JP3186944B2 - 破壊装置における金属細線取付け方法 - Google Patents

破壊装置における金属細線取付け方法

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JP3186944B2 JP02852995A JP2852995A JP3186944B2 JP 3186944 B2 JP3186944 B2 JP 3186944B2 JP 02852995 A JP02852995 A JP 02852995A JP 2852995 A JP2852995 A JP 2852995A JP 3186944 B2 JP3186944 B2 JP 3186944B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電による衝撃エネル
ギーを用いて被破壊物を破壊するための破壊装置におけ
る金属細線取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一対の電極およびこの電極間に配
置した金属細線を破壊用孔に挿入するとともに破壊用孔
内に破壊用液を充填し、金属細線に電気エネルギーを短
時間で供給して金属細線を急激に溶融蒸発させ、破壊用
液を気化させることによりその衝撃で被破壊物を破壊す
る装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の破壊装置に
おいて、例えば金属棒を切削することにより他の部分に
比べて細い部分を形成して金属細線部分を作成するもの
で、これを電極に取付けるようにしている。
【0004】このように従来は、金属棒を切削すること
により他の部分に比べて細くし、これを電極に取付ける
ようにしているので、金属細線を取付ける作業に時間が
かかり、作業能率が低下するといった課題がある。
【0005】そこで本発明は、上記課題を解決し得る破
壊装置における金属細線取付け方法を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、電源装置に、その両側に取付
けた導電線束を介して金属細線を取付け、この金属細線
を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に
破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置から電気エネ
ルギーを短時間で供給することにより、金属細線を急激
に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、その際の衝撃
力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置における金
属細線の取付け方法であって、各導電線束を被覆する被
覆体をその端部で切除することにより、導電線束の端部
を露出させて露出部とし、この露出部間に金属細線を渡
して、この金属細線の各端部と露出部とを環状体で外嵌
した後、かしめて固定するものである。
【0007】請求項2記載の発明は、電源装置に、その
両側に取付けた導電線束を介して金属細線を取付け、こ
の金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに
破壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置か
ら電気エネルギーを短時間で供給することにより、金属
細線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、そ
の際の衝撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置
における金属細線の取付け方法であって、一方の導電線
束を被覆する被覆体をその端部で切除することにより、
導電線束の端部を露出させて露出部とし、他方の導電線
束を被覆する被覆体をその端部で切除するとともに金属
細線となる導電線のみ残して他の導電線を切除し、残さ
れた導電線を金属細線とするとともに、露出部側に渡し
てその端部と露出部とを環状体で外嵌した後、かしめて
固定するものである。
【0008】請求項3記載の発明は、電源装置に、その
両側に取付けた導電線束を介して金属細線を取付け、こ
の金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに
破壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置か
ら電気エネルギーを短時間で供給することにより、金属
細線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、そ
の際の衝撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置
における金属細線の取付け方法であって、両導電線束を
被覆する被覆体をその端部で切除することにより導電線
束の端部を露出させて露出部とするとともに、金属細線
となる導電線のみ残して他の導電線を切除し、残された
導電線どうしを縒り合わせて金属細線とするとともにそ
の各端部を各露出部の外周に巻取るものである。
【0009】請求項4記載の発明は、電源装置に、その
両側に取付けた導電線束を介して金属細線を取付け、こ
の金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに
破壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置か
ら電気エネルギーを短時間で供給することにより、金属
細線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、そ
の際の衝撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置
における金属細線の取付け方法であって、一方の導電線
束を被覆する被覆体をその端部で切除すること により導
電線束の端部を露出させて露出部とし、他方の導電線束
を被覆する被覆体を切除するとともに金属細線となる導
電線のみ残して他の導電線を切除し、残された導電線を
金属細線としてその端部を露出部の外周に巻取るもので
ある。
【0010】請求項5記載の発明は、電源装置に、その
両側に取付けた導電線束を介して金属細線を取付け、こ
の金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに
破壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置か
ら電気エネルギーを短時間で供給することにより、金属
細線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、そ
の際の衝撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置
における金属細線の取付け方法であって、両導電線束を
被覆する被覆体をその端部で切除することにより導電線
束の端部を露出させて露出部とし、金属細線の各端部を
各露出部の外周に巻取るものである。
【0011】請求項6記載の発明は、電源装置の両側先
端部に金属体を接続し、この金属体を介して電源装置に
金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物の破壊用孔
内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質を充填し、
金属細線に電源装置から電気エネルギーを短時間で供給
することにより、金属細線を急激に溶融蒸発させて破壊
用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊物を破壊す
るようにした破壊装置における金属細線の作成方法であ
って、各金属体の先端部に、金属細線を係止して巻取る
ための螺旋状溝部をそれぞれ形成し、これら溝部に金属
細線の両端部を係止して巻取るものである。
【0012】請求項7記載の発明は、電源装置の両側先
端部に金属体を接続し、この金属体を介して電源装置に
金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物の破壊用孔
内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質を充填し、
金属細線に電源装置から電気エネルギーを短時間で供給
することにより、金属細線を急激に溶融蒸発させて破壊
用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊物を破壊す
るようにした破壊装置における金属細線の作成方法であ
って、各金属体の先端部に、金属細線を係止して巻取る
ための挿通孔をそれぞれ形成し、これら挿通孔に金属細
線の両端部を挿 通係止して巻取るものである。
【0013】請求項8記載の発明は、電源装置の両側先
端部に金属体を接続し、この金属体を介して電源装置に
金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物の破壊用孔
内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質を充填し、
金属細線に電源装置から電気エネルギーを短時間で供給
することにより、金属細線を急激に溶融蒸発させて破壊
用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊物を破壊す
るようにした破壊装置における金属細線の作成方法であ
って、各金属体の先端部に、金属細線を係止して巻取る
ためのスリットをそれぞれ形成し、これらスリットに金
属細線の両端部を挿通係止して巻取るものである。
【0014】請求項9記載の発明は、電源装置の両側に
導電線束を取付け、一方の導電線束の先端部に金属体を
取付け、この金属体と他方の導電線束との間に金属細線
を取付け、この金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着
するとともに破壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線
に電源装置から電気エネルギーを短時間で供給すること
により、金属細線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を
気化させ、その際の衝撃力で被破壊物を破壊するように
した破壊装置における金属細線の取付け方法であって、
金属体の先端部に金属細線を係止して巻取るための係合
用凹部を形成し、他方の導電線束を被覆する被覆体をそ
の端部で切除するとともに金属細線となる導電線のみ残
して他の導電線を切除し、残された導電線を金属細線と
しその端部を係合用凹部に係止させて巻取るものであ
る。
【0015】請求項10記載の発明は、電源装置に、そ
の両側に取付けた導電線束を介して金属細線を取付け、
この金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着するととも
に破壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置
から電気エネルギーを短時間で供給することにより、金
属細線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、
その際の衝撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装
置における金属細線の取付け方法であって、一方の導電
線束を被覆する被覆体を端部で切除することにより導電
線束の端部を露出させて露出部とし、他方の導電線束を
被覆する被覆体 をその端部で切除するとともに金属細線
となる導電線のみ残して他の導電線を切除し、残された
導電線を金属細線としその端部を露出部側に渡して溶接
するものである。
【0016】請求項11記載の発明は、電源装置の両側
に導電線束を取付け、一方の導電線束の先端部に金属体
を取付け、この金属体と他方の導電線束との間に金属細
線を取付け、この金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装
着するとともに破壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細
線に電源装置から電気エネルギーを短時間で供給するこ
とにより、金属細線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質
を気化させ、その際の衝撃力で被破壊物を破壊するよう
にした破壊装置における金属細線の取付け方法であっ
て、一方の導電線束を被覆する被覆体をその端部で切除
するとともに金属細線となる導電線のみ残して他の導電
線を切除し、残された導電線を金属細線とし、その端部
を金属体の端部に渡して溶接するものである。
【0017】
【作用】上記課題解決手段において、電源装置に接続し
た導電線束の被覆体端部を切除して導電線束を露出させ
た露出部や、あるいは導電線束の端部に接続した金属体
に、金属細線をかしめ、巻付け、係合させ、あるいは溶
接することにより取付け、この金属細線を被破壊物の破
壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質を充
填し、金属細線に電源装置から電気エネルギーを短時間
で供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発させ
て破壊用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊物を
破壊する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、これは、放電による衝撃エネルギーを用いて被
破壊物(例えば鉄筋コンクリート構造物)を破壊する破
壊装置において、電気エネルギーを供給することにより
溶融蒸発する金属細線を取付ける方法である。
【0019】まず本発明の第一実施例を、図1および図
2に基づいて説明すると、被破壊物Hを破壊するための
破壊装置1が、電源装置2と、この両側に取付けた導電
線束3を介して取付けた金属細線(例えばCuからな
る)4とから構成されたものであり、この金属細線4を
被破壊物Hの破壊用孔5内に装着するとともに破壊用孔
5に水(破壊用物質の一例)Wを充填し、金属細線4に
電源装置2から電気エネルギーを短時間で供給すること
により、金属細線4を急激に溶融蒸発させて水Wを気化
させ、その際の衝撃力で被破壊物Hを破壊するようにし
て用いる。
【0020】このような破壊装置1において、金属細線
4を取付ける方法は、図2に示すように、各導電線束3
を被覆する被覆体6をその端部で切除することにより、
導電線束3の端部を露出させて露出部(電極となる)7
とし、この露出部7間に金属細線4を渡して、この金属
細線4の各端部と露出部7とを環状体8で外嵌した後、
かしめて固定するものである。
【0021】このように本発明の第一実施例は、導電線
束3の被覆体6をその端部で切除することにより、導電
線束3の端部を露出させて露出部7とし、この露出部7
間に金属細線4を渡して環状体8で外嵌した後、かしめ
て固定するものであるので、金属棒を切削によって他の
部分より細くするような作業は不要であり、金属細線4
の取付け作業を容易に行い得、また装置全体の製造のた
めの能率を向上させることができる。
【0022】次に、図3に基づいて本発明の第二実施例
を説明する。本発明の第二実施例に係る金属細線4の取
付け方法は、一方の導電線束3を被覆する被覆体6をそ
の端部で切除することにより、導電線束3の端部を露出
させて露出部7とし、他方の導電線束3を被覆する被覆
体6をその端部で切除するとともに必要な導電線9の
み、例えば一本だけ残して他の導電線9を切除すること
により金属細線4とし、この金属細線4を露出部7側に
渡して金属細線4の端部と露出部7とを環状体8で外嵌
した後、かしめて固定するものである。他の構成は上記
実施例と同様であるので省略する。
【0023】そして本発明の第二実施例によれば、他方
の導電線束3を被覆する被覆体6をその端部で切除する
とともに必要な導電線9のみ残して他の導電線9を切除
することにより金属細線4とするので、特別に金属細線
4を設ける必要がなく、また第一実施例と同様に、金属
棒を切削によって他の部分より細くするような作業は不
要であり、金属細線4の取付け作業を容易に行い得、ま
た装置全体の製造のための能率を向上させることができ
る。
【0024】次に、本発明の第三実施例を図4に基づい
て説明すると、これは、電源装置2の両側先端部に棒状
の金属体10を接続し、両金属体10の端部間に金属細
線4を渡して、この金属細線4および金属体10の端部
とを環状体8で外嵌した後、かしめて固定するものであ
る。
【0025】本発明の第三実施例によれば、単に金属体
10に金属細線4を渡して、金属体10の端部とを環状
体8で外嵌し、かしめて固定するだけであるので、金属
細線4の取付け作業を容易に行い得、装置全体の製造の
ための能率を向上させることができる。
【0026】次に本発明の第四実施例を図5〜図7に基
づいて説明すると、これは、電源装置2の両側に導電線
束3を取付け、図5に示すように、両導電線束3を被覆
する被覆体6をその端部で切除することにより導電線束
3の端部を露出させて露出部7とするとともに必要な導
電線9のみ残して他の導電線9を切除するこにより金属
細線4とし、図6および図7に示すように、金属細線4
どうしを縒り合わせるとともにその各端部を各露出部7
の外周に巻取るようにしたものである。
【0027】そして本発明の第四実施例によれば、導電
線束3を被覆する被覆体6をその端部で切除することに
より導電線束3の端部を露出させて露出部7とするとと
もに必要な導電線9のみ残して他の導電線9を切除する
こにより金属細線4とするので、特別に金属細線4を設
ける必要がなく、また金属細線4どうしを縒り合わせる
とともにその各端部を各露出部7の外周に巻取ることに
より金属細線4を容易に取付けることができ、従って、
装置全体の製造のための能率を向上させることができ
る。
【0028】さらに、両導電線束3において金属細線4
を形成するので、切除する導電線9の本数(残す導電線
9の本数)によって、破壊条件に応じた金属細線4の断
面積を容易に選定することができ、破壊条件に対する適
用性を向上させることができる。
【0029】次に、本発明の第五実施例を図8および図
9に基づいて説明すると、これは、電源装置2の両側に
導電線束3を取付け、図8に示すように、一方の導電線
束3を被覆する被覆体6をその端部で切除することによ
り導電線束3の端部を露出させて露出部7とし、他方の
導電線束3を被覆する被覆体6を切除するとともに必要
な導電線9のみ残して他の導電線9を切除することによ
り金属細線4とし、図9に示すように、この金属細線4
の端部を露出部7の外周に巻取るようにしたものであ
る。
【0030】そして本発明の第五実施例によれば、被覆
体6をその端部で切除することにより導電線束3の端部
を露出部7とし、他方の導電線束3においては必要な導
電線9のみ残して他の導電線9を切除することにより金
属細線4とするので、金属細線4を特別に設ける必要が
なく、金属細線4の取付け作業を容易に行い得、装置全
体の製造のための能率を向上させることができる。
【0031】次に、本発明の第六実施例を図10および
図11に基づいて説明すると、これは、図10に示すよ
うに、両導電線束3を被覆する被覆体6をその端部で切
除することにより導電線束3の端部を露出させて露出部
7とし、図11に示すように、金属細線4の各端部を各
露出部7の外周に巻取るようにしたものである。このよ
うにすることにより、金属細線4の取付けが容易にな
る。
【0032】次に、本発明の第七実施例を図12および
図13に基づいて説明すると、これは、電源装置2の両
側先端部に棒状の金属体11を接続し、各金属体11の
先端部に、金属細線4を係止して巻取るための螺旋状の
溝部(係合用凹部の一例)12を形成し、この溝部12
に金属細線4の両端部を係止して巻取るようにしたもの
である。
【0033】また本発明の第八実施例は、図14に示す
ように、各金属体11の先端部に、金属細線4を係止し
て巻取るための挿通孔(係合用凹部の一例)13を形成
し、この挿通孔13に金属細線4の両端部を挿通係止し
て巻取るようにしたものである。
【0034】さらに本発明の第九実施例は、図15およ
び図16に示すように、各金属体11の先端部に、金属
細線4を係止して巻取るためのスリット(係合用凹部の
一例)14a,14bを形成し、このスリット14a,
14bに金属細線4の両端部を係止して巻取るようにし
たものである。
【0035】また本発明の第十実施例は、図17〜図2
0に示すように、電源装置2の両側に導電線束3を取付
け、一方の導電線束3の先端部に金属体11を取付け、
金属体11の先端部に金属細線4を係止して巻取るため
の係合用凹部(上記第七〜第九実施例で示したもの)1
5を形成し、他方の導電線束3を被覆する被覆体6をそ
の端部で切除するとともに必要な導電線9のみ残して他
の導電線9を切除することにより金属細線4とし、この
金属細線4の端部を係合用凹部15に係止させて巻取る
ようにしたものである。
【0036】上記第七〜第十実施例によれば、金属細線
4の端部を金属体11の先端部に形成した係合用凹部に
係合して取付けるので、金属細線4の取付けを強固に行
うことができ、電気的な接合性を向上させることができ
る。
【0037】次に本発明の第十一実施例を図21に基づ
いて説明すると、これは、電源装置2の両側に取付けた
導電線束3を被覆する被覆体6を端部で切除することに
より導電線束3の端部を露出させて露出部7とし、金属
細線4の両端部をそれぞれ両露出部7に渡して溶接する
ものである。
【0038】また本発明の第十二実施例は、図22に示
すように、電源装置2の両側に取付けた導電線束3の、
一方の導電線束3を被覆する被覆体6を端部で切除する
ことにより導電線束3の端部を露出させて露出部7と
し、他方の導電線束3を被覆する被覆体6をその端部で
切除するとともに必要な導電線9のみ残して他の導電線
9を切除することにより金属細線4とし、この金属細線
4の端部を露出部7側に渡して溶接するものである。
【0039】本発明の第十三実施例は、図23に示すよ
うに、電源装置2の両側先端部に棒状の金属体16を接
続し、各金属体16の端部どうしに、金属細線4を渡し
て溶接するものである。
【0040】本発明の第十四実施例は、図24,図25
に示すように、電源装置2の両側先端部に板状の金属体
17を接続し、各金属体17の端部どうしに、金属細線
4を渡して溶接するものである。
【0041】さらに、本発明の第十五実施例は、図2
6,図27に示すように、電源装置2の両側に導電線束
3を取付け、一方の導電線束3の先端部に棒状あるいは
板状の金属体18を取付け、一方の導電線束3を被覆す
る被覆体6をその端部で切除するとともに必要な導電線
9のみ残して他の導電線9を切除することにより金属細
線4とし、この金属細線4の端部を金属体18の端部に
渡して溶接するものである。
【0042】そして本発明の第十一〜第十五実施例によ
れば、金属細線4の端部を溶接によって取付けることに
より、電気的接触が確実になる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、電源装置に接続した導電線束の被覆体端部を切除し
て導電線束を露出させた露出部や、あるいは導電線束の
端部に接続した金属体に、かしめ、巻付け、係合させ、
あるいは溶接することにより金属細線を取付けるので、
従来のように金属棒を切削して、その後にこの金属棒を
電極に取付ける場合に比べて、金属細線の取付け作業に
費やす手間を削減することができ、従って、破壊装置の
作成のための作業能率を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例における破壊装置の全体構
成図である。
【図2】同じく要部拡大図である。
【図3】本発明の第二実施例を示す破壊装置の要部拡大
図である。
【図4】本発明の第三実施例を示す破壊装置の要部拡大
断面図である。
【図5】本発明の第四実施例を示す破壊装置の作成前の
要部拡大図である。
【図6】同じく作成途中の要部拡大図である。
【図7】同じく作成後の要部拡大図である。
【図8】本発明の第五実施例を示す破壊装置の作成前の
要部拡大図である。
【図9】同じく作成後の要部拡大図である。
【図10】本発明の第六実施例を示す破壊装置の作成前
の要部拡大図である。
【図11】同じく作成後の要部拡大図である。
【図12】本発明の第七実施例を示す破壊装置の作成前
の要部拡大図である。
【図13】同じく作成後の要部拡大図である。
【図14】本発明の第八実施例を示す破壊装置の作成前
の要部拡大図である。
【図15】本発明の第九実施例を示す破壊装置の作成途
中の要部拡大図である。
【図16】同じく破壊装置の作成途中の要部拡大図であ
る。
【図17】本発明の第十実施例を示す破壊装置の作成途
中の要部拡大図である。
【図18】同じく使用状態を示す断面図である。
【図19】同じく破壊装置の作成途中の要部拡大図であ
る。
【図20】同じく破壊装置の作成途中の要部拡大図であ
る。
【図21】本発明の第十一実施例を示す破壊装置の要部
拡大図である。
【図22】本発明の第十二実施例を示す破壊装置の要部
拡大図である。
【図23】本発明の第十三実施例を示す破壊装置の要部
拡大図である。
【図24】本発明の第十四実施例を示す破壊装置の要部
拡大図である。
【図25】同じく使用状態を示す斜視図である。
【図26】本発明の第十五実施例を示す破壊装置の要部
拡大図である。
【図27】同じく破壊装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 破壊装置 2 電源装置 3 導電線束 4 金属細線 5 破壊用孔 7 露出部 8 環状体10,11 金属体 12 溝部 13 挿通孔 14a,14b スリット H 被破壊物 W 水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F42D 3/02 F42D 3/02 (72)発明者 塚原 正徳 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 井上 鉄也 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−1899(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F42C 11/04 B23H 1/00 B26F 3/00 F28D 1/00 E04G 23/08 F42D 3/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置に、その両側に取付けた導電線
    束を介して金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物
    の破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質
    を充填し、金属細線に電源装置から電気エネルギーを短
    時間で供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発
    させて破壊用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊
    物を破壊するようにした破壊装置における金属細線の取
    付け方法であって、各導電線束を被覆する被覆体をその
    端部で切除することにより、導電線束の端部を露出させ
    て露出部とし、この露出部間に金属細線を渡して、この
    金属細線の各端部と露出部とを環状体で外嵌した後、か
    しめて固定することを特徴とする破壊装置における金属
    細線取付け方法。
  2. 【請求項2】 電源装置に、その両側に取付けた導電線
    束を介して金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物
    の破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質
    を充填し、金属細線に電源装置から電気エネルギーを短
    時間で供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発
    させて破壊用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊
    物を破壊するようにした破壊装置における金属細線の取
    付け方法であって、一方の導電線束を被覆する被覆体を
    その端部で切除することにより、導電線束の端部を露出
    させて露出部とし、他方の導電線束を被覆する被覆体を
    その端部で切除するとともに金属細線となる導電線のみ
    残して他の導電線を切除し、残された導電線を金属細線
    とするとともに、露出部側に渡してその端部と露出部と
    を環状体で外嵌した後、かしめて固定することを特徴と
    する破壊装置における金属細線取付け方法。
  3. 【請求項3】電源装置に、その両側に取付けた導電線束
    を介して金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物の
    破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質を
    充填し、金属細線に電源装置から電気エネルギーを短時
    間で供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発さ
    せて破壊用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊物
    を破壊するようにした破壊装置における金属細線の取付
    け方法であって、両導電線束を被覆する被覆体をその端
    部で切除することにより導電線束の端部を露出させて露
    出部とするとともに、金属細線となる導電線のみ残して
    他の導電線を切除し、残された導電線どうしを縒り合わ
    せて金属細線とするとともにその各端部を各露出部の外
    周に巻取ることを特徴とする破壊装置における金属細線
    取付け方法。
  4. 【請求項4】電源装置に、その両側に取付けた導電線束
    を介して金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物の
    破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質を
    充填し、金属細線に電源装置から電気エネルギーを短時
    間で供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発さ
    せて破壊用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊物
    を破壊するようにした破壊装置における金属細線の取付
    け方法であって、一方の導電線束を被覆する被覆体をそ
    の端部で切除することにより導電線束の端部を露出させ
    て露出部とし、他方の導電線束を被覆する被覆体を切除
    するとともに金属細線となる導電線のみ残して他の導電
    線を切除し、残された導電線を金属細線としてその端部
    を露出部の外周に巻取ることを特徴とする破壊装置にお
    ける金属細線取付け方法。
  5. 【請求項5】電源装置に、その両側に取付けた導電線束
    を介して金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物の
    破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質を
    充填し、金属細線に電源装置から電気エネルギーを短時
    間で供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発さ
    せて破壊用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊物
    を破壊するようにした破壊装置における金属細線の取付
    け方法であって、両導電線束を被覆する被覆体をその端
    部で切除することにより導電線束の端部を露出させて露
    出部とし、金属細線の各端部を各露出部の外周に巻取る
    ことを特徴とする破壊装置における金属細線取付け方
    法。
  6. 【請求項6】電源装置の両側先端部に金属体を接続し、
    この金属体を介して電源装置に金属細線を取付け、この
    金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに破
    壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置から
    電気エネルギーを短時間で供給することにより、金属細
    線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、その
    際の衝撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置に
    おける金属細線の作成方法であって、各金属体の先端部
    に、金属細線を係止して巻取るための螺旋状溝部をそれ
    ぞれ形成し、これら溝部に金属細線の両端部を係止して
    巻取ることを特徴とする破壊装置における金属細線取付
    け方法。
  7. 【請求項7】電源装置の両側先端部に金属体を接続し、
    この金属体を介して電源装置に金属細線を取付け、この
    金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに破
    壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置から
    電気エネルギーを短時間で供給することにより、金属細
    線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、その
    際の衝撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置に
    おける金属細線の作成方法であって、各金属体の先端部
    に、金属細線を係止して巻取るための挿通孔をそれぞれ
    形成し、これら挿通孔に金属細線の両端部を挿通係止し
    て巻取ることを特徴とする破壊装置における金属細線取
    付け方法。
  8. 【請求項8】電源装置の両側先端部に金属体を接続し、
    この金属体を介して電源装置に金属細線を取付け、この
    金属細線を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに破
    壊用孔に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置から
    電気エネルギーを短時間で供給することにより、金属細
    線を急激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、その
    際の衝撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置に
    おける金属細線の作成方法であって、各金属体の先端部
    に、金属細線を係止して巻取るためのスリットをそれぞ
    れ形成し、これらスリットに金属細線の両端部を挿通係
    止して巻取ることを特徴とする破壊装置における金属細
    線取付け方法。
  9. 【請求項9】電源装置の両側に導電線束を取付け、一方
    の導電線束の先端部に金属体を取付け、この金属体と他
    方の導電線束との間に金属細線を取付け、この金属細線
    を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に
    破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置から電気エネ
    ルギーを短時間で供給することにより、金属細線を急激
    に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、その際の衝撃
    力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置における金
    属細線の取付け方法であって、金属体の先端部に金属細
    線を係止して巻取るための係合用凹部を形成し、他方の
    導電線束を被覆する被覆体をその端部で切除するととも
    金属細線となる導電線のみ残して他の導電線を切除
    し、残された導電線を金属細線としその端部を係合用凹
    部に係止させて巻取ることを特徴とする破壊装置におけ
    る金属細線取付け方法。
  10. 【請求項10】電源装置に、その両側に取付けた導電線
    束を介して金属細線を取付け、この金属細線を被破壊物
    の破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔に破壊用物質
    を充填し、金属細線に電源装置から電気エネルギーを短
    時間で供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発
    させて破壊用物質を気化させ、その際の衝撃力で被破壊
    物を破壊するようにした破壊装置における金属細線の取
    付け方法であって、一方の導電線束を被覆する被覆体を
    端部で切除することにより導電線束の端部を露出させて
    露出部とし、他方の導電線束を被覆する被覆体をその端
    部で切除するとともに金属細線となる導電線のみ残して
    他の導電線を切除し、その端部を露出部側に渡して溶接
    することを特徴とする破壊装置における金属細線取付け
    方法。
  11. 【請求項11】電源装置の両側に導電線束を取付け、一
    方の導電線束の先端部に金属体を取付け、この金属体と
    他方の導電線束との間に金属細線を取付け、この金属細
    線を被破壊物の破壊用孔内に装着するとともに破壊用孔
    に破壊用物質を充填し、金属細線に電源装置から電気エ
    ネルギーを短時間で供給することにより、金属細線を急
    激に溶融蒸発させて破壊用物質を気化させ、その際の衝
    撃力で被破壊物を破壊するようにした破壊装置における
    金属細線の取付け方法であって、一方の導電線束を被覆
    する被覆体をその端部で切除するとともに金属細線とな
    る導電線のみ残して他の導電線を切除し、残された導電
    線を金属細線とし、その端部を金属体の端部に渡して溶
    接することを特徴とする破壊装置における金属細線取付
    け方法。
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