JPH10166350A - 破壊装置 - Google Patents

破壊装置

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JPH10166350A
JPH10166350A JP32622696A JP32622696A JPH10166350A JP H10166350 A JPH10166350 A JP H10166350A JP 32622696 A JP32622696 A JP 32622696A JP 32622696 A JP32622696 A JP 32622696A JP H10166350 A JPH10166350 A JP H10166350A
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Hiroshige Arai
浩成 荒井
Daisuke Tamakoshi
大介 玉越
Tetsuya Inoue
鉄也 井上
Hidehiko Maehata
英彦 前畑
Takeshi Kato
剛 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破壊装置において、電極とケーブルとは、溶
接や結線によって接続するため、その作業は大変であ
り、特に多数の破壊装置を製作する場合は手間がかか
る。 【解決手段】 被破壊物2の装着孔3に装着する破壊プ
ローブ4を、破壊容器7と、破壊容器7に充填した破壊
用物質8を封じ込める蓋9に対で挿通した電極部材10
の先端部同士を接続して破壊用物質8に浸漬した金属細
線5と、電極部材5の基端部に着脱自在に接続されるコ
ネクタ12を有するとともに保持体の先端部に保持され
る接続部材14とから構成し、保持体の先端部に接続部
材14を保持した状態で電極部材10をコネクタ12に
接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、破壊用物質の膨張
力を用いて被破壊物を破壊する破壊装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物や岩石などの
被破壊物を破壊するための破壊装置には、図5に示すよ
うなものがある。
【0003】この破壊装置30は、被破壊物31に形成
した装着孔32に装着する破壊プローブ33を有し、こ
の破壊プローブ33は、破壊用物質34を充填する破壊
容器35と、破壊用物質34を破壊容器35に封入する
ために設けた蓋36に対で挿通した電極37と、これら
電極37の先端部間に接続して破壊用物質34に浸漬し
た金属細線39とから成っている。
【0004】また、この破壊装置30には、電極37の
基端部に接続したケーブル40を介して金属細線39に
対して電気エネルギーを供給するためのエネルギー供給
部41を有し、電極37とケーブル40とは、溶接や結
線によって接続している。
【0005】そして、上記の破壊プローブ33を被破壊
物31に予め形成した装着孔32に装着し、エネルギー
供給部41からケーブル40を介して金属細線39に対
して短時間で電気エネルギーを放電供給する。
【0006】こうすることにより、金属細線39が急激
に溶融蒸発するとともに破壊用物質34が急激に気化し
て膨張し、その膨張力が、例えば装着孔32の孔壁面に
働き、被破壊物31を破壊することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記破壊装置30にお
いて、電極37とケーブル40とは、溶接や結線によっ
て接続するため、その作業は大変であり、特に多数の破
壊装置30を製作する場合は手間がかかる。
【0008】そこで本発明は、上記課題を解決し得る破
壊装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、被破壊物に形成した装着孔に装着
される破壊プローブと、この破壊プローブに設けた金属
細線に対して電気エネルギーを供給するためのエネルギ
ー供給部とから構成され、破壊プローブを保持体で保持
し装着孔に装着した状態で被破壊物を破壊する破壊装置
であって、破壊プローブは、破壊容器と、この破壊容器
に充填された破壊用物質と、この破壊用物質を封じ込め
るための蓋に対で挿通された電極部材と、これら電極部
材の先端部同士を接続するとともに破壊用物質に浸漬し
た金属細線と、電極部材の基端部に着脱自在に接続され
るコネクタを有するとともに前記保持体の先端部に保持
された接続部材とから構成され、前記エネルギー供給部
からコネクタを介して金属細線に電気エネルギーを短時
間で供給して金属細線を急激に溶融蒸発させることによ
り、破壊用物質を急激に気化させ、その際の膨張力で被
破壊物を破壊させるものである。
【0010】上記構成において、保持体の先端部に接続
部材を保持し、破壊容器に破壊用物質を充填し、電極部
材を蓋に対で挿通して金属細線を破壊用物質に浸漬し、
保持体の先端部に接続部材を保持した状態で電極部材の
基端部をコネクタに接続して破壊プローブを組み立て、
保持体を駆動して破壊プローブを被破壊物に形成した装
着孔に装着し、エネルギー供給部からコネクタを介して
金属細線に電気エネルギーを短時間で供給して金属細線
を急激に溶融蒸発させることにより、破壊用物質を急激
に気化させ、その際の膨張力で被破壊物を破壊させる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
破壊装置および破壊方法を、図面に基づいて説明する。
【0012】まず、図1および図2に基づいて、本発明
の実施の形態に係る破壊装置1を説明する。本発明の実
施の第一形態に係る破壊装置1は、岩盤などの被破壊物
2に形成した装着孔3に装着される破壊プローブ4と、
この破壊プローブ4に設けた金属細線5に対して電気エ
ネルギーを供給するための電源部(エネルギー供給部)
6とから構成されている。
【0013】破壊プローブ4は、破壊容器7と、この破
壊容器7に充填された破壊用物質(例えば水や油などが
用いられる)8と、この破壊用物質8を封じ込めるため
の蓋(例えばセラミックなどの絶縁材から形成される)
9に対で挿通された棒状の電極部材10と、これら電極
部材10の先端部同士を接続する被覆電線11と、電極
部材10の基端部に着脱自在に接続されるコネクタ12
を有するとともに、例えば図示しない車両に搭載した保
持体13の先端部に保持された接続部材14とから構成
されている。
【0014】図2に示すように、保持体13は、車両に
取付けられた油圧シリンダ装置15と、この油圧シリン
ダ装置15のロッド16の先端部に支軸部材17を介し
て回動自在に取付けられた回動アーム18と、この回動
アーム18の先端部に別の支軸部材19を介して回動自
在に支持されるとともに、電源部6に接続されたリード
線20を取付けた支持部材21とから構成され、接続部
材14は支持部材21に取付けられている。
【0015】前記被覆電線11の被覆材22の一部が切
除されて前記金属細線5が露出され、この金属細線5
は、破壊容器7内で破壊用物質8に浸漬されている。上
記構成において、被破壊物2を破壊する方法を説明す
る。まず、ドリルを用いて被破壊物2に、装着孔3を形
成する。一方で、支持部材21に、接続部材14を取付
け、この状態で電極部材10をコネクタ12に差し込む
ようにして、破壊容器7を、接続部材14に取付ける。
【0016】そして、油圧シリンダ装置15を駆動して
破壊プローブ4を装着孔3に装着して押し付け、電源部
6からコネクタ12を介して金属細線5に電気エネルギ
ーを短時間で供給すると、金属細線5が急激に溶融蒸発
し、破壊用物質8が急激に気化し、その際の膨張力で被
破壊物2が破壊したり、脆弱化する。
【0017】そして、所定の場所の破壊作業が終了した
ら、再び油圧シリンダ装置15を駆動して支持部材21
とともに接続部材14を後退させ、新たな破壊容器7に
おける電極部材10をコネクタ12に接続し、上記と同
様の動作により、次の箇所の破壊を行う。
【0018】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、支持部材21に接続部材14を取付けて保持した状
態で電極部材10をコネクタ12に差し込むようにし
て、破壊容器7を接続部材14に取付けるだけで破壊プ
ローブ4を組み立てることができるので、破壊装置1の
製作に手間がかからない。
【0019】図3は別の実施の形態を示すもので、これ
は、コネクタ12の先端部に弾性を付与した構成とした
もので、電極部材10をコネクタ12に差し込んだ際
に、破壊容器7を確実に接続部材14に保持することが
できる。他の構成は上記実施の形態と同様である。
【0020】図4にさらに別の実施の形態を示す。これ
は、破壊容器7の端部に雄ねじ部25が形成され、接続
部材14の端部に雌ねじ部26を有するパイプ27が取
付けられたもので、上記実施の形態と同様に電極部材1
0をコネクタ12に差し込むようにして、破壊容器7を
接続部材14に取付け、パイプ27を回転して接続部材
14に破壊容器7を固定するよう構成してもよい。他の
構成は上記実施の形態と同様である。
【0021】さらに、上記各実施の形態において、例え
ば車両に、装着孔3を形成するためのドリルを搭載さ
せ、このドリルで装着孔3を穿孔して上記破壊作業を行
うことにより、連続した動作で被破壊物2を破壊するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、被破壊物の装着孔に装着する破壊プローブを、破壊
容器と、破壊容器に充填した破壊用物質を封じ込める蓋
に対で挿通した電極部材の先端部同士を接続して破壊用
物質に浸漬した金属細線と、電極部材の基端部に着脱自
在に接続されるコネクタを有するとともに保持体の先端
部に保持される接続部材とから構成し、保持体の先端部
に接続部材を保持した状態で電極部材をコネクタに接続
するようにしたので、従来のように、電極とケーブルと
を溶接や結線によって接続していた場合に比べて破壊装
置の製作に必要な手間を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す破壊装置の全体構成
図である。
【図2】同じく破壊プローブを被破壊物の装着孔に装着
する途中の状態を示す概略図である。
【図3】別の実施の形態を示す拡大断面図である。
【図4】さらに別の実施の形態を示す概略図である。
【図5】従来の破壊装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 破壊装置 2 被破壊物 3 装着孔 4 破壊プローブ 5 金属細線 6 電源部 7 破壊容器 8 破壊用物質 10 電極部材 12 コネクタ 13 保持体 14 接続部材 15 油圧シリンダ装置
フロントページの続き (72)発明者 井上 鉄也 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 前畑 英彦 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 加藤 剛 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被破壊物に形成した装着孔に装着される
    破壊プローブと、この破壊プローブに設けた金属細線に
    対して電気エネルギーを供給するためのエネルギー供給
    部とから構成され、破壊プローブを保持体で保持し装着
    孔に装着した状態で被破壊物を破壊する破壊装置であっ
    て、破壊プローブは、破壊容器と、この破壊容器に充填
    された破壊用物質と、この破壊用物質を封じ込めるため
    の蓋に対で挿通された電極部材と、これら電極部材の先
    端部同士を接続するとともに破壊用物質に浸漬した金属
    細線と、電極部材の基端部に着脱自在に接続されるコネ
    クタを有するとともに前記保持体の先端部に保持された
    接続部材とから構成され、前記エネルギー供給部からコ
    ネクタを介して金属細線に電気エネルギーを短時間で供
    給して金属細線を急激に溶融蒸発させることにより、破
    壊用物質を急激に気化させ、その際の膨張力で被破壊物
    を破壊させることを特徴とする破壊装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064977A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 破砕装置用電極
US7928175B2 (en) * 2003-03-14 2011-04-19 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Antifouling paint composition

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064977A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 破砕装置用電極
US7928175B2 (en) * 2003-03-14 2011-04-19 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Antifouling paint composition

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