成形することができる。
【0023】請求項8記載の発明によれば、一方の表
面板に滑止め用の凹凸模様を形成した後、この表面板と
他方の表面板間にコア材を介在し、接着剤又はろう材を
介して両表面板とコア材とを一体固着することにより、
表面に滑止め用凹凸模様を有するハニカムパネルを一体
成形することができる。
【0024】請求項9又は11記載の発明によれば、
表面に複数の凸条又は凹溝を有する一方の表面板と他方
の表面板との間にコア材を介在するハニカムパネルを一
体形成することができると共に、隣接する凸条間あるい
は凹溝内に滑止め用部材を挿入固定することにより、表
面に滑止め用部材を有するハニカムパネルを一体的に成
形することができる。
【0025】請求項10又は12記載の発明によれ
ば、表面板の凸条間の表面又は凹溝の底面に形成される
係合突起に、滑止め用部材に設けられた係合凹部を係合
させて凸条間又は凹溝内に挿入固定することにより、滑
止め用部材を更に強固に固定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係るアルミニ
ウム製のハニカムパネルの実施の形態を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0027】◎第一実施形態 図1はこの発明に係るハニカムパネルの第一実施形態の
断面斜視図である。
【0028】上記ハニカムパネルは、アルミニウムある
いはアルミニウム合金製(以下にアルミニウム製とい
う)の一対の矩形状の表面板11,12と、これら表面
板11,12間に介在されるコア材13と、表面板1
1,12の辺部間に介在されるアルミニウム製の枠材1
4とを具備してなり、一方の表面板11の表面に複数の
アルミニウム製の滑止め用ピース片15を適宜間隔をお
いて固着してなる。
【0029】この場合、上記コア材13は例えばアルミ
ニウム製押出形材あるいはアルミニウム製帯板を円筒状
に屈曲した筒状体にて形成されている。また、上記枠材
14は例えば中空矩形状のアルミニウム製押出形材にて
形成されている。また、上記滑止め用ピース片15は、
円形に形成されており、一方の表面板11の表面に適宜
間隔をおいて配置されて、接着あるいはろう付によって
表面板11,12、コア材13及び枠材14と一体に形
成されている。
【0030】上記のように構成されるハニカムパネルを
製造するには、図2に示すように、他方の表面板12の
上面に複数のコア材例えば筒状コア材13を配置すると
共に、表面板12の四辺上に枠材14を配置する。そし
て、上記筒状コア材13及び枠材14の上面に一方の表
面板11を載置すると共に、この表面板11の表面に複
数の滑止め用ピース片15を適宜間隔をおいて配置す
る。そして、これらを高温炉等の高温雰囲気中に搬入し
て、表面板11,12、コア材13、枠材14及び滑止
め用ピース片15を互いにろう付する。
【0031】この場合、ろう付は、表面板11,12コ
ア材13、枠材及び滑止め用ピース片15の接合面の少
なくとも一方の表面に対してろう材(JISA4045
等)を用いたアルミニウムクラッド材で行うか、又は、
表面板11,12、コア材13、枠材14及び滑止め用
ピース片15のいずれにもアルミニウムクラッド材を用
いずに、これらの間にろう材を挟んで高温炉等の高温雰
囲気中でろう材を溶かして行う。なお、フラックスとし
ては、例えば、KF+AlF3あるいはKAlF4+K2
AlF6+K3AlF5・H2O等の非腐蝕性フラックスを
用いるのが望ましい。上記ハニカムパネルをろう付けで
はなく、接着で形成する場合は、表面板11,12、コ
ア材13、枠材14及び滑止め用ピース片15の少なく
ともいずれか一方の接着面に対して予め接着材を塗布し
ておいて、配設と同時に接着する。
【0032】上記のようにして形成されるハニカムパネ
ルは、全てアルミニウム製部材にて一体成形されるの
で、軽量に富みかつ強度性に優れ、歩道の床材として使
用することができる。また、一方の表面板11の表面に
滑止め用ピース片15を固着してなるので、水が存在す
る場合においても滑り難く歩行者の安全を確保すること
ができると共に、平坦で平滑なハニカムパネルに比べて
美観を向上することができる。
【0033】なお、上記第一実施形態では、滑止め用ピ
ース片15が円形の場合について説明したが、ピース片
15の形状は任意であり、例えば図3(a)に示すよう
な矩形状ピース片15a、図3(b)に示すような三角
状ピース片15b、あるいは図3(c)に示すような六
角状ピース片15c等任意の形状のものを使用すること
ができる。また、各ピース片15,15a,15b,1
5c間の間隔は任意でよいが、好ましくは各ピース片1
5,15a,15b,15cをランダム状に配列する方
がよい。また、上記第一実施形態では、コア材13が筒
状のものである場合について説明したが、コア材は必し
も筒状のものである必要はなく、例えば図2に二点鎖線
で示すようにアルミニウム製帯板を台形状に折曲したも
のを接合して六角形を形成するコア材13Aを用いても
よい。また、上記第一実施形態では、枠材14が中空矩
形状である場合について説明したが、枠材14の形状は
必しも中空矩形状である必要はなく、例えば断面H字状
あるいは断面I字状等任意の形状であってもよい。
【0034】◎第二実施形態 図4はこの発明に係るハニカムパネルの第二実施形態を
示す断面斜視図(a)及び(a)のA−A線に沿う拡大
断面図(b)である。第二実施形態は、一方の表面板1
1の表面に滑止め用の凹凸模様16を形成した場合であ
る。この場合、上記滑止め用凹凸模様16は、例えばハ
ニカムパネルの短手方向に互いに平行に列設される傾斜
細条16aと、この傾斜細条16aの列と隣接する列に
列設される傾斜細条16bとを交差状に形成したヘリン
グボーン状の凹凸模様に形成されている。勿論、滑止め
用凹凸模様16の形態はこのようなヘリングボーン状の
ものに限定されるものではなく、例えば多数の円形凹部
をランダム状に配列したディンプル形状等任意の凹凸模
様とすることができる。
【0035】なお、第二実施形態のハニカムパネルにお
いて、その他の部分は上記第一実施形態と同じであるの
で、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略す
る。
【0036】上記のように構成されるハニカムパネルを
製造するには、まず、一方の表面板11に滑止め用凹凸
模様16を例えばプレス加工等により形成する。そし
て、他方の表面板12の上面に複数のコア材例えば筒状
コア材13を配置すると共に、この表面板12の四辺上
に枠材14を配置する。そして、上記筒状コア材13及
び枠材14の上面に滑止め用凹凸模様16を形成した一
方の表面板11を載置する。そして、これらを高温炉等
の高温雰囲気中に搬入して、表面板11,12、コア材
13及び枠材14を互いにろう付する。なお、ハニカム
パネルをろう付けではなく、接着で形成する場合は、表
面板11,12、コア材13及び枠材14の少なくとも
いずれか一方の接着面に対して予め接着材を塗布してお
いて、配設と同時に接着すればよい。
【0037】◎第三実施形態 図5はこの発明に係るハニカムパネルの第三実施形態の
断面斜視図、図6は第三実施形態の分解斜視図、図7は
図5のB−B線に沿う拡大断面図である。
【0038】第三実施形態は、一方の表面板11の表面
に互いに平行な複数の凸条17を形成し、隣接する凸条
17間に滑止め用部材18を挿入固定して滑止め部を形
成した場合である。この場合、一方の表面板11は例え
ば押出成形によって凸条17を一体に形成してなる。ま
た、上記滑止め用部材18は、例えば合成ゴム等のよう
な摩擦係数の大きな弾性部材にて形成されており、例え
ば角柱状基部18aの上面に例えば互いに平行な細条1
8bを形成してなる。この滑止め用部材18は、図示し
ない接着剤を用いて隣接する凸条17間に、上部が突出
した状態で挿入固定されるようになっている。
【0039】なお、複数のハニカムパネルを連接する場
合は、図8に示すように、連接する一方のハニカムパネ
ルの枠材14Aに、例えば上部側が外側に突出する係合
段部19aを形成し、他方のハニカムパネルの枠材14
Bには、下部側が外側に突出する係合段部19bを形成
してハニカムパネル同士を連接することができる。すな
わち、接合されるハニカムパネルの枠材14A,14B
に設けられた係合段部19a,19bを重ねた状態で係
合させて、図示しない溶接あるいはボルト、ナット等の
固定手段にて固定して、隣接するハニカムパネルを同一
平面状に接合し、その隣接する凸条17間に滑止め用部
材18を挿入固定すればよい。
【0040】なお、第三実施形態のハニカムパネルにお
いて、その他の部分は上記第一実施形態と同じであるの
で、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略す
る。
【0041】上記のように構成されるハニカムパネルを
製造するには、まず、押出成形によって凸条17を有す
る一方の表面板11を成形する。次に、上記実施形態と
同様に、他方の表面板12の上面に複数のコア材例えば
筒状コア材13を配置すると共に、この表面板12の四
辺上に枠材14を配置する(図6参照)。その後、上記
筒状コア材13及び枠材14の上面に凸条17を形成し
た一方の表面板11を載置する。そして、これらを高温
炉等の高温雰囲気中に搬入して、表面板11,12、コ
ア材13及び枠材14を互いにろう付する。その後、図
9に示すように、隣接する凸条17間に、滑止め用部材
18を挿入して接着剤等を介して固定する。なお、ハニ
カムパネルをろう付けではなく、接着で形成する場合
は、表面板11,12、コア材13及び枠材14の少な
くともいずれか一方の接着面に対して予め接着材を塗布
しておいて、配設と同時に接着すればよい。
【0042】上記のようにして形成されるハニカムパネ
ルは、一方の表面板11の表面に互いに平行な凸条17
を形成し、かつ隣接する凸条17間に、摩擦係数の大き
いかつ弾性を有する滑止め用部材18を挿入固定するの
で、凸条17及び滑止め用部材18が共働してより一層
滑止め効果を発揮することができる。また、滑止め用部
材18が摩耗してすり減った場合においても、凸条17
によって滑止め効果を維持することができる。
【0043】◎第四実施形態 図10はこの発明に係るハニカムパネルの第四実施形態
を示す断面斜視図、図11は図10のC−C線に沿う断
面図である。
【0044】第四実施形態は、一方の表面板11の表面
に互いに平行な複数の凹溝20を形成し、凹溝20間に
滑止め用部材18を挿入固定して滑止め部を形成した場
合である。この場合、凹溝20は例えば表面板11を曲
げ加工するか、あるいは押出成形によって形成すること
ができる。この凹溝20の形状は、図面に示すような断
面角形U字状の他、例えばアリ溝状に形成してもよい。
また、コア材13は、一方の表面板11の凹溝以外の部
分と他方の表面板12との間に介在される高さの高いコ
ア材13aと、凹溝20の底面と他方の表面板12との
間に介在される高さの低いコア材13bの2種類のもの
が使用されている。また、上記滑止め用部材18は、上
記第三実施形態と同様、例えば合成ゴム等のような摩擦
係数の大きな弾性部材にて形成されており、例えば角柱
状基部18aの上面に例えば互いに平行な細条18bを
形成してなる。この滑止め用部材18は、図示しない接
着剤を用いて凹溝20内に、上部が突出した状態で挿入
固定されるようになっている。
【0045】なお、第四実施形態のハニカムパネルにお
いて、その他の部分は上記第一実施形態と同じであるの
で、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略す
る。
【0046】上記のように構成されるハニカムパネルを
製造するには、まず、凹溝20を有する一方の表面板1
1を成形する。次に、他方の表面板12の上面に凹溝2
0の位置に合わせて高さの低いコア材13bを配置し、
それ以外の部分に高さの高いコア材13aを配置すると
共に、この表面板12の四辺上に枠材14を配置する。
その後、上記筒状コア材13及び枠材14の上面に凹溝
20を形成した一方の表面板11を載置する(図12
(a)参照)。そして、これらを高温炉等の高温雰囲気
中に搬入して、表面板11,12、コア材13及び枠材
14を互いにろう付する。その後、図12(b)に示す
ように、凹溝20内に、滑止め用部材18を挿入して接
着剤等を介して固定する。なお、ハニカムパネルをろう
付けではなく、接着で形成する場合は、表面板11,1
2、コア材13及び枠材14の少なくともいずれか一方
の接着面に対して予め接着材を塗布しておいて、配設と
同時に接着すればよい。
【0047】上記のようにして形成されるハニカムパネ
ルは、一方の表面板11の表面に互いに平行な凹溝20
を形成し、かつ凹溝20内に、摩擦係数の大きいかつ弾
性を有する滑止め用部材18を挿入固定するので、凸条
17及び凹溝20が共働してより一層滑止め効果を発揮
することができる。また、滑止め用部材18が摩耗して
すり減った場合においても、凹溝20によって滑止め効
果を維持することができる。
【0048】◎第五実施形態 図13はこの発明に係るハニカムパネルの第五実施形態
を示す要部断面図、図14はその分解斜視図である。
【0049】第五実施形態は、上記第三実施形態のハニ
カムパネルにおける滑止め用部材18の固定を更に強固
な構造とした場合である。すなわち、上記凸条17間の
表面板表面に、係合突起21を形成し、上記滑止め用部
材18の下面には、係合突起21と係合する係合凹部2
2を形成して、これら係合突起21と係合凹部22とを
係合させて滑止め用部材18を隣接する凸条17間に挿
入固定するようにした場合である。
【0050】この場合、上記係合突起21は、例えば先
端が先細り状の断面三角形状の膨隆頭部21aと、この
膨隆頭部21aと表面板11とを連結する脚部21bと
で構成されている。一方、上記係合凹部22は、上記膨
隆頭部21aと係合する断面略三角形状の凹溝部22a
と、この凹溝部22aの開口側に形成され、膨隆頭部2
1aの幅より若干狭い開口幅を有する拡開テーパ部22
bとで構成されている。このように構成される係合突起
21と係合凹部22とを係合させる場合は、図14に示
すように、隣接する凸条17間に滑止め用部材18を挿
入して、係合突起21と係合凹部22とをスナップ嵌合
させて行う。なお、係合突起21の膨隆頭部21a及び
係合凹部22の凹溝部22aの断面形状は必しも略三角
形状である必要はなく、例えば断面略円弧状等任意の形
状とすることができる。また、係合突起21と係合凹部
22との係合をスナップ嵌合させる以外に、係合突起2
1の側方から隣接する凸条17間に滑止め用部材18を
挿入してスライド係合させるようにしてもよい。
【0051】なお、第五実施形態において、その他の部
分は上記第三実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0052】上記のように構成されるハニカムパネルを
製造するには、まず、押出成形によって凸条17と係合
突起21を有する一方の表面板11を成形する一方、係
合凹部22を有する滑止め用部材18を用意する。次
に、上記実施形態と同様に、他方の表面板12の上面に
複数のコア材例えば筒状コア材13を配置すると共に、
この表面板12の四辺上に枠材14を配置する。その
後、上記筒状コア材13及び枠材14の上面に凸条17
及び係合突起21を形成した一方の表面板11を載置す
る。そして、これらを高温炉等の高温雰囲気中に搬入し
て、表面板11,12、コア材13及び枠材14を互い
にろう付する。その後、隣接する凸条17間に、滑止め
用部材18を挿入すると共に、係合突起21と係合凹部
22とを係合させて固定する。この際、必要に応じて接
着剤を介して滑止め用部材18を固定してもよい。な
お、ハニカムパネルをろう付けではなく、接着で形成す
る場合は、表面板11,12、コア材13及び枠材14
の少なくともいずれか一方の接着面に対して予め接着材
を塗布しておいて、配設と同時に接着すればよい。
【0053】上記のようにして形成されるハニカムパネ
ルは、一方の表面板11の表面に互いに平行な凸条17
を形成し、かつ隣接する凸条17間の表面板表面に係合
突起21を形成し、隣接する凸条17間に係合突起21
と係合凹部22とを係合させるようにして、摩擦係数の
大きいかつ弾性を有する滑止め用部材18を挿入固定す
るので、滑止め用部材18をより一層強固に固定するこ
とができる。また、上記第三実施形態と同様に、凸条1
7及び滑止め用部材18が共働してより一層滑止め効果
を発揮することができ、また、滑止め用部材18が摩耗
してすり減った場合においても、凸条17によって滑止
め効果を維持することができる。
【0054】◎第六実施形態 図15はこの発明に係るハニカムパネルの第六実施形態
を示す要部断面図、図16はその分解斜視図である。
【0055】第六実施形態は、上記第四実施形態のハニ
カムパネルにおける滑止め用部材18の固定を更に強固
な構造とした場合である。すなわち、上記凹溝20の底
面に、係合突起21Aを形成し、上記滑止め用部材18
の下面には、係合突起21Aと係合する係合凹部22A
を形成して、これら係合突起21Aと係合凹部22Aと
を係合させて滑止め用部材18を凹溝20内に挿入固定
するようにした場合である。
【0056】この場合、上記係合突起21Aは、例えば
先端が円弧状の膨隆頭部21cと、この膨隆頭部21c
の下部に直角に突出する垂直部21dと、垂直部21d
の下端から両側に延在するフランジ部21eとで構成さ
れており、フランジ部21eを凹溝20の底面に例えば
溶接あるいは接着等にて固定することによって、係合突
起21Aは適宜間隔をおいて形成される。一方、上記係
合凹部22Aは、上記膨隆頭部21cと係合する断面略
円弧状の凹溝部22cと、この凹溝部22cの開口側に
形成され、膨隆頭部21cの幅より若干狭い開口幅を有
する拡開テーパ部22dとで構成されている。このよう
に構成される係合突起21Aと係合凹部22Aとを係合
させる場合は、図16に示すように、凹溝20内に滑止
め用部材18を挿入して、係合突起21Aと係合凹部2
2Aとをスナップ嵌合あるいはスライド嵌合させて行
う。なお、係合突起21Aの膨隆頭部21c及び係合凹
部22Aの凹溝部22cの断面形状は必しも略円弧状で
ある必要はなく、例えば上記第五実施形態のように断面
略三角形状等任意の形状とすることができる。
【0057】なお、第六実施形態において、その他の部
分は上記第四実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0058】上記のように構成されるハニカムパネルを
製造するには、まず、凹溝20を有する一方の表面板1
1を成形した後、この表面板11の凹溝20の底面に係
合突起21を溶接、接着等にて固定する。次に、上記第
四実施形態と同様に、他方の表面板12の上面に凹溝2
0の位置に合わせて高さの低いコア材13bを配置し、
それ以外の部分に高さの高いコア材13aを配置すると
共に、この表面板12の四辺上に枠材14を配置する。
その後、上記筒状コア材13及び枠材14の上面に凹溝
20及び係合突起21Aを形成した一方の表面板11を
載置する。そして、これらを高温炉等の高温雰囲気中に
搬入して、表面板11,12、コア材13及び枠材14
を互いにろう付する。その後、凹溝20内に、滑止め用
部材18を挿入すると共に、係合突起21Aと係合凹部
22Aとを係合させて固定する。この際、必要に応じて
接着剤を介して滑止め用部材18を固定してもよい。な
お、ハニカムパネルをろう付けではなく、接着で形成す
る場合は、表面板11,12、コア材13及び枠材14
の少なくともいずれか一方の接着面に対して予め接着材
を塗布しておいて、配設と同時に接着すればよい。
【0059】上記のようにして形成されるハニカムパネ
ルは、一方の表面板11の表面に互いに平行な凹溝20
を形成し、かつ隣接する凹溝20の底面に係合突起21
Aを形成し、凹溝20に係合突起21Aと係合凹部22
Aとを係合させるようにして、摩擦係数の大きいかつ弾
性を有する滑止め用部材18を挿入固定するので、滑止
め用部材18をより一層強固に固定することができる。
また、上記第四実施形態と同様に、凹溝20及び滑止め
用部材18が共働してより一層滑止め効果を発揮するこ
とができ、また、滑止め用部材18が摩耗してすり減っ
た場合においても、凸条17によって滑止め効果を維持
することができる。
【0060】◎その他の実施形態 上記実施形態では、ハニカムパネルの四辺間に枠材14
を介在させる場合について説明したが、枠材14は必し
も設ける必要はなく、少なくとも一対の表面板11,1
2と、これら表面板11,12間に介在されるコア材1
3とを具備するものであればよい。
【0061】また、上記第五実施形態では、押出成形に
よって表面板11に凸条17と係合突起21を一体に形
成した場合について説明したが、係合突起21を上記第
六実施形態のように別体に形成し、溶接あるいは接着に
よって表面板11の凸条17間の表面にピース状に形成
してもよい。
【0062】また、上記第六実施形態では、凹溝20の
底面に形成される係合突起21Aが溶接あるいは接着等
で固定されるピース状のものである場合について説明し
たが、上記第五実施形態と同様に、押出成形によって凹
溝20の底面に係合突起21Aを一体に形成するように
してもよい。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明によれば
以下のような優れた効果が得られる。
【0064】(1)請求項1ないし6記載の発明によれ
ば、コア材を介在する両表面板のうちの一方の表面に、
例えば滑止め用ピース片を固着、滑止め用凹凸模様を形
成、あるいは滑止め用部材を固定等するので、リサイク
ル化が可能となり、かつ表面板に美観をもたせることが
でき、しかも滑止め機能を備えた安全性に富むハニカム
パネルを提供することができる。
【0065】(2)請求項7記載の発明によれば、表面
板間にコア材を介在すると共に、一方の表面板の表面に
滑止め用ピース片を配置し、接着剤又はろう材を介して
両表面板、コア材及び滑止め用ピース片を一体固着する
ので、表面に滑止め用ピース片を有するハニカムパネル
を容易に一体成形することができる。
【0066】(3)請求項8記載の発明によれば、一方
の表面板に滑止め用の凹凸模様を形成した後、この表面
板と他方の表面板間にコア材を介在し、接着剤又はろう
材を介して両表面板とコア材とを一体固着することによ
り、表面に滑止め用凹凸模様を有するハニカムパネルを
容易に一体成形することができる。
【0067】(4)請求項9又は11記載の発明によれ
ば、表面に複数の凸条又は凹溝を有する一方の表面板と
他方の表面板との間にコア材を介在するハニカムパネル
を一体形成することができると共に、隣接する凸条間あ
るいは凹溝内に滑止め用部材を挿入固定することによ
り、表面に滑止め用部材を有するより一層安全性に富む
ハニカムパネルを容易に一体的に成形することができ
る。
【0068】(5)請求項10又は12記載の発明によ
れば、表面板の凸条間の表面又は凹溝の底面に形成され
る係合突起に、滑止め用部材に設けられた係合凹部を係
合させて凸条間又は凹溝内に挿入固定することにより、
滑止め用部材を更に強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るハニカムパネルの第一実施形態
の断面斜視図である。
【図2】第一実施形態におけるハニカムパネルの分解斜
視図である。
【図3】この発明における滑止め用ピース片の別の形態
を示す平面図である。
【図4】この発明に係るハニカムパネルの第二実施形態
の断面斜視図である。
【図5】この発明に係るハニカムパネルの第三実施形態
の断面斜視図である。
【図6】第三実施形態におけるハニカムパネルの分解斜
視図である。
【図7】図5のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図8】第三実施形態の別の形態を示す拡大断面図であ
る。
【図9】第三実施形態における滑止め用部材の取付状態
を示す分解斜視図である。
【図10】この発明に係るハニカムパネルの第四実施形
態の断面斜視図である。
【図11】図10のC−C線に沿う拡大断面図である。
【図12】第四実施形態における凹溝を有する表面板の
配置状態を示す断面図(a)及び滑止め用部材の配置状
態を示す断面図(b)である。
【図13】この発明に係るハニカムパネルの第五実施形
態の拡大断面図である。
【図14】第五実施形態における係合突起と係合凹部を
示す分解斜視図である。
【図15】この発明に係るハニカムパネルの第六実施形
態の拡大断面図である。
【図16】第六実施形態における係合突起と係合凹部を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
11 表面板 12 表面板 13 コア材 15 滑止め用ピース片 16 滑止め用凹凸模様 17 凸条 18 滑止め用部材 20 凹溝 21,21A 係合突起 22,22A 係合凹部
フロントページの続き (72)発明者 松永 章生 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社・グループ技術センタ ー内 (72)発明者 吉見 章彦 東京都品川区東品川2丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の表面板と、これら表面板間に介設
    されるコア材とを具備するハニカムパネルにおいて、 上記表面板の一方の表面に多数の滑止め用ピース片を適
    宜間隔をおいて固着してなることを特徴とするハニカム
    パネル。
  2. 【請求項2】 一対の表面板と、これら表面板間に介設
    されるコア材とを具備するハニカムパネルにおいて、 上記表面板の一方に滑止め用の凹凸模様を形成してなる
    ことを特徴とするハニカムパネル。
  3. 【請求項3】 一対の表面板と、これら表面板間に介設
    されるコア材とを具備するハニカムパネルにおいて、 上記表面板の一方の表面に複数の凸条を形成し、滑止め
    用部材を隣接する上記凸条間に挿入固定してなることを
    特徴とするハニカムパネル。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のハニカムパネルにおい
    て、 上記表面板の凸条間の表面に、先端が膨隆する係合突起
    を形成し、上記滑止め用部材には、上記係合突起と係合
    する係合凹部を形成し、上記滑止め用部材を上記凸条間
    に挿入すると共に、係合突起と係合凹部とを係合させて
    固定してなることを特徴とするハニカムパネル。
  5. 【請求項5】 一対の表面板と、これら表面板間に介設
    されるコア材とを具備するハニカムパネルにおいて、 上記表面板の一方の表面に複数の凹溝を形成し、滑止め
    用部材を上記凹溝に挿入固定してなることを特徴するハ
    ニカムパネル。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のハニカムパネルにおい
    て、 上記表面板の凹溝底面に、先端が膨隆する係合突起を形
    成し、上記滑止め用部材には、上記係合突起と係合する
    係合凹部を形成し、上記滑止め用部材を上記凹溝内に挿
    入すると共に、係合突起と係合凹部とを係合させて固定
    してなることを特徴とするハニカムパネル。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のハニカムパネルの製造方
    法において、 アルミニウム製部材にて形成される表面板、コア材及び
    滑止め用ピース片を用意し、上記表面板間にコア材を介
    在すると共に、一方の表面板の表面に上記滑止め用ピー
    ス片を配置し、接着剤又はろう材を介して上記表面板、
    コア材及び滑止め用ピース片を一体固着することを特徴
    とするハニカムパネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のハニカムパネルの製造方
    法において、 アルミニウム製部材にて形成される表面板及びコア材を
    用意し、一方の表面板に滑止め用の凹凸模様を形成した
    後、この表面板と他方の表面板間にコア材を介在し、接
    着剤又はろう材を介して上記両表面板とコア材とを一体
    固着することを特徴とするハニカムパネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項3記載のハニカムパネルの製造方
    法において、 アルミニウム製部材にて形成される表面板、コア材を用
    意し、この際、一方の表面板を押出成形によって表面に
    凸条を有するアルミニウム製押出形材にて形成し、この
    表面板と他方の表面板間にコア材を介在し、接着剤又は
    ろう材を介して上記両表面板とコア材とを一体固着した
    後、上記凸条間に滑止め用部材を挿入固定することを特
    徴とするハニカムパネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項4記載のハニカムパネルの製造
    方法において、 アルミニウム製部材にて形成される表面板、コア材を用
    意し、この際、一方の表面板の表面に凸条及び係合突起
    を形成し、この表面板と他方の表面板間にコア材を介在
    し、接着剤又はろう材を介して上記両表面板とコア材と
    を一体固着した後、上記凸条間に上記係合突起と係合す
    る滑止め用部材を挿入固定することを特徴とするハニカ
    ムパネルの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項5記載のハニカムパネルの製造
    方法において、 アルミニウム製部材にて形成される表面板、コア材を用
    意し、この際、一方の表面板の表面に複数の凹溝を形成
    し、この表面板と他方の表面板間にコア材を介在し、接
    着剤又はろう材を介して上記両表面板とコア材とを一体
    固着した後、上記凹溝内に滑止め用部材を挿入固定する
    ことを特徴とするハニカムパネルの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項6記載のハニカムパネルの製造
    方法において、 アルミニウム製部材にて形成される表面板、コア材を用
    意し、この際、一方の表面板に複数の凹溝を形成すると
    共に、凹溝の底面に係合突起を形成し、この表面板と他
    方の表面板間にコア材を介在し、接着剤又はろう材を介
    して上記両表面板とコア材とを一体固着した後、上記凹
    溝内に上記係合突起と係合する滑止め用部材を挿入固定
    することを特徴とするハニカムパネルの製造方法。
JP35350596A 1996-12-17 1996-12-17 ハニカムパネル及びその製造方法 Withdrawn JPH10166482A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021088923A (ja) * 2021-02-25 2021-06-10 日鉄鋼板株式会社 サンドイッチパネル

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